コミュ症を拗らせ過ぎた結果、もうひとりの人格を生み出してしまったぼっちちゃんの話
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ぼっち・ざ・ろっく2次小説一の心理描写

原作通りコミ症、人みしりの幼い頃に多重人格を患った事により、ある意味で原作より周囲評価が良く、ある意味では原作より逃げ癖や依存性が悪化したぼっちちゃんの話です。
この作品は心理描写が凄い、そして妹であるふたりとの姉妹愛や家族愛が泣ける程に良い。
ふたりの5歳という設定を生かした、幼子だからこその心からの優しさと素直さ、その一方での残酷さが物語の狂言回し要素でも有り、大人が言えない主人公達への問題点を突きつけるかなめになっています。
お互いの人格の良いところと悪いところを理解しながら、自分の良いところは認められず、悪い所だけを認めてコンプレックスを抱くさまはリアルを感じます。
そしてお互いの人格を認めて、互いに相手の幸せを望み、だからこそ、自身が相手の人格の人生を奪っていると互いに罪悪感を抱くさまは、後藤ひとりという人間の本質的な優しさを感じさせるとともに哀しさを感じさせます。
(3行省略されています)


kok/2023年11月18日(土) 10:42/ (参考になった4ならなかった3)


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