▼読む際の注意事項など

男から女へのTSなので精神的BLがあります。あと母親がヤバイやつ。

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▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など

人類を脅かす魔王軍に対して特別な能力“祝福”を持つ勇者達が抵抗している世界。そんな世界に何の祝福も持たない主人公の少年がいた。彼は幼馴染である勇者の少女にパーティーからの追放を告げられてしまう。
「アンタをこのパーティから追放する！」

果たして主人公は追放されてしまうのか。
そして魔王軍から世界を救うことはできるのか。

切実でイカれた魔王勇者ファンタジーです。

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個人的に好きなバトルは視るだけで融かしてくる異能持ちとのバトルです。体がドロドロに融けるのまじやば

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　まず初めに、この小説の主人公はポンコツクソボケ（作中に実際登場する表現）である。尚、この推薦ではストーリーでなく主にこのクソボケの描かれ方の妙を紹介する。
　一応その為に簡単にストーリーを述べると、色々とこんがらがった複雑な縁のある少年（タイトル通り）と少女（精神的に瀕死）が愛情を育んでいくストーリーとなっている。





　ヒロインである優希之　渚（以下、渚）の家族、主人公の妹、初対面のクラスメイト。

　作中登場するありとあらゆる登場人物が気付くレベルであからさまな渚の不器用でいじらしい好意にまるで気づかず、そのくせ事ある毎に彼女にボディタッチだのパーフェクトコミュニケーションだのをかます、要するに典型的ラブコメorなろう系主人公的な奴。それが主人公の水桶　肇（以下、肇）である。

　自分はこの小説での肇の活躍を読んでいて、他作品に登場するような彼と相似した要素を持つ（所謂鈍感系や、なろう系主人公）キャラクターに自分がよく抱くイライラ感やモヤモヤ感を殆ど感じなかった。

　それはなぜか？

　端的に、一言で説明すると、『何で？』が非常に少ないからだ、と自分は結論付けた。



　例えるならば、主人公がどう考えても傍若無人な振る舞い、ないしヒロインの心を踏みにじるような振る舞いをしているのに、周囲やヒロインは何も言わない、あるいはその行いに同調する、あるいはそういう点を無視して「優しい人」みたいな評価をする……というのは個人的には非常によくあるモヤっとポイントなのだが、この小説ではそういった点はできる限り抑えられている。

　そもそも自身の能力（モテ加減含む）に対してのみ鈍感な肇は、そういった誰かを傷つけるような振る舞いをすることは少ないのだが、特に好意を寄せてくれる渚に対してはよく「ちょっと君さぁ……」と間に割って入りたくなるような言動をする。

　そしてそうした言動をした時、作中でそのことについて何も言及が無いと読んている自分の中にあるもどかしい感情はどうしても行き場を無くし、心の奥に溜まり、やがてかさなって重たいマイナス感情となる。

　しかし、この小説において肇の鈍感な部分は地の文、ヒロインの心中、家族やクラスメイトの評価、とほぼ全方位からボコボコにされる。

　なぜそんな対応をされているのかもイマイチ分かっていない肇の様子に、登場人物達はさらに熱を上げ、やがて出てくるのが例の『クソボケ』評価である。

　正直に言って作中でこの評価はギャグに近い扱われ方なのだが、このクソボケ呼ばわりは本当に大切な事だと自分は考えている。

　キャラクターの人間的魅力も欠点も、創作物の中であっても現実に準拠しなければ、現実に生きている自分達読者は混乱してしまい、そんな混乱はそのままキャラクターへのヘイトに変換されてしまうからだ。

　……とまぁ、非常に長くなってしまったが、この作品は1つ間違えれば全て台無しにしてしまうような、旨味は強いがアクと小骨が多くて臭みもある鈍感チート主人公という食材を、丁寧にアクを取り臭みを消し、小骨を抜いた上でヒロインと上手く味を合わせたある種の傑作だと自分は評価している。

　特に、自分と同じく鈍感チート主人公が嫌いという方は、この作品を読んでみて本当に自分が嫌いなものはそういった主人公なのか、それともそういった主人公の扱われ方なのかを判別してみるのも良いのではないだろうか？
　

▼読む際の注意事項など

タイトルに書いたものは全て真実なので、マジでアレルギーがあるなら蕁麻疹出るかもしれないし止めた方が文字数

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「現実はガー不なのよねー」とアケコンを燃えないゴミに出すことに。

その自決に等しい行為を目の当たりにした姉が配信者用の機材・カンペまで用意し、
格ゲーを捨てたら何も残らない主人公に配信者という職業の道を指し示して
姉妹でVtuberの道を駆け上がっていきます。

格ゲーに全力投球の人生だったために精神年齢が小学生レベルな主人公なので、
配信コメントに初々しい反応を見せてくれるのが新鮮でほんわかさせてくれます。
そんな妹を懸命にサポートしていく姉とのてぇてぇ展開も非常に尊い。

さらに格ゲー配信自体も格ゲーの雰囲気と楽しさが良く伝わる描写となっているので、
本作のテーマであるVtuberと格闘ゲーム両方の魅力が味わえます。

格ゲーといえば梅原氏の切り抜きをたまに見ているぐらいでプレイしていない自分ですが、
もっと格ゲーの沼に入りたくさせてくれる作品でした。
中編らしい面白さが綺麗にまとまっているおすすめな作品なので是非一読してみてください。

(同じ紹介を自サイトでも投稿しています）

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　そして主人公とヒロインは前世での姉弟であり、それにいつ気がつくのかドキドキして読めます。
　
甘くてジレジレ。そんなラブコメだと思いますので、ぜひ見てください。


▼読む際の注意事項など
　上記にある通り、前世での関係が（知らないとはいえ）姉弟であるので、そのあたりが嫌いな人はオススメ出来ないモノとなっております。

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このような作品が生まれるところにWeb創作の力を感じました。

本作を読むと、2019年イチロー引退会見の「MLBは頭を使わない野球になってしまっている」「日本の野球は頭を使う面白い野球であってほしい」という言葉が思い浮かびます。

確かに最近の現代野球の流れとして名作マネーボールに始まった野球の数値化により、
単純に球速とスピンレートの向上を追い求めていく投手と、
統計理論によるスタンドを超える打球だけを追求した効率的なバッティングの、
只管に理論的な「空振りかホームラン」の動かない野球が目に見えるようになった。

そんな現代野球で「データには一切現れない」技を駆使していく、
本作の主人公たちはとても新鮮で自分に野球の魅力を再認識させてくれました。
1シーンに切り取った作中に、WARでは表すことが出来ない野球人の生き様が描かれます。

(同じ紹介を自サイトでも投稿しています）

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はじめに中心となる人物は、多くの伝説級の武具を創造した、生ける伝説そのものと言える女鍛冶師ハサキ・ノバク。
どこか退廃的な雰囲気を纏う彼女と、彼女を慕う二人の少女の暖かな交流の時間がはじめにあります。
それからしばらく読み進めると、ハサキ・ノバクという女が抱える過去について明かされます。
このじわじわと迫り来るような仄暗い闇を想起させる、息の根を止められるような起承転結もあまりにも依存性が高い。

伝説の鍛冶師を伝説にしたオブジェクト群『スレイヴイレスシリーズ』の第一作、刺した生き物を不老不死にするという、人間に無限の命と時間を与えるオブジェクト、『スレイヴイレス』。
ハサキ曰く三本作ったとされるスレイヴイレスは、一本は国王に剣として献上され、残った二本は……

自らでは絶対に殺せない『神』を、いずれ殺すために鎚を執る彼女は、きっとそれでも『世界』にとっては坂を転がり落ちる石でしかなくて─────

息の詰まるような濃厚な闇に魅入られたり、クソデカ感情をぶつけ合う少女達や圧倒的な世界観を感じたい人には強くおすすめできる作品です。



▼読む際の注意事項など

登場人物は皆かなり前向き(壊れているとも言う)ですが、ひたすら重たい話なので人は選ぶかもしれません。
あと完結済みです。

先が気になる終わり方だけに続きを見たいところもまた魅力……
エタではなくちゃんと締められているのでそこは安心してください

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個人的には後輩の少女弓使いライナにメインヒロインになって欲しいんですが主人公にその気はなさそうのが残念。
バスタード・ソードマンというタイトルは中途半端な男という意味合いが強い、『目立ちたくない』というのは本当だが『快適な暮らしがしたい』ので影から街にテコ入れして『故郷を滅ぼした敵国が憎い』ので嫌がらせをひそかにやる『目立ちなくない』ならそんな事しない方が良いのにやってしまうのは確かに中途半端、そんな事をしているのでバレないための手間暇や我慢が必要になるだがそれこそが人間味とキャラクターとしての厚みが出ている。


▼読む際の注意事項など
割とホモネタ下ネタが多い。

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そして特筆すべきは、この物語に何一つ無駄な要素がないことでしょう。巧みに張られた伏線はすべて回収され、美しく物語の幕は引かれます。その見事さに、貴方はきっと舌を巻くことでしょう。
全てを知って読み直したとき、この作品は新たな発見を与えてくれます。一度見たシーンが全く違って見えて、何度も膝を打つことになるでしょう。まさに、一粒で二度美味しい作品です。
また、それを描き出す筆致も非常にレベルが高く、その完成度は商業作品かと見紛うほど。
是非多くの人に読んでもらいたい作品です！


▼読む際の注意事項など
タイトルに「催眠」とあって敬遠している方もおられるかもしれません。また、最初はヒロインのありすに対してネガティブな印象を受け、本当にハッピーエンドになるのか疑われるかもしれません。
ですが、間違いなくハッピーエンドを迎えます。読んでいくうちに、主人公やヒロイン……そして登場人物みんなを応援したくなること請け合いですので、ご心配なく！

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