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モンスターハンター推薦一覧(23件)
暗く眩しく美しいお話
推薦作品:モンスターハンター Re:ストーリーズ【完結】 原作:モンスターハンター
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
例えば人の思想は千差万別で当然のように違っているわけで、全く同じ人間なんているわけがなくて、けれど一つの分野についてのイエスかノーならばその思想が一致することも当然あるわけです。それでも常識外れのような意見であればそれの賛同者は圧倒的に少なくなるでしょう。前例がないやらそんなの無理だやら。けどまぁ常識なんて誰かが決めたものであり、常識なんてそれが決まりごととして浸透していったものなのです。案外簡単にその凝り固まった思想は解すことができますし、常識外れと言われる人間は他には発想できないような突飛なあっと言わされる考えを簡単にぽんぽんと出してきたりするものです。そんな感じでモンハンで知る善悪の観点、モンハンで学ぶ人間のあれこれ。物語を読み終わった後にいろいろと考えさせられる作品の推薦です。
それぞれ単純な悪人、善人では測れないようなキャラクターが多く、悲劇的な展開も多い作品で、沢山の生き物が死んで行き、また生きて行く話でもあります。絆の物語と作者様が述べている通り竜と人との絆を重視されている作品です。しかし絆、それはほんとに細い糸のようなもので、それを結ぶことでの悲劇も当然あり、信用は重く、信頼は押し潰されるほどの重さだったりします。けれどそんな千切れやすく壊れやすいものだからこそ美しいと言うか。
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自分的に大きく価値観を変えられた作品だと思うので推薦させていただきました。正義は何処だ、或いはないのか。そんな感じの世界線を同じとした作品もあり、そちらも考えさせられるような物語になっておりますので作者様の世界観に魅了された方は是非そちらの方も併せて読んでみることをおすすめします。
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moti-/2018年04月07日(土) 14:17/★ (参考になった:6/ならなかった:6)
兵器として造られた彼女、その旅の果てにあるものは
推薦作品:とある青年ハンターと『 』少女のお話 原作:モンスターハンター
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
ゴッドイーターなどとは違い、ストーリー性があまり無いゲーム、モンスターハンター。
それでも所々に古龍の事情や過去の事件などの謎やストーリーが散りばめられている。
これはそんな謎の一つそのものである少女とある青年ハンターの旅の物語。
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最初はただの兵器だった少女が徐々に変わっていく所や、手に汗握る戦闘描写などがとても魅力的な作品です。
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ケンタウロス/2017年12月19日(火) 00:12/★ (参考になった:17/ならなかった:2)
砂糖に100%ビターを突っ込んだ小説
推薦作品:待ってます 原作:モンスターハンター
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
何故か短編に良作が多いモンスターハンターの二次小説の中でも特に好きな小説です。
物語性としては超王道。
その王道っぷりは読んでいるとスカッとしますし、何より序盤中盤終盤全てにおいて話しに隙がないです。それでいて展開が早すぎるとか、設定に無理があるとかはありません。気持ちよく読めていけます。
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少しの時間でパパっと読めてしまうので、ちょっと時間空いてるなーとか、何か読みたいなーという時にオススメです。
▼読む際の注意事項など
短編なので続きがないんです。
くれ。
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まだはげ/2017年11月27日(月) 07:32/★ (参考になった:56/ならなかった:6)
モンハンの2次創作は数あれど、純愛(?)だったらこの作品を一番オススメしたい。
推薦作品:貴方に好きと言いたくて【完結】 原作:モンスターハンター
▼ストーリーについて
一流のハンターになれば女の子からモテるらしい。
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それが何時のことで、誰から言われたことなのかも忘れてしまった。
しかし、その言葉だけは今でもはっきりと覚えている。そして、俺がハンターとなったのは、その言葉を信じたからだ。ー作品本文から引用
この言葉どおり、主人公は下心丸出しのこんな理由でハンターになりました、こんな動機なので、可愛い女ハンターから頼られれば全力で手伝い、野郎には見向きもしない。
しかも毎回空回りするんだからなんとも言えない。
時々メスラージャンとデートに(狩猟)出かけるも、少しもときめかない。
いつになったらモテるのか(切実)
そんな主人公の物語。
▼文章、描写などについての紹介など
「君を攻略したいんだが、そんなクエストはあるかな?」
基本は主人公の一人称で物語が進みます、戦闘の描写もさることながら、主人公とその仲間達のやりとりに思わずクスリとしてしまう、また、ハンターとしての生き方、辛さ、楽しさ、悲しさなどなど、とにかく心情の描写がすごく上手いんです。
そして、「君を攻略したいんだが、そんなクエストはあるかな?」というセリフ、最初と大トリを務める最高のセリフです、このセリフを覚えながら読むことを強く勧めます、最終話に、このセリフの格好良さと、このセリフ一つを物語のキーとして、とても上手く使いこなす作者様の技量にきっと感動するはず。
何度も何度も読み返したくなります、その度にまた違う面白さがあります、この作品は何度も読み返ふのを推奨します。
▼読む際の注意事項など
ー とにかく1話1話が、主人公の一人称で埋め尽くされます、一人称が苦手な人(なかなかいないと思うけど)には読みづらい作品かと思います。
ー 時たま少し独特な言葉遣いがあります。
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メーア/2017年09月19日(火) 18:34/★ (参考になった:26/ならなかった:4)
超一流のハンターが君を攻略したいのだが――いいかね?
推薦作品:貴方に好きと言いたくて【完結】 原作:モンスターハンター
▼ストーリー
ハンターは死と常に隣合わせだ。ちょっとした事ですぐ死ぬ、そんな理不尽な職業である。
しかしそんなハンターだが、その職に就く者はそれでも一定数いるのだ。
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例えばそれは、単純に金が欲しい者、名声を求め者、モンスターに何かの想いを抱える者と様々である。
そして数いるハンターの中に、超一流のハンターがいた。そんな彼がハンターをする理由はただ一つ。
――一流のハンターになればモテるって聞いた。
▼文章、描写などについての紹介など
「君を攻略したいんだが、そんなクエストはあるかな?」
「おや? 報酬の中に君が入っていないようだが」
「それじゃ、結婚しよっか」
「おい、皆大変だ。集会所にラージャンが紛れ込んでるぞ。こやし玉投げろ、こやし玉」
これら全て、女性に対する主人公の台詞です。ラージャンが一体混じっていますが全て女性に対するものです。
一見すると軽薄そうな男性、という印象を受けるかも知れませんが、実はそうではありません。
受付嬢やナルガ少女、ラージャン(雌)などなど、主人公は様々な女性と関わる事になりますが、彼は誰に対しても「誠実」なのです。
モテるためにハンターをやっているが、彼には彼なりの信念がある……というのも、一つの魅力かと思います。
彼の過去から起因する信念や思い、そして人間関係……その一つ一つがゆっくりと解けていき、最期の最期に花開く。
「とても綺麗な物語」という言葉が、この作品を表すのに最も相応しいと私は思っています。
そしてなんと言っても特徴的なのが、装飾的な技法を切り捨てた文体です。
主人公の一人称が圧倒的に占める一話一話ですが、簡素な文体であり、文量も決して多いとは言えないにも関わらず、心情を中心とした物語の展開が組み込まれています。
しかも、話のテンポが良く、思わず笑ってしまうような場面も所々に。
一話が4000字とちょうど良く、また話数も17話と短め。
かなりオススメしたい作品となっております。
そして最期に――タイトルの意味を理解した時、あなたは鳥肌立つ事間違いなし。
▼読む際の注意事項など
・所々に独特な言葉遣いがあり、ちょっと躓く事があるかもしれません。
・テンションMAXで読むのも構いませんが、この作品は静かな時間に読む事をオススメします。
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AAAtea/2017年08月30日(水) 22:37/★ (参考になった:54/ならなかった:4)
刺激が欲しいならコイツを見な
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推薦作品:奇談モンスターハンター 原作:モンスターハンター
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
「奇談」と嘯きながらも、世界観や設定は原作に沿っている。だが、ストーリーや狩猟時の描写は原作のそれを真っ向からブチ壊している。
だというのに、何故だか整合性が取れている。この作品には、何が起きようとも「それが脚本に必要なスパイスなのだ」と納得させる"何が"がある。
私の拙い文では説明しきれず申し訳ありません。まずは騙されたと思って、軽い気持ちで読んでみることをお勧めします。
▼読む際の注意事項など
ハッキリ言って、この作品は読む人を選びます。
「奇談」の名の通り、公式の設定やノベライズとは大きくかけ離れた要素があるのは事実。原作を愛している方には受け入れ難いかと思います。主観ですが、「奇天烈な外伝と王道の冒険譚をミックスした劇薬」のような作品です。
万人受けはしないが、受ける人には受ける。どう評価するかは、貴方の感性次第です。
羊・ナイトメア/2016年11月16日(水) 18:06/★ (参考になった:4/ならなかった:27)
少女と竜のおとぎ話から始まるモンハンの作品
推薦作品:こころの狭間 少女と竜の物語 原作:モンスターハンター
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
【あらすじ】
舞台はMH3Gに登場するモガの村。主人公はそのモガの村専属の女性ハンター。
そして、篝火焚かれる村の広場で、老婆が語る“おとぎ話”を主人公が聞くところから物語は始まります。
その老婆の語るおとぎ話は、少女と竜の物語。モンスターハンターの世界ではあるはずがない、人と竜が心を通わせる物語。
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そんな“おとぎ話”を聞いた主人公は――
【作品の紹介と魅力】
前述した通り、老婆から聞いたおとぎ話が中心となります。そのため、作品全体の雰囲気は幻想的で儚気でとにかく綺麗です。
主人公の一人称視点で作品は進みますが、描写が丁寧なため情景は思い浮かべやすく、堅苦しさもないため、とても読みやすい作品です。全25話と作品の長さも丁度良く、一気に読み進めることができると思います。
また、一人称視点なため、戦闘描写は主人公の焦りや緊張などを感じやすく、文字数以上に充実した中身となっています。
物語の中心でもある“おとぎ話”はとても曖昧で幻想的なものですが、その曖昧だったモノは終盤になると一気に繋がり始め、スッキリとした読了感で終わることのできる作品です。何も考えずに読んでも楽しめる作品ですが、“おとぎ話”に隠されている秘密は何なのか、などを考えながら読めば更に楽しむことのできる素敵な作品なのかなと私は思います。
完結からもう2年以上経ってしまいましたが、モンスターハンターを知っている方はもちろん、知らない方でも読んでみて損はないかと。
モンスターハンターの世界に触れることのできる素敵な作品ですので、多くの方に読んでいただければ、と思います。
▼読む際の注意事項など
全体的に儚気な雰囲気を感じるため、ハイテンションのまま読み進めるには向かない作品かと思われます。ひとりになれる静かな空間で読むと良いかもしれません。
また、多くのモンスターと戦ったり、主人公がハンターとして成長していく作品ではありませんのでご注意ください。
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puc119/2016年11月09日(水) 20:04/★ (参考になった:31/ならなかった:8)
惹きこまれる世界観と魅力的なキャラ!
推薦作品:奇談モンスターハンター 原作:モンスターハンター
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
個性だけじゃない魅力的なキャラクターたちが、モンスターハンターの世界で勇ましく生きていく様子がすごく生き生きとしていてとても面白いです!
硬派な作風と丁寧に壮大に作りこまれた世界観が非常に読みごたえがあります!
チート系主人公と強力な仲間たちではありますが、モンハンの自然の前にはそう簡単にはいかないところ。そういった点でも、ゲームの設定にも忠実に、それでいて作者様なりのアレンジを加えていてとっつきやすいんじゃないかと思います。
謎の多い伏線が多く、それらが今後どういった形で回収されるのか、というのも作品への期待感が膨らむんじゃないでしょうか。
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個人的には成長してたくましく可愛くなっていくヒロインからも目が離せません。
作者様がとにかく美少女に、というだけあってとても可憐ですが、それでいてハンター稼業に勤しむすがたは戦乙女みたいである種の美しさを感じました。
タイトル通り、奇談、ですがきっと新しいモンハンの世界が見えてくるんじゃないでしょうか。おすすめの作品です!
▼読む際の注意事項など
割と難しい言葉が出ては来るのですが、作者がきちんと解説してくれてますし問題はないかと。それと恋愛分を主においているわけではないのでそういった作品ではないかもしれません。主人公がチート系です。若干、グロイかもしれません(人によるかと思います。少なくとも私は平気でした)
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丁太郎/2016年09月30日(金) 22:23/★ (参考になった:9/ならなかった:24)
タマミツネ教の元祖地
推薦作品:渓流暮らしの泡狐竜 原作:モンスターハンター
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
まず、この小説の主人公はタマミツネがドキドキノコを食べて擬人化した"ミツさん"である。彼は男性なのだがまるで雄雌を区別する綿ビレが短すぎてまるで女性のような性格であり、いわゆる『男の娘』というジャンルを持った主人公だ。料理の味は格別であり、性格は超絶に優しく瀕死のアイルーなどを拾い、保護する『お母さん』。どんな状況下にも即座に対応する能力を持つ『姉さん』。モンスターなのに人間を襲おうという意識は毛頭無く、むしろユクモ村などでは祀られている。だが、そんな彼女…いや彼には恐ろしい過去を持っているのだ。
この小説は、そんな彼を取り囲むそれぞれの性格を持ったハンターやほかの擬人化モンスターたちが笑いとキ○ガイとはなんたるかを教えてくれる小説である。
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▼読む際の注意事項など
この小説は基本ネタまみれではあるが、シリアスもある。だが、作者曰くシリアスを描くと死ぬ持病らしいので、やはり基本ネタしかない…。
評価は賛否両論だが、面白さが分かる人にはとても楽しめる作品だと思う。だが、正統派の小説を望んでいる人に対しては極力お勧めしない。あと、面白くないからって低評価を出すのはNG。作者のメンタルが崩れ去ってしまう。もし出すなら感想で理由を説明してくれると有難いだろう。
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三倍ソル/2016年08月13日(土) 21:35/★ (参考になった:6/ならなかった:11)
読むと食欲をそそる『モンスター飯(ハン)ター』
推薦作品:モンハン飯 原作:モンスターハンター
推薦者としては二作目の推薦ですが、相変わらず読む前の参考なればって程度です。
▼ストーリー
食事に並々ならぬ情熱を注ぐハンター・シガレットと、そんな彼に振り回されるオトモアイルー・イルル。
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1人と1匹の、「モンスターや清算アイテムを(勝手に)調理して食べる」という奇抜ながらも美味しいハンターライフの日々。
▼文章、描写などについての紹介など
この作品は読めば読むほど、そしてモンハンに詳しければ詳しいほど深みに嵌る作品です。
モンハンクロスの要素を取り込みつつ、しかし戦闘より調理風景や主人公の心理描写が多めで、彼の食事に対する拘りが伺える。
文章も丁寧で、クスっと笑えるほのぼの・突っ込み所のあるギャグ・ちょっぴりのシリアスやホロリなど、一話完結ならではの強みを持って読者を飽きさせません。
もちろん狩猟にも手抜きは無く、細かい戦闘描写が多く長文であるがしっかりと書かれています。主人公割と強め。
何よりも私が逸脱だと思っている所は、この作品の世界観のリアリティさ!
主人公とオトモ以外の登場人物と食材を豊富に取り揃え、この作品が確かにモンハン二次創作だと思わせてくれます。
モンスターの肉だけではなく精算アイテムやキッチン食材といった幅広い食材が登場するのもポイント。
調理風景や食材、果てはモンスター素材の描写も妙にリアリティがあり、読んでいて美味しそうだと思ってしまいます。
▼読む際の注意事項など
独自設定が多く、食材に対する突っ込み所が気になる方も出るかもしれません。
鉱石食モンスターの肉は食べて大丈夫なのか?貴重な素材を食べちゃっていいのか?毒性とかは?
そういった細かい所を気にする繊細な方にはオススメできないかもしれません。
特に注意すべきは【飯テロ要素】!実際食べられるわけじゃないのに食べたくなる!
現実の食べ物に近い物が出て来た日には、無性にそれに近い食べ物が食べたくなります。
例としては第一話。これを読んだら無性に卵料理が食べたくなってしまいました(←推薦者談)。
夜遅くに読む方・食事バランスやダイエットを気になってきた方には注意してください。
▼推薦者から一言
「そういえばモンハンの食事って美味しそうだよな」
モンハンと言えば狩猟、即ち生死を掛けた戦いの日々……と思いがちな貴方の価値観を変える風変わりな一作。
これを読んで、一度は戦闘以外のモンスターハンターの世界観をゆっくりと見て和んでみませんか?
例えば大半のハンターがスキップするであろうキッチンアイルーの調理光景とか(笑)
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ヤトラ/2015年12月28日(月) 12:37/★ (参考になった:28/ならなかった:5)