タイトルにある通り、茨木華扇メインのラブコメ系の作品がみたい人におすすめします。
本作の華扇は、学園ラブコメ漫画のキャラで例えると「生真面目だが、下ネタ&エロネタが苦手で過剰反応するタイプのスタイルの良い（ちなみにバストサイズは推定Fカップ）委員長or風紀員キャラ」みたいな感じになっています。

▲短縮する

▼読む際の注意事項など
今もまだ根強く人気があるが、作者が更新停止状態なのでこの続きがないことだけが本当の注意点。
切のいいところまでは行ってるので一回読んではもらいたい

▲短縮する

【特徴】
　非常に静かな雰囲気で淡々と物語が進んでいく。
　しかし、話が進むにつれ、博麗霊夢という存在を取り巻いていた日常が少しずつ明確に歪んでいく。
　本来なら知っていなければならない事を知らない。そもそも、知っていない方がおかしいという事に疑問すら抱いていなかったという事実。抱いた疑問や感情が、不意に冷めていく霊夢の性格。
　確固たる信念と意思を持ち、自分なりの明確な答えを"知っている"魔理沙との対比により、読み続けていく毎に博麗霊夢という存在が幻想卿という世界から浮かび上がっていくような感覚すら覚えていくだろう。

　11話。合計3万8千文字という短い文章の中で、必要なものだけが全て描写されきっている。
　完結済みであり、手軽に読み切る事が可能なのもポイントの一つ。
　

▼読む際の注意事項など

　終始シリアスに物語が進み、僅かに幻想郷のほんわかとした背景があるだけで、ギャグ要素は一切存在しない。
　また、2014年に完結した作品である為、それ以降の原作の設定などは反映されていない。
　尚、二次創作物故に当たり前の事だが、キャラクターの独自解釈を含んでいる。
　

▲短縮する

複雑な心中を抱えつつも、譲れない思いに突き動かされていく。
そんな彼女から目が離せなくなるこの作品、お勧めです。

▼読む際の注意事項など
暴力的シーンあり。また読んでいて心が重くなるような展開を含みます。

▲短縮する

蓮子・メリー・こいし以外の東方キャラも出るものの、あくまで舞台は未来の日本なので幻想郷の話はメインではあまり語られない。
SFっぽい現代伝奇と考えるといいかも。

この作品の蓮子とメリーはかなり俗っぽい性格をしていて、良くも悪くも頭パッパラパーなだらしないところもある等身大の大学生として描かれている。
ストーリーが進むにつれてこいしが２人の性格にちょっとづつ感化されてタイトル通りの『女子大生』っぽくなっていくのも読んでいて面白いところかもしれない。

▼読む際の注意事項など

俗っぽい大学生３人の話なのでややお下品な表現あり。
必須タグにガールズラブがあるが「そう見られてもおかしくないよね」というスキンシップに留まっているのでガチの百合が見たい人は注意。
独自設定・独自解釈が多めなので解釈違いで合わない人もいるかも。

▲短縮する

文体は大正期的な雰囲気を帯び、一話は約１万３千字。２～３話で一区切りとなる。
何よりも各人物の内面的な「問題」、つまりは「闇(病み)」を明確に提示してから、それらが変容し表出する過程をしっかりと描いているのが素晴らしい。

「原作を知っていなくとも苦せず読め、ステレオ的に安直ではない、しっかりとしたヤンデレを、これまたしっかりとした文章で堪能できる。」

つまりは、これに尽きる。

▼読む際の注意事項など
あくまで霊夢編で一応の「終わり」には至っている為、更新は期待しすぎないように。
(本来執筆に義務などなく、作者様が好きに書いた作品を「見せてもらっている」我々読者がこの様な意識を「持とうとする」という時点でおかしな話の気もするが。)

※推薦は妹紅編「凌」までの内容を基としている。
※何様目線な文体に関し、最後に謝罪の意を表す。

▲短縮する

飄々とした女主人公と同じく一癖も二癖もある幻想郷の住人たちとのやり取りは必見です。（個人的には永琳との一幕）

オリ主が一話冒頭に登場した後、いきなり数話の間登場せず、という展開や原作キャラ視点多めで、いい意味でオリ主要素が薄まっているのが新鮮で面白かった。オリ主がうまく原作キャラを立てているという感じ。
また、戦闘描写が東方の二次創作にありがちなチート能力のごり押しなどではなく、原作設定と頭をうまく使ったものになっています。


▼読む際の注意事項など
一話一話はやや短めな印象。
良くも悪くも原作のノリに近いため、作風はシリアスではなく若干ギャグより？
気にするほどではないと思いますが、原作を知らないと多少わかりづらいかも。
チートや無双要素は今のところはないです。

▲短縮する

　昨今のチート小説のような、疲れずに読める作品と比べれば、この小説は読むのに体力を必要とする。まず、主人公を含めたキャラクターの地の文による描写に、神の視点のような全てを見透せるほど細かい書き方はされない。意図的に詳しく書かれず、そこを自分なりに想像して読むような空白が存在する。だからこそ、より多くのキャラクターに魅力を持たせられるものだと私は考える。一人称の主人公の主観による描写が多い小説において、これほど他のキャラクターの内面に豊かさを含ませる表現は無いと思う。内面の複雑性、受けとる読者側に千差万別の答えがあるその書き方は、まさしく哲学の小説である。軽く読める作品ではないので、気力のある時に、じっくりと読むべきだ。そういった部分から、若く、いろんな悩みを持つ世代にこそ読んで欲しい一作だ。
　だが、決して他の読み方が出来ない訳じゃない。キャラクター同士のやり取りや、日常のシーンに混ざるふとした状況に、強い共感が産まれるような、深い身内のやり取りに癒しを見いだすことも出来る。主人公の鬱な気分にだって、自分にも覚えがある描写もきっと少なくないはずだ。浮いたり沈んだり、その時々で変わる主人公の気分は、この小説の一番の魅力であろう主人公の深みに一役買っている。

　愛を伝えるのに文字数

▼読む際の注意事項など
　まず、文体を気にするような人は読まない方がいいとは言える。会話文は、必ず鉤括弧を閉じるべきだとか、そういった部分を意識するような人は明らかに向いていない。表現として幾らでもそこは崩れまくっている。が、少なくともキンキンキンのような表現としての語彙的問題は無いので安心してほしい。
　また、最初に書いたことと矛盾するが、最初からハードボイルド小説を求めて読めば、恐らく挫折する。客観的に淡々と書く文体ではないし、主人公は硬派な男性でもない。だが、地の文章に時折顔を出す内容の多くは、それらの小説を読んだ時と同じような感覚を覚えるのだ。
　色々と書き足りない程、この小説は独特で、複雑な雰囲気の作品である。嫌いな人や、合わないという人はきっと多いだろう。しかし、好きな人は、とてつもなく惹き付けられる魅力のある作品だ。それこそ、捻くれていて、嫌われがちな主人公のように。しかし同時に主人公の事を想うキャラクターがいるように、好きな人はたまらなく好きになるような、そんな小説である。

▲短縮する

▼推薦ポイント
ストーリーがしっかりしています。
カービィはある目的のために動く。
その目的とは一体何なのか。なぜ、幻想郷でないといけなかったのか。

ラストバトルもカッコ良かったです。
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、ロボポの性質を利用して、幻想郷のあの兵器を使用するシーンには鳥肌が立ちます。

ギャグパートもなかなかにしっかりしています。
詳しく言ったらもうネタバレなのでなにも言えませんが面白いですよ。

▲短縮する

十代から闘争に目覚め、三十路に差し掛かった頃には、もう地球に男と渡り合える生命体は居なくなった。

強者との闘争こそを生き甲斐としていた男は世界に絶望し、肉体労働で日銭を稼ぐ生活を送っていた。

だがある日ーー仕事終わり、生きた屍のようにコンビニ飯を貪り、惰性で鍛練をしていた彼の元へ……境界の妖怪が現れ、"幻想郷"への扉が開く。

▲短縮する