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東方Project推薦一覧(118件)
あなたは絶対二回読む
推薦作品:Komeiji's Diary《完結》 原作:東方project
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
幻想郷の忌み嫌われた者たちが住む場所ーー地底。
そこを治めるのは一人のサトリ妖怪。
(11行省略されています)
しかし彼女は誰からも好かれる事はなく。
ハートフル?な日常に散りばめられる数々の事件。
しかし事件の結末に救いはなく。
っていう話を作者の類稀なる文才によって最高に面白く彩られた作品。
何がやべーって伏線がやべー、掛詞のような言葉遊びがやべー、あと一つは……ネタバレになるのでやめておきます。
描写も丁寧で読みやすく、長時間読んでいても飽きません。
久しぶりに鳥肌がたった小説だったので推薦してみました。初めての推薦なので伝わりにくいかと思いますが、とにかく読めば分かるのです。
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生鮭/2019年05月06日(月) 23:11/★ (参考になった:58/ならなかった:0)
レミリア VS 咲夜
推薦作品:紅魔女中伝 原作:東方project
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
悪魔の棲む館として人里の人間から恐れられている
「紅魔館」。
そこには、悪魔に仕える1人の人間がいた。
(50行省略されています)
何故、人間であるはずの彼女が、悪魔の従者となったのか?
コレは、そんな彼女の奇妙な物語––––––––
––––––––「私が紅魔館に仕える理由?
–––––––––お嬢様を殺す為に決まっているでしょう?」
対立する従者と主。この2人の対立の末に待ち受けるものとは………
▼読む際の注意事項など
シリアス成分が強いが故、全体的にダークな雰囲気が漂う作品となっています。「明るい紅魔組」が好きな方には合わないかもしれません。
また、作者様のキャラに関する独自解釈・設定が含まれます。
作者様の情景描写が鮮明である為、残酷なシーンは少々過激なものとなっていること。
この作品では、十六夜咲夜が主人公です。ダークな作風に合わせて彼女の性格もまた、それ相応のモノとなっていること。
コレらの要素が苦手な方がいらっしゃるかもしれません。
▼最後に
作者様曰く、この作品のテーマは「対立するレミ咲」、とのこと。
今までに見たことのない、このダークな主従関係がとにかく凄い!
そして、この2人の対立が周囲の人間関係にどんな変化をもたらすのか?
そこもまた、大きな見所です。
果たして、この物語がどんな結末を迎えるのか?
どうぞ、お楽しみください!
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平熱クラブ/2019年03月04日(月) 23:01/☆ (参考になった:2/ならなかった:1)
この作品のテーマを漢字一文字で表すなら「哀」
推薦作品:東方風天録 原作:東方project
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
まずこの世界の時系列は登場人物等から察して東方永夜抄以降、東方風神録より前と思われます。
●原作側の登場人物のこの作品での大体の位置は
☆レギュラー
射命丸文(ヒロイン)、八雲紫、森近霖之助
(16行省略されています)
☆準レギュラー
博麗霊夢、霧雨魔理沙、チルノ、魂魄妖夢
という感じです
主人公「クロ」は19歳くらいの、警察官であった僅かながら妖力がある妖怪なのか人間なのかが曖昧な青年で、彼が幻想入りした所からストーリーが始まります。
クロは幻想入りする前にある場所で悲惨な出来事を体験し、その影響からか捻くれた性格になっているものの、その一方で他人の為にプライドはおろか時には命を削るような事をしてでも助けようとするジョジョの奇妙な冒険でいう所の「黄金の精神」を持っています。
この物語の前半のストーリーは紫が曖昧な存在であるものの非常に高い可能性のあるクロを、幻想郷に住む極悪人を消す妖怪に変えようとする事とが目的になっており、その前半のストーリー中に彼が新たなトラウマを抱えたり精神的な葛藤に苦しむ描写があり、紫自身も憐れみを出す描写が度々出ています。
ストーリー後半は様々な出来事の末非常に強い妖怪になったクロの、上記で述べた「仕事」や天狗の里での生活描写等が出てきてますが、ストーリー後半からは以前よりもジョジョでいう所の「漆黒の意思」の描写が目立つようになり(実際148話の終わりでそうとれる台詞が出ています)「全てを失って」編である人物を迎えいれてからはその部分が一際目立つようになっています。
主人公の精神的な葛藤に苦しむ描写、ヒロインとの恋愛描写と心を支え合う描写、漆黒の意思、高い成長性とその部分の伏線の描写等が私的にはかなり気に入っています。
人間くさい主人公、もっと具体的に言うと東方コミカライズ作品「死神はきょうも舟を漕ぐ」の主人公小野塚小町のような内面のキャラが好きならオススメします。
▼読む際の注意事項など
上記のような事もあり、一部残虐な描写がかなり目立つ話も出てきます。
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Mr.ハザマ/2020年09月04日(金) 15:31/☆ (参考になった:1/ならなかった:3)
幻想郷を巡るアリスの旅路
推薦作品:七色の探索者 原作:東方Project
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
アリスは自らの出自と幻想郷の謎を追い求め、魔法の森の地下で見つけた薄暗い遺跡や天界に聳える峰、地底深くの湖など、常にどこかを冒険しています。行く先々で目にする手掛かりと、それに携わる人物の思いに触れ、疑念と確信を深めていくアリス。幻想郷は、博麗とはいったい何なのか――
そこに私たちは、どこかノスタルジックで日本の原風景といった趣の幻想郷とまた異なる、不可思議で謎に包まれた未知の世界を垣間見ることができるでしょう。足元の大地が揺らいでいくかのように、物語を紐解いていくほど、既知のイメージからちょっと外れた幻想郷の姿に困惑といいようもない居心地の悪さを覚えるかもしれません。探索に明け暮れるアリスに気持ちを重ねれば、読者もまた不思議の国へ迷い込んでしまった”アリス”のような気分を味わえることと思います。
(10行省略されています)
そんな物語を紡ぐ文章は浮ついたり崩れたりすることなく、存分に幻想郷の表情を描いてくれています。情景描写や心理描写へ割かれる文章量は相対的には多いと思うので、流し見でさくさくと軽快に読み進めるとは言えないかもしれませんが、過剰になることもなく物語の細部のフレーバーをよく表現していると思います。もちろん登場キャラクター達もそれぞれ特徴が立っていて、ストーリーを転がすための駒以上の魅力を放っていることでしょう。
個人的な感想としては二話目の『完璧な天女』がお気に入りです。目に浮かぶ情景もさることながら衣玖さんがカワイイ。結婚したい。
▼読む際の注意事項など
謎を少しずつ解き明かしていくスタイルからか、話が少々断片的に思えるかもしれません。明確な状況説明や背景の開示が最初にないので、登場人物の言動やモノローグから想像して補間しながら物語を追う必要がところどころにあります。もちろん極端な深読みは要りませんが、どこか地に足が着いていないと感じる方は居るかもしれません。綺麗にきっちりスパッとまとまるというよりは余韻を残した読後感です。いわゆる「フロム脳」的要求があると言えば伝わる人もいるでしょうか。
また作者様の他一部の作品と背景を共有しているとのことなので、そちらにも目を通す方がより楽しめるのかもしれません。とはいえ私はこの作品を最初に読んだのでそこまで気にしなくてもいいのかもしれません。
それから作中のアリスはやけに泥臭い戦い方をするので東方らしい弾幕戦闘や、アリスの戦闘描写にスタイリッシュさを求める方は首をひねりそうです。
全体的な設定のそこかしこにオリジナリティが溢れているので戸惑う方もいるでしょうが、「大概の幻想郷は受け入れるぜ!」という懐の深い読者様には興味深いひと時を提供してくれる作品だと思います。興味が湧かれましたのなら、是非多少の時間をもってゆっくりとご一読してみてください。
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ローバック/2019年02月05日(火) 22:27/☆ (参考になった:2/ならなかった:1)
死ぬということ、或いは誰かを遺して逝くこと
推薦作品:咲夜は一度死ぬ 原作:東方Project
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
紅魔館に勤める一人のメイドである十六夜咲夜の死と、館主たるレミリア・スカーレットを始めとする彼女を愛していた家族たちのその後を描く人間ドラマ。
時を止めるという人の身にあまる能力を宿していた肉体に焦点を当て、レミリアの視点で綴られるお話です。
(7行省略されています)
全体的にどことなく不穏な、ややゆっくりとしたペースで展開が進むものの、それを補ってあまりある魅力的な叙情、自然な人物描写。どこを取っても美しかった。
祖父母や知人など、誰かの死に触れたことのある人が大なり小なり抱える疵がじわりと治るような、そんな微熱と仄かな痛みが綯い交ぜになった読後感を味わえます。
魂の在り処、誰かを悼むこと、死生観について考えたい方は是非ご一読ください。
▼読む際の注意事項など
死が題材になるため、露骨なスプラッタ・グロテスクではありませんが若干の残酷描写が御座います。
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水里露草/2018年12月10日(月) 11:56/★ (参考になった:15/ならなかった:6)
ああ無情、鬼人正邪の明日は何処
推薦作品:天邪鬼の下克上 原作:東方project
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
この物語は、輝針城の異変が起こる前の幻想郷から始まります。そこでの鬼人正邪は、細々と生きる弱小妖怪の一人に過ぎません。人間味のある部分を持ちつつも、アマノジャクとしての本性ゆえに、どんなことでも素直ではいられない彼女。
その捻くれた態度で、幻想郷の人々や妖怪と向き合う様が、軽妙であり面白おかしく、読んでいて笑いを誘います。
しかし、その彼女が持つ性格・反骨心は同時に、彼女をどん底へと突き落としていくことにも繋がるのです。
(7行省略されています)
悪意に絡めとられ、地を這いもがき生きる彼女。その先に何が待つというのか?
個性豊かな幻想郷の妖怪たちとのやり取りに笑い、純真な少名針妙丸との関わりに胸が温まり、
そうかと思えば、彼女が陥る窮状に心を痛め、目が離せなくなる。そんな物語です。
▼読む際の注意事項など
・キャラの背景について、独自の設定があります。
・ミステリーチックな描写があり、人の死、殺人が扱われます。
・人の悪意が描かれるため、感受性の高い方は、読んでいて心が重くなるかもしれません。
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tubuyaki/2018年12月07日(金) 22:33/★ (参考になった:15/ならなかった:2)
幻想郷の〝闇〟の一端を感じさせる作品
推薦作品:幻想郷貧乏生活録 原作:東方Project
今でも問題になっている部落差別。ならば時代の停滞している幻想郷はどうなのか?
当然ながらここも例外では無い。
『穢多』、『非人』と様々な呼び名があれど、彼らへの扱いは一様に酷いものだった。
カースト最下級の、人々悪意を一身に受ける主人公の過酷な運命。そして彼を取り巻く、心優しき幻想少女達。
ある意味、人より残酷なモノは無いと感じさせる作品。
(2行省略されています)
(この文章では、敢えて『えた』や『ひにん』を『穢多』、『非人』と書いています。作品を分かりやすく伝えたいと思っての事であり、侮辱などの意思は一切存在しない事を御理解頂きたい)
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日本人/2018年12月03日(月) 21:41/★ (参考になった:9/ならなかった:1)
初推薦故に拙い文で申し訳ない
推薦作品:東方幻影人 原作:東方Project
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
主人公はドッペルゲンガーです。東方projectの二次創作をよく読み方なら気づいてると思いますがとても斬新ですよね。
そして主人公は頑張り屋。読んでる自分がつい応援したくなるくらいのめり込める文章力。てかいつの間にか応援してました。
(4行省略されています)
付箋の回収は非常に上手でああ成る程繋がったってなりました。
▼読む際の注意事項など
東方好きな方に是非読んで頂きたいです。
きっとあなたもこの作品に取り込まれるはず。
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いぬかみ/2018年11月29日(木) 00:39/★ (参考になった:5/ならなかった:5)
女が3人集まれば……
推薦作品:女子大生こいし【完結】 原作:東方Project
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
女が3人集まれば姦しい。それは人だけでなく、人外が混じっていても変わりないようで……
古明地こいし。無意識を内に秘める、ちょっとヤバい人外の女の子。
そんな子が、秘封倶楽部の存在する外の世界に弾き出され、女子大生として過ごす。そんな物語。
(4行省略されています)
▼読む際の注意事項など
あらすじにもあるように、(1人は人外ですが)女が3人集まっています。
つまりどういうことか……姦しいです。それぐらいでしか説明できませんが、姦しいです。
それが面白い所でもあるのですがね。
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鋭利な刃/2018年11月18日(日) 22:54/★ (参考になった:2/ならなかった:7)
これは、とある少女の友愛から始まる物語
推薦作品:魔理沙のタイムトラベル 原作:東方project
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
ㅤ『博麗霊夢が自殺した』
ㅤこの大事件は瞬く間に幻想郷を駆け巡り、彼女と関わりあった人、妖怪、神に至るまで多くの者が彼女の死を悲しんだ。
ㅤ・・・しかし、時間はただの1秒も待ってはくれない。
ㅤ皆にお披露目される新世代の博麗の巫女。
(15行省略されています)
ㅤ目まぐるしく変わる幻想郷。
ㅤ一方で普通の魔法使いこと霧雨魔理沙は未だ霊夢の死から立ち直れてはいなかった。
ㅤだが、塞ぎ込んでしまった魔理沙を心配したアリスの慰めの言葉の中に彼女は1つの光明を見出す。
『過去に戻り、霊夢の自殺を止める・・・!』
ㅤ霊夢の死亡。数多と存在する東方二次創作の中でも異色の始まり方をするこの作品の最大の魅力を問われるならば、私は練り込まれたストーリーと作り込まれた設定を推させていただく。
ㅤ読み進めて行くうちに、『うーん、成る程』と唸らさせられる程綿密な時間移動に関する設定。
『次はどうなるんだろうか』
ㅤそう思いついつい次話に進んでしまうストーリー性。
ㅤ恐らく、この作品を一度読み始めると気がつけば最新話まで読み進めてしまうことだろう。
▼読む際の注意事項など
ㅤこの小説のあらすじにおいて作者様が警告しているがこの作品では原作設定改変や原作キャラの死亡描写がある。
ㅤ又、途中からオリキャラも登場し、外の世界についての描写も多い。
ㅤさらにはタグからわかると思うがSF要素も含まれるためそういった描写を東方ですることが気に入らないという人は見ないほうがいいだろう。
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鎌森/2018年10月31日(水) 01:47/★ (参考になった:12/ならなかった:4)