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東方Project推薦一覧(118件)
太陽と向日葵と青春の味
推薦作品:風見幽香の殺し方【完結】 原作:東方project
▼はじめに
皆さんは「青春時代」を覚えているだろうか。今から迎えるという方も、懐かしきあの日々という方も、等しく「青春時代」を味わえるのがこの、「風見幽香の殺し方」である。
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▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
主人公の「鶴見一(ハジメ)」は高校二年生。思春期真っ盛り。顔も特別いいわけではない、勉強もスポーツも特別できるわけではない。でも、友人とバカなことをやったり、母親にはちょっぴり強がりたい。そんな感じの普通の高校生である。
そんな彼が普通でないことに巻き込まれるのは、ある12月のことだ。
自分がいたビルが炎に包まれ、死にかけている主人公。彼が助けを求めた時に、突然現れた花妖怪。
思春期特有の、自分は他の人とは違うという気持ちからか、理不尽なこの状況、回りの環境が悔しかったからか、それとも、突然現れた知らない女にナメられたからか。彼はこういい放つ。
「見てろよ。生きて帰れたらお前、ぶっ殺してやる!」
この言葉が、彼の日常を大きく変える引き金となる。
▼読む際の注意事項など
だいたい3つある。
一つ目は、言うまでもなく、オリ主、現代入りものというところである。
なので、それに付随する点(オリジナルキャラクターが多いこと、オリジナル程度の能力があること、他の幻想郷のキャラクターがあまり出ないこと等)には注意してもらいたい。
二つ目に、一話の平均が比較的長め(7000字程度)のため、隙間時間にさらっと読む、というよりは、時間がある時にじっくり読む方が良い。
最後に、まだ未完のため、「完結済みの作品が読みたい」という方や、「更新が待てない!」という方はやめた方がいい。
これらの点が苦手な方は、合わないかもしれない。
▼おわりに
はじめにでも書いたが、この作品は、「青春時代」を味わわせてくれる。
読んでいるうちに、甘いような、酸っぱいような味が広がって、微かだがたしかにある苦味も、魅力の一つに仕上がっている。
一味違った花妖怪との青春を楽しみたい方には、是非とも読んでほしい作品だ。
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蒼雲/2016年04月11日(月) 17:12/★ (参考になった:24/ならなかった:8)
『原作』を知らなくても、読書好きならば楽しめる
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推薦作品:花妖怪と青年 原作:東方project
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
二次創作において原作を知らない、それはその原作の二次創作を読めずにいる大きな要因でしょう。
しかし、ハーメルンに訪れている。そんなあなたは多少なりとも読書が好きなのではないでしょうか。
もちろん、読書を好む理由は人の数だけあるものとは思います。
ですがその中でも「想像を膨らませる」、この楽しさは誰しもが体験したことがあるのではないでしょうか。
この作品はそんな想像を湧き立たせてくれる素敵な小説です。
原作を知る方はもちろん、知らない方でも幻想郷の風景や人物を、表現力豊かに書き出された文章から思い浮かべることができるでしょう。
是非、原作に囚われず一読して頂きたい作品です。
あらすじ
何かと住みにくい人の世から離れ、旅をする主人公。彼はその途中、一面を覆う向日葵畑を目にする…
▼読む際の注意事項など
現状、恋愛要素はないものと思われますので、その点は留意しておいて下さい。
まんたson/2016年03月02日(水) 04:02/★ (参考になった:6/ならなかった:25)
幻想郷ロックンロールコメディ
推薦作品:難題「ロックンロール」 原作:東方Project
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
東方輝針城の楽器系付喪神たちが主人公です
コメディ色が強い作品です
とはいっても、露骨なボケやツッコミが存在するわけでもありません
文章、すなわち物語の流れそのものが、どことなく牧歌的であります。やっていることこそ狭義では突飛なようですが、このような何処か間の抜けた飄々とした日常こそ、幻想郷なのでしょう
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輝針城の異変後に、件の付喪神達はバンドを組もうと画策しますが、そこで彼女らはバンドをやる上でのとある致命的な壁にぶち当たります
彼女ら付喪神たちの求めるロックンロールとは何か、そのほのぼのした音楽への闘争を、是非一読下さい
▼読む際の注意事項など
特にございません
強いて挙げるならば、一話完結でそこそこの分量のため、纏まったお時間がある時に読むことをお勧めいたします
また、勿論二次創作で、さらに原作にて描写の少ないキャラクターがメインですので、読む前と読んでいる最中にキャラへの印象が食い違うかもしれません
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d_d/2016年02月03日(水) 18:38/★ (参考になった:13/ならなかった:9)
温かくて哀しい、花妖怪の愛情
推薦作品:追想 ‐少女と花畑の妖怪‐【完結】 原作:東方Project
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
この作品のタイトルとタグを見て立ち所に分かるとは思いますが、東方Projectの風見幽香が主人公として描かれています。
テーマとして一つ挙げるならば、「愛」でしょうか。
ひょんなことから出会った、傍若無人で強靭な妖怪と、儚げで健気な少女のお話です。
感情移入という点において、これほど胸が締め付けられるものも中々ないことでしょう。
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最後の結末はとても切なくて、「本当の愛」に溢れています。
▼読む際の注意事項など
流血描写が多少あります。
また、二次創作ですので、キャラクターへの印象が食い違うかもしれません。
全てを読み終えた後、もし心を動かされたならば、作者様の活動報告をご覧になることをお勧めいたします
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d_d/2016年02月04日(木) 12:16/★ (参考になった:13/ならなかった:5)
よく考えると怖い幻想郷
推薦作品:いないいないばぁ。 原作:東方project
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
今のところ二話しか投稿されていないが、構成は短編集構成。一話で完結される短い話の連続で普通に読めば、何ら変わりの無い幻想郷の日常が描かれているだけなのだが、よくよく丁寧に読み返すと恐ろしい真事実が発覚していく。普段、なかなか見られないタイプの小説で、好きな人は間違いなく好きになるだろう。
▼読む際の注意事項など
作者も注意書きを書いているが、これはあくまでも東方projectの世界観と設定を借りた謎解きの遊びだと言う点に注意しなくてはならない。話によって人物設定の違いや、能力の独自解釈がある。そこを割り切れない人はあまりおすすめできない。
真人間/2016年01月13日(水) 03:45/★ (参考になった:34/ならなかった:9)
読む人生哲学
推薦作品:風雲の如く 原作:東方Project
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
序盤は東方二次としてはありがち(であった?)なテンプレ。
ただ、最強系ではない。強いが、強くない。相性がよければ戦えるが、悪ければとことん不利。そして、独特な雰囲気を持つ主人公、詩菜の魅力に惹き付けられる。
鬱?というタグの通り、若干の鬱要素があり、この二次創作は読む哲学と化していく。
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▼読む際の注意事項など
楠乃さんはかなりの古参で、それこそ『にじファン』があった頃からこの東方二次を書いていらっしゃる方だ。
当時の東方二次の流行りは、過去から現代まで走り抜け、幻想郷の異変に関わっていく、というものだった。
(ランキングに浮上してくるものを見る限り最近はそうではないらしいが....)当時のテンプレに沿っており、こういった傾向のものを既に何度も読んだことがある、という方もいらっしゃるだろうし、最近はこういうのが流行りじゃないんだけど、と言いたくなる方もいるだろう。
だから、序盤を読んで、どこかで読んだことがある気がする、という理由で切ってしまう。というのはあまりにも惜しい。
読み進めていくことで、独特な進み方、雰囲気を味わえ、『読む人生哲学』に立ち会える。
ただ二次創作を楽しむだけでなく、主人公や、原作キャラクターたちと一緒に頭を悩ませるのも、面白い。
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成瀬草庵/2016年01月02日(土) 21:41/★ (参考になった:27/ならなかった:22)
幻想郷で生きる、ということ
推薦作品:東方日々綴 原作:東方Project
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
物語は日暮という青年が神隠しにあったところから始まります。
外の世界に戻らず幻想郷に残ることを決めた日暮が様々な妖怪や霊夢、魔理沙達と触れあいながら香霖堂で働いたり宴会に参加したりする日記形式のお話です。
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特徴的なのは主人公に戦う力が一切無いということ。能力こそ持ち合わせていますが、おおよそ戦うことには使えず、本人にそのつもりもありません。
そのため、原作の重要な要素である異変には全く絡みません。強いて挙げるならば萃夢想で宴会に参加していたくらいのものでしょうか。
生活もほとんどが人里の中でのことなので、レミリアや紫といった強大な妖怪よりも人里に隠れ住む赤蛮奇や本居小鈴などとの交流が多いのも珍しいですね。あとは香霖堂で働いているので霖之助や霊夢、魔理沙辺りがよく出てくるでしょうか。
貧困に喘いだり、香霖堂のガラクタを売るのに考え込んだり、チートものや転生ものとは違うほのぼのとした「本当の日常」感が癖になる作品だと思います。激しい戦闘よりもほのぼのが良いよね、という方は是非一読してみるのをお勧めします。
▼読む際の注意事項など
先ず日記形式の作品です。挿話などで時折普通の三人称書きがされることもありますが、日記形式はちょっと、という人には合わないかもしれません。
また、先ほど述べたように主人公は戦いません。チートも無いです。
そして、どうやら書き溜めてから一気に投稿するという形式を取っているようなので、こういうのもあれですが更新は時間がかかっていらっしゃるようです。続きが待てない、という方にもお勧めできないかもしれません。
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溶けた氷砂糖/2015年12月24日(木) 23:11/★ (参考になった:13/ならなかった:7)
風見幽香の娘
推薦作品:ゆうかりんか 原作:東方Project
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
風見幽香の手によって彼岸花より生まれた妖怪、風見燐香。
彼女の生活は地獄の様な日々だった。
二人は親子という間柄ではあるが、そこに情など一切存在しない。
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来る日も来る日も修行の日々。幽香は燐香を鍛える為に、ドS剥き出しの特訓を強要させる。それは、吐き気を必死に堪える程に辛いものである。
そして、食事は二人で一緒に摂るのだが、殆ど無言。沈黙の空気の中、食器にナイフやフォークの当たる音だけが鳴り響く。偶に幽香が喋ったとしても、碌な事を言われない。とても気まずい。
そんな地獄の日々に耐えかね、幽香が出掛けた隙に逃げ出しても速攻で捕まる始末。
知らなかったのか? 風見幽香からは逃げられない。
———いつか殺してやる。
燐香の中に、幽香への恨みつらみが蓄積されてゆく…。
しかし、そんな彼女に転機が訪れる。
幻想郷の空が、真っ赤な霧で覆われたのだ。紅霧異変である。
これ幸いと、独学で習得した隠形術を使い、夜中にこっそりと呪いの館、幽香邸から逃げ出す。
助かったぜ。
そして、ある人物と出会い、家に招かれて優しくされ、初めて他人の優しさに触れて幸せな気分で眠りについた。
感動的だな。
だ が 無 意 味 だ。
朝目覚めてみれば、其処は呪いの館、幽香邸。イ゛ェアアアア
知らなかったのか? 風見幽香からは何をやっても逃げられない。
風見燐香はこれからどうなってしまうのか。
気になる続きは本編にて。
▼読む際の注意事項など
言うまでもないが、オリ主物。原作知識ありです。
基本的に燐香視点の一人称形式で進んでゆく。描写もなかなかに的確で分かりやすく、かなり読みやすい。
物語のテンポもちょうど良く、これからどうなってしまうのか、とても気になる所。
また、偶にパロネタを挟む事もあるので、そういったものが苦手な方は注意しよう。
頑張れ! 燐香ちゃん!
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勇(気無い)者/2015年12月20日(日) 19:22/★ (参考になった:48/ならなかった:8)
ほのぼの日常系の狼主人公
推薦作品:まいごのまいごのおおかみさん 原作:東方project
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
ほのぼのしたりぐーたらしたりお散歩したりしながらもふもふさせる狼さんのお話です。
大体5話までが準備段階で、それから先が本番という印象でした。
スペルカードの出番はほんの数話だけ、お試しのような扱いで登場するのみ。
人化はせず、狼のままでストーリーは進んでいきます。
(7行省略されています)
感動路線とほのぼの路線とにやにや路線が混線していますが、主人公の狼ならば仕方がない、と思ってしまえる作品です。
さらりと読める文章量ですし、日常系東方作品が好きな方は読んでみるのもいいのではないでしょうか。
▼読む際の注意事項など
改行が多く、文章の転換点がわかりづらい。
特に狼の描写がわかりづらい印象を受けます。
また、ご都合主義的な面がありますのでその辺りが苦手な方は注意したほうが良いでしょう。
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Linx-Linx/2015年12月13日(日) 03:04/★ (参考になった:8/ならなかった:11)