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推薦一覧(2499件)
仮想世界という「異世界」が作られるSAOと、ダークな「異世界」を舞台とするフロム作品との融合
推薦作品:SAO~デスゲーム/リスタート~ 原作:ソードアート・オンライン
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
クロスオーバーと言うよりも、「ブレンド」とでも言うべき見事な各作品の設定を組み合わせた世界観と、其処から描かれる読むものを引き込む作品。
基本的に一人称視点で描かれるが、エピソード毎にメインとなるキャラクターが変わるためか視点変更が多い。
特に最新話、話が進むごとにこの特徴は顕著となり、読んでいて「今どのキャラクターの視点で描かれているのか」混乱することがあり、それに比例して文字数も多くなる。
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描写はフロム作品とのクロスオーバーなだけあって原作SAOよりも暗く、残酷な描写が多い。
また、中心となるオリジナル主人公のフロム成分が強いため、特に主人公にスポットが当たっている時にそういった描写が多くなる。
反面、フロム作品に見られる切なくて惹きつけられる描写も多く、暗闇の中で明かりを見つけたような気持ちになるシーンが印象的な作品である。
原作SAOのように人々が協力して困難を突破する描写もあるが、これは基本的にSAO作品出身のキャラクターが担うことが多い。
▼読む際の注意事項など
SAO・フロム作品とのクロスオーバー、オリジナルの主人公が登場する為、そういった作品や暗く残酷な描写、キャラクターが死ぬ展開が嫌いな人にはお勧めできない。
逆にクロスオーバー作品、暗く残酷で容赦の無いシビアな雰囲気が好きだったり、絶望の中から希望を見出し手を伸ばすような作風が好きな人にはお勧め。
あくまでも『SAOとフロム作品の設定・登場人物を用いた作者の創造した世界での物語』と考えてから読むべきだろう。
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ガリっと逝っとく/2020年10月15日(木) 20:12/★ (参考になった:13/ならなかった:1)
女性向け、恋愛タグに食わず嫌いせずに読んで欲しい鬼滅作品
推薦作品:寒椿の君 原作:鬼滅の刃
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
タグや前書きからは好きな原作キャラが自己投影した主人公と仲良く過ごすのを眺めていたい……というほのぼの系の作品に感じますが、実際はスケベ柱って兄妹全滅するし寿命数年だし可哀想過ぎんだろ……せめて苦楽を共にする嫁さんくらい居てもいいだろ!という作者の慟哭がこもった作品です。
主人公は家族の仇を討つために鬼を殺し、死んでいく事を覚悟した典型的な鬼殺隊の女性で、柱になれるほどの才能もなければ、人の死を覆すだけの運命力もありません。
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鬼と戦うほどに傷が増え、見知った人たちを失っていきますが、その度に実弥や周囲との関係が深くなり、大切に感じていく様は、鬼滅の刃の世界から浮かずによく溶け込んでいます。
作者の慟哭に共感した方や、更新のたびに誰か登場するか楽しみに感じて、誰が死ぬのかを恐れた原作の空気を追体験したい方にお勧めの作品です。
むしろほのぼの系を求めてるんだよ、という方も、戦いを終えた実弥と主人公のその後を描いた未来編の一話だけでも読んでみることをお勧めします。
▼読む際の注意事項など
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ガリガリ君コーラ味/2020年10月15日(木) 19:05/★ (参考になった:5/ならなかった:2)
身構えずに読んでみてほしい 抱腹絶倒の「私がいる」俺ガイルを
推薦作品:奉仕部と私 原作:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
まず、作品タイトルで「私」って誰だよオリ主介入無双か?と思ったあなたへ。
全くそんなことはない。
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この作品は、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の原作時間軸に、森見登美彦著「四畳半神話大系」及び関連作品群に登場する「私」を放り込んだ、まごうことなき、しかしクロスオーバーらしからぬクロスオーバーである。
〝原作小説で大学生だった「私」が、高校時代に俺ガイルの登場人物と関わりがあったら……〟という設定でこのクロスオーバーは進む。大学時代の「私」のことは未来の話なので、この「奉仕部と私」を読むにあたって森見作品についての事前情報は必要ない。そして、一話で「私」のこれまでについては説明している。
つまり、俺ガイル側の知識さえあればこの小説を楽しむのには十分なのである。(推薦者はそう言っても過言ではないと考えている。クロスオーバーらしからぬと言った理由はここにある)
この作品は、基本的に皆俺ガイル原作のままに動き、俺ガイル原作のままに物語が進む。「私」はぼっちの状態から奉仕部に仮入部し、やがてその存在が少しずつ物語を変化させていくというのが大まかなストーリーだが、逆に「私」の預かり知らぬ所で起きたことにはなんの介入手段も持たない。比企谷八幡、雪ノ下雪乃、由比ヶ浜結衣の間にある既に起きたひとつの事故については変えられないし、そこから拗れる奉仕部の関係性についても何ら特別なことはできない。ただ物語の登場人物が一人増えただけなのだ。
だがしかしこの作品の面白さは、自分の預かり知らぬ所で俺ガイルのキャラクター達にほんの僅かに影響を与え、そして大事なところで盛大に空回る「私」のキャラクター性にこそある。
読んでもらえば、俺ガイルの世界にいてまるで違和感のない「私」の存在に困惑し、納得し、そしてとりかえしのつかない阿呆を見るような目になるだろう。
最後に、俺ガイル側から「奉仕部と私」を知ったハーメルン読者諸君も、不可思議と偏狭と愉快痛快の森見ワールドへ足を踏み入れていただけると、十二分にこの作品を楽しめるだろう、と言い添えておく。
▼読む際の注意事項など
文体が、森見登美彦ワールドから来た「私」に合わせて非常にまどろっこしく丁寧になっている。
よくよく読めば半分は俺ガイル原作の流れ、もう半分は比企谷八幡がアニメや労働やカーストを引き合いに出しぼやいているのと何ら変わりのない、とるに足らない「私」の怨み言である。
少々読み辛い点ではあると思うが、これがないとこの作品は始まらないのである、ご容赦願いたい。最も過度な心配はいらない、読み進める頃にはあの文体でないと物足りなくなっているであろうから。
また、序盤は時系列の前後が激しい。一話が「私」が高二になるまでに如何に思想を拗らせぼっちになったかという話&二巻の一部であるため、俺ガイル原作に準拠して読みたい方は二話から読むのも一つの術であろう。一話で切られてしまうのはあまりに惜しい作品であると思うのだ。
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銀凱/2020年10月05日(月) 19:11/★ (参考になった:13/ならなかった:5)
後世の、第三者視点からみるヴァイオレット・エヴァーガーデンとは
推薦作品:ヴァイオレットの道行きークリム・アンデルセンの課題論文ー 原作:ヴァイオレット・エヴァーガーデン
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
この作品は原作からおよそ100年後の世界。
論文の主題が全く決まっていない主人公は教授から、映画の題材にもなった『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』にしてはどうかと勧められる。
主人公自身も戦災に遭った経験もあることから、彼女の人生の道行きを明確に感じ取れるだろう、と。
そして、彼はライデンシャフトリヒへと向かいました。
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歴史に名を遺す自動手記人形の足跡を追うために。
▼読む際の注意事項など
この作品に原作キャラは一切出てきません。
正確には、名称は出てきますが直接登場することがないということです。
なぜなら、上記に書いた通り原作からおよそ100年ほど経っているからです。
あと、まだ三話しか投稿されていません。
が!その三話で面白さをしっかりと感じ取れるので期待できる作品だと、はっきり断言できます。
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アスラ/2020年10月05日(月) 18:20/★ (参考になった:2/ならなかった:3)
キャラ同士の駆け引きやトリックが秀逸!
推薦作品:ダンガンロンパ Redemption 原作:ダンガンロンパ
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
私立希望ヶ峰学園に入学するはずだった16人の超高校級の才能を持つ高校生達。
目を覚ますと、彼らは『才牢学園』と呼ばれる場所に監禁されていた。
彼らは、そこへ現れたモノクマとモノパパに、コロシアイ編入生活を強いられるのだった。
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ーー彼らは絶望を乗り越え、希望を手にする事ができるのか?
《感想》
非常に面白いです。
全体的にV3をイメージした構成になっており、読んでいて世界観に引き込まれます。
キャラクター一人一人に個性があり、トリックやおしおきも原作に劣らない完成度です。
謎の中毒性があり、ついつい何度も読んでしまいます(笑)
文章量も丁度よく、読みやすくてオススメです。
▼読む際の注意事項など
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M.T./2020年10月02日(金) 21:23/☆ (参考になった:0/ならなかった:1)
昭和ウルトラシリーズの解釈が秀逸
推薦作品:宇宙に輝くウルトラの星 原作:ウルトラマン
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
ウルトラマンメビウスの士官学校時代の同級生であるオリジナルのウルトラマンを主軸にM78系ウルトラマンの活躍を別視点から面白い解釈で描いているお話。
あーこう解釈したんだ! と思うこと間違いなし。
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光の国が主な舞台の為、自分の学校のOBたちの活躍をワイワイ話ながら、いつか偉大なる先輩たちに追い付こうと訓練に励む、所謂学園モノに近い作風が新鮮で面白い。
昭和に限らず、最新シリーズのネタやかなりマイナーネタも多分に含まれており、コアなファンはニヤリと、新規ファンも新たなネタを知るいい機会になれる小説です。
作者の膨大な知識が作品を通して透けて見える程なので、話の破綻など、心配することなく読める。
正直、参考になるレベルです。
▼読む際の注意事項など
気にする程ではないと思うが主人公がなんとゾフィーの息子であること、事情によりかなり候補性としては強いぐらいか?
だがその設定もブルー族との絡みを考えれば必要なため気にせず読んで欲しい。
あと、主人公というよりは今のところ狂言回しに近いのであまり気にしなくても良いと思う。
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Mak/2020年10月01日(木) 10:27/★ (参考になった:17/ならなかった:0)
死にたがりなオリ主とTSヤンデレ美少女原作主人公のエヴァヤヴァ物語
推薦作品:中学二年で死ぬから美少女とフラグ立てたらTSした原作主人公だった件について 原作:新世紀エヴァンゲリオン
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
エヴァの世界に転生したオリ主、彼はエヴァの世界だと知り、その先の未来に絶望する。中学生の時オリ主はある少女と出会う。その出会いによりエヴァの世界に小さくとも徐々に大きな変化をもたらすとも知らずに。胃が壊れかけるミサト、オリ主に興味を持つ綾波レイとアスカ、オリ主が出す結果により少し焦るマダオゲンドウ。少しずつだが変わっていくエヴァの世界をどうぞお楽しみください。
▼読む際の注意事項など
この世界の原作主人公であるシンジ君は書いてある通りTSしてヤンデレ化しています。また新劇場版や漫画版など色々混ざっている所かありご都合主義な所もあります。
クラップスターナー/2020年10月01日(木) 09:16/★ (参考になった:28/ならなかった:7)
シノンメインヒロインもの
推薦作品:流星の軌跡 原作:ソードアート・オンライン
▼読む際の注意事項など
原作サブヒロインをオリ主とのメインヒロインにした話のため、合わないひとは合わないので、先に注意喚起します。
作品再構成オリ主シノンメインヒロインもの。
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またユウキとランがご都合主義により生存し、義妹になります。
情報がほとんどないという事情もありますが、ランはほぼオリキャラです。
その関係上、彼女らと他原作キャラの関係性は原作とかなり異なるものになります。
具体例として、シノンが正妻の余裕と嫉妬を仲間に見せていたり、アスナとユウキが姉妹みたいな関係にならなかったり(実姉が生存してる上、義姉もできたから)
作者さんは原作既読ですが、細かい設定などまで読み込んだりはしていないとのことなので、
なにか話に矛盾などがあってもむやみに指摘はしないようにしましょう。
オリ主とシノンの親密な描写が割と頻繁に出てくるため、ブラックコーヒーの準備をしましょう。
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
シノンのターニングポイントである銀行強盗事件。ここにオリ主がいたことで彼女の人生は大きく変わります。
具体的にどうなったかは一話参照。短編から移動してきたからか、この1話を見れば話の骨子は伝わります。
文章は三人称の描写が多いですが、合間合間でキャラ同士の掛け合いが多くあります。
内容によって比率は変わりますが、基本的にはキャラ同士の掛け合いを重視してるように思えます。
物語はアインクラッドが終わった状態からスタートしており、
あの世界でオリ主がどのように過ごし、人々にかかわってきたかは後から描写される形になっています。
コミュ力高めのオリ主のため、人々とかかわりある程度は死亡フラグ含むフラグもへし折られていたり、新たなフラグになっている模様。
オリ主の戦闘能力はキリトと同等であり、キリトにとっては親友であり、ライバル。
キリトも同世代同年齢の仲間がいるということもあってか、原作に比べて精神的に安定してるように見えます。
オリ主の戦い方は経歴謎の両親からいろいろと教わった結果、武器を何でも使う戦闘スタイルを確立。
.hackのハセヲみたいな、状況に応じて沢山の武器を使ったり、Fateのアーチャーのように武器を(物理的にですが)飛ばしたりする描写が見られます。
両親に連れられて世界中を回ったという設定があり、現実でいろいろな人に武器の使い方などを学んでいるとのこと。
とはいえただオリ主無双をするための設定という感じはせず、背景があったからできたと思われる精神構造をしているため、
オリ主の強さにあまり違和感はありませんでした。
精神的にもタフのため、暗い精神描写は少なめ。
オリ主とシノンのイチャイチャがメインですが、クラインやリズベットなどのサブキャラ達も割と頻繁に出てきます。
シノンは混ざりませんがファントムバレットもオリ主とキリトでやりますし、意外とヒロインなしで作られる話も多く、その先で闇風などと別の交流を持つことも。
注意事項でも触れましたが、ユウキとその姉が生存してオリ主の両親に引き取られているため、義妹として絡みます。
原作キャラたちとも多く絡んでいますので、そういうifが好きな人には楽しめると思います
総括として、シノン、ユウキとランとオリ主の関係が気にならない人には、
原作再構成ものとして楽しめる内容だと思います。
ただし、糖分高めなのでブラックコーヒー持参推奨
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セネット/2020年09月27日(日) 01:21/★ (参考になった:11/ならなかった:3)