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Muv-Luv推薦一覧(15件)
マブラヴファンの理想の二次創作を具現化したような作品
推薦作品:MUV-LUV大戦 原作:Muv-Luv
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
マブラヴ世界に転移した青年が幼少期からマブラヴ世界に介入し、世界を自分の良い方向に変えていく話。
とにかく痛快なオリジナル主人公の冒険活劇とそれによって変化していくマブラヴ世界の様を楽しめます。
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▼読む際の注意事項など
マブラヴですが、1971年に主人公は転生するので、ほぼ幼児の状態で時間を過ごすことになる点ですね。
あと、クロスオーバー作品で、オリジナル主人公という点でしょうか。
原作を一切知らなくても楽しめますね。
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ユーコン/2023年10月19日(木) 05:56/★ (参考になった:4/ならなかった:3)
BETAによって提案された和平交渉に困惑する人類社会
推薦作品:会いましょう、カシュガルで 原作:Muv-Luv
マブラヴ既読者向けの現在15話の現行長編作品。
突如として全BETAの侵攻が停止し人類に和平を申し出たあ号標的。
果たして目的は何なのか現実を疑う人類とのファーストコンタクトの行方が描かれていきます。
本作は突然それまで何一つ交渉すら出来ず人類滅亡の危機を齎したBETAからの和平の申し出に
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当然として戸惑う人類側の心境が良く描かれている作品で、
提案は信じたいが騙されれば破滅でBETAは何を考えているのか理解不能。
夥しい数の死者を生み出したこれまでの経緯が経緯なだけに信じられないその様子を、
最前線の衛士や監視部隊を始め各国工作員や政治家たちという
それぞれ異なる視点から人類側の困惑が描き出されています。
そして肝心なBETAが突然和平交渉に至った理由も現時点でしっかり明らかになりますので、
是非この理由が気になる方は一読してみて下さい。
様々なマブラヴ2次創作がありますがそんな新しい切り口を見せてくれた作品となっていて、
主人公の結末はどうなるのか今後の展開にも期待大です。
(同内容を自サイトでも投稿しています)
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夜市よい/2023年09月29日(金) 14:08/★ (参考になった:5/ならなかった:1)
BETAに奪われた空を取り戻す、魂震わせる英雄譚
推薦作品:Muv-Luv Alternative ~take back the sky~ 原作:Muv-Luv Alternative
全275話388万文字を誇るマブラヴ超大作にして全力でお勧めしたい完結作品。
ただでさえ魅力的な原作キャラクター達はそのままに、
数多くのオリキャラの英雄達を加えてそれぞれの生き様を描き切った傑作です。
平行世界のBETAに敗北してきた全ての白銀武から想いを受け取って、
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父親は死亡し大切な人達が殺されていく未来の悪夢を見続けた若干10歳の白銀武は、
その未来を防ぐため光菱重工からインドに派遣された父親を追ってインド亜大陸に渡る。
現地で受けた軍の適正検査では歴代一位の戦術機適正を叩き出し衛士候補生となって
末期戦によって半年しかない地獄の速成訓練の洗礼を受けることに。
そして遂に来たるBETAの大規模侵攻に後方の基地への輸送車を用意されるもこれを拒絶。
このままでは戦線を抜かれたBETAに父親と同期達は死んでしまうと、
出撃を自分から志願し地獄のユーラシアを最後まで戦い抜いた少年の旅がここから始まります。
本作はコールサイン・クラッカー12となった白銀武による、
若干10歳で誕生した歴代最年少天才衛士の英雄譚が綴られていく。
第一章では絶望的な末期戦となったインド失陥の模様からBETAの強大さを、
そして第二章では一人前の衛士への成長と戦場伝説までになったクラッカー中隊を描き
舞台は日本へと移りますが当然ここからの日本にもBETA侵攻の地獄が待っている。
そんな戦場から戦場へ、それが終わり次第また次の戦場へと移っていく作品ですが、
どの戦場も魅せる描写が的確に描写されているので一向に飽きることがない。
これが本作の大きな魅力の一つです。
そして本作で素晴らしいのは本当に沢山登場するオリキャラの一人一人の描き方で、
クラッカー中隊の面々を始めとする魂を燃やし尽くすような生き様には惚れる。
第四章で遂に本編に突入し原作キャラクター達が躍動し
第五章のそれまでの全てが一つに繋がるタイトル章の展開には気づけば涙が出ています。
本作の序盤のシリアスから終盤どんどん盛り上がり描写される感動的な場面には
連載中には無かった「ここすき」機能はかかせません。
ここすきを見返すだけでも感慨がひとしおです。
“また一緒に戦えて嬉しいよ、我らが突撃前衛長”
そんな読了には一週間はかかるような超大作ですが、
更にまた最初から読み返したくなる魅力がある全力でお勧めしたい作品なので
是非じっくりと一読してみて下さい。
最初から最後まで熱い展開に揺さぶられ続けます。
(同内容を自サイトでも投稿しています)
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夜市よい/2023年07月28日(金) 12:16/★ (参考になった:4/ならなかった:1)
情熱が伝わってきます
推薦作品:Muv-Luv*Vierge 護世界の少女達 血潮染む運命に導かれる 原作:Muv-Luv
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
作者さんの好きなものがてんこもりになっている印象です。
オタク趣味が一般化している昨今、純粋に「好き!楽しい!」という気持ちは特に大事かなと思います。
▼読む際の注意事項など
元ネタ作品の知識はしっかり入れておいた方がいいかもしれません。逆に言えば、元ネタになっている諸作品の知識がそれなりにある人であれば確実に楽しめるのではないでしょうか。
あめあめあめ/2023年01月29日(日) 13:04/☆ (参考になった:0/ならなかった:1)
重頭脳級俺ら
推薦作品:重頭脳級掲示板 原作:Muv-Luv
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
最近流行りの掲示板形式SSで、無事完結しました。
俺らと愛すべきイッチを楽しもう。
▼読む際の注意事項など
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最後まで感想欄を開くな、絶対だぞ!?(最終通告)
ハーメルンの仕様か、うっかり感想を開くと"最新の全体感想"が表示されてネタバレになる恐れがある。リアルタイムでSSとほぼ実況的に感想欄が同期するので、読んだ後に感想欄で二度美味しいはずが鮮度物になるのが非常に残念(運営様頼む
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メタルマッチ/2022年02月01日(火) 21:20/★ (参考になった:15/ならなかった:1)
近代兵器・魔法・異世界軍隊など、なんでもアリのBETA大戦で戦う、熱き漢達の物語
推薦作品:インドの奮戦と敗北、そして… 原作:Muv-luv
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
何と言っても濃い戦術、戦略描写が魅力的。
舞台はインド。しかしインド軍の他に米軍現代兵器も多数活躍します。
BETA相手に現代兵器や魔法技術で暴れまわる様は爽快です。
もちろんBETAも黙ってはいません。そんな両陣営どちらも超強化された壮絶な戦争です。
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主人公が存在しないので、名のある兵士も指揮官もいつ死ぬか目が離せない作りになっています。
そしてそこで抗う兵士達の必死さに胸が熱くなります。
▼読む際の注意事項など
特殊な世界観のせいでオリジナル要素がかなり濃いです。
なので元ネタを知らなくても問題なく読める作品になってると思います。
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スピオトフォズ/2018年12月04日(火) 21:31/★ (参考になった:1/ならなかった:8)
マブラヴSSの頂点
推薦作品:Muv-Luv Alternative ~take back the sky~ 原作:Muv-Luv Alternative
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
まさかの10歳からスタートの白銀武の物語。
この手のSSにありがちな、『強すぎて常識をはるかに突破して敵がものすごく雑魚に見える』ような現象は全くない。むしろ『個人がどれだけ強くても戦局はひっくり返せない』っていう戦争の大前提をしっかり守っている良作。
マブラヴは原作の性質上、エタりやすい作品として有名だが、その上でなんと9年も連載を続けて完結させた紛れもない『本物』。
この作品を越えるマブラヴSSは絶対ないと断言できる。
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マブラヴ好きなら一度は読むべき。SSに忌避感あっても、一度読んでみればわかる。
▼読む際の注意事項など
オリキャラが結構多い。
一人一人の人間性はものすごくしっかり描かれているし、感情移入しやすいのだが、原作の作風と本作の方向性の都合上、登場人物が多すぎる。
名前が思い出せないと逐一人物紹介に戻ったりしないといけない。
オリキャラが苦手という人にはちょっと大変だと思われる。原作キャラの登場がかなり先になるため、そこは少し注意が必要。
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心は永遠の中学二年生/2018年10月08日(月) 22:14/★ (参考になった:24/ならなかった:4)
祝完結!マブラヴSSの金字塔
推薦作品:Muv-Luv Alternative ~take back the sky~ 原作:Muv-Luv Alternative
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
原作では物語が始まる前に退場していた存在である『BETAの侵攻を受ける世界』の白銀武。
本来なら死のその時まで生地を離れなかった筈であったのに、並行世界の記憶を夢という形で垣間見たことが、齢10歳にして当時のBETA大戦の最前線、インド亜大陸へと彼を向かわせることになる。
そこで出会う数多の人々と共に、笑い、泣き、血反吐を吐き、悩んで、傷ついて、苦しんで、それでも歯を食いしばって立ち上がって歩き出す武。
色んなモノをなくしながらも全てを背負い、やがて幼き少年は鋼の衛士となって、故郷にして運命の地『横浜』へといざなわれていく。
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この作品の何に一番惹きつけられるか。
それはもはやオリジナルと言っていいほど原作から乖離した展開を描きながら、原作ファンである自分をして「これは紛れも無く『マブラヴ』だ」と感じさせる点。
例えば本作中にこういう内容の記述がある。
――人が自ら変わろうとするのは『希望』ではなく『絶望』ゆえである――
まりもの死によって絶望し、逃げて、逃げた先でもまた絶望の罠に打ちのめされ、それでも立ち上がり覚悟と立脚点を定めた原作の武と同じように。
本作の幼い武も何度も苦すぎる敗北を味わい、目を背けたくなる現実に晒され、時には逃げたくなろうと、周りの手を借りつつ己を叱咤し前を見据えて歩き出す。
この物語を読むにつれ感じたものは、原作のテキストを読み進めながら熱く動かされた感情と正に同質のもので。
だからこそ「紛うことなきマブラヴである」と。
加えて脇を固めるオリキャラを含む数多の登場人物達。
特にサーシャ・クズネツォワを始めとするクラッカー中隊の面々が非常に魅力的。
彼らも葛藤や焦燥、慟哭を抱えながら、残酷な世界を生き抜いていく。
例え互いの立っている場所が遥か遠く離れていようとも、振り向けば志を同じくし歩みを止めない仲間、いや家族がいるから。
家族でも、家族だからこそ見ている前で無様は晒せない、負けられない。
彼らもまた紛うことなき『マブラヴ』の世界の住人であると思う。
そんな白銀武が、かけがえのない仲間たちと綴る「あいとゆうきのおとぎばなし」。
マブラヴファンなら、読んで損した気分にはならないと思う。
▼読む際の注意事項など
何せ370万文字、薄めの文庫本なら約30冊分にもなるため、読了まで相当の時間が掛かる。
なので、ハマると実生活に影響が出る可能性も……。
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藤堂/2018年09月24日(月) 21:17/★ (参考になった:74/ならなかった:3)