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りゅうおうのおしごと!推薦一覧(4件)
主人公が表だって活躍することはなく。でもその立ち位置に納得が行く作品。
推薦作品:まほうつかいのおしごと! 原作:りゅうおうのおしごと!
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
りゅうおうのおしごと!の世界で再度の人生を送ることとなった主人公。
しかし、その生まれ変わりには【勝負師としては忌むべき能力】がついて回る。
勝負師としての生涯を諦めるも将棋を打ち続けていた彼にもたらされたのは【対局相手の棋力向上】。
そんな主人公がアマチュア名人となる夜叉神天祐氏と出会うことで、物語は動き出す…
(7行省略されています)
登場人物たち(名も無き対局相手ですらも)の心理描写が光り、さらには場の状況等の考察も丁寧に組み込まれているために読みやすく、しかも惹き込まれる作品です。
▼読む際の注意事項など
主人公が無双するわけではないので、そのような作品をお求めの方にはお勧めしかねます。
ただ、騙されたと思って一度は読んでほしい作品ではあります。
惹き込まれること間違いないでしょう…。
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如月遥/2020年08月22日(土) 16:11/★ (参考になった:14/ならなかった:1)
「才能」と「師弟」を原作と異なる切り口で描いた物語。
推薦作品:うちの脳内コンピューターが俺を勝たせようとしてくる 原作:りゅうおうのおしごと!
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
この小説には、原作に登場する雛鶴あい、夜叉神天衣に加えて、3人目の「アイ」が登場します。
その正体は、転生主人公の脳内別人格。
主人公を「マスター」呼びする少女人格の脳内AI「アイ」です。
(33行省略されています)
しかもこのチートAI、どうも神様チートではなく、主人公が幼少期から時間をかけて一から育てた、いわば自作チートらしいことが作中でほのめかされます。
──「才能」は後天的に作れる(伸ばせる)のか?
これが物語の大きなテーマの一つとなっています。
「才能」は原作でも重要なテーマであり、才能の「壁」に挫折する者たちの描写も原作の大きな魅力です。
しかしこの主人公は、少なくとも作中では挫折とは無縁です。
本人の棋力は並みの新人棋士レベルですが、作中最強の「名人」にすら圧勝できる脳内AIのいう通りの将棋を、さながら佐為の指示通りに囲碁を打つヒカルの如く指すことで、公式戦で勝利を重ねていき、あるいは舐めプして適度に負けたりします。
当たり前の勝利。そこに喜びはありません。
ただただ賞金を得るための作業。
本人が自分を脳内AI抜きでは凡才と評価しているからこそ尚更に。
こうして物語開始時点での主人公は、華やかな戦歴とは裏腹に、脳内AI抜きでプロになれなかった挫折からは目を背け、完全に腐りきっています。
そんな主人公が将棋の楽しさを思い出す切欠は、原作と違って八一と接点がなくなり弱体化していた天衣の指導を頼まれたこと。
初めは興味本位から、しかし次第に真剣に、天衣の育成にのめり込んでいきます。
自分と同じように「才能」を後天的に伸ばすために。
そしておそらく、自分の「才能」と再び向き合うために。
──「師弟」関係は師匠と弟子にそれぞれ何をもたらすのか。
この物語のもう一つの大きなテーマです。
つまり、最高に強くて可愛い天ちゃんを読める小説ってことです。
天衣ちゃん可愛いよ天衣ちゃん。
▼読む際の注意事項など
主人公の脳内会話で原作12巻までのネタバレが頻出します。
主人公の原作語りや公式戦舐めプが人によっては不快に感じます。
姉弟子、桂香さんの扱いが原作より悪いです。
天ちゃんは八一好き好きじゃないと嫌な人には合いません。
天ちゃんの棋風は、主人公の魔改造によって原作とかなり変わります。
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あんべ瀬木帆/2020年04月12日(日) 02:55/★ (参考になった:47/ならなかった:16)
かわいい姉弟子が見れます!
推薦作品:竜王と白雪姫 原作:りゅうおうのおしごと!
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
原作の雰囲気に近い姉弟子を見ることができます。
お互いの気持ちが上手く伝わないのも少しむず痒いですが面白いです。りゅうおうのおしごと!が好きな方にはオススメでなので是非見てみてください
多分、皆さんの見たかった姉弟子の小説だと思います。
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キオスク/2018年03月16日(金) 00:00/★ (参考になった:5/ならなかった:2)
愛にあふれた作品
推薦作品:りゅうおうのおしごと! 八一と銀子の盤外戦 原作:りゅうおうのおしごと!
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
原作6巻のあとのIFSTORYです。
順位戦を終えた八一と銀子が、関西将棋会館から八一のアパートへと帰る場面から始まります。原作の雰囲気を大事にしたうえで書かれているので、原作が好きな人はとても気に入ると思います。
また、八一視点だけでなく銀子視点からも描写することで、「なぜ彼女がこんなことを言ったのか?」が分かりやすく描写されています。
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▼読む際の注意事項など
上に書いた通り、これは原作小説6巻のあとのIFSTORYです。原作未読の場合、八一の強さがイメージしにくいと思われます。
原作を読破したうえで読むことをお勧めします。
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シロツミ/2018年02月15日(木) 23:08/★ (参考になった:3/ならなかった:2)