※新規の推薦投稿は各小説の上部メニューにある「推薦」から可能です
ウマ娘プリティーダービー推薦一覧(128件)
苦難の道を歩くキングとトレーナーの感動物語。泣けてきます。
推薦作品:底辺キング 原作:ウマ娘プリティーダービー
とある理由で、選抜レース最下位のウマ娘ばかりを引き受けるトレーナー。当然全く勝てず、たまに未勝利戦に勝てるのみ。底辺呼ばわりされるのは自分のせいだけではないのに、担当ウマ娘の才能を信じ、一勝でももぎ取ろうとしていました。自身の心を犠牲にして。
そんなギリギリの状態の中、選抜レースに破れたキングヘイローとであいました。キングの負けても折れない不屈の心に感化され、トレーナーが失いつつあった「心」に火を付けてくれました。
そうしてキングとトレーナーが、共に励まし合い、共に慰め合い、辛く険しい道を突き進んでいきます。
(8行省略されています)
キングとトレーナーの関係性が本当にすばらしく、思わず没頭して読みきってしまいました。何度か泣いてしまいました……良すぎます。
また、オリジナルウマ娘との関係性もすばらしいです。
無口で一見何を考えているのか分からない「カレンモエ」やトレーナーに堂々と「一勝できたからどうでもいい」とトレーニングをサボり、週末どこかにいってしまう「ダイアナヘイロー」、癖ウマ娘が揃っています。
トレーナーはウマ娘たち一人ひとりを尊重し、彼女たちの力になるよう、寄り添っていきます。このトレーナー、本当に神すぎないですか……?甘やかしてるわけでは全くなく、言動も厳しいんですが、真の教育者とは彼のことを言うのだと思います。
そしてこれだけ有能で素晴らしいトレーナーなのに「なぜ最下位のウマ娘ばかり引き受けているのか」
……涙あり感動あり、最高の作品に仕上がっています。ぜひ読んでみて、トレーナーの軌跡を確認してください。
▲短縮する
愉悦部出身/2024年03月27日(水) 21:33/★ (参考になった:7/ならなかった:0)
長いが読む価値は高し
推薦作品:貴方の強さは私が知っている。 原作:ウマ娘プリティーダービー
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
おそらくは本サイト最長のウマ娘二次創作
時系列はアニメ時空でもなくゲーム時空でもなく史実準拠である
主人公は90世代(メジロマックイーン世代)にしてメジロライアンの友人である尾花栗毛
(26行省略されています)
転生ものではあるが前世要素は非常に薄く、くどくはない
ただし序盤のある展開を気に入らない者もいるかもしれず注意は必要だろう
しかしそれを補って余りあるほどレース展開は史実のそれと異なりつつキャラクターのそれをなぞっており読ませてくれる(一部オリジナルキャラクターのキャラが目茶苦茶濃いのは御愛嬌である)
また、現役レースを既に完遂するまで、それこそ凱旋門賞までを描ききっている点も評価が高い
本稿を書いている428話時点で史実の1994年末近くに達しており、アニメ第1期の主要キャラクターたちも登場
ナリタブライアン世代のサクラローレルが(濃いキャラと共に)凱旋門賞を激走
マヤノトップガンがジュニア期を駆け抜けている
展開を列挙すればその時点で笑われてしまうであろうが読了後はそんなことを一切感じさせないのは作者の筆力というものだろう
問題があるとすれば、先がどこまで続くのかわからないことだが、読者としてはあと1000話程度は楽に付き合えるだろうと思っている
▼読む際の注意事項など
注意点があるとすれば、作中において序盤時期にある提案がなされるのであるがそれが気に入らない読者もいるかもしれない
また、史実において残した戦績を主人公に食われる名馬(をもとにしたキャラクター)もいることからこれを好まない人間もいるだろう
しかしほぼコンスタントに2年間毎日更新され続けていることを鑑みればこの筆力は化け物クラスであると擁護させていただきたい
話の表題が話数のみであることからどのようなことが作中であるのか予想がし辛いが、おおまかに章立ててあるのでそれを参考にしてほしい
ジュニア期が史実における1989年、クラシック期が1990年、シニア期が1991年である
そしてワールドレースは1992年となり、凱旋門賞を経た1992年12月の有馬記念においていったん物語は終幕を迎える
とりあえず、読んでみてほしい
先は長いがまだまだ歴史は続いていくのだから
▲短縮する
くろうま/2024年02月26日(月) 06:53/★ (参考になった:7/ならなかった:1)
下から見上げてこそ観えてくる魅力的なウマ娘世界
推薦作品:強めのモブウマ娘になったのに、相手は全世代だった。 原作:ウマ娘プリティーダービー
原作ウマ娘全90話55万字長編完結作品。
才能も実力もネームド達には到底足りないと自覚しているモブウマ娘な主人公が、
あらゆる盤外戦術を駆使してでも足掻いた結果読者に新たなウマ娘の景色を見せた大作です。
本作は普通に戦っても負けることが確実なネームド達にどこで戦ってもぶち当たるアプリ時空で
(12行省略されています)
モブウマ娘から見たウマ娘世界がこれ以上なく独特に描写されている作品となっています。
レース前は自身が持つ競馬知識から下準備を積み重ねて対策を講じて、
レース中には賞金目当ての出走経験の多さから来る対応能力を以て勝ち筋を見出していく。
そんな勝てない戦いはしないものの勝てるならどんな形でも勝利を掴み取る執念を持った、
興行規則までも利用し尽くすこの主人公を是非ご覧ください。
更に本格的なレース描写が白熱したものになっているのも魅力的で、
それぞれのネームド達が都度魅せる輝きにどうやってモブな主人公が対応していくのか。
毎レース毎に勝敗含めた予想できない様々な展開で読者を楽しませていきます。
特に策略家セイウンスカイとの間での大熱戦がお気に入りです。
そして最終話もこれまで一つ一つ着実に成長して変わってきた主人公のその過程が、
丁寧に思い出させてくれる本作らしいレースで素晴らしかった。
そんなモブウマ娘からまた違ったウマ娘世界が展開される大作なので是非一読してみて下さい。
▲短縮する
夜市よい/2023年11月10日(金) 18:15/★ (参考になった:5/ならなかった:0)
過酷なウマ娘世界の底辺で足掻く一流トレーナーがキングヘイローと挑む一流を証明する闘い
推薦作品:底辺キング 原作:ウマ娘プリティーダービー
原作ウマ娘81話50万字で現在最終章に突入している現行長編作品。
未勝利戦を勝利することがいかに難しいか酸いも甘いも知りつくしたトレーナーと、
一流を証明する為にレースに挑むキングヘイローによる泥臭く熱い3年間が描かれる大作です。
本作は先ず独特なオリジナル設定の元での主人公の魅力が十二分に分かる描写が良く、
(19行省略されています)
未勝利戦すらも勝たせてやれなかった主人公の苦しみと奮闘ぶりには序盤でも心をうたれます。
「お前は最後の未勝利戦で負けて、泣いているウマ娘を見たことがあるか?」
「俺はそんな担当ウマ娘を何人も何人も経験してきた。あれはな、トレーナーとして本当に最悪な気分になるんだよ。大雨のなか、地面を這って延々と泥水を啜っているようなそんな気分だ」
更に挫折したキングが急激な成長を果たし名実ともに黄金世代の一角となるに至った
トレーニングの過程が非常に具体的で分かりやすいのが本作の確かな魅力の一つです。
最先端の現代機器を活用して判明した課題を克服していくキングヘイローには納得させられて、
しかしそれでも黄金世代のメンバーには中々届かない黄金世代の壁の厚さが良く分かります。
そして何よりも中終盤にかけて語られる過去編が本作の中で非常に魅力的で、
主人公が犯した不祥事が遂に明かされる驚愕の追憶編が終わって畳みかけるように始まった、
あるウマ娘の視点で語られていく2人のすれ違いに悲しくて涙が出てきそうになる追想編。
順調に成長していく本編ともの悲し過ぎるシリアスな過去編の2本立てで展開された後に、
主人公が残したノートの中身が判明して挑む最終章でのキングの物語が非常に楽しみ。
数多くのオリキャラも登場しますがチームの一員となったカレンチャンの娘カレンモエを始め、
みんなキャラクターがしっかり立っていてまた新たなウマ娘の世界が堪能できます。
そんな魅力的なキャラ達と本格レースを楽しめてシリアス描写でウマ娘世界の過酷さを知れる。
底辺から一流まで数多くのウマ娘達の思いが知れる大作なので是非一読してみて下さい。
▲短縮する
夜市よい/2023年10月13日(金) 12:17/★ (参考になった:8/ならなかった:0)
☆1読者にも共感したくなる重バ場小説の最高傑作
推薦作品:どけ!トレーナーの隣はわたしだ杯 原作:ウマ娘プリティーダービー
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
チーム内外問わずみんなに好かれるトレーナーを賞金に、13人のウマ娘がゲートに着く。様々な思惑が交錯する重バ場に読者は耐えられるのか!?
構成としては、各出走ウマ娘とトレーナーとの前日譚、各ルートのレース・後日譚という風になっている。何故彼は好かれたのか、レースに至る因縁は、そもそもこのレースはなんなのか?人間関係から生じた原作からの様々な変化、独自設定などかなり噛み応えのある作品であり、エピローグ含め順番に読んでいってほしい。
(4行省略されています)
個人的にミホノブルボンが解釈一致でした。全員かわいいけどね!
▼読む際の注意事項など
キャラ崩壊、独自設定、各ifの救われなさなど合わない人には徹底的に合わない。
▲短縮する
zatto13/2023年08月29日(火) 06:32/☆ (参考になった:0/ならなかった:1)
エッチなのにエッチじゃない。 タイトルが卑猥?それはそう
推薦作品:うおっ乳デカいね♡ 違法建築だろ 原作:ウマ娘プリティーダービー
▼読む際の注意事項など
chin語録、僅かでもエロスを匂わせる描写が嫌いな方にはお勧めしない。
シュールギャグが面白くないと感じる、理解できない方も読んでいて辛くなる可能性あり。
(19行省略されています)
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
ウマ娘と高校生男子の主人公が織りなす甘酸っぱい(非)日常が描かれています。
まずはシチュエーションエロスの表現が素晴らしい。読者の想像力次第では途轍もなく淫靡な気分になれます。
大人しく2話まで読んで欲しい。すげぇエッチだから。
そして5話で腹筋破壊されろ。エロとギャグの落差で風邪もひけ。
最大の見どころは主人公が掛かった時。持ち前の語録を駆使して自分の脳内を実況するので
掛かっているのに急に落ち着くなど、「今こいつ混乱してんだな」という状況が的確にわかります。
また、主人公の無駄に高い語彙力と博識さでIQの乱高下が止まらないのも魅力的。
PID制御ってなんだよぉ!調べちまったよ!(1敗)
タイトル通り主人公の性癖は巨乳一辺倒なのに、気がつくと周りにいるのは虚乳の方々(例外あり)。
順調に性癖開拓が進んでいるのでその点も注目です。
しかし常時頭がピンク色で物語が進むわけではなく、ちゃんと冷静な彼やシリアスな彼、トラウマ抱えてブルーな彼もいるのでエロスとギャグだけでゴリ押しされている作品ではありません。語録で大方吹き飛ぶけどな!
顔とスタイルのいい美人に性欲を刺激され、癖を開拓されながらも巨乳に目を奪われ、鋼の意思で対抗する。
そんな主人公の生活をちょっと覗いてみませんか?
▲短縮する
KNG/2023年08月17日(木) 22:25/★ (参考になった:12/ならなかった:3)
過去と未来を繋ぐ意志の物語。
推薦作品:【完結】女帝の意志を継ぐ者へ 原作:ウマ娘プリティーダービー
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
トレセン学園にて、身元不明のウマ娘が現れた。
尋ねてみても何も語らない小さな少女。当人も困惑している様子。
ところが、あるウマ娘を見て彼女はこう叫んだ…
「お母さん!」と。
(11行省略されています)
呼ばれたのは女帝の異名を持つウマ娘「エアグルーヴ」だった。
物語は未来から来たウマ娘「ショパン」と、その面倒を見ることになった「エアグルーヴ」を中心として話が進んで行きます。
何の因果か現役時代の女帝の姿を直に見る事になる娘と、その世話をする後の母。しかしこの出会いが、2人の人生に大きな影響を及ぼす事になります。
母の背を追いかける娘と頭では否定しつつも奇妙な縁を感じとる女帝。レースや学園生活の中で徐々に仲良く日々を紡いでいく2人。その描写がとても丁寧で微笑ましく、レースは熱い!
果たしてショパンは過去の景色に何を感じ、何を持って帰るのでしょうか?出会いと別れ。過去と未来。時を越えて貴方に贈る。
切なくも美しい物語をぜひお楽しみ下さい。
▼読む際の注意事項など
基本的にシリアスなストーリーです。
元ネタを知っているとより感情移入しやすいかもしれません。
▲短縮する
ジョンドゥ2/2023年07月17日(月) 22:05/★ (参考になった:5/ならなかった:1)
ウマ娘でとても良く学べる現代社会ドキュメンタリー
推薦作品:引退ウマ娘のセカンドキャリア 原作:ウマ娘プリティーダービー
現在6章セイウンスカイ編が完結のウマ娘長編現行作品。
他に「ナイスネイチャ」「イクノディクタス」「ヒシアケボノ」「マチカネタンホイザ」と、
「メイショウドトウ」について、彼女達のトレセン引退後の第二の人生が描かれ
ウマ娘で中心のレースでなく、走れなくなった後何をするのかに焦点を当てた良作です。
(18行省略されています)
どのウマ娘にも死闘を繰り広げた現役生活を終わる時はやってくるが、
現役中はレースに勝つ事が至上目的で現役が終わった後を考えているウマ娘はほぼ皆無で。
本作ではそんな状況で彼女たちの引退後は何をしているのか。
そして何を思ってその職についたのか。それをインタビューで明らかにしていきます。
本作は先ず各キャラクター達の解像度が非常に高いのが魅力的で、
このキャラだったら確かにこの職業を選んでいても全くおかしくないと、
違和感が全く出ない深く考え込まれた物語が展開される。
その物語の構成自体も本当に良くできていて、
ウマ娘達のセカンドキャリアの最初は何をすべきかも分からない苦難の連続から、
どんな転機があって落ち着いた今に至るのかを描く読み応えある展開が各章毎に味わえます。
そして何よりもウマ娘達が選んだセカンドキャリア自体に対する濃密な描写が素晴らしい。
章末の参考文献リストで分かるように作者による現代社会の調査が深くなされているので、
正にドキュメンタリー番組のように知らなかった職業の一面が克明に記され本当に勉強になる。
そんなウマ娘キャラクターで読者に入りやすく現代社会の実像に迫っている、
他にない2次創作となっているので是非一読してみて下さい。
(同内容を自サイトでも投稿しています)
▲短縮する
夜市よい/2023年06月16日(金) 12:22/★ (参考になった:14/ならなかった:1)
ウマ娘二次創作にここまで泣かされるとは思わなかった。
推薦作品:【オルフェーヴル編】とある武術家ウマ娘がトレセン学園に転入する話 −流れ星の転校生−【リメイク版】 原作:ウマ娘プリティーダービー
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
初めて推薦書きます。よろしくお願いします。
何となく読み始めたら途中から読むのが止まらなくなりました。
格闘技の選手だったウマ娘が前世の記憶を夢で見たのをキッカケにトレセン学園に転校するストーリーです。最初は勝てずに燻っていた所を追い討ちをかけるようにして前世のトラウマイベントが発生して、しかもかつての格闘技時代の友人に追い詰められたりと序盤からかなりハードモードな展開になります。けど、そこから盛り上がって一気にエンディングまでストーリーが綺麗に繋がります。
レース描写も分かりやすかったです。主人公のストーリーだけじゃなくて途中途中でオグリキャップやナリタトップロードの短いストーリーが出てくるし、カレンチャンの合気道有段者設定についてもストーリーがあるのが個人的にポイント高かったです。あれ完全に刃牙。分かる人には楽しめる。
(4行省略されています)
終盤でガチで泣かされました。前世からの運命を超えられるかというアニメ1期のサイレンススズカを思い出す展開で、アニメ2期の有馬記念ばりに泣いた。めっちゃ良かったとしか言えない。読了感はパナいです。
▼読む際の注意事項など
漫画のシンデレラグレイは読んでた方が良いくらい。
▲短縮する
カラカラポンチョ/2023年06月11日(日) 17:22/★ (参考になった:8/ならなかった:0)