異空人/イクウビト
作者:蟹アンテナ

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感想

科蚊化  2020年11月29日(日) 11:30 (Good:2Bad:0) 153話 報告

>空腹の肉食動物と似たようなメンタリティの知的生命体です。

一言でいえば「弱肉強食」そのものの価値観ということですかね。

強者である自分たちは弱者を生かすも殺すも自由である。
自分たちより強者がいれば、そのものは自分たちを好きにすることができる。

それは受け入れられないので自分たちが最強でなければならない

と。

返信:蟹アンテナ 2020年12月01日(火) 22:49

どうも、コメント有難う御座います。

そうですね、文字通り弱肉強食の価値観がカクーシャ帝国の価値観です。
少なくとも皇帝や中央貴族はその価値観ですね、それ故に帝国こそが世界最強の国でなければならないと考えております。
文句を言いたかったら少なくとも力を示さなければ決して認める事は無いでしょう、そしてその力が魔力でないと恐らく彼らは納得しないと思います。

勿論全てのカクーシャ人がそう言う考えでは無いので、内心不満に思っている国民も多いですね。
それが原因でヒシャインやキョーシャなど幾つかの国に分離しております。


KIYO299  2020年11月23日(月) 11:06 (Good:3Bad:0) 153話 報告

更新お疲れ様です。

隔絶した戦闘力を見せつけられたヒシャインの恐怖…
それまでのやらかしもあるから余計増幅しそうですな

しかしもし初撃がSSMじゃなくレーザーJDAMで、地下魔石倉庫直撃してたらどうなってなんだろ…
相当ヤバい(爆発的にも魔光的にも)ことになったんじゃなかろうか?

返信:蟹アンテナ 2020年11月24日(火) 16:59

どうも、コメント有難う御座います。
何もかもが概念すらない未知の攻撃なので、その全貌を知ったらヒシャインだけでなく大陸中央部の国々は狂乱するかもしれませんですね。
やっぱり視界の外から飛んでくる常識外れの攻撃には恐怖を感じるでしょうし、どこにいても首に刃物を突き付けられている状態に等しいですし、知っていればそもそも敵対を絶対に避ける相手だと思います。
まぁ、カクーシャ帝国は例外かもしれませんが、大抵の国はそうなると思います。

日本も広範囲に部隊を展開しているので、正直余裕がありませんしなるべく短期決戦で挑みたいと思っています。
そこそこの射程距離と破壊力を持つ対艦ミサイルは、今回の作戦に合っていた兵器だと思います。
地下施設の存在が分かっていたら、恐らく最初から攻撃対象になっていたかもしれませんね。
でも、やはりミサイルや爆撃だけでは地上戦力を全滅させる事は難しいと思います。


Scapinist  2020年11月22日(日) 21:57 (Good:4Bad:0) 153話 報告

投下乙であります。

虎と謳われたカクーシャ帝国をなぶりものにしたというだけでも恐ろしいのに自分たちの常識から完全に外れた戦いぶりを見せるイクウビトへの恐怖は言葉では語りつくせないものがあるのでしょう。魔力無しの賤しい民と思ってなめてかかったら人外の力を振るって反撃してきただけになおさらでしょうね。

それはさておき、カクーシャにとって幸いなのはAC-130が自衛隊に配備されていないことでしょうか。もし配備されていたらアルクス人は「上空を旋回しつつ凄まじい咆哮を轟かせながら鉄と炎の嵐を浴びせる羽虫の王」と形容したかもですね

返信:蟹アンテナ 2020年11月24日(火) 16:54

どうも、コメント有難う御座います。
世界最強を豪語し、実際それに近い実力を持っていると、周辺国も恐ろしさを身に染みて理解出来ておりますし、そんな存在がぽっと出のか弱そうな新参者にボッコボコにぶちのめされると、そのギャップと未知さから異様な恐怖を感じるかもしれませんですね。
様々な要因で日本人は大陸中央部の人達に不信感を持たれておりますが、今回の戦争で恐らく日本の立場は恐怖の暴君よりも格が上な理解しがたい未知の強国として、接触の仕方に気を遣う爆発物の様に扱われるかもしれません。
まぁ、日本はよほどの事がない限り安易に武力行使なんてしないと思いますが。(そもそも、武器弾薬の浪費なんて日本が最も回避したい事だ思いますし。

>>AC-130
空からしこたま砲弾を降らせるガンシップは地球基準でも化け物だと思います。
この世界では航空勢力が殆ど存在しないために、昔ながらの積載量と航続距離重視の爆撃機や地上部隊を延々と攻撃し続けるガンシップみたいな飛行機の需要が生まれるかもしれませんね。


303CUR  2020年11月22日(日) 13:50 (Good:3Bad:0) 153話 報告

更新お疲れ様です。
これ聞くのはずるいんですが、大陸中央部編終了(カクーシャ敗北)で一応一区切りの予定ですかね?
このお話、開拓に新種族との邂逅、便利になった大陸の暮らしや流入する文化といったテーマが他にも色々あって好きなので、カクーシャを征伐しても続いて欲しいですねー。

返信:蟹アンテナ 2020年11月24日(火) 16:46

どうも、コメント有難う御座います。
うーん、一度きっちりとこれで終わるという区切りはつけたいと思っておりますが、その後は恐らく蛇足編という事で新章に突入という線は薄いですね。
多分、日常描写や異文化交流などが続いたり、突発的な大型の魔物との交戦などが描写される事はあるかもしれませんが、大陸の大部分を占める帝国との戦いに勝利するという事は、ローマ帝国崩壊と同じレベルの世界的な大ニュースだと思います。
まぁ、この世界での先進的な文明の崩壊ともなると大混乱は回避不能なので、話題には事欠かないと思いますが、今のところふんわりとした構想くらいは浮かんでいる形です。


ぴょんすけうさぎ  2020年11月22日(日) 09:17 (Good:4Bad:0) 153話 報告

>高濃度の魔素と魔力波による突然変異誘発作用
>遺伝子が傷つけられ出鱈目に変化した結果絶命
トンデモない兵器ですな。これだから侮れん。

返信:蟹アンテナ 2020年11月24日(火) 16:39

どうも、コメント有難う御座います。
細胞の活動に魔素が必要な惑星アルクスの生物にはかなり致命的なダメージを与える魔石爆弾ですが、根本的に魔素を使わずその身に取り込むことのない地球人にはノーダメージな爆弾なのですね。
彼らがもし、地球人の人体に詳しいのならば破片手榴弾を使っていた筈なので、彼らも決して侮れない存在だと思います。


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青野いずも  2024年03月03日(日) 22:04 (Good:3Bad:0) 169話 報告

魔素収縮式浄化装置を使えば、ミョウバンの結晶のように魔石が出来上がるのか…小学生の自由研究にミョウバンの結晶を作成していたのを思い出したな。作業員達にも懐かしい思い出を振り返る人が一人ぐらいいそうですね笑
そしてその装置を使って、魔力渇望の土地に伝説の大地を再現する。
これまで色々と衝突したり多くの血が流れる事になりましたが、最終的にこれに辿り着くのは感慨深いものありますね。

返信:蟹アンテナ 2024年03月04日(月) 18:00

どうも、コメント有難う御座います。
本作のテーマとして外からの作用で難題を解決すると言うものがあって、それを意識してみました。上手くいって良かったです。
イメージ的には絡まりきった糸玉をぶった切って繊維から結びなおす感じでしょうか?
この魔力汚染除染装置は扱い方次第で不毛の土地を復活させたり、豊穣な土地を枯れさせたり出来るので、正式版がリリースされることになったら特殊なライセンスが必要になってくるかもしれませんね。
この星の原住民が今の世代では果たせないだろうなぁと、内心諦めていた大地再生が思いがけない所で果たされようとしており、星の名の由来となった紺碧の大地が再現されつつあり、その幻想的な景色を見たアルクス人はさぞ感慨深かったことでしょう。


操縦士兼整備士  2024年03月02日(土) 03:23 (Good:2Bad:0) 169話 報告

更新お疲れ様です

まるで中性子爆弾のような能力に似た性能で恐ろしいですね。
唯一の違いは残骸が適量であれば資源になるのが救いか…

今後とも楽しみにしています。

返信:蟹アンテナ 2024年03月04日(月) 17:52

どうも、コメント有難う御座います。
少なくとも自然環境を根底から破壊し、人道にも反した兵器だということは間違い有りませんですね。
幸い、地球人には何の影響も無く、汚染領域で特殊な装備もなく活動できるので、除染作業自体の難易度はそこまで高くありません。
ただし、一般的なアルクス人が魔力汚染領域に無策で踏み込んだ最後、全身被爆の後に異形化・もしくは発がんし、まともな人生を歩めなくなる事になるでしょう。
とは言え、元々この惑星の生物の代謝に必要不可欠な物質であり、普遍的に存在する物質である以上は、雨風で少しずつ拡散して濃度が低下して生物が生育できる程度に安定するであろう事は研究がされて判明しているので、放射能汚染ほど深刻な環境汚染ではないです。(自然に落ち着くのを待つと何世代も跨ぐ羽目になりますが


ぞぉん  2024年03月01日(金) 19:50 (Good:2Bad:0) 169話 報告

最後の流れはナウル共和国みたいだな

返信:蟹アンテナ 2024年03月04日(月) 17:45

どうも、コメント有難う御座います。
海鳥の糞が積もって出来上がった地層を持つ国でしたね。
海洋生物を捕食して陸に戻ることでリンを含んだ糞尿が地上に齎されるある種の生物ポンプみたいな仕組みでリンが取れるって興味深いですね。
ただ、今回の白色化遺骸群は戦争の爪痕みたいなもので、自然環境に深刻な影響を与えてしまった人類の罪として刻まれるもので、肥料として利用できると言うのは偶然起きたものです。
少なくとも今後何度も再現されては困るもので、魔鉱石を使用した兵器の運用の是非が問われる問題ですね。
もっと、真っ当な方法で作られた肥料を流通させたほうが社会的にも自然環境的にも良いと言えます。


ぴょんすけうさぎ  2024年03月01日(金) 16:34 (Good:3Bad:0) 169話 報告

>この星の生態系が本来の姿形を取り戻す日は近いのかもしれない。
 いい言葉ですねぇ。

それが、この星の外からやってきた日本人のおかげというのが、一寸皮肉っぽいが。

返信:蟹アンテナ 2024年03月04日(月) 17:40

どうも、コメント有難う御座います。
まぁ多分彼らだけでは、これらの問題を解決するのにもう何世代も時を要する事になったと思うし、その過程で目も覆いたくなる様な惨劇が起こされたことであろうと容易に想像は付きます。
もしくは、この次元の宇宙では魔素と言う物質が広く存在することにより、別次元から取り込んだ何者かが生物・無生物問わず文明の問題を解決するきっかけになったりしているのかもしれません。
日本が転移してきたのも、大いなる流れの内の普遍的な出来事の一つなのかもしれませんね。


ひね様  2024年03月01日(金) 00:14 (Good:3Bad:0) 169話 報告

更新乙い
良い肥料になるってわかったら金の匂いがしてくるもの、そら再現試みますわ

返信:蟹アンテナ 2024年03月04日(月) 17:28

どうも、コメント有難う御座います。
金の匂い・・・とは違いますが、盗掘が横行したことによって盗掘者が魔物化して半端に自我が残った危険生物として対処しなければならない問題も起きていたので、それを回避するために個人が立ち上がったみたいな流れだったりします。
当然ながら新興企業として立ち上がった以上は利益を追求していかなければならないので、儲けを出さなければなりませんが、根底は善意・社会奉仕だったりします。
早い話違法行為を行う個人や集団に間接的に喧嘩ふっかけたわけですね。(盗掘肥料を無価値なものにしたわけで
正当な手続きを経て違法行為を駆逐したわけです。



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