どれだけ自身が強かろうが、他者に歩み寄れる者が勝利を掴めると思いました。

それにしても延長戦は『覚醒した主人公ｖｓ狂気に呑まれた敵ボス』って完全に
「これなんてラストバトル？」な構図でしたが、とにかく滅茶苦茶熱かったとしか言う他有りませんでした。

さて、試合は１０回戦まであるとのことですが、果たして準々決勝、準決勝は何処にあたるか…
（個人的に、現在名前だけが登場してるジュラシックと、新キャラの歩兵が登場してる聖グロリアーナ＆ブリティッシュが可能性が高いと思いますが果たして…）

いつも元気で明るい優花里が曇る姿は読んでて辛くなりましたね…
どうにか彼女には幸せになってほしいですね…できれば白狼と…
（優花里が男の子を好きになるのってこの作品ぐらいなものなので…）

そして白狼…失態を犯したまま蒸発してしまうのは「逃げ」なのでは？
それとも彼なりの「けじめ」を付ける気なのでしょうか？　気になるところです。

お互いを理解しあってるからこそ、支え合えるみほと弘樹。
友情は育めているものの、お互いの事はまだ理解できず、離ればなれになった優花里と白狼。
今回の二組の男女の描写は何気に対比になっているように感じて面白かったです。


長くなりましたが最後に…

前回の感想で延長戦のルールを読み違えて、「延長戦こそ白狼の『三度目の正直』なるか！？」なんて書いてしまった自分をご容赦くださいorz

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みほが『何かに怯える』描写って今回が初めてではないでしょうか？
クレヨンしんちゃんで例えるなら劇場版でしんのすけが敵に怯えて泣くようなもので、
常にみんなを引っ張り、如何なる状況でも毅然と打開策を見出してきたリーダーが、恐怖で何もできなくなってしまう……
大洗機甲部隊にとってこれほど恐い物は無いでしょうし、読んでる側としても寒気を感じました…

　でも、このクロエの『狂気』に打ち克たなければ彼女に明日は無いでしょうね。
仮に、白狼がフレンドリーファイアを起こさず勝利していたとしても、クロエの狂気による『怯え』を抱えたままでは今後の試合も如何なるかわからない。

そして、『大会に遅刻』、『フラッグ車をフレンドリーファイア』と二度の失態を犯してしまった白狼…
延長戦こそ『三度目の正直』となるのか？
なんだか、彼ってこの作品の裏主人公なんじゃないかと思えてきました。

そして自らの愛する者が苦境に立たされてしまった弘樹＆優花里。
両者がみほと白狼をどう支えていくのかも注目ですかね。

次回も楽しみにしています！

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しかし､今回のクロエ総隊長はブッ飛んでいますね｡（本人もここまでブッ飛んだ事はないと思っているのでは？）
あのセリフを語るクロエ総隊長の表情と姿を想像すると､誰もが恐怖と不安に駆られて逃げ出したくなるのでは？
エリア８８ＯＶＡのグエン・ヴァン・チョム（ＣＶ：大塚周夫）が『流せ！流せ！赤い血を！キャノピーを真っ赤に染め上げろ！』と似たようなセリフを言っていたのを思い出しました｡

ところで､決勝戦までどのくらいでしょうか？
これだけの戦いをしている大洗機甲部隊を､そろそろ常連の強豪校も警戒して
逆に大洗の学園艦に潜入偵察を始めているのではないかと思うのです｡
そど子率いる風紀委員が､怪しい生徒を誰何しているのを想像して見ました｡

戦車隊演習場で､演習の様子をずっと見ている女生徒を見つけた､そど子､ゴモヨ､パゾ美｡
そど子：「あなた､何しているの？」
女子生徒を取り囲む､そど子達｡
そど子：「あまり見かけない顔ね｡生徒手帳を出して！」
女生徒：「はい」
そど子：「普通科２年の江戸川蘭子さん･･･」
女生徒：「はい｡そうです」
女生徒の背後に立つゴモヨが､タブレットで検索､すぐに該当者なしの表示が出る｡目でそど子とパゾ美に合図する｡
パゾ美：「江戸川さん｡大洗学園艦一のスケベって､誰でしたっけ？」
女生徒：「え？そ､それは･･･その･･･」
そど子：「この学園艦にいる女子なら､誰でも知っているはずよ」
３人の包囲を脱して､走り出す女生徒｡
そど子：「こら！待ちなさい！」
ホイッスルを吹きながら､追いかける３人｡

果たして､彼女は逃げられたのだろうか･･････｡

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さあ、一対一の延長試合。

勝つのはいったい!?

どっちだ!!

次回の話も楽しみに待っています。

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