戦車道は「婦女子を育成する為の武道」ですので、婦女子を育成するという「本来の目的」というものがあり、それには人間が必要不可欠です。そこから人間を排除するとなると、そこには「婦女子の育成という目的」も「伝統」も無く、さらには「武道」や「スポーツ」の概念からも外れる事になり、結果「ただのゲーム」と化してしまう、まさにその通りですね。
それに、私は「AIは『便利』ではあっても、『万能』という訳ではない」と思いますね。ロッチナは、やけにAIを賛美していましたが、AIは所詮機械です。それにAIや無人兵器にも「チャフ、ジャミング、電磁パルス、ハッキング、ウイルス」などといった対抗手段は存在します。例え、どれ程科学が進んでも、最終的に必要とされるのは「人間の力」なのだと、少なくとも私はそう思いますね。

あと、ロッチナのセリフですが「人間より素早く、遥かに高度な演算、情報処理能力を持つAIにより、桁外れかつ正確無比な戦略・戦術予測を可能とする………正に夢の機械だ」の「正確無比な戦略」の部分が「正確無比なな戦略」になっていました。

今回の質問は、諸事情により再び質問の数を５つに戻します。あと、今後質問の数は普通であれば３つですが、場合によっては再び５つに戻す事があります。重ね重ね勝手に変更して申し訳ございません。

１、ところで、ロッチナは大洗学園にジェームズ君（アメリカ大統領の一人息子）が居る事を知っているのでしょうか？。米陸軍の情報将校であれば、その位は知っていると思いますが？。

２、常夫が開いた店が、何故「パン屋」なのでしょうか？。単にテキトーに考えて偶々思い付いただけなのか？。それとも、常夫はパンが好物だからなのか？。はたまた、何か「特別な理由」があるのでしょうか？（例えば、『常夫としほが結婚してまだ間もない頃、しほが焼いてくれたパンを常夫が食べて、それがすごく美味しかったという思い出がある為』とか）。

３、そういえば、今回ロッチナの階級は「大佐」になっていましたが、以前の質問では「原作と同じで大尉」という回答でしたが、何故「大佐」になっていたのでしょうか？。

４、「日本の戦車道連盟」は、「無人戦車道」の事をどう思っているのでしょうか？。確かに経費や安全性だけを考えれば、賛成する人も多少居るかもしれませんが、「婦女子を育成する」という「本来の目的」を見失う事になるので、そう考えると、反対派が大半を占めると思いますが？。

５、愚問かもしれませんが、「AI」が試合で使用可能であれば「AIに対抗する手段（ジャミングやハッキングなど）」も使用可能でしょうか？。

今回は以上です。
次回も楽しみにしています。これからも頑張ってください。大洗万歳！！

長文失礼いたしました。

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お千代さんと子供たちの意のままになる『フォルツォイクロン』だったらそれはもう悪夢です。
ゆきかぜを復活させた男は、自分が無人艦として蘇えらせたゆきかぜを「人間と助け合うメカニズム」と評しました。
今の時代は、人間と機械の助け合いありきなんです。
だからみほたちは絶対に勝たねばならない。
試合において人間の力を必要とせず、人間を決して助けないのが目に見えている無人戦車道に負けるなど、絶対に許されない。
『エレガントじゃないゲーム』に過ぎない無人戦車道の行き着く先は、人間を排除する意志とそれを可能とする力を持つ存在一択ですから。
故に、俺がみほたちに言えることは「勝ってくれ」の一言だけです。
小難しい持論混じりの長文、失礼いたしました。

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今回の対大学選抜戦、AI開発と『無人戦車道』を背景にした米軍の思惑がありましたか。
なかなか良いテーマを持って来たと思います。
現実にも近年、AIの軍事利用を巡って中国が国家レベルで大規模な開発を進めており、米国も神経を尖らせている状況ですから、非常にタイムリーですね。

また、米軍も島田流のスポンサーになっていると言う設定は、現実にNASCAR(米国のストックカー・レース)で、米陸海空軍が個々にチームのスポンサーになった例があるので、思わずニヤリとしました。

そして『無人戦車道』ですが、今回語られていた資金面の問題とは別に『競技者の安全確保』と言う観点からも、これを支持する人がかなり出そうですね。
少なくとも、自分のSSで戦車道での事故を扱った者としては『無人戦車道推奨派』の主張を否定する事はできません。
今回、ロッチナはこの点について指摘しませんでしたが、もしも西住殿が無人戦車道について反論した時…。

『これは驚きだ、西住みほ君。昨年の高校生大会決勝戦で、チームの優勝よりも仲間の生命を優先した君が、無人戦車道に反対するとは…？』

とツッコんでいたら、果たしてどうなっていた事か。
近い将来、五輪でeスポーツが種目として採用される可能性があり「ゲームはスポーツではないし、ましてや武道ではない」という日本の常識が「世界の非常識」となりかねない状況にある今日、これも深いテーマになりそうです。

それでは次回、新たなる『地獄』へ向かう決断をした西住殿達に想いを馳せながら、お待ちしております。

…大洗機甲部隊も巨大な不発弾。自爆、誘爆、御用心。

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