霊晶石物語
作者:蟹アンテナ

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灰汁人  2022年09月26日(月) 20:43 (Good:2Bad:0) 79話 報告

本拠地である岩山からの高低差を利用すればかなり遠くまで水を送れそうだし、支配領域ギリギリに巨大な給水タンクとかを作れば更に遠くまで送水できそうな件、言うて水の気配を察知した野生動物に壊されたりとかしそうではあるが、防御柵を作ったり地下の地盤を固めときゃ大丈夫っぽく思えるのだわ。

壊れていた生命サイクルが徐々に戻りつつあるようだが、こうなった原因が分からないのは不安の種、何者かの意図で行われた人災なのか予期せぬ事故だったのかはたまたただの自然災害だったのか、ここらが判明するのはまだまだ先になりそうよね。

返信:蟹アンテナ 2022年09月28日(水) 00:03

どうも、コメント有難う御座います。
既にある程度配管が岩山内部に張り巡らされているので効率化を求めると大掛かりな工事が必要になりますね。
元からある天然洞窟を流用している部分も大きく、水源が無かった洞窟に無理やり地底湖を作っている構造なので、地質学的に不自然な構造をしております。
まぁ既に魔改造されて温泉が出来たり外部から持ち込まれた魚や水草が生息していたりと元の姿からかけ離れておりますので今更でありますが、現状特に不具合は起きておりませんですね。
仮設オアシスは水のタンクに当たる部分が陶器のボウルみたいな構造の泉しかないので、水の補充は地下水路とつながるパイプに依存しておりますね。
従属核が設置されたオアシスは、迷宮核の判断で水位を調整できる退避用の小型貯水槽があるので、有事の際の焦土化作戦が可能な構造をしております。

迷宮核の働きか、そこに生きる生命の努力のたまものか、自然のサイクルが正常化しつつありますが原因が不明なので確かに備えは必要ですね。


kakukaku789  2022年08月23日(火) 15:22 (Good:2Bad:0) 78話 報告

おおさっぱな上空探索ですら何も見つからないとか、人間には開拓不可能ですね。
これ、大陸中心側は大丈夫かな。

返信:蟹アンテナ 2022年08月25日(木) 17:32

どうも、コメント有難う御座います。
逆に言えばこれだけ広大な不毛な地が広がっているなら将来的に迷宮核のごり押し緑化で無主地を獲得する事も可能ではありますね。
そもそも岩山オアシス自体も、文字通り何も水源のない干ばつの中心地でありましたし、迷宮核が存在しなければ砂嵐で迷い込んだラナ一行は遭難する確率は高かったでしょう。(ギリギリ戻れる余裕はありましたが
生きた半永久機関たる迷宮核ならばこその開拓の余裕がある土地でありますし、利用しようと思えば利用できますね。

ちなみに、現実の砂漠と同じくらいの規模なので魔法的な作用がある自然環境以外は割と普通です。
もちろんまっすぐ進めばいずれ砂漠を突っ切ることも可能でしょう。丸い地球型惑星なのです。


~鼠~  2022年08月22日(月) 22:35 (Good:1Bad:0) 78話 報告

確り補給線は作って無いといけませんね。

返信:蟹アンテナ 2022年08月25日(木) 17:25

どうも、コメント有難う御座います。
実際岩山オアシスを中心として放射状に小オアシス村が点在しておりますが、従属核の生み出した水源に串を通す様に地下水路が形成されており、迷宮核にとっても小オアシスの村は重要な中継拠点として利用されております。
後付けの地下水路ですが、各地に点在する従属核が浄化装置とポンプ機能を果たして常に地下水路の水は循環しているので水が腐ることはありません。
微生物や水生生物などが生息している地下水路は迷宮核にとって今や必要不可欠の補給線でありますね。


灰汁人  2022年08月22日(月) 22:18 (Good:1Bad:0) 78話 報告

本物の海とパイプラインを繋げれば、迷宮核の権能で塩やその他成分を分離できそうな予感、言うて馬鹿みたいに魔力を消費するよりも水の魔石と岩塩を使う方が低コストで済みそうだし、近くまで領域が繋がってからにするのが正解な気がする。

従属核が群体の欠片みたいな存在である事を把握、混ざり合い境界線が曖昧になっても誰かであった記憶や遺志が残っているのに対し、摩耗したら人格の残滓が段々と薄れて最後は消え失せるって感じなのかしら?

返信:蟹アンテナ 2022年08月25日(木) 17:21

どうも、コメント有難う御座います。
死の海を突っ切ってパイプラインを構築しても水気を感知した死の海の大型生物にパイプラインを破壊される可能性が高いですし、漏れ出た塩水が既存の生態系を壊滅させる可能性もあるので、迷宮核としては慎重な判断が求められるプランですね。
基本的に迷宮核と従属核は成分的には同一の物質で構成されており、個を失わない程度に独立しつつ記憶領域は共有しているので思考にふけるときは人間よりも複雑なプロセスで行われておりますね。文字通り脳内会議と言う奴です。
また、知的生命体でもない生物にも高度な知識や記憶が共有されているので、後付けで死後に知性が付加されることもあります。サソリでも微生物でも


ひまじんdayo  2022年08月22日(月) 21:39 (Good:2Bad:0) 78話 報告

地下水路伸ばした方がやすそうなw

返信:蟹アンテナ 2022年08月25日(木) 17:16

どうも、コメント有難う御座います。
迷宮核なりにどこかの国の国境に手を出していないかとか既存の生態系を破壊していないかとか、色々と気にしながら支配圏拡張の下見をしておりますね。
結果的には地下水路を伸ばすのが現状の最適解なので、地道に地下堀り作業ですね。
水の循環は迷宮核単体では無理があるので、等間隔にポンプ兼ねメンテナス用の従属核を配置する必要はありますが。


豆腐味ポン  2022年06月26日(日) 04:35 (Good:1Bad:3) 77話 報告

砂漠に馬車は無いし
それを子供が知ってるはずもない
見たこともないものを馬車とは言えない
まぁ子供が他所からの移民の子や別の場所で
見たことがあったらそれまでだけど
違和感を覚えました

返信:蟹アンテナ 2022年06月26日(日) 10:11

どうも、コメント有難う御座います。
あの場面は、子供を見守る保護者などの大人も居るので大人たちの言葉ですね。
子供も親から聞いて大河の国の情報や知識を得ておりますが、確かに馬車の現物を見た子供は村長家族などの例外を除いて殆どいないでしょうね。
あとは、大人は結構オアシス間や大河の国々の貿易などで結構な人数がキャラバン隊の経験をしているので、馬車などの砂漠で見かけないものを旅で見かけていますね。
少しわかりづらかったかもしれないので文章に修正を加えておきます。


灰汁人  2022年06月25日(土) 20:34 (Good:1Bad:0) 77話 報告

荷物の輸送は効率的かつ可能そうな手段として、大昔のSFとかで流行った真空装置(規模はショボいけど現実にも存在する)がオススメ、理論さえ知ってれば迷宮核の権能で簡単に作成できるし、生き物もカプセルに入れればどうとでもなるのよ。

とりま列車に拘るならモノレール方式を提案、本体の左右に滑走板を取り付け中央下部の歯車で雲梯みたくした高床レールを抱え込むように進ませれば、スピードこそお察しになるだろうだけど転倒や脱輪なく移動できるんでないかしら?

文章だと分かり辛いかもだけどモノレールの下左右にスキー板を取り付けたような代物をイメージして下されば、問題点は設置したレールが邪魔臭いのと強度的な耐久性ってとこですかね。

馬車鉄道ならぬラクダレンガ道、砂漠の外でなら成功するアイディアと気付けても未知の技術に出資する物好きがいるかは疑問、輸送手段なら好きなルートを選べる馬車でいいんじゃんとなりそうだし、技術レベルもだけど維持コスト的に線路の敷設と管理は国家事業でなきゃ難しそうな気がするのよ。

返信:蟹アンテナ 2022年06月26日(日) 10:08

どうも、コメント有難う御座います。
なるほど、真空管ですか、確かに迷宮核の力なら十分に実用可能だと思います。
ただし、岩山オアシスはあらゆる資源が不足していて迷宮核がその膨大な魔力で無理やり解決している状況なので、色々実現させるには資源地帯に移動しなければなりませんですね。

砂漠の移動手段がモノレールですか、私はあまりモノレールに乗った経験もなく技術関係も詳しくはないのですが、砂漠を渡るモノレールは中々近代的な光景になりそうですね。

砂漠の民も迷宮核の齎す莫大な魔石資源のお陰で大河の民でも知らないような技術を開発しておりますが、魔石以外の資源が不足して研究が出来ず結果的に大河の国に総合的に届かない感じですね。
砂漠の民の技術が伝わり実用化が最も近い場所と言えば大河ほとりの国ホトリア王国がそれにあたりますね。もっと交流が深くなれば迷宮核の齎す技術の一部を伝える事が出来そうです。


123G  2022年06月25日(土) 19:57 (Good:2Bad:0) 77話 報告

トロッコが遊園地にあるアレで草
子供が寄って集るのも当然ですわw

生物模倣は基本なので砂地を泳げる砂鮫を研究とかどうじゃろう
鮫はすごいぞ空も飛ぶし宇宙にだって行けるし可能性無限大や!

返信:蟹アンテナ 2022年06月26日(日) 10:03

どうも、コメント有難う御座います。
はい、結構狙いました。(笑)
見た目がコミカルなだけでなく、電飾風の魔石も複雑なパターンで点滅しているので物凄く目立ちますし、丸っこいデザインが子供心をくすぐるので広く好まれております。

ちなみに、結構前にもコメントで書いた記憶がありますが、砂鮫はあまり見た目が鮫っぽくありませんです。
鮫は鮫でもコバンザメにそっくりで、ドジョウとコバンザメの合いの子っぽい見た目をしています。
鮫とついているのは、その凶暴性や捕食形態が鮫に酷似している事からそう呼ばれてます。


~鼠~  2022年06月25日(土) 11:53 (Good:2Bad:0) 77話 報告

砂漠の上に線路は無謀でしたねぇ。
ただ物を運ぶだけなら地下の方が楽ですかねぇ。地上だったら砂上船みたいなのしか思いつかんな。もしくはラクダ以上に物運べる生き物を飼育するとか?言うこと聞くかは分からんが。

返信:蟹アンテナ 2022年06月26日(日) 10:00

どうも、コメント有難う御座います。
現実の砂漠をいろいろと調べるうちに流砂や砂嵐で目まぐるしく砂丘が変化している動画を見て、あこれは線路の敷設は無理だなと感じましたね。
砂上船は船と言うよりも橇に近いので作れたとしても見た目がごつごつした物々しいのになりそうです。
確かに砂鮫と言う生物がこの世界にいる以上は、砂を泳ぐメカニズムの研究を進めるのも良いかもしれませんですね。


如月二号  2022年06月25日(土) 06:03 (Good:2Bad:0) 77話 報告

少ないエネルギーでの大量輸送だとやっぱり空輸か水輸ですよね。行けそうなのは熱気球とかですかね?
もしくはファンタジーで良くある砂上船とか。

返信:蟹アンテナ 2022年06月26日(日) 09:55

どうも、コメント有難う御座います。
迷宮核的にも理論は知っていても素材やノウハウが足りない技術と手段が沢山あってもどかしい気持ちがありますね。
人間と円滑に情報共有して得意分野の技術を統合すれば生物由来の素材を迷宮核の地形操作能力で皮膜をかぶせたり無機物を混ぜたりとやりようはあるのですが、信仰対象なので動きにくい面もありますね。
よっぽどの緊急時でもなければ迷宮核は必要以上に踏み込んでくることは無いと思います。
熱気球は人間と手を組む事さえ出来ればすぐに実用可能でありますね。



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