魔法少女まどか?ナノカ
作者:唐揚ちきん

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感想

中沢シオン  2016年09月12日(月) 07:48 (Good:3Bad:0) 報告

まずは、まどか?ナノカの完結おめでとうございます。ここまで長かったですね。感慨深いものがあります。

しかし、まさかあの骨の髄まで奇跡を否定する政夫が鹿目まどかの為だけに、自らの誇りまでかなぐり捨てますとはね。やはり、愛と勇気が勝つストーリーは見るものの心を震わせますね(ポジティブな内容とはいっていない)

政夫を失った彼女たちはニュゥべえを除いてこれからは奇跡と無縁の長い人生を送っていくことでしょう。彼女たちも割りきって生きていくのは大変でしょうね。

それとほむらさんは、政夫がただのちっぽけな子供にすぎず、自分が彼にたいしてどれだけ身勝手な感情を向けていたかに気がつけましたから、その部分は死に行く政夫には多少の救いになったでしょうね。今の彼女なら教室で政夫が殴ってきた意味ももしかしたら気づけるかもしれません。
そしてショウさんはやはり決めてくれましたね。ナンバーワンホストの座は伊達じゃありませんよ。相手の人は天使まどかさんの最後の言葉で下手したらショウさんに顔面を踏みつけられた方がまだマシなほどの精神的ダメージを負ったかもしれませんね。とりあえず天使まどかさんやエンジェル悪鬼ーじゃなかった……エンジェルアッキーの生き方をどんな時も人として見習いたいと思います!

最後に、例えどんな風になり果ててしまったとしても、人としての自分が思うがままのあり方を追いかけ、最期の瞬間までも苛烈なまでにストイックな生き方をする政夫というキャラクターがなんやかんやで好きでした。

最期にまどかさんの顔が見たかったなぁ……が個人的には一番好きな言葉です。

返信:唐揚ちきん 2016年09月12日(月) 08:15

感想どうもありがとうございます。

まどかルートでなければ絶対選ばなかった選択なので、ある意味でほむらルートとは「別人」になったとすら言えるでしょうね。
個人的にはこっちの彼の方が好みです。
元魔法少女たちは絶望の終わりから解放されましたが、割り切れないものを抱え、それを少しずつ消化していくのには些か時間がかかると思います。

ほむらはようやく政夫という自分を過大評価せず、ありのままの彼を受け入れられました。ここまで来るのに遠回りをしましたね。
ショウさんは唯一近くに居る、頼りになる大人として最後まで描けました。

政夫は子供の殻を脱ぎ捨てて、一人早めに大人になって死にました。早すぎる一生ですが、彼なりに納得できたと思います。
私も彼が一番好きなキャラでした。いじめ甲斐があるので苦難が似合います。

よければ、崩壊の物語の方もお付き合い下さい。


黒ゴマアザラシ  2016年09月11日(日) 12:07 (Good:1Bad:1) 報告

自刎自身がやれることを精一杯やったのなら、例え絶望しかなくても胸を張って死ねる。

絶望=死

という概念が確立してた魔法少女の世界では、やはりあいいれなかったんでしょうね。
でもそれが人間の生き方なのでしょう。
自分が生きるために、幸福になるために、他人のために行動し、自分のできることを、なすべきとこと果たす。そして、納得して終わる。

この物語は人間の邪悪を視点に置いていまたが、その分、人間の美しさがにじみ出た素晴らしい作品でした。
とにもかくにも、絶望のifまどか√完結、お疲れさまでした!m(_ _)m

<人間の重要なミクロの部分をマクロな視点でしか見れなくなってしまった彼女に果たしてその友達がちゃんと見られているのだろうか。

政夫君! それは言っちゃだめ! 後にその友達が色々めんどくさいことやらかすから!

-追記-

まど神様 うわぁぁぁぁん! 政夫君に振られたぁぁぁぁ!! 
 まど神様→(ノ>_<)ノ ≡(小豆))゚∀゚)←さやか

さやか 痛っ!!

返信:唐揚ちきん 2016年09月11日(日) 12:49

感想どうもありがとうございます。

絶望して死ぬ事が決して不幸ではないというのが政夫の持論なので、神様とは相入れませんでしたね。奇跡も魔法も要らないという精神性が固有の魔法に反映されるくらいですから当然と言えば当然ですが。
それを理解しないで政夫に恋したという女神まどかも悪魔ほむらと似た者同士だったりします。
まどかルートでは、ただの人間でもやれる事をやって行こうとするヒロインを魅せたかったので、私としては満足な出来でした。
最後の政夫のモノローグは、女神まどかの行く末を暗示しています。
まあ、それが崩壊の物語に続く訳ですけど。

追記

女神まどか「私の方が先に政夫くんの事好きだったのに……」←地味に引きずっている

さやか「まあ、初恋は実らないものだから仕方ないよ〜」←失恋仲間ができて妙に嬉しそう

多分、この後に小豆をぶつけられたのですね。分かります。


@98@  2016年09月11日(日) 08:04 (Good:0Bad:0) 報告

悲しさが残る終わりでしたが綺麗なお話でした。

素敵なお話ありがとうございました

返信:唐揚ちきん 2016年09月11日(日) 09:03

感想どうもありがとうございます。

それなりに綺麗に纏められて良かったです。
ビターエンドが好きなのでこのくらいが私としてはベストな最後でした。


全話感想

フレイ・スカーレット  2020年05月19日(火) 18:07 (Good:0Bad:0) 報告

久しぶりに読んだんですけどショウの性格が微妙過ぎますね…

返信:唐揚ちきん 2020年05月19日(火) 18:43

感想ありがとうございます。

まあ、原作のチョイ役を肉付けしたので好ましく思うかは人によるでしょうね。


a0o  2020年03月20日(金) 16:15 (Good:0Bad:1) 報告

 ずっと気になっていたので――大人になったまどかは女性らしい起伏が増えたとのことですが、それはグラマーですか?それともスレンダーですか?
 それともうひとつだけ――そのスタイルはゴンべえの好みの反映されてですか?政夫を悩殺するためにまどかの理想か無意識によるものですか?

返信:唐揚ちきん 2020年03月20日(金) 16:32

感想どうもありがとうございます。

成長したまどかことヴェノムまどかは、ややグラマーな体付きのイメージです。身長も伸びているので大学生くらいになったまどかを想像していただけたら分かりやすいかと思います。

スタイルについては、時にはどうにもならない絶望が存在する事を受け入れたため、「子供では居られなくなった」ので性質が変化したので、外見が変わりました。
色に黒が混ざったのは政夫の否定の魔法を取り込んだからですが、それ以外はまどかが本来人間として成長していたらなっていた姿ですね。
なので自分の意思ではなく、自然に変化した感じです。


魚介(改)  2020年03月16日(月) 21:43 (Good:1Bad:0) 報告

純粋であり続けなくてはならない魔法“少女”の神が、忌み嫌われる穢れと同じ色『黒』に染まり、最後のカケラを得る事で
『少女の感性』に由来する甘さを切り捨て、その先へ進む事を『決断』する=大人になる
これで真にアルティメットまどかは『女神』まどかになった

イメージは月のままだったけど、
描写的には影がついたって感じかな?

一面、希望という綺麗な面しか見ない少女は、否定の魔王を吸収によって新たな視点を得て『自己』を否定し、ついに『不完全な完全体』から『完全体』に成長したようだ

何とは言いませんが、外観も成長したんですね…

まぁ、神話的に『近しいもの』あるいは『対となるもの』を取り込むという話は儀式的に重要な、主神級には欠かせない話ですし(例:仮面ライダーBLACK)
政…否定の魔王の魂を、ただあるべき場所へ還すだけに終わらせないで、自らの手で魔王を殺すという神としての役割と同時に、愛する人を殺すという人としての苦しみを得る=成長のための切掛にする、というのは上手い使い方だと思います

否定の魔法を得た女神まどかは果たして概念存在たる自己を『否定する』魔法を使えるのか…必要な時は躊躇なく使うんだろうなぁ…そのま…魔王くんもたまには出して上げなよ?

-追記-

おおうコキュートス…愛する女性のために永遠に苦しみ続けるが良い羨魔王め

つまり『まどかちゃん』は『まどかあさん』に?

返信:唐揚ちきん 2020年03月16日(月) 21:54

感想どうもありがとうございます。

崩壊の物語は、あらゆるものを壊していく物語でした。それは魔法や奇跡であったり、希望や価値観であったりしますが、最終的には『少女としての殻』を崩壊させる事が主眼でした。
魔法少女からまさしく女神へと孵化した訳です。

私としてのイメージは月が太極図のように綺麗に白と黒で別れているイメージでした。『太極』という単語には世界や全てという意味が込められているそうです。

外観も少女から女性に成長したという感じで成長してます。見た目的には大学生くらいのまどか、もしくはまどかママを若くしたようなデザインを想像していました。
「仲間のために悪に堕ちる」というメタルギア5のキャッチフレーズから、私はあの状態のまどかを『ヴェノムまどか』と命名してました。
否定の魔法という、魔法少女にとっての「毒」を得たからでもありますが、今の彼女にはぴったりだと。

あとがきにも書きましたが、政……否定の魔王はサタンとしてのメタファーを含んでいます。彼は最後まで『神の敵対者』にして『試練を与える者』として振る舞いました。
あと、少女が男を得る(知る)事で、生命として完結するという下世話な意味も少しだけ含まれていました。

ヴェノムまどかはアルティメットまどかと違い、必要な時は容赦のない性格になっているので、原作の悪魔ほむらと相対しても「気持ちは嬉しいし理解できるけど、その他大勢の魔法少女のために消滅させるね」って感じで躊躇なく、否定の魔法ぶっ放すでしょう。
もう最愛の人を地獄に突き落としてまで自分の願いを突き通しているので、自分以上の理を提示しない限りは己の理を敷き続けるしかありません。
ま……魔王くんは地獄の底で永久に苦しむのがお仕事ですから……。

追記
まあ、彼にとっては女神まどかは愛した人に似ているだけの別人ですけどね。しかも、それすら彼は覚えていないでしょうが。
童話『幸福の王子』のラストは、「王子の鉛の心臓と彼を愛したツバメの亡骸が『この世で最も価値のあるもの』として神様の元へ召し上げられる」というものなのですが、彼の魂もまた同じように女神の元へと捧げられました。
ただし、彼の事を愛してくれたツバメは居ません。
神の元でなお苦しみ続けるのが、魔王となった幸福の王子の末路です……。

本当は政夫が光の矢で串刺しになって十字架に磔刑されているシーンも書こうか悩みましたが、流石に読者の後味が悪くなりそうだったので止めました。


魚介(改)  2020年03月16日(月) 12:07 (Good:1Bad:0) 報告

崩壊の物語が始まってしまった根本的原因がアルティメットまどかであり、アルティメットまどかが『人間性』を失った概念でありながら『少女としての感性』を持っていた『不完全な完全体』であるという矛盾した状態こそが
人間である『鹿目まどか』を愛した…某青年が、概念になった『アルティメットまどか』を嫌う理由、だとなんとなく感じた

あくまで同一存在として認識する視聴者と違って、彼にとってはアルティメットまどかは、鹿目まどかの皮を被った何か、あるいは鹿目まどかの姿をした人形、にしか見えないんじゃないかと

アルティメットまどかが『円環の理』として真に完全であるなら
感性も思考も持たず
まどかルートの魂の消滅後
説明とかせずに『魔法少女達の世界』に連れて行っただろうし、おそらく彼もそれに抵抗はしなかった(出来なかった)だろう

彼女が概念として『不完全な完全体』であるが故に、かつて別の世界の別個の彼に恋したアルティメットまどかが、世界に干渉した結果、某青年はどの世界にも帰属しない魂として世界の狭間を流れる事になり

アルティメットまどかが「原作時間軸のほむら?」の作った偽街に引き込まれた時に『手を伸ばした』=再び運命に干渉した?事で、全く関係のない他人が作った箱庭に入れられてしまった
しかも元凶=ほむら+原因=まどかは仲良くお友達ごっこしてる、と来たので、魔女でありながら神の真似事をしているほむらと、神でありながら人の真似事をするアルティメットまどかをミスキャストであると弾劾するために
『否定の魔法使い』として演劇を終わらせに来た?のではないかと思った

※あくまで個人の感想

-追記-

逆に考えると
アルティメットまどか云々は放ってでも
ほむらのソウルジェムに介入して、あえて露悪的に共通の敵として振る舞う事で先にまどかを覚醒させ、ほむらによる神権簒奪を阻止、ほむらの魔女化を止める

というまどかルートラストの焼き直しじみた展開を目指しているんじゃないかという気持ち悪い妄想を振り撒く魚介類でした

返信:唐揚ちきん 2020年03月16日(月) 11:50

感想どうもありがとうございます。

おっしゃる通り、政夫にはアルティメットまどかは自分の愛した少女によく似ただけの誰かでしかないので、同一視は完全にしてませんね。享年14歳なのでカテゴリー的には一応少年ですけど。

時系列としてはまどかルートのラストのすぐ後にアルティメットまどかはほむらの結界に一部を囚われてしまい、近い座標にいた政夫の魂を掴んでしまいました。
結界での囚われ方は個々で差があるので、偽の街に着いた時間は違いますが、彼が訪れたのはアルティメットまどかが原因です。

最後の方の予想は、ラストまで読んでくださるとお分かりになると思います。


魚介(改)  2020年03月15日(日) 20:09 (Good:0Bad:0) 報告

なんか極まってんなぁ……
魔法を打ち消す…いや、『なかったことにする』魔法

魔法という現象を、不条理による現象を否定する魔法、そりゃあ自分の存在すらも『否定』するんでしょうよ

なにせ魔法使いなんですから
固有魔法は魔王の時と同じ魔法なんですね

魔女化すると魔法の性能が変化する人が多いからちょっと驚いたけど、彼らしいかなと逆に納得もしました

返信:唐揚ちきん 2020年03月15日(日) 22:01

感想どうもありがとうございます。

正確には魔法を否定する事によって、その在り方を崩壊させるというのが近いです。実際の視点からは消したようにしか映りませんが、感情エネルギーを性質がなるまで分解しているイメージです。

例え、魔王化しても否定という性質が一切変化しない、融通の利かなさが彼という人間を表わしています。


魚介(改)  2020年03月15日(日) 05:12 (Good:0Bad:1) 報告

え?政夫くん頭良スギィ!?
「普通の女の子」→「魔法少女」≒「普通の女の子」→「魔女」から
「ソウルジェム」+「穢れ」→「グリーフシード」
「魔法少女」+「穢れ」→「魔女」

の式を導き出すとか凄くないか?

-追記-

「ソウルジェム」が「SG」
「グリーフシード」が「GS」と略されている点、魔女と魔法少女が逆位相のエネルギーを持つという点、ソウルジェムの穢れが魔法少女にもたらす影響、この三つを知ってようやく察した自分が恥ずかしいぜ…

返信:唐揚ちきん 2020年03月15日(日) 03:35

感想ありがとうございます。

ほむらがマミのソウルジェムを自分のグリーフシードを与えてまで浄化させるという、不可解な行動理由を考えていたからというのが大前提での推論込みです。
あとはソウルジェムを浄化しない事のデメリットがない事やソウルジェムとグリーフシードの形が似ているなどの要因も相まって、思い至った次第ですね。
あとは本人が悲観的な人間なのでその場で思い浮かぶ最悪な状況が想定しやすいというのもあり、その式を導き出せました。


ビーザワン ID:L1PLA2p2  2020年03月01日(日) 23:43 (Good:1Bad:0) 報告

初めまして、数ヶ月前にこの小説を知りまとめて読みました。
まどマギを去年知った私でもその世界観に飲み込まれて
一気に読んで原作も..そしてこの小説が更に好きになりました!

行き着いた答えは決してハッピーとは言えないのかもしれませんが
そこがまどマギらしくて良かったですし本当の意味で皆が本編でなり得なかった大人になるという意味を見出してそれぞれ前に進んでいく姿もなんか切ないものもありますがこれが人なんだなって感じがして感動しました、これで本当に終わりなのは寂しいですが長い間の執筆お疲れ様でした。

あと個人的にはほむらルートの話が好きだったのでその世界線での続きも見てみたかったのが個人的な欲望であります。

返信:唐揚ちきん 2020年03月02日(月) 02:06

感想どうもありがとうございます。

ご愛読本当にありがとうございました。
独自設定も多々ある小説なので、公式設定と混同させてしまったらすみません。

ハッピーエンドではありませんが、そこが彼ららしさでもあると私も思います。
子供から大人へが、今回の新編のテーマだったので、そこを肯定していただけるなら幸いです。

……ほむらルートの先の世界はは一応、R18で短編としてちょこっとだけ書いていたりします。



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