巌窟王殿からしても、響君の異常なパワーアップに対して、疑問を感じるものがありますか。まあ、そうした理由については、彼は美遊さんを見て、その理由を悟りますか。

如何にか巌窟王殿に勝利し、彼から聖杯を譲られたのは良かったですけど、いらんタイミングでメルセデスさんに化けた鞭使いのアサシンが現れるとは……！　ボロボロの状態の巌窟王殿が庇ってくれなかったら、立香君はやばかったですな。

響君のおかげでどうにか鞭使いのアサシンを追い返す事が出来ましたが、必殺の一撃を受ける前に逃げるとは……。

魔術王の依頼を受けたけど、彼とは相容れないと理解したが、少しでもカルデアのマスターを試してみようと動いたという辺り、彼なりに思うところがあってこそですな。

しかし、美遊さんの肉体を借りて、巌窟王殿が復讐の為に奴隷商から買い取り、その結果、巌窟王殿自身を救う切っ掛けとなった言える元王女様の『エデ』さんが現れるとは……。巌窟王殿を愛している彼女だからこそ、伝えられる言葉を言ってくれましたね。
……もしかして、美遊さんを監獄塔へと導いたのはエデさんなのでは？　美遊さんに肉体を貸してくれと頼めたところを見ると、そんな気がしてきます。

巌窟王殿……いえ、“アヴェンジャー”『エドモン・ダンテス』殿ですが、エデさんから言われた事や、立香君との縁に対して言ってくれましたね。もう一人の父親から言われ、彼が何よりも大事にしていた言葉である「待て、しかして希望せよ」を。

無事に目を覚まし、マシュさん達の下へ帰還した立香君。マシュさんには本当に心配をかけてしまいましたな。
目を覚ました後、何時かアヴェンジャーと再会する時が来ると感じますか。その時がいつ訪れるのかが、自分も気になってきます。

物語の中に【モンテクリスト伯】の物語の流れなどの説明入れ、ご苦労様です。
エデさんのおかげで人に戻れたというところがあるからこそ、自分も物語的に気に入ってます。

あとがきに響君の強化形態の説明ですか。“深月”というのですね。クラスが“アルターエゴ”に変わり、能力もかなり変わった感じだと言えますな。
“その姿はどこか、彼の騎士王に似ている部分もある”って事は、美遊さんの世界に行く事になった騒動＝黒ギルとの戦い「で披露した姿がベースですか？　

次は第五特異点での話になるか、それとも別の亜種特異点での話になるのかなどが気になってきますので、どうか今後も頑張って物語を書いていってください。

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