第二次平将門の乱
作者:フリート

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雷電Ⅱ  2019年06月08日(土) 10:41 (Good:1Bad:1) 11話 報告

面白いけど気になった事は1つだけ

>もしも、深海棲艦がいなくなったら、矛先がこっちに向いてくるかもしれねえ
>深海棲艦を撃滅、あるいは和解しても、艦娘の戦いは終わらない

(19行省略されています)

返信:フリート 2019年06月08日(土) 20:33

感想ありがとうございます。

疑問点に、私なりの答えを出させていただきます。

>もし深海棲艦が突然強くなり艦娘が負けて本土が焼け野原になったらどうするのだろうか?
一般人や陸奥(将門)もだけどちょっと楽観的なような気が……

基本的に作中の人物たちは、深海棲艦がいきなりレベルアップやパワーアップをするとは考えていません。するとしても、段階を踏んで強くなっていくのだろう、ぐらいです。そして、その結果として戦況が不利に陥ってくれば、もはや艦娘がどうの、人間がどうのだと言ってる場合ではなく、国家総動員とでも言うべきでしょうか、ある程度は嫌悪感を抑えてでも協力するでしょう。そうした上で負けてしまえば、それまでです。深海棲艦に降伏、自害、野に下って残党になる、という結末になるでしょう。

>それとも、この作品の提督達や艦娘は深海棲艦を撃滅するほどの戦力や和解の交渉力を持っているのだろうか?戦争中なのに外は平和?一般人は戦時下と認識していない?

撃滅は、勝ち続けていればいずれ出来るだろう、というものです。予想以上に深海棲艦の数がいたり、撃滅が難しいことが分かれば、一時休戦した上で共存するのか、その間に撃滅する方法を考えるのか(深海棲艦に通用する化学兵器を開発)、非現実的で理想どころか戯言ではありますが地球を捨てて別の星に行く方法を考えるとか、のような形になると考えます。

和解は、陸奥は可能だと考えています。元々、馬と心を通じ合わせるような生活をしていた身、多少異形ではあっても、同じ言語で話が出来る相手(上位の深海棲艦は)なので、襲って来る理由が分かれば、条件次第では和解も可能なのではないか、と思っています。どういうわけか、自分に従順な深海棲艦もいますから、なおさらです。自分ならば和解に持っていくことも出来るかもしれない、と考えています。

一般市民は、海に生きる者たちや、鎮守府に限りなく近い場所の人間、軍人に家族がいる者などを除いてはそこまで危機意識はありません。深海棲艦の被害に、肉体的、精神的に遭うのは上記の人物たちです。作中での深海棲艦は、いずれ明かされますが、海にいる(船とかに乗っている)人間や、鎮守府にしか攻撃はしていません。内陸にまで侵攻は一切していないので、意外と対岸の火事ぐらいの認識の人も多いです。輸入関係で生活が多少なりとも不便になっていますが、まったく貿易が出来ないわけでもないし、命にまったく危険がないのでそこまで。それよりも、深海棲艦と同じ力を持って、自分たちの生活空間にまで容易く入り込んでくる艦娘の方が、恐いと考える人もいます。

<艦娘相手でこんなのだったら真の敵である深海棲艦が日本を支配すると……?

深海棲艦がどういう対応をして来るのかによります。直接統治か、あるいは属国のような形にするのか。人を共存の相手として見るのか、家畜として見るのか、害虫として見るのか。

<国民から嫌われているなら艦娘全員がボイコットして深海棲艦との戦いを止めればいいだけでは?
艦娘嫌う国や国民相手に命を張って戦う必要性があるのだろうか?

未だ、国が主体となって排除しようとする動きや、国民が一体となって艦娘をどうこうしようという動きはありません。自衛隊を嫌悪する人がいるように、艦娘を嫌悪する人間が一部いるぐらいです。まだ深海棲艦という存在もいるので、英雄視する人や敬意を持つ人たちも大勢います。提督と信頼関係のある艦娘たちも大勢いて、人に対して好意的な艦娘も多くいます。ですから、戦いを放棄するほどではないのです。

しかし、どういう形であれ深海棲艦との戦いが無事に終わった時、艦娘という人間とは違う異質な存在を、いつまでも英雄だなんだと受け入れることが出来るのか? ここで反艦娘感情が世論を支配すると、艦娘も黙ってはいません。誰が守ってやったと思ってるんだと、そっちがその気ならということになるでしょう。

以上です。

長々と申し訳ありません。これにて疑問に対する返答を終わらせていただきます。

今回はありがとうございました。疑問を抱かれて、それを指摘されることで、自分も考えて、作品をよりよく進めて行く一助になりました。よろしければ、これからも疑問点があれば、是非お願いします。

次回もよろしくお願いします。


fire-cat  2019年06月07日(金) 06:55 (Good:0Bad:0) 10話 報告

初めまして。
陸奥、いよいよ立つのか? と思ったらまだ雌伏の時の様で。立つときは前世の反省も込めて大規模なものになるのでしょうな。その時が楽しみです。因みに私のご先祖、村山党なので縁があるといえばあるのかな?

返信:フリート 2019年06月07日(金) 20:00

感想ありがとうございます

それと初めまして。

間違いなく関東だけで終わらない問題になるかと。

次回もよろしくお願いします


zenjima7  2019年02月16日(土) 00:31 (Good:1Bad:2) 7話 報告

初めまして、いつも楽しみに読ませて頂いてます。
源衛提督のモデルは源護? 冒頭で殺害された提督? しかし源護なら将門公には殺されていない? いや、将門であり戦艦陸奥の物語でありました、既存の史実とは異なる展開も、あるいはあり得ますか。次なる更新をお待ちしています。

返信:フリート 2019年02月18日(月) 23:37

感想ありがとうございます。

提督のモデルは、源護です。と言っても殆ど名前だけですが。
既存の史実に被るところもあれば、オリジナルなところも加えていく予定です。

これからもよろしくお願いします。


城元太  2019年02月02日(土) 06:06 (Good:1Bad:1) 5話 報告

〝藤原〟〝大和〟との軋轢によって〝陸奥〟が〝坂東〟赴く。
「将門」の文字こそ掲載分には示されていませんが、もはや字面(じづら)だけで胸が熱くなる展開です。
 柱島泊地での戦艦陸奥の謎の爆沈を知るからこそ、執筆者がどの様にアレンジするのかも期待が高まります。
 2月14日は940年に将門が岩井北山の地にて秀郷、貞盛に討たれ命を散らした日。その日に近い卯月朔日の更新に別の意味でも感慨を受けました。
 今後も続編をお待ちしています。

返信:フリート 2019年02月03日(日) 23:38

感想ありがとうございます。

こうして向かわされた鎮守府で、陸奥の本当の物語が始まります。そして、藤原や大和との因果はまだまだ続いて、陸奥の運命を決定づけます。


春都  2019年01月28日(月) 22:47 (Good:1Bad:2) 4話 報告

将門公にそこまで詳しいわけではないけれども、荒御魂として知られた方ですから……深海棲艦との関係、興味深いですね。楽しみです。

返信:フリート 2019年01月30日(水) 20:17

感想ありがとうございます。

ご期待に添えるような物語を展開していく所存です。


城元太  2018年09月26日(水) 06:28 (Good:1Bad:1) 2話 報告

 お気に入り一覧に「第二話」が記載され、待望の第二話が更新されていたことに感激しました。
 掲載分の文章量こそ掌編ですが、練り込まれた表現に作者の拘りと想いを感じます。
 何より将門の父を「良将」ではなく「良持」と表記しているのも通好みの演出です。
 本州西端の長門と蝦夷地を除き最北の陸奥との姉妹の会話が、坂東を中心とした将門の乱の広がりを感じさせ、更には北陸の加賀との関連も絡め今後どの様に物語が展開していくのか期待が募ります(特にビキニ環礁で沈んだ長門の言葉とすればなおさらに)。
 御作の掲載が再開されたことで、また一つ楽しみが増えました。
 次回更新をお待ちしています。

返信:フリート 2018年09月26日(水) 21:57

感想ありがとうございます。

ご期待にそえるような物語をこれからも記させていただく所存です。
頻繁にとはいきませんが完結まで長々とやっていきます。
これからもよろしくお願いします。


尼羅鰐輔  2018年09月02日(日) 18:36 (Good:1Bad:2) 1話 報告

え、普通に面白い。
ブラック鎮守府救済ものはたくさんあるけどこんな感じのやつは初めて見ました。艦娘にかの将門公が転生するとは思わなかったです
続き楽しみにしています

返信:フリート 2018年09月25日(火) 23:10

返信遅れました、すみません。
そして、感想ありがとうございます。

ちょこちょこと更新していこうと思っていますので、これからもよろしくお願いします。


城元太  2018年06月29日(金) 05:44 (Good:1Bad:2) 1話 報告

 更新の期間が空いてしまっているのですが、遅ればせながらコメントを書き込ませて頂きます。
 冒頭の硬質な文章が、小次郎将門を巡る険しい物語の展開を予想させ、最高に雰囲気を盛り上げています。艦これは左程詳しくはないのですが、坂東に育ち、陸奥の鎮守府将軍として父良持(良将)と共に山野を駆け巡った将門の憑依する艦体としては、陸奥こそ最適と感じました。
 更には昭和十八年六月に謎の爆沈を遂げた陸奥は、或いは「大和」政権への叛逆の意志をも潜めていたのではないかとも勘ぐってしまいます。

 本作の執筆が継続されることを強く願っております。

返信:フリート 2018年07月06日(金) 14:39

感想ありがとうございます。

その様に仰っていただけると幸いです。

もう少し時間が掛りそうですが、投稿は再開いたしますので、どうぞよろしくお願い致します。



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