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感想
名無しの権兵衛 ID:FjWgoHbg 2018年09月10日(月) 16:01 (Good:5／Bad:5) 55話 報告
カプラチェンカの一件以降、『1回主君のカンに触ることをしたらそれ以降挽回のチャンスはない。大切なのは結果であって過程ではない。仕える主君のお気に入りかどうかは重要ではない。』という価値観が従士階級の中でますます強まっていそうな中、またもしくじった従士が出たわけですか…。しかし何と言うか、ティルピッツ家の従士家一同の品質劣化が噂されかねないレベルの状況ですね。ゴトフリート家・バウツェン=ライトナー家・ノルドグレーン家は自明のお通夜状態として、下手すれば従士階級の家全てで何処と無くどんよりした空気なんじゃないですか、これ？
若様の価値観を周囲から見れば、『ひどい失敗をしてもケジメさえつけていれば挽回のチャンスは十分に与える。一生懸命に努力したと見てわかる者を決してぞんざいには扱わない。自分が一度でも目をかけた者を絶対に無下にはしない。』というものになりそうです。ひょっとしなくとも、これでは門閥貴族の領袖にあるまじきダダ甘な考え方に見えるのも無理はないかもしれません。例の癇癪暴走事件の際でも、周囲が勝手に忖度(一度使ってみたかったんですぅ)した為に、従士候補が大量に返品されただけと考えられますが、あくまでそれは門閥貴族的価値観の元での話です。ですので、我慢と自制を知らぬバカ殿を絵に描いたように見える幼き日の若様の行動は、若様基準では異常行動のうちには入らないし、自身の価値観にも矛盾しないのかもしれません。その日たまたま来た従士候補の何かが気に入らなかったというだけで、候補の者が罰されるべきではないし、その者の全てが否定されるわけでもないので。ただ、自分自身でケツ拭ける状況でなかったのですから、何を言っても最早言い訳でしかないのですけども。
自分が癇癪立てて愚かな行為に走ったという過去は絶対に消えませんし、その中で汚名を被った従士候補の後を十分にフォローしたとまでは言えないです。だからこそ、もし自分自身がバカ殿呼ばわりされたくないのであれば、絶対に通すべき筋というものがあります。今後失敗した従士を正当な理由もなく見捨ててはいけませんし、自身の主張を押し通せるだけの名声と実績を得ることを怠ってはいけません。今回の事件で自身の価値観を全うするために必要なことは2つ。ひとつは捕まった少尉を無事に救い出すこと。もうひとつは少尉救出の過程で相応の功績を積み上げることでしょうね。
と長々書いてますが、若様はこんなこと微塵も考えずに『自分の部下がピンチだ！助けなきゃ！』くらいに思ってたりするかもしれないんですよね〜…。
返信：鉄鋼怪人 2018年09月14日(金) 00:11
名無しの権兵衛さん御感想ありがとうございます。
下手に主人公が功績を上げる程反比例的に周囲が自責の念に駆られる罠。カストロプみたいに馬鹿殿やっている方がある意味良いとはこれいかに。
実際アンスバッハや道原漫画のカストロプ執事見ていると家臣の複雑でしかし純粋な忠義心がひしひしと感じられます。
取り敢えず尻ぬぐいに臣下の代わりに主人公が銃弾浴びてライトスタッフルール違反の犠牲になればいいと思う（極論）
今後ともよろしくお願いいたします。
ライアン 2018年07月08日(日) 09:30 (Good:18／Bad:1) 55話 報告
この手の話で貴人は安全なところに居てもらおうと後方に送ろうとすると
大体襲撃されて、精鋭が居る最前線に居たほうがむしろ安全でしたねとなるのがお約束。
名門ティルピッツ伯爵家嫡男である若様の命と平民数百人の命
ベアト的には論評するに値しないだろうから、これはアカン予感しか無い。
(14行省略されています)
返信：鉄鋼怪人 2018年07月16日(月) 01:51
ライアンさん御感想ありがとうございます。
悲しい事に一番酷い目にあいます。
実際原作では数十人の貴族は10万人の平民の命より安いと地の文でありますね。
魔術師は英雄です。冷静に考えると体力とストレス耐性もやばいです。
今後ともよろしくお願いいたします。
オルブラヒト 2018年07月07日(土) 01:46 (Good:4／Bad:0) 55話 報告
ライトナー曹長に、イングリーテの魔手が伸びてきてなかったかが気になる。
-追記-
ご返信ありがとうございます。
テオ君、既に彼女にロックオンされていたのですねｗ
（何度も返り討ちにしているのでしょうけど）
返信：鉄鋼怪人 2018年07月07日(土) 01:15
オルブラヒトさん御感想ありがとうございます。
三十二話の最後辺り参照。
今後ともよろしくお願いいたします。
森 和正 ID:GSoHeNJI 2018年07月04日(水) 13:34 (Good:1／Bad:0) 55話 報告
カプチェランカくらいになると、ブラスターみたいなバッテリーを使う銃だと不発とか多くなりそうで。ブラスター代わりのクロスボウや、サーベルとか山刀を担ぐ（腰に下げるとバタバタするから）ベテランがいそう。
ほとんど吹雪だし、白一色の冬季迷彩の防寒戦闘服が多く。赤道の一部に茶色とか水色の入った迷彩なのかも
返信：鉄鋼怪人 2018年07月07日(土) 01:17
森 和正さん御感想ありがとうございます。
金属探知装置や磁気探知があるので獅子帝は氷柱を使ってましたね。それらを誤魔化すコーティングや材料の刃物は使ってそうです。
そうですね、一部ですと森林や山岳迷彩もありそうです。
今後ともよろしくお願いいたします。
bananateen ID:MihDrLTE 2018年07月03日(火) 21:05 (Good:0／Bad:0) 55話 報告
中世の戦争かよ
中世ヨーロッパのだとなあ・・・
貴族だから人様の前で汗水垂らして泥臭く努力する姿見せられなかっただけ
ありゃトレーニングルームで筋トレとかもむりなんかい
波乱万丈、というのはこの時代に多くの人が体験するんだよなあ
こうしてみるとヴェスターラントの件で獅子帝に問い詰めたキルヒアイスの価値観・・・
おつです
返信：鉄鋼怪人 2018年07月07日(土) 01:23
bananateenさん御感想ありがとうございます。
或るいは戦列歩兵の時代ですかね？
トレーニングは大帝陛下も好きなのでセーフ。本格的なのは流石に隠れてですが。
この時代は濃すぎますよね。激動の時代です。
まぁ、帝国を転覆させようとした時点で普通の帝国人の価値観とは隔絶してそうです。
今後ともよろしくお願いいたします。
kiera 2018年07月03日(火) 19:42 (Good:1／Bad:0) 55話 報告
＞初陣で一個分隊を嬉々とした表情でナイフで仕留めた妹
ここは氷と雪の国なんだから、某南国でヒャッハーしながら鉛玉バラまいたりするブラックなラグーンの住人ではないんですからｗ
いや、なんか次話がそんなヒャッハーな世界になりそう。
返信：鉄鋼怪人 2018年07月07日(土) 01:27
kieraさん御感想ありがとうございます。
ヒャッハーは後数話くらい必要かも。
今後ともよろしくお願いいたします。
ライアン 2018年07月03日(火) 19:34 (Good:6／Bad:0) 55話 報告
ほとんど初陣みたいなもの……ここに来て追加された同年代位の従士
うち一人はキラキラした目で主人公を見ている少年……
士官であれば一度は経験して乗り越えないと行けないものがありますよね
そう、それは例えば自分の部下の死とか殉職とか戦死とか。
(6行省略されています)
返信：鉄鋼怪人 2018年07月07日(土) 01:29
ライアンさん御感想ありがとうございます。
士官って責任重大ですよね。部下の命を預かるわけですから。
ゴトフリート少尉は幼少時代から仕えているので忠誠心もかなり高いです。
はい、金赤コンビを意識しました。悪意は少ないですが。
今後ともよろしくお願いいたします。
hoge ID:AktQcuNA 2018年07月03日(火) 18:44 (Good:1／Bad:0) 55話 報告
ヴォルター(Wolter)とワルター(Walter)は地域と日本語化する時の都合でカナに表記揺れが出ているだけで、ドイツ語としては同名なんですよね。ワルサーP38(Walther)やウォルト・ディズニー(Walt)もそうですけど、こういうのは出身地が違うからであって。
返信：鉄鋼怪人 2018年07月07日(土) 00:53
hogeさん御感想ありがとうございます。
良く考えれば確かにそうですね。まぁ、大帝陛下が似非ドイツ趣味なので地味に可笑しな文化なのでセーフセーフ。
今後ともよろしくお願いいたします。
森 和正 ID:GSoHeNJI 2018年07月03日(火) 17:48 (Good:1／Bad:0) 55話 報告
帝国系に対しての感覚は、一般の人は反発するかもしれないけど。兵役中に亡命軍と共に戦うとそうでもない「嫌な奴もいるが、頼りになる」というだろうか。
豪華に部屋の模様替え（笑）も、亡命軍が自分でやっているんだし。実戦経験もあるから、事務が初体験でも気にしないといいのに。
原作で「ウラン238弾」つまり、劣化ウラン弾が使われているんで気を付けて。金髪の小僧の皇帝病より先に主人公たちが肺がんにならないといいんですが。
返信：鉄鋼怪人 2018年07月07日(土) 00:56
森 和正さん御感想ありがとうございます。
確かに頼りになるが何処かヤバい奴ら、な感じでしょうね。
まぁ、軍人には両方必要ですから。
まぁ、米軍も平気で使っているので多少はね？
今後ともよろしくお願いいたします。
虎猫 2018年07月03日(火) 17:15 (Good:4／Bad:0) 55話 報告
当人は卑下していますが、良質な教育を与えることで人口上位0.01%の管理者人材を育成できたという結果は実践的貴族主義の成功例ではあるんですよね
もっと言えばルドルフ大帝の優性主義に対する傍証にも反証にも成りうる面白い存在
なおそれが当人の幸福や生存率を保証するとは限らないし、先天的決定因子の壁はどこまでも分厚い模様
返信：鉄鋼怪人 2018年07月07日(土) 00:58
虎猫さん御感想ありがとうございます。
その意味では主人公も矛盾の塊なんですよね。
幸福は兎も角生存率が下手すればコンマの単位ですからね……。
今後ともよろしくお願いいたします。