リムヴァンは「生きてるだけで丸儲け」って感じがする。
だから楽しいことをやってることは100％プラスであり、それを得られたんだから付き合ってくれた相手に付き合うためのマイナスは当たり前に受け入れる。

ヒロイたちも、自分たちのスタート地点をマイナスだと思ってて。
だから憧れを目指し続けないとプラスにならない。止まったら死ぬ。

やりたいことをやって、そのために経費は払って、結果死んでも構わない。
ただ、そのやりたいことが人助けか悪事かで違ってただけ。

俺から見ると、やりたいことの善悪ってあんまり重要じゃない。
自分のやりたいことはいいことなんだから世界の全ては自分のやろうとすることに合わせるべきだとか考えるバカとかと比べたら。
悪事を楽しみたいからそのためにやる必要がある楽しくないこともちゃんとやるって言うリムヴァンの方がよっぽどまともで誠実だ。
リムヴァンにとって世界を滅茶苦茶にするのは「手段」じゃなくて「目的」だってだけだ。
俺はデスノートのライトは嫌いだけどナイツ＆マジックのエルは好きだ。
世界をどうしたいかじゃなく、自分がロボに乗りたいだけで世界を変えちまった男だからな。

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二天龍VS邪龍筆頭コンビの戦いですけど、ここでカテレアが自身のレヴィアタンの血筋の力＝海水支配とアジ・ダハーカの魔術の力を使い、ユーグリッドが召喚したアポプスの“原初の水”と融合させた水の蛇龍を生み出すとは……。まさに全力って事ですね。
ヴァーリが味方の事を心配した事に関して、一誠さんも少しは驚きますか。ですけど悪い感じはしませんよね。
お互いの全力砲撃のぶつかり合いの結果、一誠さんがロンギヌス・スマッシャーを更に加えて一気にごり押しで勝利という辺り、実に彼ららしいと思います。
……にしても……カテレアの方が倒され際に死んでしまった想い人の名前を言って消し飛んだのはまだいいですが……ユーグリッドよ……あんたはどんだけグレイフィアハーレムを渇望して逝ったんだか……（苦笑）

そしてヒロイ君とリセスさんの方ですが、最後の神器が禁手に至りましたか。能力は至ってシンプルなモノだという辺り、二人が最後に行きつく禁手らしい感じがします。
そして曹操と長可殿との決着は、まさにギリギリという感じでしたね。ヒロイ君が聖槍の天敵という禁手に覚醒し、リセスさんが長可殿の攻撃を封じ、曹操自身、英雄派の指揮官という立場などから訓練をそこまでしていなかった事が仇となり、戦いの途中で体力がなくなってバテてしまったというのが不幸中の幸いでしたね。
英雄であっても戦士であり、人間であるのですから、死ぬ時はあっさりと死んでしまうもの……。それを曹操達との激戦を終えて感じた辺り、ヒロイ君達も複雑なようで……。しかし、二人はまだ立ち止まる訳にはいきませんよね。まだ最後の相手が残っているのですから。

リムヴァンとの決着が近いですね。多くの神器をその身に宿す超越者『リムヴァン・フェニックス』。この強敵をヒロイ君達はどの様に戦って行くのでしょう？

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