＞＞「あっ、いやすまぬ。我……私もこのキャラという物が良く分からん。それと、見知った者と見間違えて失礼した。」

　

我は荒魂である自分に臆することなく近付き、話しかけ写真を撮る人達を見ていると、奇妙な感覚を抱いてしまい、そのときの我は逃げるようにその場から急いで離れるしかなかった。

あのときの我は、あの珍妙な恰好は何なのだろうか？と悩んだものだ。無理も無い話だとは思わんか？人からかけ離れた格好を人が自らしているのに、人ならざる物と揶揄される荒魂を畏れるのは矛盾している話だと思ったのだからな………。


こんな時には、普通に常識的なムーヴをかますタキリヒメさん可愛い。普通に傲慢な態度で「あ？　ひれ伏せ」とか言っててもおかしくないと思っていましたが、よく考えたらこの時に前回のような人を支配するのに上から目線ではない人間側に介入する姿勢のタキリヒメさんになったんですかね？　どうなんだろう。


＞＞は荒魂である自分に臆することなく近付き、話しかけ写真を撮る人達を見ていると、奇妙な感覚を抱いてしまい、そのときの我は逃げるようにその場から急いで離れるしかなかった。


よく考えたらインスタとかに上がってるタキリヒメさんを見てみたい気もする。なんか、やたら華美に装飾されて、面白い系動画になってると、もうイメージの中のタキリヒメさんじゃなさそう……。

一応、彼女もねねと可奈美のおかげで人に対する態度が軟化したのに、こんな柔らかいタキリヒメさん出てきたら普通に面白そうなんですが、もう融和できちゃってるじゃん！　平和に行こうよ、平和路線で！


＞＞………美弥よ。そんなふくれっ面を晒すでない。
むしろ、そこらへんのへっぽこ刀使から我の従者に格上げさせてやったのだから、此方が感謝してもらいたい程だ。だが、剣の実力は我の従者として相応しいくらいには上げて欲しいものだがな。毎日折神 紫から学んだ剣術等を教えてやっているのに上達せんのは感心せん。………だから、隅でいじけるな。


なにこれ、可愛い。この路線でいこう。もう血生臭いエピなんて放り投げてかかってこいよ！

神さまに稽古つけてもらえるとか、しかもこの神は美弥ちゃんにぞっこんじゃん。ふーん、いいぢゃん。
とんでもねぇ、待ってたんだ！
しかし、それにしてもどうしてこのタキリヒメさんは美弥ちゃんスキーなんですかね？　もはや、霧の中を導くとかカッコいいこと言ってるけど、彼女に惚れているから自分が迷っているぢゃん！（曲解）

……冗談は置いておくとしても、実際、これで優ちゃんに良くなるかというとかなり複雑ですよね。

可奈美への提案として優ちゃんにも優しい世界を提供するよー、って言いながらタキリヒメさんの向かう世界って根本的にかなり「理想」であると思います。それこそ、共産主義の理想……とは違いますけど。
人間が導かれる前提であるから、やっぱり、理想が人間たちの生態と微妙に一致しなくなってきそうだな、という不安もありますね。

優ちゃん自身がその世界観をブチ壊しそうな気もします。

今回のお話は、帰ってきたヒトラーのオマージュということですが、確かに刀使の世界観で民間人はきっとストレス半端ないですよね。なんというか、政権や政治に対する不満なんかすごく溜まってそうで怖い。
暴動が起きないからいいですけど、しかもアメリカに対する皮肉もあって面白いですね。
スマセン、政治関連に関してはよく分からないので、あまり感想が纏まらないので……。


＞＞何故、田辺 美弥だけと出会えたのかというとな、初めての実戦で緊張していたうえ、自分の所属する隊とはぐれるという大ポカをやらかしたのだ。だが、そんな荒魂の我を見て人だと勝手に勘違いしおって、「ここは危ないから、避難して下さい。」と言って我を安全な場所まで送ろうとしたのだ。自分の所属する部隊の隊長に携帯端末で連絡しようにも山中であったからか圏外で連絡できない状況であったということ、それに荒魂の脅威に晒されないようにするため、我の避難を優先したのだ。だが、こやつは道を間違えるので遭難するわ、イノシシやヘビに驚くわ、何の当てにもならんから、殆ど自力でどうにか刀剣類管理局の本部に連絡して、こやつの窮地を脱することができたのだ。

この箇所から推測すると、やはり鍵になるのも美弥ちゃんなんだなー、と漠然と思いました。彼女が非力であるからこそ、女神争奪戦において何等かの形で寄与するのでしょうね。
本作だとタギツヒメが主人公サイドにいるのでタキリヒメさんが暴走しかねないので…………あとは、ソフィア嬢が策謀を回しておかしい咆哮に向かう。そんな気がします。
どちらにしてもロクなことにならんですよ、戦争とはいかないまでも荒魂という不確定要素の塊が今後、この世界にどう影響を及ぼすのか。


感想を分割で投稿しましたが、お許しください。それでは次回もお待ちしております！

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美弥との出会い方ェ…。これは確かに苦言を呈しますわ。（朱音様の顔がまた曇る…。）
そこから垣間見える彼女の人の良さといったらもう…。これは今後も将来性のある刀使ですわ。
取り敢えず、本作内での彼女が近衛隊に巻き込まれるルートは全面回避できそうですね。（アニメではどちらか不明）
…タキリヒメに稽古をつけてもらえるって、見方を変えると後々にかなりのアドバンテージとなるのでは？少なくとも並みの刀使よりも強くなってそう。周囲の刀使との交流が絶たれているので、それが一層際立っている予感が。

米大統領選、なんかもう色々とカオスなことになってますよね。何だかんだ言われても、本邦の投票制度はマシな方だったのだなと感じるところがありますが。
今は歴史的な分岐点を歩んでいるのだと、個人的には思わされます。

それでは、失礼いたします。次回の更新、お待ちしております。

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