そもそも傅く『理由』にしても聖王の立場から考えたら無いのではないでしょうか。もし、今回の場に集まったもの全員が、『理由』を当然のように考えているのであれば、作者様がそのあとに描写しているアインズ様に聖王・国が屈したというすごくインパクトがある事のように描写されていますが、『周りに理由が理解されているので周りから見たら当然なこと、驚くことはない』ということなのですよね。支配階級の全員が、当然のように傅く『理由』が理解できてしまうのですから。ところでどんな『理由』なのでしょうね。気になります。

　今回抜き出したところの感想を抱いたのは誰なのでしょうか？すごく気になります。

>しかし真摯に傅く彼女に、八方美人で甘い女王と揶揄された姿はもう無い。民のためならば己がプライドを捨て去ることなど何とも思って居ない、正しく王が姿と言って良いだろう。

　この感想を続けて抱くのであれば、その前で言っていた『意地』は「どんなことがあっても王として何人にも傅かない」であり、『度胸』は「民のためならば己のプライドを捨て去ることが実施する。」事だと想像できます。そうすると『意地』がないとされているのがおかしくなってしまうと思います。
　今回の話は、『語感』や『耳障りの良い表現』が組み合わされていると思いますが、文章全体で見た場合、それぞれの持つ意味などにより『矛盾』が発生してしまい違和感を感じさせるものになっているように思えます。文単体で見ればおかしくないことも、文の集合である文章で見るとおかしくなることがあると思います。『理由』・『意地』・『度胸』などの内容を説明していないこともおかしくなってしまっている要因と思います。

　これからも頑張ってください。

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