宇宙戦艦作品の技術考察(銀英伝中心)
作者:ケット

▼感想を書く  ※この作品はログインせずに感想を書くことが出来ます

感想

KK1147  2022年01月16日(日) 05:38  9話 報告

核兵器を封印しなかった地球を舞台とした宇宙人からの侵略SFですとニーヴン&パーネルの「降伏の儀式」が有名かつ印象的です。現実では実現されなかった原爆推進宇宙船オライオンもどきの宇宙戦艦「大天使ミカエル」を米国が建造して地上から打ち上げて原爆をエネルギーとするガンマ線レーザーが主力兵器って、あさりよしとおがギャグにするようなネタをやってて笑えましたが、まぁ滅びるよりはガンが増えて平均寿命が多少縮む方がマシで賢い選択なんでしょうね。

返信:ケット 2022年01月16日(日) 07:55

感想ありがとうございます。

ぜひ読んでみたくなります。
核は人類が今手にしている最大級の力なのは確かです。うまく使えないだけで。
特に福島で露呈した、絶対反対と絶対安全の押し合いで、高台の予備電源すら許されないという構造がすぐできてしまう…


化外の民 ID:7bYxebi6  2019年03月07日(木) 22:03  9話 報告

苦しめて殺すラインハルトの飢餓、戦後放置の辺境政策を知った後だとブラウンシェバイクの核攻撃は死刑で火炙りと断食刑のどっちが残酷か比べる不毛な比較ですが、読者としてはラインハルトが何を言っても白い目でしか反応できません。
火炙りが残酷だから断食刑でじわじわ殺すのが銀英時代と考えるとあの世界は色々終わっている気がします。

NHK地球大進化の全海洋蒸発(直径400㎞の小惑星)やガイバーの降臨者の小惑星アタックを例に取れば惑星上に逃げ場が無く、防ぐ手段も無い攻撃手段は有りますし、質量弾と比べると核では殺意が圧倒的に足りない。廃棄予定の艦船を勢い良く当てるだけでも地上の生物に大打撃ですし、ブラウンシェバイク公は懲罰の範囲で済ませるつもりだったのかも・・・あれ?

宇宙空間での核攻撃の真価は電波障害でしょう。
核攻撃での撃沈は火球に飲み込まれる程の至近距離で受けると致命的に運が悪い奴が年間何隻か出る程度で、一見無傷だけど近距離の起爆で発生するシールドを打ち抜く程の強さの中性子線や放射線で船員が死滅している艦が圧倒的に多いのではないでしょうか。

返信:ケット 2019年03月07日(木) 22:49

感想ありがとうございます。

惑星を攻撃する方法もいろいろありますね。


読み専の名無し  2019年02月28日(木) 22:28  9話 報告

宇宙戦で核兵器は効果が無いわけでは無いですが地上で使うよりはだいぶ破壊効果範囲落ちるみたいですよ。核兵器があそこまで広範囲を破壊出来るのは爆風、つまりは大気の動きによるものなので、
だだ熱は膨大に発生するので熱の及ぶ範囲ならそのまま船を焼き溶かすか、船内の人員蒸し焼き又は爆発物に引火出来るので物理破壊力的には戦略、戦術兵器というより高性能な榴弾になると思います。核では無く反物質なら熱でもある程度広範囲に効果ありそうですが・・・
だだ現実的に考えると熱より恐ろしいのは電磁パルスの方だと思うのですが・・・
SF系で余りそっちが出てこないのですが核爆破の際に強力な電磁波撒き散らして熱よりも圧倒的に広範囲の電子機器が壊れるので宇宙空間で電子機器の塊の船又は機体をただのデブリに変えられそうですから。
まあ機関部の制御、冷却装置が停止して暴走して爆散の流れもあり得そうですが

返信:ケット 2019年02月28日(木) 22:32

感想ありがとうございます。

宇宙空間での核兵器の弱さはよく言われますね。
地上ほど広範囲破壊にはならない、と。
ついでに、核兵器がだめなら光子魚雷もだめだと思います。

電磁パルスは装甲とシールド…どうなのでしょう。

宇宙ではどんな兵器が有効なのか、考えるのは楽しいです。


おゆ  2019年01月20日(日) 01:14  9話 報告

更新お疲れ様です!!

今回も内容が深くて、本当に良い考察だと思いました。
もはや何も補足して考えることが残ってなくて、その通りと受け止めるだけです。

(45行省略されています)

返信:ケット 2019年01月20日(日) 18:58

感想ありがとうございます。

ローダンNEOは全部読んでいるわけではないです。残酷シーンが…

福島も首都圏喪失紙一重だったとも聞きます。
僕は絶対安全も絶対反対も間違っているし東日本の被害の共犯だ、でかい船に据えれば地震津波は問題ない、あと溶融トリウム塩炉とか進行波炉とか次世代を考えろ、と考えています。

宇宙空間での核兵器の、爆発の効果が低いという問題もありますか…核兵器の効果が低いなら対消滅でも量子魚雷でも同じですよね。

現実の歴史の艦隊戦を参考にしたくでも、特に戦後は艦隊戦が少ないですね。
国と国だと、相当古いフォークランド紛争ぐらいしかない。
情報は太平洋戦争が圧倒的に多い…第一次世界大戦すら少ない。
今の演習仮想戦争なんて公開されないでしょうし…

これからは狂信と人工知能、両方が核兵器に迫ってきます。
小さいころにNHK特集「核戦争後の地球」を見て、その夜に毒を飲む教師たちと校庭で遊びながら閃光に呑まれる自分たちの悪夢を見た僕には、常に人類滅亡防止が最優先事項です。


X-copy◆pIKrL1oK2o ID:JpFicTzk  2019年01月19日(土) 16:31  9話 報告

ARIELの「プロジェクト・H」はかなりキレイな超大型水爆でしたが、威力が足りませんでした。(敵宇宙海賊を困らせはしたが致命的ではなかった)

返信:ケット 2019年01月19日(土) 20:15

感想ありがとうございます。

すみません膨大すぎて未読…

兵器が通用しない、というのがフィクションのかなめですね。
現実でも、第二次大戦だと日本の戦車砲が敵戦車にまったく通じないとかはありましたが(涙)


投稿話順全話感想

おゆ  2024年03月26日(火) 12:40  49話 報告

更新お疲れ様です!

膨大な情報量をよくぞまとめて……と思いました
後は読者の消化能力ですね……

ちなみに三体は最近知ったのですが、確かに最悪のファーストコンタクト……そこからの戦略戦、謀略戦が凄いものです
驚くのはファーストコンタクトとは悲劇と同意であるという諦感が支配していることですね……

返信:ケット 2024年03月26日(火) 19:45

感想ありがとうございます。

もっともっとある、もっとちゃんとした人が同じことをやれば…といつも思っています。

三体、確かに素晴らしいですが…筒井・神林はそんなに劣るんだろうかと…


X-copy ID:z1TmL78Q  2024年03月25日(月) 01:33  49話 報告

サハラは、ずっと今日の様な砂漠であったのではない。
Wikipedia日本語版サハラ砂漠より一部引用すると、最終氷期の終焉とともにサハラは湿潤化を開始し、およそ8000年前にもっとも湿潤な時期を迎えた。この時期の砂漠はアトラス山脈直下の一部にまで縮小し、サハラのほとんどはサバンナやステップとなり、森林も誕生した。7500年前に一時乾燥化したがすぐに回復し、5000年前までの期間は湿潤な気候が続いた。その後、徐々に乾燥化が始まり、以来現在にいたるまでは乾燥した気候が続いている。
のだそうで、そりゃそうでなければ、ネアンデルタール人を含む人類の「出アフリカ」は、ずっと後になっていたであろう。

返信:ケット 2024年03月25日(月) 06:50

感想ありがとうございます。

湿潤なサハラとか、東南アジアの大陸とか、大したことのない年代の違いでも地球の様相が大きく違うのも面白いです。


おゆ  2024年01月21日(日) 22:28  48話 報告

更新お疲れ様です!

今回は比較的分かりやすい内容でしたが、それでも膨大な思索と情報でした

選民思想…… これは人類にとって宿痾の呪いのようですね
(18行省略されています)

返信:ケット 2024年01月21日(日) 22:38

感想ありがとうございます。

人間の内集団ひいき、本当にどうしようもない話です。

二酸化炭素の問題も興味深く読ませていただきました。
本当に「地球の大型生物がもうじき死滅する」理由もいくつあるのやら。太陽、水、二酸化炭素、大陸移動…
それを考えれば、地球人が宇宙に出る以外ないのは明らかだと僕は思っています。

考える能力で負けても虫を見習ってr戦略、というのもあると僕は思います。


おゆ  2023年12月27日(水) 08:17  47話 報告

更新お疲れ様です!

今話もまた難しい問題の提起ですね
しかも、そこに答えはあるのかという……

(8行省略されています)

返信:ケット 2023年12月27日(水) 19:16

感想ありがとうございます。

生きたまま幼虫の餌にするハチとか、進化による巧みな生態自体が人間から見ると悪になる、というのも結構ありますから…

後から振り返る、「三体3」の人類滅亡の日に振り返ってやっとわかる、も頭を抱えます。
ヤンはすべて似たような視点で見ているのでしょう。
今この時を同様に見えている人もいるかもしれません。


有部理生  2023年11月03日(金) 23:36  46話 報告

昔のコメントの横レスみたいになりますが二つ
・火の鳥は過去と未来を振り子のように往還して最終的に作品掲載当時の現在を舞台にして完結する予定だったと言われています。その過程で近代アジア編も構想されていたようですが、ただ単純に手塚治虫氏が道半ばで亡くなられてしまったのですよね(桜庭一樹氏がそのあたりのシノプシスを元に小説を書いています)
・出生率ですがアルゼンチン見たかぎり一度下がると経済危機程度じゃ上がらないみたいですよ。そもそも現在は最貧国でも出生率が下がりつつあります

仮にテクノロジーで有機物生産が農業に依存しなくなっても、農家が農業を手放すかどうか。
農業の本質って未来の収穫の為に今は堪える、の連続だと思うのですが往々にして農家が保守的になりがちなのは不思議ですね。

返信:ケット 2023年11月04日(土) 08:10

感想ありがとうございます。

見たかった話は無数にあります。南北朝、戦国、江戸時代、維新、大正、第二次大戦、戦後…
また、聖徳太子を外すなどもありますから、歴史の目立つ場ではなく目立たないけれど重要な節目とかもあるでしょう。
未来でも、牧村を二度使ったように、猿田博士の若いころや羽衣編の女性が核戦争中の地球に戻ってからの復興もありえるでしょう。

念のために、と農業を続ける可能性はありますね。また高級作物…ピカードの実家ワイン農家のように。
試す余裕がないから保守的になるのでしょう。
毎年一握りずつ海水に種もみを投じてみる、という試行錯誤もこれほど多くの海に近い稲作地帯があっても誰もやっていないのですから…成功報酬の巨大さはわかりきっているのに。



感想を書く
非ログイン時のみ、名前と投稿キーを入力してください
名前  2~20文字
「名前#任意の文字列」と入力すると、「名前◆暗号化された文字列」と表示されます
投稿キー  投稿キー を入力してください)
内容 対象話:

0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。


感想検索
キーワード
ユーザー名 話数 並び替え
絞り込み