真・恋姫†無双 仲帝国の挑戦 〜漢の名門劉家当主の三国時代〜
作者:ヨシフおじさん

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愉快な軍楽隊  2014年07月12日(土) 02:19 (Good:0Bad:0) 82話 報告

一つ一つは小さな傷でも、気づけば満身創痍の袁家……
危機に直面しても官僚中心の政治が邪魔して改革を実行することが出来ない。着実に何かが崩れていってますね。
袁術がもっと有能だったら、この危機を回避できたのだろうか? それ以前に有能だったら、もっと違った感じになっているのかな

変換ミス? 報告です
{本文}黄巾の乱における苦戦の原凶もある彼女は、 ですが

{訂正}黄巾の乱における苦戦の元凶もある彼女は、 だと思います

返信:ヨシフおじさん 2014年07月13日(日) 16:47

 ご感想ありがとうございます。

 ひとつの決定的な失敗によって滅ぶ組織もありますが、それ以上に小さな失敗の積み重ねや状況変化への対応の遅れが蓄積されて滅ぶ組織も……袁家も特定の政策や人物に問題があるというより、複合的・構造的な問題なんでしょうね。
 袁術さんが有能だったら、官僚主義と合議制のマイナス側面は回避できたでしょう。ただ、有能な君主に権限が集中するという事は、逆に独裁制というリスクを孕む恐れも……。

 誤字は修正いたしました。ご報告ありがとうございます。


愉快な軍楽隊  2014年06月28日(土) 13:48 (Good:0Bad:0) 81話 報告

革命の足音が聞こえてくる。
袁家のお陰で揚州が発展したからこそ中産階級が力をつけることが出来た。
そして、力をつけた中産階級の不満は統治者に向く・・・歴史の流れを感じますね。劉勲が、弾劾裁判や断頭台送りにならないことを祈っています。

返信:ヨシフおじさん 2014年06月28日(土) 15:56

 ご感想ありがとうございます。

 揚州は袁家資本がなければ発展できなかったが、袁家資本さえあれば発展できるわけでもない。結局はお互いがそれぞれの利益のために相手を必要としていたのですが、当初は揚州が袁家に依存する形だったのが、発展が進むにつれて袁家が揚州に依存するように。でも力関係は最初のままだから、そのギャップが不満の原因に――歴史によくある構造ですね。さて、袁家と劉勲さんの運命はいかに……。


黒江  2014年05月18日(日) 03:52 (Good:2Bad:0) 79話 報告

劉勲ちゃん、腹黒が足りないのか……いや、出番が足りない。
主人公って誰状態ですが、劉勲ちゃんを応援しております。

返信:ヨシフおじさん 2014年05月18日(日) 20:01

 ずっと黒いことばかりしてるからか、周りもそれに合わせて腹黒化してるような……。出番も含めて、今や完全な主人公(笑)状態の劉勲さんですが、やれば出来る子だと思っております。出番も徐々に増えていく予定です。

 感想ありがとうございました。


愉快な軍楽隊  2014年03月29日(土) 20:59 (Good:1Bad:0) 77話 報告

短絡的に見れば運河建設は徐州に益がありそうに思うが、運河が完成した後、運河を使い南陽郡で余った穀物を運び込まれ徐州内の農民がさらに没落し徐州の穀物市場独占出来る可能性を考えると長期的においては袁家に益がありそうですね。
袁家側もその辺りも考えて貸し出ししてそうですね

返信:ヨシフおじさん 2014年03月30日(日) 23:22

 ご感想ありがとうございます。

 おっしゃる通り、運河建設が長期的には袁家に利するものだとしても、一刀たちは目の前にある問題を片付けるために袁家と組むことを選択しました。周瑜さんも言っていましたが、「後で苦しむとわかっていても、飢饉の年には高利貸しに頼らざるを得ない」というのが今の一刀さんたちの状況かと。


dina  2014年02月02日(日) 16:15 (Good:0Bad:0) 77話 報告

餓死寸前の人に腹いっぱいかゆを食べさせたら死んでしまったという話を思い出しました。

・・・統一王朝が国力を傾ける覚悟で行う事業に弱小諸侯が関わろうなんてデスノボリすぎます。

返信:ヨシフおじさん 2014年02月02日(日) 17:28

 ご感想ありがとうございます。

 「戦後不況には公共事業!」という一刀くんの未来知識は吉と出るか凶と出るか……諸葛亮さんが多少は現実的なプランに修正しましたが、どうなることやら。まぁ、今回はもともと水運の発達していた徐州で既存の運河をくっつけるだけなので、見かけほど金はかからないはず……。ちなみに隋は大運河建設で滅んだと言われますが、実際は大運河建設と同時に万里の長城を修復したり、しかも隋は大運河の経済価値を認識しないで軍事にしか利用せず、完成直後に2度の大規模な高句麗遠征で失敗、弱った所で北方遊牧民の侵入&疲弊した隋軍の大敗北、側近の反乱&煬帝も政治を顧みなくなって求心力喪失、と立て続けに失敗やらかしたから滅んだとか。もし後の唐や宋のように大運河を経済利用し、内政に専念してれば栄えてたかもしれない、という評価もあるようです。


hei ID:o5t68Wms  2014年01月22日(水) 10:36 (Good:0Bad:0) 76話 報告

劉勲さん本当に、平時には強いわ!
銀座でもトップクラスになれるんじゃない(笑)。
さすがの周瑜も及ばないですね。
彼女の場合プライド高すぎる。

(8行省略されています)

返信:ヨシフおじさん 2014年01月22日(水) 12:24

        
 劉勲さんは有能なヘタレ。安全圏では強いんです。
会話も上手……というより話術で人を誑かす以外の功績が(ry
周瑜さんのプライドが高すぎる、というのは彼女だけというより孫家全体の特徴のようですね。名誉や誇りを重んじる人たちなので。 劉勲さんは見た目ハデに飾る割に、意外と簡単に調子ぶっこいたりしますし。

 淮水と長江を結ぶ運河は、史実だと隋の時代に作られていますね。その後も黄河や天津まで運河を伸ばすことで、それまで大河で南北に分断されていた中国を、政治・経済的に結合させた一大事業になります。中国が広大な面積を持つにもかかわらず、ヨーロッパや中央アジアのように分裂しない理由の一つには、この隋の大運河の存在があったとか。
 隋は強制労働で民の反感を買い、続く高麗出兵の大失敗で滅んでしまいましたが、さて……?

 地味にコツコツとフラグを立て続ける孫権さん。原作でも、孫策さん達とは将来図が違うっぽい感じでしたしね。

 ご感想ありがとうございました。


ぐれ  2013年12月04日(水) 01:56 (Good:0Bad:0) 74話 報告

きゃー麗羽様すてきー
大軍には複雑な命令なんていらなかったんや
しかし公孫賛さんちは指揮官不足なのに
複雑な作戦を立案して実行できたんだなあ・・
中央歩兵に趙雲さんみたいな有力将校を配備しておけば
後衛崩す時間稼げたんじゃなかろうか?
まあ包囲することを読まれて対策打たれた時点でいろいろと辛いですが
前回、沮授さんがフラグ立ててたのでもしかしたら
白蓮無双が始まるのかと思ってました

返信:ヨシフおじさん 2013年12月04日(水) 11:30

 ご感想ありがとうございます。

 「大軍に奇兵なし」という言葉がありますが、下手に奇をてらうと却って混乱したり足元を掬われることがあるからそう言われるそうです。両翼包囲って一見すると鮮やかですが、各部隊が非常に限定された情報でうまく連携をとってタイミングを間違えずに行動しなければなりません。現代なら無線機や衛星通信で いつ・どの部隊が・どこに・どのぐらいの規模で いるかが分かるんですが、この時代だと自分の周辺しか分かりませんからねー。

 指揮官不足の公孫賛軍が複雑な作戦を実行できたのは、ある程度最初に作戦を決めて指揮官に伝達していたのが最大の要因です。それでも運用の難しい両翼騎兵は趙雲など有力な武将に任せていますが、あらかじめ作戦会議で「○○部隊はこのタイミングで、こうしろ」と命令されていれば凡将でも動けますので……まぁ、逆に言えば想定外の事態がおこると一気にグダグダになるのが難しい点でもあります。
 両翼でゴチャゴチャやっている間ひたすら地道にコツコツと突進し続けた、麗羽様のスーパー脳筋戦法によって沮授さんのフラグはクラッシュされたのです。


haka1  2013年11月28日(木) 01:47 (Good:0Bad:0) 73話 報告

この時代の戦争だと、むしろ大事なのは士気で、
それが低いとどんな大軍でもどんどん離脱していって最終的には敗走につながりますから
麗羽さまの仰る通り、政治的な理由も含めてもうこれ以上は引けない状態なんでしょうね

面白いことに白蓮さんは守勢のほうも秀でていたようで、趨勢が決したあともだいぶ決着が長引くんですよね
流石は若い頃から戦場で名を上げた人という感じがします。

返信:ヨシフおじさん 2013年11月28日(木) 11:43

 作中でも何回か触れていますが、当時の軍隊って基本的に豪族私兵の寄り合い所帯みたいなものなので、戦況が不利になると命令無視なんて当たり前なんですよね。関ヶ原の戦いの西軍なんかは集まった武将が大将の命令無視して好き勝ってやってた典型例ですが、袁紹軍の内実も似たようなもんなので「こちらが有利」と思える内に戦わないと不戦敗になる可能性があったり。
 「白馬将軍」の異名を持つ公孫賛ですが、この後の活躍を考えると陣地戦も結構得意だったみたいですね。史実だと脳筋なイメージが少なからずある猛将ですが、それだけに戦上手だったのかも。

 ご感想ありがとうございました。


グラーバク  2013年11月09日(土) 20:52 (Good:1Bad:1) 71話 報告

袁術側と徐州側の視点の違い
袁術側:勝手に戦争しやがってめんどくさい問題起こすなよさんざん支援してるのに。
徐州側:俺たちは一生懸命戦ったんだ、袁術達は何もして無いじゃないかなのに何でこんなの押しつけられるんだよ!

当事者達の視点が違うのは往々にしてあるが、どちらも自分たちが正当だと思いこじれてく。
(9行省略されています)

返信:ヨシフおじさん 2013年11月09日(土) 16:16


 ご感想ありがとうございます。

 今回の話では日米安保条約がイメージしやすい問題ですが、アメリカ・イスラエル関係なんかも参考にしています。中東戦争なんかではどんどん問題を大きくしようとするイスラエルと、問題を小さく抑えたいアメリカが同盟国であるにもかかわらず対立してたり。
 イスラエルとしては「今までアメリカが反共のためにさんざん煽っておいて、いざアラブと戦争になると自分達を盾にするだけで何もしてくれない。お前らの石油の利権は俺達が守ってやってんだぞ!」みたいな感じになり、アメリカは「大人しくしてればこっちでアラブと交渉して処理してやるって言ったのに、無視して勝手に問題大きくしやがって……」みたいな感じ。

 ちなみにソ連も似たり寄ったりで、イスラエルにボロ負けしてるのに停戦しようとしないシリアとかエジプトに手を焼いていたらしいですね。しまいにはイスラエルに負けた戦術の失敗(地上部隊を地対空ミサイルの圏外に出してイスラエル空軍にフルボッコ)をソ連製兵器の性能に押しつけようとした(エジプト「ソ連製地対空ミサイルの射程が短いのが悪い!」)ので、ソ連大使がブチ切れたとか……。

 縦深突破ドクトリンについては、その栄光と挫折、そして復活までの興味深いストーリーがありますので、その背景も入れたいと思っています。袁術陣営にはトハチェ○スキーっぽい機動戦の天才もいることですし……。
  


モブ司書T  2013年11月09日(土) 04:44 (Good:3Bad:0) 71話 報告

どっちかっていうと詠ちゃんの方に賛成かなー?
お金出したし遅れたとはいえ兵も出した。それでまだ文句言うか、っていうのが正直。
というか戦乱の時代に自力で立てん奴が悪い。

州同士の地力という、初めの前提からして一刀くんたちは不利なのに、
それで対等以上を望むとか出直してこいとしか……
弱者を自覚して上手く立ち回ろうと考えんのか?

返信:ヨシフおじさん 2013年11月09日(土) 11:53

 ご感想ありがとうございます。

 理屈でいえば、一応は約束果たしてますから袁術軍に道理があるとは思います。ただ、「いざという時に頼りにならない」との印象はどうしても残るのかなぁ、と。
 戦国時代でいうと、「海野平の戦い」での滋野氏が劉備サイドで、上杉氏が袁術サイドになりますかね。滋野氏は上杉氏の対武田戦線の前哨として長年上杉氏に仕えていましたが、海野平合戦では上杉氏が北条氏との戦闘に忙しく、援軍が一ヶ月遅れてしまい、単独で武田氏と戦った滋野氏は領土を追われてしまいます。当主の棟綱は上杉氏なしには立ち行かないと考えていたそうですが、子の幸隆は「これが今まで従ってきた弱者に対する強者の仕打ちか!」と上杉氏を恨み、最後にはなんと武田氏と結んで独立……あれ? なんかどっか見たことあるような?
  



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