＜嫉妬に狂った露出狂にしか見えない彼女。
うわぁ…。

＜そう答えるフラウの瞳の奥にわだかまるヘドロのような澱み。
＜さすがのブライトも、それに気づいての言動だった……
ついに周囲にもバレるまでになりましたか…。やべえよ、やべえよ…。

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もっとも当時、連邦軍メカ（画面登場）はビックトレー、６１式戦車、フライマンタ
（デブロックは見た覚え無いなー）だったのですが、０８小隊、イグルー重力戦線、
ギレンの野望とかではすでにジムとかも登場していて、賑やかですね。

まあ、ガンプラ売るための後付けしすぎという話もありますが（笑）

ところで、作者さんの宇宙での機動に関する解説で、違和感があったので少し書いてみます。

＞宇宙での機動は、機体の推進力以上のＧはかからない・・・

２点間の単純直線移動ならその通りなのですが、戦闘機動ではかなり変わってきます。

例を挙げてみます。

宇宙でザクが相対速度240km/h（秒速約66m）でホワイトベースに対して、対面で戦闘を仕掛けたとします。

ザクはホワイトベースに接近しながらマシンガンやバズーカを撃ち込み、数秒ですれ違い、後方に出ます。ザクは速やかに機体を反転し、一気に逆ベクトルに加速、絶対速度480km/hに移行しなければ行けません。(接近時より低速だと狙いやすい。）

もたもたしていたら、ホワイトベースとの距離は離れてしまいます。また、ザクの機動は、ホワイトベースから見ると減速→停止→加速となるため、対空砲の格好の目標です。

宇宙空間の場合、機銃は重力と空気抵抗が無いので、威力も有効射程も桁違い。また、空気が無いので遠距離でも霞が無く、光学照準でも精度が高いです。

実際本編でも、初心者のアムロがビームライフルでムサイのミサイルを迎撃したり、巡り会い宇宙ではリックドムのジャイアントバズの砲弾をヘッドバルカンで迎撃しています。

これは、アムロが凄いというより、ガンダムの搭載コンピュータでもミサイルのような単純機動の物なら簡単に打ち落とせる。という事です。また、逆襲のシャアでも、ラーカイムの対空機関砲が（射手がサイコフレームの力を借りてますが）ギラドーガを打ち落とすシーンもあります。

余談になりますが、宇宙世紀の宇宙用実弾兵器はVT信管の他に時限信管を入れて、外れた場合でも自爆しているんじゃないかと思います。
でないと、衛星軌道で外れた自分の弾丸が、地球を一周して自分に当たるなんて事もあり得ます。
なお、ビーム兵器の場合は、収束率（拡散率）を調整して有効射程を有限にしていると思ってます。

となるとザクの方は、進行方向への高加速の推進力の他に、軌道を予測させないための、乱数的な回避行動を行う能力が必要です。方法としては推進ノズルの偏向とＡＮＢＣですかね。

ガンダムＵＣで、フルフロンタルのジェネラルレビルの襲撃で、対空砲のセンサーがシュナンジを補足しているシーンがありますが、真っ直ぐ接近してきても狭い範囲でも上下左右に動き回り、照準しづらい描写があります。

で、これをザクのパイロットから見ると、反転加速のとんでもないＧと回避機動の為の絶え間ない上下左右の変則的なＧ（例えるなら、巨人のカクテルシェイカーで混ぜられている）という事で、ある意味、圏内戦闘機より過酷なＧ環境とも言えます。

将来、このお話が宇宙に行くかは分かりませんが、その時のリアリティ付けの参考になれば幸いです。

では、次回のエルラン中将の裏切りの構図（高級軍人はつらいよ）、楽しみにしています。

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