平下　　2022年04月22日(金) 06:59 (Good:2／Bad:0)　61話　報告

改めて読むとこの帝国の成立の仕方に疑問がわきますね。史実のプロイセンは小ドイツ主義だったのに、こちらの世界ではなぜか中欧帝国（史実ではハプスブルクが主張）だし……
領土的には中央集権化に成功した神聖ローマ帝国っぽいけど、なぜか首都がウィーン（こっちだとウィンドボナになるのかな？）じゃなくてベルリン（ベルン）だし……
うーん、考察が捗りますなぁ()

マトナカ　　2020年05月18日(月) 14:30 (Good:31／Bad:4)　61話　報告

日本は「負けたら植民地になる」と思ってたからこそ、死ぬまで戦い続けてたんだと思ってます。国家を解体され、奴隷にならないために。
もちろん洗脳的な情操教育もあったとは思いますけれども……、文字通り死ぬまで戦った人々を「マジでやべぇ」的な言葉で片付けちゃうのは、まぁ確かにヤバすぎますけどw、ちょっと悲しいです　
仮に、（俺は信じてませんが、）集団洗脳みたいな状態だったとしても、降伏せず絶望的な状況で戦い続け死んで行った日本国民の先祖の方々をあんまり揶揄して欲しくはない……かな……。
いやそんな深い意味無いとは思うんですけども　

-追記-

返信ありがとうございます。勉強になります

返信：ナレーさんの中の人　2020年05月17日(日) 15:51

残念ながら日本近代史、特に戦中戦後史で論文を書いた身として言わせてもらうと、それは「戦後の幻想」です。
長くなるので、要点だけ簡潔に記させていただきます。


大戦末期の日本政府、軍部関係者の日記をひも解くと、彼らが恐れていたのは植民地化云々ではなく『共産革命』でした。すなわち、銃後の負荷と敗戦の混乱によって、当時非合法とされていた共産主義者が武装蜂起するのではないか、と危惧していたのです。

特にこの点を危惧していたのが元首相の近衛文麿であり、彼の終戦工作いわゆる『近衛工作』はここから出発しております。

また、第一次大戦後の『民族自決』もあり、植民地化されるという懸念は、（研究着手前に小生が想定していたより）かなり少なかったようです。
ちなみにポツダム宣言にも『われわれは、日本を人種として奴隷化するつもりもなければ国民として絶滅させるつもりもない。しかし、われわれの捕虜を虐待したものを含めて、すべての戦争犯罪人に対しては断固たる正義を付与するものである。日本政府は、日本の人民の間に民主主義的風潮を強化しあるいは復活するにあたって障害となるものはこれを排除するものとする。言論、宗教、思想の自由及び基本的人権の尊重はこれを確立するものとする。』との一文があります。

むしろ日本の政治家は『戦争犯罪』、特にポツダム宣言で明記されていた
『しかし、われわれの捕虜を虐待したものを含めて、すべての戦争犯罪人に対しては断固たる正義を付与するものである。』
『日本の人民を欺きかつ誤らせ世界征服に赴かせた、影響勢力及び権威・権力は永久に排除されなければならない。従ってわれわれは、世界から無責任な軍国主義が駆逐されるまでは、平和、安全、正義の新秩序は実現不可能であると主張するものである』にかなり機敏に反応しています。

すなわち、現在でも時々火種となる『天皇の戦争責任』です。

当時、米国ではすでに天皇制存続で結論が出つつあったようですが、日本側はそれを知りません。
また、中国・ソ連には天皇退位論、処罰論が強く、これに配慮してポツダム宣言から削除されたとも言われております。

結果、鈴木貫太郎内閣はポツダム宣言を『黙殺』し、「国体護持」の一条項のために（少なくとも、軍部はそう認識していたようです）「一撃講和論」を堅持していくわけです。
最終的に講和仲介を期待していたソ連の対日参戦によって、宣言受諾へと追い込まれるわけですが（それでも『天皇ノ国家統治ノ大権ヲ変更スルノ要求ヲ包含シ居ラサルコトノ了解ノ下ニ受諾ス』と抵抗しているのですが）


加えて、当時の従軍日誌や回顧録を見ると、極限状態だったからかも知りませんが、下々の兵隊や国民まで「一億玉砕」「本土決戦」という考えは浸透していたようです。
無論、「人に見られる」ことを意識しての記述であるとは思われますが、そういう考えに「ＮＯ」といえない空気、同調圧力という点では「現実に現れる結果としては」洗脳と同じ（降伏しようなんて言えないのですから）ではないか、と考えております。

障子から見ているメアリー　　2019年12月24日(火) 08:37 (Good:1／Bad:0)　61話　報告

＜その点、ある島国は稀有な成功例だろうね。
言われてみると改めて異質さに気づきますね。ホントどうなっているんだある島国は…。

＜彼女がアルレスハイム候補生の名で提出したとされる――本人曰く、チョットした書き物――レポートは、まさに以後の塹壕戦を予言したものとして、後世評価されている。
後世で「アルレスハイム候補生は実は転生者だった」みたいな創作物がそれなりの数出てきそうですね。実際は「事実は小説より奇なり」ですけど(笑)。

＜「…一つ、考えがあるのだが」
どこぞの人事だけは一級品らしい司令官の「私にいい考えがある」とはまた違った悪い予感が…。

仰木 柳卯 (Mishary)　　2019年12月18日(水) 19:43 (Good:2／Bad:0)　61話　報告

何処かの島国(特に三島+αについて)は欧州などに比べると中世〜近代の移入民(特に軍事的侵攻による)がまるでないのが大きそうですね。辺境の島国だったことが幸いとも。某戦国ゲームの島津氏みたいな場所にいるので。
わざわざ侵攻するメリットが侵攻にかかるリスクを踏まえてもまるで見当たらないのも一因と思いますが。

近代だと欧州と真反対(航路的に最も遠い地域)であるのも一因かと。
何にせよ明治維新時に驚異の速度で統合が成されたのは大きいとは思います。

結論:日本は(是非はともかく)特殊だった。

葛葉　　2019年12月17日(火) 07:35 (Good:78／Bad:0)　61話　報告

ライヒ版『七博士意見書』に対する回答

ツェツィーリエ「私は諸先生の卓見ではなく、ターニャと相談しているのだ」

これで百点だ（どこがだ）
(8行省略されています)

返信：ナレーさんの中の人　2019年12月14日(土) 17:03

イイゾーコレ（どこがだ

如月＠ハーメルン　　2019年12月17日(火) 00:16 (Good:60／Bad:0)　61話　報告

＞色々おかしいあの島国
　日本人の思考回路が最初っからカオス属性だった可能性。
　
　その昔、日本が中国の王朝に朝貢していたころ、皇帝から（貢物の褒美として）もらった宝物を現地で換金して、そのお金で書物やまほど買って帰ったって話があるそうで……。
　朝貢した国は数あれど、そんなことした国は日本くらいだったそうですが。
(41行省略されています)

黒鷹商業組合　　2019年12月16日(月) 16:48 (Good:0／Bad:0)　61話　報告

民族自決。宗教問題と共に本当に頭が痛い。ユーゴスラビア紛争や中東の現状を見てると地獄絵図。
双方の回答としてはやはりソ連式。何だかんだで強権な政権。カリスマとシンボルになる独裁者と王権の象徴。
このドチラかが無いと解決しないし平定しない。民主主義で短期での解決した試し無し。
対話による融和解決なんてものは平和な時かつ対話する相手が冷静に議論できる環境でないと絶対無理。
そして極東の島国はこの世界でもやっぱり頭が可笑しいのか。敵にしたらあれほどの恐怖はない。
玉砕についての私の意見は捕虜になれば不名誉でありひどい目に合うという思想に〝死ねば楽になれる”と〝敵に一矢報いる”いう気持ちに末期戦特有の悲壮感が合わさった行動でもあると思っています。でも玉砕を認める気は毛頭ありません。
最後の凍土での塹壕掘り。坑道掘削装置、ロードヘッダでも民生から徴募して工兵に配備。
または≪潜行掘壕機（SK）≫や≪ミドガルドシュランゲ≫みたいなの開発して配備するかですね。

クワックザルバー　　2019年12月16日(月) 07:18 (Good:3／Bad:0)　61話　報告

やはり、外圧の力は偉大なんだなぁと。

外圧で国民意識が形成された国としてはボツワナもありますよね。

あそこは民族的にはツワナ人が大半だったとは言え部族分かれてますし、他の少数民族も居る中で南アフリカに併合されたくない一心で纏まって何度も併合の危機を乗り切ったのは凄いと思う。


なお少数民族の内、サン族はその…(ry

kiri28　　2019年12月15日(日) 19:11 (Good:3／Bad:0)　61話　報告

んーまあ日本は…戦時中になんか上手く行ったのもそうだけど
その後で焼け野原から復活できちゃったせいでもう固定されちゃったのかなーと
不思議な国だよなあ

返信：ナレーさんの中の人　2019年12月15日(日) 22:49

色々と不思議な国ですよねえ（しみじみ

TFTRDH　　2019年12月15日(日) 16:43 (Good:2／Bad:0)　61話　報告

本邦も奉天会戦の時は士気崩壊させたからセーフ
そう言えば、ロシア軍はHEATで凍土に穴開けて爆薬を放り込んで爆砕するタンデム弾頭式の掘削装備を持っていると聞きました。

返信：ナレーさんの中の人　2019年12月15日(日) 22:51

＞セーフ
セーフなのかな、あれ…？

＞タンデム弾頭式の掘削装備
掘削に投じる技術がやばいことになってる気がする（ガクブル