見つけられなかった私の戦車道
作者:ヒルドルブ

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tora ID:m7Nw0jMM  2019年10月13日(日) 12:19 (Good:1Bad:0) 17話 報告

「運命は選べない。だが、生き方は選べる」
この言葉を思い出すミカさんのエピソードですね。
 プロテスタントカルヴァン派の予定説をゲーム脳で解説すれば「オープニングと
エンディングとおおまかなストーリーは最初に決められていて、絶対に変えられない。
だが、道中をどう楽しむかはプレイヤーの自由だ」
 見えていても実際は何ひとつ選べなくて、ロクでもない展開を最後までやらされる
クソゲーが人生ってものだ、という意見もありますが、
本当は誰でも心持ち次第でどうとでも生きられる。
それが自分で作った見えない枷に囚われてしまって、生き方を狭めた結果は…
 今回はこれまでの展開に対する答えとも言える結末でしたが、果たして他の
人たちはこういうふうに救われる日が来るのでしょうか。

返信:ヒルドルブ 2019年11月02日(土) 10:11

感想ありがとうございます!

実際ミカさんの場合は自分で生き方を選べる環境にいた訳ですが、自分で自分を縛ってしまっていました。
本編ではアキとミッコのおかげで呪縛から逃れて自由になれました。
逆に見えない枷に囚われ続けたのがこの小説のみほであり、ifルートの名無しだったりする訳ですが……。

できる限り救える人は救いたいとは思っていますが、どうやっても救えない人というのも出てきますね。
その辺りは今後をお待ちいただければと思います。


LDLC ID:ceykgXbw  2019年10月12日(土) 20:53 (Good:0Bad:0) 17話 報告

前話とでこのコントラストの違い、互いの思う所が合致しておらずとも
気持ちは通じ合っている、人はそれぞれ生きていることを楽しくしていける力があると感じさせるいいお話でした
ミカも翼を持たずとも無事風を吹かせられるようになったようで何より

弱体化は戦車乗りとしての強さのことではなく、心の自由さの話だったのでそこはそんな気にしないでもらえると;
ヒルドルブさんは気にしてるし他の方の反応からしても、前話のまほは悪者役と解釈するのが
正しい解釈なんだろうだろうなと思う反面、誰より自分を否定しているまほだから、怒りで迷走しそうだったミカには
結果的にかなり助けになったんじゃないかなと思うんですよね
ミカの心にずっと燻り続けていたモノをうまい具合に処理するのに一役買ってくれた、そこに友情を感じるのは
考えすぎかな?もちろん今話のアキなくしては片手落ちでしょうけど

返信:ヒルドルブ 2019年11月02日(土) 09:59

感想ありがとうございます!

何とかいい話と思っていただけるものに仕上がったようで良かったです。
あるいはミカにとっての翼はアキとミッコの二人なのかもしれませんね。

弱体化の件はこちらこそ勘違いをして申し訳ありませんでした。
確かに島田流という鎖がある分、心の自由さという点では原作よりもかなり弱体化していますね。

悪者にはなってしまいましたが、けどやはり同じ家元の娘であるまほでないと踏み込めない領域というのもあると思うのです。
それが結果的にいい方向に作用したのが本編という感じです。
もっとも次話のifルートはそれが悪い方向に作用した、正に片手落ちの展開な訳ですが……。


ちょっと通ります  2019年10月12日(土) 14:57 (Good:0Bad:0) 17話 報告

やはりプロ関係は島田流が持って行ったか、ここまで事態が大きくなると貧乏くじ引かされた様にも見えますね。
あんだけやらかした西住流に任せる訳ないわな。

言うまでもなく真っ黒な黒森峰や血も涙もない西住流は人気無くなるだろうなぁ…。
みほの墓が絶縁したから別の場所にだったら、しほさんまほに絶縁されても文句言えないと思う。
それでもやらかしそうなのはこの作品のしほさんでもある。

継続のメンツが仲良さそうで何より、迷っていたミカにとって救われたことでしょう。

返信:ヒルドルブ 2019年11月02日(土) 09:40

感想ありがとうございます!

まあ流石にあのまま西住流に任せるということはないだろうと思いこのような形に。
もっとも島田流からすれば沈みかけの船の舵取りを任されたような心境かもしれませんが。

黒森峰と西住流に待ち受けるのは衰退の二文字、そこら辺は徐々に書いていこうと思います。
まほがしほさんと絶縁状態になっている理由の一つはみほのお墓の件だったりします。
しほさんにも考えはあるんですが、この小説のしほさんは良かれと思ってやることが悉く最悪な結果を生んでしまうのです。

継続トリオについては、次話で色々台無しになることをお許しください。


mukky  2019年10月12日(土) 13:23 (Good:3Bad:0) 17話 報告

『戦車道は3年前にプロリーグが開幕した。』
『世間では4年前のことなんて完全に忘れ去られてしまった。』
>黒森峰や西住流はどうなったんでしょう?この作品の元凶である連中の動向が気になるので

返信:ヒルドルブ 2019年11月02日(土) 09:21

感想ありがとうございます!

黒森峰と西住流については今後徐々に明らかになっていく予定です。
まあ、ただでは済まないとだけ言っておきます。


倫太郎  2019年10月01日(火) 03:23 (Good:1Bad:0) 16話 報告

そらぁ全部投げ出す方法が有るならみほが死んだのは何だったんだってなるからね、まほ時点そんな存在は許されないし呪いを掛けてでも縛り付けるしかない…

返信:ヒルドルブ 2019年10月12日(土) 12:28

感想ありがとうございます!

まさにその通りです。
まほとしてはミカの存在は絶対に認められないでしょうね。


LDLC ID:ceykgXbw  2019年10月01日(火) 01:15 (Good:0Bad:1) 16話 報告

ミカ氏弱体化バージョンですか、縛られた風じゃあ何かと不便な生き方しかできないですね
表面上はあれだけど、見方によっては悪い意味でなく二人していいシチュやってますよ?
「友情とは友の心が青臭いと書く」ってやつを感じますよ、うん

まほ氏のこの、分かっているのに分かってない、いや分かろうとしたくない感かな?は毎度のことながら悲しくもあり滑稽でもあり、ですね
「自分は何者か」を考える知ろうとすることはとても大事、でも同時にまほ氏よ
君の言う「何者か」と言うのは全部皆がそれぞれに持ってる荷物に過ぎないんだ

返信:ヒルドルブ 2019年10月12日(土) 12:26

感想ありがとうございます!

いいシチュやってますか、そう言っていただけると嬉しいです。
ミカが弱体化しているように感じられるかと思いますが、愛里寿とまほが化け物過ぎるだけでミカも充分強いという設定で書いています。
そこら辺は今後小説内で描写できればと思いますが中々難しいものです。

「自分は何者か」というのはそれこそまほ自身も考えなきゃいけない問題なのかもしれませんね。


reos ID:p6s08Lm2  2019年09月30日(月) 23:40 (Good:1Bad:0) 16話 報告

えーと、要は嫉妬?八つ当たり?

返信:ヒルドルブ 2019年10月12日(土) 12:17

感想ありがとうございます!

嫉妬であり八つ当たりですね。


ちょっと通ります  2019年09月30日(月) 23:08 (Good:3Bad:0) 16話 報告

まほさん…ルールの範囲内なら
人の戦車道を否定する者に戦車道を語る資格はないですよ…

ホントは自分だけの戦車道に憧れているだろうし
次戦う時はアナタの戦車道を見せてくれてとか言うと思ってた

返信:ヒルドルブ 2019年10月12日(土) 12:16

感想ありがとうございます!

みほが生きていればそういう展開もあったんでしょうけどね……。
戦車道を語る資格はないというのは本人も自覚していると思います。


へちま ID:3Ks7AmBM  2019年09月30日(月) 22:54 (Good:3Bad:0) 16話 報告

まほさん凄い上から目線で草

返信:ヒルドルブ 2019年10月12日(土) 12:13

感想ありがとうございます!

一体何様のつもりだ? という話ですよね。
書いているうちに筆が乗ってしまったのです。


鯉のぼり  2020年06月26日(金) 20:55 (Good:5Bad:0) 15話 報告

一通り読んで感じたのは西住しほというか常夫や菊代に対する不快感でした。

西住しほは娘を愛してるだのなんだの言って二言目には西住流の師範として〜ばっかりで師範の義務だの務めを果たすなら親としての義務や務めも果たせよと思いました。
人として間違った事をしたら叱る。人として正しい事をしたら褒める。そんな当たり前の事すら出来ない奴が親を名乗るも不快ですしそんな人間に対して戦友だの不器用だからと擁護する人間にも不快感を感じました。
ギャグ漫画からの引用で申し訳ないですが菊代にはこの台詞を送りたいと思います。
「不器用って言葉使えばなんでも許されると思ってんじゃねーよ」

返信:ヒルドルブ 2020年09月07日(月) 21:51

感想ありがとうございます!

しほさんは師範として、家元としては立派な人間なのかもしれませんが、母親としては最低な人間という評価にどうしてもなるかと思います。
立場があるのは理解するけれど、それでも母親としてみほに対してしてあげれられることはあったんじゃないか。
原作を観ていても私としてはそう思わずにはいられません。

常夫さんと菊代さんについてはしほさんの立場も内心も理解しているし、近しい人を悪し様に言うのにはどうしても抵抗はありましょう。
もっとも少なくともこの小説ではみほが死んでしまっていることを考えると、不器用の一言で済ませられる範疇を超えているのは確かですが。



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