24歳独身女騎士副隊長。
作者:西次

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satake  2022年01月02日(日) 02:01 (Good:0Bad:0) 39話 報告

同性婚についての感覚はクロノワークとゼニアルゼおよび王族周辺は割と理解ある感じだけど、それ以外の国だとどうなんだろう?
護衛についてきてくれる隊長格の大体が東方会社クロノワーク代表の妻(同性重婚)ってのに他の国が内心どんな反応するやら
東方の方は異人さんは変な人たちだなぁで済むかもだけど。

モリーさん、自業自得というか墓穴を掘ってるというか、自分が一番上手くやれると言わないけれど一番上手くやれる人間他に居ない感ヤバい。
そろそろお話も終わりそうな雰囲気ですが、今年も楽しみにしていますのでよろしくお願いします。

返信:西次 2022年01月06日(木) 22:57

 satake様、感想ありがとうございます。

 同性婚の感覚については、あいまいにしたまま、さらっと流すつもりです。多少は触れるでしょうが、そこは筆者の性癖も含まれるので、否定的な書き方はしたくない、と考えております。

 モリーが東方会社に出向するのは、それがクロノワークの国益にかなうから、というのはもちろんですが、やはりそれ以上に彼女に適性があるこということが大きいです。
 彼女が適格なのは、当人の見識もそうなのですが、ついてくる妻たちの能力が高く、周囲を黙らせるだけの実績もあること。
 その全てがクロノワークの都合よく働くであろうこと、確実だからですね。いつのまにか、重要人物になってしまっていたことに、本人だけが気付こうとしなかったという。

 東方会社の件がひと段落したら、物語も一旦終わらせることにしました。どうか今少し、お付き合いいただければ幸いです。


グラビ屯  2021年09月07日(火) 00:38 (Good:2Bad:0) 35話 報告

原作の超人的なキャラが二次創作で誕生に成功してしまった更に超人的で説得力を持ったキャラの論理によって陳腐化する。
なお元のキャラを下げるような描写はされず、むしろ強化されてるのにオリ主が作者の筆力によりもっとすごいキャラとして描写されるのでアンチヘイトとは思われにくい。

これをココア提督の法則と呼ぼう。

(7行省略されています)

返信:西次 2021年09月13日(月) 01:33

 グラビ屯様、感想ありがとうございます。

 すごい、と言ってくださるほどに、説得力のある描写ができていたなら良いのですが、書けば書くほどに精進が足らぬことを実感する毎日です。

 アンチ、ヘイト、という表現は、色々と難しい部分があると思います。

 筆者としては、そうした要素を含んだ作品を書いたつもりはないので、何かしら感ずるところがあったとしたら、申し訳ございません。




-追記-

 魅力的とまでおっしゃっていただけると、励みになります。
 シルビア妃殿下は、きわめて有能な専制君主として、君臨していただきたいと思っています。
 モリーの助けがなければ、大きな落とし穴にはまっていたであろう――と、そうした評価が後世で下されることになるかもしれませんが、大きな失敗をさせるつもりはなかったりします。

 原作で、わかりやすい弱みが描写されれば話は別なのですが。この辺りの塩梅は、やはり結構難しいものだと思うのです。


ルアベ  2021年09月01日(水) 08:21 (Good:1Bad:0) 35話 報告

主人公の「後継者の育成に失敗することなど、妃殿下は考えていない。自分の子供に対する盲信と言うべきものが、そこにはあるのではないか。私は、それが気がかりだった。」という考えに同感です。

シルビア妃殿下は、自分の子は自分が責任を持って教育をするんだから優秀に育つに違いないと決めつけているが実際はどうなるかな。

偉大な親の子が平凡だったというのも歴史では良くあることだと個人的には思う。親が偉大すぎるプレッシャーが子の負担になるだろうし、天才であるシルビア妃殿だが教師としての才能だけはなかった。親の才能はなかった。というオチがあるかもしれない。
(11行省略されています)

返信:西次 2021年09月06日(月) 23:40

 ルアベ様、感想ありがとうございます。

 シルビア妃殿下が、自身の子供に対して、どういう感覚をもって接するつもりなのか。
 それは、次の話で少し語る予定です。原作で語られていない部分なので、仮定の部分が大きくなってしまいますが、多少なりとも説得力のある描写ができれば、と思っています。

 モリーもまた、将来的にはシルビア妃殿下に色々と振り回される立場になるでしょう。
 相応のリターンも確保できるのでしょうが、モリーは才覚において彼女にはとても及ばない。
 知識において、武力において秀でている、というだけで、まったく別次元の能力を持つシルビア妃殿下に対しては、後手に回らざるを得ない立場にあるわけです。

 結果として、悪くないところに落ち着く形になるかとは思いますが。所詮ノリと勢いだけで書いている物語なので、正確なところは直前までわかりません。

 なお、シルビア妃殿下は、色々と仕事で忙しいので、やっぱり親としての愛情はあんまり与えてやれないと思います。
 彼女がどこまで母親らしい態度を取れるか、子供に向かい合えるか。それについても、なるべく描写していきたいですね。……原作との乖離が、いよいよ大きくなっていく気もしますが、それはそれで、今更と言う気もします。


ISEMEN  2021年08月01日(日) 09:25 (Good:0Bad:0) 34話 報告

「東方との交易の主導」という既得権益を手に入れた以上、我らこそ西方の覇者なりとアピールすることが必要なのは確かですし、そこに関しては流石のシルビア妃殿下なのですが…彼女はモリーさんと相性が悪い(というより、妃殿下視点だと本当に目利きの効かない正体不明の存在)なので、本来は協力できたり感謝と恐縮程度で終わる話がどんどんこじれて、ダイナミックな場面を演出してしまうのは本当に困りものですね…別にシルビア妃殿下と敵対どころか対立だってする気が無いのに、対抗心燃やす人たちから好かれちゃってますし(苦笑)
モリーさんの幸せ新婚生活も、考えてみればモリーさん含めて全員が国の重鎮・重要人物なので、この状況下ではイチャイチャも中々できない…まあ、忙しい日々の中でアラサーを癒して絆を紡いできたモリーさん的には、そこまで苦でもなさそうですが。さてさて、家族と国家と情勢に関わる未来への一手とは果たして…?

返信:西次 2021年08月05日(木) 01:03

 ISEMEN様、感想ありがとうございます。

 シルビア妃殿下は、自らの権力の保持のため、支持基盤を強化するためにも、政治的な行動を積極的にとっています。
 それは決して悪いことではないのですが、モリーには性急に見えて、将来への危惧にもつながっているわけです。これに対していかに対処していくかは、次章にて少し書きます。

 モリーは前世で仕入れた知識があり、それをもとにして行動したり発言したりするので、余計にシルビア妃殿下の興味を引いてしまうのでしょう。
 そして、モリーは自分の特異性を理解して、自身と家族の安泰を図ろうとするのです。

 結婚生活が、思うように甘い日々を過ごせないあたり、モリーらしさが出ていますね。
 ……流石に問題だと思うので、多少は良い思いをさせてあげたいと、筆者としては考えています。
 これも詳しくは、次章にて。月末の投稿まで、しばしお待ちください。


ISEMEN  2021年07月01日(木) 04:38 (Good:1Bad:0) 33話 報告

オサナ王子の成長や東方との関係なんかが特に顕著ですが、モリーさんの起こした(本人は「起こしたなどと」って言いそうですが)様々な嵐の余波が、この世界にはこれからやってきますからね…酷い世界になるとは思いませんが、それでも幾つかパラダイムシフトが起きてもおかしくはない。そんな時代を生きるなら、そりゃあエメラ様も蝶よ花よなお姫様でいるよりは…でも、その代償がモリーさんの方にかかってくるのバグじゃありません?(笑)

ともあれ、遂にモリーさんも惚れさせまくったアラサー乙女たちの妻帯者となり、これまでとはまた異なる「家族の中のあれこれ」と向き合っていくことも増えていきそうです…いや、本来はギャグ漫画時空の、それも特別とんがった人たちを一所に集めてこれなんですから、本人は否定しそうですがモリーさんのハーレム適性が改めて半端ない…前世でも割と浮名を(本人が知らない内に)流してそう(偏見)

返信:西次 2021年07月07日(水) 23:24

 ISEMEN様、感想ありがとうございます。

 モリーは自分の影響力を理解したくないというか、どうせアレやらコレやらは時代が進めば勝手にやってくるんだし、全体的に俯瞰してみれば誤差のうちじゃろ、くらいのノリだったりします。
 結果的にどうなるかは、当人も作者も全く考えていなかったりするのですが。

 エメラ王女については、モリーの自業自得な部分もあるので、致し方のないことでしょう。栄達を考えるなら、むしろ幸運であったとさえいえるかもしれません。
 ついに妻帯者になったことで、色々と考えることも増えました。自分一人の身の上ではなくなったことで、モリーの立ち回りも変化することでしょう。

 ハーレム適正とか、当人は意識していません。なんかこう、ふわっとした感覚で、うまくやれたらいいなあってくらい。
 ……前世の話はちょっと考えていますが、それよりも今生を全うさせたいと思います。


自転車 ID:uaFx3KFA  2021年06月01日(火) 22:04 (Good:3Bad:0) 32話 報告

話としては文章も丁寧でとても面白いんだけどキャラが全員崩壊してて原作好きとしてはかなりもやる
原作の進み具合とこの二次創作の開始時期関係上仕方ない部分はあるんだけど特に原作で両国完全に支配して化け物染みたシルビアがかなり劣化してるし戦闘マシーンの異常者集団クロノワーク軍がかなりまともな感覚になってる

返信:西次 2021年06月09日(水) 00:53

 自転車様、感想ありがとうございます。

 キャラが崩壊してしまったのは、丁寧に描写することばかり考えて、過程を積み重ねすぎた結果かもしれません。
 シルビア王女に関しても、筆者としては可能な限り、賢く強い指導者として書いてきたつもりですが……これ以上は、筆者には無理でした。

 原作を尊重しながら書いているつもりでも、至らぬところはいくらでもあるものですね。
 難しい問題ですが、もしよろしければ、今後も見守ってやってくださると幸いです。


ISEMEN  2021年06月01日(火) 08:33 (Good:0Bad:0) 32話 報告

なんというか、必要な分だけ積み上げて来ただけなのに、結果的に頭角を表したような形で注目と好奇と嫉妬を一身に受ける身になってしまったモリーさん…
まあ、ファンタジー世界においては何処までいってもモリーさんを“理解”はできないので、自分フィルターを通した結果、良物件に見えたり、逆に危険物に見えたりするのでしょう。良物件なのは間違ってませんが。

さてさて、次回はまさかの形で新たな王族とエンカウント、結婚式がおまけになっちゃうような厄介イベントが待ってる気配がするよ!

返信:西次 2021年06月09日(水) 00:48

 ISEMEN様、感想ありがとうございます。

 モリーが積み上げてきたものは、いい意味でも悪い意味でも、決して軽くないということです。それを未来のためにどう活かしていくかが、今後の課題となるのでしょう。

 そして、モリーは自身の価値を示しつつ、周囲への理解を求めていくことになります。孤立していては、己の家を守れないから。
 これも家庭人としての自分を自覚した結果なのですが、その結果として確かな物をつかみ取れるのであれば、良物件と言い切っていいと思います。

 次回は王妃様との会談から入ります。結婚式がおまけのような描写になるかもしれませんが、その辺りはお許しください。


satake  2021年06月01日(火) 03:52 (Good:0Bad:0) 32話 報告

戦場やら潜入先でシグルイして生という鎖ですら繋がれない自由を謳歌してた分、一気に鎖で巻かれて身動きが取りにくくなるしっぺ返しが来たんやなって…

返信:西次 2021年06月09日(水) 00:27

 satake様、感想ありがとうございます。

 モリーは今頃、色々とやらかしてきたことのツケを払う羽目になっています。
 だいたい自業自得なのですが、当人たちが納得できる結末であれば、それはそれで良いものだと思うのです。


ISEMEN  2021年05月01日(土) 04:56 (Good:0Bad:0) 31話 報告

いよいよ迫るは結婚生活…頭の中には今も男性がいるとは言え、それらは「女騎士」として生きてきた激動の日々の中にしっこり溶け込んでいますし、周囲も女性と認識した上で惹かれている。この辺がモリーさんの中でお嫁ーズとズレてしまうというか、感覚を共有できないのだけは本当にどうしようもないですからね。TS転生者として、騎士としてもその他もろもろもプラスに働いてきましたが、最後の最後の問題だけは…。
ともあれ、もう完全に全員いい感じに覚悟決まってますし、モリーさんが積み上げてきたもの(そして、お嫁さんたちが積み上げてきたもの)は十二分に「甲斐性」と呼べるものを作り上げていると思いますし、それこそモリーさんの八面六臂ぶりを見るとエライ人の中には「頼むから男と結婚しないでくれ、家として“モリーの影”がずっと残るとか怖すぎる」って人も居そうですしねえ。
外も内も埋まったぞ!覚悟を決めろ、24歳独身(あと少し)女騎士!

返信:西次 2021年05月07日(金) 10:21

 ISEMEN様、感想ありがとうございます。

 男としての意識は、モリー自身もなるべく維持したいと思っているので、この辺りは彼女たちの理解が及ぶところではないでしょう。それでも共にあると決意したなら、どうにか共存していかねばなりません。
 モリーの人格はすでに完成していますし、妻になる女性たちも、彼女の価値観に寄り添う気持ちは持っています。
 何かしらの問題が起こっても、丸ごと受け止める覚悟くらいは、お互いにあることでしょう。

 モリーの家の政治的な価値については、次の話で語れると思います。
 彼女が自分の家をどう考え、いかに処していくつもりかは、またそのうちに。


ISEMEN  2021年04月01日(木) 05:10 (Good:1Bad:0) 30話 報告

結局、今回オサナ王子が指摘していた部分と、クミン嬢の言葉への対応がモリーさんのすべてなんですよね…「生きてきた」少なくとも表向き平和な近代と「生き抜いてきた」戦国乱世のハイブリッド女騎士になっているだけで、本質は極めて単純。「私は好きな人を必ず助ける。好きな人が私を好いてくれたら嬉しいな。無理にとは言わないけど」という純朴ですらあるわかりやすい内面が、シグルった外面のなかに満ちているという。
そりゃあ、シルビア王女では優秀だとかそうでないとかの次元でなく本質を掴めませんよ、まだこの世界のこの時代で生まれてきてないはずの存在と信念ですもの…実際、教官殿の仰る通りにモリーさんが体まで男性だったら、シルビア王女は迷いなく自身の体を飛び道具として使った挙句に絆されて、後世ではそれこそ「シルビア王女を寝取り、ゼニアルゼを裏から支配した謎多き時代の黒幕・モリー」とか本当じゃないけど嘘でもない伝え方をされることでしょうし(苦笑)

そんな彼女も、いよいよ年貢の納め時。すべての嫁を幸せにするための、今までの戦など相手にならぬ死闘が始まる!がんばれ、モリーさん!(色んな意味で!)

返信:西次 2021年04月07日(水) 22:41

 ISEMEN様、感想ありがとうございます。

 この辺り、理解が及ばないシルビア王妃の方が正常で、わかってしまうオサナ王子の方が異常であると言えます。
 シルビア王妃がモリーに惹かれる可能性は、もはや存在しないといってもいいのですが。
 男として生まれていたら、おっしゃる通り、たぶんひどい言われ方をされていたかと思います。

 ともあれ、そんなこんなで、責任を取る場面がやってきてしまいました。戦といえばこれも戦といえますが、今回の戦いはかなり分が悪い。
 四対一、という戦力差はもとより、そもそもモリーの方に勝つ気がほとんどない、というのが問題です。
 どのような形で決着するかは、次の投稿でお見せできると思いますので、今しばしお待ちください。



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