24歳独身女騎士副隊長。
作者:西次

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感想

ぎんりゅう♪  2019年10月23日(水) 22:43 (Good:0Bad:0) 7話 報告

まず読んで一番最初に抱いた感想を書かせてください。
この作品は心理描写が緻密で非常に読み応えがある良作だと思いました。

情報密度が多く1度では全体像を把握しきれなかったので、上の感想を抱いてからさらに何周か読んだ上で今この感想を書いています。

(6行省略されています)

返信:西次 2019年10月24日(木) 21:09

 ぎんりゅう♪様、感想ありがとうございます。

 楽しんでもらえたようで、何よりです。読者様からの、『面白かった。読めて嬉しかった』という声は、作者にとって何よりの喜びです。
 語彙の多寡は、この際問題ではありません。私も、そう言ってくださって嬉しかったのですから。

 割とごちゃごちゃ書いている自覚はあるので、結構好みは別れるんじゃないかなぁ、と思うこともあるのですが。どうにも治らず、このまま通しています。



 原作の漫画は、アマゾン辺りでも商品ページから試し読みできます。気に入ったら購入してもいいかな、くらいの気持ちで、まずは見てみてはいかがでしょうか。



tbc  2019年10月18日(金) 19:34 (Good:0Bad:0) 7話 報告

献身的な控えめなGL系TSオリ主好き
真面目に何かしらの経験か知識か資料に基づいておにゃのこを口説いてるのも良い……

なので、原作と一緒に他の感想返しで出てたFBIのしぐさが気になったので電子ポチりました
口説く方は逆の資料だったようですが、文章だけの描写から絵を想像する手助けになってこれも良かったです

返信:西次 2019年10月18日(金) 21:43

 tbc様、感想ありがとうございます。
 楽しんでいただけたようで、作者として嬉しく思います。

 乱読する方なので、無駄な知識だけはそれなりにありますから、それを話のタネに使うことも多いですね。
 あんまりにもそのままだと芸がない、とも思っていますので、それなりに改変していますから、違和感を感ずる部分もあるかもしれません。

 思わぬところから、新しい本の情報が出てきて、新しい知識に出会う。その感動は、言葉にできないものがあると思います。
 この作品が、そのためのきっかけになれたのなら、とても光栄なことですね。


ミニパノ  2019年10月18日(金) 01:30 (Good:0Bad:0) 7話 報告

とても面白いです。
続きを楽しみにしております。

-追記-

追記:
ご丁寧に返答ありがとうございます。
楽しみに待たせていただきます。

返信:西次 2019年10月18日(金) 00:58

 ミニパノ様、感想ありがとうございます。

 気に入ってくださったのなら、作者としてもありがたく思います。
 やはり作品を書くからには、読者を楽しませねば甲斐がないと思うのです。

 暇つぶしに見て、面白かった、と感じてくださったのなら。
 筆者として、この上ない喜びです。
 続きは、進み具合から考えて、今月末に投稿出来たらいいなぁと思っています。どうか、今しばらくお待ちください。


灰色の空  2019年10月17日(木) 08:34 (Good:2Bad:0) 7話 報告

モリ―さんの訓練スゲェ… よくあるなんちゃってスパルタなシゴキじゃなくてちゃんとした理由と教える者としての願いが込められているというか…すみません上手く説明できないです。それほど魅了されました。

所で、「強さの根幹とすべきは、日々の鍛錬と戦闘経験と心構え、あるいは『鉄量』。それのみなのだから」この鉄量と言うのは何でしょうか?訓練の積み重ね?訓練の数? ううむ考えてはいるのですが…

-追記-

丁寧な返信本当にありがとうございます

なるほど…火器類の事だったんですね。たしかに屈強な兵を用意するよりも大砲をこれでもかと並べて撃った方が戦争早く終わりますもんね…
分かりやすい説明本当にありがとうございました

返信:西次 2019年10月16日(水) 23:49

 灰色の空様、感想ありがとうございます。

 モリーを気に入ってくださったようで、作者としては本当に嬉しく思います。
 気持ちを汲み取るのは上手な方ではないですが、楽しんでいただけたのなら、作者としてこれ以上ないほどの栄誉であると、私は理解しております。



 鉄量の意味についてですが、これは近代以降の戦争における概念だと考えています。要するに、銃や大砲といった、鉄を原料とする小・重火器の総量のことですね。

 基本、戦場に投入できる鉄量が勝るほうが勝つわけです。鉄量を破るものは鉄量以外にない、なんて言葉もあります。
 『皇国の守護者』で新城直衛がそれらしいセリフを言っていたことを、なんとなく覚えていたものですから、つい使ってしまいました。

 モリーは現代日本人の記憶と知識を持っていますから、別段不思議なセリフでもないかな――と思っています。

「個々の戦闘力が重要なのは当たり前だけど、殴り合い以上に、大量に砲撃を浴びた方がより多くの死者が出る。身も蓋もない話だと言えば、それまでですが。現実って厳しいんです……」

 モリーに言わせると、こんな所でしょうか。
 原作でもソクオチとの戦いで大砲を使っていますので、これはこれで悪くない解釈だと、そう思いたいところですね。


 ……ノリと勢いだけで書いているので、やっぱり適切な表現ではなかったかもしれませんが。その辺りは、気にしないでくださると助かります。


ISEMEN  2019年10月16日(水) 00:31 (Good:3Bad:0) 7話 報告

某アゴが凶器になりそうな天才賭博師が言っておりましたが、成功は毒だそうで。積み上げすぎると勘が鈍り、何時しか重荷に変わると…シルビア王女も全盛期ならモリーさんの態度に「あ、わらわ、ちょっとやらかしたか?」とすぐ気付いたのでしょうけどねー。

さて、そんな王女様の政治的なやらかしなんぞ可愛く見えてしまうシグルイ系女子の地獄のやらか死!よく「どんな強者でも三人以上は相手にできない」とドヤる人がいますが、当たり前ですが三人が同時に仕掛けるとか奇跡的な連携がいる訳でして…。
頑張れ、ゼニアルゼの騎士さん達。大丈夫、ちゃんと与えられたノルマをこなせば誉めてくれるよ!それこそが割と回避不能な猛毒なんやけどな!

返信:西次 2019年10月16日(水) 23:13

 ISEMEN様、感想ありがとうございます。

 シルビア王女は、やらかした損失をすぐさまカバーしてみせるだけの才覚をお持ちです。
 モリーも大臣も、本質的には味方なのですから、今回の失敗も致命的なものではありません。
 周囲に甘えていたから、失策に気付けなかった、という風な感じではないかと。成功の毒もそうですが、勘が鈍るのには、色々な理由があると思います。

 モリーのシグルイっぷりは、最近ご無沙汰でしたので、今回それなりに書けて良かったと思っています。
 剣術とか戦場の描写とかは、とみ新藏先生の作品を大いに参考にしています。それっぽく感じていただけたのなら、いいのですが。

 ゼニアルゼの女騎士たちの交流については、ノリと勢いで書いていくことになりますので、まだ結果については何とも言えません。
 それでも一応、考えていることはありますが……たぶん、酷いことになると思います。はい。
 


投稿話順全話感想

たつみ  2023年04月02日(日) 11:36 (Good:0Bad:0) 50話 報告

面白かった。面白かったけどそれは「モリーという女騎士の話」であって「33歳独身女騎士隊長。の世界にいる女騎士モリーの話」ではなかった、というのが正直な感想
登場人物が皆普通の軍属や王族の常識的な思考や行動の派生から逃れられていないように感じた。33歳独身女騎士隊長。の世界観だけ土台にした女騎士たちの一次小説と言われてもよくも悪くも違和感がない(天原さんの思考なんてトレース出来んわと言われたらそれはそう)

原作の女としての性への奔放さと国に仕える騎士の緩さもある矜持のうち騎士の部分だけクローズアップすることで書けた原作小説があったらこんななのかなーって感じ。
とはいえ全50話を時間をかけて読む価値はあった話だった。最初にも言った通りモリーの物語は面白いは面白かったよ

返信:西次 2023年04月06日(木) 22:05

 たつみ様、感想ありがとうございます。

 こんな冗長な作品を、最後まで読み通してくれたこと。そして、面白いとおっしゃってくださったことに感謝いたします。

 「33歳独身女騎士隊長。の世界にいる女騎士モリーの話」を上手に書けなかったことについては、途中で自覚してはおりました。
 しかし、自分にはもうほかの書き方が思いつきませんでした。なにより、何も書かないよりは、自分の書きやすいように書いた方が、まだしもマシであろうと考えたことから、この結果があります。

 そんなつたない出来のお話でも、暇つぶしになったのであれば幸いです。
 また新しい小説を書くことがあって、機会がありましたら、その時は目を通してくださるとうれしいです。


Sith  2023年01月07日(土) 19:38 (Good:0Bad:0) 50話 報告

遅ればせながら、完結お疲れさまでした。
この世界の住人も理解はしていると思いますが、我々の世界の史実を知っていると奇跡のような綱渡りの末にベストエンドを迎えた印象を受けます。
モリーが後継者を会社という形で残したのは正しかったと思います。シルヴィア殿下とその一族もそうなのですが、王朝はどうしても後継者が安定しません。一方で血統に限りませんが家族による継承は政治的な空白が少ないというメリットがあるので東西を問わず多用されます。日本でも議員の選挙区を娘婿の秘書が継いだりします。
欧州で継続した最長最大の組織がカトリック教会である事や、ヴェネツィアの歴史を見ると、モリー家が養子によって存続した事は東方会社や三国にとってプラスの遺産を残したのかもしれません。
妻を全員見送れた事も含めてモリーは幸せですね。

返信:西次 2023年01月12日(木) 21:22

 Sith様、感想ありがとうございます。

 書いているときは、本当にプロットも何もなく、その場の勢いだけで書いていたので、いろいろな意味で綱渡りだったのは確かです。
 モリーの後継者や東方会社が上手に立ち回れたのは、ほかならぬ彼女が都合のいい環境を構築していたからでもあります。
 結果として、ベストエンドと言っていいところまで落とし込めたので、筆者としてもモリーの存在の大きさを強く感じました。……最後まで含めて、幸福な人生を送ったのだろうと、そう思います。


 東西ヨーロッパやカトリックの歴史に興味はあるのですが、今は日本の方にかかりきりなので、ファンタジーを描くのはずいぶん先になると思います。
 次回作の発表は、まだ当分先のことになりますが、もし見かけることがあれば、読んでくださると嬉しいです。


satake  2022年11月26日(土) 02:27 (Good:0Bad:0) 50話 報告

改めて完結お疲れ様でした。毎月楽しませていただきました。
モリーさんは後世の歴史的には結構しっかり資料残ってるから複数人説やら実は王族のご落胤とかそういう説も割とキッパリ否定されそうで、なんなんだこいつ…って歴史家は一度は思ってそう。
特殊部隊での経験で政治的バランスを学び鍛えられたって言うにはあまりにも優れすぎている(時代の覇者となり得たシルビア妃殿下相手に渡りあってクロノワーク含む連合東方会社で覇道を挫く)し、異常なまでに東方に詳しいし…
しかもゼニアルゼは失敗した後継者への教育と引き継ぎも成功してるあたり、完全に英雄一家ですねこれ。
伝承が残るだけじゃなくてゆかりのある各地に銅像いっぱい立ってそう。
クロノワーク王家もこれだけ出来る家臣持ってニコニコだったろうなぁ…

返信:西次 2022年11月30日(水) 22:55

 satake様、感想ありがとうございます。

 モリーに関する事柄は、非常に確度の高い情報が集まっているので、誤解の余地があまりない、ということにしてあります。
 それを理解して上で、どうしても腑に落ちないことが多いのが問題ではあるのですが、解明しようのない部分なので、後世においても解釈が難しくなるのですね。
 まさか、前世の知識持ちの転生者だったから、なんて結論が出るわけがないのですから。

 ゼニアルゼは結局、シルビア妃殿下だけが例外的に傑出した指導者だった、という解釈です。
 その子や孫も頑張りましたので、盟主としての地位は保全することができましたが、結局は衰退するのが定めであると思うのです。

 モリー家は、ゆかりのある地域は結構多くなると思うので、各地に色んなお話が残っているかもしれません。本人は、銅像とか絶対嫌がるので、立てるとしても死後のことになるでしょう。

 モリーはクロノワーク王家の利益を考えて行動しているので、彼女がソクオチに活躍の場を移した後も、終始利益を分かち合う形で恩恵を受けています。
 とはいえ、元々は異質な存在だったモリーを受け入れ、才能を発揮することを許したのもクロノワーク王家であることを思えば、これこそが御恩と奉公の正しい形であるとも思うのです。


佳宵  2022年11月21日(月) 19:04 (Good:0Bad:0) 50話 報告

完結、お疲れ様でした。

これまで感想をお伝えできなかったことを大変申し訳なく思います。
私は原作を知らずに最後まで読み切ったのですが、それでもなお面白いと感じさせるのはひとえに西次様の文才によるものと思います。

毎月の更新を楽しみにしていたのでこれから寂しくなりますが、その時はまた最初から読み直そうと思います。

改めてになりますがここまでお疲れ様でした。
素敵な物語を書き上げてくださり、ありがとうございました。

返信:西次 2022年11月24日(木) 22:27

 佳宵様、感想ありがとうございます。

 感想は強制ではありませんし、無理のない範囲で応えてくだされば、それで充分です。
 面白いと思ってくださったなら、書いた甲斐があったと思います。よろしければ、原作の方もご覧ください。
 ノリが全然違うので、最初は面食らうかとは思いますが、傑作であることは間違いないですから。

 筆者としては、今さら自分の作品を読み返すのは恥ずかしくて出来ないくらいですが、時間つぶしのお供にでもしてもらえたら、嬉しいです。

 こちらこそ、このような冗長な物語に最後まで付き合ってくださって、ありがとうございました。
 もし、新しく投稿した作品を見かけることがあったら、一読してくださると幸いに存じます。


レビ ID:MY./9KoA  2022年11月20日(日) 22:41 (Good:1Bad:0) 50話 報告

完結お疲れ様でした。
いつも感想をなかなか言葉に出来ないけれど楽しく読ませてもらってました。
今までありがとうございました。
西洋と東洋がお互いに影響を与えあい、世界が変わっていったところを見れて感無量です。
凄いものを見た。

返信:西次 2022年11月24日(木) 22:22

 レビ様、感想ありがとうございます。完結できるところまで書き上げられて、筆者も安心しております。

 読者に楽しんでいただけたなら、筆者としても嬉しく思います。
 それを言葉にして届けてくださったことに、心から感謝いたします。

 本当に、最後まで読んでくれてありがとうございました。
 最後は当初からは考えられないほどに、スケールの大きな話になってしまいましたが、これも見守ってくださった読者様のおかげであります。

 時間はかかると思いますが、そのうち新作も投稿しますので、縁があればまた読んでくださると嬉しいです。



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