セツナが死んでしまったのには軽くショックを受けましたが、ケヤルのために自分の命でレベルアップさせるという強い献身の心を持っていたのは、きっと邪悪な心で溢れるこの世界の、『真の光』の1つだったのですね…。

王様が黒幕なのは驚きましたが、無事に倒してハッピーエンドですね。
魔王はどうなったんだろうか。
皆から勇者や聖女と称えられる4人の勇者が、実は筋肉で改心する前は性格最低野郎共とは、1万年後の人々は絶対信じませんね。

＞「腹を小さく見せようと力を込めて引っ込める方がいらっしゃいますよね？　あれと同じです」
それ、たぶん別世界のNO.1ヒーローのセリフ…。あの人もマッスルフォームはムッキムキだけど。

＞棍棒でいいんじゃないか×3のち素手でいいんじゃないか
吹いた。
結局、物理が最強ですよね。

＞【聖筋肉領域】発動から１日後、「聞こえていますよ」の一言と共に復活。
とうとうお別れエンドも筋肉で粉砕しやがった！
原作の洗脳は話に聞くだけで嫌悪感が凄まじかったですが、ここの洗脳は健全でいいですね！

だけど、ケヤルが領域に入ってからのフレアの言動とお守りの『矛盾』から察するに、セツナ達との触れ合いで洗脳から『本物』になれたんやなって。

こうして、本来は王女から雑に扱われる運命だったヒーラーは筋肉の修道士に至り、彼によって技術だけが取り柄だった人達は身も心も勇者になり、王国は救われ、勇者一行はやがて世界中の人々も救ったのでした。
めでたしめでたし。

-追記-

ケヤルも散々な目に遭ったけれど、復讐に走ってあれこれやらかすよりも、こっちの方がずっといい。
原作は絶対にこの選択ができないのは悲しいですが、最後にこれだけ。
憎しみも邪悪な心も乗り越え、ハッピーエンドに至ったこの世界に、筋肉と言う名の祝福を！

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