どちらかと言えば、想いは普通程度だが打たれ弱いのでダメージが大きく見えるだけの人間に読める。今のところ。

どん底からなんとか持ち直すところ
なんとか持ち直したところから、再起するところ
こういう話には二つの旬があると思うのだけれど、最初の旬をうっかり逃したんじゃないかなぁ。

-追記-

精神的な大ダメージを思わせる始まり方ではなく、
死んだ娘さんのことを「時折痛む心の古傷」位まで整理できてる状況、
かつ、
夢を失って惰性でウマ娘業界近くにいる状況、
から始まっていたら、今の状況にも綺麗にはまると思うのだけど。

逆に、精神的大ダメージで始めるのなら、
トレーナーとして学園内に入れるのではなく、
最初の出会いの「柵の外の助言者」の立ち位置が最高に良かったと思う。

主人公の治療・リハビリという点から見れば、
学園内にトレーナーとして取り込まれ、かつ積極的に精神的に触れてこようとするスズカってのは、最悪に近い環境なわけで、
加速度的な悪化が心配されるレベル。
これで悪化しないから想いが軽く見えるわけでして…。
どちらかと言えば、接触は切らさないながら一線を引いて、精神的な安全と安静を保ちながら経過観察に努める…というのが妥当かなぁ。
分かりやすく例を言えば「保健室登校」と言えばいいでしょうか。

今の状況って、物凄いショックを受けて不登校になった子が、無理やり学校につれてきてみれば、ちょっと不安定ながらも割とあっさり馴染んでる、みたいな感じでしょ？

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