そう思うのならダライヤ婆さんを暗殺して自分が皇帝の類いになれば良かったのでは……？
ダライヤ婆さんさえ始末すれば頑張ってエルフを存続させようとするのは正統エルフェニアのみですし、ダライヤ婆さんが死んでリースベンに接触を図らなければ正統エルフェニアは殆ど生き延びる芽がない

新エルフェニアが皇帝暗殺により混乱するような事があれば正統はその隙を付こうと動かざるを得ない状況なのですし、その戦乱を拡大すればリースベン近郊のエルフを壊滅に追い込むのも不可能ではなかったのでは……？

結局はダライヤ婆さんがリースベンに接触したばかりに全てが破綻したような状況なのですし



ここまで読んでも今一理解できないのは、主人公は何故態々蛮族で内部不和を撒き散らす原因にしかならないエルフを頑なに生かす方向に舵を切った挙げ句に自分達の領地への移住？亡命？をさせようとするのかですけども
そう言う性分（キャラクター）だからと言うのはまあ分かるんですけど、別に開拓村を一度撤退させて戦争上等の焼き討ちでも良いのでは……？
大規模な環境破壊を実行に移して滅ぼす方が領民受けも良いでしょうし

非人道的？中世に騎士道はあっても人道はないし問題ないのでは？
その騎士道だって、蛮族には適応されないでしょうし
原油の時も後の世でエルフの足元を見て資源を買い叩いたと叩かれるのを気にしたりと訳の分からない事を気にするのだなと思ったのですが…………現代日本人の価値観倫理観ってそんなもんなのでしょうか？ファンタジー風味の世界とは言え中世で生きていく上では最早デバフでは？

-追記-

って、原油の時はエルフの怨みを嫌っての行動でしたね。失礼しました。

まあ、どっちにしても食糧難とは言えエルフからも是非にと二つ返事で成立した取引なのだから、後年になってそれを足元を見たと恨むようならエルフと言う種族全体との取り引き自体が（エルフに信用が無くなって）金輪際成立しなくなるのだから気にするだけ無駄だと思うのですが