銀河英雄伝説 ヤン艦隊日誌追補編 未来へのリンク
作者:白詰草

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himain ID:p1twv68Q  2022年08月27日(土) 15:11 (Good:0Bad:1) 22話 報告

え~っとどうでもいいことなんですけど、ちょっと気になるので一つだけ。

原作でもアニメでも憂国騎士団による襲撃で破壊されたヤン・タイロンの遺品の中で唯一の本物だった品は壺ではなく、「万歴赤絵」という大皿です。アニメで描写された皿と類似した安い現代の皿が私の家にもあって、麻婆豆腐など大皿向きの中華料理によく使っているのでよく覚えています。
そこで原作を改めて見返すと・・・ヤンをテーブルの上に座らせたまま、ユリアンが後片付けを始めた直後、ヤンがユリアンが割れた破片をもっているのを見つけて嘆きます。「それは万歴赤絵だな。親父の遺品の中で唯一の本物だったのに。」と。


イサト ID:anSn5Lsg  2015年02月14日(土) 05:03 (Good:3Bad:0) 22話 報告

Fateとのクロスから読み始めて、全て読み切りました。
非常に面白い。
私が知る中で一番、ヤン提督がヤン提督をしていました。


daidai  2013年05月21日(火) 18:00 (Good:1Bad:0) 22話 報告

これからも作品の読めるのを楽しみにしています。

返信:白詰草 2013年05月21日(火) 18:10

ご感想をありがとうございます。本作のエピソードの一部が、筆者の『銀河英雄伝説 仮定未来クロニクル』にも使われておりますので、一応紹介させていただきます。原作終了後の世界で、生き抜いた人々が新たな人生に、様々に立ち向かっていく内容です。よろしければご覧ください。


kumagoro◆7mMhpffKaM ID:rXoXt8ng  2014年11月24日(月) 22:40 (Good:1Bad:0) 20話 報告

とても楽しく読ませていただきました
是非4巻以隆の展開も書いて頂きたいです
セリフのやりとりがとても絶妙でわくわくします
同盟のメンバーが大好きですので、
ヤンとシェーンコップとのやりとりを始め、キヤゼルヌやパトリチエフ、リンツなど、どれも個性をよくとらえていて心にしみいります
ヤンがまだ生きている頃の話の続きもぜひ書いていただきたいです。


猫団子  2015年03月18日(水) 21:51 (Good:2Bad:0) 18話 報告

fateのクロスをきっかけに読み始めました。行間を読み説くようなよく考察された文章と、故・富山氏の声が脳内再生されるがごときヤン提督の再現ぶりに感服いたしました。
この作品独自の設定もさもありなんと納得させられるものが多く、中でも自分の琴線に触れたのが「大貴族が滅び、彼らの企業は国有化された。フェザーンが保有する株券は紙屑になっただろう」の一文です。原作ではこれに類する文章はなかったと記憶していますが、確かにありえそうな状況です。
そしてそれにより、今までの帝国軍がフェザーン侵攻ができず、でもローエングラム公率いる帝国軍には可能になったのが実に明快になったと思います。
さらに自分が気がついたこととしては、この状況はフェザーンが大損しているのですよね。つまり傍目には、フェザーンがそれを取り戻したいと、ローエングラム公の新帝国と敵対を選んでも不自然ではない状況だったと思います。
だからフェザーンは同盟首脳部に密かに「ローエングラムに損させられたので、奴を倒して損を取り戻したい。だからお互い協力しませんか? 協力の証としてエルウィン・ヨーゼフの亡命を受け入れてください」と持ちかけたのではないでしょうか。
正直、原作だけを読んでいた時は、このあたりの下りは「同盟の首脳陣アホだな。国を捨てて何も持たない皇帝を受け入れてどうすんの」と思ったものですが、フェザーンの富がバックにあると同盟首脳陣が誤認していたら? そして誤認してもおかしくない状況としてフェザーンの大損があったら? そりゃー、同盟首脳陣食いつくわ。トリューニヒトもノリノリになるわ。ついでに「フェザーンが帝国軍を通すわけない」と思い込むわけです!
原作読了十ン年目でも、まだまだ新たな発見がある銀英伝…本当に奥が深いです。


ケット ID:BCSrzBYo  2016年05月07日(土) 23:08 (Good:0Bad:0) 報告

ヤン艦隊から見たラインハルトが面白いです。
限られた情報、だからこそ浮き出る為人。

「仮定未来」で描かれた、ヤンによる教育が何と生き生きとしていることか。ほとんどが亡き人ですが…

様々な美味も、読むだけで食べたような気分。ごちそうさまです。

残骸処理で全員が敬礼するのがまた名場面。
「パパの死体は?」と幼子に問われて、何と答えればいいのか…

そしてぞっとすること。今の、現実の日本、アメリカもトルコも…今は非常時だ、民主主義ではだめだ、という歴史の流れがないか…


銀英伝ファン ID:erecOa9A  2014年08月12日(火) 01:42 (Good:0Bad:0) 報告

いまさらで申し訳ありませんが、番外編最終話について、間違いを正させていただきます。
時の神クロノス(Khronos)は混同されがちですが、ティターン神族の主神クロノス(Kronos)とは別の神です。
ゼウスの父であるクロノスは農耕神であり、大地母神ガイアが息子の天空神ウラノスと交わって生まれた子であり、時の神クロノスはガイアと同様、カオスから生まれた原初神の一人です。
まあ、ギリシア人やローマ人もよく混同するんですけどね。


rozzo ID:oUnBW92Q  2013年11月20日(水) 22:24 (Good:0Bad:0) 報告

 アムリッツァとその前の帝国軍の反撃において、総兵力は帝国の劣勢だったのですがその割に元帥府の提督のウォルフ、ロイエン、ワーレン、ルッツ、ビッテン、メック、ケンプ、キルヒがそれぞれ同盟の提督1人を叩いているので、食い物と士気の大切さがよくわかるというかウランフは兵力で劣っていたからまだしもボロディンはちょっと微妙なんですよね。ただでさえ総兵力が勝っていてさらに先鋒のウランフに兵力を集中させていたのに、あっというまに8隻まで減らされるのは・・・。
 ヤンは部下や兵士を愚行に付き合わせるのは最大の悪徳といっていましたが、なら会議の段階で頑張ってほしかったです。出陣してからウランフに撤退を提案するのも権限の範囲なのでしょうが、先立つ軍議で徹底的に討論するのも権限であり義務だったと思います。

返信:白詰草 2013年11月21日(木) 00:02

私も最初に読んだ際にはそう思っておりました。もっと粘れ、ヤンと。しかし、文民統制というものが理解できるにつれて、そんな単純なものではないとわかってきました。すでに政府が出兵を決定したのだから、軍人がやめろと訴えても、職務専念義務違反などに問われ、軍法会議にかけられてしまうのでしょう……。

しかも派兵反対派は、ビュコックにウランフにヤンと、ロボス派ではありません。ここで自分の首が切られたら、後任にドーソンやロックウェル提督が誕生するかもしれない。そういう大人の事情があるのではないでしょうか。派兵には従わざるを得ない、しかし戦場での判断は艦隊司令官の権限内、被害を受けないように逃げようというのは許されますから。なんといってもヤンは最年少の最新任提督です。発言権はないに等しいのでしょう。

被害を出さない撤退をさせなかったのがラインハルトの焦土作戦。戦争は戦略レベルで勝敗が決するという好例だと思います。民主主義国家に比べて、権力者の一存で、極端な作戦もとれる専制国家の強みでしょう。国民にとっては堪ったものではありませんが、身分の差が命の重みの差に直結するわけです。これを否定している同盟は、分かっていても無視できない。当時のラインハルトにとっては正しい作戦でした。

もっとも、このツケはラインハルトの死後に、ヒルダやアレクが返済を迫られるのでしょうね。


rozzo ID:Xb7CLfUc  2013年08月26日(月) 23:55 (Good:0Bad:0) 報告

ヤンとフィッシャーの艦隊運動のコンビネーションは想像できたのですが、ミッターマイヤーはどういうふうだったのでしょうか。個人的にはバイエルライン、ビューロー、ドロイゼンのような中級指揮官に恵まれていたことにより指示に対するアクションが早かったのではないかと思っています。銀英伝における速さの定義がよくわかってないので。判断の早さなら、ロイエンタールも引けを取らないと思うのでどうなんでしょうか。

返信:白詰草 2013年08月27日(火) 06:41

筆者には軍事知識がありませんが、人事的な観点で見ると、ミッターマイヤーはラインハルトの最古参の部下です。rozzo様のおっしゃるように元帥府に早くから招かれ、子飼いの部下を長期に育成できたのではないでしょうか。また、ミッターマイヤーは将兵の人気が皇帝の次に高いと原作にもあります。兵員を育てたと思ったら引き抜かれるヤン艦隊と違い、固定化人事がいい方向に働いたのではないでしょうか。そして、ミッターマイヤーはラインハルトの信任も厚く、切り札として苦戦しない状況で戦っています。だから、バイエルラインとアッテンボローが同格という表現に、首を傾げるわけですが。苦戦経験の分、同数勝負ならアッテンボローが強いでしょうが、その数を用意できないのですよね。

一方、ロイエンタールは、リップシュタットのメルカッツ戦、第九次イゼルローン攻略のように、防御戦を得意とする名将との戦いを経験しています。こういう相手には、単に早いでは歯が立たない。素早い判断のもと、数手先まで先読みしての駆け引きとなり、巧緻という評価になるのではないでしょうか。

こういう戦歴で、麾下の損耗がミッターマイヤー上回り、古参の中級指揮官が少ない状況で双璧戦になったのかと。ロイエンタールの性格に癖があるからというのもありますが、新領土への赴任を左遷と思った将兵もいたことでしょう。皇帝への謀反の疑い=死だった旧王朝の呪縛から逃れられなかったでしょうね。生き延びるために、ロイエンタールを裏切ってでもと思う者が出てくるのも止む無しと思います。これもヴェスターラントの虐殺を巡る一連の問題のつけでしょうね。


借金持ちの天秤座  2012年12月17日(月) 15:52 (Good:0Bad:0) 報告

毎回非常に興味深く読んでます。メルカッツ提督の処遇から始まった今回のシリーズもいよいよ終盤。
今回の薔薇の色に纏るエピソードも素晴らしかったです。ラストで薔薇を送る際の注意点をレクチャーされていましたが、
時期的にプロポーズの際に使う積りだったのでしょうか(そう考えると思わずニヤリとしたくなりますが)
うまい感想が思いつかず中々書けませんが之からも楽しみにしております。

返信:白詰草 2012年12月17日(月) 20:42

感想をありがとうございました。しかし、12/17にエピソードを追加しました。すみません、完結詐欺になってしまいまして。前作と対になる終わり方のほうがいいよね、と副参謀長にご登場をいただくことにしました。未来編は、投稿済みのものにエピソードを加えるよう構想をしているところです。今少しお待ちください。



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