ランスIF 二人の英雄
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更新おつかれさまです。
かなみが鍵のコトをランスに注意する件、ひょっとすると少し危なかったかもしれませんね。ランスを立てているし真っ当な指摘だったんで平気でしたが、些細な言葉やニュアンスの違いでランスの怒りに触れる可能性が。この状態のランスに口実を与えた場合どうなるかわかりませんが、ありえるかなと。
「回収! ゼス美少女名鑑は回収です!」は不意打ちだなぁ……w
(9行省略されています)
実はこの瞬間がマジック回収の最大チャンスだった気がしますけどw
バーナードは雷帝の初手を自分に誘導する高度な駆け引きに成功したのだ!w
微妙に縛りプレイ中な気もするのに雷帝さすがの貫禄。サイアスが近接対応してて雷帝がしてないわけがない!さらに古今東西、強いじじいは戦場で敵味方の成長を促すものである!しかし、眉を顰めつつの受け入れ、敵の目的が不確定、自身の戦闘者としての高ぶり……なるほど。そしてキーワードでもある「狂人」が!結果、雷帝の底はまだまだ知れぬままと言う感じになりそうですねぇ。
パットンにあるのはランスへの羨望が強そうですな、過去の自分がランスのようであったらと言うIF。
「てめぇもあいつと同じように~」と「お前なら、越えられるんだ。壁を……」からの「証明してやる~」は良いですね。誰に対して?知る皆に。誰に対して?ルーク・グラントに!さぁさぁルークよ、ランスの成長に対してお前はどうする!
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返信:散々 2017年01月08日(日) 04:30
ありがとうございます。
>かなみが鍵のコトをランスに注意する件
ランス側にいるけどちゃんと仕事出来るのか一部で心配されておりましたので、ちゃんと仕事してるよという描写になりました。
残ったかなみに対してランスがどう思っているのか、というのはどう描写するか悩んでたりします。描写しない美学みたいなのもあるのかなぁ、とか。
>「回収! ゼス美少女名鑑は回収です!」
拾って頂けてちょっと嬉しかったりw 淫魔の乱舞コラ大好きです。
アリスソフトとは全く関係ないネタでしたがついカッとなってやってしまいました。
>バーナードは雷帝の初手を自分に誘導する高度な駆け引きに成功したのだ
ゲームでいえば1ターン目を無駄にさせたとも考えられます。仰る通り考えようによっては十分貢献してますw
>雷帝さすがの貫禄
そう仰って頂けて何よりです。やっぱりカバッハーンは大物じゃないと。格を下げないよう細心の注意を払っております。
>サイアスが近接対応してて雷帝がしてないわけがない
はい。4章で見せたサイアスの近接戦闘の更に発展形ですね。書いてる時もあのシーンは明確に意識しましたので、気が付いて頂けて嬉しい限り。
>雷帝の底はまだまだ知れぬまま
うーむ、見透かされている。今回の戦闘はそれはそれでしっかりと決着を描くつもりですが、カバッハーンは結構先の展開でもう一つかなり大きな戦闘を予定しています。くっそ気合い入れて書く予定。
>過去の自分がランスのようであったら
リーザス侵攻戦、及びトーマの死はパットンの中にずっと残り続ける十字架ですからね。ランスが眩しく見えるのは仕方ない事です。
原作におけるランス←パットンの描写はかなり気に入っており、本作でもそれを踏襲してパットンをランス寄りのキャラにしました。
>からの「証明してやる~」は良いですね
これに対しての更なるアンサーは次話を予定。今回のランスVSカバッハーンはベストバウト候補に挙げて貰えるよう、気合い入れて頑張ります。
更新お疲れ様です!
「」からのリスタート回、「陽はまた昇る」のタイトルが登場人物達の希望を指してる中、最後にディオ登場。陽が昇れば陰が差す、いったいどのタイミングでヤツとルークが衝突するかわくわくです。
それにしてもシャイラとネイが良い味を出してますねー。確か前に散々さんはこの2人がこんなに出る予定が無かったと書いていた気がしますが(違ったらすみません)、こんな風になるなんて感慨深いですな。ウルザももしかしたら原作よりほんの少しだけ早く立ち直りそうな予感。それとかなみも原作のへっぽこ忍者を卒業できそうですねw あとカオルとルーク、この二人少し似てますな。
(7行省略されています)
ルーク組みの面子も納得ですね、ゲーム的にも良い感じ。メタなコト言いますが、ルークがこのままゲリラ的に行動するほうがゼスにとっても本人の目的にとっても良いかもしれませんよね。サイアス等の政府系、コルミックやペペ・ウィジーマなど民間系と中々顔が利きますし、アイスフレームから離れたとて敵対するわけでもないですし。個人的にはマジノ崩壊&魔人ゼス侵略あたりでのアレも含めた感じで……「二人の英雄」かなと思ってます。
それと、ジークはルークと馬が合いそうな気がするんですよねー。オーロラ含めて面白い感じになってますし、この章でのアイゼルか、それ以上の関係になってくれそうな気もします。どうなるかマジ楽しみです!
それとコレは完全に穿ち過ぎと言うか酷い妄想の領域ですが、アベルト……試練……女性……まさかね。
それでは次回の更新まってますー。
*極力、ネタバレと言うか、後の展開に対する内容は避けているつもりですが、もし私の内容が不適切であったりしたら自重するので言って貰えると助かります。すいません。
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返信:散々 2016年07月03日(日) 18:02
ありがとうございます。
>リスタート回
そうですね。折り返して最初の回。雨が降る中、それでも陽はまた昇るというのが今回の話。そういう意味では今話の影の主役はマリアだったのかもしれません。
戦闘的な意味での活躍は少なく話題に挙がりづらいですが、彼女もまた最重要キャラの一人ですので。
>最後にディオ登場。陽が昇れば陰が差す
不穏な空気を纏わせての次話への引きは好物ですので、最後にディオ登場と相成りました。
>シャイラとネイが良い味を出してますねー
>2人がこんなに出る予定が無かったと書いていた気がしますが
この2人にそう仰って頂けるのは嬉しいですね。
ご認識の通り、シャイラとネイは元々こんなに出番のある予定のキャラではありませんでした。
最初期のプロットではこんな感じ。
・3章までは一緒
・4章には登場せず
・6章で女の子山賊の一味として登場してお約束通り負け
・8章でアルカネーゼの部下として登場してまた負け
・9章でレス兄妹と共に盗賊として登場してまた負け
・10章でちょっとだけ意外な活躍
なんか各章にちょっとだけ登場するやられ雑魚的な立ち位置でした。最後だけちょっと活躍。これはダイ大の偽勇者パーティー的な感じで。
ターニングポイントは4章ですね。元々予定になかったのにゼス組として付いていく事になり、デンズの窮地を救った。この辺からあれよあれよと出番が増えていき、気が付けば脇役からサブキャラにまで昇格しました。
感慨深いですし、連載は生ものだなぁと実感しております。
>あとカオルとルーク、この二人少し似てますな
ガンジーとルークが似て非なる夢を持っているように、ガンジー信奉者のカオルとルークもまたどこか似ているのかもしれませんね。
>ゲーム的にも良い感じ
普通に強いと思います。
前衛:ルーク、トマト、セスナ
後衛:志津香、ロゼ、シトモネ
バックアップ:真知子
強いて言うならガードが一人欲しかったでしょうか。パットン残留が悔やまれるところです。
>中々顔が利きますし
ルークの今後の活動の肝ですね。流石にすぐにアイスフレーム並の活動は出来ませんし、まずは地盤を固める必要があります。
>ジークはルークと馬が合いそうな気がするんですよねー。オーロラ含めて面白い感じになってますし
>この章でのアイゼルか、それ以上の関係になってくれそうな気もします
うーむ、鋭いご指摘。ここまでオーロラをピックアップしていたのは、何も彼女を書くのが面白いからというだけが理由ではありません。主への出番の下地でもあります。
彼女の主であるジークは6章において重要な役回りを持っております。
とはいえ魔人一の紳士。簡単に裏切るような男ではありません。
ジークがどのように話に関わって来るのか、そこは連載開始初期からしっかり考えておりました。
今から書くのが楽しみです。早くそこまで辿り着かねば。
>アベルト……試練……女性……まさかね
どこを指しているのかによりますが、恐らくこちらは違うと思います。多分。恐らく。
ただ、アベルトの試練関係の話は本作でもしっかり書いていきます。割と重要なシーンにも繋がったりします。
>もし私の内容が不適切であったりしたら
現状は特に問題ないかと思いますので、気にせずご感想を頂ければ幸いです。
ネタバレ等々もあくまで予想の範囲であり、当たっているかは明言を避けておりますので問題なしかと。
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追記が出来ないのでこのような形で書きます(消しても構いません)
何度か読み直しましたが、愚痴っぽいですね。すみませんでした。
ただそれでも、気になる事があるので。書き損じたことがあるので書きます。
まさかと思いますが、ネットスラングで言うNTRな展開はありませんよね? ランスシリーズ的には有りですが。そして、メインヒロインが失恋なんて事態も想像できてしまうのですが。
これらがもし起こりうるなら今から覚悟しておく必要があります。
・・・・・・・またしても、愚痴っぽく、厳しめに書いてしまいました。すみません。ですが、これ以外の書き方が分からなかったのでこう書かせてもらいました。
返信:散々 2016年07月01日(金) 05:31
ありがとうございます。
>愚痴っぽいですね
いえいえ、全然思っていなかったので大丈夫ですよ。
ドストレートに直接的な批判的な感想が来ることもありますしw
原作へ持っているイメージは人それぞれですし、本作の捉え方も人それぞれ。批判的な感想もしっかりと受け止め、より良い作品を目指していきたいと考えております。
ですので、本作は連載5年目という長期連載作ですが、頂いた感想(移転前と併せて2000超え)はそれが良い感想でも批判的な感想でも全て返信をしておりますし、二重で書き込んでしまったなどの間違いでもない限り感想消しは一切しておりません。
>NTR展開
多分仰っている意味でのNTR展開はないと思います。
例えば「原作Ⅸではヒロインなのにかなみと志津香とチルディがルーク寄りなのはNTRだ」、というような話だとⅨ発表以前に連載を開始してしまった本作ではもうどうしようもないですが、文脈的にそういう事ではないですよね。
それだったら恐らく大丈夫だと思います。基本的に本作は皆様が楽しめる作品を目指しておりますので、重すぎる展開、鬱な展開というのは物語上必要なもの以外は極力避けております。
(イオの死亡、フェリスの出産、今回のルークとランスの衝突は物語上必要でした)
NTR以外の鬱要素としてはキャラの死亡でしょうか。作品の性質上、キャラが死ぬ事はあります。これまでもトーマやイオなど惜しいキャラが死んでますし、これからも死ぬキャラは0ではありません。
ただ、それらは基本的に物語上必要である死となるのが殆どなため、唐突な鬱展開というようなものではなく、物語上燃える展開に繋がる物が多いと思います。
>メインヒロインが失恋
実は本作はこれまで一度も「このキャラがメインヒロインだよ」と明言した事はありません。ヒロイン格のキャラは何名か浮かぶと思いますが、そこは意図的に言及を避けておりました。
また、最終的にルークが一人を選ぶのか、ハーレムエンドなのか、あるいは最後まで一人身を貫くのか、こういった事についても言及はした事がありません。
ルークが最終的にどういう選択をするのか、それも併せて楽しんで頂ければな、と。
(ただ、ここまで長い間読んできた読者様なら、ルークの性格上あのエンドはないんじゃないかと薄々思われているのではないかと)
連載開始当初から最後にどうなるのかは決めております。その過程で失恋するキャラも出かもしれません。とにかく今はひたすら書き進むのみですね。
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感想欄を見てもう一回感想を。途中で消してしまったので2回目です……
強さのインフレについて。
ジル戦。ベストバウト。それは間違いなし。でもルークのベストバウトか?というと、違うと思います。集団戦であり、トマト、アレキサンダー、リック、ランスと続き、止めがルークだった。誰もが最善を尽くし戦った。尽くせなかったかなみやレイラのような心残りもありますが、総じて言えばこのお話のベストバウトであって、いわゆる”いいとこ持ってった”位に思ってます。読み返すと意外にルークってこの戦いでは存在感薄いですよね、主役としては。ちなみに前の感想にも書きましたが、私はこの戦いは何度も読み返してますが、基本、トマトの活躍を読むついでに全部読み返すことが多いです。
ディオ戦。まさに絶望の名がふさわしい。ルークのベストバウトを選ぶなら間違いなくこちらではないでしょうか。”俺は死なん。何度でも立ち上がる。”くらいにしぶとく、ゲームでの彼を超えています。ゲームでのこいつもしぶとく残忍、というか強すぎたんですが。ミスリーの最後は……そしてデンズの最後は……あれ?あまり覚えてないな……まあ男ですし。ちなみにこいつの印象のおかげで、ランス9のラスボス闘神の強さが物足りなくて仕方ありません。
原作にはない最終決戦。これまで圧倒的な強さを見せ付けてくれたディオとのガチンコ勝負。強さ云々ではなく意地と執念のぶつかり合いでした。ディオから見れば認められない決着ですが、物語としてはかくあるべく勝利。ただ、これもルークが勝ったとはいえない面もあり、強さを図る上ではどうかと思うのです。精神的な強さを考えるとディオの強さが更に強調されました。生き残っている辺り、パイアールのような雑魚とは違い、ラスボスとしての期待感が。
エンジェル組、リズナ編。
お話としておまけ扱いだったので印象も薄いお話。なので敵も小粒ですね、3や4のような大作と比べるのが間違いなのですが、人間、使徒ですしね。しかし、エンジェル組の時はまさにチート主人公でした。これは良かった。久しくない無双感を感じ、爽快でした。バードの末路も爽快でした。あ、彼の場合、自業自得な面もあるということが、このお話だけではわからないだろうな、とも思います。普通にかわいそうだと思っている読者さんも多いのではないでしょうか?
リズナ編。あえて言うリズナ編。
このバトルは、タイマン戦とも言える内容の為、確かにルークがやけに弱く感じました。5Dは未プレイの為、ボスキャラの強さが良くわからないこともあった思います。それにしても、タイマン戦で苦戦するルークと、どう見てもディオに及ばない強さでしかないと見える最強魔女。正体も使徒。納得できるような出来ない様な。印象差は大事ですね。
アリオス編 ルークのもう一つのベストバウト、記念すべき初敗戦ですね。そして来るべき真のラスボス戦への布石なのでしょう。美味いなーと思うのは作者様へか、このような展開を見越していたのか設定の方へでしょうか。コーラがいなければ本来の正義対自分自身の正義という風に見えたのですが、彼女の存在でアリオスが一気にピエロに。素晴らしい悪役は舞台を一気に盛り上げてくれます。
こちらでもタイマン戦がいつの間にか集団戦に。イシスとの共闘は熱くさせられました。前作から続くロゼのバトルでのヒロイン定位置化確定話。しかし、それでも届かない勇者の壁。ジル、ディオとは違う圧倒的な絶望の壁。よくこれだけのタイプの違う敵を書き分けることが出来るものです。元ネタが分からないだけに一番わくわくして読んでいました。ラストもいいですね。納得、圧巻の内容。ルークが弱い、強い以前の展開でした。これは今後のバトルと比べるのが間違っています。
ゼス崩壊。2~300時間はプレイしただろう大作。この頃からランスシリーズの時間の溶かし方はおかしいと思うんだ……ランス9を10週以上してなお、ゼス崩壊と戦国ランス、ランスクエストの中では一番物足りないと感じる辺りが。ちなみに最近だとパスチャ3もなかなかでした。ランス9の原型ですし、当然かもですが。リリアム、シャーリー、ぼたん、コレット辺りは是非登場させて欲しいものです。コレットはSクラスですよ?
ルークの強さ……無双しているようにしか感じませんでした。アバターさまとか。苦戦らしい苦戦もしてませんし、最新の血まみれ天使に余裕を持って勝利している辺り、あの、血まみれ天使に! むしろ強すぎじゃね、とか原作同時期のあんにゃろうを考えると思いさえします。パットン戦は明らかに手を抜いていますしね。殺さないように配慮していたのが良く分かります。原作を知らない方にとってはむしろパットンの強さがおかしい。3で軟弱無能のクズ王子がどうしてこんなに強くなっているのか。鬼畜王でみんなが感じた疑問でしょう。そしてポンパドール戦。終始押していたのはルークで、殺そうと思えばいつでも殺せたような。コード? あれは特化型です。忍みたいなもんです。イベントが始まったら止められない暗殺要因。唯一原作に未登場な、最強忍者の一角。むしろ良くルーク生き残ったなと思いました。主役じゃなかったら死んでた。
ということで、5D以外は全くの納得のルークの強さだと思います。ゼス編は特に集団戦なので仕方ないと思っています。確かにミスリーは弱すぎだとは思いましたが、ポンパドールを実は使徒、と考えると、一撃ももらっていないルークとは一撃の強さの感じ方が異なるため無理もない。むしろその少し前の集団戦でキューティと共闘し、苦戦しているところの方が、彼女の強さ的に不自然に感じました。
そして、今後の強さの不安点ですが、誰もが思っているであろうかなみの強さですね。個人的にはゼス崩壊でも戦国でもランス9でも最愛のユニットとなるため、最強のイメージが強いです(ランクエはレンジャーがそもそもカーマ最優先でした)。特に戦国は初期から愛で鍛えれば初期兵力の差もあり、鈴女より間違いなく使える。事実、こちらのお話でもジル戦最強の5人に次ぎ、ディオ戦ではレイラ以上が確定しました。ということは、戦国ではレイラ以上謙信未満は間違いないでしょう!少なくとも中忍程度に捕まるとかないはずです。まあ、かなみの限界が40(+10)なことにかなり不安を感じますが。公式とはいえ、42にして欲しかった……。
あと気になったランスに関わると最終的には幸せになる、というお話ですが、それはきっと相対的なものだと思うのです。現状から考えての幸せ。分かりやすい例ならシーラでしょうか。あのままだといずれ鬼畜王にたどり着くのは間違いなく、鬼畜作戦に使われるくらいなら、救い出されたのは幸せだったのだろうと。でもルシアンの初期での今にも自殺しそうな不幸さを味あわせるのはどうかと思うのです。ランのように自殺してしまったらどうなのか。そこまで追い詰めて、でも諦観し、受け入れてしまう幸せはどうなのか。上げて落とす幸せのたどり着きかたには疑問があります。せっかくのオリ主。歪んだ幸せを幸せと思わないように、ランスから助けてあげて欲しいと心から思う。今のところ危ないのはリズナとウルザ。シイル・リア・マリア・コパンドン・キサラは今のままで幸せなので。
一番問題になっているフェリスの件は問題外ですが、ルークという存在がある分、おそらく原作では鬼畜ギャグで済んでいたところに、ランスのルークへの劣等感混じりの八つ当たりが絡んだこちらの展開。原作以上に重い話です。ランスのオリ主もので不安なのはこの辺りがどう描かれるかでした。並みの感性の主人公では反発するし認められない。認めるとロッキーの上位互換程度になってしまう。そして真面目に書かれると、一部シナリオでのランスの行動は常軌を逸しており、キチガイの行動なので、流せなくなる。事実、フェリスの件など可愛いものです。というか、海苔子さんですか、彼女への行動はギャクで流さなければフェリスの件以上にランス死ねと思いました。未プレイのシナリオをまじめに書かれるとこうまで嫌いになれるものなんですね……。ちなみにウルザへの陵辱なんかは、ウルザ自身があの状態なので、特に何も思いません。ルークも気にしないんじゃないでしょうか。責任放棄している彼女に対して同情する程甘いキャラではないと思うのです。それ故に、精一杯尽くしてくれ、かつ隣に立ってくれていたフェリスの立場を守るにはあまりにも情けない主人公とも思いますが。信義には信義で答えるキャラであって欲しいと主人公に願うのなら、ランスは身内には優しいキャラでも、トータルでは間違いなく鬼畜王です。そういうキャラです。殺すか殺さないかで言えば、殺されて清々する人間の方が多いキャラです。戦国以降で接した人はそうではないかもしれませんが。
爆弾がどの程度のものなのかはわかりませんが、困ったことに、改心したランスというのも見たくない。そんなのランスじゃない、という考えもあるんですよね。悪でもクズでも、あの自由奔放な性格が最大の彼の魅力なのですから。こうまで書いても、私はランスというキャラが嫌いではありません。好きとは言えませんが。こうまで言っていますが、普通のゲームしている時はランスの行動に不快感など特に感じませんし。むしろノリ良く鬼畜ライフを楽しんでいます。その意味で言えばランス9の彼はらしくなかった。個別エンドがすべていい子なんですよね。
ただ公式のかなみやチルディやシーラのような倒錯した幸せはちょっと、という感じはします。シイルやリアは手遅れにしても、こちらでの恋愛的な決着、主役としての対決を望みたいところです。
返信:散々 2015年04月06日(月) 04:21
ありがとうございます。
ジル戦。そうですね。確かにこの戦いはルークメインというよりも、勝ち目のない強敵に全員で挑んだ戦いになります。ドンドンと脱落していく仲間たち、意外な一撃を与えるキャラ(トマト、フェリス)、駆けつける予想外の援軍と、それまでの集大成的な感じて書いたつもりです。
この戦いの結果はランスIFという物語の中でも比重が大きく、多くのキャラに多大な影響を与えるよう色々と仕込みました。トマトは注目され、かなみやレイラやアレキサンダーは後悔が残り、アイゼルやフェリスは考えを改める、等。
戦闘での活躍もその分複数のキャラにばらけさせました。仰る通り、ルークは最後に持っていっただけで、ダメージ自体はルーク、ランス、リック、フェリス、サテラ、トマトがそれぞれ一撃与えただけだったりします。
この面子に並んでいる辺り、トマトの大物食い感がより際立っております。
ディオ戦。確かに「ルーク」のベストバウトとなるとこちらを選ばれる方が多いでしょうね。
原作から大きく変わり、ルークの宿敵として出番が圧倒的に増えたディオ。これには理由があります。
原作でもディオは少し特殊な敵なんですよね。それは、『ランスが最後まで勝てなかった相手』という事です。
ランスは決して無敗という訳ではなく、劇中で何度も敗北や撤退をしています。ですが、そういった強敵に対して必ず最後には勝ってきております。
Ⅲのノスやジル、Ⅵのサイゼルやカミーラなんかが判りやすいでしょうか。鬼畜王ではそもそもの始まりが敗北からですしね。
それに対し、ランスはディオに最後まで勝てていません。その圧倒的な強さを前に一度撤退し、その後はランスの知らないところでハンティが倒してくれていた、という珍しい展開でした。
宿敵キャラとしてはこれ以上ないほど打って付けでした。なんというか、格みたいなものが落ちてないんですよね、ディオは。そして何より、物語的に中盤から登場させられるという点。
ケイブリスが物語の都合上どうしても終盤になってしまうため、中盤から登場させられる強敵がどうしても欲しかったんです。
エンジェル組、摩利支天暗殺組戦。
この辺を書いている時期は常に不安でしたね。3~4章が大きな話であったのに対し、規模的にも小さな話でしたので。さっさと片付けて6章に入るべきか、じっくり書いていくべきか悩みました。
ただ、私自身この辺りでも掘り下げたい話があったため、最終的にはじっくり書く事を選びました。アホみたいに長くなってしまったのについて来てくれた読者様には感謝の気持ちで一杯です。
この話の戦い自体は仰る通り、基本的には全て圧勝で進行しておりました。3~4章を経たキャラたちが苦戦するのはおかしいですしね。摩利支天暗殺組だけは、最強の暗殺集団という事でちょっと頑張ってもらいましたが。
執筆当時はプレイした人が少ないであろう4.2にしか登場しない超マイナーキャラでしたので、これだけ摩利支天暗殺組を掘り下げても誰得なんだろうなーと思いながら書いていましたが、後々Ⅸでまさかの再登場となり驚いたものですw
ギャルズタワー戦。これは尤も悔いの残っている戦闘ですね。
元々ここで描こうとしていたのは、集団VS集団だったんです。その中で、シトモネやセシルなどいつもの仲間よりも劣る面子で戦う事による苦戦、というのを書く予定でした。
ここまで個人VS個人、個人VS集団はあっても、集団VS集団は殆どなかったんですよね。4章の三つ巴戦くらいでしょうか。
ランスシリーズを題材に書いていく上で、後々絶対に避けては通れない集団VS集団の描写が出てきます。それは戦国ランス編です。
それまでに何とか集団VS集団の描写に慣れておこうと書いたのですが、結果として個人VS個人が沢山出来るという情けない結果に。
集団戦による苦戦を書きたかったのに、個人戦で苦戦したようになってしまい、結果としてルークはなんで苦戦したの?という事になってしまいました。これは完全に私の力不足ですね。
ここの戦いは時間があれば、全改定したいと思ってるくらいに悔いが残ってます。戦国ランス編までに集団VS集団に慣れておかねば……
アリオス戦。
原作の「護衛のハウゼルたちを蹴散らし美樹を追い詰めるも、トドメをさせなかった」という設定から膨らませたほぼオリジナルの戦い。
色々と詰めの甘い描写もありますが、全体を通してのコンセプトは結構気に入っている戦いです。勝ち確展開からのまさかの敗戦。アリオスも強いように見えて、実際は勇者特性に頼りきりでの勝利でしかないとか、コーラの存在による道化化とか、その辺りの描写を拾って頂けてありがたい限りです。
この戦いにおいても後々に繋がるものを色々と仕込んでいるので、しっかりと拾っていきたいと思っています。アリオスを一発キャラで終わらせるつもりはないです。コーラも。
ゼス崩壊。私も何周したか覚えてないくらいやりました。無駄にランスのレベルを200超えにしたりとか。
確かにこの辺りからのランスシリーズは時間泥棒ですね。ランスⅨで物足りなく感じるって結構やばいです。
パスチャ3は面白かったのですが、リアルが忙しくてそこまでやりこめてないんですよねー。一応全キャラクリア&要素コンプはしましたが。アリス信者を自負している私としてはこの程度のやり込みでは満足出来ない。
例えば大悪司や大番長はキャラクリコンプ→セーブデータを消して最初からプレイ→キャラクリコンプを何度も繰り返しました。鬼畜王の幸不幸も。
これまでのアリス作品のキャラはちょい役として多く出してきましたし、その辺りも隙あらば出したいと思っております。カイトスは既に出ましたけど。
ぱすチャシリーズをやってる身としてはコレットやぼたんには思い入れも強いですし、一際出したいですね。
ルークの強さ。そう仰っていただけてありがたい限りです。
皆様に「この描写は文句なし!」と感じて頂けるよう、より一層精進したいと思います。
パットンの超絶進化は凄まじいですからね。3が黒歴史と言われるのも仕方がないというか。
コードは仰る通り特化型ですね。正面からのバトルでは勝ち目がない敵にも、暗殺で引っくり返す可能性を秘めているワンチャンキャラです。
ミスリーの強さ描写がどこかで巻き返さねばと思っております。
かなみ。ここまであまり戦闘面での活躍を作ってあげられず、歯がゆい思いをしております。
というのも、メタな話になってしまいますが、仲間の数に対して名前ありの敵の数がどうしても少ないんですよね。戦闘で活躍させられるキャラがどうしても限られてきてしまうというか。
原作で因縁のあるキャラは、そちらを優先してしまいますし。そういう事もあり、ここまでかなみはあまり活躍出来ておりませんでした。
しかし、今後しっかり戦闘面での活躍も考えております。強いかなみを見せられるよう頑張ります。
(戦国では確かにかなみ>鈴女ですよね。というか鈴女が初期兵数少なすぎて厳しい。ランスⅨでも育てたら最強クラスの一角だと思います)
歪んだ幸せ。危ないのはリズナとウルザ。とても読み込んで頂けているのが判る感想で嬉しいです。
仰る通り、リズナとウルザは他の女性キャラと違って特殊な立ち位置で書いております。中間というか、どちらにも転ぶ状況というか。
二人とも、特にリズナは「最重要キャラ」に置いているので、しっかりじっくり描いていくつもりです。
今後出てくるであろうそういったキャラに対しても同様です。
フェリスと海苔子。
ランス5Dで別行動を取らせた理由が二つあります。ルークがいると結界の都合上すぐに話が終わってしまう事が一つ。そしてもう一つが、ルークがあの場にいたら決してフェリスや海苔子への蛮行を許さなかった事です。
逆にそれを後々知らせる事により、爆弾という形で二人の関係性に不安要素を持たせる展開としました。
フェリス問題は絶対に避けては通れないと思っておりましたし、真剣に掘り下げたいとも思っていたので。
で、改心したランス。確かにそれは少し違うと思います。ランスはあのキャラだからこそランスなんです。
(といっても、戦国以降は大分落ち着いたと思いますが。多少大人の落ち着きが出てきたと捉えています)
このフェリス問題についてランスがどう対応するのか、いざ爆弾が爆発した際に落としどころとして賛否生んでしまいそうですが、逃げずにしっかりと描ききりたいと思っています。
チルディ。彼女に関しては更に特殊な立ち位置というか。
連載開始時点ではまだクエストまでしか発売されていなかったため、ランスとの関係性もクエスト内での描写では恋愛感情は薄いと判断し、本作中ではルーク寄りの立ち位置のキャラにしてしまいました。
で、まさかのⅨでヒロイン化。どうしたものかと頭を抱えた次第です。
まあ、シーラに関してもチルディに関しても、落としどころは決めておりますので、早くそこまで辿り着かねば。
非常に面白いです。ランスのこの「確かに外道で鬼畜な性格」なのに・・・ルークさんも言ってた様に「根っこの部分が善良」なところがなんともいえない味を出しているところがいいです。
ただ、ダークランスの件だけはさすがに弁護しきれませんが(汗)。
ところで、まだ途中までしか読めてませんが「人間」の枠で、このダブルチート主人公のランスとルークより強い奴って個人的には「亡くなった」トーマさんしかいなくね?「今」は互角な奴もリックぐらいしかいない気がする(白目)。
まだ物語が続くのでしょうけど、人間相手ではもう下手に苦戦させることすら難しい気がしますね。まぁランスもルークもそれだけ化け物ってことでしょうね。ルークって確かに限界はありますけど、それでも「210」もありますからね、普通に限界まで極めたら、まともに戦えるのランスしかいなくなるというバグ(人間の中では)。
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しかも、ルーク慕う娘達(かなみ、メナド、志津香、トマト等)の初期のメンバーあたりも何気に凄い修羅場を何度も潜り抜けいるという(白目)。
あ、ルークもいい主人公だと思っていますよ、うん。これはモテテモ仕方がない。
次回の更新も楽しみに待ってます。
-追記-
あの、さすがにランスはもう他人の女性問題に文句を言える資格はないと個人的には思います。だって、ランスの女性関係の言動は殆ど全て自分にブーメランですし・・・。
特に5Dのランスの海苔子やフェリスはもうそこらの屑野郎にしか見えなかった。特にフェリスに関しては、今まで通りの責任逃れみたいな言動をしてしまうと本当に屑になってしまう可能性が・・・・。
ルークがきれそうな。個人的にはルークにも感情移入してしまって尚更。
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返信:散々 2015年03月03日(火) 04:53
ありがとうございます。
原作よりも不憫なイベントを極力回避しているため、ランスもマイルドな感じになっていますね。
ただ、仰る通りダークランスの一件に関しては弁護できない点であり、本作でもそこはガッツリ掘り下げるつもりです。
人間の強者。
そうですね。ランスは原作通りレベルが下がったりするので多少上下しますが、ルークに関してはレベルが下がらないため、話が進めば進むほど人間の中では最強クラスになっていきます。
これも長期連載の弊害というか、トーマとかジルと戦ったキャラが次の章でその辺の中ボスに苦戦するのもあれだよな、というのもあり。そのため章序盤の戦闘シーンなんかでは逆に書き難かったりしますね。
この辺、同一主人公のRPG続編が少ない理由ですね。ランスの「サボるとレベルが下がる仕様であり、サボってもおかしくない主人公像」というのは凄い発想だと思います。
現時点でルークよりも強い人間。
故人のトーマはまだルークよりも強いです。勇者時代のアリオスもルークより上です。
後は明言しちゃいますが、ミネバは現時点ではルークよりも強い設定です。
(ランス9の戦闘描写でこの辺の印象が色々変わっちゃったのがありますが、本作はランス9発売前の連載開始なので、ミネバはリックやロレックスよりも格上の設定です)
それと、魔法使いの上位陣は状況次第で勝敗は変わると思います。ガンジー、ナギ、アニス、カバッハーン辺り。
リックやアレキサンダーといった人類上位陣にも、10回やって10回勝てる訳ではありません。
とりあえずはこのような回答とさせて頂きました。いずれ本編中でこの辺の力の描写は描いていきたいと思っています。
後は「人間以外」の強者も話に絡める事で、常に緊迫感は持たせたいと思ってます。
同様に、出番の多い仲間たちも自然と強くなっていくんですよね。志津香とかみたいに原作でも強キャラならまだしも、トマトとか辺りの強さ描写は話が進むにつれちょっと困っていたりしますw
序盤にメンバー揃えちゃうと、終盤で強敵が出てくるまでまず苦戦しにくいんですよね。
話の構成をもっと頑張らねば。
追記分
ランスは「自分に抱かれるのは女性にとっても嬉しい事」と信じている原作設定でしたので、ルークに対してそういった口出しをしています。ブーメランなんですけどね。
この辺の考え違いは原作でも年を取ってからは大人しくなっていくので、本作でもランスが若い内(1~6)はそういった文句を言う描写を作りました。
後半は収まっていく予定です。
5Dの描写は特に原作でも賛否あるところですからね。本作でも特にフェリスに関しては無視できない点であったため、ガッツリと焦点を当てて扱う事としました。
5.9章の登場人物紹介でリアの技能がなしになってますが、確か政治Lv2持ってませんでしたっけ?
ゼス崩壊はまだ序盤ですが、ダークランスとの邂逅よりもキューティがどうなってしまうのか今からハラハラしています。
救いを下さい……
返信:散々 2014年12月14日(日) 15:22
ありがとうございます。
返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
リアについては、仰る通り最新設定では政治LV2を持っております。
何故このような差異が出来てしまったのかについてご説明させていただきます。
公式でリアに政治LV2が付いたのは実はごく最近だったりします。正確な日付は覚えていませんが、ランス9発売の少し前くらいだったかと。
対して、本作の連載開始は2011年10月14日。(ハーメルン移転前、にじふぁん投稿時)
更に言うと、本作でのリアを後書き部の用語欄に書いたのは2011年10月18日。当時のリアは技能なしとされており、本作でもその設定で用語欄に書きました。
ご指摘の5.9章を書いた時点でも、確かまだ政治LV2が設定されていなかったため、このような差異が生まれました。
このように、最新設定と違っているキャラはリア以外にも多く存在します。
最新設定が公開される度に逐一修正しても良いのですが、同キャラで再度の設定変更も多くあるため、いたちごっこになってしまい執筆が遅れる可能性がある事からその殆どは修正を見送ってきました。
また、既に取り返しのつかないレベルの設定変更などもあり(トマトから剣技能が消されるなど)、多くは執筆時当時の設定のまま放置されております。
時間がある時にでも可能な範囲で最新設定に擦り合わせていきたいとは思っているのですが、中々手が回らず。
今回のリアは簡単に修正出来る事、現在までの本作との設定と矛盾しない事から、良い機会なので修正させていただきました。ご指摘ありがとうございます。
修正箇所は以下になります。
・第5話 後書き部(技能:政治についても追加)
・第13話 後書き部
・第43話 後書き部
・第65話 後書き部
・第143話 後書き部
・5.9章 登場人物紹介
キューティに関しては何とかしたいと思っています。その為に最初期から登場させ続けてきたので。
いつ読み返しても面白いです。続きをいつまでも待ってます。どうか元気でいてください。