ていうかハリーもロンもまだ12歳の少年ですし、多少短絡的なのは仕方ないかと。
我々から見るとダリアは無実で、ハリーもロンも校長も、何の罪もない可哀想なダリアを疑うクソ野郎かもしれませんが、それはダリアに感情移入しているからでしょう。
確かに、今回の秘密の部屋では、間違いなくダリアは無実です。
でも客観視するとハリーやダンブルドアがダリアを疑うのも無理はない。
彼女の意志がどうであれ、彼女は闇の帝王が自らの駒として生み出した危険な存在。
彼女が潜在的に抱える危険性は、みぞの鏡の光景からすると恐ろしい物ですし。
現時点では、いわば彼女は世界最悪の独裁者が開発した人間を殺傷するリスクのある生体兵器です。
恐らくダリアがそうならないよう救済するとは思いますが。

それと、私が本当にクソだと思うのは校長では無くルシウスです。
彼が元凶な訳ですし。
それと私はどうしても純血主義者を好きになれないのです。
理由も無くマグル生まれに危害を加えるのは間違っている。穢れた血と罵るのも。
それは人種差別と同じことで、ハリーやロン、ダンブルドアがダリアをしつこく疑うのとは違うレベルであってはならない行為です。

最後に、批判的な意見になってしまいましたが、この作品はとても気に入っています。これからも頑張って下さい。
長文失礼しました。

-追記-

ハグリッドがダーズリーに対して「マグルが」って言ったのは、ダーズリーがハリーに仕出かした仕打ちの酷さのせいだと私は思います。魔法のまの字もハリーに伝えず虐待していたんですから。
まあハグリッドはマグルのシステムを馬鹿にしてましたが。
でもやっぱりマグルを差別する風潮はありますよね、だからヴォルデモートも殺戮をするまでは支持されていたし、
そうじゃなかったらこんな事はそもそも起きない。
本当に差別心がないのはアーサー・ウィーズリーくらい？(あの人は物好き過ぎますが。)

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セリフで、他の者に対して言うのなら分かります。
自身が純潔であると振る舞う理由は、色々ありますから。

ただ、ヴォルデモートの脳内（と地の文）のみの展開なのに、自身が純血であるかのような語りはおかしいかと。
まぁハッキリとは言ってませんが、「純血は強い」「混じりの奴らが足を引っ張っている」「自分は最も特別だ」と繋がったら、確実にそう思ってます。

御一考いただけましたら幸いです。

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