タイプの違うイケメン主人公の2作品、

１つ目は『ハルジオン〜口だけ野郎一代記〜』、顔と口先だけが取り柄の屑野郎が主人公だけど自分がどれだけ良く見られるかを重視していてメッキが剥がれて醜く生きるくらいならカッコ付けて死ぬ事を選ぶくらいのナルシストなので周囲からは完全無欠のイケメンに見えてる、周りから見た行動だけなら聖人君子。

2つ目は『マリソナ4』、ペルソナ4を元にしたやる夫系スレで主人公はマリオ、マリオはイケメンじゃねぇだろ！と思われるが作中のマリオは男も女も思わず惚れてしまうくらい超紳士で本物のイケメン。ただこのマリオは言動と行動があってイケメンなので顔だけで説得するなどの描写は無く少し探してる趣旨から外れてるかも？

「やる夫は負け犬から這い上がるようです」

バッドエンドだけど続きが見たくなるラスト

一度核で滅んだ近未来、サイバーパンクな世界で記憶を失ったやる夫が成り上がろうとする話しです、海外のゲームが元の作品。

やる夫は常人離れした身体能力を持ちますがその代わりに魅力のステータスがモンスターより低く、その為によくある作品のようにトラブルを解決したり命を助けてもとにかく女性から好意を持たれません。

仲間も自分の同類か偶然手に入れた「かつて世界を滅ぼした」といわれるポンコツアンドロイドくらいです。

やる夫は様々な事件を解決して最終的に金や地位は手に入れましたが最後まで女性とのと縁はなく死んでしまい、死に際にやる夫の所持するアンドロイドは「今日を妙なモンスターから解放された記念日にして花火を打ち上げる」と憎まれ口を叩きます。

ですがやる夫の死後アンドロイドはそれまでの陽気なポンコツっぷりとは裏腹に「自分の主人を拒絶する世界など必要無い」と主人にも秘密裏に集めた戦力で人類の根絶を始めます。

自分の主人であるやる夫のクローンを作り人類に絶望する記憶に改竄し「一緒にあの舐め腐った連中をぶっ壊しその後に観光に行きましょう、私と強くてニューゲームです！やる夫様！」

『そのロボットは始めから狂っていた』というラスト。

第九国境警備群

カクヨムですが幼女戦記の戦後の二次創作です、クオリティが高く作者が書いてるのかと思うくらい面白いですよ。

「よわよわモーさんじゃ抜けない」

School Daysのレイパーこと泰介が主人公の戦記モノ、ダイスの結果によって主役級だろうとヒロインだろうと容赦なく最悪の死に方をする作者さんの作品。

題名は作品完結後に作者さん自身で付けたもの、題名からは想像も付かない内容ですが個人的な強さだけが取り柄の無能な泰介が主君であるアルトリアやその娘のモードレッドに仕えて戦争したり領地経営する戦記モノです。

基本やる夫スレではモブや嫌われ者の泰介ですがこの作品の泰介はそんな印象を覆してくれます。

とにかくダイスが神がかっている作品なので一度は読んでほしい作品。

『よわよわモーさんじゃ抜けない』

タイトルでは全然想像がつかない内容ですが面白い戦記モノです、エロ系ではありません。

主人公はスクール・デイズのレイパーことタイスケですが低い能力なのに様々な場面で大活躍します、この作者さんはダイス次第でメイン級のキャラも悲惨な最後になったりと安心できませんがこの作品のダイスは神がかっていました。

FF14のエメトセルクはどうでしょう、長い歴史を持つFFシリーズでMMOのキャラでありながら歴代キャラ人気投票で6位という快挙を成し遂げたキャラです。（ボス＆召喚獣ランキングでは3位）

物語の序盤から世界に厄災を広げようとする黒幕のような組織アシエンの3人居る幹部の1人といったキャラで世界征服を掲げる帝国の初代皇帝でもあります。
芝居掛かった話し方で自分の仕事が増えると面倒だというように苛立ちを見せ、帝国も世界征服による平和など建前で世界に混乱と死を撒き散らす為に建国したので子孫からは嫌われています。
その実は誰よりも真面目で責任感が強く同胞の為に行動する英雄でもあり主人公達とは決して道が交わらず対決シーンは中々の名場面！

登場シーンのまとめはYoutubeなどで簡単に見れます。

Arkadiaのチラシの裏にある「原作知識持ちチート主人公で多重クロスなトリップを」

内容は題名そのまま、色々な世界の技術や力を吸収してどんどん力を増していきます。
しかし主人公はかなり自己中心的な思想なので他の世界のキャラクターが酷い目にあうことも多くスパロボ世界やデモンベイン世界では最終的にラスボスのようなポジションになったりしてます。

・古き良き時代の大冒険活劇　
ロックマンDASHを元にした気持ちのいい王道作品、ロックマンDASHを知らなくても楽しめるが知ってるともっと楽しめる。

・白饅頭は人類絶滅の夢を見る　
かなり暗くグロい作品、モンスターになってしまったやる夫が人類と戦う物語。　人類側の戦力がチート過ぎて弱いモンスターが知略で戦う、話数が物凄く長いので注意。一度エタってリメイクで完結しているがストーリーは繋がってるのでリメイク前から読むべし。

・輸送戦艦スペース・デブリ　
やらない夫主人公のSF物、この作品の作者はキャラクターの掛け合いが上手く他の作品も「キッチンやらないーO」など名作が多い。

・GPM みんな纏めてヒーローになるようです　　
ガンパレード・マーチを元にした作品、生存戦争の厳しい世界で馬鹿で明るいお嬢様の水銀燈が戦争に駆り出された学生達を守るヒーローになる為に頑張る、最初は傭兵のやる夫とやらない夫に守ってもらってばかりだが水銀燈や学生兵士も題名の通り徐々にヒーローになっていく暗さを感じさせないとても明るいお話し。
あと1〜2話で完結という所でエタっているのが残念だがそこまででもかなり楽しめます。