宇宙よりも遠い場所平成最後の名作。
商業作品で漫画「毒贄クッキング」生け贄に捧げられたエルフさん、体臭がキツいために魔物もとても食えないと拒絶され、なんとか美味しく食べられようと奮闘するお話。
漫画「うしおととら」瓢さんが宿敵、紅蓮と戦っている最中に、隣で震えている母娘に放った言葉。「俺がこいつと戦い初めてからずっと、『その子がお前を守っている』のに気づいているか?」このシーンだけを見ても何も感じないでしょう。しかし瓢さんの物語を読み続けている人にとっては、魂から涙腺を揺さぶられる言葉。うるっときたなんてレベルじゃない、心から泣いて叫びたくなるシーン。
商業作品からひとつ。・邪眼は月輪に飛ぶダークファンタジー漫画の第一人者、藤田和日郎先生が描く本作に登場する、災厄級の生物「ミネルヴァ」なんと目が合っただけで死ぬ、TV中継を通して画像を見ても死ぬという洒落にならない力を持っています。
映画からいくつか。・アイの歌声を聞かせて最新AI搭載アンドロイド「シオン」が巻き起こす学園ドタバタコメディ。最新のはずの彼女の奇天烈な言動の真意が明かされたときの感動は必見、キャラがとても個性的でいい動きしてます。・映画大好きポンポさん映画、というか物語を作ることの楽しさと難しさを表現した傑作。終盤のジーン君の葛藤は、小説などを書く人によく響きます。・さよならの朝に約束の花をかざろう不死に近い体を持つ一族の少女が、赤ん坊を拾って放浪しながら子育てをするお話。子供が自分の年齢を越えて成長していく様にどう向き合うか、ファンタジー世界の悲劇を感動で綴った名作。
孫悟飯、その青春その条件ならもうこれしかないって言うくらいピタリとハマる作品。
孫悟飯、その青春自転車の曲乗りを披露した女友達のセリフから。「ふふん。そりゃもう毎日のように練習してたからね。だからって威張るわけじゃないけど、真似するのはもっと慣れてからにしてね。本気で怪我するから」「そりゃもういっときは全身傷だらけよ」体育教師に呼び出しを食らって言われた言葉。「手を抜いているだろう」「徒競走はね、ただタイムを競うためのものではないんだ。生徒たちの身体能力を数値化して、発育具合を確認するためのものでもあるし、競技そのものを通してフェアプレー精神、要は『正しく競う』ということを学ぶためのものでもあるんだ。もちろんチームワークもそうだ。集団が正しく機能するためには、その集団の掲げる目的に対して一人一人が誠実である必要があるからね。それを生徒に学んでもらうために体育の授業がある」放課後、一人孤独に叫ぶ超人、孫悟飯。「肩が凝る! なんっっかイライラする! 思い切り走りたい! んがぁー!」「なんだなんだ皆して! 強くて悪いか! どうしてみんなそんな目で見るんだ! 僕がいったい何をしたっていうんだ!」「普通になりたい!」「普通になりたい。なりたいよ、お父さん! うぅぁぁあああっ!」この流れの凄まじさは心を打たれるものがありました。チート能力って一日二日ならいいけど、それと人生ずっと付き合っていかなくちゃならなくなった時どうなるかを考えさせられます。
おお、ありがとうございます。読んでみますねー。
チートではい無双、はもうおなかいっぱいですが、努力系でも筋肉フンフンフンフンはい強くなった系や転生したので幼いころから修行してたらいつの間にか最強、みたいな努力した結果だけ、みたいなのも物足りないです。なので、主人公や他のキャラクターが考え、工夫し、鍛え、積み重ね、時には協力、時には競い合って成長していく姿を見られる、そんな物語を読みたいです。
既読は特になし、なんでもこいです。
これだけの作品をピックアップしておいて、どうして「火ノ丸相撲」が無いんだろう・・・熱さで言うなら近年これに勝るスポ根物はそうないと思う。