タイトルジオン共和国の正体~地球の重力に魂を引かれた精神病者たちの隔離施設~小説ID197652
原作機動戦士ガンダム作者ミノフスキーのしっぽ
あらすじ 一年戦争以前の考察としての物語。

 宇宙移民が開始されて半世紀が経過し、人類の大半は宇宙空間に浮かぶコロニーを生活圏としていた。

 いまやスペースノイド80億、アースノイド20億。

 地球環境維持の大義のため、アースノイドが増えた人口を地球に残すことが不可能な一方、スペースノイド80億の人口規制は存在せず、これからも人口を拡大させていく。

 もはや、地球連邦政府の実権が、平和裏にアースノイドたちからスペースノイドに移行していくのは、時間の問題に思われた。

 しかし、そんな状況下、この平和な権力の移行が、分離主義者などの反地球連邦主義者たちによって邪魔されるのではないかと心配する連邦議員がいた。

 後に、ジオン共和国をサイド3に建国する連邦議員ジオン・ズム・ダイクンである。

 彼は一計を案じ、自分自身が地球連邦からの独立主義の旗頭となることにする。

 そうする事で、危険な分離主義者たちをその内側から統制し、行動を監督し、人類に無害な存在とすることが可能と考えたからだ。

 また、地球連邦という人類統合国家を生み出し、多様性を失いつつあった人類に、新たな国家ジオン共和国を与えることで、彼等の新たな可能性を引き出そうとしたのである。

 もちろん、地球連邦で負け組になってしまった人々に、「サイド3で1チャン賭けてみないか?」との為政者としての優しさもあった。

 そんな野心的で大きな目標の下、多くの人々がダイクンの許に集まり、宇宙世紀の歴史は大きく動き出した。

 この物語は、そんな時代に生きて、散っていった、ダイクンと名もなき一般市民たちの記録である。

 作中舞台の政治状況説明

 スペースノイドの貧困問題

 一年戦争以前を舞台にしているので、作中の段階では存在しません。地球連邦は、地球特有の貧困の問題のない宇宙に、人類を移民として送り出すことで問題解決を果たしています。
 新たな人類の居住スペースとなった宇宙空間には、空気も水もないのと同様に貧困もありませんでした。
 そこに、差別、貧困のないコロニーを建設することで、地球連邦政府は旧世紀の悪習を排除しています。

 スペースノイドの人口問題

 宇宙世紀初頭から一年戦争まで、スペースノイドが住む各サイドには存在しません。人口増加の問題があったのは、人類の生存圏が地球しかなかった時代のことです。
 広大な地球圏に100億は少ないのです。
 
 以上の理由から、サイド3は呑気に独立運動をしています。
  
タグ機動戦士ガンダム 独自設定 宇宙世紀以前の思想 聖戦士ダンバイン ゴマすりクソバード けものフレンズ 伝説巨神イデオン
必須タグ残酷な描写 転生 クロスオーバー
掲載開始2019年07月27日(土) 06:53話数連載(完結) 28話UA16,646
最新投稿2019年12月14日(土) 23:54しおり14件お気に入り50件
開示設定一覧には表示されません合計文字数94,093文字感想39件
感想受付設定ログインユーザーのみ平均文字数3,360文字総合評価50pt
評価
(黒→赤)
調整平均☆2.56:2.56  投票者数:29人 (平均評価☆2.90 加重平均☆2.51)
評価
☆10:2
 
 
☆9:2
 
 
☆8:1
 
 
☆7:
 
☆6:1
 
 
☆5:1
 
 
☆4:1
 
 
☆3:3
 
 
☆2:4
 
 
☆1:6
 
 
☆0:8