タイトル本当はあったかもしれない「鬼滅の刃」小説ID213067
原作鬼滅の刃作者みかみ
あらすじ 新作連載。
 隻腕の奴隷巫女神“ヒルコ”~八願の神様スサノオとゆく古事記冒険譚~
 https://syosetu.org/novel/258272/

「死なせない、兄ちゃんが絶対に、助けてやるからなっ!!」
 これからも続くはずであった平穏な竈門家が、鬼舞辻 無惨と水柱:冨岡義勇によって地獄へと変貌する。

「たん君。妹さんを、鬼となった禰豆子さんを殺したくないのなら、君は鬼殺隊に入るしかない。鬼を御する術を身に着け、殺し、禰豆子さんに食べさせる。貴方の望みは、この道でしか叶えられない!」
 家族を亡くした絶望の中、花柱:胡蝶カナエが煉獄への扉を提示する。

「儂はこの世の希望を育てているのか? それとも……」
 育手:鱗滝左近次が迷いをみせる。水に適正のない炭治郎が『気熱の呼吸』を、鬼であるはずの禰豆子が『鬼の呼吸』を身につけたのだ。

「あたしの、あたしのおにいちゃん。どこぉ!!?」
 最終選別会場に乱入したもう一人の鬼となった少女『藤華』が兄を求め、さまよう。

 果たして本当の優しさを胸に持つのは人か、それとも鬼か。

「私の名は神藤久遠。千年もこの国に害を成し続ける鬼の種から生まれた半端者なのです」
 東京浅草にて出会った半人半鬼の少女。
 果たして正義は本当に鬼殺隊のものなのか。人と鬼の共存共栄などありえるのか。

「やはり裏切ったな貴様っ! わざと鬼殺隊士を誘い込み、蜘蛛を集め、ここで始末するつもりだったんだろう!?」
「違うっ、俺は……、俺はこの状況をなんとかしようとっ!」
 偏見、差別、憎悪。
 那田蜘蛛山での戦いで、隊士達の罵声が炭治郎へと襲いかかる。

「……必ずや、手ひどく裏切られることとなるぞ? この私、鬼舞辻 無惨の呪いが遺伝すると証明された今、この国の人間は諸手を挙げてお前を歓迎するだろう。だが、けっして信用はされない」
「そうなのかも、……しれません! でも、私はっ!! ――――――人間を、信じたいっ!!!」
 柱合会議が行なわれた鬼殺隊本部に鬼の軍勢が攻め入る。
 その一方で人間に利用される久遠。半端者として生まれた彼女は、それでも人間への愛情を手放さない。

「やっぱり此処に、俺と禰豆子の居場所なんてなかったんだ……」
 絶望に支配される炭治郎。
 それでも少年は立ち上がり、歩み続ける。

 人間でも鬼でも関係ない。

 自分へと愛情を捧げ、信じてくれる者達のために。
 これは人と鬼のお話。
 全てを失った少年少女が、それでも自らの理想郷を目指す絵巻物語。
タグキャラ改変 オリジナル設定 オリジナル展開 ホラー要素アリ
必須タグR-15 残酷な描写
掲載開始2020年01月28日(火) 18:00話数連載(完結) 133話UA100,655
最新投稿2020年08月06日(木) 07:00しおり100件お気に入り269件
開示設定通常投稿合計文字数433,640文字感想38件
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