タイトル | しずめなければならぬ | 小説ID | 269153 |
原作 | 東方Project | 作者 | 海のあざらし |
あらすじ | 不慮の海難事故により命を落とす者は多い。人間は水中で呼吸できるようにも、水中を自在に移動できるようにも造られていないから。そうして事故に遭った人間の中には、船幽霊として自らを殺した海域に出没する者もいる。 愛情、憎悪、憧憬──この世への未練が、人間の魂を現世に縛り付ける。もし負の感情を強く抱いて沈んだなら、幽霊はより凶暴化して人間を襲うようになる。誰かに救われない限り、永遠に船を沈めて人を殺し、浮かばれないままあり続ける。 村紗 水蜜は、かつて高名な尼僧により救われた。非常に稀な、そして幸運な出会いであったと自覚している。 決して船幽霊の為すこと全てを否定しはしない。人間を襲い殺さずにはいられない性を、自分自身でよく理解している。しかしその性は獣にも劣るもの。彼らは生きるために他者を喰らうが、船幽霊は衝動のままに人間を殺し続ける。 その性に待ったをかけたい。無差別に人間を襲う衝動は軽減できるのだ。自身の体験を基に、彼らと向き合ってあげたいと望む。一方で、自らが幻想郷の一員であるという自覚も有している。 異なる二つの立場・信念に板挟みになったとき、どうすれば良いのか。長閑な理想と酷薄な現実、どちらに身を寄せるべきか。 | ||
タグ | 村紗水蜜 聖白蓮 霍青娥 豊聡耳神子 完結済み | ||
必須タグ | 残酷な描写 |
掲載開始 | 2021年09月18日(土) 23:00 | 話数 | 短編 1話 | UA | 872 |
最新投稿 | 2021年09月18日(土) 23:00 | しおり | 1件 | お気に入り | 4件 |
開示設定 | 通常投稿 | 合計文字数 | 16,114文字 | 感想 | 0件 |
感想受付設定 | 非ログイン状態でも可 | 平均文字数 | 16,114文字 | 総合評価 | 4pt |
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