タイトル | 魔女の住む町 | 小説ID | 81194 |
原作 | ARIA | 作者 | 畑々 端子 |
あらすじ | 「めっきり春だねぇ」 「そうよ、春なのよ!」 パリダの町にもようやく春が訪れ、花々が我先にと花を咲かす頃… とある昼下がりローゼ達4人はブルーベルの四阿(あずまや)でティータイムをしていた。 「そう言えば、ローゼ先輩。昨日寝坊したらしいですね」 「へっ、ななななんでセレンちゃんがそれを……?!」 「アリス先輩から聞きました」 「ルシアさんだあぁ」 春はとにかく眠い……春のぽかぽか陽気に誘われて、二度寝をしてしまったローゼはすっかり寝坊をしてしまったのであった。 「んなこと言って、現在進行形で眠り姫してるのもいるけどね」 サフィニアは声量を落としつつ、隣で転寝をはじめたリリーを指さしながら、いたずらな笑みを浮かべた。 「気持ちよさそうだねぇ」 その寝顔に和むローゼ…… 「シャラープッ! 春は1年の始まりまのよ!気合を入れこそすれ、欠伸をしている暇なんてないのよ!」 「ふぁ~」 「こりゃローゼ!言ってるそばから欠伸禁止!」 「えぇー、だって春は欠伸だって出ちゃうよぉ」 「そう言うサフィ先輩だって、さっき大あくびしてたじゃないですか」 「うなっ!なじぇそれを……」 麗らかな太陽の光と、頬をなでるそよ風。それに揺れる草花のかすれる音。 春はとにかく眠い。それもパリダの春を彩る一色なのかもしれない…… ローゼは微睡ながら、思い出す……1年前、はじめてパリダの町に降り立った日のことを…… | ||
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掲載開始 | 未投稿 | 話数 | 連載(連載中) 1話 | UA | 349 |
最新投稿 | 2016年03月30日(水) 23:56 | しおり | 0件 | お気に入り | 0件 |
開示設定 | 通常投稿 | 合計文字数 | 123,109文字 | 感想 | 0件 |
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