行別ここすき者数
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履歴はこちら。
(0) 目が覚めると、森の中にいた。
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(0) ……んぁ……、口の中がじゃりじゃりする……。
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(0) 顔を横に向けて、うつ伏せのまま『ペッペッ』と砂利を吐き出した。
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(0) そのままの姿勢なのは、何となく身体が怠かったから。
(0) 少しの間そのままで、またもや何となく耳を澄ましてみる。
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(0) すると『クエー』や『ピー』といった、鳥の鳴き声が聞こえてしまう。
(0) それと同時に、川のせせらぎの音がしている。
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(0) ……どこだここ……。
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(0) マイナスイオンたっぷりの、この環境。
(0) 健康にはいいのだろうが、今はその状況にちょっとだけ驚いていた。
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(0) ……確か仕事帰りで……スーツのままで……家にいたはずだ。それで、何してたんだっけか……。
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(0) 思い出せない俺は、まだ意識がハッキリとしていないと思う。
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(0) 頭を左右に振りながら、怠い身体にムチを入れ、ゆっくりと起き上がる。
(0) 今は膝立ちの姿勢。
(0) そのまま、周囲を見渡してみる。
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(0) 「……完全に森だ、どこだ、ここ……」
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(0) そう呟いてみるも、誰もいない。
(0) そして、自分の声に違和感を感じてしまう。
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(0) 「あー、あー、……声が矢鱈と高くないか?」
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(0) ……もしかしたら、風邪を引いたかもしれない。
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(0) 喉を手で押さえて、足に力を入れて立ち上がると。
(0) 紺色のスラックスと、縞々模様のパンツが、ちょっとだけずり落ちた。
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(0) 自身の身体に対して、明らかに大きすぎるスーツのサイズ。
(0) それに、違和感を覚えまくってしまう。
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(0) 慌ててそれを履き直そうとして、気が付いた。
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(0) 「……んん? 指が……細くて、白い!? どうなってんだ……」
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(0) パンツとスラックスの端を握りながら、スーツの袖を捲る。
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(0) 白い肌と細い腕が見えてしまった。
(0) すっごいキメ細やかだった。
(0) 明らかに、自分の腕や手ではないのだけど、それは思い通りに動いてしまう。
(0) そのまま、顔と髪をペタペタと触ってみる。
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(0) 「髪は長いな……黒のセミロングか? 顔は……、肌がすっごいモチモチしてる……なんだこれ……」
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(0) 触れて見ても、なんだかよく分からない俺は、腕を組んで思い出してみる。
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(0) ……どうしてこうなっているんだ。確か俺は……。
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(0) 頭をフル回転させている俺は。
(0) 少しずつ、ほんの少しずつだけ思い出して来た。
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(0) 「……そうだ!! 会社の帰りに、いつものように、熱湯にチンコを漬けて……」
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(0) そう、トレーニングをしていたはず……。
(0) 熱湯と氷水で、チンコを交互に漬けると言うトレーニング。
(0) 所謂『チントレ』をしていたんだっけか。
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(0) 「それでどうなった? 氷水で冷やした瞬間だったか……、いや、まさかチンナーズ・ハイ!? それで、気絶しちゃった?」
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(0) ランナーズ・ハイの亜種、チンナーズ・ハイ。
(0) 名付けたのは俺で、何度か経験はあった。
(0) 全ての身体の感覚がじわじわと、それでもって徐々にマヒしていく感覚。
(0) ちょっと気持ちよくて、ちょっと苦しい奴だった。
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(0) 「……だがおかしい、俺はそれ位じゃ、気絶なんてしないはずだ……」
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(0) 自問自答するのだけど、その程度じゃ俺は気絶なんかしない。
(0) 毎日やっていたトレーニングだったし、体調も悪くなかった。
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(0) だが絶対じゃない、ちょっとだけ不安を覚えた俺は、さらに思い出してみる。
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(0) 「……確か『んーーーー、んーーーーっ!!』と言っていた後だ、その後、瞼の裏から光が溢れて……、やっぱチンナーズ・ハイじゃねぇか!!」
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(0) 完全に意識が覚醒した俺は、跳ねるように両足で立ち上がる。
(0) その拍子に、パンツとスラックスが落ちてしまう。
(0) 慌てて下を向いた瞬間だった。
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(0) ……そこには絶望が広がっている。
(0) あるべき物が無いと言う絶望が……。
(0) 大事にしてきた長年の相棒が……。
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(0) 「チンコが……ないっ!!」
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(0) 下腹部には、自慢のギャランドゥが無い。
(0) その代わりに、白い滑らかな肌のお腹が見える。
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(0) それに恐る恐る、触れて見ると、プニプニした肌触り。
(0) もう完全に女性のそれだった。
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(0) 「アワワ……アワワ……どうしよう……」
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(0) 慌てた俺は、血眼になって周囲を見渡すが、勿論チンコなんて落ちてない。
(0) まさかと思い、胸に手を当てるが……。
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(0) ……そこにあるのは、柔らかいお胸の感触。
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(0) 白シャツの上からでも分かる程の、それなりの大きさ。
(0) それを何となく、モミモミするのだけども……。
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(0) そして今頃になって気が付く、俺の性別が変わってしまった事実に。
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(0) 「……女になってりゅぅぅぅ!!??」
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(0) 甲高い俺の叫びは、森の中へと消えて行った。
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(0) ◇
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(0) スラックスは首に掛けて、プロデューサー巻きに。
(0) パンツはベルトで縛って、ずり落ちないようにしたままの恰好。
(0) そして、自身の事を思い返しながら、頭を抱えて森の中を歩く。
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(0) 「俺は……サイキョウ・ミソギ、30歳。 ……ここまでは合っているな」
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(0) チンコが無くなってしまった俺は、自分が本当に自分なのか、分からなくなってしまった。
(0) だからこうして、自身の事を口にしながら歩いている。
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(0) 「社会人歴8年目……、よし、ここまでは大丈夫。出身は……、ジャペェーン!! ……日本だったわ」
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(0) ……うん、何で英語が出たんだろうか、分からん。
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(0) 「それで、趣味は……チントレ? うん合ってる」
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(0) 独り言を呟く俺は不審者なのだろうと思うのだけど、それを咎める者はいない。
(0) そのまま森を歩いていくと。
(0) その途中、進んだ先の木々の隙間にはチンコが生えていた。
(0)
(0) 「もしかして……俺の!?……違ったか……」
(0)
(0) 飛びついて握り締めたが、チンコではなくキノコだった……。
(0) とうとうキノコまでチンコに見えてしまう俺は、精神がボロボロで幻覚まで見えてきた。
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(0) 「ちくしょう……ちくしょう……」
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(0) キノコを引っこ抜いて投げ捨てつつ、立ち上がりまた歩く。
(0) 裸足だからか、少し足が痛い。
(0) それを我慢して、森を抜けるとド田舎のようで、目の前には草原が広がる。
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(0) 「結構開けた所に出たな、てかここ何処だよ……チンコ落ちてないかな……」
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(0) 周囲を見渡してチンコを探すと、遠くに街道が見えた。
(0) そこを歩いていけば近くの家まで辿り付けるだろうと思う。
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(0) だがおかしい、ここは日本だと思っていた俺は腕を組み考える。
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(0) ……どこのド田舎だよ、もしかして……。
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(0) 脳味噌をフル回転させる。
(0) 今の俺の姿とコンクリートで出来た道路などの人工物がない道。
(0) それらを総合して考えた結果。
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(0) 「……チンコ……?」
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(0) ……やっぱりチンコだ、チンコしか頭に出てこない。
(0) 身体がもうチンコを求めすぎている。
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(0) そんな事をしていると、水色のプリプリしているゲル状の生き物が、こちらへと飛び跳ねてくるのが見えた。
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(0) もう近くまで来ていて、速度を増して飛び掛かってくる。
(0) 咄嗟に手を出して、それを反射的に掴んでしまう。
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(0) ちょっと驚いてしまったが、別に痛くもなんともない。
(0) そのまま握ると、その感触は無くした大事なふぐりに近い感触だった。
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(0) 「プルプルしてて気持ちいいなぁ……ふぐりみたいだぁ……」
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(0) 両手で掴んだり握ったり引っ張ったりして遊んでみる。
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(0) プニプニとしてモチモチした手の中で動く生き物。
(0) シワシワとモサモサがないのが残念だけど、ふぐりに似た感触は中々再現出来ている。
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(0) 俺は躊躇なくパンツの中へと突っ込んだ。
(0) そしてパンツの中でモミモミと揉みしだく、別に他意はない。
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(0) 「あぁ……良い……」
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(0) 揉めば揉むほど、心が段々と落ち着いていくのが分かる。
(0) だからだろう、自身が今までパニックになっていた事に気が付いた。
(0) パニック過ぎてチンコの事しか頭になかった。
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(0) だがふと我に返る。
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(0) ……これ汚くね?。
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(0) さっきまで地面を飛び跳ねていた変なゲル状の生き物。
(0) 土などは付いて居ないみたいだけど、雑菌とか付いてそうでバッチイとか思う。
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(0) 「……きったねぇーな!! バッチイ!!」
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(0) それを地面へと叩き付けると『パンっ!』と言う音を発生させて粘液だけが残る。
(0) 爆ぜる前は粘液が出ないみたいだ。
(0) べとべとにはなってはいないが、一応背広で手を拭いた。
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(0) 大事なスーツだが手が綺麗になるのだ。
(0) おばあちゃんも許してくれるだろうと思う。
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(0) 気を取り直してまた、パンツの中に手を突っ込み歩き出す。
(0) すると脳内で声が聞こえた。
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(0) 『レベルアップしました!ステータスを確認しますか?』
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(0) 明らかにボリュームを間違えた音量のデカさ。
(0) 壮大なファンファーレと共に脳内で響く音にビックリして耳を塞ぎ目を瞑ってしまう。
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(0) 「な、なんだ?これボリューム壊れてる! ちょっと!! 音デカいよ!!」
(0)
(0) 『ステータスを確認しますか?』
(0)
(0) 一定の感覚で繰り返し聞いてくるその声。
(0) 恐る恐る目を開けると目の前にゲームで言う所のステータスウィンドウが映っていた。
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(0)--------------------------------------
(0) ステータス確認 yes/no ×
(0)--------------------------------------
(0)
(0) ……驚きはなかった、チンコがなくなったんだ、これ位の事じゃ驚かない。
(0) チンコがなくなるのだから、ステータス位あってもおかしくはない。
(0)
(0) 気にせずに、ステータスへと触れて見る。
(0)
(0) 「これタッチ式? あ、タッチ式だな、便利なステータスだ……」
(0)
(0) 独り言を呟きながら、片手をパンツの中に突っ込みもう片方の手で『yes』ボタンを押す。
(0) するとウィンドウが変わる。
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(0)------------------------------------------------------------------------
(0) サイキョウ・ミソギ Lv30 ×
(0)
(0) スキル
(0) ・変質操作
(0)------------------------------------------------------------------------
(0)
(0) 「レベルさん……じゅう……!? 高いの? これ? わっかんねぇなぁ……」
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(0) ゲームなら冒険の中盤位だろう。
(0) 鋼の剣とか卒業して属性武器とかに切り替わる位のレベルだ。
(0)
(0) 『もしやチンコの長さ?』とか思ったがそんなに長くない。
(0) そしてスキルが少ない、それはたった一つだけ。
(0) 『変質操作』と言うスキルは何なのだろうかと腕を組み無い頭で考える。
(0)
(0) ……駄目だ!! チンコが無くなってそれどころじゃない!!。
(0)
(0) そんな脳内チンコな俺は、このスキルがどういう物なのかを理解出来なかった。
(0) 説明を見ても分からないのは単純に、チンコしか考えてないからだろうか。
(0)
(0) 「…うーん、とりあえず靴無いから足痛いしスマホ無いし……、わかんね」
(0)
(0) いつもならスマホで調べるのだけど今は持っていない。
(0) スーツのポケットには何も入っていない。
(0) 使い方も分からないのではスキルも無用の長物だった。
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(0) パンツに手を入れてまたまた考える、だが答えは出ない。
(0)
(0) 「まぁ後でいいか」
(0)
(0) とりあえずウィンドウ右上にある『×』を押して閉じる。
(0)
(0) 確認よりも先にここがどこなのかが知りたい俺は歩いていく。
(0) とりあえず家に帰ってチンコを探さなければならないのだ。