IS やるかどうかはわからない (主人公は最強)
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間違えてISの世界に転生!?
神様のミスで死んでしまった霧払一刀(きりばらいかずと)
神様に転生されるも
「ごめんなさい、転生先間違えちゃった、テヘ♥」
「ふざけるなーーーーーーーー!!」
そんなこったで知りもしないISの世界で織斑一夏改め織斑一刀として過ごすことになった彼の運命やいかに!?
プロローグ
「う、う」
低く唸り声を上げ、俺は起き上がる。唸り声を上げた割には体は軽く、逆に清々しい気分である。
「う、うん・・・。ここどこだ?」
目に入ったのは見渡す限りの白、白。真っ白な空間である。
歩けば一生歩いていけるようであれば、すぐにでも壁にあたような、そんな矛盾な感じを受けてしまう。
そんな世界に
「・・・・・・」
「・・・・・・」
なぜか半裸の男がいた。正確には金髪、白い肌、下は着ていて、首筋に星のマークのタトゥーの様なものがある。簡単に言えば、
(D○Oみたいな、つか、まんま○IOだな)
ご丁寧に階段の上で半身に構えて、話しかけられるのを待っているかのような雰囲気だ。
それを見てイラッときた俺は階段を登り、
「やぁ、初めまして。どうだい、私とへぶじぃ!!」
その顔面に拳をめり込ませた。
これで終わるわけではなく、
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!!」
某最強のスタンドのラッシュを食らわせる
「ま、待って、話をタコス!!」
数分間ほどラッシュがあります。
なお、ここはグロテスクなため描写はありませんのであしからず。
数分後
「シクシクシク」
「声を出しながら泣かれても意味ないぞ」
さっきまでDI○だったのが、なぜか知らんが小さくなり女の子になっていた。
「一つ聞くが何でDIOなんだよ」←伏字が面倒になりました
「いやー、こんな所にいきなり来られたら驚くだろうと思いまして、落ち着かせようとおもいまして。神だけにDIO!!なんちゃっ、ごめんなさい拳を振り上げないでください」
無意識にだが、拳を振り上げていたようだ。いかんいかん。
言っておくが俺は紳士だ。みだりに女の子の乱暴な事はしないが、理由があれば相手が女だろうと殴れるだけだ。
「いや、それじゃ、私を殴る理由なくありません!?」
黙れ、無性にイラッときて殴っただけだ。理由はそれだけで充分だ。
「鬼だこの人!?」
うるさ・・・うん?
「おい」
「はい?」
「なんでさっき会話が成立した?」
「え、だって私神様ですよ」
「・・・・・は?」
説明中
「つまり、お前のミスで俺は死んだんだな」
「はい、本来ならあなたは90近くまで生きるはずでしたがこちらの手違いで事故で死ぬはずだった女の子の代わりにあなたが身代わりになって死んだんです」
「じゃあ、お前殴られて当然じゃねーか」
「ぐはっ」
とりあえずアホ神はほっといて、俺は死んだのか。そういや、思い出した。確か学校に行く途中に女の子が車に轢かれそうになっていたのを俺は助けるために女の子を突き飛ばして、それから先は、
「・・・・・なぁ」
「?はい?」
「女の子はどうなるんだ?やっぱ死ぬのか?」
「いえ、本来死ぬはずでしたがこのようなことがあった場合、あなたの残りの寿命がその子の寿命にプラスされますので、亡くなったりはしませんよ」
「・・・・そっか」
俺は体を伸ばし、息を吸う。
うん、いい事したじゃないか俺。
「ならいいや。無駄なことをしたんじゃなくてよかったよ」
「へ?い、いいんですか。あなたはもっと長生きできたはずですよ?」
「いいさ。別に長生き自慢をしたいわけじゃないし、それに誰かを助けるために体が張れたんだ。むしろ、胸を張って死ねるさ」
ぽかーんとした目で俺を見る神様。
変な事言ったか俺?
「で、俺はどうなるんだ?そっちのミスなんだから天国に行かしてくれよ」
「あ、いえ。あなたはこれから転生させることができます」
「転生?」
「はい、転生です」
そこからまた神様の説明。なんでもこちらのミスで死んだ場合、好きな世界に転生させることができるそうだ。さらに、いろんな能力をつけられるオマケ付きらしい。
「ふーん、どんな世界でもいいのか?」
「はい、小説でも漫画でもどんとこいです!!あ、先に能力の方をお願いしますね」
能力ねー
「じゃ、体を鍛えれば鍛えるほど強くなっていく体に現実非現実問わずいろんな技の情報をくれ。後は武術と射撃のセンスも欲しい」
「分かりました」
「・・・・・・」
「・・・・あの」
「ん?」
「それだけですか?」
「それだけだよ」
「えーーーー?!」
なんか驚かれたがどういうこった?
「いろんな能力がつけられんですよ!?直視の魔眼とか一方通行の能力とか完全記憶能力とかすんごい能力付けほうだいなんですよ!?」
「そんなもん知らん。いいんだよ、そんなもんがあったら調子に乗りやすくなる。そんな奴はすぐ死ぬ」
「えぇ、でも!?」
しつこいなー。
でも、
「だったらさ」
「はい?」
「あんた人の人生って操れんの?」
「全部とはいきませんが少しくらいならば」
「だったら、俺の親父とお袋に他の子を与えてくれること。ついでに死ぬはずだった女の子には幸せな人生を与えてくれや」
「・・・それでいいんですか?」
「あぁ。親父たちには俺以外子供がいなかったし、最後位親孝行したいし、女の子は俺の分まで幸せであって欲しいからさ」
「でも?!」
「後は俺の名前」
「名前?」
「あぁ、俺の名前は霧払一刀っていうけど、苗字はいいんだ。この一刀だけは転生先でもこの名前でいたいんだ」
「どうしてですか?」
「俺の死んだじいさんとばあさんがつけた名前でな。一振りの刀。誰かのための刀であってくれと言う願いがあるんだ。俺も結構気に入ってるんだこの名前」
「・・・・ふふ」
何やらいちゃもんつけていた神様だったが急に笑い出した。
一体どうした?
「あなたって優しいんですね。本当なら死ぬはず何てなかったのに文句もたれずに死ぬはずだった女の子の心配なんてするなんて」
「なんだよ、おかしいか」
「いえ、そんな人に会った事なんてなかったもんだから」
そんなもんかね。死んだんだからぐたぐたいってもあんまり変わらんと思うんだが。
「では、転生先はどうしますか?」
「そうだなー、ハンターハンターもトリコでもいいし、ケンイチも捨てがたいがうーん」
ひとしきり考えたのち、
「よし、トリコの世界で頼む!!」
「いいんですね、もう変えることはできませんよ?」
「くどいな、いいから頼むわ」
「分かりました、ではいでよ!!転生の門!!」
そういうと何もなかった空間に大きな門が出てきた。門には何か分からん絵が描かれているがぶっちゃけ、
「これハガレンの真理の門だろ!?」
「ぎくっ!!な、何のことでしょうか全然わかりませんね」
嘘が下手すぎだろこいつ。てか神のくせして漫画好きのオタクかよ。
「で、ではもう一度改めまして、トリコの世界に転生をします。それぽちっとな・・・あ」
「・・・・・おい」
俺は神の方をみる。手元にはいろんなボタンがついたリモコンがあったが突っ込みはしない。
「・・・・なんでしょうか」
「こっちをみろ、何をやったか言ってみな」
「え、えーとですね」
手をもじもじしながら冷や汗だらだらの状態でこいつは言った。
「て・・・」
「て?」
「転生先間違えちゃった。てへ♥」
「よし、死ぬ覚悟があるようだな」
「ま、待ってください!!」
「いいや、待たない!!今殴る!!」
そうして殴ろうと神に近づくとすると体を黒い手が掴む。
「なんで黒い手まで再現してんだよ、いらねーだろ!!」
「いやー、リアルを追求したらこうなっちゃって」
「つーか、どうして転生先間違えんだよこのアホ神!!戻せ!!」
「えっとですね、転生先一回決まると変えられなくてですね・・」
「ふざけるなーーーーーーーーーーー!!!!!」
俺の声は空しく響き、扉の中へ吸い込まれるようにして俺は知らない世界に転生された。
「あうー。やっちゃった。取り敢えず、彼が嫌がらない範囲で他の能力を付与してと・・そう言えば私どの世界に間違えて転生させたんだっけ。
えーと、何々・・・・IS?インフィニット・ストラトスでいいのかな?」
ほかの作品があるのにやっちまったorz
だが悔いなし!!
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