中二病の世界に厨二病が転生 (からかさ@卍傘)
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プロローグ

はい、早速新作です。からかさです。
今度はまさかの中二病の世界です。戦闘?ほとんど無いです。
それでは、どうぞ。


気づいたら俺は、見覚えのある部屋に立っていた。

 

俺が死んだ時にも来た部屋。

 

部屋を見回すと、視界に入ったのは二人の幼女。

 

片方は俺に転生をさせてくれた神、フローラ。

 

もう片方は幻想郷から連れてきた神、洩矢諏訪子。

 

うん、どっちも可愛い。

 

「あ、目が覚めたんですね。」

 

フローラが話しかけてきた。

 

「ああ。バッチリ覚めた。」

 

「それじゃ、次の転生先はどこにします?」

 

「結構迷ったんだが、中二病の世界にするよ。」

 

「ああ、邪王真眼とか森サマーとかの世界ですね。」

 

「そう、それ。あそこの極東魔術昼寝結社の夏に入ろうと思ってる。」

 

「アニメ版と原作のどっちにします?相当違うみたいですけど」

 

「アニメ版で。凸守が居ないのは違和感だ。」

 

「じゃあ、設定はどうします?」

 

「設定?」

 

「はい。設定です。流石に諏訪子さんがお母さんじゃまずいでしょう。」

 

「ああ・・・今思えば犯罪臭が酷いな。」

 

「はい。と言うわけで起こしましょう。」

 

「まだ寝てたのかよ。おーい、朝だぞー」

 

「・・・ん?あぁ、おはよう。」

 

「おはようございます、諏訪子さん。」

 

「ん?・・・ああ、別世界に行くんだっけ」

 

「うん。で、設定を考えようって話になって」

 

「設定?」

 

「ちょっと諏訪子さんが母親だといろいろとマズイといいますか・・・」

 

「ああ、見た目かぁ・・・なんかフローラに言われたくはないけど」

 

「で、どんな関係にするかって事なんだけど、どうする?」

 

「うーん、フローラ、どんな事ができる?」

 

「幼馴染みから兄妹までなんでも。あ、でも顔が似てないので兄弟は無いですし、幼馴染みも名字が一緒なので駄目ですね。どうしましょう。」

 

「ねぇねぇフローラ。世界の法律とか概念を変える事はできるのかい?」

 

「私はできませんが、紅さんならできるかも知れません。」

 

「紅、できる?」

 

「その程度ならいくらでも。でもどうして?」

 

「いやね、もう結婚でもすればいいんじゃないかなって。」

 

「「!?」」

 

「でももし行く世界が未成年基準になってたら困るから、法とか概念とかを」

 

「待って。あんまり多数の人が影響される概念の変更はちょっとまずい」

 

「じゃあ結婚年齢の変更じゃなくて、許嫁とかになったら名字を変えられるってのは?」

 

「まあそれなら・・・ぐぬぬ」

 

「まあ良いじゃないか。フローラ、他に何か決める事はあるのかい?」

 

「あ、はい。紅さんに新しい特典を決めて貰います。」

 

「ああ、新しい世界に行くたびに元の能力が消えて新しいのになるのか。」

 

「いえ?元の能力も消えませんよ?」

 

「・・・え?何それ、チートじゃん」

 

「はい、もともとチートなんですし、もうぶっ壊れ性能にしてもいいかな、と」

 

「でも今の能力でこと足りてるしな・・・そうだ、諏訪子にも同じ能力あげれる?」

 

「いえ、全く同じものは無理です。」

 

「じゃあ想像しなくても願うだけで発動する俺の能力は?」

 

「あー・・・あ、できるみたいですよ。能力名は『全能』ですね。」

 

「どう、諏訪子。欲しい?」

 

「そうだね。紅が考えたものなら、ありがたく受けとるよ。」

 

「わかりました。ではどうぞ。」

 

光の珠が出てくる。

 

「えっと、この珠に触ればいいの?」

 

「はい、触れるだけでオッケーです。」

 

「じゃあ、えい。・・・うわっまぶし」

 

諏訪子が触るとその珠は淡い緑にひかりだした。

 

「あれ、俺が能力貰った時ってもっと、視界潰れるくらい光ってなかった?」

 

「もともと人間には重すぎる能力なんですよ。そのせいで処理が多くて」

 

「ああ、なるほど。納得。」

 

「・・・えっと、これでいいのかな?」

 

「はい。何ならここで試しますか?」

 

「良いの?じゃあ使い方を教えてくれるかな」

 

「はい。○○したい、と願うだけです。あと、それを叶えられるという自信を持って。」

 

「えっと、じゃあ・・・今から行く世界の法律をさっき決めたように改変したい!」

 

「・・・・・・神様や、何か変わった?」

 

「えっと・・・あ、ありましたよ。『互いが未成年であったとしても絶対不変の愛を誓ったのならその時点で名字を変更する権限を持つ』、だそうです。」

 

「絶対不変の愛、ねぇ・・・随分ロマンティックな改変ですこと。ところでなに読んでんだ?」

 

「これですか?今から行く世界の六法全書ですよ。」

 

「ああ、そんなのも持ってるのか・・・」

 

「とりあえず能力は使えたよ。他にどんな事が出来るの?」

 

「多分、別世界に干渉出来てるんだから出来ないこと無いと思うんだ」

 

「マジで!?これそんな強力なの!?」

 

「ああ、きっとこれで俺と実力は並んだ。むしろ抜かれたかもしれない。」

 

「それはヤバイね・・・」

 

「あ、受験はどうします?」

 

「あ、受ける。能力でトップ間違い無しだ。」

 

「え、受験?勉強しなきゃ駄目なの?」

 

「大丈夫だよ。能力で答えが全てわかる。あと高校だから、能力で少し身長伸ばしといて。」

 

「はいはーい。それじゃ、そろそろ行く?」

 

「そうだね。神様よ、無縁塚みたいな場所には飛ばさないでくれよ?」

 

「大丈夫ですよ。今回は二人の住む家ですから。」

 

「え、住む家同じなの?」

 

「同じですよー。なんたって恋人じゃないですか☆それでは二名様、ご招待~」

 

足元に穴があく。

 

「ちょっとまて前は扉だったじゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・」




はい、恋人ですね。
アウト?ロリコン?いえいえ、30万倍くらい年上です。問題ありません。
あと諏訪子様の身長は130→140なイメージです。どっちにしろ小さいです。


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1話 お受験ザマス

はい、からかさでございます。
タイトル通り受験です。
次回から入学です。


・・・知らない天井。知らない床。

 

「ちゃんと転生出来てるんだろうな・・・」

 

「出来てるみたいだよー。」

 

「ああ、諏訪子。珍しいな、俺より早く起きるなんて。」

 

「うーん、やっぱりお母さん呼びじゃないと違和感があるなー」

 

「しょうがないだろ設定上は恋人なんだし。」

 

「しょうがないかー。そういえばさっきメモ拾ったよ」

 

「メモ?見してみ。」

 

そのメモにはこう書かれていた。

 

『無事に転生出来ましたか?このメモを読んでいるなら大丈夫ですけど。

 受験は今日の8時からです!場所は能力で調べて下さい。

 クローゼットの中に制服が入っているのでそれを使って下さい。

 ちょっと運命をいじって同じクラスになるようにしてあげました!感謝してください。

 メモを読み終わったら時間が動き始めます。それでは良い転生ライフを!

 

                              フローラ』

 

「メモって言ってんのにA4のコピー用紙に書くか?フツー」

 

「まあまあ、行く準備しよ?」

 

「そうだね。とりあえず飯を。」

 

ちゃぶ台があったからそこに白米、鮭、味噌汁を出す。

 

「おお、朝の定番だね。」

 

「ああ。とりあえず諏訪子は基本俺と行動してもらおうと思ってるんだけど、どう?」

 

「そうだね、この世界のこと全然知らないし。」

 

「まあ、知らないって言っても外の世界と大して変わらないけどね。」

 

「そうなの?ご馳走さま。」

 

「ああそうだ。てか速すぎだろ、食べるの。」

 

「紅も人の事言えないよ。もう殆ど残ってないじゃん。」

 

「ああ、そうだな。」

 

 

 

 

 

 

~準備完了~

 

「さて、行くか。」

 

「うん。じゃ、手でも繋ごうか。」

 

「いや、手ぇ繋いで受験行く奴なんざ聞いたこと無いぞ。」

 

「ちぇー。いいじゃん減るもんでもないし。」

 

「もう何日かしたらな。」

 

 

 

 

 

~受験~

 

(能力やべぇ全部わかる)

 

『ちょっとー、紅ー?』

 

(あれ、諏訪子。念話なんかしてどうした?)

 

『一問くらい間違えた方が良いのかなーって』

 

(構わん構わん、全問正解しよう。)

 

『おっけー。』

 

 

 

~合格発表~

 

「まあ疑うまでもなく合格だわな。」

 

「そうだね。簡単だったもん。」

 

「まあいいや。帰ろう。」

 

「オッケー。」

 

 

 

 

~家~

 

「どうする?学校始まるまで時間早送りでもするか?」

 

「そだね。その間暇だし。ぱぱーっと飛ばしちゃって。」

 

「分かった。ほいっ」

 

カカカカカカカカカカカカカカカカ

 

「うわっ、何の音?これ」

 

「時計の音だろう。もっとうるさくなるかと思ったんだけどな。」

 

「充分うるさいよ・・・あ、止まった。」

 

「入学当日になったんだろう。行くか。」

 

「うん、じゃあ手を・・・」

 

「あー、わかったわかった。行くぞー。」

 

「うん!」




はい、いつもどうり台詞ばっかだな。
いや、地の文って何故か思い付かないんですよ。
掛け合いはポンポン出てくるのに。
どうしてでしょう。


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2話 入学、普通に。

入学です。からかさでございます。
私ラノベの方持ってないって言うかくみん先輩や凸森も絡めたストーリーにしたいんで
アニメ基準のストーリーにします


学校に着いた。クラスは・・・あそこか。

 

「席はー、っとぉ、運がいいな。」

 

前が諏訪子で後ろが富樫、つまり勇太か。話に絡みやすい。

 

「紅、席近いねやったね!」

 

「ああ、そうだな。」

 

お、主人公様が入ってきた。

 

「ここか。」

 

その後ろから勇太に向けて声がかかる。

 

「ちょっといいか?」

 

「ん?」

 

「わり、俺にシャーペンの芯恵んでくんない?」

 

「あ、ああ・・・いいよ。」

 

「なあ、あんたどこの中学?」

 

「ん、○中。」

 

「へぇー、随分遠くから来たなぁ」

 

「ああ、だから知り合いとか全然居なくってさ。はい、シャー芯。」

 

「さんきゅ。俺も知り合いとか少なくってさぁ。とりあえず、宜しくな!」

 

「あ、ああ。宜しく。」

 

「俺、一色誠!」

 

「お、俺は富樫勇太!」

 

(あぁ・・・これだよこの普通な感じ!高校デビュー万歳!)

 

「いやー、やっぱり普通が一番だねぇ~。」

 

「!?」

 

(思考を読まれた気が・・・気のせいかな?)

 

「読んでない読んでない。気のせいだ。」

 

「読んでんじゃねぇか!」

 

「はっはっは。気にすんな。俺は洩矢紅。宜しく。」

 

「と、富樫勇太だ。宜しく。」

 

「お、何だお二人さん。初対面じゃないみたいだな。俺は一色誠。宜しく。」

 

「宜しく。あ、そうだ。富樫、早速だが、勇太って読んでいいか?」

 

「良いけど・・・なんで?」

 

「気が楽だから。」

 

「え、じゃあ俺は?」

 

「お前は・・・誠って感じでも無いし一色でいいや。」

 

「酷くね!?」

 

そんな話をしていると、いつの間にか勇太の席の横に女子が立っていた。

 

「ようやく見つけた」

 

「え?」

 

「私と勇太は前世より因果の鎖にて繋がれている」

 

「お、おい。この子いきなり告白始めたぞ、知り合いか?」

 

「知らない知らない!」

 

(っていうかこいつ・・・中二病だ!)

 

「昔の勇太みたいだなー」

 

「何か不吉な言葉が聞こえた気がするんだが」

 

「気のせいだ」

 

「ぐおぉっ!!眼が、眼が共鳴している!眼がぁぁぁぁ!!」

 

「ほら勇太、目ぇ痛いって言ってるぞ。保健室連れてってやれよ。」

 

「うぅ・・・目がぁ・・・」

 

「いまお前痛がる前に言ったよな?・・・っていうか俺?」

 

「「「「うん」」」」

 

「はぁ・・・わかったよ。ほら行くぞ。あんた」

 

「うぅ・・・」

 

 

「なあ一色。」

 

「ん、どうした洩矢?」

 

「あ、洩矢呼び止めてくんね?こいつも同じ名字だから。」

 

「どうもー。」

 

「あ、ああ。わかったよ、紅。それで、どうした?」

 

「ワー、キュウニオナカガー。」

 

「おい、マジでどうした。」

 

「俺はお腹が痛くなってしまったので急いでトイレに行かなければいけません。」

 

「おい、絶対嘘だろ。それ。」

 

「知らん!あとは頼んだ!」

 

「はぁ・・・しゃーねぇなぁ」

 

俺はこっそり勇太たちを追いかけた。




はい、追いかけます。
次回は少し能力使います。
勇太の中学校名が聞き取れません。
だれか教えてください。


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3話 証明

はい、からかさでございます。
今回ちょっと能力使うよ!原作崩壊しますが気にせず見て下さい


追尾って言っても誰にもバレないから楽で良いよな~。

 

お、着いた着いた。

 

『私の眼、見る?』

 

中からそんな声が聞こえてきた。タイミングわりぃな。瞬間移動で入るか。

 

 

 

「嘘だろぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

 

「あっ」

 

六花がつまずいた。痛そうだな。

 

「・・・あっ、ちょっと待って今つけ直す」

 

「カラーコンタクトかよ!!」

 

そりゃそうだろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「やだ・・・入ってくる・・・私の中に・・・!」

 

「変な声出すな」

 

「ぅぅぅ・・・ぁぅ・・・残像・・・」

 

「いいか?俺はそういうの全部卒業したんだ!今後一切俺と関わるな!」

 

「でも私の眼を見た。つまり契約完了。闇の霊魂を共有する魂のソウル・メイツ」

 

「魂多いな。俺はもう行くからな。お前も早くこいよ。」

 

よし、今だ。

 

「まあまあ、慌てなーい。慌てなーい。」

 

「「!?」」

 

「あ、脅かしちゃった?メンゴ。」

 

「おま、洩矢!いつからここに!」

 

「あー、さっき一色にも言ったんだが、下の名前で読んでくんね?洩矢もう一人いるし。」

 

「あ、あぁ。分かった。それで紅。いつからここに?」

 

「私の眼、見る?(声真似)」

 

「うおっ、なんだ今の声真似。レベル高すぎだろ。」

 

「あ、これ声真似に聞こえるけど実は声帯模写だから、声紋まで一致するよ」

 

「やべぇなそれ・・・あっ、ヤバイ遅れる!」

 

「あー、安心しろ。その心配はない。扉開けてみろ。」

 

「わかった。・・・何だ、これ・・・?」

 

扉の先にはモノクロな空間、そして完全に停止している人々。

 

「言ったろ?遅れる心配は無いって。」

 

「・・・どういうことだ・・・?」

 

「なあ嬢ちゃん。この状況をどう見る?」

 

「・・・!時間が、止まっている」

 

「はい、ご名答その通り!俺が時を止めたー、ってね」

 

「お前が!?・・・何者だよ・・・」

 

「まあまあ、とりあえず今日は証明しに来たんだよ。」

 

「証明?」

 

六花が聞いてきたから答える。

 

「存在するんだよ。邪王真眼も、ダークフレイムも。」

 

「はぁ!?そんな訳ないだろ!」

 

「いーや、ある。今の状況だって、既存の常識じゃ絶対にありえない。それに」

 

俺は黒い髪を赤く、眼を片方だけ紅く染め、背中から炎の翼を出した。

 

「「!?」」

 

「今お前達が見ているこの状況は、『異能』や『魔法』と表さずにどう説明する?」

 

「・・・そうだな。その存在事態は認めるよ。だけど、俺やこいつはその力を使えない。」

 

「まあその辺は後々説明するよ。ところでさ、お前ら部活ってどうするの?」

 

「あー・・・まだ決まってない」

 

「私も」

 

「じゃあさ嬢ちゃん、部活作ってみたらどうだ?」

 

「「作る?」」

 

「ああ。このクラスの担任融通ききそうだし、何なら俺が全員の記憶も改竄出来るし。」

 

「改竄は止めろ。いろいろ駄目だ。」

 

「わかってるよ。で、嬢ちゃん、どうする?」

 

「・・・作る!魔術研究部みたいなの作る!」

 

「よーし、その意気だ。無事に出来たら俺も入らせてもらおう。」

 

「お、おい。良いのか?」

 

「何言ってんだ勇太。お前も入るんだぞ?」

 

「・・・はぁ!?」

 

「いやだって、目の前であんなの見せられたらさ、自分も使いたいとか思わない?お前も一応過去に闇を背負ってたんだろ?ダークフレイムマスター」

 

「おい、待て。なぜそれを知っている」

 

「体育館」

 

「ぐぉぁぁっ!まさか二人も見ていたとは・・・一生の不覚」

 

「安心しろ。誰かに言うつもりは無い。」

 

「あ、ああ・・・助かる。」

 

「じゃ、そろそろ行くか。時間止まった中歩くのって初めて?」

 

「そりゃそうだろ。」

 

「まあ良いや。行くぞ。」




自然に六花が黙ってしまった・・・
どうしよう。六花喋らすの大変ですね


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4話 帰宅andお片付け

からかさでございます。
一日空けてしまいました。すいません。


「ちょっと~、洩矢くーん」

 

「はい、えっと・・・」

 

「このクラスの担任の九十九七瀬ですぅ♪」

 

「あ、担任の先生でしたか。それで、何でしょうか。」

 

「えっとぉ、洩矢くんに新入生代表として入学式で話してほしいんですぅ」

 

「えっと、どうして俺に?」

 

「受験のときの成績がトップだったから!」

 

「あー、すみませんがお断りさせていただきます。面倒ですし。」

 

「あら、そう?じゃあ誰がいいかな?」

 

「あ、丹生谷森夏っていましたよね。そいつどうですか。多分承けてくれますよ。」

 

「そぉ?じゃあ行ってみるねぇ。ありがと~。」

 

「いえいえー。」

 

フレンドリーな先生だな。いいのかあれで。

 

 

 

 

 

 

 

~入学式~

 

(あ、丹生谷やってる。やっぱ表はいいやつだな。)

 

『ちょっと~、紅~。疲れたぁ~』

 

(なんだ諏訪子。時間止めて体伸ばせば良いじゃん)

 

『その手があったか!』

 

 

 

 

 

 

~式後~

 

「自己紹介も終わったので、今日はこれで解散にしますぅ♪ちゃんと時間割りとか調べておいてくださいねぇ」

 

 

「ようよう、富樫」

 

「ん?」

 

「帰りに一年でどっか飯でも行こうと思ってるんだけど、どう?」

 

「え、え!?それって誘ってくれてんのか?」

 

「ああ、そうだぞ?行こうぜ、な?」

 

「昔の迅速な食事とは大違いだねー」

 

「なんか言った?」

 

「いやなにも」

 

「お、紅もどうだ?」

 

「ん、俺は用事あるから無理だわ。すまん」

 

「そうか、残念だな。じゃあ富樫、行こうぜ!」

 

「お、おう!」

 

盛り上がってる所にナナちゃんが一言。

 

「富樫くん、洩矢さん、ちょっとぉ~」

 

 

 

 

 

 

~職員室~

 

「小鳥遊さん、財布落としちゃったみたいなのぉ。だから富樫くんと洩矢さん達には家まで送って行ってあげてほしいの。」

 

「「なんで俺が」」

 

「まあまあ二人とも、落ち着いて・・・」

 

諏訪子がいなかったらすごい押し付けあいになってた気がする。助かった。

 

「三人とも、家がすっごい近いみたいなの。ほら」

 

「これってうちの上じゃないですか!」

 

「隣のマンションだったとは・・・」

 

「という訳だから、宜しくねぇ♪」

 

 

 

 

 

~駅~

 

「と言う訳で行けなくなった!すまん、次は行くから!・・・ああ、じゃあ」

 

「大変だねぇ~」

 

「はぁ・・・小鳥遊さんはいつからあそこに住んでるんだ?」

 

「一昨日から。小鳥遊十花は私の姉。」

 

「なるほど。それで。」

 

「という設定になっているが本当はプリーステスは不可視境界線管理局の魔術師。敵。」

 

「あのなぁ・・・」

 

「覚醒すると手がつけられない。邪王真眼を持ってしても。怖い。・・・負けるな六花、ここに在り!」

 

「そりゃそんな変なことばっか言ってたらお姉さんも怒るだろ・・・」

 

「なあなあ諏訪子、帰ったら何する?」

 

「うーん、久しぶりに64でもやりたいな」

 

「いいな、マリパでもやるか」

 

「そういえばお前らって兄妹なのか?」

 

「うんにゃ、婚約者だ。そしてどっちかと言えば諏訪子の方が年上だ」

 

「こ、こんやくしゃぁ!?」

 

「マジかよ・・・あれ、年上って言ってもせいぜい数ヵ月だよな?」

 

「いや、魔法がある世界なんだ。数百、数千生きてる奴がいてもおかしくないだろ?」

 

「ちょっと紅、あれ見せたの!?」

 

「大丈夫だ諏訪子。言うなればこいつらは『主人公』だ。」

 

「あ、そうなの?じゃあ安心か。」

 

「・・・えっと、お前の嫁何歳なわけ?」

 

「ん、私?私はねー、300!」

 

「さ、300・・・十倍は年上なのか」

 

「ちょっとまて勇太。300じゃなくて300万だ。」

 

「・・・なんかもういいや。小鳥遊さん、ジュース選べ。奢ってやる」

 

『婚約者』の一言でずっとフリーズしていた六花が即座に復活する。

 

「ハッ!ちょっとまってて勇太。」

 

「?お、おう。」

 

「上、上、下、下、右、左、右、左!」

 

「お、おい!電車来ちまったぞ!こ、紅!」

 

「よしきた!『世界』(ザ・ワールド)ッッ!」

 

自販機周辺以外の時が止まる。

 

「ここで硬貨を投入!」

 

「お、おう!」

 

「そしてここでB.A!」

 

「B.Aってなんだ!」

 

ゴトンッ

 

「魔力補給用のドリンク。管理局が至るところにしこんでいる。」

 

「電車行っちまうとこだったじゃねぇかよぉぉ!紅が居なかったらアウトだったぞ!」

 

「ぁぅぁぁぅぅあぁ・・・勇太痛いぃ・・・」

 

「時間戻すけどいいかー?」

 

<やったね!当たりだよ!

 

「「「「あ」」」」

 

 

 

 

 

 

「ちなみにB.Aはバナナとアップル。季節によって変わるから注意が必要。」

 

「へいへい」

 

 

 

 

 

~マンション~

 

「お兄ちゃーん!大変なのー!」

 

 

 

 

 

「うわぁ・・・」

 

「いつまでたっても小鳥遊さんが帰って来ないから預かってくれって」

 

「なんつー業者だよ・・・」

 

「管理局の妨害を受けて帰還が遅れてしまった・・・予定では15時にはkあうっ!」

 

「お兄ちゃん、この人は?」

 

「上の小鳥遊さんの妹。越してきたんだって」

 

「あうっあうっあうっあうっあうっあうっ」

 

「叩きすぎだろ・・・仮にも女子だぞ女子」

 

「痛い・・・」

 

「なんだってこんなにあるんだよ・・・」

 

「すべて大切な物」

 

「全部がらくたじゃ無いだろうな!」

 

「わ、私夕飯の材料買ってくるね・・・」

 

「まあまあお前ら落ち着け。俺が手伝ってやるから。」

 

「マジか!」

 

「マジマジ。さぁて取り出しますは一枚の大きな布ぉ!」

 

「わーぱちぱちー」

 

「諏訪子よせめてもう少しだけでも楽しそうに・・・まあいい、この布を大量の荷物に被せます!」

 

「あれ、マジック?」

 

「ああ、Magicだ。3・2・1!はいっ!すべて荷物は上の階へ!」

 

「「おおー」」

 

「あと、嬢ちゃん。ほら、これ」

 

「・・・!これは私の財布!どうして」

 

「嬢ちゃんの指紋が着いてる落とし物を全部口寄せしたらあった。あ、ゴミとか以外ね」

 

「お前ゴミとか捨ててるのか!?」

 

「アイスの袋がビニールごと飛んでいったことが・・・あうっ!痛いよ、勇太」

 

「拾えよ!追いかけろよ!」

 

「まあまあ。俺らは帰るから。じゃあな。『空間転移(シフト)』」

 

「あ、言うの忘れてたけど私の事は諏訪子って呼んでね!『瞬間移動(テレポート)』」

 

 

 

 

「・・・金髪の方も魔法使えるのかよ・・・」




はい、眠いです。
おかしなところがあれば言ってください。
できるだけ誤字は無いように気を付けてますけどね。


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5話 来ねーよ、リア充

すいません、遅くなりすぎました。
からかさでございます。
全然思い付きませんです。


「じゃあ学習委員は───」

 

今は委員を決めている訳だが、一色がふざけて勇太を学級委員に指名したから、やや勇太が不機嫌そうに黒板の前で話している。あ、丹生谷の方向いて機嫌良くなったぞあいつ。

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅー、終わったぁー」

 

「お疲れ富樫。で、誰に投票するよ?」

 

「投票?」

 

投票?なんかあったっけ。

 

「クラス可愛い子ちゃん決定戦だよ。なあ、誰がいいと思う?」

 

「そんな事したら女子大激怒だぞ。良いのか?」

 

「だいじょぶだって。こういう時の男子の結束は凄まじいんだぜ?」

 

「ねぇ、富樫くん」

 

「はっはい!」

 

急に後ろから声が掛かった。丹生谷(表)だ。

 

「理科室、昼休みでいいかな?」

 

「理科室?」

 

「ほら、理科の先生に頼まれたでしょ?」

 

「ああ、うん。」

 

 

 

 

 

 

~昼休み~

 

ちょっと面白そうだから理科室までこっそりついてきた。

 

「2、4、6、8、10・・・12個。」

 

「よし、これでこの段は終わりね。」

 

「うん。ところで丹生谷さんってよくこういうことやるの?」

 

「うん、まあ指名されてだけどね。富樫君もよくやってるの?」

 

「いや~、俺は小学校に一回やったか、くらいだよ」

 

「へぇ~、意外。富樫君モテそうなのに。駅でもそう思ったし。」

 

「え・・・覚えてたの・・・?」

 

「当たり前でしょ?」

 

「で、でもまだ名前も知らなかったし・・・」

 

「だからよ。教室で、あーこの人だー、ってね」

 

「へ、へー。そうなんだー」

 

(こ、これは来るか!?リア充ライフが!)

 

「こねーよアホ。妄想も大概にしとけ。」

 

「うおっ、紅、いつからいた!?」

 

「ついさっき。つーか、あんま都合良い妄想してると後悔するぞ。」

 

「余計なお世話だ。あと流れる様に心読むんじゃねぇよ」

 

 

「えっと、状況が上手く掴めないんだけど・・・確か、洩矢くん、よね?」

 

「ああ、よろしくな。丹生谷さん。ところで勇太。この部屋にもう一人隠れてるのは気付いてるか?」

 

「え、どこだ?」

 

「そこの戸棚閉めてみろ。」

 

「え?・・・うわぁぁぁぁっ!!」

 

「ほぉら見ろ。邪王真眼様だぜ。」

 

「び、びっくりしたぁ・・・」

 

 

 

「お前か、またお前かぁ~!」

 

「勇太、勇太回る」

 

「まあ落ち着けや勇太。親からも頑張れって言われたろ?」

 

「おま、何で知ってんだよ!」

 

「俺だから。あと、安心しろ。お前、今年中に彼女出来るぞ。」

 

「ま、マジで!?」

 

「ああ、大マジだ。俺の占いは外れたことがない。なんなら丹生谷さん、占いとか教えてやろうか?」

 

「うーん、なんで私に振ったのかはわかんないけど、今度教えて貰おうかしら。」

 

「よーし、じゃあ教えるついでにこの眼帯が部活作るから、そこに入ってくんね?」

 

「え、どうして?」

 

「内容言ったらほとんど脅してるのと変わんないんだけど・・・聞く?」

 

「そうね、気になるもの。」

 

「じゃあしょうがないか。じゃあちょいと失礼して。」

 

俺は耳元で小さく話す。

 

(あの眼帯、小鳥遊六花って名前なんだけどさ。見るからに中二病だろ?)

 

(ええ、そうね。)

 

(そいつのサーヴァントっつって、いつも付きまとってる中学生がいるんだけどよ。)

 

(その中学生がどうかしたの?)

 

(お前のマビノギオン持ってるんだよ。)

 

「入らせてもらうわ。」

 

「ウィッス。あ、同好会って形になるから、他の部活入ってても大丈夫だから。」

 

「助かるわ。私、チア部に入りたかったのよ。ところで、放課後屋上ね。」

 

「分かりましたよっと。じゃあ教室戻りますか。チャイムなるぞ。」

 

「おい小鳥遊さん、その白衣脱げ。お前のじゃないだろ。」

 

「六花と呼べ。」

 

「・・・六花、早く脱げ。今すぐに。」

 

「・・・今すぐ脱げって・・・」

 

「おい!絶対わざとやってるだろ!あと勝手に薬に触るな!」

 

「キメラは現世では魔力の補給が出来ない。故に補給薬を使ってやる必要がある。」

 

「キメラ?」

 

「ああ、六花が拾ってきた猫だよ。灰色の。」

 

「灰色の猫・・・あっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えーっ、ほんとにどどめん?」

 

「はい、多分ですけど。大きさとか、こんな感じですし。」

 

くみん先輩の猫って結局見つかったのだろうか。まあいい。優しい俺が連れてきてやろう。

 

「あー、違うと思いますよ。主にヒゲの形が。」

 

「そぅお?残念。」

 

「ところで、昨日俺もこんな猫を拾ったんですよ。写真どうぞ。」

 

「どれどれ~。おぉっ!この子はまさしくどどめんだよぉ!」

 

「じゃあ放課後にでも連れて来ますね。あ、そうだ。」

 

「ん?どうしたのぉ~?」

 

「この眼帯が部活作るんですよ。良ければ入ってくれません?」

 

「え~、でもなぁ~。私も作りたい部活があるしぃ~」

 

「この部活、一応表向きには昼寝部として活動する予定なんですが、どうでしょう?」

 

「入る!」

 

「はい、ありがとうございます。無事出来たら活動場所教えにきますんで。」

 

「待ってるよぉ~!あ、私はつゆりくみん!五月七日って書いてつゆりって読むの!よろしく!」

 

「はい、つゆり先輩・・・くみん先輩?」

 

「くみんで良いよぉ~!」

 

「わかりました。では」

 

 

 

 

「・・・紅、お前どんどん勧誘していくな。しかもことごとく成功するし。どうなってんだ?」

 

「なぁに、簡単だ。都合の良い人だけを誘ってるんだよ。」

 

「なんで都合良いかわかるのかはもう聞かないことにするわ・・・」

 

「ところで嬢ちゃん、部活の名前はどうするんだ?」

 

「私は嬢ちゃんではない。ふむ・・・名前か。このようなものはどうだ?」

 

「よし、言ってみろ。」

 

「さっきくみんが言っていた『昼寝』、そして丹生谷の下の名前から『夏』。そして我々の本来の目的、魔術研究をすべて組み合わせて『極東魔術昼寝結社の夏』というのはどうだろうか。」

 

「へぇ、極東魔術昼寝結社の夏、かあ。良いんじゃないの。顧問はナナちゃんにでもやってもらうか。」

 

「そして我々の結社の本拠地が設立された暁には、保健室で見たあれの事を全て教えて貰うからな。洩矢紅。」

 

「ああ、邪王真眼に誓って。」

 

「お前らー、次の授業遅れるぞー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

「くみん先輩ー、どどめん連れてきましたよー」

 

「うなーお」

 

「ありがとぉ~!」




テスト近づいて来たからなのかアイデアが浮かびました。
次回は早めに上げるようにしますので許してください


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6話 部活設立

はい、時間軸吹っ飛ばして部活設立前くらいからやってしまいます。
からかさでございます。
多分ここらへんから原作崩壊し始めます。


「失礼しまーす。」

 

放課後、俺は今職員室に来ている。

 

「あら、洩矢くん。どうしたの?」

 

「部活の事について少し」

 

「一年生が部活に入れるのは明日からよ?」

 

明日は部活説明会がある。勧誘がうっとおしい時期の始まりでもある。

 

「いえ、そうではなくてですね。明日、小鳥遊六花が部活設立を申し込んでくると思うんですよ。それで」

 

「ああ、なるほどねぇ。先に手を回そうと思ったんだ。」

 

「まあ、そういうことです。」

 

「ん~、じゃあメンバーと内容を教えてくれるかな?」

 

「はい。メンバーは7人。小鳥遊六花、富樫勇太、丹生谷森夏、五月七日くみん、洩矢諏訪子。あとは俺と、中等部の凸守早苗です。部長は小鳥遊六花で。」

 

「わかった。で、内容は?」

 

「昼寝部を考えています。」

 

「昼寝部かぁ。随分とマイナーな所を狙ってくるねぇ。部活名は昼寝部で大丈夫?」

 

「あ、部長の提案で『極東魔術昼寝結社の夏』です。」

 

「きょ、きょく・・・?ごめん、書いてくれないかな?」

 

「妙に長ったらしくてすみません。どうぞ」

 

「『極東魔術昼寝結社の夏』、部員数も足りてるし多分大丈夫だね。あ、しまった。部室に使える教室って残ってるかな?」

 

「確か旧校舎二階の端に空き教室があったと思います」

 

「ほんとぉ?じゃあそこ掃除してくれないかな?多分散らかってるでしょ?」

 

「わかりました。では」

 

「ああっ、ちょっとまって。顧問は多分私がやることになるからその教室に案内してくれないかな?旧校舎は詳しくないんだぁ。」

 

「わかりました。では行きましょうか。」

 

 

 

 

~空き教室~

 

「うわぁ・・・相当散らかってるね」

 

「この位ならすぐ終わりますよ。」

 

「本当に?なんなら手伝おうか?」

 

「大丈夫ですよ。ちょっとやりたいことあるんで廊下に出てて貰えますか?」

 

「わかった。終わったら呼んでねぇ」

 

よっしゃ、30秒で終わらせよう。

 

 

 

 

 

~25秒後~

 

意外と早く終わったな。5秒は大きいな。

 

「終わりましたよー」

 

「は~い、ってうわっ!綺麗になってる!やりたいことってこれだったの!?」

 

「はい、片付けは得意なんです。」

 

「得意ってレベルじゃないような・・・まあいっか!これで部活に必要な要素は全部揃ったよ!」

 

「じゃあ明日、六花達が来たらOKしてやってください。」

 

「わかった!じゃあまた明日ね!」

 

「はい、さようなら。」

 

旧校舎でそのままさよならした所で、急いで家に帰る。諏訪子に怒られる。

 

 

 

~家~

 

「ちょっと紅!遅いよ!」

 

「まだ4時半じゃん・・・色々あったんだよ」

 

「色々?・・・ハッ!まさか、浮気!?」

 

「違うわ!」

 

 

 

 

 

~次の日~

 

「ところで紅、部活ってどうするの?」

 

「ああ、昨日新しい部設立の手回ししといた。」

 

「ああ、色々ってそれか。どんな部活?」

 

「全員を能力使えるようにするから、瞬間移動以外に能力使える。」

 

「ほんと!?流石に移動だけだと窮屈だよね!」

 

「つー訳だから、俺らは待ってればいいよ。」

 

「わかったー。」

 

 

 

 

~放課後~

 

「おい、紅ー」

 

「ああ、勇太か。どうした?」

 

「部活設立申請がやけにすんなり、って言うか必要事項なんも言わなくても通ったんだけどお前、何かしたか?」

 

「昨日のうちに全部済ませといたぞ。感謝しろ。あ、あと諏訪子も部員だから」

 

「それはいいが、なんでお前あの・・・凸なんとかって奴知ってたんだ?」

 

「俺はなんでも知ってるぞぉ~。例えばお前のベッドの下の本とか」

 

「やめろ!」

 

「ははは、部室は旧校舎にしといたから、騒いでも大丈夫だぞ。滅多に人は来ない。」

 

「そうか。助かる。主に六花が。」

 

「よし、じゃあ部室行くか。」




はい、次回から崩壊もとい部活開始です。
やっとこさ厨二病設定が活きますよ。


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7話 レベル

はい、からかさでございます。
オリ要素ここから10割増しです。


「まだ流石に来てないか」

 

学校が終わってから勇太と諏訪子と部室に来たが、少し早すぎたらしい。

 

「時間の早送りでもしたら?」

 

「それだ諏訪子。ナイスだ。勇太もいいか?」

 

「お、おう。できるのか?」

 

「もちろんだ。時計見てろ。ほいっ」

 

俺が能力を発動すると、時計の針が3倍のスピードで動き出す。

 

「確かに早くなったが、なんかイメージと違うな。」

 

「そりゃお前、そんなぐるぐるさせたら体感で1秒持たないぞ」

 

「あぁ、そうか。あれ、戻った」

 

「勇太、すまない。管理局と遭遇してしまい、合流が遅れてしまった。」

 

扉が開いて、六花を含む4人が入ってきた。

 

「よーし、全員揃ったな。それじゃ、自己紹介でもするか?」

 

 

 

 

 

 

 

「小鳥遊六花。普段は我が邪王真眼を用い不可視境界線を探索している。」

 

「凸守早苗デース!マスターのサーヴァントであり、ミョルニルハンマーの使い手デース!」

 

「えっと、富樫勇太。特別言うことは無いかな」

 

「丹生谷森夏です。好きな事は占いです。」

 

「五月七日くみんだよぉ~・・・おやすみぃ~」

 

「洩矢諏訪子!紅の家族だよ!よろしく!」

 

「最後に、洩矢紅。勇太と嬢ちゃ・・・じゃなかった、六花は知ってると思うが、ここでお前らに色々教えようと思ってる。」

 

「そうだった!洩矢紅よ、邪王真眼に誓った盟約を今果たす時!」

 

「はいはい、じゃあ説明に移ろうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明ったって何から言えばいいんだろ。割とめっちゃ教え込むつもりだし。

 

「えーっと、そうだな。まずはこれだけは言っておく。」

 

一呼吸置いて言う。

 

「魔法はこの世に存在する。」

 

「はぁ!?」

 

丹生谷だけが声をあげる。

 

「あんたまでそんな変な事言うの?妄想も大概にしなさい」

 

「昔を思い出して苛立つのはいいが、『裏』、出てるぞ」

 

「あ・・・ま、まあこの際いいわ!それよりなんであんたがマビノギオンの事知ってたのかを教えなさい!」

 

「な!?何故貴様の様な一般人がマビノギオンを知っているのデースか!?」

 

「まあまあお前ら、落ち着け。諏訪子、あれ頼む」

 

「了解!」

 

俺が机を投げると、諏訪子がそれを空中に固定した。

 

「「!?」」

 

やっぱり初見だと凸守でも驚くのか。

 

「魔法、信じてくれるか?丹生谷」

 

「信じないわよ!タネがあるんでしょう!」

 

「そうムキになるなって。ほら」

 

そう言うと俺は、いつかに六花達に見せた様に、髪を赤く、瞳を片方紅くした。

 

「!?・・・わかったわ。でもそれを見せたところで何?私たちには使えないわよ。」

 

「そう言うと思ったぜ。そこで、今日はお前ら全員能力を使える様にしてあげよう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

世界の概念を弄りながら俺は説明を始める。

 

「まず、全ての人間には魔法適正というものがある。レベル1~10まで。

 1~5は一般人。6、7は強い。8は滅多にいない。9は人によっては天変地異起こせる。そして10は物理限界までならなんでも出来る。」

 

「ちょっとまて。9で天変地異なのに、10だとどうなんだよ。」

 

「いい質問だ、勇太君。そうだね、控えめに言って小指一本で地球が割れる。」

 

「ヤバくないか?それ」

 

「安心しろ。この世界では能力持ちは俺と諏訪子しかいないから。」

 

「そ、そうか・・・続けてくれ」

 

「わかった。さっきはレベル10までと言ったが、世界に3人だけレベル11というものが発生する。」

 

「洩矢紅。レベルはどのように決まる?」

 

「それもいい質問だ。この世界では、想像力の高さに依存する。そして、全宇宙でたった一人、想像力に依存しないで天性の才能だけでレベル12(・・)の域に入る者が生まれる。これでレベルの話は終わりだ。」

 

「俺たちのレベルはいくつなんだ?」

 

「お前らは相当高いぞ。今黒板に書くからな」

 

 

 小鳥遊六花   レベル11

 富樫勇太    レベル11

 丹生谷森夏   レベル9

 五月七日くみん レベル8

 凸守早苗    レベル10

 

「こうなっている。」

 

「高すぎだろ」




はい、まさかのレベル制ですね。
中二病要素を消さずに能力モノに染め上げたいです


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8話 能力解放

一回書いてる途中エラー吐かれて死にそうになったからかさです。
能力使えるようになります。今回。


「そこにろうそくがあるじゃろ?」

 

「うおっ、いつのまに。」

 

「それに力を込めるイメージをしてみてください。」

 

「どうなるんだ?」

 

「お楽しみだ。六花と凸守はもう」

 

「できたぞ。どうだ。」

 

「こっちもデース!」

 

「まあ見ての通り色が変わる。これで自分の能力適正がわかるんだ。六花は光と闇。凸守は召喚術と身体強化だな。」

 

「おい、紅。なんか変な色になったぞ。赤黒い」

 

「どれどれ・・・炎、闇、龍かな。龍適正持ちは少ないんだ。喜べ。丹生谷は出来たかー?」

 

「うっさいわねー、今やって・・・あ、できた」

 

「おお、精霊術か。滅多に居ないぞ。すごいな」

 

「本当?やった!」

 

「じゃあ全員できたみたいだから、これを配っておく。」

 

俺はパンパンと手を二回叩く。すると全員の前にカードが現れる。和装ロリバンザイ。

 

「これはギフトカード。能力がわかる。」

 

わかりやすく改良済みだがな。

 

「洩矢紅、これはどういうことだ、説明しろ」

 

 

 小鳥遊六花

 

・ユニークスキル 邪王真眼

・属性操作 光・闇

・ユニーク武器 シュバルツゼクス

 

 

「ああ、ユニークスキルってのは世界で一つだけのスキルの事だ。レベル9以上は大抵持ってる。ユニーク武器も同じだ。」

 

「紅、この特殊ってのはなんだ?」

 

 

 富樫勇太

 

・ユニークスキル ダークフレイム

・属性操作 炎・闇

・特殊適正 龍

 

 

「特殊ってのはな、普通適正より強力なんだ。龍の特殊は強いぞ~」

 

「ちょっと!凸守のは普通すぎやしないデスか!?」

 

 

 凸守早苗

 

・ユニーク武器 ミョルニルハンマー

・身体能力強化

・サモンドラゴン

 

 

「んなこと無いさ。サモンドラゴンは初期召喚術では最強なんだぞ」

 

「そうなんデースか?」

 

「皆3つなのに私一つ・・・」

 

 

 丹生谷森夏

 

○精霊術

 

 

「ああ、それはな、頭についてる丸、触ってみろ。」

 

「こう?」

 

 

 丹生谷森夏

 

○精霊術

 ・精霊操作 火

 ・精霊操作 水

 ・精霊操作 風

 ・使い魔召喚

 ・遠隔会話

 

 

「5つも出てきた・・・この使い魔召喚と遠隔会話ってのは何?」

 

「使い魔召喚はそのまんま。ペットみたいな妖精を召喚できる。遠隔会話は精霊を通して遠くにいても会話できる。」

 

「へぇ、便利ね。」

 

「とりあえず、召喚してみろ。召喚って言ってみ。」

 

「えっと、召喚。」

 

《汝、どのような精霊を望むか》

 

「わっ!なにこの声!」

 

「質問に答えればいいんだ」

 

《汝、どのような精霊を望むか》

 

「えっと、可愛くて強いやつ」

 

《属性は》

 

「光で」

 

《大きさは》

 

「手乗りくらいでいいわ」

 

《代償は》

 

「え、代償?」

 

「ああ、それは俺が払う。寿命200年分位でいいか?」

 

「はぁ!?」

 

《了解した。新たに主となる者よ。名を示せ。》

 

「・・・丹生谷森夏。」

 

《良いだろう。代償にみあった精霊を汝に送ろう。汝に精霊の加護が有らんことを・・・》

 

 




能力だけで言えば丹生谷が一番強いです


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9話 実践は経験がモノを言う

からかさです。
すみません。凸森じゃなくて凸守だったんですね。全部直したんで許してください


「なあなあ、紅」

 

「どうした?勇太」

 

「お前の能力は何なんだ?」

 

これって教えてもいいのかな・・・まあいいや。それっぽく名前変えてっと。

 

「特別に見せてやる。俺のカードだ。」

 

 

 洩矢紅

 

・ユニークスキル 空想創造

・能力譲渡

・不変

 

 

「この空想創造ってのと不変ってのはなんだ?」

 

「空想創造はイメージを全て現実にできる。不変は不老不死の上位互換。」

 

「なんだよ不老不死の上位互換って」

 

「決して変わらないから風邪も引かず毒も効かない。傷は直ぐ治るし歳もとらない。そして不死。」

 

「うわぁ・・・聞いただけだとチートだな・・・っと、そっちの、諏訪子さんだっけ?のカードも見せてくれないかな?」

 

「諏訪子で良いよ!あと私のカードは無くしたら困るから紅に預けてあるよ。」

 

(紅、適当に創っといて。)

 

(了解。)

 

「ほい、諏訪子のカードはこんな感じだ。」

 

 

 洩矢諏訪子

 

・ユニークスキル 全能

・ユニークスキル 土着神の頂点

・ユニークスキル 祟り神

 

 

「・・・なんかどれもおかしいな。なんだこれ」

 

「まあ良いじゃん一人くらい神様いても。そろそろ返せ。」

 

「洩矢紅。まだ丹生谷しか能力を使っていないぞ。私にも使い方を教えろ。」

 

「ああ、いつもやってるみたいにやればいいさ。」

 

「いつも・・・ハッ!あれをやるぞ!凸守!」

 

「YES!マスター!」

 

 

 

 

 

「「爆ぜろリアル!弾けろシナプス! Vanishment・this・world!!」」

 

 

瞬間、世界は生まれ変わる。

 

まさに幻想。大きな満月、大きな城。そして、美しき姫君が───

 

「なっ、なにこれ!?」

 

───黒いドレスに身を包んだ六花がいた。

 

「なっ!?凸守は普通デスよ!?」

 

あー・・・妄想やら何やらが反映されるから理想が出てきたのか。でもそれ言ったら六花どうなるかわかったもんじゃないからな・・・よし、ここは。

 

「お、特殊衣装持ちか。珍しいな。」

 

嘘で誤魔化すことにした。

 

「と、とくしゅいしょう?なにそれ?」

 

「声が上ずってるぞ六花よ。戦闘力増強用の衣装だ。その人に一番似合う形で出てくる。」

 

「な、なぁんだ・・・戦闘服か・・・」

 

あれ、若干残念そう?

 

「まあとりあえず、怪我しても終われば元通りだから、チュートリアルも兼ねて戦ってみろ。技も出せるからな。」

 

「それなら都合がいいデス。マスターのサーヴァントとして、改めてマスターに挑ませて貰うデス!」

 

「ふん、私のサーヴァントに相応しいか・・・今一度確認してやる。かかってこい。」

 

「うおぉぉぉぉぉ!!ダイレクトインパクト!」

 

「封殺防御!」

 

 

 

 

   ウォォォォオリャァァァァ

 

 

「いやー、初めてとは思えない戦いっぷりだなー。勇太は混ざらないのか?」

 

「いや、俺はいいよ。丹生谷はどうなんだ?」

 

「私も遠慮しとくわ。というか召喚したやつまだ来ないの?」

 

「あと3分21秒。」

 

「分かったわ。待てってことね。」

 

 

 

 

 

 

 

「負けたデェス!」

 

「ふん・・・当然だ。なんたって私は邪王真眼だからな。」

 

「つーか、そろそろ丹生谷の精霊が来ると思うが・・・」

 

そう呟いた直後、丹生谷の近くに光る球が現れる。

 

「おっ、来た来た。俺の寿命200年も出したんだから、それなりに期待しても良いよな?」

 

「や、やっとね・・・なんか緊張するわ・・・」

 

光の球が現れてからおよそ5秒。ポコン!と音をたてて中から可愛らしい妖精があらわれた。

 

「あれ?妖精?精霊?」

 

「見た目は妖精だが、種族は精霊で良いんじゃねぇの?」

 

『精霊ですよ、精霊。超がつくほど強いんですから。』

 

「わっ、あなた喋れるのね。」

 

「確かに、丹生谷の十倍は強いなこりゃ。」

 

「ええー、そんな強いの?」

 

『強いですよ。これから宜しくお願いしますね。マスター』

 

「あ、ええ。よろしく。」

 

 

 




召喚が完了しました。
ちなみにくみん先輩はこの間ずっと寝ています。


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10話 龍と竜ってなんか違うの?

はい、からかさでございます。
体調崩しぎみで休みました学校。


「私も何か召喚したい」

 

唐突に六花が言った。

 

「私にはキメラがいるが、管理局もキメラ対策をしてくるはず。そうなるとキメラより強力な魔獣が必要になってくる。」

 

そこで俺はいつかに永琳にやった方法を試す。

 

「俺のだす条件をクリアできたらなんでも願いを一つ叶えてやろう。」

 

「本当か。やる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ今から結界を張るから、それ破ったらクリアな。」

 

「了解した。」

 

「お、おい良いのか紅?」

 

「いいんだよ。別世界でもこうしてたし。」

 

「さらっと別世界から来ました報告してんじゃねぇよ・・・」

 

 

 

「霊力の5%を解放。『封殺防御』模倣、展開。出力、0.1%」

 

俺は六花の封殺防御を模倣する。威力絞って。

 

「0.1か。舐められたものだな。ジャッジメントルシファー!!」

 

六花が炎を出しながら突撃してくる。おこる爆発。

 

煙が舞う。だが、そこには煙があってもはっきりわかる程光を放つ、無傷の結界。

 

「はぁっ・・・はぁっ・・・まさか、無傷とはな。」

 

「だが今の一撃、申し分ない。試しに、これを使ってみろ。」

 

そういって俺は槍を差し出す。

 

「これは?」

 

「魔槍グングニル。霊力によって力を増す神器だ。」

 

「!・・・でもいいのか?」

 

「今のは技に破壊性能が少なかっただけで、ダメージはしっかり通っていた。つまり、合格ってこった。」

 

「・・・わかった。これを使って、今度こそ結界を割る。」

 

六花は槍に力を込めて、思いっきり投げる。

 

結界に槍が当たった瞬間、結界は消し飛んで、そのまま槍も消滅した。

 

「やった・・・」

 

「よし、よくやった。召喚させてやろうじゃないか。」

 

 

 

 

 

 

「今回やるのは魔獣召喚でいいな?」

 

「ああ。邪王真眼にふさわしい魔獣を召喚する。」

 

「よし、じゃあ召喚の儀を始めよう。」

 

 

 

「基本的な手順は丹生谷の時と一緒だから。」

 

「分かった。 召喚!」

 

キュイイイイイン、と音が辺りに響く。

 

《汝、どのような魔獣を求めるか》

 

わりとダンディな声が聞こえてきた。

 

「最強。そして従順。」

 

《望む属性はあるか》

 

「万能。なんでもできるやつ。」

 

《大きさは》

 

「自由に変更可能。」

 

《容姿は》

 

「強そうなの。」

 

《了解した。ならば贄として心臓3、脳みそ7を差し出してもらおう。》

 

「あ、それ全部俺が出す。」

 

《・・・ふむ、よかろう。我も命は無闇に奪いたくない故。》

 

「なんだ、いいやつじゃん。遠慮なく取ってってよ。」

 

《贄は確かに受け取った。しばし待たれよ。条件を満たす魔獣を送ろう。》

 

「よし、どんな奴が来るかね。案外フェンリルみたいなやつかもよ?」

 

「フェンリルは氷特化なイメージがある。故に万能ではない。」

 

そう六花が言った直後、地面に魔方陣が展開された。大きい。これは・・・

 

「まずいな。vanishment・this・world」

 

教室では狭すぎると判断したため、架空世界をつくりだす。

 

その直後、魔方陣から凄まじい咆哮が聞こえてきて、たまらず全員が耳を塞ぐ。

 

でもくみん先輩は起きない。なんだこの人。

 

『我を召喚したのは誰ぞ』

 

その声とともに巨大な龍があらわれる。

 

「わ、私だ!邪王真眼、小鳥遊六花!」

 

『貴様のような小娘が・・・面白い。貴様の力、我に見せてみよ』

 

「い、良いだろう!邪王真眼、解放!」

 

『ほう、光と闇が同時に・・・』

 

「裂け、闇の扉。開かれし闇を解放せよ。終焉の王の力で虚構を打ち壊し、終止線へと導け」

 

六花の後ろの空間が裂け、時計、それに城が現れる

 

 

 

「シュバルツ・アッシェンプッテル!!!」

 

空間の裂け目から光線が打ち出され、龍に直撃する。だが。

 

 

『なるほど。確かに力はあるようだ。』

 

龍は無傷だった。

 

「そんな・・・全力の究極魔法が・・・」

 

『ふむ、今はまだダイヤの原石、と言った所か。邪王真眼よ、我はそなたを気に入った。』

 

「え、じゃ、じゃあ!」

 

『ああ。我はそなたに付き従おう。我が名はオリジン。始源の龍、そして龍の王なり。』

 

「や、やったぁ・・・」

 

『我は普段そなたの、そうだな、右腕にでも入っていようか。我が必要になれば名を呼べ。』

 

そういうと龍は光となり六花の腕に吸い込まれていった。

 

「つ、疲れたぁ・・・」

 

「よかったじゃないか。龍の王だって。」

 

「でも、何で右腕?格好いいけど」

 

「六花でも少し龍の力が使えるみたいだぞ?それ」

 

「本当!?・・・しかし、魔力が枯渇してしまった。休息をとる必要がある。」

 

「ところで、時間大丈夫なのか?紅」

 

「勇太よ。俺はそんなヘマするような男じゃない。教室以外の時は凍結済みだ。」

 

「そうか。それはよかった。」

 

「じゃあそろそろ解散にするが、間違っても人前で使うなよ?」

 

「ああ、わかってるよ。」

 

「勇太。疲れた。私を背負って帰れ。眠い。」

 

「なんでだよ!紅に瞬間移動で送ってもらえ!」

 

「あ、俺面倒だからパスで。帰るか、諏訪子。」

 

「そだね。みんなじゃね~」

 

俺は空間転移を使って移動した。

 

「勇太。おんぶ。」

 

「お前若干寝てるだろそれ!」




はい、記念すべき十話。やりました。
そういえば前作の幻想郷のUAが1500突破してました。ありがとうございます。
がんばります。


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