IS<インフィニット・ストラトス> 魔法使いは、何度も死す (proto)
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第0話 「プロローグ」

ハーメルン初の作品です。文才皆無なので、温かい目で見守っていただければ、幸いです。


♢織斑一夏

 

俺は、織斑一夏。多分だけど、もうすぐ死にます。

俺の姉は、世界最強(ブリュンヒルデ)と呼ばれています。

どこかの、組織なのか、はたまた国なのかわかりませんが、

俺は今、拉致されてます。もうそろそろ、

第2回モンド・グロッソの決勝戦が始まります。

私の姉は、それに出場しています。今年優勝したら、2回連続しての優勝となります。国にとって、最も優先度の高いことです。

なので、おそらくですが国は、この事を姉に伝えないでしょう。

どのみち、知ってたとしても姉は来てくれるかどうか・・・。

 

♢誘拐犯

 

俺たちは、上から命令され、世界最強(ブリュンヒルデ)の弟の織斑一夏を誘拐した。世界最強(ブリュンヒルデ)が家族思いという噂を耳にした上層部の連中が弟を拉致し、日本に決勝辞退させろと、いう交渉を(まぁ、一方的にだけどな)した。なので、俺たちは、これから決勝が始まるのが楽しみなんだよ。ところが

「なっ、なんでだよ。家族思いじゃなかったのかよ!」

「何故だ!何故世界最強(ブリュンヒルデ)が決勝に?」

「けっ、結局は、金目当てか?残念だったな坊主。お姉ちゃんは、家族より栄光を選んだってよ。」「なぁ、この餓鬼どうすんの?」

「今、上から命令があった。殺せだとよ」「んじゃま、バイバイ、お坊っちゃん。」俺たちは、銃の引き金を引き、その場を去った。

 

♢織斑一夏

 

こうなる事は、予想していた。どうせ姉の事だ。

来るはずが無いとな。俺は静かに銃声が聞こえるのを待った。

銃口から弾が発射され、ゆっくりしかし確かなスピードで、

俺の心臓に進む。その間、走馬灯の様な物を見ている俺が居た。

さよなら、鈴、弾、蘭、数馬。

俺はそっと目を閉じ、死んだ・・・

 

 

筈だったのだが、何故生きている?

俺は、確かに、心臓を銃弾に貫かれたはずでは!?

俺は服を脱ぎ捨て、心臓部を確認したが傷跡すら

残っていなかった。

「どうして!?」

唯一変わったとするのなら、ズボンのポケットの中に指輪と手の形を模したベルトがしてある事ぐらいだった。

 

♢織斑千冬

 

私は、第2回モンド・グロッソ大会で見事2連覇を果たした。

あぁ、はやく一夏に会いたい。そう思っていた、

矢先だった。唯一の家族である一夏が何者かに拉致された事を

知った。その情報はドイツから回ってきた。

私はすぐにでも一夏が拉致された場所へと向かいたかったのだか、

あいにくISは、エネルギー切れ、動けなかったのだ。

仕方なく、ドイツの救出部隊を待つことにした。

 

♢織斑一夏

 

先程死んだと思った時間から10分が経過した。

どうやらこのベルトに指輪をかざすと、

特殊能力が使えるらしい。しかし、数がそんなに無いのだ。

一体どうしたものか。




どうも、初めまして!protoです。今回はIS×仮面ライダーウィザードということで始めさせていただきます。よろしくお願いします。


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第1話 魔法使い(ウィザード)と思出堂

♢織斑一夏

 

どうやら、この特殊能力を最も表現するに

相応しいのは、“魔法”だ。

何故ならこの特殊能力を使用する時魔法陣

が出現するため、現段階では、

魔法と呼ぶのが一番合っている。

まぁ、それはさておき、あの後、

俺は、どこかの国の人(恐らく救出隊の人達だろう)に

体を検査され、家に帰る事になったが、

残念ながら家にいる気は、無い。

だってほら、助けに来てくれなかったからさ、

一緒に居るのも気まずいから、家を

出る事にしたのだ。

 

♢織斑千冬

 

一夏が帰って来たのも束の間、

「すぐにでも家を出る」

そう言われた私は、残念ながら

こう聞き返す事しか出来なかった。

「何処かでかけるのか?」

と、それを聞いた一夏は、呆れた顔して、

「じゃあな、千冬姉、元気で」と言い

家を出て行った。私は、何も出来ず

ただ立ち尽くし、涙を流すのだった。

 

♢織斑一夏

 

最低限の荷物をまとめ家を出て来たは、いいものの

今日泊まる場所のあてなど・・・

2、3軒ぐらいしかった。(まぁ、あるだけマシだな)

そう思っていたのだが、行くのは、やめた。

奴が戻って来いと来るかもしれないからだ。

だから、遠くへと、向かった。

しかし、疲労が取れていなかったせいか、

すぐに疲れてしまいそうに、また睡魔が俺を

襲っていた。そんな時だった。

「君、大丈夫かい?」

そんな声をかけられた。

「えぇ、大丈夫で・・・す。」

そう返した時、安心してしまったのか、

意識を睡魔に刈り取られた。

 

♢???

 

随分と辛そうな少年を見かけたので

つい、声をかけてしまったが、

声をかけた瞬間、気絶いや、

眠ってしまったようだ。

取り敢えずだが、

うちに運ぶ事にした。

 

♢織斑一夏

 

俺は、眠ってしまったのか?

確か、あの時、おじさんに

声をかけられて、そのまま睡魔に

襲われたか。俺は周りを見渡し、

状況を確認した。

見知らぬ天井に、見知らぬベット、

見知らぬ部屋に、俺が持っていた荷物。

大体の状況分析を終えた時だった。

「目が覚めたかい?」

「すみません。ありがとうございます。」

「いやいや、目の前で倒れたからね、ほっとくわけにも

いかないし、それに、困った時はお互い様だよ。」

「本当にありがとうございます。

助けていただいた、お礼をしたいのですが、

残念ながら手持ちどころか、帰る家も無いんですよ。」

俺がそう言うと、おじさんは、

「なら、ここに住むといい。私は一人暮らしだからね。

君のような若い子が居てくれると助かるんだよ。」

俺は、少し考えた後、

「ありがとうございます。お言葉に甘え

させていただきます。俺は、織斑一夏と言います。」

「私は、志摩 法羽(しま ほうわ)。この店

思出堂(おもいでどう)の店主だ。よろしく

頼むよ、一夏君。」

「こちらこそ、よろしくお願いします。」

こうして、俺は思出堂の住み込み店員と

なったのだった。




こんにちは、protoです。
第1話という事で、オリキャラが出て来ましたので、召喚!!

志摩 法羽 (しま ほうわ)

性別 男性
年齢 42歳
身長 172cm

小太りな中年男性。思出堂の店主。
趣味に指輪作りという物がある

とこんな感じですかね。
オリキャラについて質問がありましたら、
是非是非コメントの方で。
ウィザードを知っている方なら
今後どうなるかわかりますよね?
それでは、また次回。


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第2話 お話はディナーの後で

♢織斑一夏

 

思出堂の住み込み店員になって、2週間が

経過した。志摩さんは、家に住まわせてくれるだけでなく、生活費や携帯電話の通信料、それから小遣いまで、くれる。全く人がいいのか、

でもそのおかげで今こうして俺は生きている。

ありがたい限りだ。いつか、恩返しをしなくては。でも、そんな彼にも魔法の事は言っていない。むしろ、言ってどうこうなるわけでも無いのだから。

 

♢志摩法羽

 

一夏君のおかげて色々助かっている。店番は、もちろん、掃除洗濯買い出しから料理までやってくれる。ありがたい。おかげで、少し趣味に没頭する時間が増えた。でも一夏君には、この事を言っていない。知られた今までの様に変な目で見られるかも知れない。一夏君は、確かにいい子なのだが・・・

いっそのこと、言ってみるか・・・

そう決意した。

 

♢織斑一夏

 

思出堂は、主にパワーストーン類を売っている店だ。女性の客も多いが、男性の客も少なくない。それは、多分、店主の気前の良さというから、人柄が人を呼んでいるんだろう。

俺は、品切れ等のチェック、店内の掃除を済ませ、志摩さんの元へ向かった。この時間、客が来ない場合は、自室にこもり何かをしている。

基本的に俺は、志摩さんの部屋には、入っていない。急用さえ無ければ入る用事も無いので特段入りたいとも思っていない。

「志摩さん、掃除等終了しました。買い出しに行ってきますが、晩御飯はどうしましょう。」

「お疲れ様一夏君。買い出しの前にちょっといいかな?」

俺は内心、何を言われるか少し怖かったが、

「はい、大丈夫ですよ。」

「実は、一夏君に、見てもらいたい物がある。」

なんだろうと思いながら志摩さんの部屋に入るとそこには、

指輪が、魔法の指輪が、そこに置いてあった。

 

♢志摩法羽

 

私の作った指輪をジッと見つめる。

すると彼は、「すみません。志摩さん、

少しお借りしてもよろしいですか?」

と、尋ねてきたので、私は、

「あぁ、構わないよ。」

「ありがとうございます。」

すると彼は店を出て少し広めの空き地へ向かった。

 

♢織斑一夏

 

志摩さんから借りた指輪。

これが本物なら使えるはずだ。

『コネクト プリーズ』

本物だった。彼の指輪は、

魔法を使う為に使う指輪だ。

それが、確定した。

俺は、魔法の事を志摩さんに

伝える事にした。

 

店に戻って志摩さんの部屋を

訪ねた。

「すみません。少しいいですか?」

「あぁ、いいよ。どうしたの?」

「実は、志摩さんに隠してた事があります。」

「ん?それは、さっきの()・レ《・》かな?」

「見てたんですか?」

「すまない、少し気になってね。」

「いえ、どうせ、今言う気だったんですから。まぁ、見ていたのなら見せる手間が省けましたし。俺、実は・・・魔法使いなんですよ。」

「魔法かぁ。いいねぇ〜。」そう言うと志摩さんは、俺の目の前に宝石らしき物を置いた。

「これは、名前もなにも無いのでね。商品にならなくてね。趣味の指輪作りに使って見たら、使い勝手が良くてね。」

「指輪作りが趣味なんですか?」

「あぁ、変だと思うだろ?」

「素敵なご趣味をお持ちだったとは、

何故早く言ってくれなかったんですか?」

 

♢志摩法羽

 

私の、周りから軽蔑され、見下す様な目で見られていた趣味を、

認めてくれる子が居た。

「変だと思わないのかい?」

「どうして?いいじゃないですか。立派な趣味ですよ。指輪作り。」

私は、泣きながら「ありがとう」

それしか言えなかった。

「さて、この石、魔法を使えると、言うのなら

魔宝石と名付けよう。」

 

♢織斑一夏

「それでは、俺が魔法使いになった

経緯ですが、長くなるので、お話はディナーの後にしましょう。」

「そうだね、そしたらまず買い出しに行かないと。

晩御飯は、すき焼きにでもしよう。」

「いいですね。それでは、買い出し、行ってきます!」

俺は、そう言うと店をダッシュで出た。




どうも、protoです。
今回は、2人の秘密暴露回でした。
次から多分、過去編に入るかな?
それではまた次回お会いしましょう。


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一夏君のステータス

過去編に入る前に、一夏君の
ステータスをやっておきます。


名前 織斑一夏

職業 兼業魔法使い

 

謎の組織に誘拐され一度死んだはずだったが

突如、魔法の力に目覚め、生きかえった。

織斑家を出て現在は志摩法羽が経営する

思出堂に住み込み店員として、居候している。

(魔法が使える理由は、次回

やりますので、お待ちください。)

 

 

使える指輪

変身リング

フレイム

フレイムスタイルに変身する。

ウォーター

ウォータースタイルに変身する。

ハリケーン

ハリケーンスタイルに変身する。

ランド

ランドスタイルに変身する。

魔法リング

ドライバーオン

ウィザードライバーを本来の姿に変化させる。

コネクト

空間同士を繋ぐ小型の魔法陣を作成する。

キックストライク

「ストライクウィザード」「ストライクエンド」を発動する。

エンゲージ

装着者のアンダーワールドへ侵入する。

ドラゴライズ

アンダーワールドにてウィザードラゴンを召喚する。

ディフェンド

スタイルのエレメントに応じた防壁を生成する

ビッグ

魔法陣を透過した物体を巨大化させる

リキッド

装着者の体を液体に変化させる。

バインド

魔法陣から出現する、スタイルに応じた大量の鎖で敵を拘束する

コピー

魔法陣が透過した人物・物体を複製する

ドリル

地面を掘削可能なほどの強力な回転力を与える。

エクステンド

魔法陣を透過させた物体を柔らかくして伸縮自在にさせる。

ガルーダ

レッドガルーダを召喚し、その動力となる。

ユニコーン

ブルーユニコーンを召喚し、その動力となる。

クラーケン

イエロークラーケンを召喚し、その動力となる。

(Wikipedia引用)

 

指輪は、一部を除き、志摩のおっちゃんが作っており、

現在使用可能なリングは、19個。

 

変身時の武装

ウィザーソードガン

ガンモードとソードモード

が存在する。

 

バイク

マシンウィンガー

全長:2.195m

全幅:0.815m

全高:1.225m

シート高:0.875m

重量:162kg

最高時速:260km/h

最高出力:88.2kw(馬力換算:約120馬力)

乗車定員:2名

 

ウィザードの専用バイク。基本カラーは赤と銀色。

必要時にコネクトウィザードリングを使用して取り出し、

晴人は戦闘時だけでなく日常でもこのマシンを愛用する。

フロントカウルのヘッド部にはウィザードの頭部に似たデザインが施されている。この部分は魔法石の一種で、ウィザードの魔力で車体を覆いファントムとの激しい戦闘にも耐えられる強度を得られる。

またボディを展開させて巨大な翼のような形態・グレイトフルウィンガーに変形し、ウィザードラゴンの背中に接続されることでその制御ユニットとなる。アンダーワールドでウィザードラゴンを召喚する際、ウィザードがドラゴンを制御するための必需品でもある。




すみません。Wikiからの
引用です。
すぐに次の話を更新できると
思います。
えっ?一夏は、バイクに乗れない?
いえいえ、大丈夫、日本の憲法には、
引っかからなくなります。


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第3話 俺の中のドラゴン

♢織斑一夏

 

俺と志摩さんは晩御飯のすき焼きを

食べ終え一服していた。

「では、そろそろ、話を始めましょう。

と、言っても俺が、実体験した訳ではないのですが。」

「ん?それは、どう言う事だい?」

「順を追って説明します。

まず、第一に、俺は一度死んでいます。」

「えっ?・・・まっ、まさか。」

予想通りだ、流石にパニックになるな。

「じゃあ、僕の目の前にいるのは幽霊!?」

「いやいや、生きてますよ。説明続けますよ。

第二に、俺の体内にファントムと呼ばれる、

怪物が宿っています。先ほど言った通り

俺は一度死に、そのファントムの魔法の力で

生き返った、らしいです。」

「らしい?と言うのは?」

「志摩さんと、初めてお会いした時のこと、

覚えてらっしゃいますか?」

「あぁ、急に倒れた時だったね。」

「あの日、第二回モンド・グロッソの日

何者かに拉致された俺は、犯人達の銃弾に倒れた筈

でした。その後すぐ、日本へ帰国し、家を出て

志摩さんに会いました。後倒れた時、俺の体に

宿るドラゴンが話しかけて来ました。

その時、何故俺の体内にいるのかとか

奴は、色々と語りました。」

 

『よう、初めましてだな。

俺のことは、ウィザードラゴンとでも、呼べばいい。

それよりも、本題に入る。お前が何故

ドラゴンが?みたいな顔をしているからな。

何故俺がお前の体内に存在しているか。

何故今になって姿を現したのか。

説明すると、こうだ。

1、封印していた媒体が破壊されたこと。

2、封印から解放されたが、魔力が十分に無く

魔力と言う不安定な状態で漂っていたこと。

3、たまたまお前が俺の魔力に耐えられ、

器が十分すぎるほどに大きかったこと。

4、俺が順調に力を回復させていく中で

お前が死んだこと。

5、お前が死ぬと完璧な状態でない俺も

死ぬから、魔力を使い元に戻したこと。

6、その時に魔力を使いこなせる資格者である

ことが、判明し、俺の魔力を更に使い

ドライバーと、少しのリングを与えたこと。

おまえなら、力に振り回されず

使えるだろうと、用件は、以上だ』

「という事だそうです。」

「勝手に体内に入って

何もわからない状態でそんな事

されてもなぁ、恩返しなんて

考えつかないぞ、普通。」

「と、ここまでが俺の秘密ですね。」

「なるほど、うーん、まぁよくわかったような、

わからなかったような。

まぁ、私は、気にしない。だから、

特段接し方は、変わらないよ。」

「ありがとうございます、志摩さん。」

 

♢???

 

「いっくん、どこ行ったんだろう。ちーちゃんから

、何週間も、姿をくらませるなんて。」




すみません。
色々ごちゃごちゃしました。
さぁ、次回、あの大天災が
姿を現します。ついでにあの人も!?


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第4話 大天災の登場

やはり、戦闘シーンは、難しい。


♢織斑一夏

 

思出堂に居候してから、はや1ヶ月が経過した。

この頃、日課として、志摩さんが作ったリングを

俺が使うという事を続け、楽しい日々を過ごしていた。

因みに今は、店番中だ。割とこの時間帯に客は

来ないのだが・・・。ガランガランと扉の開いた音がした。

「いらっしゃいませ〜。たっ、束・・・さん!?」

そこには、ISを作った張本人、大天災、篠ノ之束が居た。

 

♢篠ノ之束

 

いっくんを探すため衛星をフルで使用し、

やっとの事でいっくんを発見した。

ちーちゃんからのお願いじゃないけど

いっくんを連れ戻しちゃおー。

「いっくん、たぁ〜ばねさんだよぉ〜」

といって、いっくんに抱きつこうとしたが

紙一重で避けられてしまった。

「酷いよ、いっくん、避けるなんて。」

「束さん、急に来られたら普通は、避けますから」

「普通なんて、気にしなぁ〜い。

それよりもいっくん!束さんと一緒に

ちーちゃんのところに帰ろう!」

そう言った時、予想と反した

返答が返ってきてしまったのだ〜〜

 

♢織斑一夏

 

「お断りします。俺は、織斑の名前を

捨てたんです。」

束さんが不思議そうな顔をしている。

「えぇ、いっくんどうして!?」

そこに運が良かったのか、悪かったのか

志摩さんが出てきてしまったのだ。

「おや、一夏くん。お客さんかい?」

「あっ、志摩さん。紹介します。

こちら、IS開発者の篠ノ之束さんです。」

「ヘェ〜IS開発者の。」

「ねぇ、いっくん、このおっさん、誰?」

「あぁ、こちらこの思出堂、店主にして、

俺の親代わりをしてくださっている

志摩法羽さんです。」

「ヘェ〜、まあどうでもいいけど。

まぁ、今回に限っては、束さんの

都合上、強引に連れて帰っちゃうよ。

やっちゃえ!ゴーレム君試作機!」

「志摩さん奥の部屋へ!」

志摩さんは奥の部屋へ避難してもらったが

商品を護りながらだと戦いにくい。

「クッ、仕方ない束さん、外に出ましょう。」

「ん?なんで?」

「なんでもです。」

 

俺とゴーレム君とやらは、

外に出た。そして俺は、

初めての対IS戦を開始するはめになった。

 

「全く、面倒い。」

俺は、右手にドライバーオンリングを装着し、

ベルトにかざす。

 

『ドライバーオン プリーズ』

 

「見せてあげますよ、魔法の力。」

俺は、左手に黄色の魔宝石が埋まった

ランドウィザードリングを装着した。

俺はハンドオーサーを操作し左手側にする。

その次の瞬間

『シャバドゥビタッチヘンシーン、シャバドゥビタッチヘンシーン』

陽気な変身待機音が鳴り始める。

「変身!」

俺はリングのバイザーを下ろし、

ベルトにかざす。

『ランド プリーズ

ド・ド・ド・ド・ド・ドン・ドゥン・ド・ド・ドン!』

俺の足元から、黄色い魔法陣が出現し、

ウィザード ランドスタイルへと変身する。

俺は左手を顔の高さまで上げ

「さぁ、ショータイムだ!」

決め台詞を言い、戦いの火蓋が切って落とされた。

俺は、右手のリングを交換、ハンドオーサーを

逆にして、リングをベルトにかざす。

『コネクト プリーズ』

俺の横に魔法陣が現れ、俺は中から、

ウィザーソードガンを取り出す。

ガンモードのウィザーソードガンを

ゴーレムに向かい放つが、

全弾避けられた、

「仕方ない、ならこうだ!」

右手のリングを交換し、ハンドオーサー

を一度元に戻し、再び右手に右手側にし、ベルトにかざす。

『バインド プリーズ』

ゴーレムの周りに黄色い魔法陣が出現し、

そこから土の鎖がゴーレムを

抑えつける。

「よし、フィナーレだ」

俺は再びリングを交換し、

先程と同じ動作をする。

『ルパッチ マジック タッチ ゴー! ルパッチ マジック タッチ ゴー!

チョーイイネ、キックストライク!サイコー!』

俺はゴーレム目指し渾身の蹴りを食らわせる。

技が完璧に決まり、ゴーレムは、爆散する

「ふぃ〜。束さん、これで、終わりです。」

 

♢篠ノ之束

 

私の作ったISをいっくんが粉々に

してしまった。まぁ、いっくんだから

許すけど・・・正直束さん、ショックを

感じている。だって、この大天災の束さんが

作ったISが粉々にされたのだから。

現存する兵器など、足元にも及ばない、

ISが・・・

「さて、千冬姉の差し金か、何かですか?

残念ですけど、ISは、俺に通用しませんよ。

なんたって俺は、最後の希望、ウィザード

ですから」

納得した訳では無いが、あんなISある訳ない。

「いやー、流石いっくん。束さんの

IS粉々にするなんて。」

「束さん、すみません。」

「いいの、いいの、いっくんの

戦いを見れたなら安いもんだよ。」

「ところで束さん、お願いが、あるんですが

いいですか?」

「うん、いっくんの頼みごとならなんでも。」

「俺の戸籍の抹消、及び新規戸籍の製作。

これに関しては志摩さんにも聞いておいて欲しい

ので中で話すのは、どうですか?」

「いいよぉ〜。」

そう言って束さんと俺は店内に戻った。

「それで、どうするの。」

「戸籍上の、織斑一夏を消して、

新しい名前をこうしてください。」

俺はたっぷり間を開けこういった。

「操真 晴人って、いう名前にして、

年齢を17歳にしといてください。」

「はいはーい、この束さんに

任せなさい!」

そう言って束さんは、帰って行った。




いやー、戦闘シーンは、難しい。
大丈夫かな、この先。
まぁ、さて、初めの変身でしたが、
いかがたったでしょうか。
もうそろそろIS学園に入学させたいですが
多分まだまだかかります。
でも、刀奈さんは、そろそろ出したいです。


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第5話 運命の出会い (前編)

今回から織斑くん出番ありません。
織斑くんは、出番ありません。


♢操真晴人

俺の名前は、お・・・、操真晴人。

17歳という事になっている。

現在は、思出堂に居候しながら、

バイクの免許を取るため教習所に通っていて、

もうそろそろ免許が、取れると思う。

バイクは、志摩さんの知り合いに頼み、

マシンウィンガーというカッコいい

機体に仕上がりつつある、と言う。

そんな訳で、本日で最後の教習所。

今日の卒業検定に合格すれば、

免許を取得できるらしい。

まぁ、多分楽勝だと思う。

しかし、この時、俺は気付いていなかった。

恐ろしい、怪物達の目覚めを・・・

 

♢織斑千冬

 

一夏が居なくなってから

3ヶ月程度が経過した。

今日、束が、訪ねてくる予定だが、

正直、会う気も起きない。

そんな事を考えているうちに

インターホンが鳴った。

「やっほー、ちーちゃん束さんだよぉ〜。」

来てしまったようだ。

「あっちゃー、ちーちゃん、随分とやつれたね。」

「そりゃここ最近まともに飯を食べてないからな」

「さて、サクッと本題に、入ると、いっくんが

死んだよ。」私は、漫画で言うところの〔ガバッ!〕と効果音がつくかの様なスピードで、束の胸ぐらを掴み、こう言った。

「どう言う事だ!?しっかり説明しろ!」

「いっくんに頼まれて「お前が一夏に頼まれて

嘱託殺人を犯してしまったのか!?」そうじゃなくて、ちーちゃん!一旦落ち着いて、「これが落ち着いていられるか!」だからね、ちーちゃん本当に落ち着いて。」

深呼吸をし、やっと落ち着きを取り戻せた。

「正確には、いっくんに頼まれて、

戸籍上のいっくんを消してあげたんだよ。

そして、いっくんは、織斑の名を、家を捨て

居候して、生活してる。」

私は、もう何も言えなかった。

 

♢???

私は、更識刀奈、いや、だった者だ。

現在の名前は更識楯無。暗部組織である

17代目の当主だ。私は今、妹の簪と

出かけている?と言うのが正しいの

だろうか、距離は離れているし、

コミュニケーションも取れていないのである。

でも、久々に簪ちゃんと買い物が出来て良かった。

私は、束の間の幸せを味わっていた。

帰り道、たまには歩きたいと思い、従者に

荷物を預け先に帰ってもらった。しかし、

突如周りから悲鳴が聞こえた。

この世の者とは思えない

体をした、怪物が、出現したのだ。

私はIS<霧纏いの淑女(ミステリアス・レディ)

を展開し、怪物を倒そうとしたが、残念ながら

効いていないようだ。そして、奴は、簪ちゃんに

目をつけ、襲いかかった。私は、簪ちゃんを

守ろうとしたが、ISでは、歯が立たず、見ている

事しか、出来なかった。

(あぁ、結局私は何も出来ないんだ)

私は、自分の無力さに絶望した。




今回は、楯無さんの絶望で終了です。
次回操真君が活躍します。
お楽しみに。


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第6話 運命の出会い (後編)

お詫び
前回読んでくださった皆様。ありがとうございます。
さて、タイトルを見ていただけたらわかりますように、
急遽前編後編とさせていただきました事を、
お詫び申し上げます。理由は、あとがきの方で。


♢操真晴人

 

俺は、普段〈ガルーダ〉と〈クラーケン〉そして、〈ユニコーン〉の三体を使い魔として街に放っている。そして、ファントムが現れると、戻り、ファントムまで案内する。今回は、ガルーダが見つけてきたようで、俺はマシンウィンガーにまたがり、ファントムが居るの場所へと急いだ。

 

数分後・・・

 

俺はファントムを見つけたが、少し遅かったようだ。水色の髪の少女が2人。1人はファントムの人質なのか、奴の足元に。もう1人がゲートなのだろうが、手遅れまではいかないが、体に紫色のひびが入り始めている。急がないとまずそうだ。

 

『ドライバーオン プリーズ』

 

俺はハンドオーサーを操作し、

左手側に傾ける。

俺は赤い宝石の指輪を装着した。

 

『シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!』

 

俺は、指輪のバイザーを下ろしベルトにかざした

 

『フレイム プリーズ

ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!』

 

俺はウィザード フレイムスタイルに

変身し、ファントムの目の前に立ち

「さぁ、ショータイムだ。」

こう、叫んだ。

 

♢ファントム

 

俺の目の前に何者かが立た。

自殺志願者だろうか?

「お前何者だぁ〜?」

すると奴は

「俺は、ウィザード」

「悪いがお前と遊んでいる暇は、無い」

「俺もだ、だからとっとと片付ける。」

 

♢ウィザード

 

俺は、急いでいるため、

悠長な事をしている暇はなかった。

 

『コネクト プリーズ』

 

俺は、ウィザーソードガンを取り出し、

ソードモードで、奴に攻撃を開始した。

俺は、戦う時気を付けていることがある。

それは、“魅せる戦い”である。

ウィザードとして、優雅な戦いを忘れない

ようにしているのだ。

さて、そんな事を言っているとだ、

奴が弱り始めた。とっとと勝負を決める。

俺は右手の指輪を交換し、ハンドオーサーを

切り替える。

 

『バインド プリーズ』

 

奴を火の鎖で拘束し、

トドメに入った。

ウィザーソードガンの握り手(ハンドオーサー)を開く。

 

『キャモナ・スラッシュ・シェイクハンズ!

キャモナ・スラッシュ・シェイクハンズ!

フレイム!スラッシュ・ストライク

ヒー・ヒー・ヒー!ヒー・ヒー・ヒー!」

 

 

俺はバインドで、拘束している奴を

ウィザーソードガンの必殺技で仕留た。

「ふぃ〜、さて急ぐか」

俺は、ゲートである少女の元へ向かった。

 

♢更識楯無

 

私は、段々と意識が遠のきつつあった。

そんな時、近くに誰かが駆け寄ってきた。

「あなたは・・・一体?」

「俺は、ウィザード。お前の最後の希望だ。」

私は、右手に指輪をはめられ、彼?のベルトに

手をかざした。

 

♢ウィザード

 

俺は今彼女の“アンダーワールド”に来ている。

ここで、彼女の中のファントムを倒せば、

彼女は救われる。

 

「ここか、彼女のゲートか。」

 

景色は幼き日の彼女達だろうか?

その光景にひびが入り始め、

ファントムが出現した。

 

「中々でかいな」

 

俺は右手の指輪を交換し、ベルトにかざした。

 

『ドラゴライズ プリーズ』

 

大きな魔法陣を出現させ、ドラゴンを呼び出す。

再び右手の指輪を交換しベルトにかざした

 

『コネクト プリーズ』

 

俺は、マシンウィンガーを取り出し、ドラゴンに、向かった。

ドラゴンは、ここままだとただ、暴れまわりアンダーワールドを

破壊するだけなのだ。

 

「ドラゴン、俺に従え!」

 

マシンウィンガーが変形し、ドラゴンと合体した。

これで、ウィンガーウィザードラゴンとなり、

より安全にファントムを倒せる。

俺は奴に向かって、ドラゴンに攻撃をさせた。

しばらく攻撃を続けたら、奴が弱って来た。

俺は指輪をキックストライクウィザードリングに交換し、

一気に決める!

 

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

チョーイイね!キックストライク!サイコー!』

 

ドラゴンが変形し、ストライクエンドモードになる。

ファントムに直撃し、見事ファントムを消滅させた。

 

その後アンダーワールドから、

脱出し、人質となっていた少女と、

ゲートの少女をベンチに座らせる。

すると、ゲートだった方の彼女が

先に目覚めた。

「大丈夫か?」

「えぇ、なんとか。ところであなたは?」

「俺は、操真晴人。ウィザードだ。」

「あなたがウィザード。ありがとう

助けてくれて。」

「お礼なんて、別に。奴らを倒せるのは

魔法使いだけだからな。」

 

♢更識楯無

 

私は、いや、私たちは、彼に命を助けられた。

簪ちゃんの方は、まだ気絶しているが、

むしろ、その方が良い。

だって、多分その事を聞いたら、

簪ちゃん、彼に惚れちゃうから。

なんでこんな事言えるのかって、

わかるわよ、私がそうなんだから。

私は、操真晴人君。彼に惚れていた。

 

♢操真晴人

 

俺は、助けた少女に、

惚れてしまったのだろうか?

彼女の事を考えると、なんだろう、

こう胸が引き締めらるというか

なんというか、後で志摩さんに聞いてみよう。




こんにちは、protoです。
えー、タイトル変更について理由を
説明させていただきます。
まず、私自身、タイトル詐欺という
ものが嫌いです。ですが、
前回の話は、タイトル詐欺そのものでした。
何せ、出会ってなかったですからね。
とのことで、前編後編にすれは、
前編でタイトル回収しなくても
よくない?と思い、今回タイトルを
変更しました。前話を読んでいただいた、
皆様、混乱させてしまったのでしたら
お詫び申し上げます。
以後このような事にならないよう気を付けますので、
ぜひ、この後も読んでいただけたら幸いです。


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第7話 デート!?

♢操真晴人

 

俺は思出堂に戻り、晩御飯の買い出しに出た。

その後晩御飯の時に志摩さんに悩みを聞いてもらう。そう思いながら、晩御飯の支度をした。

今晩は、ビーフシチューにした。

晩御飯が、始まって数分後に、話を始めた。

「志摩さん、ちょっと話を聞いてもらってもいいですか?」

「ん?あぁ、別に構わんよ」

「実はちょっと、相談がありまして。」

「なんでも言ってごらん。流石がに給料upは、無理だけどね、ハハハッ。」

「いえ、ちょっと悩み相談をして欲しいのですが。」

「あぁ、なんだい。悩むのは、十代の特権だからね。」

「実は、そのなんというか、今日、ファントムに襲われていたゲートの女の子を助けたのですが、その子の事を考えると、こうなんか、胸が苦しいというか、なんというか・・・。」

「うん。晴人、それは恋だねぇ〜。」

「これが恋ですか。そしたら、完全に一目惚れ・・・ですね。」

「で、その子、可愛いの?」

「すごく可愛いかったですね。おそらく

俺が今まで会った女性の中でもトップです。」

「もし、お付き合い出来たなら店に連れて

おいで。うちは、喫茶店では、無いがお茶でも用意しようじゃないか。」

「ありがとうございます。でも、また会えれば

ですけどね。」

「さぁ、ご飯を食べてしまおう。せっかくのビーフシチューが冷めかけているからね。」

「そうですね。」

そうか、俺は、恋をしていたのか。

 

♢更識楯無

 

私は、妹の簪ちゃんの部屋を訪れていた。

「ねぇ、簪ちゃん。ちょっといいかしら?」

「うん、何か用?お姉ちゃん。」

「実はちょっと相談が。」

「何?お姉ちゃんが相談?」

「うん、実はね、今日助けてもらった人に一目惚れしちゃったんだ。」

「へー、どんな人だったの?」

「うーん、なんというかその、物腰柔らかくて、正義感が強くて、魔法使いだったな。」

「お姉ちゃん。その魔法使いってのは、比喩的な表現?」

あっ、そういえば簪ちゃん、晴人君の事を知らなかったのか、気絶してたし。

「うん、まぁ、そんなとこかな。」

私は誤魔化してしまった。

「まぁ、お姉ちゃんが好きなら、その人見つけた時にでも、話しかけてみたら?向こうは、覚えてないかもだけど。」

簪ちゃん、何故かお姉ちゃんに冷たいです。反抗期でしょうか?お姉ちゃん悲しい。

 

♢操真晴人

 

俺は今日、ちょっとした休暇をもらった。

何故かと言うと、志摩さんの用事で店を開けるので今日は、臨時休業となっているのだ。

俺は、一通りの家事を終えた後、家を出た。

志摩さんは、給料まで、出してくれているので懐は、割と暖かい。そんな訳で大きめのショッピングモールに来ていた。俺は取り敢えず、プレーンシュガーのドーナツを買い食いしていた。そんな事をしつつ、今日の目的の場所、

服屋の前に来ていた。何故かというと、ここ数週間で、何着か、虫食いの被害にあったので、少しばかり服を買い足しに来ていた。

どんな服を買うか迷っていた時だった。

彼女に、また出会えたのは。

 

♢更識楯無

 

私は、今日こないだ襲われた気晴らしに

ショッピングモールに来ていた。

暇なので、ぶらぶらしていたら、

偶然にも、彼に、晴人君に出会う事が

出来た。それから彼に話しかけてみると、

服を買いに来ていたらしい、それでどんな服

がいいのか悩んでいて、私に選んで

くれと頼んで来た。まぁ、実際は、

もっと丁寧にだか。私は、それを快くOKした。そして、彼に、革ジャンとレッドとパープルのズボン、それにアイボリーとブルーのTシャツを勧め、彼は、それを買った。

楽しい時間を過ごしたが、しかし、

事件は、再び起こるのだった。

たまたまそこでやっていた。IS展示会で

事件は起こった。




はい、どうも、protoで、ございます。
さぁて、今回は、デート!?でございましたが、
また事件臭がする終わり方です。

さて次回あたり、IS学園にいけそうです。


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第8話 IS学園

♢操真晴人

 

俺は、買い物が終わった後、

彼女に付き合う事にした。

どうやら昨日襲われた気分転換がてら

来ていたらしい。そこでショッピングモールで、

偶々やっていた、IS展示会に行ってみる事にした。

俺は、好きな子がいなかった分、何を話していいのか、わからなかった。(うーん、何話していいのかわかんねぇ。ん?そういや、向こうは俺の名前知ってるけどこっちは、知らないな。聞いてみるか。)

「あの、そういえば、お名前聞いてなかったんだけど、教えてくれないかな?」

「あー、ホントだ。私ったら、名乗り忘れてたわね。私は更識楯無。ISのロシア国家代表で、IS学園の生徒会長をしてるわ。よろしくね、晴人君。」

「それじゃあ、改めて、操真晴人です。よろしく。」

なるほど楯無さんというのか。

そんな話をしているうちに目的の場所に辿り着いた。

IS・・・大天災篠ノ之束が開発した、

宇宙での運用を想定した、マルチフォームスーツ。

俺はこれに対し、あまり関心がない。

というか、むしろ無理なのだ。

それのせいで誘拐されたのだ。

それを好意的に見ろなどと、到底無理なのだ。

でもまぁ、束さんが、悪いわけじゃないのは、

わかっているつもりだ。そもそも束さんは、

これに自らの夢を、宇宙への希望を託していた。

だが、そんなもの政府の馬鹿共にとっちゃ

どーでもよかったのだろう。己の国を守る為の

新たな戦力か、実験道具位にしか考えてないのだから。

はぁ、束さんが可哀想だ。

まぁ、今はこの状況を楽しもう。

そうだ!いいかと思いついた。

()()は、まだ残ってたはず。

「そうだ楯無さん。ドーナツは、好き?」

「うん、そうだね。好きだよ。」

「それなら・・・」

 

『コネクト プリーズ』

 

俺は魔法陣の中から先ほど買ったばかりの

ドーナツの袋を取り出した。

「もしよかったら、食べる?」

彼女の顔がパァァァァと明るくなり、

「うん、食べる!」

と、ドーナツを取り出した。

俺は食べかけのドーナツを取り出し、

一緒に食べ始めた。

そして、事件は起こった。

2人ともドーナツを食べ終えたその時だった、

楯無さんが、誰かに押されて倒れそうに、

なったのを支えようとした時、

俺は展示してあったISに手を触れてしまった。

その時、俺の頭のなかに莫大な情報が与えられた。

そう、俺はISを起動してしまったのだ。

周りから「なんだ?」「男がISを起動してる?」

俺は周りからの目線を気にし、

彼女の手を掴み急いでその場所から離れた。

 

それから1週間が過ぎ、現在7月。

今月の頭からIS学園に入学する事になった。

面倒くさいが、楯無さんが、いるなら

まっ、いっかと、割り切るのだった。

「それじゃあ、気をつけてな。」

志摩さんに見送られながら、俺はIS学園へと向かった。

IS学園に着くと、校門の前に人が立っていたが、

あまり、見たくなかった顔だった。

俺の実の姉にして、俺が、縁をきった。

織斑千冬。その人だったのだから。

 

♢織斑千冬

 

ISを、動かした男を、保護するとの名目で、

どの国も不干渉のIS学園に、入学する事になった、

不運なのかどうなのか、その少年を校門前で待っていた。

すると、そこに現れたのは、昔出て行った、私の弟の

一夏では、ないか。私は泣きそうになったが、

そこは、グッと堪えた。

「一夏。やっと、やっと会えた。心配・・・

してたんだ「すみません、一夏とはだれですか?」えっ?」

「申し訳ない、俺の名前は、操真晴人。一夏などと、

いう名前では、ありませんが・・・誰かと間違えたのでは?」

 

♢更識楯無

 

私は、彼が、晴人君が、IS学園に入ってくると知ったので、

今使える権限を全て使い、私の部屋と晴人君の部屋を、

一緒にした。今日、早くから、この学園に、向うそうなので

私は、ワクワクしていた。そして、待ちきれず、

外を覗くと彼が、晴人君の姿が見えた。

私は、大声で「は〜る〜と〜く〜ん。」

ついついはしゃいでしまった。恥ずかしい。

そんな、私に彼は、爽やかな笑顔で、手を振ってくれた。

 

 

 

 




はい、そんなわけでprotoです。
次の回から、IS学園編に本格突入できると思います。

それでは、また次回!!


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第9話 Perfect Finale

♢操真晴人

 

俺が思った通り、織斑千冬が話しかけて来た。

(まぁ、迎えに来るとは思わなかったが)

だが、俺は、もう織斑一夏では、無い。

俺は、魔法使い、最後の希望ウィザードだ。

なので、織斑千冬に向けて、

「あの、取り敢えず、教室へ案内して

いただけませんかね?織斑先生。」

「ん?あ、あぁ、そうだな。ん?あれは?

生徒会長の更識か。何をしてるんだ。」

そう、楯無さんに質問していた、すると、

「いや、は・・・操真君が本日からIS学園に

通うと聞いていたので迎えにでもと・・・」

「お前ら、知り合いだったのか?」

その質問には、俺が答えた。

「えぇ、何か問題でも?」

「いや、なんとなく気になっただけだった。

さて、教室へ案内しよう。更識も

早く自分の教室へ戻れ。」

「はい、それじゃあ晴人君。また後でね。」

「あぁ、またな。楯無さん。」

 

俺は織斑先生に案内され、1年1組へと到着した。

「おはよう、諸君。早速だが転入生を紹介する。

操真入れ。そして、自己紹介しろ。」

「はい。初めまして。操真晴人です。

えっと、特技は、家事全般。

それから、魔法使いです。

これからよろしくお願いします。」

俺はまぁ、俗に言う営業スマイルをした。

そうすると、周りから

「キャーーーー!!」「男子よ、男子!」

「しかも、かなりのイケメンと来たわぁ!」

と、うるさくなったのだ織斑先生が

「こら!静かに出来んのか!」

そう言うと教室内が一気に静かになった。

「操真、お前は、そこ、ボーデヴィッヒの

後ろの席に座れ。」

「はい。」

俺はそう、素っ気なく返すのだった。

 

今日の授業が、全て終わり先生に

呼ばれた。えーと、名前は・・・

確かぁ・・・山田真耶先生だったかな?

「山田先生、何か御用でしょうか?」

「えーと、操真君の部屋が決まりました。

2015号室です。鍵は失くさないように。

万が一、紛失してしまった場合、すぐに

報告してください。鍵を取り替えますので。

後、残念ですが大浴場は、使えません。」

「ですよね。わかってます。

鍵、ありがとございました。」

 

そう言うと俺は鍵を受け取り、部屋へ

向かおうとした。

「操真、ちょっといいか?」

駄菓子かし、おっと、だがしかし、織斑先生に

呼び止められた。

「何か御用でしょうか?」

最大級の苦笑いをかまし、返答した。

「いや、ちょっと、あまり周りに

聞かれたく無い内容でな、こっちの

部屋へ来い。」

そう言われ、俺は渋々、付いていた。

 

♢織斑千冬

 

よし、なんとか操真を呼び出す事に成功した。

が、どの様に聞き出すか。ストレートに聞くか!

「なぁ、操真。お前、織斑一夏じゃ無いのか?」

「なんです、いきなり?それは今朝も答えましたよね?

俺は、操真晴人です。」

「いや、お前は一夏だ!この写真の人物を

よく見ろ。これはお前だろ!」

 

♢操真晴人

 

しつこい。いい加減にしてほしい。

正直に言ってしまうか。いや、まだだ。

「なぁ、聞いているのか?お前は私の弟、

織斑一夏そうだろう?」

仕方ない、面倒くさいから、やるか。

「あぁ、そうだよ。俺は()織斑一夏だ。

だか、もうその名は捨てた。俺は、織斑一夏じゃない!

俺は、最後の希望、魔法使いウィザードの操真晴人だ!」

織斑千冬(もくひょう)完全に沈黙。

織斑は、完全に絶望した。だか、ゲートじゃなかった

から、別に良かった。はぁ、部屋に行くか。

 

その頃部屋では・・・

「晴人君、まだかなぁ〜〜」

と、更識楯無が首を長くして、

待っているのだった。

 



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第10話 ラウラ・ボーデヴィッヒ

♢織斑千冬

 

私は、織斑千冬・・・の筈だ。

私は、モンド・グロッソと呼ばれる

ISの国際大会で二連覇を果たした。

だが、それは、第一回モンド・グロッソ

終了後にドイツに行っていなければ、

成し得なかっただろう。

あの時、第一回モンド・グロッソ終了後、

ドイツから、新設されたIS部隊の教官をして、

欲しいとの依頼が来たが、最初は、断った。

だが、その後一夏に行ってきたらどうだろうか?

と言われたので、私は、ドイツへと向かった。

そして、そこで私は、奴にあった。

ラウラ・ボーデヴィッヒに・・・

 

♢ラウラ・ボーデヴィッヒ

 

私は、ドイツ軍のIS部隊の隊長を務めている

ラウラ・ボーデヴィッヒだ。

現在はドイツのIS部隊の皆と別れ、

IS学園に来ている。この学園には、

教官もいるのだが、恐らく、この学園の生徒は、

ISをファッションや、アクセサリーだと

勘違いをしている。そんな連中に、

教官が、教鞭を振る意味があるのだろうか?

答えは、否だ。おっと、そんな事を考えていたら、

教官を、見つけた。見つけたのだが、

なんだろう、いつもの教官の覇気が

感じられない。私は教官に話しかける事にした。

「教官、どうしたのですか?

その様な覇気の無い雰囲気を漂わせて?」

「ボーデヴィッヒか、学園内では、

織斑先生と・・・、まぁ、どうでもいいや。」

「どうしたのですか、教官!?」

「いや、何。ちょっとな。」

「私でよければ話を聞きますが。」

「操真晴人が、いるだろう?」

「えっ、ええ。あの魔法使いとか言っている。」

「操真晴人は、私の弟の織斑一夏だった。

だが、一夏は、織斑の名を。一夏の名を捨てていた

はぁ、私は一体どうすれば・・・」

「教官!ならば私が、その操真晴人を

元の織斑一夏に戻してみせます。」

「そうか、期待しているぞ。」

「ハッ!」教官に、期待してると、

言われた。これは全力で任務を遂行せねば!

 

♢織斑千冬

 

私は、教え子に弟を、元に戻す事を期待してしまった。

教師失格・・・かな?というか、そもそもなんで、

私は、第二回モンド・グロッソの前の年には・・・

いや、第二回モンド・グロッソから、考えると一昨年

にIS学園の教師として、就任したんだったかな。

確か、IS学園から、教師として、やってくれないか?

と言われたんだったな。条件として、第二回の

モンド・グロッソへの、参加を許可する事。

その条件で、教師として、IS学園に赴任したんだったな。

 

♢操真晴人

 

俺は、織斑先生に呼び出された後、急いで、部屋へと向かった。

すると、そこには、彼女が、楯無さんが居た。

「あれ?楯無さんが、俺のルームメイトなんですか?」

「晴人君、うん。そうだよ。」彼女は、すごく

明るい声でそう言った。

「でも、どうやって。」

「私は、この学園の生徒会長だよ。ある程度の事なら

できちゃうんだよ。」

「そ、そうなんですね。」

ルームメイトになった。でも、それで終わりたく無い。

俺は、恐らくは人生の中で、一大決心をした。

「楯無さん。大事な話があります。」

「はい。なんでしょう。」

俺の鼓動が速くなるのを感じる。

「楯無さん、俺と・・・」

 



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第11話 告白

♢更識楯無

晴人君が、部屋に来た。

で、早速晴人君から、大事な話が

あるときた。なんだろう。

もの凄くワクワクする。

彼の事を好きなわたしはとても・・・

あぁ、なんだろう?この言葉に

ならない、この感情・・・

 

♢操真晴人

 

「楯無さん、俺と・・・」

ヤバい、どうしよう。

いざという時に言葉が出ない。

ストレートに言うか。よし!

「俺と付き合ってください。」

と、頭を下げ手を差し出す。

一世一代の告白だった。

すると、「はい。よろしくお願いします///」

という返事が、聞こえたはずなのだか、

「ご、ごめん。今・・・なんて?」

「だから、よろしくお願いしますって。」

「やっっっっったぁぁぁぁ!!」

「でも、条件よ。」

「えっ?」条件?

「私に隠し事は、無しね。」

「あぁ、それじゃ、早速ですが。

まず俺は、操真晴人であり、

元織斑一夏だ。だけど織斑の名は、

もう、捨てた。それでもよかった?」

「うーん。私は残念ながら、

織斑一夏君とは、面識がないの。

だからね、全く問題ないわよ///」

「なら、良かった。それから

魔法使いになった理由と、

こないだ襲われた理由も、

一応話しとくよ。」

俺は楯無さんがゲートであった事。

それから俺が魔法使いになった理由を

その、経緯を話した。

「うんうん。なるほど。

私はその、化け物が中に居て

それを、晴人君が倒してくれたと・・・。」

「あぁ、そんなところだ。」

「その件に、関しては本当に感謝

してる。ありがと、私と、簪ちゃんを

助けてくれて。」

「いいんだ。助けに行ったから

君と、出会う事が出来たんだから。」

「そう///晴人君は、秘密を

言ってくれたのだから、

私も話さないとね。

私は対暗部用暗部「更識」

の当主。楯無は当主が襲名する

名前なの。私の本名は、刀奈。

更識刀奈よ。よろしくね、晴人君。」

「対暗部用暗部・・・」

「ダメ・・・かな?」

「なんかカッコイイ!」

「へっ?」

「あっ、ごめん。ちょっとばかし、

興奮してた。・・・で、俺はどっち

で、呼べばいいの?

楯無さん?それとも、刀奈さん?」

「刀奈で。後、呼び捨ての方が

いい・・・かな。」

「あぁ、わかったよ。刀奈。」

 

♢更識刀奈

 

あぁ、晴人君に、呼び捨てで、

呼んでもらえた。

こんなに嬉しい事は無いわ!

はぁ、でも、これでようやく

晴人君の彼女のになれたわ。

幸せぇ〜〜〜。

 

♢操真晴人

 

刀奈に告白した。次の日。

俺は、金髪縦巻きロールと

銀髪のストレートそれから、

黒髪のポニーテール

に絡まれていた。

「ちょっと、よろしくて?」

「話しがある。」

「すまない、ちょっといいか?」

その声が同時に聞こえた。

「「「ん?」」」

まず金髪の縦巻きロールが

「私が先でしてよ。」

次に銀髪のストレートが

「私の話しが最優先事項だ。」

最後に黒髪のポニーテールが

「すまないが、ここは

譲れないぞ。」

「すまないが、向こうで

やってくれないか?邪魔でしょうがない。

それにもうそろ、チャイム鳴るぞ。」

と、3人が慌てて先に着くのだった。




はい、どうもこんにちは、protoです。
今回は、色々抜けてました。

次回も、頑張りますので応援よろしく
お願いします。


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第12話 イチャイチャ入りまーす

♢操真晴人

 

俺は、授業の前に話しかけられた

事を忘れ、た・・・刀奈とデートに

行こうと思いプランを考えようと、

した時だった。いきなり織斑先生から

名前を呼ばれて、少し慌てた。

「どうした操真、具合でも悪いのか?」

「いえ、大した事ありません。それで、話とは?」

「あぁ、操真、日本政府がお前に

専用機を渡すと言って「すみませんが。」」

と言葉を遮った。

「俺は日本人だが、国籍は無所属の筈なのですが。

それにこれ以上力は、いりませんので。

専用機の件は、断っておいてください。」

と言った。俺にはただでさえ魔法という、

チート級の力があるのにISなど持ってたら

余剰な力となる。余剰な力は、新たな

争いの火種となるだけだからな。

「そうか、政府には、断られた事を伝えておこう。」

「お願いします。」

「さて、授業を始めるぞ。」

そう言い、授業を始めた。

 

昼休みに入り、刀奈と合流し、

学食で一緒にご飯を食べようと

した、その時だった・・・

「すまない、ちょっといいか?」

誰かと思いきや、黒髪のポニーテールか。

織斑一夏の幼馴染だった女子だ。

名を篠ノ之箒という。見た目は、大和撫子と

いうタイプなのだか、性格面が真逆なのだ。

俺は刀奈を見て、

「すまん、か・・・楯無さん、

すぐ戻るから、ちょっと待ってて。」

「うん。でも、なるべく早く

戻ってきてね。」

「わかってる。それじゃ、ちょっと

行ってくるよ。」

そう言い俺は箒のところに向かった。

「それで?彼女との、食事を妨げてまで

話す、要件ってなんだ?」

「いや、操真、お前に聞きたいことがあってな。」

「なんだ、手短にしろ。」

「お前は、織斑一夏じゃないのか?」

「違う!俺は、操真晴人。

織斑一夏などと言う人物じゃない。」

「そ、そうか。すまなかったな。」

「はぁ、全くだ。早く戻らないと。」

俺は盛大なため息をつき、

急いで刀奈の元へ戻った、

「ごめん、お待たせ。」

「うんうん、待ってないよ。

それに君がくるの待つの楽しかったし。」

「そうか、ならよかった。」

そういうと俺は午前中の授業中考えていた

デートへの誘いをはじめた。

「なぁ、今度の休みデートでも行かないか?」

「えっ?デート!?」

「うん。ダメ・・・かな?」

「いえ、行きたいです。いや、

行かせてください。お願いします。」

なんだろ。若干だが卑猥に聞こえてしまった

自分がいた事が恥ずかしい。

「まぁ、デートプランは、俺がやるから、

当日をお楽しみに。」

「うふふ///晴人君、

エスコート 、よろしくね。」

これで、デートへの誘いは、完璧な筈だ。

後はプランだけだな。




はい、どうもprotoです。
今回は箒だけ絡ませました。
次回、多分セシリアを絡ませます。
それでは、バイバイ


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第13話 デート

予告してたとこまで行けませんでした。


♢操真晴人

 

刀奈をデートに誘い、箒に関するデータを

完全に消去しようとした。が・・・

その前に次の厄介ごとを運んできた奴がいた。

金髪の縦巻きロール名前を思い出せない。

「今度こそ、よろしてくて?」

「要件なら、手短に済ませろ!」

「なっ、あなた、私をご存知ないのですか?」

あぁ、こいつあれだ、典型的な女尊男卑に染まった奴だわ。

「悪いが、俺の知り合いにそんな威張り散らしてる

金髪の外国人は、居ないんだよ。」

「私は、イギリス代表候補生で、この学級の

クラス代表のセシリア・オルコットですわ。

覚えておきなさい。」

「どーでも、いいが、早く席に着くのが

身の為だぞ。」

「えっ?」バシィィィィ!と金髪の方を向くと

頭を抑さえていた。その上には出席簿。

「チャイムが鳴っても立ってるとは、

私も舐められたものだな。」

「いえ、別にそんな訳では。」

「よし、選べ。

操真晴人と、決闘か?

それともIS装備で校庭30週か?

おっと、PICが使えるなんて思うなよ。」

「ふっ、ちょうどいいですわ。

操真晴人との決闘を選びますわよ。」

この時俺は某黒の剣士と同じ事を思った。

(うへぇ〜、めんどくせぇ〜)と。

「そういう事だ。操真。

来週月曜の3時間目、オルコットと第一アリーナで、

模擬戦をしてもらう。おっと、拒否権は無いぞ。」

 

「・・・・って事になってさ。」

俺は、部屋で刀奈に事を話した。

「うーん。まぁ、晴人君の腕なら

余裕じゃない。」

「まぁ、ハリケーンじゃないと

飛べないからな。それでハンデにでもするかぁ。」

そうそう今週の日曜、こないだ言ってたデート。

プランは、しっかり立てたから。」

「わかったわ。楽しみにしてるわ。」

「あぁ、楽しみにしててくれ。マイプリンセス。」

と言うと、刀奈が赤くなった。可愛い///

 

さて、デートの日になった。

俺は、しっかり服を選んだ。

もちろん選んだのは、刀奈が

選んでくれたものだかな。

「さて、校門前10:30集合。

現在9:00ちょい過ぎ。早過ぎたな。

まぁ、普通の人ならこれくらいから

待ってるのかな?。」

と、恋愛経験0に等しい俺は、そう思う

のだった。

10:25分に刀奈が現れた。

「待った?」

「いや、今来たとこ。」

という、テンプレ?な会話をして、

目的地に向かった。

因みに移動は、バイク。

まずは、()そ《・》こ《・》からだな。

俺はバイクに刀奈を乗せ、

「しっかり掴まってろよ。」

「うん。わかった。」

そう言いバイクを走らせた。

 

♢更識刀奈

 

私は、晴人君のバイクに乗り、

ある、一軒のお店に着いた。

「ここは?」

私は、そう尋ねると彼は、

「思出堂。パワーストーンとか

売ってる店だよ。」

そう言うと彼は、店の扉を開け

「お久しぶりです。志摩さん。」

「おお。お帰り、晴人。しばらくだったな。」

晴人君は、こっちを向いて、

「こちら、志摩法羽さん。

この店の店主で、俺の命の恩人にして、

俺の親代わり。」

次に、志摩さんの方を向いて、

「こちら更識か・・・楯無さん。

あの相談してた人で、俺の・・・

彼女です。」

「あの、は、初めまして。更識楯無です。」

「こちらこそ初めまして、志摩法羽です。」

なんだろ、物腰の柔らかい人。

きっと、人に好かれやすいんだろうな。

「さて、お昼は、ここで、俺の手料理で・・・

もいいかな?」

「昨日、言われた物なら、買って来てるが。」

「もちろん、晴人君の手料理食べてみたい。」

「OK。なら、調理開始(ショータイム)だ。」

 

それから志摩さんに、パワーストーンの事を

教えてもらいながら、晴人君の手料理の完成を待った。

そして、ついに、

「おまたせ、俺特製ハンバーグステーキ、

さぁ、お上がりよ!」

「「いただきます」」

一口パクリと食べる。

「なにこれ!?まるで魔法みたい。

すごく美味しい。一流レストランも顔負けよ。」

「腕、落ちてないな。流石は、晴人だ。」

すごいペースで食べてしまった。

だって、お、美味しいすぎたんだもん///

「そうだ、晴人。新しい指輪、持って来なさい。

きっと、たすけになるから。」

「おぉ、ありがとう。」

そう言うと晴人に、指輪を、あげていた志摩さんでした。

 

 

 

 

 

 

 




さて、本日も更新が5分位遅れました。
protoです。いやー、0:00更新目標なのですがね。
怠惰なのでしょうか。さて、さてさて、
次こそセシリアとの決闘です。
次回、決闘。
これで決まりだ。


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第14話 決闘までのささやかな時

♢操真晴人

 

俺たちは、思出堂を出発し、

IS学園付近のショッピングモールで

買い物とお茶をしていた。

「さて、だいたい必要な物と

欲しい物は、買えたな。」

「うん。そうだね。そうだ、

ちょっとお茶してこうよ。」

「あぁ、いいけど、その前に

その荷物、俺が持つよ。」

「いや、晴人君も、結構多いし・・・」

「遠慮しなくていいんだぜ。

なんたって俺は、刀奈の彼氏・・・

だからな」

 

このあと、道行く人たち、何か

甘いものでも食べたかのような

感覚にあったそうだ。

 

「じゃあ、お願いしよう・・・かな」

「おう、任せとけ「ちょっと、そこのあなた」」

「ちょっと、そこの。」

と俺を呼びつけたが、無論俺は無視する。

「ねぇ、聞いてるの?そこの

荷物持ってる、男。これも一緒にお願い。」

超上から目線な奴。

「あんた、誰だよ。」

「誰でも、いいでしょ。それより、この

荷物持ってよ。」

と、自分の持ってる荷物を突き出してくる。

「チッ、このアマが。調子乗ってんじゃ

ねぇぞ。この野郎。」

「な、なによ。男の癖に。

あんた、わかってるの?男はISに「じゃあ、

あんたは、専用機でも持ってんのか?

いいか、所詮女が全員偉い訳じゃないんだぞ。」

「な、なによ。警察に通報するわよ。」

このご時世、女尊男卑に染まった奴がおおくて

困る。はぁ、仕方ない。

「刀奈、もう行こう。この埋め合わせは、

予定に無かったが、部屋でやるよ。」

「うん、今日は晴人君に全部任せるからね。」

「さて、じゃあ、荷物は部屋に送るよ。」

 

『コネクト プリーズ』

 

俺は、魔法陣を出し荷物を部屋に送った。

「さて、それじゃ、少し待っててくれ。」

俺は天災に電話をかけ、やりすぎないように

と釘を打っておく。

「さて、刀奈。それじゃ、帰ろっか。」

「うん。」

そう言って俺は、刀奈をバイクの

後ろに乗せ、IS学園へと、向かった。

 

その後、彼女が、どうなったのか、

俺は知らない。

 

IS学園に着き、部屋にもどった。

さて、埋め合わせをしなければな、

「刀奈、目瞑って。」

「うん///」

俺は、刀奈の顔を近づけ始めた時だった。

コンコン。あぁ、もう!なんなんだ、全く。

「はい、どちら様?」

ちょいと、イライラしていた。

「私ですわ。」

金髪縦巻きロールだ。

「なんなんだ、何か用か。」

あぁ、もうイライラする。ほんと

嫌になる。せっかくムードで始めたのに!

「別に、あなたに、ハンデをと

思いまして。」というか、この私が

正直言おう、ウゼェ。

俺は、上から目線な奴が大嫌いなんだよ。

「ハンデなんていらねぇから

早く帰れ!」

「なっ、わかりしたわ。せいぜい

明日、私への暴言を後悔させてあげますわ。」

「よかったな。俺は、丁度、色々頭に来てたんだ。

精々、足掻くんだな、このアマ。」

 

そう言い、刀奈の元へ帰った。

「すまない。それじゃ。気を取り直して。」

刀奈は、再び目を瞑って、

俺は刀奈の唇に自分の唇を重ねた。

刀奈の顔は、茹で上がったみたいに、

赤くなっていた。俺も、ちょっと恥ずかしかった///

これで明日は頑張れそうだ。

 

次の日3時間目

 

IS学園のアリーナのピット。

ここには、山田先生と、織斑先生

そして、刀奈が居た。

「さて、操真君。準備は、よろしいですか?」

「オルコットは、男を見下す傾向がある。

それを、直してしてもらいたい。」

俺に押し付けないでくれ。

「晴人君、君なら勝つって信じてるよ。」

「あぁ、行ってくるよ。刀奈。」

「なぁ、山田先生、ここにコーヒーは、

無いか?濃いブラックが欲しいのだが。」

「織斑先生、私もです。」

 

「さて、そろそろイチャイチャしてないで、

出撃してもらいたいのだが。」

「はい、じゃあ、行ってくる。」

 

「逃げずに来たことを褒めて差し上げますわ。

ところで、あなた、ISは、起動しないのですか?」

「ん?そりゃここから見なきゃ、

つまんないからな。」

 

『ドライバーオン プリーズ』

俺は、ハンドオーサーを操作し、

左手側にする。

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!「変身」

フレイム!プリーズ、

ヒー・ヒー・ヒーヒーヒー!』

 

「さぁ、ショータイムだ。」

 

 

 




こんにちは、protoです。

実は、スマホからこの作品は、
更新されていますが、
画面割れで修理等になるかもしれないので
一応更新出来ないかも
と言っておきます。
出来たらします。
それでは、また今度


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第15話 新たなる力

♢操真晴人

 

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!「変身」

フレイム!プリーズ!

ヒー・ヒー・ヒーヒーヒー!」

 

「さぁショータイムだ。」

 

俺は、今、金髪たて巻きロールを、

前に変身する。

 

「フ、フルスキンですの?」

「これは、そもそもISじゃねぇ。

俺は、ウィザード。最後の希望だ。

さぁ、かかって来い!」

 

「ふん、飛ばないのは、ハンデのつもりですの?

私も舐められたものですわね。

さぁ、踊りなさい、私とブルーティアーズの

奏でるワルツで!」

 

『コネクト プリーズ』

 

俺はウィザーソードガンを

ガンモードで取り出し、

金髪たて巻きロール目掛けて

撃つ。すると弾は、すべて

金髪たて巻きロールに直撃した。

 

「フ、フレキシブルですの!?」

 

「へぇ〜、しっかり魔力でコントロール

してやれば、弾曲がるじゃん。さて、

志摩さんから貰った新しい力使わせて

もらうか。」

俺は右手の指輪を交換しベルトにかざす。

 

『フライト プリーズ』

 

「おぉ、志摩さん。やっぱスゲーや。」

これでハリケーンスタイルじゃなくても飛べる。

俺はウィザーソードガンモードを

ソードモードに変更し金髪に斬りかかる。

「よっと。ハァァァァァ。」

一気に間合いを詰めようとしたが嫌な予感がし、

思い留まる。先に右手の指輪を交換した。

そして、もう一度接近する。すると、

奴のスカートの横からミサイルが

打ち出された。

 

『ディフェンド プリーズ』

 

「ひゅ〜〜。指輪交換しといて正解。

さて、もうつまらないな。とっとと決める。」

俺は再び指輪を交換しベルトにかざす。

 

『バインド プリーズ』

 

火の鎖が金髪の動きを止めた。

 

「さぁ、フィナーレだ!」

 

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

チョーイイネ!キックストライク!サイコー!』

 

俺はフライトウィザードリングの

力を使用した状態で、上空からの

一撃を決めた。

 

♢セシリア・オルコット

 

負けましたわ。この私が・・・

イギリス代表候補生にして。

学年代表である、この私が。

「ありえませんわ。何故このような結果に・・・。」

「自分の怠惰を認めたらどうだ?」

そこには、先ほどまで戦っていた操真晴人が立っていましたわ。

「どういうことですの?私が怠惰?ありえませんわ。」

「そうやって、嫌なことから、

自分の非を認めようとしないから、負けるんだ。

反省しろ、何が良くなかったのか。

何が自分の足を引っ張ったのか。

そして、何から逃げようとしていたのか。

じゃあな、金髪たて巻きロール。」

「金ぱ・・・私の名前はセシリアですわ!!」

♢更識刀奈

 

やっぱり強いわね。

流石私の最後の希望・・・ね。

「か・・・楯無さん、戻ったよ。」

「おかえり、晴人君。」

周りを見たのか呼び方を変えてしまった。

「さて、晩御飯は、何が良い?」

「そうねぇ、晴人君のハンバーグが良いなぁ。」

「よし、わかった。それじゃ、部屋に戻って

準備するよ。」

「あの・・・」

いきなり、山田先生が乱入してきた。

「すみません。操真君のIS

見せて貰って良いですか?」

「えーと、どうしよ、楯無さん。」

「うーん、あれないと魔法使えないのよね。」

「そうだな。仕方ない、怪しまれるから

貸すか。わかりました。でも、明日の朝一番に

返してもらいますよ。」

「は、はい!わかりました。それでは、お預かりします。」

「それじゃ、楯無さん。帰ろっか。」

「うん///」

私たちは、腕を組んで帰った。

 

♢山田真耶

 

はぁ、今日はなんだろう。

口の中に甘いものを、入れた記憶は

無いのですが、すごく苦い物を食べたい

気分です。

「ふぅ、さて、これを織斑先生に

持って行きますか。」

今日はこれの解析をして終わりですね。




さぁ、本日のprotoさんです。
みなさん、刀奈と晴人のイチャイチャ
どうでしょうか?まだまだイチャイチャを
という方は、是非コメント
で言っていただければ激しくしますよ笑笑
それでは、また次回。


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第16話 魔法使いは、リア充です。

♢織斑千冬

操真晴人(織斑一夏)からIS

を借り、解析を始めたのだが、

このベルトには、ISのコア反応がなかったのだ。

ありえん、ISである以上コアは無くてはならない。

もし、コアが無い状態で動いてたのなら、

それは大天災(あいつ)の仕業か、

もしくは・・・

「大変です、晴人君のISが・・・」

「どうした?」

「なっ、無くなりました!」

「ダニィ!!!何処へ行った!?」

 

次の日

「おい、操真、そのベルトどうした?」

と、若干怒鳴りかけていたが急いでいるので仕方ない。

「朝起きたら、部屋の前にありましたよ。

先生が置いたんじゃないんですか?」

「そ、そうかならいい。」

 

♢操真晴人

 

さて、何故俺のベルトがここにあるのか。

先生の言い方からして、先生か持ってきた

わけでは、無い。つまり、なんらかの

要因があり、俺の元へ帰ってきた。ということになる。

それは、さておき俺は刀奈と、アリーナにて訓練をしていた。

「さて、新しい指輪、試させて貰うぜ。」

この前、志摩さんから貰った指輪は、

フライトしか試していない。

あと3つある。

一つはフレイムウィザードリングに似たリング。

もう一つは、それに、対応するリングらしい、

最後に、ウィザードリングでは、今まで見たことない

リング。顔の形は、ロボット?みたいだ。

 

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!「変身」

エラー』

 

「えっ?」

「隙あり、えい!」

「ウワァァァァ」

 

やられた。因みに、フレイムウィザード

リングに似たやつを試していた。

顔の色が赤いのは、志摩さんから

「大事な時に使え。状況次第によって

君は死ぬかもしれない。そんな無責任な

物を渡すのは本当にすまない。」

そう、言い渡されていた。

 

「はぁ、流石刀奈。強いな。」

「いや〜、晴人君の指輪が使えない

っていう隙があったからだよ。

もし使えてたら、負けてたかも。」

幸せだな、この時間。

俺は、また刀奈に目を瞑る様に言った。

(周りから見たらピンク色の雰囲気が

漂っているらしいが。)

でも、速攻でこの前幸せな時間は、無くなるのだった。

ドッゴォォォォォォン。という音が鳴った。

 

「なんだ?」

砂煙が舞っていて状況がわからなかった。

砂煙が晴れた。その時黒いISが居た。

「操真晴人。いや、織斑一夏。私と戦え。」

「断る!と言いたいところだか、刀奈。どうする?」

「いいわよ。相手してあげる。」

「と、言うことなので、さっさと片付ける。」

 

『ドライバーオン プリーズ

シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

フレイムプリーズ!ヒー・ヒー・ヒーヒーヒー!』

「さぁ、ショータイムだ!」

「ふん、貴様ごときこの私と

シュヴァルツェアレーゲンの敵ではない。」

「ふっ、私と霧纏いの淑女(ミステリアス・レイディ)

強さに驚きなさい。」

 

死闘が始まろうとしていた。




そろそろ、晴人君を死なせないとなぁ〜と
思っている作者のprotoです。

本当に晴人君を死なせないとタイトル詐欺に
繋がりますのでそろそろ死なせます。

安心してください。無駄死にでは、ありません、


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第17話 死闘

♢ラウラ・ボーデヴィッヒ

 

私の前には2人、

1人は教官の汚点である織斑一夏、

もう1人は、この学園の生徒会長である

更識楯無。確かに面倒な相手ではあるが、

この私とシュヴァルツェア・レーゲンの敵では無い。

私は、早々に決着(ケリ)をつけるべく織斑一夏を

レールカノンで、撃った。

完璧に決まった、そう思った。

だか、奴は無傷だった。

「な、なぜ!?このシュヴァルツェア・レーゲンの

レールカノンを喰らって無事でいられる筈が・・・」

 

♢操真晴人

 

奴は俺を織斑一夏であると知っていた。

それはつまり、面倒を引き起こす要因にしか

ならない。そんな事を考えていると、

いきなり、肩のカノン砲?で砲撃を開始した。

「ちっ!」

 

俺は急いでハンドオーサーを操作し、

左の指輪を交換し、ベルトにかざした。

『ランド プリーズ

ド・ド・ド・ド・ド・ドン・ドゥン・ド・ド・ドン!』

 

そして、すぐに、右手の指輪を交換、

ハンドオーサーを高速で操作し、

右手の指輪をかざす。

 

『ディフェンド プリーズ』

 

「危なかった。刀奈、無事か?」

俺は刀奈の無事を確認する。

「えぇ、なんとか。」

「さて、どう調理してやろうか?」

俺は再び右手の指輪を交換

ハンドオーサーを左、右、左と操作し、

右手の指輪をベルトにかざす。

 

『コネクト プリーズ』

 

俺は魔法陣からウィザーソードガンを

ガンモードで取り出し、弾を発射する。

弾を魔力でコントロールしつつ、

全弾命中を狙い、戦闘終了を試みたが・・・

「ふっ、どんな攻撃もこのAICの前では無力。」

「刀奈、AICってなんだ?」

「ドイツで開発中の第3世代型能力、

慣性停止能力(アクティブ・イナーシャル・キャンセラー)

ISのPICを発展させたもので、対象を任意に

停止させる事が可能な能力よ。」

「解説ありがと、刀奈。・・・・愛してるよ。」

「私も・・・晴人君のこと、大好きだよ。」

「ええい、やかましい。イチャイチャするな!」

そう言い奴は、またレールカノンをぶっ飛ばして来た。

「ああ、この程度の敵!、なぜうちとれないのだ。」

「「それは、誰かの為に戦ってないからだ(じゃない)!」」

「うるさい、うるさい!」

「いくぞ、刀奈!」

「うん、晴人君!」

「「ハァァァァァ!」」

俺の剣と刀奈の槍が同時に奴を弾き飛ばした。

 

♢ラウラ・ボーデヴィッヒ

 

なんなんだあの連中は、イチャイチャしよって!

戦場だったら真っ先に死ぬタイプだ!

なのに、何故!仕留めれないのだ。

私が弱いから?いや、そうじゃ無い。

[お前は、力を欲するか?]

なんだ、この声は?

[すべてを倒す、最強の力を」

あぁ、奴らを倒せるのならなんでもいい

力を寄越せぇぇぇぇぇ!!!!

 

♢操真晴人

 

なんだ、突然奴のISが動きを止め、

粘土の様にグニャグニャになっていく。

そして、ある一つの形を保ち始めた。

その姿は、世間で最もと言っていいほど

有名な世界最強(ブリュンヒルデ)の姿だった。

 

 




はい、protoです。
更新が遅れて申し訳ない。
リアルでの、用事で疲れてしまいました。

さて、次回魔法使いの死

さぁて、皆さん。
ひとっ走り付き合いたまえ!
それでは、また次回
See you next day
(あってんのかな、これ?)


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第18話 魔法使いの死

♢操真晴人

 

「うわぁぁぁぁぁ!」

俺は刀奈を庇い死んだ。

なぜ、そうなったのか。

それはほんの十数分前に遡る。

 

銀髪の少女(あえて、『美』はつけない。」

のISが姿を変えた。粘土の様に装甲が変形し、

とある女性の姿をとった。それは、世間では、

尊敬されている世界最強(ブリュンヒルデ)そのものだったのだ。

「VTシステム・・・、まさか、そんな事って。」

「刀奈、何か知ってるのか?」

「うん、あのIS。恐らくVTシステム、

正式名称ヴァルキリートレースシステムは、

過去のモンド・グロッソの受賞者の動きを

再現するシステム。聞こえは良いけど、

実際、搭乗者への負担が大きすぎる為に、

システムの、搭載は、もちろん、開発や研究

も禁止されてる、危険なシステム。」

「説明ありがとう、刀奈。

さて、あれは織斑先生・・・か?

だとしたら厄介だ。連携を取りつつ

強攻撃を、仕掛けるぞ!」

「りよーかい、晴人君」

「さぁ、ここからは、

俺(私)たちのショータイムだ(よ)!」

「「ハァァァァァ」」

 

俺は右手の指輪を交換、ベルトにかざす。

 

『バインド プリーズ』

 

織斑先生モドキは、土の鎖で動きを封じられた。

「いまだ!」

俺は右手の指輪を再び交換ベルトにかざす

 

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー、

チョーイイネ!キックストライク!サイコー!』

「ミストルテインの槍!!」

「うぉぉぉぉぉぉぉ!」

「はぁぁぁぉぁぁぁ!」

バキ!という音が聞こえた。

それは奴が土の鎖を引きちぎり

刀奈のISに攻撃した音だった。

刀奈は、先程まで、俺と模擬戦をしていたので

エネルギーが少なかったのだ。

彼女のISが強制解除され、奴に剣を向けられている。

俺はもう考えるのをやめて行動に出た。

走りながら右手の指輪を交換し、

ハンドオーサーを左手側にする。

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

カメンライダー!プリーズ

ライド ライド ライダー』

俺の横には目?は黄色く

体は全体青い仮面ライダーがいた。

それは俺の中に吸い込まれていき、

俺の体のスピードは、どんどん加速する。

やがて刀奈に向けて振られていた刀を

俺はその身で受け止めていた。

そして、俺は死に冒頭へと繋がった。

 

♢更識刀奈

 

晴人君が、私を庇って死んだ。

私の目の前には背中から、出血している

晴人君の姿があった・・・。

脳が思考停止しちゃってるや・・・

私も死ぬのかな・・・

私は、人生最大の絶望に見舞われた。

 

♢操真晴人inアンダーワールド

 

「ここは?」

「久しぶりだな、晴人。」

「お前はドラゴン。」

「また、死んだみたいだな。」

「そうみたいだな。でも、後悔は無い。

好きな人を助けられたんだ。」

「残念だが、まだ死なせんよ。

お前に死なれると俺も消える。」

「まだ、魔力回復してなかったのか?」

「いや、お前のアンダーワールドに

居すぎたせいだ。」

「なんだよ、それ。」

「お前はまだ、守るべきものがある。

再び俺の魔力で蘇らせてやる!が、

その前に、お前が俺の力を使うに相応しいか、

試させてもらうぞ。」

ドラゴンは、俺に向かって炎や、風等を

使い攻撃を始めた。が、そんなの痛く無い!

だってこの力は俺の希望なのだから。

「ふん、耐えたか。合格だ晴人。

俺の力、使うが良い。」

 

俺は目覚めた。刀奈が目に入った。

「ごめん、刀奈。心配かけた。」

「グズッ、その程度じゃ・・グズッ、

済まないんだからね。」

「ごめんな。でも、もう泣くな。

全て終わらせる。ちょっと下がってな。」

「うん///」

俺は右手の指輪を交換、使えなかった

フレイムに似たリングを装着。

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!「変身!」

フレイム ドラゴン ボー!・ボー!・ボーボーボー!』

「さぁ、ショータイムだ!」




みなさんどうも、protoです。
今回刀奈を泣かせてしまった晴人君の
罰はどうしましょうかね(ゲス顔)

さて、ようやくドラゴンの力を使える様になった
晴人君。次回にご期待ください


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第19話 ドラゴンスタイル

♢操真晴人

 

俺は、先程死にドラゴンの魔力で生き返った。

そして、ドラゴンの力を得て、新たな

スタイル、ドラゴンスタイルへと、変身を遂げた。

「さぁ、とっとと、片付ける。」

俺は右手の指輪を交換、ベルトにかざす。

『コネクト プリーズ』

そして、ウィザーソードガンを

ソードモードで取り出す。

再び右手の指輪を交換。

次はウィザーソードガンの握り手(ハンドオーサー)を、

開き、右手の指輪をかざす。

『コピー プリーズ』

ウィザーソードガンで二刀流をする。

奴が動きを出した。大きく刀を振りかぶり

俺めがけて降り下ろすが、二本のウィザーソードガンで

しっかりと受け止めて弾き返す。

「さて、そろそろ決める。」

右手の指輪を交換、ベルトにかざす。

『バインド プリーズ』

火の鎖が奴を拘束する。

その瞬間、俺は、奴の腹周辺を削ぎ、

銀髪を助ける。

「さて、救出成功。フィナーレだ。

刀奈、こいつ頼む。」

「うん。任せておいて。」

右手の指輪をさらに交換。

「今なら使えるはず。」

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

チョーイイネ!スペシャル!サイコー!』

俺の後ろから魔法陣が出現、そこからドラゴンが

出てきて、俺の胴体部分を貫通したと思いきや、

胸の部分にドラゴンの、頭が!

「さぁ、これが本当のフィナーレだ!

はぁぁぁぉぁぁぁ、はぁ!」

ドラゴンの顔から、火炎が、放射され、

動けないISめがけて、クリティカルヒットする。

ISは、停止した。

「ふぃ〜。」

「おい、これはいったい、どういう有様だ!」

「刀奈、大丈夫か?」

「うん、私は平気だよ、晴人君///」

「すまない、俺が不甲斐ないばっかりに

刀奈を、こんな目に合わせてしまった。」

「良いんだよ、晴人君は、悪くない。

この子の、ISに、あんな物搭載してたところが、

悪いんだから。」

「そう言ってもらえるとありがたい。

そうだ、またデートに、いこう。」

「うん、それと、しばらく甘えますからね。」

「えっ?」

「だって、こんだけ心配させたんだもの。

すこし位甘えたっていいよ・・・ね?」

「あぁ、それじゃ、部屋に戻ろっか。」

「ちょっと待て!お前たち、質問に答えろ!」

「あぁ、織斑先生、居たんですか。」

「操真、教師に向かってその態度はなんだ。」

「出てくんのが遅すぎんだよ!」

「!?」

「第一、これは本来搭載しては、いけないシステム

なんだろ!それをドイツで、研究して、こいつが

使ったんだ、教官であり、教師である、あんたらの

責任になるんじゃないのか!」

「全くだ、教師として、この様な状況・・・

って、まだ状況を把握して居ないんだ。

あとで、報告書を書いてもらからな。」

「アリーナの映像でも見て勝手にしてくれ。

刀奈、戻ろっか。」

「うん、晴人君。」

「さて、晩御飯はなにがいい?」

「うーん、じゃあねぇ・・・。」

「|《くっ、一夏。どうして、どうして戻ってきてくれないのだ》」

という声が俺には微かながらに聞こえた。




はい、執筆、投稿いずれもぉ〜
マッハ。ではないprotoです。

さて、もうそろそろ、臨海学校に
入りながら、鈴とシャルを絡ませたいと
おもいます。

それでは、また次回。


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第20話 怪しい影とマッサージ

♢操真晴人

 

俺は、新たな力〈ドラゴンスタイル〉

を、(フレイムだけだが)手に入れた。

その力で、俺は人を2人も救うことができた。

でも、代償として一度死んでしまった。

そして、愛する人を悲しませた。

さぁ、俺はもう自分の罪を数えだぜ。

誰に言ってんだ、俺。

「ちょっと、晴人君。手、止まってるよ。」

「あぁ、すまない。」

「大丈夫、晴人君?」

「ん?なんでもない。ちょっと考え事を・・・」

そうだった、俺は今、刀奈を心配させた

罰として「じゃあ、まずはマッサージお願いね。」

と、いうことだったので、愛する人のために、

全身全霊をかけマッサージをしていた。

「んー。あぁ、気持ちよかった。」

「そりゃ、よかったよ。」

「じゃ、今日のノルマ達成で。」

「ふぃ〜。さて、職員室に呼ばれてるから、

ちょっと行ってくるよ。なるべくすぐ戻って

来るから。」

「うん、待ってる。ずっと待ってる///」

某JCの漫画家物語の中のヒロインっぽい

セリフを言った刀奈に、「行ってきます。」

を言い、「行ってらっしゃい。」という

やり取りをして、職員室に向かった。

 

「失礼します。」

「来たな、操真晴人。さっそくだが、

昨日の件、報告してもらおうか。」

「それより、あのIS使用者どうなった?」

「あぁ、ボーデヴィッヒの事なら、

命にべつじょうはない。」

「そうか、ならいい。」

「それで、昨日の件は・・・」

「あんた、随分とせっかちだな。

何故そんなに急いでいる?」

「べ、別に上から急かされてるとかそん

なんじゃ無いんだからな。」

うわっ、ツンデレだ。キメェ。

ツンデレが似合うのは、俺の彼女(かたな)だけな。

そう実感した瞬間だった。

「つまり、上からさっさと原因調べて、

報告書を提出しろ。ってことだな?」

「え?どうしてそのことを。」

「ここから8行目くらいを見てみろ。」

「操真、メタ発言は、やめろ。」

「とにかく、あんたは、自白してたんだよ。」

「うっ、」

「まぁいい。俺も早く戻りたくてな、

さっさと報告してやる。

まずは第一に生徒会権限で・・・」

俺は一部始終を話した。俺が死んだ

ことを除いて。それまで話すと、

話がややこしくなるからな。

そんな事を考えつつ電話を取り出す。

「あっ、もしもし。「こら、操真。教師の

目の前で・・・」しっ!」

「あっ、すみません。それで、

例の件、報酬は・・・、はっ?

俺の身体データ?何に使うんですか?

まぁいいですけど。とにかくお願いしますよ。

それじゃ。」

「誰からだ操真。」

「あんたの知り合いだよ。」

「それじゃあ、俺はこれで失礼します。」

「あっ、ちょっとまて・・。逃げられたか。」

 

俺は自分の部屋に戻ってきた。

「ただいま、刀奈。」

「お帰りなさい、晴人君。」

 

♢???

 

アタシの名前は、まぁ後回しで・・・

アタシは、今、昔の友人を見つけてしまった。

その友人がまさか唯一ISを動かせる男だとは、

思っていなかった。だって、アタシが、

好きな男の子と名前が違うんだもん。

その友人は、アタシが初めて恋した男だった。

その友人は、恋愛に疎い、いわゆる唐変木だった

はずなのだが、なんだろ、今のナチュラルな

「ただいま」と「お帰りなさい」は。

見間違いという事を検証したい。

その衝動を抑えられず、私は部屋を訪問する事にした。

 

♢???

 

話かけるきっかけがな無く、すこし予定が狂ったけ

どこれでようやくISが動かせる男の生体データが、

取れそうだ。ネタはさっきの()()を、

使えばいい作戦が出来そうだ。




はい、どうもprotoです。
今回で20話という事で読んでくれた
みなさん。ありがとうございます。
これからも読んでいただけたら
幸いです。さて今回とある2人の
フラグを建てました。わかるかな?

さて、次回は、修羅場になりそうな予感。

それでは次回。


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第21話 中国少女はなぜ一夏にこだわるのか

♢操真晴人

 

コンコン。ドアの方からノックする

音が聞こえた。

「刀奈、お客さん来る予定なんてあったか?」

「うーん、無かったはずだけど。」

「いたずら・・・ってわけでは無さそうだな。

仕方ない。はーい、今出まーす。」

そう言い、俺はドアを開ける。

「どちら様です・・・か。」

「一夏・・・一夏なの?」

「すみません。あのーどちら様でしょうか?」

俺はシラを切る事にした。

「アタシ、鈴よ。まさか忘れてないわよね?」

「すみません。どこかで会ったことありましたっけ?」

「一夏!シラを切るつもり!」

「うるさい。」

「えっ?」

「うるさいって言ってんだよ。」

俺はつい怒鳴ってしまった。

「すまん、刀奈。対応頼む。」

「大丈夫、晴人君?」

「あぁ、すこし休めば平気さ。」

「そう。しっかり休んで。」

そう言って俺は部屋に引っ込んだ。

 

凰鈴音(ファンリンイン)俺のセカンド幼馴染だった奴だ。

セカンド幼馴染だとしたらファーストは、

誰だって?前に言ってよな?

覚えてない人の為に言おう。

掃除用具だ。

・・・って俺は誰に言ってんだ?

疲れてるのだろうか・・・。

休んでおこう。

 

♢凰鈴音

 

アタシは、今、一夏の部屋から

出てきた女性と話している。

「えーと、あなた名前は?」

「アタシは、凰鈴音。中国の

代表候補生。よろしく。」

「じゃあ私も。私は2年の

更識楯無。この学園の生徒会長で、

ロシア代表よ。よろしく。」

「あっ、先輩だったんですね。

すみません。」

「いいのよ別に。」

「それで、一夏の事、何か知ってるんですか?」

「残念ながら、私は織斑一夏について、

知らないの。ごめんね、鈴ちゃん。」

「いえ、そうですか。すみません、急に押しかけて。」

 

♢???

 

なるほど、幼馴染が、2人もこの学園に・・・

それよりも明日、あの情報を流せば、

計画通りにいく。あの男のISのデータさえ、

入手できれば、僕は、自由になれる。

 

♢操真晴人

 

俺はベットで、休んでいると

ユニコーンがリングを運んできた。

「おっ、新しい指輪。4つか。

さて、このいかにも、今使っては、いけないの2つ

じゃないのを試すか。」

 

『ドレスアップ プリーズ』

 

俺は何故か紳士服を着ていた。

「おお、いいね。」

その瞬間、ドアがガチャっと開き、

バタッと何かが倒れた音がした。

見てみるとそこには、鼻血を出して、

気絶している刀奈がいた。

「お、おい。刀奈、しっかりしろ!」

「・・・」

「ダメだ完全に気絶してる。」

俺は刀奈をベットに乗せ、看病を始めた。

10分経っても起きなかったので、

ある古典的な方法を試す事にした。

眠っているお姫様を起こすには?

そう、キスだ!そんな安易な考えに至った。

何故か、刀奈が倒れて完全に思考

能力が欠けてしまっているからだ!

俺はそっと、刀奈に口付けをした。

すると、どうだろうか。刀奈が起きたのだ。

「うそぉ〜ん。」

「どうしたの?」

「刀奈、何も覚えてないのか?」

「うん、晴人君が紳士服を着てたシーンから

何も覚えてない。思い出せない。」

「無理に思い出そうとしなくていいんだよ。」

「なら、そうする。」

「それじゃ、もう寝ようか。」

「あぁ、ちょっと待って。最後に。」

「何?」

「さっき届いた指輪。刀奈試すか?」

「いいの?」

「あぁ、もちろん。」

俺は刀奈の右手のエンゲージリングを

外し、先ほどの残った指輪をはめた。

 

『スリープ プリーズ』

 

「あっ、寝る魔法だったのか。」

俺は再び刀奈をベットに乗せ、寝顔を

見てしまったのが間違いだった。

萌えてしまった。俺は刀奈の頬をツンツンして、

自分のベットの上で悶えてしまい、

寝付けそうに無かったので『スリープ プリーズ』

魔法の力で寝た。

 




はい。どうもprotoです。

今回のイチャイチャどうだったでしょうか?
次回には、番外編にでもしますかね。
さて、皆さんのイチャイチャご要望があれば、
コメントしていただければ、採用するかもしれません。
よろしければコメントお願いします。
さて、次回は、ブラックコーヒーを
用意するくらいのイチャイチャにしたいな。

それでは、また次回。


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第22話 逃走中 史上最強の女の子から逃げ切れ

♢操真晴人

 

鈴が部屋を訪れた次の日の朝、事件は発生した。

朝からクラス内が騒がしかったので、

外から聞き耳を立ててみると、

俺と刀奈が、部屋で不純異性交遊を、

しているとの噂じゃないか。

仕方なく俺は教室の扉を開け

「おい、それは一体どう言うことだ!」

「えっ、そ、操真君!?」

「い、一体何のことかな?」

と言った瞬間だった・・・

あのアホが教室にきたのは・・・

「おい、一夏ぁぁぁぁぁ!

あれは一体どう言うことだぁ!」

「「ん?一夏?」」

ほら、2人反応したよ。

1人は掃除用具、

もう1人は中国だ。

(あのアホ教師が・・・)

「晴人!それは一体どう言うことだ!

貴様は、自分は織斑一夏ではないと言って

いたではないか!まさか・・・騙したのか!」

「あぁ、俺は、元織斑一夏。しかし!

俺はその名を捨てた!」

そう宣言した矢先、とある生徒が

「キャ!なにこの写真。」

それを、奪いとるとそこには

俺と刀奈の危ない写真R-18禁レベルの

写真があった。もちろん俺は刀奈と

そんなことしていない。

・・・まぁ、いつか、結婚して、

家庭を持つようになって、

それからなら・・・///

ってアホか俺は!この非常時に。

「操真君、あなた本当に、更識会長と・・・」

「な訳あるか!」

っと、冷静さに欠けているようだが、

これは俗に言うアイコラ、とか言うやつだ。

不自然な・・・とにかく、偽造写真とでも呼ぼうか。

「とにかく!操真君を捉えるのよ!」

と誰かが叫んだのをきっかけに、クラスが団結し

「「「「「「「「「「オーーーー!」」」」」」」」」」

と、気合を入れ俺を追いかけ回してきた。

って言うか、教師であるアホ教師(千冬)までもが

追ってきてるのだ。

「まてー!一夏ぁぁぁぁぁ!」

「待ちなさいよ、一夏!」

掃除用具と中国も参戦してるよ。

とそこに、「操真くん、こっち。」

と誰かに呼ばれて、そっちの方へ逃げ、

何とか撒くことができた。

 

♢シャルロット・デュノア

 

よし、作戦は成功。

あとは、ここで恩を売っておけば・・・

「ふぃ〜。いや〜悪い、助かった。えーと、君は・・・」

「あー、やっぱり。あんまり話す機会も

無かったからね。僕はシャルロット・デュノア。

フランス代表候補生徒だよ。よろしく。」

「あぁ、こちらこそ。」

あぁ、もう少しで僕は自由になれる。

「なぁ、このままだとお前、自由になれねぇぞ。」

「そんな訳ないじゃん。

操真晴人の生体データさえあれば、

僕の自由は保障されて・・・。」

「なるほど、そう言う事か・・・。」

「お前は、フランスのデュノア社の

命令か何かで俺の生体データ・・・

は、ついでにだろう。実際は、

IS学園に、入学してくる、

代表候補生の第3世代ISの

データってとこか。デュノア社は、ヨーロッパの

イグニッション計画から、降ろされて、

第3世代のIS開発が難航してるらしいからな。」

「何で、そんなことまで・・・。」

「普通に考えろ。デュノアって言う会社が、

この世に存在し、IS学園にデュノアという

苗字のやつがいればだいたい予想つくだろう。」

僕はこの男の事を舐めていたのかもしれない・・・




はい、どうもprotoです。
さて、皆さん楽しんで頂けてますか?
さて、次回は、番外編という事で、
本編と関係ない話になりますが・・・
とにかく刀奈と晴人をイチャイチャさせます。
それこそ、僕が書きながらコーヒー、
濃いめの欲しいなと思うくらいには、
頑張りたいと思いますが
ご期待に添えない可能性があります。

それでは、また次回。


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番外編 刀奈と晴人のイチャラブデート(前編)

すみません。前回、重大なミスを犯し
修正を、かけました。シャルファンの皆さん
申し訳ありませんでした。


♢操真晴人

 

「よし!プールに行こう!」

7月某日、俺はプールに行こうと思った。

が、しかしまだプールなど何処も始まってない。

俺の野望は、砕けたかに見えた。が、

「うん、行こう行こう!」と、刀奈が

すっごく乗り気なのだ。

「でも、よくよく考えてみれば、何処もやってなくない?」

「ふっふっふ。更識の力見せてあげるわ。」

なんか、やりそうでなんとなく怖いぜ。

でもな、俺の彼女(かたな)は、可愛いんだよ、ちくしょう!

「あっ、もしもし。私です。楯無です。どうも、

ご無沙汰です。それで、今週の日曜、ちょっと貸切に

して、開けてもらえませんか?えっ?いいんですか?

ありがとうございます。それでは。

さて、晴人君!土曜日は、水着買いに行くわよ!」

「お、おー!」

「どうしたの?晴人君、行きたがってたじゃない?」

「いや、更識って凄い組織だって事、

改めて実感してたんだよ。」

 

そんな訳で土曜日。

俺たちは、ショッピングモールで

水着を買っていた。そんな時だった。

「ちょっと、そこのあなた。」

あぁ、メンドクセェの来たな。

「なぁ、か・・・楯無。どんな水着買おっか?」

「晴人君に、任せてもいい///?」

「あぁ、わかった。うーんと、それじゃあ・・・。」

俺は水着屋をぐるりと回り、ピンと来たのを

刀奈に見せた。因みに選んだのは、

水着のビキニだが・・・問題ないな。

「うん、可愛いい。いいの選んだね。」

「お気に召したようで・・・

それじゃ、会計してくるから。」

「うん、ここで待ってるね///」

あっ、自分のは、赤と黒の海パンを一緒に選んでます。

「ちょっと、そこのあなた。私のもついでに払ってよ。」

あぁ、どいつもこいつも。

俺は、携帯電話を取り出し、電話をかける。

「あっ、もしもし。この状況、見てますよね。

今回は見なかった事にするのでやっちゃって結構です。」

 

「ありがとうございました。」

俺は自分達の会計を済ませ、足早に店を出た。

するとだ、刀奈がナンパされてました。

はい、地獄に落ちた。

「テメェら、さっきからずっと、

邪魔ばっしやがって。」

「アァン!誰だ、テメェ。」

「ボスとっととやっちゃいましょう。」

「そうですぜ、アニキ。」

こいつら統率取れてねぇな。」

「俺か?俺はなぁ、その娘の彼氏だよ。

文句あっか?」

「いや、テメェぶっ飛ばして、

俺がこの娘頂くだ・・・」

言葉は途中で切れた。何故なら刀奈が

引っ叩いたからだ。

「な、何すんだテメェ。」

「あなた達こそ何様のつもりよ!私の彼氏に

向かって!いい事、教えてあげるわ。

私は、更識楯無。IS学園生徒会長よ!」

「因みに、生徒会長は、学園最強を意味する。」

と俺が補足する。奴らビビって逃げたわ。

「いやー、ごめん。俺が付いていながら。」

「いいの、あぁいうナンパ野郎は懲らしめた方が。」

俺は、そっと手を握り、ポッキーを

食べたいとの事だったので買って部屋に帰った。

 

さて、部屋に戻って来たらそうそう、

刀奈が「ポッキーゲームやろう!」

と、言って来た。買った理由それかよ!

「あ、あぁいいけど。」

といい、刀奈は、チョコ側から。

俺はクッキー?側から食べ始めた。

サクサクと食べ続け、ついに口が付いた。

お互いに、ちょっと気恥ずかしい気もしたが、

それ以上に、愛が深まった気がする。

口を離すと、ちょっとだけ、糸を引いていた。

なんか、卑猥だな。これR-15なのに・・・。

その後、刀奈からの要望で、うしろから抱きついて

欲しいとの事、つまり・・・あすなろ抱きという奴を

して欲しいらしいのでしてあげた。因みにそのまま

濃厚な口づけを体感2時間、実際10分位していた。

本当に刀奈が、とにかく可愛いかった///




はいprotoです。

今回は前編。
という事でいかがだったでしょうか。
因みに書いてて口の中あまくなりませんでした。
アイス食べてたんで

それではまた次回。


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番外編 刀奈と晴人のイチャラブデート(後編)

この話は後編です。
前編をまだお読みで無い方は
そちらからお読みください


♢更識刀奈

 

晴人君の要望でプールに行く事になった。

因みに現在、プールに向かってバイクデートナウ!

 

「着いたな。凄いなこのプール。」

「でしよ、でしよ。」

「楯無様、ようこそ。」

「あっ、管理人さん。

すみません、我儘言って。」

割と年を取ったおばあちゃんなのだか

まだ、40代後半でも通じるかもしれないレベルだ。

「いいんですよ。はて、そちらの方は?」

「IS学園一年の操真晴人です。

どうぞよろしく。」

「あぁ、男性操縦者のようこそ。

それでは、楯無様、晴人様。

好きなだけお遊びください。」

 

♢操真晴人

俺達は更衣室に行き着替えて、

プールに入る前の準備運動をしていた。

「さて、そろそろ行くか。」

「うん。じゃあまずは、

あの、ウォータースライダーから乗りましょ!」

「あぁ、じゃ楽しみますか。おぉ、結構高いな。」

俺は刀奈の後ろから抱きしめ、ウォータースライダー

から、滑っていた。途中で事件?があった。

いきなり急になった為、俺がバランスを崩し刀奈の

胸を・・・揉んじゃいました。てへ。

刀奈は、慣れてたらしくて(ウォータースライダーに)

バランスを崩さなかったようだ。あぁ、どうか軽蔑

されませんように。しかし、心配無用だった。

「刀奈、ごめん。」

「いいよ、その、えーと、

・・・晴人君だったら、別に言ってくれれば

その・・・・///。」

 

「ところで、刀奈。どうして貸切に

したんだ。」

「それは晴人君の、顔に【刀奈の

水着姿を誰にも見せたく無い。俺だけの物にしたい。

独り占めしたい。】って書いてあったからだよ。」

「うっ!」あってるので否定できない。

「確かに、プールの方が雰囲気でるけど、

別に晴人君になら、部屋でも見せてあげるわ///」

あぁ、可愛いい。俺もう死んでもいいかも。

そんな幸せは、一気に崩れた。

バリン!とガラスの割れる音がした。

次に悲鳴が聞こえた。

「なんだ?刀奈、様子を見てきてくれ。

俺は念のため、ドライバーを、取ってくる。」

「うん、わかったわ。」

「くれぐれも、無茶するなよ。」

 

♢更識刀奈

 

悲鳴のあった方へ向かうと、

そこには管理人さんが腰を抜かしていた。

その視線を追うと、ファントムが居た。

 

♢操真晴人

 

俺は嫌な予感がしたので、

急いでウィザードライバーを回収し、

悲鳴のあった方へ向かった。

そこには、ファントムの姿、そして、ファントムが

自己紹介を、始めた。

「俺はリザードマン。さぁ、ゲートよ。

絶望して、新たなファントムを生み出せ!」

「そうは、させない。」

「ゆ、指輪の魔法使い!」

「さぁて、俺は今虫の居所が悪くてな。

手加減なんぞ期待するなよ!」

『ドライバーオン プリーズ

シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!「変身!」

フレイム ドラゴン!ボー・ボー・ボーボーボー!」

「さぁて、お前はショータイムじゃない。

ジャッチメントタイムだ!」

 

『コネクト プリーズ』

俺はウィザーソードガンをソードモードで

取り出し『コピー プリーズ』で、

二刀流状態にして、更に

『バインド プリーズ』

奴を拘束し「はっ!やぁぁぁぁぁ、はぁ!」

滅多斬りにする。

「どいつも、こいつも、デートの邪魔ばかりしやがって。」

前回は人間だったから、こんな事できなかったが

今回はファントムなので遠慮なく叩ける、そういうわけだ

「さぁ、フィナーレだ!」

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

チョーイイネ!スペシャル!サイコー!』

胴体にドラゴンの頭を装備し、

火炎弾で、奴を上空に飛ばし、

フィナーレを、決めた。

「ふぃ〜、ありゃ、管理人さん

気絶してるのか。」

 

そんな事もありましたが、最終的に

2人っきりのプールを満喫しました




どうも!皆さん。protoです。

今回はデート後編という事で、
いかがだったでしょうか?
楽しんでいただけた方
濃いめのブラックコーヒーが
欲しくなった方が居ましたら
ぜひコメントいただけたらと思います。

それでは、また次回


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第23話 最後の希望を掴みとれ

♢操真晴人

 

俺はシャルロット・デュノアなる

人物と一緒にいる。

「さて、フランス代表候補生の

シャルロット・デュノア。

恐らく、今回の騒動の原因と

なった写真、作ったのあんただろ?」

「う、うん。」

随分としょぼ〜んとした返事だった。

「さて、これからどうする?」

「え?どうもこうも、どうせ

僕はフランスに強制送還されて、

よくて牢獄行きだろうからね。」

「ほぉ、諦めるのか。逃げ出すのか?

なら、好きにしろ。・・・・・・・・

だか!忘れるな。自分の近くには、

最後の希望がある事を・・・。

それじゃ、俺はこの件を報告してくる。

後は、自分でどうにかしろ。」

「待って!もし、君が最後の希望

だとしたら・・・。」

「だとしたら?」

「僕の最後の希望になってくれるの?」

泣きながら・・・か。これは、嘘かもしれない。

女の子が泣いたら助けるのが男と言う人もいる。

まぁ、刀奈に泣かれたら全力でやりますけどね。

「まぁ、ちょっと待て。やるにしても

時間が掛かる。今は、まだバレてないようにしろ。」

「うん。」

「さてと。そしたら、本職として、

動いてもらいますか。その前に

あれ、何とかしないとな。」

右手の指輪を取り替え、ベルトにかざす。

『バインド プリーズ』

俺は鎖を横に張り、女子の大群を抑えた。

「おい、これは誤解だ!確かに

楯無とは、付き合ってるがな!」

と言うと、ショックを受けたのだろうか。

その場にフニャ〜となり座り込んだ。

例によっては、アホ教師までもがだ。

 

そんな訳で俺は部屋に戻り、刀奈に例の件を相談した。

「うん、いいよ。晴人君の頼みだし、それに

デュノア社は、ちょいと私の癇に障ったわ。」

「刀奈、顔。」

「ん?顔?」

「わる〜い顔してるよ。刀奈、もっと

笑ってよ。その方が一万倍かわいいから。」

「も、もう!晴人君///」

いや、悪い顔してる刀奈も可愛いんだよ。

といきなりドンドン!とノックが聞こえた。

「また誰か来たな。ちょっと出てくるよ。」

「うん、行ってらっしゃい。」

「はーい、どちら様ですか?」

「一夏!貴様はわたしの心を弄んだ!」

悪役じみたセリフを吐いたのは、掃除用具だ。

「別に騙してなんかないし、弄んだ覚えもない。」

「ふざけるな!」

と、どこからともなく木刀を取り出し、

俺に襲いかかって来た。

「刀奈、部屋の奥へ!」

『バインド プリーズ』

掃除用具を鎖で捕縛したつもりだったのだが、

なんと!奴は鎖を引きちぎって。人間相手で

魔力を抑えたとはいえ、魔法の鎖を引きちぎるとは、

細胞単位で人間離れしてる姉を持つだけのことはあるようだ。

「仕方ないか・・・。刀奈、すまん。

ちょっと協力してくれ!」

「ど、どうすればいいの?」

「何、ちょっとした、共同作業だ!

俺が強めのバインドで拘束するから、

この指輪を右手にはめてくれ!」

と俺は指輪を投げ渡す。

「でも、晴人君1人でも、出来るんじゃ・・・」

「俺は刀奈以外の手に、それが例え右手てあっても、

指輪を付けたくないんだ!だから頼む!」

「晴人君//////わかった!任せて。」

そんの会話の中俺はただひたすら木刀を

いなし続けた。そろそろヤバいので、

「よし、それじゃ、行くぞ!」

 

『バインド プリーズ』

 

「ふん、その程度の鎖で、私を拘束できると、

思うなよ!くっ、あれ引きちぎれない!」

「今だ!」「うん。」

スチャ、っと指輪をはめる音が聞こえたので、

その手をベルトにかざさせる。

 

『スリープ プリーズ』

 

掃除用具は、寝た。

織斑先生にこの事を報告。

掃除用具は、しばらくの謹慎処分となった。

 




はい、どうもprotoです。

さて、今回は掃除用具の暴走でした。

そろそろラウラを復帰させますかね。

それではまた次回。


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第24話 復活のL

♢操真晴人

 

あのアイコラ写真事件から2日。

ISの原因不明の暴走に巻き込まれた

ことになっていた銀髪が復帰する

との事だ。あのアホ教師め、

直前まで教えんとは、

・・・・いや、別に教えなくても

問題無いのか。

そんなことを考えていると、

とうとう痺れを切らしたのか

掃除用具が、木刀を取り出した。

痺れを切らした理由?

あれだよ、謹慎中で

授業以外監視が付いてたからな。

あれから2日しか経ってないのに

監視が外れた理由として、

やはり大天災が関わっているのだろう。

何は、ともあれ教室で木刀を振り回し、

俺に襲いかかろうとした時だった。

本当なら避けるか、バインドで拘束するか、

ディフェンドで防ぐのだか・・・

今回は楽できそうだ。銀髪がISを展開し、

AICとやらで、木刀を止めていた。

「お・・・操真晴人。これは

借りを返しただけなんだからな。

べ、別にお前が好きだからとか

そんなんじゃ無いんだからな。」

あ、はい。すみません。

俺の事は、諦めてください。

その流れでキスしようとしたので

「チッ、結局使うのかよ。」

『ディフェンド プリーズ』

銀髪が、本当にしそうなので

魔法陣で遮った。

「な、なぜだ!?わ、私のファースト

キスが・・・魔法陣と・・・、

いや、嫁が出した魔法陣なら、

キスした事に・・・。」

「ならん!第一何?嫁って?」

「うむ、私の部下が、

[日本では気に入った相手を

自分の嫁にするという風習があります。]

・・・と、言っていたのでな。

故に、お前は私の嫁にする!

決定事「いや、すまん。」ん?なんだ?」

「いや俺は、男だからそもそも

嫁じゃなくて婿だし。

それに、俺・・・フィアンセ居るし。」

そう言うと銀髪は、絶望に浸っていた。

しかし、持ち前のポジティブさで、

すぐに立ち直るのだが、

「ボーデヴィッヒ、お前はチャイムが

聞こえんのか?」

と、出席簿アタックを決められるのだった。

 

「さて、そろそろ臨海学校の時期だ。

水着等の忘れ物を、しないように。

それでは、授業に入る。」

そうか、この学校、臨海学校なんてあるのか。

でもなぁ〜、刀奈と行けないんだったら

意味ねぇなぁ〜。どうにか休めないかな。

う〜ん。

「ほぅ、操真。私の授業中に

考え事か?なかなか度胸があるじゃ無いか。」

バシィィィィンと良い音て

出席簿アタックが決まるはずだったが

『ディフェンド プリーズ』

「ほぅ、更にISを無断で使用するとは

・・・よほど死にたいらしいな。」

「先生、これそもそもISじゃ無いですし、

俺の力ですので使用許可必要ないですよ。

それと、あなたは、権力の不当行使で

理事長に訴えるぞ。ちゃんと仕事したらどうです?」

「う、別に問題なかろう。」

 

そんなこんなで本日の授業が、

終了し、俺は生徒会室に向かっていた。

今日は、刀奈が戻って来るのが遅いらしいので、

なんなら見学してみよっかと言ったら。

「うん、ぜひ来て。」と言われたので

向かっている。

 

「失礼しまーす。か・・・楯無居ますか?」

「晴人君、いらっしゃい。ちょっと待ってて、

この書類の束だけ片付けちゃうから。」

「あぁ、ところで、こちらの方は?」

「初めまして、布仏虚(のほとけうつほ)です。

以後お見知り置きを。」

「あぁ、操真晴人だ。よろしく。」

「さて、もうちょっと。・・・・・・

よし、終わったぁ〜。」

「お疲れ、楯無。」

「良いわよ、ここならいつも通りで。

因みに、虚ちゃんは、更識のメイド。

晴人君のクラスに布仏本音(のほとけほんね)

っていると思うんだけど、その子も

うちのメイド。」

「あぁ、多分だけどのほほぉ〜んと

してる子の事か?あのゆるキャラぽい。」

「うん、その子。」

あぁ、あの子か。なんか雰囲気が

独特で一番覚えやすかったんだよな。

「まぁ、とりあえず、紅茶でも

淹れるよ。虚さん。ちょっとお借りします。」

そう言って俺は紅茶を淹れてきた。

「はい、刀奈。虚さんもどうぞ。」

「ありがとう、晴人君。」

「それでは、お言葉に甘えて。

いただきます。」

「「美味しい。」」

「そりゃ、よかった。」

「うーん、虚ちゃんのも美味しいんだけど、

なんだろ、なんかうーん、あぁ、表現出来ない。」

「私も、何も言えないほど美味しいです。」

「さて、刀奈。何かする事ある?」

「それじゃ、肩もみお願い///」

「あぁ、わかったわ。」

「虚ちゃん、お疲れ様。

今日はもどっていいよ。」

「畏まりました。それでは失礼します。」

俺は刀奈の方を見るとイタズラに

唇を向けてきた。仕方ないので、

濃厚なのを一発お見舞いしてあげた。

すると、とても満足そうな顔しながら、

残りの仕事を始めた。

 

十数分後

「あぁ、疲れたなぁ。」

「本当にお疲れ。」

「晴人君・・・思いっきりハグして。」

上目遣いは、反則だろ。俺は思いっきり

ハグした。力一杯、何処へも行かせない

位気持ちを込めて。俺は愛する人を抱きしめた。




はい、どうもprotoです。

今回はラウラ復帰をさせました。
デュノア社は、そのうち潰します。
ご意見、ご要望等ありましたら、
コメント欄にて言っていただけたら、
できる限りではありますが
改善したい所存であります。

また、昨日よりトップギアな
インフィニットストラトスの投稿を開始しました。
あまり更新頻度は高くないですが
よろしくお願いします。

それではまた次回。


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第25話 模擬戦と亡国機業

♢操真晴人

 

ここはIS学園。女子ばかり集まる

まぁ、女子校というやつだ。

まぁ、今更どうでもいいんだよ。

なんでこんな事言うのかって?

もうすぐ臨海学校だからだよ。

はぁ、ガチで行きたくない。

だってさぁ、刀奈いないんだぜ。

行く意味ねぇもん。

はぁ、

「あのー、晴人さん?」

ん?誰だ?

俺は声のした方を向くと金髪がいた。

縦巻きロールの方だ。

「ん?何?」

「えーと、今日、模擬戦の相手に

なっていただけませんか?」

俺は断ろうと思っていたのだが、

「いいわねぇ。」

「か・・・楯無!?」

「晴人君、やってきなよ。」

「楯無がそう言うのなら。

いいぜ、受けて立つ。」

「それでは、放課後。

第3アリーナでおまちしてますわ。」

と、ルンルン気分で金髪が戻っていった。

(で、刀奈は、なんでこんなところに?)

(亡国機業が臨海学校を狙って・・・。)

「え?ファントムタ・・ムグムグ。」

(声が大きい)。」

(すまん。で、この事先生方には?)。」

(もちろん、内緒よ。)

(面倒な事になりそうだな。)

ますます、行く気失せたな。

(それで、警備として私も行くからね。)

「え?マジで!」

「どうしたの?」

と、いきなり大声を、出したので、

びっくりしたのか話しかけてきた。

「ファントムとかなんとかって・・・。」

「えーと、ほら、あれだよ。

お、オペラ座の怪人の話だよ。」

「ふーん、そうなんだ。」

 

ってな事もあったが現在、第3アリーナ。

「それでは、おねがしますわ。

晴人さん。」

「さぁて、今日は・・・そうだ!

()()使ってみるか。」

 

『ドライバーオン プリーズ

シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

ハリケーン ドラゴン!ビュー・ビュー

・ビュービュービュビュー!』

 

「さぁショータイムだ。」

「さぁ踊りなさい。わたくしとブルーティアーズの

奏でるワルツで!」

互いに決めゼリフを叫び、

模擬戦を開始する。

俺は現在、ハリケーンドラゴンスタイルに変身し、

このスタイルのスペシャルを試す事にした。

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

チョーイイネ!スペシャル!サイコー!』

この魔法はドラゴンの翼を使える様になるみたいだ。

『コネクト プリーズ』

俺はウィザーソードガンを取り出し、

『コピー プリーズ』

二刀流状態へ。

二刀のウィザーソードガンを

逆手で持ち、ハリケーンと、言う感じで

回転しながらセシリアに斬りかかる。

が、残念ながら、簡単にはいかなかった。

そういや、前回は、瞬殺だったからかな?

BT兵器見れなかったんだよ。

よっ!そんな訳でだ。今はBTに囲まれてる。

そうだ!このスタイル限定の指輪を試そう。

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

チョーイイネ!サンダー!サイコー!」

「魔法陣から、雷か。いい指輪だ。」

BTを全部落として、金髪にダメージを

負わせたら、模擬戦終了だった。

 

「お疲れ様、晴人君。」

「あぁ、なんて事なかったよ。」

「さぁ、部屋に戻りましょう。」

「あぁ、今日は何する?」

「王様ゲーム。」

「2人しか居ないぞ。」

「あ、それもそっか。」

「「あはは。」」

 

♢セシリア・オルコット

 

模擬戦終了後。わたくしは、

お礼をと思い逆ピットに向かってました。

足りなかったもの、怠惰・・・

何かわかってきた様な気がするのです。

とそこで、彼が出てきました。

「晴人さ・・・ん。」

噂は本当だった様です。

すごくイチャイチャしてました。

念の為持っていた、コーヒーを飲みながら、

私は更識先輩に嫉妬するのでした。




protoでーす。
どうも、いやー。気づけばもう12月、
街中はリア充の巣となる季節。
故にクリスマス会(回)をやらねば!
(使命感!)
さて、それではまた次回。


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第26話 フェニックス

♢織斑千冬

 

さて、そろそろ臨海学校の時期を

迎えてる。そんな時だった。

「織斑先生。少しよろしいでしょうか?」

「ん?あぁ、操真に更識姉か。

なんだ?どうかしたのか?」

「えぇ、ちょっと臨海学校について。」

「あまり聞かれない方がいい内容なのか?」

「そうですね。むやみやたらと言わない方がいいかと。」

「なら、寮長室へ来い。」

「ええ、そうさせてもらいます。」

それから私は亡国機業が臨海学校を狙っている

という事を知った。故に、私は更識の

同行を許可した。

 

次の日

「さて、もうすぐ臨海学校だ!

確認しておきたい事などあれば

今、質問を受け付ける。そして、

今回は少しばかり特殊で、会長の更識が付いてくる。

で、何か質問や、確認したい事がある奴は居るか?」

「「「はい!」」」

「な、なんだ?」

「コーヒーメーカーを持参したいのです。」

「私も、コーヒーメーカーを持参したいです。」

「私もです!」

「みんな、揃ってどうした?」

と操真が疑問に思ってるようだな。

全く、無自覚でやっているからたちが悪い。

「コーヒーメーカーに関しては

自己責任で好きにしろ!それでは授業に入る。」

 

♢操真晴人

 

さてさて、刀奈が付いてくるなら・・・

でも、立場上、警備みたいなものだからな。

まぁ、部屋くらいどうにかなるだろう。

さて、話は変わるが亡国機業(ファントムタスク)について

少しばかり説明しよう。

亡国機業・・・まぁ、裏の組織で、モンド・グロッソで

俺を誘拐した張本人。

まぁ、そんなところしかわかってないんだがな。

(ん?クラーケン。どうした?)

イエロークラーケン。俺の使い魔の一体。

前回はユニコーンだったな。袋を持っていた。

回収しようとしたが、バレたら面倒臭いな。

はぁ、授業中じゃなければな。仕方なく、

消しゴムを落とし、自然に見えるように回収した。

袋の中身は新しい指輪。ウォーターに似た

リング。おそらくドラゴンスタイルの指輪だろう。

そして、それに対応する指輪だろう。

さらに、ランドに似た指輪。これも

ドラゴンスタイルのだろうな。

そして、それに対応する指輪。

計4つってところか。

(クラーケン、ありがとな。)

 

♢???

 

俺の名はフェニックス。

不死鳥のファントムだ。

俺は戦いを求めている。

より強い者との・・・

俺を満足させられるような奴を・・・

 

♢更識刀奈

 

もっと晴人君の力になりたいな。

そんな事を考えていた。

そんな時だった。ふと思い出した事があった。

更識の屋敷の別館地下に危険だから入るなと、

言われた事がある部屋があったな。

まぁ、探検に行ったんだけど・・・

その時4つの台座があったんだよなぁ。

今思えば、紋章(丸と四角と逆三角形とひし形?

だったかな。)が彫られていたんだ。

そう、ウィザードの顔の形みたいだった・・・。

 




さて、フェニックスをなんとか出して、
ドラゴタイマーのフラグを強引に回収させたprotoです。

さて、亡国企業のおかげで
刀奈を同行をさせる事が出来ました。
さてさて、どんな臨海学校になるのでしょうか。

それではまた次回。


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第27話 臨海学校前日の暴走

♢操真晴人

 

明日から、臨海学校・・・と言う名の校外実習だ。

別に嫌な気はしない。正確には、今はしてない。

なんせ、警備・・・と言うかなんと言うか。

まぁ、堅苦しい名目上ではあるが、

刀奈もくるのなら嫌な気が起こるわけもない。

実際、俺が臨海学校に行きたくなかったのは、

刀奈が、いないからだからな。

そんな訳で、何かとアホ教師にこき使われた

ので、帰りが遅くなった。故に!現在部屋の前である。

「ただいま、刀奈。」

「お帰りなさい。ご飯にします?

お風呂にします?それとも・・・わ・た・し?」

うん、わかっててやってるんだろうな。

しかも、裸エプロン。だがな、いいかお前ら!

俺は、刀奈が可愛いから許すぜ!

「それじゃあ、か・た・な。」

「え///」

「え///、じゃないでしょ。

自分で聞いたんじゃないか。」

「う、うん。そ、そうよね///」

「俺は刀奈がしたいならいつでもしてあげるよ。

と、今すぐ言いたいところだけど・・・」

と、俺はドアの方へ進み、ドン!

と、勢いよくドアを開け放った。

「人の部屋の前で何してんだ!」

そこには、アホ教師こと

織斑千冬。掃除用具こと

篠ノ之箒。金髪縦ロールこと、

セシリア・オルコット。

銀髪ストレートこと、

ラウラ・ボーデヴィッヒ

がドアにへばり付く様に居た。

そして、少し離れたところに

シャルロット・デュノア。

 

♢織斑千冬

 

あいつらが、普段からイチャイチャ

していると言う情報を入手し、部屋の前で

張り込みを2週間前から開始した。

もし、不純異性交友しているのなら、

奴から一夏を取り戻せると踏んだからだ。

今日は、張り込みの前に帰りの時間を

遅くさせるため、少々こき使った。

弟を取り戻す為とは言え、胸が痛い。

張り込みを開始する前に問題が発生した。

一夏が、部屋に入った途端何処からともなく

女子どもがドアにへばり付居ているではないか。

しかも、驚いている。

「ええい、こうなったら。」

私も彼女たちと同じ様にドアにへばり付いた。

そして、現在に至る。

 

♢シャルロット・デュノア

 

私は、例の件。晴人が僕の

最後の希望になってくれる件について

話をしに来た。だけど、何故か部屋の前には

織斑先生達がドアにへばり付いている。

そして、ドアが、開け放たれ、

先生方は、顔が青ざめている。

そして、急に・・・意識が・とお・・・

のい・・・・て・・・。

 

♢操真晴人

 

俺と刀奈の特別な時間を邪魔しに来た奴らを

粛清する為、俺は少しばかり心が痛い。

 

『バインド プリーズ』

 

かなり強めのバインドを使い、奴らを拘束する。

その後、掃除用具と同じ様に、スリープで眠らせ、

全員を部屋にバインドしたまま入れる。

 

「さて、刀奈。こいつらどうする?」

「うーん、そうねぇ。あっ、そうだ。」

「ん?何かいい案ある?」

と刀奈は、手招きをした。

可愛い。死ぬ!死ぬほど可愛い。

「そっか、それは良さそうだ。」

俺は多分凄く悪い顔をしているのだろう。そんな訳で、

「えーと、ポッキー残ってたかな?・・・おっ、あったあった。」

「さて、レディースアンドジェントルマン。

って、ジェントルマンは、いないのか。テヘッ。」

うん、この場に男は俺1人。

でも、「テヘッ」は可愛い。

「ん、ん。これより晴人君と

私のポッキーゲームを開始します。

「「イェーーーイ!!」」

俺と刀奈だけが盛り上がるが

それでいいのだ。

「それじゃあ、ゲームスタート。」

俺は前回はチョコ側からだったので、

今回はクッキー側からだ。

そんな訳で段々と近づき・・・、

そして、キスの状態になった。しかし!ここからが本番。

そこからたっぷり5分間、

濃厚キスを見せつける様に楽しみました。その後、

追い討ちをかけるかの様に手を組んで、みんなの周りを

そのあと、手を恋人握りの状態で、もう一周回り、

確実に彼女たちにトドメを刺しました。

すると、専用機持ち達はISを使用しようと

しました。目の前に教師がいるのに。

だが、そのアホ教師は、

「やれ、やってしまえ!」

と言ったのです。まぁ、録音してたので、

「せんせ!これを校長にでも、

聞かせればどうなりますかね?」

「狙いはなんだ。」

「じゃあ、明日の臨海学校の部屋は

刀奈と一緒の部屋で・・・アー、

気絶しちゃったか。」

超威圧したせいか、刀奈以外の全員が気絶した。

 

そして、ベットに上で避難させていた

シャルロットに関してはもうすぐ準備は、

終わる。恐らく臨海学校中に、

証拠は出揃うだろう。それまでの辛抱だ。

と、言い部屋にラウラを連れて帰ってもらった。

 

その後、彼女たちは、職員室の前で発見された様だ。




はい、臨海学校まで、もうそろそろな
protoです,

今回は全員の前でイチャイチャさせました。
因みに本編では書かなかったことですが、

セ(口の中が、甘ったるいですわ。)
箒(なんなんだ。この異常な口の甘さは!)
ラ(私の嫁とあの様な事を・・・!)
千(う、警戒して無かった訳では
ないが、コーヒーを忘れた。)

となっていた様です。
それではまた次回。お楽しみに


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第28話 ファントム達の前日譚

何故か消えてたので再アップです。


亡国機業(ファントムタスク)

 

明日からIS学園の臨海学校が始まる。

目的は2日目。()()の奪取の為の下準備。

そして、私達の真の目的を果たす為。

()にも、健闘を祈らないとね。

全ての準備は、整いつつある。

イギリスのBT試作機の奪取計画も

順調に進んでいる。

私達の勝利は近い。

 

♢フェニックス

 

俺たちファントムは、あまり行動できないでいる。

数が減ってきているのだ。だけど、そろそろ、

我慢の限界だ。暴れたくてしょうがねぇ!

「フェニックス、何処へ行くの?」

チッ、メンドーな奴に見つかったな。

奴はメデューサ。俺と同じファントムだが、

ワイズマンと言う奴に忠誠を誓っている。

「けっ、俺の勝手だろ。」

「くれぐれも、勝手な行動は謹んで。

迂闊に行動するな。それが現在(いま)のワイズマンの意志。」

「あー、わーったよ。」

「フン、全く手を掛けさせないで。」

あー!もう、ムシャクシャすんぜ。

 

♢操真晴人

 

さて、アホども全員のスリープ、

及び職員室前への連行完了。

「さて、刀奈。」

「ん?何、晴人君?」

「シャルの件だが・・・。」

「あぁ、それなら、更識の

情報収集力を使えば、もうそろそろ

完璧な証拠が・・・っと、言ったそばから。」

と、タイミングを計っていた様に、

刀奈の電話が、鳴った。

「はい、もしもし、楯無です。

あ、例の件の重要証拠・・・・

揃いましたか。はい、それじゃ。

シャルちゃんの証拠全部揃ったよ。」

「そうか。それじゃ、臨海学校明けに、

フィナーレといきますか。」

「そうだね。」

「でも、その前に、さっきの続き・・・するか?」

「うーん、いや、明日も早いし、今日は寝ましょう。」

「そうか、じゃ、おやすみ。」

「うん、おやすみ、晴人君。」

 

その日、俺は、夢をみた。

刀奈と大人の俺と2人の子供。

少し大きめの食卓に、

大人の俺の作った料理が並ぶ。

そんな、ごく普通の家庭の様子。

大人の俺は、ごく普通のサラリーマンとして、

刀奈は、主婦として家庭を支えてくれていた。

「行ってきます、刀奈。」

「行ってらっしゃい、あなた。」

「「パパ、行ってらっしゃ〜い」」

「あぁ、行って来るよ。」

俺は、刀奈とキスをし、

子供達の頭を撫でた。

大人の俺は、仕事へ向かった。

しかし、その光景は、崩れ去る。

とある週末の様子に切り替わり、

大人の俺と刀奈も、子供達と、みんなで

とある原っぱに、ピクニックに来ていた。

でも、そこに怪物がいきなり現れて、

大人の俺たち家族に襲いかかる。

大人の俺は、怪物達に抵抗するが、

軽々と吹き飛ばされる。

でも、見れている俺は思った。

(何故、大人の俺は、魔法を使わないのか。》

よく見てみると、大人の俺の腰には、

ベルトがなかった。

その後、刀奈と子供達は、

大人の俺の目の前で殺させれ、

大人の俺は、何もすることが出来ず、

ただ絶望していた。




はい、何故が
消えていたので再度アップしました。
すみません。


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第29話 臨海学校開幕

前回、私の不手際にて
前話が消えておりました。
すみませんでした。


♢操真晴人

 

俺は、あの悪夢から目覚めた。

汗が酷く、恐らく顔も青ざめているだろう。

刀奈を、見に行くと、ベットの上に、

刀奈は、いなかった。

何処へ行ったのか、わからなくなっていた。

すると、俺は、突然怖くなった。

刀奈が、急に居なくなった事に、恐怖を覚えた。

怖い、怖い、怖い。

あの夢の通り刀奈を、失ったのかと思うと怖い。

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。

「あー、さっぱりしたー。」

「え?」

「ちょっと、晴人君?そんな

隅っこで震えてどうしたの?」

俺は、思わず刀奈を、思いっきり抱きしめた。

「刀奈、俺は・・・君を絶対守る・・から。

守って・・・みせ・・・るから。」

俺は泣きかけながら、そう刀奈に誓った。

「う、うん///私も、晴人君の事、守るからね///」

「ん、ん!あー、お取り込み中申し訳ないが、

そろそろ出発だ。操真、お前は更識と共に

別車で移動してもらう。バスに何かあった時の

切り札として動いてもらう。それでは。」

全く、うちのアホ姉は、空気を読まない。

「だって晴人君。」

「あぁ、荷物を持って、そろそろ行こうか。

おっと、その前に。」

俺は刀奈に手招きをしてキスをした。

因みに、荷物は全てコネクトを使って搬入した。

 

♢篠ノ之箒

 

「全く、い・・・操真の奴、まだ来ないのか。」

私は、そう呟くと、隣からセシリアが、

「箒さん、そう焦っては、良くない事が

起こるかもしれませんでしてよ。」

「うっ。まぁ、それも〜そうだな。」

まぁ、でも奴のせいで私が専用機を入手

するのが遅くなったのだ。文句の一つや二つ

言ってもバチは当たるまい。

「あ、操真君来たよ。」

「ん?でも、隣に・・・更識会長だ!」

「操真君と更識会長が腕を組んで、

こちらに向かっていますわ。」

「そ、そんな事、私でもわかるわ!」

うん、操真と更識会長の纏う雰囲気が、

なんだろう?ピンク色だ。

「うっ、口の中が・・・すごく甘い。」「わ、私も。」

どうやら、前列の連中が若干フラついている。

「なんですの?口の中が無駄に甘い。」

セシリアが腰回りを、触っている。

何か、探しているのだろうか?

「セシリア、どうした?」

「あぁ、箒さん、その辺にブラックコーヒーの

缶が落ちてませんか?」

「あぁ、これか。あったぞ。」

「ありがとうござい。ゴクゴク。

はー、口の中の甘さが、中和されましたわ。」

「摩耶、コーヒー、超ブラックで頼む。」

「織斑先生、既に準備済みです。」

そう言い、2人ともコーヒーを飲み始めた。

あの世界最強(ブリュンヒルデ)さえも、ああなる程

奴らの放つ雰囲気は、砂糖を吐き出させるらしい。

♢操真晴人

 

臨海学校、それは本来7月の頭に入る行事らしい。

が、今は7月中旬。何故そうなったかというとだ、

俺の編入とかがあり、バタバタして居たので、

延期になったらしいぜ。

1年のみんな、本当にごめんなさい。

さて、そんな訳で俺は、刀奈と一緒に、

車に乗り込む。恐らくあれだ、

俺と刀奈をバスに乗せると、

口の中が甘くなる現象が原因だが、

アホ姉は、ストレートに言わず、

遠回しに、俺らを、外へと追いやったのだ。

まぁ、おかげで刀奈とイチャイチャ出来るんだが。

「刀奈、そういや、今回の名目は、あくまで、

警備の為だけど、一緒に泳げたりするのか?」

「うーん、どうだろうね。織斑先生次第じゃない。」

「そっか、最悪俺も泳がなくていいや。」

「なんで?」

「刀奈と一緒じゃないと、つまらないから。」

「もう、晴人君ってば。」

この時、運転手さんは、

(若いっていいなぁ。でも、これは勘弁かな。)

と、思っていたそうです。




はい、どうもこんにちはprotoです。
いやー、前話が何故か消えてたのでビックリしました。

さて、次回から本格的に臨海学校編に
入ります。

それでは次回もお楽しみ


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第30話 古との邂逅

♢操真晴人

 

IS学園の臨海学校。

貸切の海に、白い砂浜。

潮風が、気持ちいい。

そして、隣には・・・

愛しの人である刀奈が、いない!

故に俺は、水着を着ていない!

刀奈が、居ないのだ。

海に居たところで、クソも楽しくない。

はぁ、あのアホ姉が!

 

♢更識刀奈

 

やはりこうなった。

名目が周囲警戒及び、生徒の護衛なのだ。

やはり、仕事をしろ・・・か。

はぁ、晴人君・・・。

私の愛しの彼氏///

今何してるんだろう。

「隣に、ずっと隣に居るよ。」

はぁ、とうとう幻聴まで聞こえてきた。

「はぁ、晴人君・・・。」

「どうした?刀奈。」

「え?は、晴人君?どうして此処に?」

「刀奈が居ないからつまらなくてさ。

遊びに来ちゃった。」

「そうなんだ///」

「それにしても、やっぱりこうなるのか。

・・・あのクソ姉が!って、クソに失礼か。」

「晴人君、それ、結構酷い事言ってるよ。」

「いいの、いいの。それより刀奈。」

「ん?何、晴人君。」

「せっかく、学校行事中に2人っきり

なんだ。少しだけ遊ばないか。」

「そうね。じゃあ、バレない程度に。」

「それじゃ、そりゃ!」

「キャ!冷た〜い。もう!晴人君!」

そう言って、私は晴人君に仕返しを

しようと、手を海水に浸し、

手ですくい、晴人君の方へ

「えい!」と、飛ばした。

「うぉ、冷たい、もっと・・・。ん?なんだ、アレ。」

彼はいきなり後ろを向き、隙を見せた。

「とりゃ!隙あり!」

 

♢篠ノ之箒

 

い・・・晴人の奴。あんなにイチャイチャしよって!

うらや・・・なんとも、けしからん!

まったく、あの女なぞ、()()さえ、

手に入れば、なんて事無いのに・・・。

しかし、もう少しの辛抱だ。

しかし、周りから甘い匂いが凄いのだが・・・。

なんだろう?砂糖か何かを溶かした匂いだ。

そう思い、恐る恐る後ろを振り返ると、

そこには、砂糖生成機が三十数台あった。

 

♢操真晴人

 

刀奈と、水掛け合いをしていたら、

後ろに奇妙な()()があった。

それに、気付いて振り返った瞬間、

後ろから水を掛けられた。

ここでだ、掃除用具や、中国だったら、

許さなかったが、相手は俺の最も愛すべき人。

ってか、可愛いは正義だろ?

可愛ければ許させるんだぜ?

故に、可愛い彼女である彼女がした事は、

ある程度は、許す!(流石に、法やモラルに

反する事は、少しだけきつめに怒ります。

だって、彼女に犯罪者の様な、薄汚れた

人間になって欲しく無いからな。)

「刀奈、向こうのアレ、人かな?」

「ここからじゃ、分かりにくいわね。」

「少し、近づいてみるか・・・。」

 

そう言い、俺は近づいて行った。

そこには、人が倒れていた。

「刀奈、アホ姉と、山田先生を呼んで来てくれ。」

「わかった。すぐ呼んでくるから。」

そう言い刀奈は、走って行った。

何あれ、可愛いんだけど。

刀奈は、走り方も超可愛いです。

それより、こいつだ。

見た所、外傷は無い。

脈もある。ただ気絶しているだけだろう。

「何か、こいつの素性がわかる物は・・・

無・・・ん?なんだ、指輪だな。

それにこいつのバックル。普通じゃなさそうだ。」

「晴人君、連れて来たよ。」

「あぁ、あ・・・山田先生、織斑先生。

気絶した人間を見つけましたが、こいつの名前など

がわかる物は特に見つかりませんでした。」

「そうか。操真、更識と一緒にこいつの

看病及び監視についてくれ。」

「「了解です。」」

こうして、俺は、古との邂逅を果たすのだったが

この時はまだ知る由もなかった。




はい、どうも。protoです。
一日一本ぐらいのペースで作品を投稿して
1ヶ月くらい経つのか・・・もう、30話です。

これまで読んでくださった皆さん。
ありがとうございました。
引き続き、この作品をよろしくお願いします。

それでは次回もお楽しみ


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第31話 ビーストとアホ姉

♢操真晴人

 

俺と刀奈は、臨海学校に来ていた。

まぁ、刀奈は、警備の様な名目で

来ているので仕事だが・・・

そこで、俺たちは気絶している人間を見つけた。

で、あのアホ姉が監視及び看病とか言う

メンドーな仕事を押し付けて来たわけだ。

「ん、んー。」

「目が覚めた様だな。」

「そう・・・みたいね。」

その男は、目が覚めている筈なのだが、

また、倒れた。

「お、おい。どうした?」

「・・・・・。」

「「返事が無い。ただの屍の様だ。」」

「って、晴人君。そんなこと言っちゃ。」

「刀奈だって言ってたろ。」

そして、起き上がり

「う、腹・・・減った。」

と言うとまた倒れた。

 

♢凰鈴音

 

海に倒れたっていう

アヤシー男の見物と称し、

い・・・晴人の観察に来ていた。

全くあの二人またイチャイチャして!

この辺みんな砂糖生成機になってるし!

はぁ、甘ったるい匂いが酷い。

 

♢???

 

「おぉ、美味そー。」

俺は、気絶してた。

と、隣の可愛い嬢ちゃんと

男に言われた。寝言を言ったのか、

その時に飯を持って来てくれた。

「なぁ、中濃ソース、知らない?」

「さぁ?か・・・楯無あったか?」

「うーん、ちょっと見てくるね。」

「あぁ、気を付けてな。」

 

「さて、楯無も居なくなったところだし、

なぁ、あんた。魔法使いだったりするのか?」

「ん!?何故それを?」

「やっぱり、あんたのバックルに

触った時に、妙な違和感を感じたんだ。」

「ふーん、じゃ、名乗らないとな。

俺の名は、ビースト。古の魔法使いで、

ファントムの魔力を食わないと死んじまう。」

「へぇ、そりゃ災難だな。」

「さて、俺が名乗ったんだ。お前も名乗れよ。」

「あぁ、そうだな。俺は、ウィザード。

か・・・楯無や、みんなの最後の希望だ。」

「え!お前も魔法使いなのか!?」

「話の流れでわかるだろ。」

そんな会話をしてると嬢ちゃんが、戻って来た。

「うーん、ごめんなさい。中濃ソースは、見つからなかった。」

「そっか、ブル○ック○ース無いのかー。」

「さて、あなたの名前は?」

「俺は、似藤 高介(にとう こうすけ)

高介って、呼んでくれ。」

「わたし、更識楯無。よろしくね。」

この人可愛い。

 

♢操真晴人

 

「俺は、操真晴人。よろしくな。

それと、楯無に手出したらタダじゃ

済まねぇからな。」

俺は、高介が、鼻の下伸ばしてたんで

釘をさすことにした。

「さて、か・・・楯無。

あのアホに報告に行こう。」

「う、うん。そうだね///」

どうしたんだろう。刀奈

「顔赤いぞ。大丈夫か?熱でもあるんじゃ・・・。」

「大丈夫大丈夫。(はぁ、晴人君があんなカッコいい事)

(言うから・・・)。」

 

「さて、危険人物かもしれない

奴の近くに最愛の人と一緒に

監視を任せたアホな姉よ。

小便はすませたか?神様にお祈りは?

部屋の隅でガタガタふるえて命乞いする

心の準備はOK?」

「そ・・・い、一夏。許してくれ。

明日から忙しくなるのでついつい、

更識を使ってしまったんだ。」

「ほぅ?それで?」

俺の顔は、恐らくだが般若の様な顔をしているのだろう。

「いや、来ないで。助けて、いち・・か。」

気絶した。まだ何もしてないのに。

仕方なく報告は、山田先生にしました。

 

さて、刀奈と何をしよう。

「刀奈、アホ姉の粛清終えたから、

砂浜で追いかけっこしようぜ。」

「いいわね、晴人君。ロマンを感じるわ。」

そう言い俺と刀奈は、夕日をバックに走り回るのでした。

 

♢篠ノ之箒

 

何なのだ奴ら。全く、けしからん。

男女7歳にして同衾せず。常識じゃないか。

それに、お前らがイチャつくとな、

周りから砂糖臭が半端ないのだ。

片っ端から、コーヒーをしかも、

超がつくブラックを、飲んでも追いついてないぞ。

しかも、コーヒー切れかかって来て、

ハンカチを、咥える奴だって出て来た。

誰か!あのピンクの雰囲気どうにかしろー!!

 




はい、どうも、今回
イチャラブが少ないと感じている
protoです。

みなさんに質問。protoって読めますか?

そんな訳で古の魔法使い、似藤高介氏を
登場させました。本物との違いは、
名前が仁藤攻介なのが似藤高介になっているのと、
マヨラーではなく、中濃ソース好きになっている事だけです。

それでは、また次回お会いしましょう


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第32話 大天災降臨

今日から仮面ライダー平成ジェネレーションズ公開ですね。


♢操真晴人

 

似藤高介発見から、2時間が過ぎ、

俺に説教されたアホ姉と、山田先生が、

奴の監視に着く。

そして、夜9:30、事件発生。

俺は、刀奈にスペシャルコースで

マッサージをし、髪の手入れをし、

肌の手入れをし、爪の手入れをし、

その他諸々の手入れをした。

これを、掃除用具に頼まれたら

どうだろうか?残念ながら、

「断る、お前にやってやる義理はない。」

と言うだろう。彼女にだからできる事なのだからな。

そんな訳で、それを言いたそうな奴ら合計5人を

ドアを開け、最大級の怒りとともに睨んだ。

「何の用だ?ここは関係者以外立ち入り禁止だぞ。

シャルロットに関しては、まだ分かるが、

そ・・・篠ノ之。お前は何故ここにいる。」

危ねぇ、怒りでうっかり掃除用具って言いそうに

なっちまった。

「えーと、その・・・。」

「なるほど、特に無しか・・・。

セシリア・オルコット。お前は?」

「そのー、更識会長から、晴人さんの

マッサージは、最高だとお伺いしたので・・・。」

「なるほど。で?ラウラ・ボーデヴィッヒ。

お前は何故ここに居る?」

「嫁の居る所に来て悪いか?」

「俺は、お前の嫁でも無けりゃ、

彼氏でもない!俺は、か・・・楯無だけの彼氏だ!」

「晴人君///照れるじゃない。」

「何を言ってるだ?俺はお前だけのか・れ・し・だ・ぞ。」

そう言い俺は刀の頬を突く。

「きゃ、もう。晴人君ってば。」

やっべ、照れた刀奈、超可愛い。

「ハハッ。そんな訳でセシリア、俺のマッサージは、

俺の彼女だけの特権だ。諦めろ。」

「そんな。」

セシリアは、地面に力を奪われるが如く、

ヘナヘナと地面に座り込んだ。

「シャルロット。」

「ひゃい!」

「どうした?大丈夫か?」

「う、うん。何でもないよ。」

「例の件だが、臨海学校終了後、

ミッションを開始する。」

「う、うん。わかった。」

「それでは、。解散!」

 

「ねぇ、寝るの?」

「あぁ、明日も早いみたいだからな。」

「・・・ねぇ晴人君。」

「どうした?ラブリーマイエンジェル刀奈た〜ん。」

「あの、一緒に寝ても良い?」

「・・・何だ、もちろん。さぁ、welcome。」

「う、うん。失礼します。」

その後、俺は刀奈を抱いて、寝てました。

 

さて、朝。臨海学校二日目です。

それで、ですね。えーと、二日目は、ISのテストか・・・。

いや〜な予感がする。

「ん?何だ・・・、あぁ、奴だな。」

「どうしたの?晴人君。」

「刀奈少しだけ離れててくれ。」

「う、うん。わかった。」

俺は埋まっていた機械の、うさ耳を抜く。

そして、『コネクト プリーズ』と、

ウィザーソードガンをガンモードで用意する。

そして!上から人参が降ってきた。

俺は人参目掛けて、ウィザーソードガンで

10発くらい放った。完璧に狙い通りに当たった。

それなのに、傷一つつかなかった。

「いやー、はっくん。束さんでも危なかったよ。」

「何やってるんだ?アホ姉に並ぶ大天災。」

「晴人君、この人誰?」

「ISの、開発者で、掃除用具の姉。

もう一個言うと、大天災。」

「へぇ、この人がISを、意外。」

「まぁいい、箒の部屋は、

って、大天災の事だ、すでにわかってるんだろ。」

「さて、刀奈。朝の散歩行こうぜ。」

「あ、待ってよぉ〜。晴人くぅ〜ん。」

 

♢篠ノ之束

 

何あの女。私のはっくんに気安く腕を組んで。

でも。何だろう?口の中が甘い。

チョコレートなんか食べたかな?

まぁいいや。ちーちゃ〜ん。早く会いたいよ。




さて、みなさん割と、
刀奈と晴人君は、砂糖生成機の生成機に
なってしまっていて、どんな事させようか迷って
しまって居るprotoです。

イチャラブに、関しては、頑張っては
いるんですがね、皆様の意見要望お待ちしてます。

それではまた次回。


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第33話 銀の福音と紅椿

♢操真晴人

 

会いたくない大天災、篠ノ之束が

臨海学校に降臨し、朝。

浜辺へ集合する。

そこには、非専用機持ちと、

専用機持ちの、二つのグループに分かれていた。

俺は一応専用機持ちなので、そちら側にいるのだが・・・

非専用機持ちの筈の掃除用具がいる。

まぁ、だいたい予想付くから壊しても良いんだけどね。

「専用機持ちの諸君!これより、

装備試験を開始する。何か質問のある奴は?」

「はい!」「何だ、オルコット。」

「何故、専用機持ちでない、箒さんが

ここにいるのでしょうか。」

「あぁ、それはな・・・「ちーちゃ〜ん!」

来たな。あのバカ。」

空から大天災が降って来た。

「さて、ちーちゃん!アイアンクローをしまって。」

いつものノリを抑えさせられたな。

「はぁ、生徒達が混乱している。自己紹介

くらいしたらどうだ。」

「ちーちゃんが言うなら、はいはーい、

私がISを開発した篠ノ之束さんだよぉ〜〜。」

「ついでに言うと、大天災・・・

天才じゃないぞ。天災だ。」

「と、こいつが篠ノ之の専用機を作った。

らしい、だからここにいる。

さて、それでは、各自、試験を開始しろ!」

「「「「了解!」」」」

はぁ、面倒い。だいたいこれは新装備の

パッケージとかの試験だろ。俺のISじゃないし。

いいや、刀奈の、ところ行こ。

刀奈は今どこに・・・そういや後ろに居るんだったな。

「よっ!」スタッ!

とハイジャンプして、後ろの崖に登る。

「よっ!刀奈、どうした?」

「いや〜な予感がしてね。晴人君も気をつけてね。」

「そっか、わかった。何か問題があれば、

言ってくれ、俺の方でも対処するから。」

「うん。頼りにしてるね、晴人君。」

刀奈は、さっきの厳しい顔から一転。

天使の様な笑顔に変わった。

俺は、あの時誓った。彼女の笑顔を絶やさないと。

 

♢似藤高介

 

はぁ、あの姉ちゃん。

すっげえ、美人だったな。

でも、やっぱり彼氏でも居るんだろうな。

俺は、織斑千冬に一目惚れした様だ。

「はぁ。ファントムとか、

この辺に居ないのかな。」

俺は、崖を登ると、そこには、

少ない人数が集まって、

何か作業して居る様だった。

 

♢篠ノ之箒

 

フッ、これでようやく一夏を手に入れられる。

あの、変な女から一夏を取り返すのだ。

「さて、箒ちゃん。作業終了したよぉ〜。」

「ありがとうございます。姉さん。」

「うんうん。それで、少しくらい

動かした方がいいから、誰かと模擬戦して

もらいなよ。」

「そうですね・・・。」

フッ、これで一夏は私のもの!

「それでは、更識会長に・・・。」

「悪いが、楯無は、仕事中でな、

お前の様なガキの遊びに付き合ってる暇は

無いんだよ。代わりに俺が相手してやる。」

「え?い・・一夏?」

「お前、俺は操真晴人だ!

織斑一夏などと言う人物では無い!」

「嘘だ!お前は一夏だ!」

『ドライバーオン プリーズ

シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

「変身!」ウォーター! ドラゴン。

ザバザババシャーン・ザブーン・ザバーン!』

 

♢操真晴人

 

「さて、お前相手に手加減はいらないな。」

「くっ、一夏!今、目を覚まさせてやる!」

俺は、力の差を見せつけるべく、

早々に決着を付けることにした。

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

チョーイイネ! ブリザード! サイコー!』

「ハァァァァァァ、はぁ!」

「箒ちゃん!逃げて!」

「え?姉さん。何を・・・」

青い魔法陣から冷気を発し、

ISを氷漬けにして、動きを封じ、

ウィザーソードガンを、首元に置く。

「これが、俺とお前の力の差だ。」

決着をつけた途端、山田先生が

「みなさん、緊急事態です。至急

部屋に集合してください。」

 

さて、面倒い説明を省くと、

アメリカとイスラエルで開発していた、

軍用ISが暴走し、こちらに向かって居るので、

こちらでなんとかしろと。

「さて、作戦だが。」

「俺と刀奈で出る。この二人だけで

十分だ。その方が連携も取りやすい。」

「ふむ、まぁいいだろう。」

「ちょっと待ったー!」

「何だ?此処は関係者以外立ち入り禁止だぞ。」

「ここは、断然紅椿の出番だよ!」

「いらない。さて、刀奈。準備をしよう。」

「いや、紅椿の性能ならこんなIS軽いって。

ほれほれ、ちーちゃん。よーく見て。」

「ふむ、仕方ない。篠ノ之、お前も参加しろ!」

「はい!織斑先生。晴人、よろしくな。」

「・・・さて、刀奈。連携は、どうする。」

「そうねぇ、いつもの・・・いや、

対高速機用の作戦。アレにしましょ。」

「わかった。そうだ、ドーナツ食べる?」

「ありがとう。」「はい。あーん。」

「あ、あーん///」

そんなやり取りをして居ると、

「チッ、あんな女のどこがいいのだ。」

そう箒の方から聞こえた。

でも、それより、刀奈の咀嚼が可愛い。

ほら、モキュモキュ言ってるよ。

ヤベェ、写真撮りてぇ、




さて、みなさん。雪が酷くなってきました。
protoです。今日多分ですが、平成ジェネレーションズを
観に行くと思います。

それではまた次回、お会いしましょう。


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第34話 デットヒート

♢操真晴人

 

俺と刀奈、それに掃除用具(おまけ)

パーティーで、暴走した軍用ISを止める作戦を始めた。

俺のは、ISじゃないので、通信が

出来ない、そんな時期もあった。

 

IS学園に入って数日後。

俺は、専用機を断った事を

刀奈に伝えると、

「うーん、それじゃあ、通信が出来ないわね。」

「それも、そうだな。」

「私達は、心が通じ合ってるからいいけど・・・」

「ほんとだ。刀奈の事ならなんでもわかる

気がするよ。これが心が繋がってるって事なのかもな。」

「もう!晴人君ってば///」

「でも、確かに通信が出来ないと怪しまれるな。」

「更識でなんとかしてみるわね。」

「出来るのか?そんな事。」

「えぇ、開発名目は、仮拠点からの、

ISとの通信。そんな感じにして、

開発費回せばなんとかなるわ。」

「すげぇな。俺は最高の彼女を、持ったよ。」

「そ・の・か・わ・り。お姫様抱っこを

晴人君に要求するわ。」

「そんなんで良いのか?」

「取り敢えずは・・・。」

「それじゃ、失礼します。マイプリンセス。」

俺はそう言い、刀奈をお姫様抱っこする。

あっ、刀奈の顔が赤い。

「刀奈。赤くなってる。」

「もう、晴人君。言わないでよね。」

「わかった。じゃ、目・・・瞑って。」

「んっ。」

俺は刀奈をお姫様抱っこしたまま、キスをした。

 

・・・なんて事もあり。

俺はプロトタイプのテスト目的で、

使用している。このアイテムは、

腕輪式で変身すると見えなくなるのが良い。

そして、しっかりとオープンチャンネルと

プライベートチャンネルを使い分けることも可能。

実に使い勝手が良くて助かっている。

 

さて、思い出話しやら、

新しいアイテムのことやらの

説明をしていたら、目標を捕捉したぜ。

現在俺は、ランドドラゴンスタイルで

フライトリングを使用している。

作戦開始時刻。及び作戦可能領域に目標を確認。

「作戦開始。」

俺は右手に準備していたリングを使用。

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

チョーイイネ!グラビティ!サイコー!』

俺は目標を重力で捕獲し、

「か・・楯無!フェイズワン、クリア

フェイズツーに移行。」

「了解。これよりフェイズツーを開始。」

 

♢更識刀奈

 

フェイズツー、それは晴人君が

グラビティで高速移動する相手を拘束。

その後、私の蒼流旋で、確実に仕留めていくスタイル。

こうする事で、相手に即座にダメージがいく。

しかし、その作戦はあくまで二人の時のみ使用可能だった。

「やぁぁぁぁぁ!はぁっ!」

「掃除用具!あのバカ!グラビティ領域に入りやがった。」

「どうするの、晴人君。」

「刀奈、すまない。プランDに移行する。

君は帰還して、あのバカがやらかした事を伝えてくれ。」

「・・・わかった。待ってる。」

プランD、そのDの略称の意味は、

プラン()()ト|ヒ()()()

彼がフレイムドラゴンで、相手を焼き尽くす。

その作戦は、彼の魔力が暴走する恐れがある事。

それ以外は殲滅にうってつけだった。

 

♢操真晴人

 

ははっ、プランD・・・か。

すまない刀奈。ここからは、

これ以外、君にアホに付き合って、

危険な目にあって欲しくない。

さて、グラビティを解除。

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

フレイム ドラゴン!ボー・ボー・

ボーボーボー!』

「さぁ、ショータイムだ!」

俺は決め台詞を、決めた。

その瞬間だった。ISが一瞬で

再起不能に陥ったのを見た。

「誰だ!」

「俺の名前は、フェニックス。

不死鳥の能力を持つファントムだ。

お前が指輪の魔法使い。合ってるな?」

「そうだ・・・と、言ったらどうする?」

「戦うぜ。」

「違う・・・と言ったら?」

「戦うぜ。それが俺がここにいる理由。」

俺はガチでプランDの使用を考えた。




はい、今日(投稿日からしたら、昨日か)
仮面ライダー平成ジェネレーションズ、
観てきました。protoです。
めちゃめちゃ面白かったですよ。
ネタバレとかはしたくないので、
あまり言いませんが、観ないと損する。
人も居ると言っておきます。

それではまた次回。
See you newt time


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第35話 ビーストの食事

最近、サブタイトルをつけ忘れます。


♢似藤高介

 

IS学園の女子たちが、部屋で

待機している中、俺は宿の外に出ていた。そろそろ魔力を食わないと死ぬため、近くにファントムが居ねぇか探索に来て居た。しかし、その場で見たのは連携のとれた2機のISとただただ正面突破を試みる馬鹿の一つ覚えの様な行為をとっている1機のISだった。暴走しているのだろうと思われるISに向かい、2機のISの素晴らしい連携を取っていた。俺はその美しいとも言える連携に興味を覚え、少しばかり近づき観察をしていた。よく見てみると、1機は、ISらしくなかった。そして、そのISが使っている能力を、俺は知っている。あれは魔法だ。魔法陣を使って能力を発現させている。しかも俺と同じく、指輪を使う様だ。って事は、あいつも俺と同じで魔力を食わないと死ぬ体になっちまってるのか。そんな事を考えていると赤いファントムが乱入していたのであった。

「やっぱピンチは、チャンスだな。」

 

♢操真晴人

 

さて、銀の福音をグラビティで

拘束したのは良いものの、あの掃除用具が邪魔だ。

しかし、そんな事を考えている余裕はなかった。

銀の福音が光り始めたタイミングで、

赤いファントムの乱入があった。

「よう、お前が指輪の魔法使いだな。」

「全く、なんでこんなに面倒事が増える。

魔法を使うのは、結構疲れるんだ。」

「俺の名はフェニックス。

指輪の魔法使い、俺と戦え。」

銀の福音がセカンドシフトしてしまった。

「仕方ない、相手してやるよ。」

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

ウォーター! ドラゴン!

ザバザババシャーン・ザブーン・ザバーン!』

「さぁ、改めて。ショータイムだ!」

「ちょーっと待った!」

「「はぁ?」」

おっと、フェニックスと被ったな。

「おい、操真。そいつは俺が戴く。」

「あぁ、好きにしろ。」

そりゃ、ありがたい。これで

銀の福音に、集中できる。

『バインド プリーズ』

水の鎖で銀の福音を、拘束。

「さぁ、フィナーレだ!」

俺は、ウィザーソードガンをガンモードで

取り出し、握り手(ハンドオーサー)を開く。

『キャモナシューティングシェイクハンズ!

キャモナシューティングシェイクハンズ!

ウォーター!シューティングストライク!

ザバザババシャーン!ザバザババシャーン!』

「ハァァァァァ、はぁ!』

技の威力を調整し、なんとかISを、停止させる。

「おい、篠ノ之!操縦者を連れて早く

旅館に戻れ!早く!」

「あぁ。わ、わかった。」

俺は、フライトの能力を切り、地上へ戻った。

「さて、おいビーストとやら、とっとと終わらせるぞ。」

「おう、でも魔力は、俺の物だからな。」

「何言ってんだ?まぁいい。」

《バッファ GO!バッ・バッ・バ・バ・バ バッファ!》

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

チョーイイネ!ブリザード!サイコー!』

「くっ、何だこれは!?」

俺は魔法で奴を凍らせる。

その間にビーストの方はマント?を装着した。

「さぁ、ファナーレだ!」

「さて、メインディッシュだ!」

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

チョーイイネ!スペシャル!サイコー!』

俺にドラゴンの、尻尾が生えた。

その隣ではドラムロールが鳴っている。

《シックス!バッファ!セイバーストライク!》

「「うぉぉぉぉぉぉぉ、はぁ!」」

俺はドラゴンの尻尾で、ビーストは、

6つの魔法陣から6体のバッファローが、

出現し、フェニックス目掛けて突っ込んで行った。

「あれ?何でだ?魔力を食えてねぇ。」

「どうした?何かあったか?」

 




はい、今回は戦闘メインで書いてみた
protoです。偶にはこう言う回も入れないと。
そういえば、プランデットヒート使わずに
済みましたよ。

さて、次か、次のはなしで番外編。
今回はストーリーに若干関わっています。
そちらもお楽しみ。

それでは次回。また、お会いしましょう、


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第36話 終戦

♢篠ノ之箒

 

何も出来なかった。姉さんに、

あの姉さんが作ったISが。

あの重力場に入った瞬間、全然

動けなかった。最強の兵器と名高い

ISが、全く無力化された感じだった。

挙げ句の果てに、ただ一夏に迷惑を

掛けてしまった。

 

♢操真晴人

 

何故か、魔力を食えなかったと

嘆いている似藤を横に、俺は

嫌な予感を感じている。

「いや、似藤。食事を諦めるのは、

まだ早いらしいぞ。」

「え?どう言うことだ?」

フェニックスが爆発した場所から

グールが出てきやがった。

グールは、魔石から生み出される。

まぁ、雑魚戦闘員だな。

「仕方ねぇが、食えないよりはマシだ。」

「少しばかり手伝ってやる。」

「さぁ、ランチタイムだ。」

「とっと片付ける。」

そんな訳でとっととグール供を

片付け、食事を完了さてたみたいだ。

 

♢織斑千冬

 

「さて、束よ。今回の作戦、

更識と操真の作戦は完璧だった。

それなのに、篠ノ之は足を引っ張った

だけなのだが。どう言うことだ?」

「それは、私のせいじゃないよね。

だって最終決断を下したのはちーちゃん

だし、私はあくまで提案しただけだよぉ〜。」

「くっ。」

そういえばそうだ。

私が最終決断を下したのだったな。

「それより、一夏の件。

あれにもお前が噛んでるのか?」

「はっくんに、負けたからね。

頼みごとを聞いてあげただけだよ。」

「その、はっくんとかいう名前は

一体なん「うるさいぞ。」一夏。」

「俺は一夏じゃねえ。操真晴人だ。

俺が尊敬し、憧れている人の名前だ。

そんな事より、報告だ。

銀の福音の暴走事故、並びにファントム

襲撃による被害は、0と言っていい。」

「そ、そうか。よくやってくれた。」

「あそこで、何故篠ノ之を出した?」

「そ、それは。高性能なISだったからだ!」

「他に理由は?」

「短時間で作戦開始可能だと判断したからだ。」

「その判断がこれか・・・。」

「何が言いたい。」

「先程の戦いで銀の福音の性能を

調べていた。その性能データを基に

俺と刀奈のみで、作戦を実行した場合、

時間をもっと短縮できていた。

そう言う結果になったよ。」

「それは無駄手間をかけさせたようで。」

「どうでもいいが、亡国機業に気を付けておけ。

奴ら、最近動き始めたらしい。おそらく、

今回の銀の福音事故の原因はそこの天災と

亡国機業によるものだ。それでは俺は部屋に戻る。」

「あ、まて一夏。」

そう言った時には既にドアが閉められていた。

 

♢操真晴人

 

「ただいま、刀奈?」

「プランDは、やってないんだよね?」

「あぁ、使わなかった。」

「だったらどうして?」

刀奈は、少しお怒りのようだな。

「掃除用具のIS。俺に斬撃を飛ばす

武装があった。あいつが暴走して、

刀を振り回して、刀奈に当たったら

嫌だったからな。すまん。」

「・・・晴人君。そんなの言ってくれたら

よかったのに。」

あ、頬膨らましてる。可愛い///

 

今寝る時間になったところです。

「ねえ、晴人君。」

「何だ?」

「晴人君って、何で操真晴人って

名乗ったの?偽名なら別のでもよかったんじゃないの?」

「そうか。よし、なら昔話をしよう。」

そう言って俺は語り始めるのであった。




はい、寝落ちして投稿出来なかった。
protoです。皆さんすみません。

さて、次回。一応番外編となりますが
表記は番外編に、なっておりませんので
ご注意を・・・

それでは次回。


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第37話 なぜ魔法使いは操真晴人を名乗ったのか

♢操真晴人

 

俺は刀奈に、何故“操真晴人”を名乗ったのか

聞かれ、それに答えることにした。

「そうだな。マッサージでもしながら、

ゆっくり話そう。」

「う、うん///」

「さて、上の方からやってくか。」

そう言い、刀奈をうつ伏せに寝かせ

俺はマッサージを始めた。

「俺が、操真晴人を名乗った理由か・・・。

刀奈は、俺が志摩さんの目の前で倒れた

とか、その辺は知ってたよな?」

「うん。あっ、そこいい///」

「あ、うん。まあそれで、居候をしてから、

しばらくたったある日だ。俺は、今後の

事について、いろいろ悩んでいたんだ。

学校や、将来のこと。友達やら色々な。」

「うん。それで?」

 

「どうした?一夏君。」

「いえ、ちょっと考え事を。」

「悩みかい?」

「えぇ、まぁそんなところでしょうか。

学校や、友達やら、将来のこととか。

衝動的に動いて、何も考えてなかった。」

「そうか。でもな一夏君。済んでしまった事は

仕方ない。過去を受け入れろと言うのも無責任だし、

君には、少しばかり受け入れ難いと思う。

だったら、真っ直ぐ前を向こう。

胸を張って堂々と今を生きようじゃないか。」

「志摩さん・・・。」

「なんてね。昔、僕を助けてくれた人に

言われたのさ。希望を持って生きろ。

前に進むには、今を受け入れるしかない

から、今を生きよう、とね。」

「その人の、名前は?」

「“操真晴人”。みんなの最後の希望だ。」

「その人は今、何処にいるんですか?」

「多分もう、この世にはいないんじゃないかな。」

「え?それって・・・。」

「あの人、結構歳いってたと思うんだ。」

「そ、そうなんですか。」

 

「そこで俺は初めて、“操真晴人”という

名前を知ったんだ。」」

「へぇ、じゃあ・・あっ!

それが・・んん、晴人君の原点、

う・・・あぁ、なんだね。」

「まぁ、そうだな。そろそろ下の

方に移動するぞ。っと、その前に。」

ドアを開けると、そこには

アホ教師、掃除用具、中国、

英国、フランス、ドイツがいた。

「操真。貴様、こんな所で不純異性交遊か?」

「一夏ぁ!貴様、この様な場所でい、

如何しい行為など、断じて許せん!」

「一夏ぁ!あんたねぇ。少しは、周りを考えなさいよ!」

「晴人さん。一体どういう事ですの?不純異性交遊など!」

「嫁よ、何故私とは、しない?」

「晴人、僕は関係無いからね。」

シャルロット以外は、頭のネジが数本

飛んでいらっしゃるようで。

「お前ら。俺はか・・・楯無に

マッサージをしていただけだ。

ほら、さっさと部屋に戻れ!」

 

「ふぃ〜、邪魔者が入ったが、

どうする?マッサージを続けるか?」

「いや、これ以上やると、寝ちゃいそう。」

「そうか、じゃあ普通に話そう。

その後、天災が店にやってきた。

そして、色々あったけど、織斑一夏の

戸籍を抹消。操真晴人として生きる事にした。

そこまでの経緯を話そう。」

俺は、あの日の出来事を鮮明に思い出せる。

 

「束さん、とりあえず織斑一夏の戸籍を抹消

したよ。後は、どうすればいいのかな?」

「操真晴人、という人物を探してもらえますか?」

「いっくんのご要望なら、チョチョイのチョイっと。

うーん、数年前に死亡が確認されてる。

寿命で亡くなったみたいだよ。」

「そ、そうですか。すみません志摩さん。

嫌な思いされましたよね?」

「ん?どうしてだい?」

「いや、助けて貰った方が、

亡くなったと聞かされたのですから。」

「いや、問題ないよ。あの人は

もう偶像になってきたからね。」

「そ、そうですか。

さて、束さん、最後のお願いです。

俺の新しい戸籍を操真晴人として作ってください。

志摩さん。俺、新たなみんなの最後の希望に

なります。操真晴人さんみたいに上手く

いくかはわかりませんが、自分なりに

みんなの希望を守りたいと思います。

この名前を借りるのは、そういう

決意の表れだとおもってください。」

 

「そうして、俺は操真晴人として、

今を生きる事にしたんだ、」

「そうだったん・・だ・・・。」

マッサージが気持ち良すぎたかな?

刀奈が寝てしまった。

うん、寝顔も可愛い///




さて、protoです。

喘ぎ声など分からなかったので
少しばかり調べながらやってました。
さて、今回はコメントで
何故、操真晴人を名乗ったのか
というコメントを戴いたので、
僕なりの考えのもと書かせて
いただきました、納得していただけたか
わかりませんが、こういうの過程でなりました。

それではまた次回。


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第38話 新たなるドラゴンの力

♢操真晴人

 

臨海学校最終日。

特に問題も無く、俺たちは、

IS学園へと帰還した。

俺は、刀奈に自分のことを

教え、また少し、繋がれた気がする。

それでも、ファントム達の

脅威が去ったわけではない。

あのフェニックスとかいう

ファントム。おそらく、まだ死んじゃいない。

フェニックスと言うほどだ。

灰から再生とかしているのであろう。

全く面倒な奴だよ。

 

♢フェニックス

 

指輪の魔法使い。奴なら俺の、

最大火力にも耐えられそうだな。

「フェニックス、あなた。」

「ん?なんだ?文句があるな

「あれほど、迂闊に行動するな。

そう言ったわよね。」

「へっ!記憶にございませーん。」

「フェニックス。しばらく外出を禁じる。

外に出たら、わかってるわね?」

「へいへい、わーたよ。」

全く、また会いたいぜ。

指輪の魔法使い!

 

♢亡国機業

 

イギリスのBT兵器の奪取には

成功。Mの調子も良さそうね。

ふふふ、もう少し。後少しで

全てが一転する。

 

♢更識刀奈

 

休暇日。私は晴人君を連れて

実家の更識邸へと帰った。

彼に()()を見せるためだ。

「さて、ようこそ。更識邸へ。」

「へぇ、ここが刀奈の家か。

結構広いな。」

「さて、本題に入りましょう。

ここの別館に、とある地下室が

あるの。そこには魔法陣の

様なものが存在するのよ。

それを晴人君に見てもらおうと思って。」

「そうか。それじゃ、案内頼む。」

「こっちよ。」

私は彼を別館の地下室へと案内した。

中には四つの石柱が魔法陣の円上に、

真ん中にもう一つ石柱があり、

周りの四つの石柱には、

紋章の様なものが掘られている。

 

♢操真晴人

 

俺は刀奈に案内され、

別館の地下室とやらに向かった。

そこで見たものは、なんらかの

儀式を行うための魔法陣の様だった。

四つの石柱が周りに、真ん中にもう一つ石柱が立っており、

そこにはウィザードリングの形の様なものが彫られていた。

それを見た途端、俺はドラゴンに会う事になった。

 

『よう、久しぶり・・・でもないな。』

「だな。で、何の用だ。」

『お前達の戦いはこれから熾烈を

極めるだろう。そこで、お前が試練に

耐えられたのなら、俺の真の力を

お前に、貸してやる。試練を行いたければ、

ドラゴンリングを形に合う場所へ置き、

魔法陣の中へと入れ。』

 

「・・君。・・人君。晴人君!」

「うわ!びっくりしたぁ。」

「大丈夫?いきなり倒れたけど・・・。」

「あぁ、ドラゴンに呼ばれてた。

刀奈、ここを閉鎖してくれ。」

「え?どうして?」

「ここは、試練の間。俺がドラゴンの

力を使いこなすか試す場なんだ。」

「わかった。絶対、試練をクリアしてね。」

「あぁ、終わったら・・・

また、デートでも行こっか。」

「う、うん///」

俺は唐突に、刀奈にキスをした。

息が止まるくらいの、

甘ぁ〜〜〜〜いキスをした。

 

「さて、ここにフレイム。こっちには、ハリケーン。

そこにはウォーター。最後はランド。」

俺は言われた通り、リングを置き

魔法陣へ入った。

すると、ドラゴンのオーラ?が

出てきて、各ドラゴンがそれぞれの

属性攻撃をしてくる。

俺は何としても、刀奈の希望で、

志摩さんの、みんなの希望である為に、

そして、操真晴人さんの名前に賭けて、

この試練を耐えて見せる!

「俺が、最後の希望だ!!」

『耐えたか。その中央の台に乗っている物、

それが、俺のさらなる魔力を引き出すための

媒体、俺がお前の中に定着し、お前の魔力

が具現化した物だ。》

「ふっ、試練に合格したのか・・・。

さて、デートプラン、考えねばな。」

《フッ、全く魔力となり、ようやく

具現化できたのも束の間。

これなら霊体の方が良かったかもしれん。

何せ、霊体なら口から砂糖が出そうにならんしな。》

俺は試練に合格した。

さて、刀奈とデートだな。




みなさんprotoです。

今回はイチャイチャすると、
ドラゴンまでもが砂糖を
吐き出しそうになることが判明しましたよ。

それではまた次回。


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第39話 デートの前に・・・

♢操真晴人

 

新たなる力を手に入れた次の日。

俺と刀奈は、デートの前にやらねばならない

事を思い出した。

そう、デュノアの件だ。

「さて、さっさと、終わらせるか。」

「そうね。シャルロットちゃんの

身の安全は、IS学園特記事項の

第21項で保障されてるから・・・。

デュノア社の不正の証拠。よし、

こんなもんでしょう。」

「さてと、いくら対暗部用暗部

とは言え、二人でやるのは少し

ばかり、リスクが高い。」

「うーん、もう一人か、

二人くらいは欲しいわね。」

「虚さんは、どうだ?」

「多分協力してくれると思うわ。

そっちは、織斑先生とかは?」

「ありゃダメだ。俺からお願いすると、

もれなく、見返りを求められる。」

「そうね。それじゃあ・・・。」

そんな事を話していると

「証拠の整理は、終了ね。」

「やっぱり、ここから後の処理は先生

方に任せよう。これ以上は、

俺たち生徒が首を突っ込むのは、

面倒事が起きそうだし。」

「確かに、IS学園は、

教師より、生徒の方が優秀だ。

なんて、噂が立ったら責任取れないしね。」

「それじゃ、生徒会の書類に混ぜておこう。」

「それはいいわね。そしたら、

こっそり書類に忍ばせときましょ。」

 

後日

 

「おい、これは一体なんだ!?」

「なんです?騒がしい。」

「おお、操真か。これは。

なんなんだ?」

「何って、どれどれ・・・

ただのデュノア社の不正に関する

資料じゃないですか。」

「え?なんとも思わないのか?」

「先生、生徒会に生徒が悩みを

相談したら、解決に動くのは

普通じゃないですか。」

 

♢織斑千冬

 

「そ、それも、そうだよな。」

 

私は生徒会から提出された

書類に目を通していると、

デュノア社の不正に関する

資料を見つけた。

何事かと思い、この書類を

提出した生徒会に質問する為

生徒会室に来て、一夏に尋ねた。

すると当たり前の如く答えたので

私は自分がどうかしているのかと

思ってしまった。

「そ、そうだ。操真、後で私の部屋に来い。

き、拒否権は無いからな。」

こないだなの件で一夏と一部の人間に

バレてしまってからな。

 

♢操真晴人

 

さてさてさーて、面倒なのに

目をつけられたもんだ。

「刀奈、少し行ってくるわ。」

「う、うん。何も無いと思うけど気をつけて。」

「あぁ、すぐ帰ってくるから。」

現在夜10:30

 

俺はノックする。

「操真か?入れ。」

「全く、何なんだよ?」

「おい、一夏!こないだの・・・

「こないだの件は、あんたが

俺を一夏と呼ばなければ少しは

抑えられたはずなのだが。」うぐっ。」

「それに、一番暴走してたのは、

あんただったと思うんだけど?」

「だって、あんな18禁レベルの写真

見せられたら「あんなの冷静に見れば

アイコラだとわかるだろうが!」グスン。」

フッ、これで終わったな。

 

「ただいまぁ、今帰ったぞ。」

「・・・・・。」

「刀奈?何かあったのか?」

「スー、スー。」

寝てた。ぐっすり寝てた。

俺は時計を確認した

現在夜11:50

そっと寝顔の刀奈にキスをして、

俺も寝た。




どうも!protoです。

はぁはぁ、いやー、書いてる時に
落ちちゃって。本当に申し訳ない。
次はいつも通り投稿できると思います。


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第40話 刀奈とデート(前編)

♢操真晴人

 

デュノア社の件が終了し、

お待ちかねのデートに来ました。

まぁ、背後に、

掃除用具、中国、英国、

フランスの金髪、ドイツの銀髪

そして、アホあ・・・教師と来たものだ。

ん?もう一人いるな。誰だ?

全く、俺たちのプライベートを何だと

思ってるんだよ。

「はぁ。」

「ねぇ、晴人君。私と

デートしててつまんない?」

とため息をついて、刀奈が

しょぼ〜〜んとしてしまった。

顔は・・・うん。(´・ω・`)

こう(斜め上)はなって無いな。

「いや、後ろ。」

「後ろ?あぁ、そういう事か。

ごめんね、晴人君。変な事言って。」

「いや、いいんだ。俺も刀奈に集中してなかった。

この時間は君のことだけ見てるよ。

で、最後に後ろ見てみよ。」

「う、うん。・・・って、簪ちゃん!」

「簪ちゃん・・・あっ、あの時の。

刀奈の妹さんか。あの時は気配を感じれ

なかったから、わからなかったのか。」

「でも、どうして此処に?」

prrrrr、prrrrr。

「すまん、ちょっと電話だ。」

prrrrr、prrrrr。

「あっ、私もだ。」

「「はい、もしもし」」

俺と刀奈は携帯のマイク部分に手を当て

(刀奈、向こうはまだ気づいてない。)

(見てないフリをして、デートを続行。)

(わかったわ。見てないフリ、)

(このまま普通にデートね。)

「「こっちは終わったよ。」」

「お、ちょうどだな。

さてと、今は・・・ちょうどお昼時だな。

何か食べたい物あるか?」

「うーん、そうねぇ。庶民的なの。」

「じゃあ、あれだな。」

 

♢更識簪

 

お姉ちゃんが、あそこまで

熱中するとは・・・。

どの位のものか興味が湧いた。

と、観察を続けていると移動し始めた。

「どこに行くんだろう?」

私の前には6人も居るが、流石に

お姉ちゃんが狙いでは無いだろう。

「お姉ちゃん、大丈夫かな。」

「キャーーー!!!」

「え?何?」

怪物が人を襲ってる?

怖い、何かデジャブ。

 

♢操真晴人

 

「ちっ、何なんだよ!

どうしてこうも、デートの日に限って

ファントム出てくんだよ。刀奈

避難誘導よろしく。」

「任せて、と言うか慣れて来ちゃった。」

「ごめん、刀奈。」

 

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

「変身!」フレイム! プリーズ

ヒー・ヒー・ヒーヒーヒー!』

「さぁ、ショータイムだ!」

 

♢フェニックス

 

さぁて、魔力の貯蔵は十分だ。

言われた通りゲートを襲う。

いい作戦だぜ。()()()()()

さぁて、出てこい!指輪の魔法使い!




どうも、protoです。

今回はグレムリンを、出しました

さて、次回フェニックスとどうなるのか。

それではまた次回


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第41話 刀奈とデート(中編)

♢操真晴人

 

折角の休み。折角の刀奈とのデート。

なのに!どうして、こうも邪魔をする!

「フェニックス!人のデートを

邪魔した事!後悔するんだな!

お前相手にもはや、出し惜しみなどしないぞ!」

「へっ、それは俺もだ。」

 

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

フレイム! ドラゴン!

ボー!・ボー!・ボーボーボー!

コネクト プリーズ』

 

俺はドラゴタイマーを取り出し

針をセットし直す。

『ドラゴタイム セットアップ スタート』

俺はハンドオーサーに似た手状の

親指のレバーを押し、タイマーをスタートさせる。

そして、青、緑、黄の位置に針が来た時、

再びタイマーのレバーを押す。

『ウォータードラゴンハリケーンドラゴン

ランドドラゴン。』

そして針が一周したのでもう一度レバーを押す!

『ファイナルタイム ドラゴンフォーメーション!』

ドラゴタイマーの能力。それは、俺以外に

3体の分身を作る。ウォータードラゴンと

ハリケーンドラゴン、そしてランドドラゴン。

その分身はコピーリングの能力とは違い、

それぞれに意思がある!

「「「「さぁ、ショータイムだ!」」」」

「へっ、せいぜい楽しませろよ。

指輪の魔法使いィィ!」

 

奴は大剣を振り回している。

その大剣の軌道は敵ながら見事と思うほどだった。

しかし、俺も負ける訳にはいかない。

故に早々に決着をつける事にした。

『セットアップ スタート

ウォータードラゴン!ハリケーンドラゴン!

ランドドラゴン!ファイナルタイム

オールドラゴン・プリーズ』

俺はドラゴタイマーの最後の能力。

オールドラゴンを発動!

 

♢フェニックス

 

奴ら?も、切り札を出したみたいだ。

こうなりゃ、こっちも奥の手だ!

「いくぜぇ!指輪の魔法使いィィ!

アンリミテッド・フレア・バースト!」

俺は炎を体に纏い、空中戦に持ち込む。

 

♢操真晴人

 

奴は空中戦に持ち込む気だ!

それが命取りとも知らないで・・・。

俺は、足元から魔法陣を出現させ、

幻のドラゴンの出現させる。

「ストライク・・・ドラゴン!」

それぞれのエレメントを纏ったドラゴン

が、フェニックスに攻撃をし、

最後に俺の足元の魔法陣が奴を拘束する。

オールドラゴンで強化した俺の足で、

奴に最大威力の蹴りをくらわせる。

だが、それだけでは足りない。

思いっきり吹っ飛ばす。

フェニックス名前の通り奴は

死と再生を繰り返す。ならば、

その特性が仇になる場所へと送ればいい。

それが可能なのは・・・太陽!

「ハァァァァァ、はぁ!」

「俺は、不死身だ何度でも蘇る」

「無駄だ、その体をせいぜい呪うんだな。」

 

奴を太陽まで吹っ飛ばすことに成功。

「お前にフィナーレは、無い。」

奴との因縁もこれが最後だ。




皆さん、Ksou○○さんの
生放送見てたのでこの時間の投稿になりました。

次はいつも通り投稿できると思います。

それでは、また次回。


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第42話 刀奈とデート (後編)

いよいよデートもクライマックスだぜ(モモ風)


♢更識刀奈

 

さて、避難誘導も終了したし、

晴人君の所へ向かいましょう。

でも、その前に・・・

「さて、居るのは、わかってるから

出てらっしゃい。ファイブカウント

で出てこないと先生でも容赦しませんよ。」

そう言うとまず簪ちゃんから前に出てきた。

「ごめん、お姉ちゃん。お姉ちゃんの

彼氏・・・ちょっと気になっちゃって。」

と、正直に言ったので許そう。

まぁ、簪ちゃんは、わざわざ

私から彼を取ったりしないでしょうし。

簪ちゃんが、出て行くと次に織斑先生が出てきた。

「すまん、更識。」

「何故、織斑先生が盗み見なんて?」

「いや、お前達が不純異性交友してないとも、

限らないし。そ、それに、街頭調査だよ。

お前達を見た人達がどれくらい砂糖を

吐き出しそうになるのか。」

へっ?何言ってんだろ?でも多分本音じゃ無いわね。

「で、本当のところは?」

「別にお前達の邪魔をする機会を伺って

などいないぞ。・・・はっ、しまった。」

で、織斑先生に続き、篠ノ之が

「私は、一夏を取り戻す為に観察を続けていた。」

「要するに、ストーカーね。」

次にボーデヴィッヒちゃんね。

「嫁が何処に行くのか気になってな。

それで、驚かせようと、機会を伺っていた。」

「まぁ、結局ストーカーね。と言うか、

全員それっぽく誤魔化そうとしてるけど、

簪ちゃん以外やってる事ストーカーだからね。」

「な、何故更識妹はストーカーじゃない!」

と、織斑先生が言ったのでこう答えた。

「だって、妹が姉の彼氏気になるのって普通ですよね?

第一、姉になんて聞きにくいでしょ、彼氏の事なんて。」

「その理屈だったら、姉が弟の彼女の事が

気になるのだって普通じゃないか!?」

「だって、彼は「俺に姉はいない。」晴人君。」

「よっ、待たせたな。フェニックスは、倒したよ。」

「よかった無事で・・・。」

「心配かけたな。それじゃ、簪さん以外警察に

突き出したら、デートし直そうぜ。」

「「「「「「ちょ、ちょっと待って!」」」」」」

「な、何故更識妹は許されるのだ?」

「そ、そうですわよ。不公平ですわ。」

「どうして、私までそんな目に合わねばならんのだ!」

「黙らないか!いくらIS学園所属とはいえ、

犯罪は犯罪だ。因みに、ストーカーは、軽犯罪法

とかに引っかかるとか、 引っかからないとか。」

と、晴人君は、かっこよく怒る。いいわね。

晴人君って、私のこと(私も彼のこと)愛してるから、

怒鳴ったりってされないんだよね。

さて、一通り説教が終わり「おまわりさん。こっちです。」

を、したのでデート再開!

 

♢操真晴人

 

刀奈に、迷惑かけたな。

「刀奈、いつもごめんな。俺のせいで

こんな面倒なことに巻き込んで。

彼氏・・・失格だよな。」

「・・・晴人君。私ね、もう、晴人君って毒にね、

毒されちゃってるのよ。

晴人君中毒者と言っても過言じゃ無いほどにね。」

「刀奈・・・。」

そこまで、俺の事を・・・

「だからね晴人君。私もう晴人君以外の

人・・・好きになれないな。だから、

一生、一緒に居てね。もう、私を離さないでね。」

「///////////・・・刀奈。俺は、まだ

結婚できる歳じゃないけど、

いつか・・・結婚しよう!」

「はい!///」

刀奈は、照れていたが最上級の笑顔をくれた




はいどうも、
最近イチャラブ少ないかな?
と書きながら思っているprotoです。

いやー、動画サイトが復旧してたのが嬉しいですね。
さて、ここでお知らせ。
えーと、1週間くらい、投稿できないかもしれません。
ちょっと合宿があるので。

クリスマスだけは、なんとか
書き溜めて、やりますけどね。

それでは、明日明後日は、会えますので
see you next time


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第43話 ビーストvs (前編)

♢似藤高介

 

「腹減ったなぁ。」

俺はフェニックス戦の後、IS学園に呼ばれた。

どうやら、機密事項を聞いてしまったらしく、一般人の

俺は監視されてるのだった。まぁ、監視してるのが

「どうした、腹が減ったなら、飯を食えば

いいじゃないか。」

・・・織斑千冬なのだから、悪くはない。

「そっちじゃないんだよねぁ。

キマイラの方が腹減ってるから、

魔力食わせないと、俺が死んじまう。」

「だったら、「おっと、皆まで言うな。」」

そんじゃ、ファントム探しますかぁ。

俺は部屋を出て行った。

「なんなんだ、あいつ。」

 

♢ワイズマン

 

ファントムの数が減ってきたな。

だが目処がたった。彼は完成してくれた。

指輪の魔法使い・・・ウィザード。

後3人程、完成した魔法使いが

集まれば、サバトを再び開ける。

「メドゥーサ、新しいゲートは、見つかったか。」

「えぇ。ですが、場所が好ましくなく・・・。」

「何処にいるのだ?」

「・・・IS学園です。」

「なら、奴に嘘をふきこめ。」

「奴・・・とは?」

「古の魔法使い、似藤高介だ。」

「何故、奴に嘘を?」

「奴はIS学園に監視されてるからな。」

「なるほど。わかりました。」

 

♢亡国企業

 

後少し、後少しで完成する。

究極のISが・・・。だが、

それを動かせるのは彼だけ。

彼しかいないのだ。

彼をこちら側へ、引き摺り込まねば。

 

♢似藤高介

 

俺は、寮長室を出発すると、

初っ端見たくないもん見ちまった。

あー、あれだよ。二人一緒に

居るだけで、周りの人間を砂糖

・・・もはや、無限生産機に

しちまうあの二人。

そう、操真と更識の嬢ちゃんだ。

あの二人が、アイスクリームを

食べさせあいっこしてるんだ。

「はい、楯無。あーーん。」

「あーーーん///美味しい///

じゃあ、晴人君もあーーーん。」

「あ、あーーーん///。」

全く、イチャイチャして・・・

やべ、早く逃げないと俺まで砂糖無限生産機

になっちまう。

 

さて、IS学園に近いところに来ました。

「さーて、どっかにファントムは居ねぇのか?」

「古の魔法使い。」

「だ、誰だ?」

「私はメドゥーサ。」

「やっぱり、ピンチはチャンスだな。」

『ドライバーオン』

「変〜〜「ちょっと待った。」へっ?」

「私はあなたに指輪の魔法使いの

事を教えに来ただけなの。」

「へぇ、ウィザードの?何を?」

「何故あなたが最近魔力を食べれないか、

知らないの?」

「あぁ、知らないな。」

「それは指輪の魔法使いがファントムの

魔力を食べてしまってるから。」

「はぁ?そりゃ本当かよ。」

「そうよ。私達と手を組めば、

定期的に魔力を食べさせてあげるわ。

条件は一つ。指輪の魔法使いを倒して来て。」

こんな魅力的な話は無い。

「さっきのウィザードの話が本当なら

その条件、乗ったぜ。」

 

 

♢グレムリン

 

「へぇ、ミサちゃんもやるなぁ。」

僕も楽しみだよ。魔法使い同士の

殺し合いが。




はい、日に日にイチャラブが
減ってきてしまったprotoです。

さて、もう直ぐクリスマス。
もちろん番外編クリスマス回やりますよぉ〜
期待しててな!

それではまた次回


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第44話 ビーストvs (中編)

♢操真晴人

 

さて、もう直ぐクリスマス。

去年まではクルシミマスだったが、

今年は、世界で最高の彼女・・・

愛しの刀奈たんがいらっしゃる!

さてさて、デートは、どこに行こうかな。

 

♢更識刀奈

 

クーリスマスが今年はサイコーだ♪

晴人君は、最高のデート計画すーる♪

さぁ、制服脱ぎ捨て出掛けよぉ♪

・・・ん?それでは、裸じゃないか。

まぁ、今年のクリスマスは、サイコーだわ。

本当に晴人君なら、素晴らしいデートを

計画するのが、わかるからだ。

 

♢操真晴人&更識刀奈

 

でも、正直、刀奈(晴人君)には、申し訳

ないけど、今回も出るんだろうな・・・

超が付くほどのKYB(空気読めないバカな)ファントム。

それに、今回も付けてくるんだろうな。あのストーカー連中。

人のプライベートを何だと思ってるのか。

♢似藤高介

 

操真の野郎、あの時・・・

フェニックスを倒したあの時!

隠れて魔力を食ってやがったのか。

まぁ、奴を倒せばしばらくは、

魔力に困らなさそうだけどし、

しばらく利用させてもらいますかね。

 

♢メドゥーサ

 

奴を唆す事には成功したが、

それが吉と出るか、凶と出るか。

どうなるのやら。まぁ、あれが、

ワイズマンの意志ならば従うだけ。

 

♢篠ノ之束

 

さてさてもうすぐクリスマスだよぉ。

もちろん、ちーちゃんと、箒ちゃんには、

クリスマスプレゼントをあげないとね。

はっくんには、あの指輪をプレゼントしちゃおう。

正直あれは私が持ってても仕方ないからね。

あの変な石と、変な指輪を・・・。

 

♢更識簪

 

もう直ぐクリスマス。

アニメ好きからしたら、イベント盛りだくさん。

今度近くでヒーローショーやるから見に行かないと。

どこの遊園地だったかな?

 

♢操真晴人

 

さて、みなさん(怒り)

此処は何処でしょう(怒り)?

①寮長室 ②第三アリーナ ③ 食堂

 

 

 

 

 

 

正解は②の第三アリーナでした。

正解した方、是非コメント欄で一言

いただきたく存じあげます。って、

俺は誰に言ってるんだ?

まぁいい、俺は今、少し怒り気味だ。

何せ、あのソースバカに呼び出されたからな。

「おい、似藤!居ないな。おい!

呼び出しておいて、放置かよ?

出てこい、ソース野郎。」

「誰がソース野郎だ!」

「いや、お前だよ。むしろお前しか居ねぇよ。」

「ふん、お前。俺を騙してやがったな。」

「は?何言ってんだ?」

「だから、メドゥーサとかいうやつに、

お前が嘘ついてるって、俺が騙されてるってな。」

「いや、普通に考えろ。騙されてるのは、

お前だからな。」

『ドライバーオン』

「ちっ、話を聞く気は無いようだな。」

『ドライバーオン プリーズ』

「「変身!!」」

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

フレイム! プリーズ!』

『セット オープン!

L I O N LION(ライオン)

 

仮面ライダー×仮面ライダー

魔法使い大戦始まらん!




さて、今回も執筆中に寝落ち
してしまったprotoです。

さて、次回は番外編。クリスマス編とさせて
いただき、23日の投稿は休ませていただきます。

それではクリスマスイブにまた。


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番外編 クリスマスイブの夜に

番外編と書いたのに、割と本編に関係ある。


♢操真晴人

 

今日はクリスマスイブ。

現在地・・・遊園地。

周りは、イルミネーションで飾られ、

恋人達の甘ぁぁぁい雰囲気を醸し出している。

故に非リアが入り込む隙は無い。

ただし、一部を除いて・・・だが。

 

♢更識簪

 

私は好きなヒーローのショーを、

観に来たのだが、何なんだろう?

この砂糖を吐き出したくなるような

雰囲気は。まぁ、ショーが始まれば、

気にしなくて済むから別に問題は、無い。

私はステージを目指して歩き出した。

 

♢更識刀奈

 

今日はクリスマスイブ。

晴人君と遊園地デート。

遊園地の雰囲気は、完全なピンク。

リア充の、巣窟と化していた。

まぁ、これから、私達も同じ感じに

なるんだろうけど。そんな事を考えていると

「あれ?簪ちゃん?」

妹の簪ちゃんを見た気がしたが、

まぁ気のせいだろう。

私は待ち合わせ場所へと少し急いだ。

 

♢操真晴人

 

「晴人くぅ〜〜ん。

えへへ、待った?」

ここで「大丈夫、今来たところ。」

と答えるのは面白く無いので

「いや、気づいたらここに居た。」

と答えるのがベストだ。

「それって夢遊病とか?」

と、刀奈は言わない。

「愛がなせる技かな?」

と言うのが刀奈だ。

「かもな。それじゃ何から乗る?」

「コーヒーカップ、メリーゴーランド

ジェットコースター、観覧車・・・。」

「あっ、観覧車は、最後な。」

「え?あっ、うん///」

 

♢遊園地スタッフ

 

うちの遊園地は、クリスマス

営業もしているため何かとリア充が

たくさん来る。それでも砂糖を吐きそう

には生まれてこの方なった事は無い。

でも何故だ?あの黒髪と水色?の髪の

カップルを見てると砂糖が口から

出そうになる。

 

♢更識刀奈

 

遊園地デートも、終盤に

差し掛かる頃、私達は、

観覧車へと向かって居た。

ここまで、ファントム等の

妨害は無く、幸せな時間を

過ごして居た。そして、

観覧車が最も高くなる頃、

「なぁ、刀奈。」

「どうしたの、晴人君?」

彼は懐から何やらケースの

ような物を取り出し私に渡した。

「開けて見てくれ。」

「う、うん。」

私はそっとケースを開けた。

するとそこには、指輪

(もちろんウィザードリングでは無く)

が入っていた。

「俺たちは、まだ結婚できない。

だけど、先に渡しておきたいんだ。」

「どうして?プロポーズの時に

渡せばいいんじゃ・・・そう言う事。」

「そう、俺は死ぬ気は無いが、

絶対に死なないとは限らない。

だから///結婚できる歳になるまで

それを持っていてほしいんだ///。」

「晴人君・・・//。」

とこの濃い雰囲気のまま、

学園に戻ると、保健室に

数十名倒れた人達が運ばれたそうだ。

 

♢メドゥーサ

 

ゲートを、探して遊園地

などに来てみた。

まさか、()()()()()()がゲートだったとは。




はい、クリボッチ状態とは、
言えない合宿中のprotoです。

さて、とあるフラグを立てました。
わかった方いますかね?

それでは、しばらく更新できません。
また年末周辺で更新再開です。


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番外編 お正月の魔法使い

皆様、お久しぶりです。
あけましておめでとうございます。
今年も、魔法使いは、何度も死すを
よろしくお願いします。


♢操真晴人&更識刀奈

 

「「せーの」」

俺(私)は、刀奈(晴人君)と息を合わせる。

「「あけましておめでとうございます!!」」

 

♢操真晴人

 

「さて、読者の皆様、新年あけまして

おめでとうございます。」

「読者の皆さん。ここまで読んでくださり、

ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。」

「まぁ、よくわからんカンぺも読み終えたところで、

刀奈、あけましておめでとう。」

「晴人君///あけましておめでとう。」

「お?晴人、終わったのかい?」

俺たちは、今、久しぶりに思出堂に来ていまーす。

俺が作ったおせちを食べてます。

紅白を見て、カウントダウンをして、

現在に至ります。

 

「さて、晴人君。羽根つきでもしよっか?」

「いいねぇ、志摩さんもやりましょう。」

「僕かい?よーし、やってみるかな。」

 

結果、俺と志摩さんの完敗。

顔には墨が塗られております。

「アハハ、晴人君。なんか、ハルえもん

みたいだよ。」

「くっ。」

この時、俺はこう考えていた。

(刀奈・・・その笑顔は、反則だろ)

・・・と。

「なんなら、魔法つかってもいいよ。」

「ほう?なら話は、簡単だな。」

 

その結果、俺の圧勝。

バインドと、コネクトを使い、

程々にボコっちゃった。

「刀奈、墨塗られても可愛いなぁ。」

「晴人、口に出てるぞ。」

「も、もう!晴人君ったら///」

あ、ほっぺ膨らませてる。更に可愛い。

「まあまあ、今度またデート行こ?な?」

「むぅ、わかった。」

さて、デート行く予定を作った。

 

♢織斑千冬

 

さて、私は今げっそりと痩せ細っています、

「一夏ぁ、戻って来てくれぇ。」

実際、一夏が、いないので年越しそばどころか、

おせちも食べれてません。

 

「やっほー、ちーちゃん!ちょっと、

大丈夫?だ〜いぶ、痩せてるねぇ〜。」

「む?なんだ、束か。」

「あれ?アイアンクローがこない。

ちーちゃん、本当に大丈夫ぅ〜〜?」

「これが、大丈夫なわけない(だろぅ)。」

はぁ、一夏の飯を食わせろ。

「ふぅーん、これから、はっくんの

所行くけど、一緒にどう?」

「な、何で行くんだ?」

「えーと、色々と。渡しに行くんだよ。」

「そうか、なら行こう!すぐ行こう!」

「えっ、ちょっと。ちーちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」

 

♢操真晴人

 

何か嫌な予感がする。

「はっくぅ〜〜〜〜ん。」

 

『ディフェンド プリーズ』

 

バシィィィィンと、衝撃音が鳴る。

 

「痛いよ。はっくん、酷いよ。」

「いきなり、突っ込んでくるのが悪い。」

「せっかくプレゼント持って来たのに。」

と、束さんは、俺に指輪っぽい物と

銃の化石の様な物を、渡された。

「これは!?」

「じゃ、最後にコレだね。」

ISの様なものだな。

「それは、色々私が研究した物で、

はっくんの魔力に対応できる様にしたのだぁ〜。」

「そうですか。ありがとうございます。」

「それじゃ、バイバイ。」

 

「刀奈行ったよ。」

何故か、束さんは刀奈を邪険に扱うのだった。

 




どうも。お久しぶりでーす。protoです。

そして、新年あけましておめでとうございます。
今年も私proto(プロト)と、魔法使いは、何度も死す
をよろしくお願いします(二度目)。


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第45話 ビーストvs (後篇)/失われた魔力

♢操真晴人

 

さて、覚えてらっしゃらない方へ

前回、似藤高介/ビーストに謎の喧嘩を

売られ、苛立っているところです。

 

「さて、騙したこと、後悔させてやる。」

「さぁ、ここからは俺のショータイムだ!」

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

フレイム! ドラゴン!

ボー!・ボー!・ボーボーボー!

コネクト プリーズ

ドラゴタイム セットアップ スタート!

ウォータードラゴン!

ハリケーンドラゴン!

ランドドラゴン!

ファイナルタイム

ドラゴンフォーメーション』

「さて、俺たちに喧嘩売ったことを後悔してな。」

「「「「ハァァァァァ、はぁ!」」」」

 

結果、俺の勝ちだ。

四対一で(しかも強化状態)で負ける訳にはいかないんでな。

 

「さて、どうしてこんなマネしたのか、

事情があるなら話してみろ。」

「いや、お前がフェニックスを、俺から

騙して食ったって言うから・・・。」

「つまり、まんまとメドゥーサに乗せられたわけか。」

 

♢グレムリン

 

あちゃー、終わっちゃったか・・・。

「まぁ、もうそろそろ内藤さんも来ることだし、

もっと楽しめるかな。」

さて、指輪の魔法使い君。

僕をもっと楽しませてくれよ。

 

♢レギオン

 

あぁ、あの心。まるで澄んだ水晶の

様な心の魔法使い。壊してみたい。

 

♢操真晴人

 

あのビースト騙され事件から1週間が経過。

俺は問題を抱えていた。もうそろそろ誕生日なのだ。

今は12月20日。俺の誕生日は、12月24日。

ちゃーんと、誕生日にも手を加えた。

だから、18歳。喜びたい事と、おそらく

面倒な事が起こる。はぁ、どうしよ。

「は〜る〜と〜君!」

「うひゃ!?」

考え事をしていて、刀奈の接近に気がつかなかった。

「どうしたの?変な声出して?」

「いや、すまない。考え事をしていた。

ところで何か用か?」

「用はないけど、ラブラブしに来た。」

「じゃあ、はい。あーーーん。」

俺の手にはポッキー。それをあーんして食べる刀奈。

場所は、学園の食堂。

その後食堂から甘い香りが酷く漂っていた。

 

「さて、今日の授業終わりっと。」

「「「「「晴人(さん)(嫁よ)!!」」」」」

「もうすぐ誕生日だよね?」

と、早速シャルが話した始めたが、

先述にある通り、これが面倒な事だ。

「だから?俺は予定があるんだが?」

「そっか、ごめんね晴人。」

よし、シャルが撃沈した。

これで、パズ○ラの様にきえてくれた。

 

♢レギオン

 

さて、そろそろ動くか。

私は、IS学園にいる。

彼の心を見て、壊す!

 

「指輪の魔法使い。その心見させてもらうぞ」

「何者だ?まさか、ファントム!?」

俺はファントムに姿を変え、奴に攻撃を始めた、

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

フレイム! プリーズ!

ヒー!・ヒー!・ヒーヒーヒー!』

「さぁ、ショータイムだ。」

「誰かの為に戦うその心。どれだけ

美しいのだろうか。」

奴の心を見て、壊す!!




はい、どうも。protoです。

えーと、まず二回連続で番外編で
申し訳ない。クリスマスと正月をやらなければ
いけなかったものですので。

それと、お知らせ。
現在、私の体調が万全ではない為、
投稿に不備が出て来ております。
なので、少しばかり、休息を取り、
少しの間更新ペースを、落とします。

それではまた次回


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第46話 失われた魔力

♢操真晴人

 

俺の目の前には、ファントム“レギオン”。

奴は俺の心を壊したいらしい。

俺の心は、絶対に壊れないし、壊させもしない!

 

「さぁ、ショータイムだ!」

奴は薙刀の様な武器を持っている。

距離を保ちつつ、オールドラゴンでとどめを刺す!

『コネクト プリーズ

ドラゴタイム セットアップ

スタート!ウォータードラゴン!

ハリケーンドラゴン!ランドドラゴン!

ファイナルタイム!オールドラゴン!』

「さぁ、フィナーレだ!ハァァァァァ、ハァ!」

完璧にドラゴンクローの攻撃が決まった。

そう思った。だが!渾身の攻撃は、躱され、

こちらが奴の特殊攻撃を喰らってしまった。

「う・・・、かた・・・な・・。」

 

♢レギオン

 

エキサイティング!

奴のアンダーワールドへの進入を、

成功した!さて、指輪の魔法使いの

心の中、見せてもらうぞ。

 

「ほぅ、凄く綺麗な心だ。壊したい、壊したい!」

『キマイライズ GO!』

「誰だ?」

「俺だ!」

そこには、下品なアーキタイプの魔法使いが居た。

 

「さて、人助けがてら、食事の時間だ!」

 

♢更識刀奈

 

えー、晴人君から似藤氏がどうのこうの

と言っていたのでアリーナへ向かいました。

そこには、晴人君が倒れていました。

「晴人君!晴人君、晴人君晴人君晴人君

晴人君晴人君晴人君晴人君!」

「う、かた・・な・・・か?」

返事がある。良かった。

「すま・・ない。今、ファン・・トムに、

心を・・・うっ、グハァ!ハァ、ハァ、ハァ」

「晴人君、死なないで。晴人君が死んだら、私も・・・。」

私の口は、晴人君の口で塞がれた。

「悲しい事言うなよ。それに、俺が死ぬフラグじゃないか。」

「こんな時に・・・グスッ、ふざけないでよ。」

また彼は穏やかにこう言うのだった。

「刀奈、こんな時だからこそ言うんだよ。

泣かないでくれ。グハァ!ううっ。」

私は彼がどうなっているのか大体の予想はついていた。

体に傷は無い。つまり、アンダーワールド。

そこで、何かが起きている。魔力に、関する

何かが・・・。

 

♢レギオン

 

壊したい、この澄み切った世界を壊したい!

なのに、ドラゴンと、下品なアーキタイプに

邪魔され、壊せない!あぁ、ここまで美しいとは、

「エキサイティング!

あぁ、エキサイティィィィィィィング!」

そして、ドラゴンにとどめの一撃が当たった。

 

♢操真晴人

 

やられた!俺の中のドラゴンが。

俺は体から魔力が消えるのを感じていた。

これで、魔法が使えなくなるのか・・・。

俺、これからどうすればいいんだろう。

ウィザードに変身できない。

ファントムとも戦えない。

俺・・・生きてる意味あるのかな・・・。

 

いや!魔法が使えなくても、この身を呈して

刀奈さえ、守れればそれでいい。

 

 




皆さま、お久ぶりでございます。
protoです。
さて、体調も回復してきましたので、
また少しづつ、頑張っていきますよ!

それではまた次回!


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第47話 闇に堕ちた魔法使い

今更ながら一言・・・






貴利矢さぁぁぁぁぁぁん!


♢操真晴人

 

魔法の力、正確には俺の中のファントム(ウィザードラゴン)を、

レギオンに倒されてしまい、俺は魔法使いでは、

なくなってしまった。そして、俺は思い知る。

魔法を失った事で、ただの無力な人間に

戻ってしまった事を・・・。

 

魔法を失い、1日が経過した。

魔力と引き換えに、心は守られたが、

正直、その心にポッカリと穴が開いて

しまった様な気分だ。

こんなんでは、刀奈に心配かけてしま・・・

いや、既にかけているのか。

 

♢レギオン

 

指輪の魔法使いの心を壊せなかった。

しかし、エキサイティング!

それでこそ、壊しがいがある。

指輪の魔法使いの、心の支えは、

わかった。奴を餌にして、

指輪の魔法使いをおびき出し、

今度こそ、心を壊す。

それに、奴の一途な心も見て見たい。

エキサイティング。

 

♢更識刀奈

 

今日、晴人君の顔を見て、

疲れているというより、

壊れかけている様な感じだ。

こんな時こそ、彼女である私が、

何とかしなくては。

そんな決心をした時、

私の意識は、誰かに刈り取られた。

 

♢操真晴人

 

刀奈の事を考えていると、

俺は、凄く嫌な予感がした。

「何だろう、刀奈・・・。」

「やぁ、指輪の魔法使い♪」

「誰だ?お前は、グレムリン。」

それは、緑色のファントム、グレムリン。

「出来れば僕の事は“ソラ”って呼んで欲しいな♪」

「なんだ?何が目的だ。」

「まぁ、いっか。今回は、情報を持ってきたんだ♪

君の大切な彼女。レギオンに捕まってるよ♪」

俺の嫌な予感が当たった。

「おい!刀奈は、今何処にいる!」

「アハハハ、じゃ、地図置いてくね♪」

「ま・・・、今は奴より、刀奈が優先だ。」

俺は地図の場所へ急いだ。

 

「刀奈!何処だ!」

「晴人君!来ちゃダメ!」

声がした方を向くと、鎖で拘束されて、

いる刀奈を見つけた。

「やっと来たか、指輪の魔法使い。」

「レギオン、貴様ぁぁぁぁぁ!」

俺はレギオンに殴りかかるが、軽く避けられ、

転がされ、踏みつけられる。

「指輪の魔法使いも、魔法が使えなくては、

ただの人間と同じだな。だが、その

抗う様な目。心が輝いている証拠だ。

エキサイティング。」

レギオンは、俺を踏みつけたまま、

刀奈の方へ、向き直り、薙刀で、

刀奈を傷付けた。

「俺は、魔法が使えなくては、

彼女一人守れないのか!

ウワァァァァァァァァァ!」

その時、俺の手に、ダイヤモンドの様な

指輪が出現した。俺はレギオンが踏みつけ直す

瞬間を狙い、奴の足から抜け出し、

ドライバーオンリングをベルトにかざす。

『ドライバーオン プリーズ』

「変身!」

「シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

インフィニティ イン・・・フ・・ニティ

イ・・・フニテ・・・』

ベルトから出る変身音にノイズが、

かかり始め、最後にこう音が鳴った。

『ダークネス』

俺は闇に堕ちた様だ。

 




はい、どうも貴利矢ロスに
かかり執筆が滞っていたprotoです。

前書き部分にも書きましだがもう一度

刀奈、晴人、主
「「「貴利矢さぁぁぁぁぁぁん!」」」
刀奈さん、晴人さん、一緒にありがとうございました。

さて、闇に堕ちた晴人君ですが、
元に戻る事は出来るのでしょうか。
そして、刀奈とのイチャラブ生活は、復活するのか・・・

また次回。


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第48話 新たな魔法使い(前編)

番外編を読んでくださった方ならわかりますよね?


♢操真晴人

 

あぁ、もうダメだ。

体が思う通りに動かない。

負の感情が、増大しすぎたせいで、

魔力の質が、根本から変わったのか。

魔力は、復活した・・・のに、ここまで

なの・・・・か。いや!まだだ!何としても

元に戻る。でも、意識が消え・・・てい・・く。

 

♢更識刀奈

 

晴人君のアーマーが、

キラキラと輝いたダイヤモンドから、

ドス黒い闇へと染まっていった。

「晴人君!大丈夫?」

私は晴人君に駆け寄ろうとしたが、

「ウワァァァァァ!」

と急に晴人君が叫び、

闇のオーラの様なものに、

体が持っていかれ、

そのまま、吹き飛んだ。

 

その後、レギオンを瞬殺した晴人君は、

 

 

 

 

 

・・・・・・IS学園から姿を消した。

 

♢更識簪

 

お姉ちゃんの彼氏さん。

えーと、確か晴人さん。

うん、操真晴人さんだったかな。

彼がが居なくなってから、3日位

お姉ちゃんの元気が無い。

どうやら、行方不明らしい。

正直いつも、あの某有名エナジー

ドリンクの様な元気ハツラツ感が

完璧に消え失せているのだ。

「あんな、元気の無い

お姉ちゃん。初めて見た。」

 

私は考え事をして居たせいで、

人にぶつかってしまった。

「あの、ごめん、なさい。」

私はぶつかった人の顔を見ずに

謝ってしまった。

「あは、見ーつけたゲートの女のコ。

君、悪いけど絶望してもらうね。」

私は腰を抜かして居た。だって、顔が

 

 

 

 

 

・・・・死んだ父の顔。

そのものだったのだから。

 

♢更識刀奈

 

「キャァァァァァァ!」

聞きなれた声。その声で

発せられる慣れない悲鳴。

簪ちゃんだ。早くいかなきゃ。

私は校則を無視して、全速力で

廊下を走った。

 

そこに居たのは、死んだはず。

いや、正確には行方不明になり、

死んだ事になって居た父の姿だった。

でも、纏っている雰囲気が父とは、

違って居た。おそらくファントムだろう。

なんとか、校舎から引き離さなければ。

一般生徒にも危害が加わる可能性がある。

でも、ファントムには、ISの攻撃は、

通用しない。でも、簪ちゃんが・・・。

ん?まさか、簪ちゃんが、ゲートなの?

でもあの時、襲われなかったのは何故?

 

♢更識簪

 

異様な雰囲気を纏った、お父さんの

顔をした何かが、私に近づいてくる。

「さて、お前も絶望してファントムを生み出せ。」

「いや、来ないで。やめて。」

「簪ちゃん!!」

私のポケットの中から、

私の大切な、写真が二枚取られた。

一つは昔の家族写真。

もう一枚は、心の支えの片割れである

大好きな特撮アニメの写真。

それがどちらも、破かれた。

 

♢更識刀奈

 

私は、自分の妹を守れなかった。

簪ちゃんの体にヒビが入っていき、

ファントムを、生み出そうとしている。

こんな時、晴人君なら、最後の希望と言って、

カッコよく助けてくれるんだろうな。

もう、私にはどうする事も・・・。

いや、絶望を、止めればいい!

私は、こう叫んだ。

「簪ちゃん、絶望しちゃダメ!

私が、お姉ちゃんがついてるから。」

「うぅ、お姉・・・ちゃん。」

私はひたすら簪ちゃんを励まし続けた。




はい、どうも主人公が、闇堕ちしてしまったので、
簪ちゃんを救えないprotoです。

さて、黒ミッチーと言ってわかる方は少ないかな?

まぁ、ともかく簪ちゃんのピンチ

さて、それではまた次回!


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第49話 覚醒の簪

ハッピーバァースデイ トゥ メイジ
(鴻上さん風)
ん?鴻上さんが、わからない?
OOO(オーズ)を見よう!


♢更識簪

 

希望を捨てない。か・・・。

お姉ちゃん、無理だよ。

私の希望は、もう砕けちゃう。

「簪ちゃん!ダメだよ。

もうこれ以上何も失いたくない。」

お姉・・・ちゃん?

そっか、なら頑張ら・・・ない・・とね。

「私の希望の硬さは、ダイヤモンド!

だから、私の希望(ダイヤモンド)は砕けない!」

「何!?まさか、一度絶望した者が。ありえん!」

「ありがとう、お姉ちゃん。

お姉ちゃんのお陰で希望を取り戻せたよ。」

「簪ちゃん・・・。」

「私は、私の希望(家族の笑顔)を守る!」

私の体から光が発せられ、

腰にドライバーが、手には指輪が存在していた。

一度、お姉ちゃんから彼の変身を見せられた事がある。

右手に手形の付いたリングを、左手に宝石の様な

物が付いたリングを付ける、

そして私は、お手本通り、右手をベルトの

バックル部分にかざす。

すると、ドライバーが、彼のと似た様な形に

なった。そして、レバーを操作し、ハンドオーサーを

左手側にする。すると

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!』

と、彼のとは音声が同じでも、音程が低い。

私は、「へ、変身!」と言い、

ベルトに左手をかざした。すると、

『チェンジ ナウ』

と低い音声で音が鳴る。その瞬間

私の意識は、真っ白い空間へと誘われた。

 

「こ、ここは?」

「やぁ、私の事は、うーんそうだね。

よし、ランサーとでも呼びたまえ。」

「なんか、普通だね。」

「んー、まぁそれは、置いといて。

取り敢えず、君は、魔法使いとして、

力を身につけた。」

「私が魔法使い。」

「うん、そして私は、槍を扱う予定だった

ファントム。これからは、あなたの魔力の源に

なるわ。」

「うん、それで?」

「この力は、危険。使うのには、

覚悟が必要。」

「大丈夫。覚悟なら絶望を振り切った時に

決めてあるから。」

「そう、なら戦いなさい!」

 

そうして、私は、魔法使い

《仮面ライダーメイジ/ランサースタイル》

となった。

 

♢更識刀奈

 

よかったのかしら、簪ちゃんを

戦わせることになってしまった。

また、失いたくは、ないけど、

妹だけを戦わせるのは、

気がひける。

何か、ファントム達と、まずは、グール

から、戦える様にしなくては・・・。

刀奈も新たな決意を胸に、

戦いの覚悟を改めて決めた。

 

♢更識簪

 

この槍・・・と言うより薙刀か。

凄く扱いやすい。まるで私の為にある様な武器。

薙刀の持ち手部分には、握り手(ハンドオーサー)が付いて居る。

確か、親指のレバーを操作して、手を開かせる。

そして、左手を握り手と握手する様にかざして、

必殺技!『キャモナ スラスト シェイクハンズ!

キャモナ スラスト シェイクハンズ!

チェンジ スラスト ストライク!』

「ハァァァァァ、セイハァァ!」

決着は、付いた。




はい、簪を魔法使い
仮面ライダーメイジ/ランサースタイル
へと覚醒させたprotoです。

さて、いつになったら、晴人君の
話を書くのかと気になる方も多いかな?
多くないな、最近読者数減ってるし笑笑。

さて、それではまた次回


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第50話 分裂の晴人

皆さん、遂に50話達成です。
読者の皆様のおかげです。
ありがとうございます!

あと、前話のジョジョネタ・・・では、
無いですね。メインタイトルにつく
サブタイトル的なのわかる人いたかな?


♢更識簪

 

倒した。ファントムを。

現行兵器中最強と言われていた、

ISでも倒せなかった相手を・・・。

それは、ともかくリングを確認

の前に、お姉ちゃんの確認しないと。

「お姉ちゃ・・・ん?どうしたの?」

何があったかと言いますと、

泣いてた。そりゃお姉ちゃんも

人間だから泣くけどここまで泣いたのは、

生まれて初めて見た気がする。

「いや、なんか、お姉ちゃん・・・グスッ、

面目無い・・・グスッ、と思って。」

要は、お姉ちゃんは、私一人に戦わせて、

何もできなかった事を悔やんでいる様だ。

「で、でも、お姉ちゃんのお陰で希望を

取り戻せたんだよ。」

「うん。そう言ってもらえたら、

お姉ちゃん、居て良かったよ。」

「お姉ちゃん、戻ろ。部屋に。」

「う、うん。」

 

さて、リングがあまり無いなぁ、

確か、お姉ちゃんの知り合いに

指輪を作る人が居るとか居ないとか。

私は、お姉ちゃんと部屋に戻り、

落ち着いたタイミングで話をすることにした。

 

♢操真晴人

 

うぅ、刀奈。

俺はアンダーワールドで、

縛られていた。刀奈との生活の中で、

織斑一夏としての存在は消え失せ、

完全に操真晴人としての、人生を歩み

初めていた。それにより、織斑一夏は、

俺の根底から、姿を消しかけていた。

確かに俺は操真晴人であり、

織斑一夏であったが、魔法使いになり、

刀奈に出会い、様々な事をしていた。

それにより、織斑一夏は、存在ごと

無かった事になりかけていった。

織斑一夏としての記憶より、

操真晴人としての記憶の方が、

より良い思い出が、強く多かったのだろう。

しかし、こないだの件で、ドラゴンは一度死に、

俺の悪運か、力を願ったせいか、ドラゴンは蘇った。

しかし、俺の負の感情も、次第に増幅していったの

だろう。あの、掃除用具と掃除用具と掃除用具の

せいだな。これは、間違い無い。

 

今、俺の体を支配して居るのは、負の感情。

()()()()としての俺だ。

まぁ、つまりダークネスリングが、操真晴人

としての俺と、織斑一夏としての俺を分け、

織斑一夏の方に負の感情を与えた。

そうする事で、奴は個体としての意識を持ってしまった。

 

そして、今居るのは、

()()()の近くだった。

 

♢更識刀奈

 

そう言えばもうすぐ、

晴人君の誕生日だったな。

プレゼント・・・買わないとな。

何がいいかな。

それまでに何とか見つけ出さないと。

「ねぇ、お姉ちゃん。」

ん?簪ちゃんか。

「どうしたの、簪ちゃん?」

「私ね、魔法使いになったのは、

いいんだけど、指輪があんまり無いんだ。」

「あぁ、それなら、志摩さんの

所に・・・明日行ける?」

「おk」

ついでに晴人君の事、話しておこうかな、

 

 




はい、どうもprotoです。

私は、今ヲタ恋という作品にハマっております。
凄く面白くて、凄い共感できる作品なんですよねぇ、

さて、次回タグを一つ追加させていただきます。

それでは、また次回!

この作品は、ハーメルン。読者の皆様。
読者の皆様のコメントでお送りしています。


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第51話 最後の希望の指輪

♢志摩法羽

 

えーと、どうもお久しぶりです。

久々に出てきたんですよぉ。

何話以来かなぁ。

 

って何だ?このカンペ。

えーと、現在日曜日のお昼頃です。

後、数日したら、晴人の誕生日なので、

指輪をと思い、店の奥に引っ込み、

指輪を作っていたところ、

ドアが開く音がしたので、店に出てみると、

晴人の彼女さん、えーと、確か・・・

更識さんだったかな、がいらっしゃいました。

「あ、お久しぶりですね。晴人が、

いつもお世話になってます。」

「いえ、こちらこそ。」

「えーと、そちらのお嬢さんは・・・、

更識さんのお友達さんですかね?」

「あ、更識簪と言います。こないだから、

魔法使いをやってます。よろしくお願いします。」

「え、あぁ。どうも、志摩法羽と言います。

魔法使い、指輪・・・ですね。どうぞ、こちらへ。」

私は、更識妹さんを、奥の部屋に呼び、

処分エリアに招いた。

処分エリア・・・晴人君が使えなかった指輪を

保管しておく場所。使う事も無いので、

処分と同じかなと思い、処分エリアと言う

名前がついている。

「えーと、ドライバーの型は似てるが、

やはり、何か違う。」

「あの、ここは?」

「ここは、処分エリア・・・だった場所。

晴人のベルトで、使えなかった指輪を

置いてあるんですよ。」

「それなら、私にも使えないんじゃ・・・。」

「あなたのベルトも型は同じですが、

何か違うですよね。まぁ、感ですがね。」

「は、はぁ。」

「さてと、取り敢えずコレを。」

「これって、操真君の使ってる。」

「さ、さ。取り敢えずベルトに、

かざしてみてください。」

「はい。」

『ガルーダ ナウ』

やっぱり、思った通り。

「晴人の使えなかった指輪。

そのドライバーなら、使えるのか。」

「これ、いただけるんでしょうか?」

「えぇ、趣味で作っていた物です。

有効活用していただけるのでしたら、

差し上げます。」

「ありがとうございます。」

「それでは、ご自由に指輪をお試しください。

ただし、他のは、そこに、空き地がありますので、

そちらでお願いします。」

「は、はい。ありがとうございます。」

そう言うと私は処分エリアから、出て行き、

晴人の彼女の、楯無さんの元へ向かった。

「えーと、楯無さん。」

「あ、はい。何でしょう?」

「晴人の事なんですけど。」

そう話題を振ると、楯無さんの顔が暗くなった。

「晴人に、何かあったんですね?」

「えぇ、実は・・・。」

私は、事の一部始終を聞いた。

「そうですか・・・。嫌な事を聞いてすみません。」

「いえ、どのみち志摩さんには、相談しようと

思っていたので・・・。」

「あの、指輪、試し終わりました。」

「あ、そうですか。ん?あっ、そうだ。」

私は、ポケットの中から、一つの指輪を

取り出した。

「すみません、コレを試して貰えませんかね。」

「は、はい。やってみます。」

『エラー』

「エラーって。」

「それは、まだ晴人に

渡せていなかった指輪です。

あなたのドライバーで、使えないとなると、

晴人のドライバーなら。コレを晴人に渡して、

もらえますかね?きっと、このタイミングで

出来たという事は、最後の希望になるかも知れません。」

私は、指輪を簪さんの方では無く、

楯無さんの方に渡した。




はい、どもどもprotoです。

えー、まず最初に、タグ『オリジナルリング』
が活かされる時が来ました。

予告します。
次の次くらいに、晴人君、
復活・・・すると思いますかね?笑笑

それではまた次回


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第52話 フルーツライダー見参!

仕方ない、学年末テストが、悪いんだ。


♢織斑一夏・闇

 

俺の体。ようやく・・・ハァハァ、

取り・・・戻した。

 

説明しよう!(山○○一さん風。)

 

現在、操真晴人として生きている

元織斑一夏の人格は、操真晴人の

心の奥深くに眠っていた。それが、

レギオンの襲撃により、心のバランスが

一時的に崩れ、織斑一夏・闇が、

闇の魔力を使い、操真晴人の意識を乗っ取った。

その時、晴人は魔力が完全に戻ってなく、

強大な闇の力に飲み込まれたのであ〜る。

 

さて、こいつの記憶を消し、

再び完全な状態に戻らねば。

俺は、思出堂とか言う場所の前にいた。

 

♢更識刀奈

 

私は、志摩さんに、謎の指輪を

渡され、どうするべきか悩んでいた。

その時、店のドアが開いた。

「いらっしゃいま・・・せ。

晴人!お前一体・・・。」

この禍々しい力は!

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!』

同じ歌詞の、全く違う音程の待機音が

思出堂内に、響き渡る。

「「変身!」」

『ダークネス プリーズ』

『チェンジ ナウ』

二人の魔法使いが、ここに揃った。

しかし、似藤氏の出番は・・・無いようだ。

『コネクト ナウ』

簪ちゃんから、仕掛けた。

簪ちゃんは、薙刀で、攻撃を仕掛けるも、

全てかわされ、残念ながら、一撃も当てることが

出来ずにいた。一方、ウィザードダークネスは、

余裕だとでも言うかの様に、徹底的に回避していた。

 

♢織斑一夏・闇

 

ふん、他愛もない。

これが、魔法使い・・・か。

さて、トドメと行こう。

 

俺は持っている斧?に

左手を当て、ハイタッチする。

『ハイタッチ!ダークネスストライク!』

『キャモナ スラスト シェイクハンズ!

キャモナ スラスト シェイクハンズ!

チェンジ スラスト ストライク!」 』

向こうも必殺技を仕掛けるみたいだね。

俺はでかくなったダークネスカリバーを

回してから、魔法使いに攻撃する。

向こうは、全身全霊の突きみたいだね。

「そら、よっと!」

「ハァァァァァ、はぁ!」

結果?もちろん、俺の勝ち。

 

♢更識刀奈

 

簪ちゃんが負けた、

どうしよう、もう誰もいない。

助けてくれる人なんて、どこにも。

「神様、本当にいるなら、今こそ、

力を貸してください!()()()()()()()()()()!」

その時、近くに落ちていた石が光った。

そして、上からチャック?の様なものが

開き、町が見え、人?達が出て来た。

「あなた達?一体、何者なの?」

「俺は、()()()()()()()()()()()。」

「僕も同じアーマードライダーの()()。」

「俺は、()()()。アーマードライダーバロンだ。」

アーマードライダー。彼らはそう、私に名乗った。




はい、アーマードライダーを出したprotoです。

いやー、学年末テストのせいだ。
(注:投稿できなかったのが。)

さて、タイトルでわかった方も多いと思いますが、
アーマードライダーを出しました。

あえて3人だけです。
主任出したかったなぁ。

それでは、また次回!
(因みに、コメント待ってます。)


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第53話 復活の魔法使い

♢アーマードライダー鎧武

 

俺たちは、()()()()が開いた

と思い、クラックと思わしき物に入った。

しかし、そこは()()()()()()()では、無かった。

そう、目的地では無かったが、その代わり

別の禍々しい力を持ったものを見た。

それは、ヘルヘイムでも、見たことの無い、

怪物と言う雰囲気では無いものだった。

「お願い、晴人君を助けて。」

でも、人が困ってて、助けないわけには行かない。

「安心しな、お嬢さん。」

俺は、バロンと龍玄と目を合わせ、

「ここからは、俺たちのステージだぁ!」

「お前達が俺を楽しませるのか?」

「「ハァァァァァ」」

俺は、『大橙丸』と『無双セイバー』を構え、

向こうは、斧?と剣?の合体した様な、

武器を構え、互いに突っ込んだ。

俺は回転切りを、奴は剣で回転切りを受け、

止まった瞬間、『ブドウ龍砲』で、

劉玄が、奴を撃ち、後退した奴に向けて、

バロンが『バナスピアー』を構え、突進する。

しかし、これだけ攻撃しても、ダメージは、

入っていないようだ。

俺は『パイン』、バロンは『マンゴー』、

龍玄が『キウイ』で、アームズチェンジをする。

すると奴は、レバーを操作する。

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

コピー プリーズ』

なんと!黒いのが分裂した!

その瞬間、俺たちは、闇の波動で吹き飛ばされた。

「「うぅっ、うぁ。」」

「戒斗、ミッチーしっかりしろ!」

くそ!だったら!

『レモンエナジー ロックオンセイヤ!

ミックス!ジンバーレモン!ハハァ!』

俺は、ジンバーレモンアームズへと、

変身し、ソニックアローを放ったが、

全て弾き落とされ、近接攻撃も全てかわされた。

そして、パンチだけで俺を吹き飛ばし、奥の手を

使わざるを得なくなってしまった。

『カチドキ! ロックオン! セイヤ!

カチドキアームズ!いざ、出陣。

エイエイオー!』

カチドキアームズに変身し、

火縄大橙DJ銃を装備して、撃てる最大火力を、

お見舞いする。それでも、大ダメージを、

与えることが出来なかった。

 

♢更識刀奈

 

彼らの攻撃が効いてない。

どうしよう。私は、私に出来ることを

考えた。そうだ!指輪を使えれば。

「あの!隙・・・作ってもらえませんか?」

「え?あぁ、わかった。」

彼?は、腰のベルトから、錠前を外して、

銃に取り付けた。

『ロックオン カチドキ シュート』

今だ!私は走った。アーマードライダーが、

作ってくれた一瞬のチャンスを無駄にしないように。

私は、思い出した。最後の希望が、手にあったことを。

私は、晴人君のレバーを、右手側にして、

右手に指輪をはめ、強制的に動かした。

もちろん、彼の左手は、私に迫りつつあった。

でも、確信していた。確実に晴人君を助けられると。

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

パージ プリーズ』

晴人君が、ダイヤモンドの輝きを取り戻し、

闇が分裂した。

 




はい、どうも次回から二人共平常運転
(彼らの平常運転は、周りを砂糖生成機にします。)
を開始する予定であります。

さて、アーマードライダーも次回が出番終了!?

それでは、イチャラブが戻る事を祈り、
次回もお楽しみに!


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第54話 光:闇=晴人君:一夏・闇

♢操真晴人

 

「ただいま、刀奈。」

「お帰りなさい、晴人君。」

おそらく、お互いが最高の笑顔を

作り出し、同時に周りの雰囲気をピンク色にしただろう。

見ろ、あの闇一夏でさえ、顔を歪めている。

ん?いや、別に今まで自覚してなかった

訳では、無いんだよ?周りが引いてる

事ぐらいわかってたんだよ?

たださ、それ以上に刀奈が可愛すぎるのが

悪いんじゃないか。

 

さて、早速・・・俺をぶっ飛ばしますか。

「さて、それじゃあ、俺たちの出番は、終了だな。」

「あぁ、サンキューな、鎧武。」

そう言うと、アーマードライダー達は、

チャック?の中に飛び込み消えていった。

「さて、こっちは、フィナーレといきますか。」

「ふ、消えるのはお前の方だ!」

「さぁ、ショータイムだ!」

(Life is SHOW TIMEにのせて

『インフィニティ』

俺はインフィニティリングを

ハンドオーサーにかざし、高速移動を開始。

円移動を、しつつ『ターン オン』して、

カリバーモードから、アックスモードに変え、

高速で斬りかかる。

「ハァァァァァァァァァ、ハァ!」

最後の一撃として、全力でアックスカリバーを

叩きつけたが・・・

『ディフェンド プリーズ』

ギリギリの所で耐えられてしまった。

そして、ダークネスカリバーの

カリバーモードでの、一撃を決められた。

「グハァ!」

俺なだけあって、威力が高い。

こうなったら・・・

『ハイタッチ プラズマシャイニング

ストライク!キラ・キラ!』

『ハイタッチ エターナルダークネス

ストライク!』

お互いの渾身の一撃で勝負を決める!

「「ハァァァァァァァァァ!」」

ドッゴォォォォォォォンと、漫画の様な

効果音?を響かせ、最大火力の、攻撃を打ち合った。

最後に残ったのは、俺・・・

 

 

操真晴人だ!

 

勝てた要因は、おそらくパージリングの

効果で、少しダメージを負っていたからだろう。

全く刀奈には、感謝・・・しないと・・な。

全魔力を使い切ったので俺は倒れました。

 

気がつくと、懐かしい天井。

そして、隣には、刀奈が寝ていた・・・

え?何これ?何処のエ○マン○先○?

俺は理性を保ち、起こさない様にベットを出た。

「ごめん・・・。いや、ありがとう、刀奈。」

 

俺は、思出堂の一階。

志摩さんの部屋へと、向かった、

コンコン。軽くナックすると、

「ん?晴人か?」

「お久しぶりです。志摩さん。」

「あぁ。話は楯無さんから、聞いているよ。」

「ええ、それで、今日って何日ですかね?」

「ん?あぁ、それなら後、5時間程寝ててくれないかな?」

「え?はぁ、わかりました。」

 

俺はベットに戻ったが、寝られるわけもなかったので

『スリープ プリーズ』

強引に寝た。




はい、イチャラブさせられなかったprotoです。

次回は誕生日回ですよ。

現実との時間軸がずれ始めてますね。

さて、面接試験を頑張らなくては!
(因みに、今日です。)

それでは次回もお楽しみに


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第55話 happybirthday to wizard

アンケートやります。詳細は後書きにて。


♢操真晴人

 

えーと、志摩さんに寝ててと

言われたので、スリープリングを

使って強引に寝たのですが、

今何時か、わかりません(泣)

隣に刀奈は・・・、居ないな。

さて、下に降りますかね。

「志摩さ〜ん。か・・・楯無ぃ。

何処だぁ?居ないのかぁ?」

二人を探していると後ろから、

バパン!とクラッカーが鳴った。

「「晴人(君)!お誕生日おめでとう!」

これが、サプライズ・・・か。

結構良いものだな。そうか、今日は、

12月24日・・・、俺の誕生日だ。

「はい、晴人君!プレゼント。」

「ほら、晴人。僕からもプレゼントだ。」

「ありがとう。志摩さん、刀奈。」

あ、やっべ。刀奈って呼んじゃった。

「ん?刀奈?だって、彼女・・・

確か・・楯無って・・・。」

志摩さんが、混乱し始めた。

「えーと、刀奈って言うのは・・・

ん?それとも楯無の方を・・・。」

この後、刀奈が直々に説明しました。

「さて、説明も済んだし、

プレゼント()()に開けていい?」

「「え?同時に?」」

「あぁ、こうして。」

『コピー プリーズ』

「「あぁ、なるほどね。」」

俺は、刀奈のを。コピーの方は、志摩さんのを。

「「おぉ、凄い!」」

刀奈のは、腕時計。実は俺持ってなかったんだよ。

志摩さんのは、安定の指輪。いや、嫌じゃない。

むしろ、助かる。因みに今回のは、使わないとわからない。

「さて、志摩さん。早速試させてもらいます。」

『ハイスピード! プリーズ』

これで、インフィニティじゃなくても高速で

移動でいるし、インフィニティと併用すれば、

かなりのスピードで行動できる。これで、家事の

スピードが速くなる。

「おぉ、速い!さて、動きながら、時計の

時間も合わせられたし、中々使い勝手が

いい指輪ですよ、志摩さん。それに

刀奈の腕時計も、俺と似たセンスだし。

二人とも・・・ありがとう。」

「さて、それじゃ、晴人、18歳の誕生日

を祝ってぇぇ、・・・乾杯!」

「「乾杯!!」」

俺たちは、3人でパーティをはじめた。

これまでの話をしてみたり、

これからの話をしてみたり、

その平和な時間を楽しんだ。

掛け替えのない、この平和な時間を・・・。

さて、ここから、魔法を使った

芸を少しだけ披露し、笑い、はしゃぎ、感動していた。

「さて、刀奈。そろそろ、IS学園に戻らないと。」

「そうだね。それじゃあ志摩さん。また来ますね。」

「あぁ、ここほ、君たちの家と思ってくれてて構わない。」

因みに、パーティの、片付けは、ハイスピードで終わらせました。

思出堂を、後にして俺は刀奈にとある話を持ち出した。

今日で、俺は18。刀奈は、元々16歳。

そう、結婚できる歳なのだ。

「刀奈、俺と結婚してくれないか?」

「え?晴人君?」

「もう、日本の法律でも結婚できる歳だ。」

「・・・もちろん。不束者ですが、

今後ともよろしくお願いします///。」

「刀奈、大好き、愛してるよ。」

そんな話をした矢先。刀奈の運命を

決める出来事がおこる。

「ねぇ、晴人君?アレ・・・。」

「ん?鎧武たちの?」

俺は、アーマードライダー達が持っていた様な、

錠前と、ベルト?を拾い上げた。

「それがあれば・・・私も・・・。」

刀奈が何か呟いたが聞こえなかった。




はい、面接試験終了した、protoです
さて!皆さんアンケートやります!
まず、活動報告でアンケートの内容を
発表します。そして、期間は1週間程取ります。
その間、番外編を数話出します。
それでは、アンケート、ご協力お願いします。


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番外編 簪の魔法修行(前編)

すみません。
体調崩しました。


♢操真晴人

 

刀奈の妹さんの、更識簪さん。

彼女の妹が、魔法使いになったと

聞き・・・と言うか、向こうから、

「魔法使いの先輩として、魔法に

ついて教えてください。」と言われたので

第三アリーナで魔法について、教える事になりました。

「えーと、魔法って、なんで使えるのか・・・

そこって、理解してます?」

「い、いえ。お姉ちゃんに、絶望しちゃダメ、

そう言われて・・・。その後、怪物?と

少しだけ話しました。話しました。」

「んー。わかりました。」

「あ、あの!」

「は、はい。なんでしょうか?」

いきなり、大声出されて少しだけびっくりした。

大人しそうなのに、こんな大きな声出るんだな。

「えーと、あの。すみません。敬語使うのやめてもらって

(いいですか?)

あ、敬語が嫌だったみたいだ。

「わかった。それじゃあ、なんで

俺たちが、魔法を使えるのか・・・。

そこから、説明するよ。」

「は、はい。よろしくお願いします。」

「うん。」

俺は、説明を始める事にした。

「まず、俺たち。つまり君と俺の

体の中。うーん、心の中の方が

正しいかな?そのアンダーワールドと

呼ばれる場所には、怪物がすみついている。

そして、そのアンダーワールドは、

誰にでもある訳じゃない。ごく僅か、

ほんの一握りだと思ってくれてて構わない。」

俺が、淡々と説明していると、

簪さんは、俺の目を見ながら相槌を打ってくれる。

話を聞いてくれている証拠だ。

「そして、そのほんの一握りの人達の

事を、“ゲート”と呼んでいる。

で、そのゲートが絶望すると、

中のファントムが、暴れてその人の

アンダーワールドを壊して、こちら側に

出て来ようとする。もちろん、君みたいに、

絶望せずに、希望を持てた人間は、ファントムを

アンダーワールドで、抑え込める。そして、魔法使い

としての、資格を得る。」

「それじゃあ、晴人さんも・・・。」

「いや、俺は特殊なケースだから。」

「え?それじゃあ、どうして魔法使いに?」

「俺の中のファントム。ウィザードラゴン

って言うんだけど。そいつ、元々封印されててな。

俺の魔力の器?が一番良かったらしい。」

「そ、そうなんですか・・・。」

「まぁ、そんな訳だ。さて、それじゃあ

本題に入ろうか。まず、魔法を使うには、

指輪が必要なのは知ってるね?」

「はい、偶にお姉ちゃんに、動画見せられてたんで。」

「そ、そっか。」

この時、俺はふと思ってしまった。

(やっべぇ。刀奈・・・、そんなに

俺の事を・・・・。)

そう思わざるおえなかった、

 




はい、絶賛活動報告にて、アンケート実施中の
protoです。いやー、現在斬月・真が一位!
このレース目が離せません。
まだまだ投票実施中ですので、
是非とも、活動報告での投票お待ちしております。
そして、今回、ほとんど説明文だった事をお詫び申し上げます。
次回!復活のイチャラブ!
まぁ、タイトルは簪の魔法修行(後編)ですけどね。


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番外編 簪の魔法修行(後編)

えー、現在の投票状況。
斬月・真がトップ。
まだまだ活動報告から、
投票できますので、
投票お願いします。



♢操真晴人

 

「さて、魔法使いについて、

説明したけど・・・、質問ある?」

「い、いえ。特には。」

「そうか。じゃあ、早速だけど、

魔法を使ってみよう。まずは、

変身せずに・・・。いや、

俺は変身しとこう。」

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

インフィニティ! プリーズ

ヒー・スイ・フー・ドー!

ボー・ザバ・ビュー・ドゴーン!』

「さて、俺を目標(ターゲット)にして、

魔法を撃ってみよう。」

「は、はい!い、行きます!」

『エクスプロージョン! ナウ』

俺目掛けて、爆撃が始まる。

「狙いはいいが!

魔力切れには、気をつけろ!」

「え?魔力切れ?」

「魔力は、有限!

切れたら動けなくなるぞ!」

「エェェェ!!だ、だったら。」

『コネクト ナウ』

彼女は、ランス?を取り出す。

「やぁぁぁぁ!」

彼女は巧みにランスを操り、

距離を詰めたり、距離を置いたりして、

間合いを図っている、

「流石!日本代表候補生!」

「し、知ってたんですか?」

「いや、刀奈・・・。でいいのかな?」

俺は、プライベートチャンネルを

開き、刀奈に聞くことにした。

《刀奈。簪さん相手なら、別に

楯無って呼ばなくていいのか?》

《え?あぁ、うん。大丈夫。》

《わかった、ありがとな!》

「刀奈に、聞いてからな。」

「そ、そうです・・・かぁ!」

「よっと!魔法も使いながら、

間合いを図れると、戦いやすくなるぞ!」

「な、なるほど!じゃあ・・・。」

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

サンダー!ナウ』

「やぁぁぁぁ!」

「サンダーを使う時は、狙いを

定めるか、あえて拡散するといいぞ!」

「は、はい!」

 

それから、色々教えつつ、

戦っていたが、魔力切れは、避けたいので

ここでやめることにした。

 

♢更識簪

 

さ、流石、先輩。

・・・で、お姉ちゃんの彼氏さん。

「凄いですね。」

「ん?何がだ?」

「いえ、色々考えながら、

戦わないといけないんだな・・・

そう思って・・・。」

「なるほどね。俺は、最高4人

になれるんだ。」

「え?4人?どんな魔法なんですか?」

「うーん、更識の屋敷の地下に

ある場所・・・。そこで、俺の魔力から、

生成されたんだよ。」

「そうなんですか!?

じゃ、じゃあ私も・・・。」

「うーん、俺のやつは、

四つのドラゴンリングを使った

からなぁ〜。成功するかわからないよ?」

「そ、そうですか。危険な橋は、

渡らない主義なんで、やめときます。」

「うん。地道に訓練してけば、

強くなれるからね。」

「はい、先輩。」

こうして、私の魔法修行の

1日が終わった。




はい、protoです。

今回なんだか、簪がマシュ(FGOのキャラ)
みたいなりましたね。

次回は、刀奈とのデートにしたいな。

それでは!


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番外編 刀奈とデートへ(前編)

♢操真晴人

 

俺の闇化事件が、終了し、

IS学園へと戻って来て、

簪の魔法修行も終わったので、

刀奈とのデートへ!いざ、出陣!

今回の場所は、風都!

あそこは、良い風が吹くからな。

それに、ふうとくんもかわいいしな。

But Katana is more cute.

この英文の意味は、今まで、

読んでくれていた人なら分かるはず!

(注:この英文は、晴人さんの照れ隠し

の様なものです。わからなかった場合は、

Google翻訳に行ってください。)

「刀奈は、何処かな?」

俺は、刀奈を探していた。その時・・・

一瞬にして視覚が奪われた。

敵襲とも考えたが、その場合、即座に

相手を仕留める(敵じゃなくても、

掃除用具が、罰ゲームでやったら即死レベル

で、攻撃するが・・・。)が、気配は敵ではなく、

我が愛しの彼女であった。

「だぁ〜れだ?」

考えるまでもないが、一応間違えると

怖いから・・・。

この手の感触と温もり。上品な肌の匂い!

手の大きさに、指の細さ!etc...

「刀奈だろ。」

「えへへ///せぇ〜かい。」

相変わらず可愛いな。

「さて、ちょぉ〜ど良いところで

出て来た。刀奈、弾丸デート行くぞ!」

「へぇ?弾丸デート?」

弾丸旅行ってあるだろ?あれだよ。

 

 

 

 

ここは、風都。

大きな風車と、良い風が吹く町。

刀奈を、どうしても連れて来たかった町だ。

「さて、それじゃ!服買いに行こ!」

「えぇ、晴人君。じゃあ・・・

まずは、案内よろしく。」

「では、目的地は、WINDSCALE。」

実は、この町。WINDSCALEで、

ファッションアイテム、全て揃うんだ。

帽子にネクタイ。その他諸々全て揃う。

俺は、マシンウィンガーを走らせ、

WINDSCALEへと向かった。

店に着くと、お互いの服を選び合い、

互いに試着する。もちろん、俺たちは、

相思相愛(・・・の筈!)だから、

サイズもぴったり。それに、刀奈・・・

やっべ、似合い過ぎて鼻血でそう。

刀奈には、冬なので、白コートに、

青いマフラー。インナーに黄緑っぽい

長袖のTシャツ。そして、どの

アイテムにも“WINDSCALE”の

カッコいいプリントがしてある。

刀奈は、可愛いのも、カッコいいのも

自由自在に、着こなす。

ちなみに俺は、某ハーフボイルド探偵

さんの様な服装。

 

♢更識刀奈

 

晴人君が弾丸デートっていうから、

何処かと思いきや、風都。

私は、良い風が吹くと聞いていたので

来ては見たかったのだが、それが

叶うとは・・・。流石、晴人君!

そして、WINDSCALEで、服を

選び、晴人君に着せた。普段は、

白い制服なので、ハードボイルドな

探偵の様な、はたまた黒衣の剣士の様な

服装を、冬っぽい感じでコーディネートした。

買い物を済ませ、私は私服に、晴人君は、いつもの

黒ジャケ仕様に戻った。

 

♢操真晴人

 

「なぁ、刀奈?」

「どうしたの?」

「お腹・・・空いてない?」

「そううねぇ。時間も時間だし、

お昼にしましょ。」

「じゃあ、あそこで決まりだ!」

俺は、次の目的地“SNACK & COFFEE 白銀”

へと、バイクを走らせた。

「この店は、ご飯も美味しいけど、

何と言っても、店員さんのマジック

で、楽しめる店だよ。」

「へぇ、晴人君。色々知ってるんだね。」

「ささ早く中へ。」

店内に入ると、2人の声が聞こえる。

「「いらっしゃいませ〜。」」

と、そして、席に案内された。




昨日は、すみません。
寝落ちしたprotoです。
さて、後編に続きますが、
それが終わり次第、本編に戻ります。

それでは、また次回


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番外編 刀奈とデートへ(後編)

私事ですみませんが、
happy berthday to me


♢操真晴人

 

現在地・・・

風都の喫茶店

“SNACK&COFFEE 白銀”

そこで、お昼にする事にした。

「えーと、か・・・楯無は、

カフェラテでいい?」

「うん、いいよ。」

「店員さん。コーヒーとカフェラテ。

それから、オムライスください。」

オムライスは、絶品だった。

白銀でお昼を済ませ、

次の目的地、風都タワーへと向かう、

予定だったのだが・・・。

突如として怪物が現れた。

「全く、計画すると、邪魔する奴がいて、

折角のデートが楽しめないから、

弾丸デートにしたってのに。」

「はぁ、なんで出てくるのよ。」

互いに愚痴?を漏らしたところで、

息を合わせた。

「「変身!」」

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

フレイム! プリーズ

ヒー!・ヒー!・ヒーヒーヒー!』

『メロンエナジー ロックオン

ソーダ メロンエナジーアームズ!』

俺はいつも通り変身し、

刀奈は、錠前を使い変身した。

「さぁ、ショータイムだ!」

「遊びの時間は終わりよ。」

「「ハァァァァァ!」」

刀奈の武装である『創世弓ソニックアロー』は、

遠距離武器ながら、近接戦闘も可能な優秀な武器である。

今回は、俺がウィザーソードガンの

ソードモードで、敵を切りつつ、

刀奈が、ソニックアローで支援すると言う、

作戦だ。だったが、この作戦は2人で無ければ

使えない。故に、この戦法は今封印された。

良かったのか、悪かったのか、

助っ人が来たのだった。

「この街を泣かす奴は、俺が許さねぇ。

いくぜ、相棒!」

「ふむ、残党狩りを終わらせるよ、翔太郎。」

いきなり、左右二色の戦士が現れた。

「お?誰だあれ?」

「さぁ、それより、早く片付けたまえ。

調べ物が終わってないんでね。」

「わぁーてるよ。」

彼は左手首を捻ったのか?

「おりゃ!」

「斬月!」

「何?ウィザード。」

「ここは、彼らと一緒に戦おう。」

「わかったわ。」

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

バインド プリーズ』

「お?何だ?この鎖。」

「そこの二色の人。」

「僕達のことかな?」

「一緒にフィニッシュ決めましょ!」

「わかった!タイミングを合わせろよ!」

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

チョーイイね! キックストライク!サイコー!』

『ジョーカー マキシマムドライブ!』

『ロックオフ ロックオン メロンエナジー』

俺は、キックストライクリングをベルトに、

彼は、メモリ?を右のスロットに、

刀奈は、ロックシードを弓に装填した。

「「「ハァァァァァ、ハァ!」」」

俺と彼が、先に蹴りを食らわせ、

トドメに、刀奈の必殺技を、くらわせた。

「さて、気付かれないうちに、

消えよう。刀奈、乗って。」

俺は、バイクをIS学園へと走らせた。

「さて、ドーパントも倒したし、

彼らに話を・・・。いないな。」

「ふふ、実に興味深い。あのベルト・・・。

また会ってみたいね。」

「そうだな。」

俺たちは、IS学園へと帰還したのだった。




どうも、protoです。
いやー、戦闘シーンが難しく
折角のダブルとの共闘が・・・。
さて、刀奈さんか変身しました!

それではまた次回!


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第56話 変身する刀奈

番外編ばかりで、本編が進んでなかったのですが、本日から本編を進めますよ。


 

 

 

 

 

♢更識刀奈

 

晴人君の誕生日パーティが終わり、

IS学園へ帰還する為、思出堂を出た。

そして、晴人君が18歳になり、

私は16歳・・・日本の法律的には、

2人ともけ、け、結婚できふのだぁ。

あ、噛んじゃった。できるのだぁ。

それを見越したかのように、正式な

ぷ、プロポーズを晴人君がしてきた///

もちろん、即答!後で婚姻届出しに

行こう///って、そうじゃなくて、

そんな矢先。私も真の覚悟を決める時が

来てしまったのだった。

「それがあれば・・・私も・・・。」

どうやら、晴人君には、聞こえてなかったみたいだ。

「取り敢えず、束さんに渡して、かいせ・・・。」

「ど、どうしたの?」

「いや、束さんに解析させたら、

解体しそうだな・・・。」

 

♢操真晴人

 

思出堂からIS学園への帰路・・・

いや、まだ思出堂の前だ。

「取り敢えず、こいつは、IS学園へ

持って帰ろう。」

「そ、そうね。」

なんだろう?刀奈が、凄く

欲しそうに見ている。

俺の手にある、赤いドライバーと、

メロンの様な錠前を・・・。

「刀奈、これは、渡せない。

いや、渡したくない。」

「え?何の事?」

「俺は刀奈の事ならわかってる。

いや、わかりたいと。そう思ってる。」

「はぁ、わかっちゃったか・・・。」

「刀奈の事だ。これがあれば、俺と一緒に

戦える。そう思ったんだろ?」

「そうね。流石、私の彼氏だね。」

「恐らく、これを使うのには、それ相応の

覚悟がいる。巨大な力を持つ者の責任が。」

「そんなの、楯無を襲名した時から、

覚悟は、出来てる。」

「そ、そっか。確かに俺は、君に戦って欲しくない。

そう思ってる。でも、その覚悟があるなら、止められない

のだろう。だって、俺の彼女・・・いや、

さっきプロポーズして、OKが来たから、

俺の妻///・・・か。」

「そうね、晴人君(あなた)。」

このロマンチックな雰囲気を

ぶち壊した奴が居る。

「えぇい!いつまでイチャイチャしている!」

「おっ、早速お出ましか。」

「刀奈、これを。」

俺は、刀奈にベルトと錠前を渡した。

「晴人君、ありがとう。

私の我儘を受け入れてくれて。」

『ドライバーオン プリーズ』

『メロンエナジー』

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!』

『ロックオン』

俺は指輪をハンドオーサーにかざす。

『ランド ドラゴン!

ド・ダ・ド・ド・ド・ゴーン・ド・ダ・ドゴーン!』

刀奈は、ベルトでロックシードを絞る

『ソーダ メロンエナジーアームズ』

俺は、ランドドラゴンスタイル。

刀奈は・・・、うーん。

「「斬月・真って呼び名いいかな?」」

見事に刀奈とはもった。




はい、protoです。

さて、そろそろイチャイチャ
させますかね。

それでは次回もお楽しみに。


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第57話 父からの手紙

最近、まともにコメント返信が出来ておりません。
読者第一主義の僕は、しっかりと返信したいのですが、
中々難しい状況ですので、どうかご勘弁を。


♢操真晴人

 

えーと、状況を説明します。

俺たちの目の前には、

ファントムが一体。

俺の隣には先ほど、変身した

刀奈・・・斬月・真がいます。

あ、因みに俺はランドドラゴン

に変身してまぁーす。

「さて、刀奈は、初戦闘だからな。」

「晴・・・ウィザード。いつも通りの

ペースでいくよ。」

凄く冷静な判断だ。

「了解、斬月・真!」

斬月・真は、弓を構え、

俺は魔法でドラゴンクローを呼び出した。

俺がファントムに接近攻撃を仕掛け、

隙を作り出した後、斬月・真の弓で攻撃する。

これさ、2回繰り返しただけで、ファントム

へばってるんだけど?

「ウィザード!」

「へいよ。」

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

チョーイイね!グラビティ サイコー!』

俺はグラビティでファントムを

拘束し、刀奈が必殺技の準備をする。

『ロックオフ』

ロックシードをドライバーから

外して、弓の方に取り付ける。

『ロックオン メロンエナジー』

「ハァァァァァ、やぁ!」

決まった!見事初戦闘で、完璧な

リズムを生み出した。流石俺たち

ふ、夫婦だ・・ぜ///

 

マシンウィンガーでIS学園へと

迅速に帰還し、即座に部屋へ戻り、

ある作業を始めた。そう、

婚姻届を書いて役所に提出しないと。

でも、刀奈の方は、両親ともに他界。

どうしたらイイのだろう。

それに、更識の苗字と、楯無を

継いでいる刀奈は・・・。

「えーと、どうする?」

「何が?」

「ドライバーの隠し場所。

それとも、自分で持ち歩く?」

「そうね、その方が良さそうね。」

取り敢えず、俺の方は志摩さんに頼むとして、

保護者に誰か居ないかな・・・。

「「なぁ(ねぇ)、刀奈(晴人君)?」」

「刀奈からどうぞ。」

「えぇ、私の苗字と、楯無の名前

・・・どうしよう?」

そうだ!

「虚さんに、アドバイスをもらうというのは?」

「それね!それじゃあ呼びましょ!」

数分後

「失礼します、お嬢様。こんな

時間に如何されましたか?」

「えーとね、私達籍を入れようと思うの。」

「それは、おめでとうございますお嬢様。

操真様、くれぐれもお嬢様のことお願いいたします。」

「いえ、此方こそ。」

「それで、苗字と楯無の名前・・・

どうしようかなと持ってさ・・・。」

「わかりました。まさか、こんな早くに

これが役立つとは・・・。」

虚さんは、懐から手紙を取り出した。

「此方が、旦那様よりお預かりした、

お嬢様宛の遺書・・・遺言書でございます。」

「お父さんが・・・。」

刀奈は、その手紙を読み始めた。

 

♢更識刀奈

 

私は、お父さんの遺書を虚ちゃんから

渡され、読んだ。手紙の内容は、こうだ。

 

“刀奈へ。

これを読んでいるということは、

刀奈にも好きな人が出てて、婚約を

したということだね。そして、楯無の名前を

継いでいるのだろう。それで、

更識の苗字と、楯無の名をどうするのか、

悩んでいるのだろう?もし、違ったら

と思いたくないが、その事に関して言わせてもらうよ。

更識の名前は、出来れば絶やさないでほしいが、

簪も居る。婚約者さんと、簪と、刀奈の3人で

話し合いなさい。楯無の名前は、刀奈。

もし、君の婚約者さんが、迷惑で無いのなら、

継いでもらっても構わない。君たちが納得

した結論を出しなさい。

それでは、頑張りなさい。

あなたを愛して居た父より。”

 

この手紙は、力強くまた、

暖かい字で書かれ、手紙に水滴が

こぼれ落ちるのだった。




はいprotoです。
いやー、変身したのに!
よりにもよって生み出されたばかりの
ファントムだったので弱かったですね。

さて、もうすぐ、コーヒーを準備ください!

それではまた次回!


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第58話 メロンエナジーアームズ

♢操真晴人

 

刀奈が手紙を読んでいると、

虚氏は、自室へ帰っていった。

そして、刀奈が読み終え、

此方の方へ顔を向けると、

目から一筋の跡が・・・。

「刀奈。今日は、もう遅いし・・・」

「そうだ・・・ね。」

「刀奈?どうした?」

「忘れてた。晴人君!!」

晴人君!!と急に大きな声で

呼ばれて、少々びっくりした。

「闇化の件で、私に心配させたので。」

「さ、させたので?」

「今日から一緒に寝てもらいます!

いいでしょ?ふ、夫婦になるんだし///」

「え?別に構わないけど?だって、

俺から、ぷ、プロポーズしたんだよ?」

「晴人君。じゃあ一緒に・・・・・お。」

あ、察し。でもちょいとイタズラを・・・

「お?お、って何?」

赤くなってる。可愛い。

「一緒にお風呂入ってよね!」

お、ツンしてる。可愛いな。

俺は、柔らかく優しい笑顔で、

自然に作り出された最高の笑顔を

刀奈に向ける。そして、こう囁くのだ。

「いいよ。刀奈、大好き。

・・・・愛してます。」

その後、約2時間に渡って、

廊下にくちゃくちゃと卑猥な

音が響いていたそうだ。

 

♢更識簪

 

お姉ちゃん達が、戻ってきた翌日。

私は、お姉ちゃん達に第三アリーナに

来るように言われた。

 

アリーナに入ると、そこには、

操真さん(せんぱい)、お姉ちゃん。

そして、久々に顔を見た似藤高介。

「さて、全員集まったな。」

「何だよ、急に使い魔使って呼び出して。」

「お前が連絡手段持ってないからだろ!」

「あ、それもそっか。」

「先輩、用事って何ですか?」

「あぁ。刀奈が変身しました。」

「「え?」」

「それも魔法使いでは、無いようです。」

「「エェェェェェ!!」」

「百聞一見に如かず、刀奈。」

「はい、あ・な・た。」

そう言うと、お姉ちゃんが、

どこからか、赤いドライバー?

を出してきた。

「簪が、どこから出した?

って顔をしているので、説明

すると、普段は、ISの中にしまってる。」

「あぁ、なるほど。

説明ありがとうございます、先輩。」

『メロンエナジー』

私と先輩が、話している間に、

変身が始まった。

『ロックオン ソーダ

メロンエナジーアームズ!』

空にチャック?が現れ、

そこから、機械メロン?の

様なものが現れる。それを、

お姉ちゃんが被り、鎧になる。

「これが、私の新しい力。斬月・真!!」

斬月・真と、変身するみたいだ。

「えーと、新しい戦力の紹介だ。

似藤、戦ってみるか?」

「いや、最近魔力をあまり食えてねぇからな。」

「わかった。 それじゃあ、似藤。

ファントムでたら頼んだぜ。」

「任せとけ。」

そうして、似藤氏は、帰った。

「さて、簪。君には、別件で話がある。」

どうやら、似藤氏には、聞かれたく無いらしい。




どうもぉ〜、protoデス!

なんだろう?簪ちゃんが、
FGOの後輩ちゃんポジっぽくなってきた。

久々にkissをした晴人君と刀奈さんですけど、
婚約出来るのは、いつになるのか。
そして、彼女らは、どう動くのか。

次回もお楽しみに!


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第59話 家族になろうよ

♢更識簪

 

先輩から、話があると

言われ、先輩とお姉ちゃんの

部屋を訪れることになった。

「し、失礼します。」

綺麗な部屋だった。

とてもじゃないが、お姉ちゃん

の部屋とは思えない。

何を隠そう、お姉ちゃんは、

整理整頓が苦手なのだ。

部屋を観察していると、先輩が

「はい、紅茶でも飲みながら話そうか。」

「ありがとうございます、先輩。」

「ねぇねぇ、さっきから、

ちょっと気になってたんだけど。」

「お姉ちゃん、私の顔に何かついてるの?」

さっきから、ジーーーーッとこちらを

見つめているので、少し気になっていたんだよね。

「どうして、晴人君のことを“先輩”って

呼ぶのかなと思ってさ。」

「先輩は、人間です。」

「「ん?どゆこと?」」

「あ、先輩は、力の正しい使い方を、

正しい在り方を知っている、私の

身の回りの人よりも人間らしい人です。」

「えーと、簪ちゃん?もしかして、この

スマホゲーム、F○Oに影響された?」

そう言うと、簪にスマホの画面を見せる。

「え?なんでそれを・・・あ!」

図星の様だな。

「そ、それより!」

話を晒らせなければ。

「昨日の夜。ここの廊下で、

ひ、卑猥な音が響いていた

って、聞いたんだけども。

まさか・・・お姉ちゃん?」

「そ、それは違うの!

べ、別に卑猥な行為を

していた訳では無いのよ!

ねぇ、晴人君!!」

「あぁ、刀奈が、甘えてきてな。

それで、約2時間くらいかな?

息が止まるくらいの、

甘い口づけをしたぐらいだよ。」

「そうですか。先輩がそうおっしゃる

のでしたら、信じます。」

「結局、先輩のままなのね。」

「先輩は、先輩だからね。」

「まぁ、そろそろ本題に入ろうか。」

「そうね。簪ちゃん。」

「「俺(私)たち、正式に

婚約することにしました。」」

「先輩、お姉ちゃん。おめでとう。」

「それで、お父さんの遺書にね

更識の苗字をどうするか。

簪ちゃんも一緒に相談しろって

書いてあってさ。」

「先輩は、苗字についての、考えは?」

「ん?俺は、偽名だからな。」

確か、お姉ちゃんに聞いた話によると、

尊敬する人の名前を借りているとか。

「それに、例の件であの人の名前を汚してしまったからな。

さらに、名乗るとしても・・・簪。君に

黙ったまま、名乗るのは、気が引けるというか。」

「な、なるほど。でも、他の人なら

ともかく、先輩なら、家族になっても、

・・・いい・・・かな。」

「ありがとう、簪。」

簪に、家族になる事を認めて

もらったのは、良かったな。

「さて、やっぱり簪にも、

一緒にいて、聞いてもらおっか。」

「そうね。簪ちゃん。」

「何?お姉ちゃん。」

「これは、晴人君と決めようと

思ったけど、楯無の名を晴人君に、

継いでもらおうと思うのよ。」

「え?でも、それって・・・。」

「お父さんが、遺書でね。

晴人君さえ、迷惑じゃなければ、

楯無の名を譲っていいって。」

「で、先輩。そのことに関しては?」

「これも、更識の皆さんに、確認して、

俺が楯無になっても、迷惑じゃないか。

それを聞いてみないことにはなぁ。」

「じゃ、次の休み。屋敷に更識関係者

全員で、戻って従者やら何やらに、

挨拶しましょ!」

「そうだな。簪は、大丈夫か?」

「私は、大丈夫です。」

次の休み、屋敷に帰ることになりました。




はい、protoデス!

晴人君、楯無に!?
操真晴人の名を汚して
しまったと思っている様ですね。

さて、前話で誤解してしまった皆様。
申し訳ありません。そういう行為に
関しましては、R-18版を、作りますので
(そのうちですので。)そちらで乞うご期待!
因みに、当人の声は・・・
晴人「まだ、責任は、取れないからな。
常識ある行動をしないと。」



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第60話 最悪の決闘

♢操真晴人

 

約束の日。俺が更識の屋敷に

挨拶に行く日・・・だ。

右隣には、俺と腕を組んでいる刀奈、

左隣には、簪がいる。

因みに、年末前の普通の休みです。

更識の屋敷の、大広間に従者さんたちが、

集まってくれていた。

「「「「おかえりなさいませ。楯無様、簪様。」」」」

「簪さん?これ毎回やられてるの?」

「いえ、毎回では、ないですよ、先輩。

今回は、お客様が来ましたからね。」

「俺が来たからか・・・。」

「さて、みんな。仕事に戻って・・・

と、言いたいところだけど、

今日、戻ってきた理由は、私の旦那様の紹介と、

それに伴うことについての相談。」

「「「「畏まりました」」」」

そんな感じになったところで、

誰かが、入ってきた。

「おぉ、お嬢様方。ご機嫌麗しゅう。」

2人の顔を確認するとだ・・・

顔を歪ませていたよ。

「「あ、あはは。どうも、蘇豪(すごう)さん!」」

お、流石姉妹。見事に苦笑いからハモったな。

『刀奈、現状刀奈をなんて呼べばいい?』

俺は、愛用してる試作型IS通信機を使い、

刀奈にコンタクトを取ると、

『この場では、楯無って呼んでくれると助かる。』

「楯無さん?この方は?」

「この人は、蘇豪 明(すごう あきら)さん。

元許婚らしいわ。」

「それで、彼は、誰なんだい?

か・た・なちゃん。」

「刀奈、こいつ潰してもいいかな?」

少し怒気の強めな声で俺は、そう聞いた。

「へぇ、ガキの分際で、この僕に刃向かうきかい?」

「なるほど、刀奈もしもの時は、

俺を止めてくれ。この際、メロンエナジーを

使っても構わないから。」

「わ、わかった。」

「じゃあ、格技場にでも移動しようか。」

「あぁ、いいぜ。」

俺は、半分キレたまま格技場

へと、移動を始めた。

「さて、ルールは?」

「どちらかが、降参したらでいいだろう?」

「そのルールで行こうじゃないか!

もちろん!君が負けたら、彼女は、僕の

物だ!」

「俺が勝ったら、二度と彼女達に顔を向けるな!」

「晴人君、落ち着いてね。」

軽くキスをしてくれた刀奈の為に、

全力で、こいつを潰す!

「それでは、操真晴人vs蘇豪明の

決闘を開始します!」

その瞬間、周りから沢山人が飛び出してきた。

刃物やら、鈍器やら何やら、色々持った連中。

「別に!タイマンと言った覚えは無いぜ!」

「わかってる。変身。」

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

フレイム ドラゴン!

ボー!・ボー!・ボーボーボー!」

ドラゴタイム セットアップ スタート

ウォーター ハリケーン ランド

ドラゴン

ドラゴンフォーメーション

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

コピー プリーズ』

圧倒的な力の差の決闘が、

今始まろうとしていた。




はい、protoデス!

今回は決闘ということです。
因みに、蘇豪明の名前は、
SAOのクズ野郎と
暗殺教室のクズ教官の混じり?です。

それでは、また次回!


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第61話 ダークネスリングとゼロスタイル

♢操真晴人

 

少々俺の癇に障ってしまった

蘇豪氏を終わらせるべく、

決闘という形をとった。

正直、奴のような人間が、

正々堂々と戦うわけがないのは、

わかっていた。だが、もし、タイマンに

ならなければと、対策は、考えていた。

それを開始早々使わねばならないとは。

敵の数は、約30人くらいだろうか。

その中には、女性も含まれており、

ISを、装着している。このご時世に、

男の下につく一般の女なんて居たんだな。

さて、俺は、ドラゴンスタイルに変身。

その後、ドラゴタイマーで4人に分身し、

更にコピーリングの力で、8人に増やす。

計32人の俺対蘇豪の部隊30人になるのだった。

これが現状である。

「が、餓鬼が!舐めた真似を!」

「舐めてなんかないさ。ただ、あんたらが、

その人数で来るなら、俺だってそれ相応の対応に

なるのは、必然だろう?」

決闘が始まった。

 

♢更識刀奈

 

晴人君は、強いけど、

蘇豪も、また、弱いわけじゃない。

でも、蘇豪は、こういう決闘には、

確実な勝算の上で戦っている。

今回もきっと、何か裏が、

それか切り札を、隠してるに違いない。

 

♢操真晴人

 

部隊員は、全滅した。

そりゃ魔法使いとタイマンで、

しかも生身の状態の奴も居るのだ。

いくらISを、使って居ても勝ち目は薄い。

だが、奴の目の奥には、何かを狙って居るような、

闇のようなものが渦巻いて居る様だ。

「最後に残ったのは、お前だけの様だな。

蘇豪、負けを認めろよ。」

俺は、ウィザーソードガンの刃先を

蘇豪のクズへと向けた。

すると、奴は、ポケットからある物を取り出した。

それは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

ダークネスウィザードリングだった。

「バカな!それは、織斑一夏と一緒に

破壊した筈では・・・。」

「これは、ファントムとかいう奴から、

渡されたものでね。これを使えば、お前は、

勝てないとな!」

すると更に奴は、へ、変身したのだ。

「お前!ファントムだったのか!」

「いや、これは、ワイズマンから

お・・・おっと、危うく喋るところだった。」

なるほど、ワイズマン・・・か。

「こっから、俺の番だわぁ。」

よかった、従者さん達をここから

出しておいて。

俺は迎え撃とうとしたのだが、

高速で移動され、ベルトに

ダークネスリングをかざされた。

「ヴァァァァァァァ!」

俺の体から闇が放出された。

このまま、この前の様になる訳には、いかない!

この魔力も元は、俺の負の感情から、

生まれたもの!つまり、俺の正の感情が、

増した今なら、使いこなせる筈だ!

「晴人君!」

「先輩!」

「ハァァァァァ、ハァ!」

この時俺は、ウィザード ゼロスタイルへと、

変身を遂げたのだった。




はい、protoでぇす。
えーと、ゼロスタイルの
元ネタは、イナイレGOの
ア○リミテッ○シャイニン○と
エ○シャ○トダークの合成チームの
名前をお借りしました!

それでは、次回ボコボコにします!


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第62話 ゼロの力

♢操真晴人

 

蘇豪がファントムになった。

奴は、自分の能力《高速移動》で、

ダークネスリングを俺のドライバーに、

かざした。その事は、奴にとって身を滅ぼす

事になった。結果、ダークネスリングの力は、

俺の物になり、ゼロスタイルへと、変身した。

「さぁ、ショータイムだ!」

「は、話が違うぞ!どうなってるんだ!?

お、おい。スコール!そ、ソラ!奴は、

この力をコントロール出来ずに、暴走して、

簡単に倒せるんじゃないのかよ!」

(スコールに、ソラ・・・。ソラって、

グレムリンの事か?)

「なるほど、スコールと、グレムリンか。」

「は!し、しまった!」

「さて、ゼロスタイルの力。

見せてもらおうかな。」

闇と光。合わせるとどうなるか。

答えは、『無』だ。いや、正確には、

『全ての力を“無に帰す”力』と言うべきだろう。

俺は、ゼロウィザードリングを手に入れた。

ゼロウィザードリングをベルトにかざし、

能力を発動させる。能力は、触れた物の、

エネルギーを全て吸収し、相手のエネルギーを

無に帰す。そのエネルギーは、全て俺の物になる。

「や、やめろ!やめろぉぉぉぉぉ!」

奴の断末魔が聞こえるが、もう容赦は、しない!

「ハァァァァァ、セイヤァァァァ!!」

俺の振りかざしたアックスカリバーは、

奴のファントムとしての、全てを消し去った。

 

決闘は、終わった。完璧に叩き潰した。

だが、俺は、倒れた。

 

♢更識刀奈

 

決闘は、晴人君の勝ちで終わった。

蘇豪の奴は、気絶しているのか、

死んでいるのか。ファントムになった

奴の末路は、わからない。でも、

晴人君が倒れたことによって、

私は、冷静さを保つ事が出来なかった。

「は、晴人君!!」

 

♢更識簪

 

決闘は、先輩が完勝しました。

誰もが、文句を言えない程に、

1対30の戦力差を魔法で埋め、

(まぁ、4人に分身して、

コピーしまくったのだから、

軽く超えるんだけどね。)

そんな事を考えているとだ。

「は、晴人君!!」

お姉ちゃんの叫び声が聞こえた。

先輩を、呼んだので私も確認した。

「せ、先輩?いや、せんぱぁ〜〜〜い!」

先輩が倒れていた。故にわたしは、泣き叫んだ。

 

♢操真晴人

 

うぅ、体が重たい。おそらく、

ゼロウィザードリングの反動だろう。

不味いな、体が持ち上がらないや。

目を開けると、目尻に涙を浮かべている。

俺の妻と、義理の妹がいた。

「ごめんな。刀奈、簪。

最近心配掛けてばっかだな。」

「ほ、本当だよ。晴人君。」

「先輩、無茶しすぎですよ。」

「はは、そうだな。そう言えば

俺ってどの位こうして、膝枕されてたんだ?」

状況を整理すると、刀奈に膝枕されていた。

それでいて、2人に頭を撫でられているのだった。

「ほんの3時間よ。」

刀奈が、教えてくれ・・・ん?

3時間?そんなにって!

「か、刀奈。ごめん。俺の頭、

重かったろうに。」

「何言ってるのよ、あ・な・た。」

と鼻頭を突いてきた。

そして、俺は、再び意識を手放した。




はい。protoです。今回から、
他の投稿者さんもやってらっしゃる
登場人物たちと、後書きでお話するコーナー。
やっていきたいと思います!

それでは、茶番にお付き合いください。

(ぬし)「はい、と言うわけで。
メインパーソナリティの私、
protoと。」
晴「本作主人公の、操真晴人で
お送りします。」
主「それでは、本日のゲストは、この方です。」
主&晴「どうぞ!お入りください!」
刀「はぁ〜い。晴人君の妻の更識楯無こと、
更識刀奈でぇ〜〜〜す。」
晴「えーと、主よ。今回からこのコーナーやるって
言ったけどよ?具体的には、何やるの?」
刀「そうよね。いくら、突発的にはじめるとは、
いえ、何かしらの計画は、あるのよね、主さん?」
主「はい。えー、次回予告とか。コメント返しとか。」
晴「コメ返し?主よ。お前は、youtuberか?」
主「すみません!ほぼ無計画です。読者の皆さん。
このコーナーで、聞いてみたい事などありましたら、
是非、コメント欄で、コーナー希望と、書いてくだされば
こちらで、晴人達と共に皆様の疑問等に、お答えします!」
晴&.刀「でたよ、露骨なコメ稼ぎ。」
晴「刀奈。俺の考えわかるか。」
刀「えぇ、わかるわよ。あ・な・た。」
主「はい、そこぉ。イチャイチャしない。それでは、
締めますかね。」

次回

ファントムタスクが動き始める中、
晴人達は、一年を振り返る。
次回、思い出の学校祭。
主&晴&刀
「次回もぉ〜〜、お楽しみにぃ〜!」


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第63話 思い出の学園祭

♢操真晴人

 

ゼロウィザードリングの反動から、

なんとか回復した俺は、更識邸にいた

事を思い出した。で、現在は、

えーと、12月31日。なんと、

大晦日では、ございませんか。

ん?二度目?気のせい、気のせい。

さて、私操真晴人は、正座をしてます。

そして、目の前には、2人。

俺の奥さん。更識刀奈氏。

そして、俺を先輩と呼ぶ、

可愛い後輩ちゃん、更識簪氏。

かぁ〜なぁ〜り、それこそ、

時を超える牛モチーフのライダー並みに、

かぁ〜なぁ〜り、オコな感じです、はい。

「さて、ここ最近心配掛けてばっかと、

仰られていましたが・・・。心配掛け

過ぎなのよ、晴人君。」

抱きつかれております。刀奈氏に続き、

簪も、抱きついてきた。俺は、

「ごめんな。本当、ご・・・

フッ。ありがとう、2人共。」

そう言って、2人の頭を撫でるのだった。

「さて、今年一年色々あったな。」

「そうねぇ。私達が婚約したりとか、

IS学園の、学園祭とか。」

「そういえば、体育祭が、中止になったね。」

「あぁ。あれは、俺のせいだ。」

「男子がいるから、競技内容の

見直しのせいね。」

刀奈が、補足してくださりました。

ってか、俺。今年何回死んだんだろ。

「学園祭・・・かぁ。」

 

そう。あれは・・・

 

「では、学園祭の出し物の案がある方は、

挙手をして、発案してください。」

そう。何を言おう。このクラスの

代表は、金髪縦巻きロールなのだ。

「はい!私は、『操真君と

ポッキーゲーム』が、いいと思います。」

「はい!わたしは、『操真君の

ホストクラブ』が、いいと思います。」

「はい。『操真君とツイスターゲーム』を

提案します!」

「ちょっと、待ったァァァァ!」

「「「ん?」」」

クラス全員の視線が俺に向く。

「操真君とシリーズは、

生徒会が受諾しないからな!

そもそも。俺は、いいと言っていないし!」

「ふむ、なら『メイド喫茶』なら、

問題無いだろ、嫁よ。」

「ん?『メイト喫茶』?

それと嫁では、無い。」

俺は、『メイト喫茶』と言った。

誤字では、無い。そう、このまま、

無害な方へと誘導するのだ。

「なるほど、『()()()喫茶か。

いいかもしれないな。」

メイトの部分だけ、協調する。

メイトは、行った事ないが、

五反田やら、御手洗やらが教えてくれるだろ。

「代表よ。メイト喫茶で、いいんじゃないか。」

鬼気迫る顔でそうたずねる。

「そ、そうですわね。それでは、

1組の出し物は、メイト喫茶で。」

勝った!これは、完璧に入った。

「さて、書類は、俺が出しておこう。」

そうして、強引にメイト喫茶へと誘導を、

成功させたのだが。ここで、

「ん?すまない。嫁よ。私の聞き間違えか、

メイト喫茶と聞こえたのだが。」

「き、気のせいだ。」

「ふぅ〜〜ん。なら、

私が書類を、出しに行こう。

異論は、無いな?」

「あぁ、わかったよ。」

作戦は、失敗。策士策に溺れる。




はい、protoです。
いやー、学園祭編やってなかったんですよね。
ですので、過去編という感じで、
やらせていただきます。

ここから、茶番はいります。

主「はい、本日もこのお時間が参りました。
第2回目でございます。」
晴「操真晴人です。このコーナー。
名前ないのかよ。」
主「ないぜ!」
晴「胸はって言うな!考えろよ、アホ主」
主「では、今回のゲストをお呼びします。」
晴「では、お入りください。」
志「はい、最近出番のないような気がする、
思出堂の店主。志摩法羽です。」
主「志摩さんは、出番の時は、思い切り
活躍させてる方だからね?」
晴「そうか?でも志摩さん。このアホの
せいで、カットされてた学園祭って、
志摩さん来てたよね?」
志「あぁ、行ったよ。でも、
見事にカットされてたね。結構活躍したのに。」
主「わかった、わかったから。ちゃんとやりますから。」
主&晴&志「それでは、次回予告、行こうか!」

次回「発揮!ドレスアップの力」

主&晴&志「次回も、読んでね!」


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第64話 ドレスアップの力(前編)

♢操真晴人

 

さて、書類に細工する事が

出来ず、『メイド喫茶』と、

申請する書類が手元にある。

やだ、メイド喫茶なんて、

冥土喫茶の間違いだろ?

ったく、“めいど”違いは、

やめて欲しいぜ。

さてと、生徒会室の前にいるのだが、

正直、クロ○クア○プして・・・。

ん?クロックアップ・・・。

そうだ!俺は、ポケットの中を

探し、この前ガルーダが運んで来た

青い複眼に、赤いカブトのような顔の

リングを探した。だが!バレた。

しかし、ここは、臨機応変に、

『ドレスアップ ブリーズ』

「ほう、中々いいものがあるのでは、ないか。

何故、そこまで拒否する?」

「本来、楯無以外には、見せたくねぇんだよ。」

バタン!と、いきなり生徒会室の扉が開いた!

「晴人君、そろそろ申請に来る頃だと思ったよ!」

と、思ったら、まただ。鼻血をだして倒れました。

少ししたら、完全回復したので、

「か・・・ん、ん!楯無氏。

それでは、こちらお願いします。」

「ん?氏?ま、まぁいいわ。

それではお預かりしまぁす。」

俺は、顔で訴えたのだよ。

『後で、説明するから。』

と、アイコンタクトを取ったのでした。

 

さて、申請書は・・・。

まさか、刀奈が通してしまうとは。

話を聞くと、あの場にアホが居たらしく、

「ん?この申請書、不備はないだろう。」

と話を曲げにくくなってしまったのだ。

「くっ、この俺一生の不覚!」

「ま、まぁ。晴人君なら、

厨房担当に回れそうだし・・・。」

「そうか!それだ!」

「でも、それだと晴人君の

料理を私以外も食べちゃうから、

なんか嫌だなあ。」

うむ、俺も刀奈と志摩さん以外に、

振る舞う気は、毛頭無い。

そ、そうだ!いいこと考えた!

「刀奈。更識関係者全員で、店に来てくれ。

そして、ありとあらゆる、料理を食べ尽くすんだ!」

「そうね。私と虚ちゃん。それに、簪ちゃんに

虚ちゃんの妹の本音ちゃん。あと、志摩さん!

招待券は、志摩さんに送りましょ!」

「それだ!志摩さんならかなり食べてくれそうだ!」

そう、志摩さんは、何を隠そう。

大食いなのに!そんなに!

太ってないのだ!そして、凄いことに

ある程度では、足りないのだぁ。

何故なら、俺のせいです。指輪を作ると

カロリー消費が激しいようです。

「それから。偶には、裏の活動隊にも、

労いというか、休みというか。」

「そちらは、刀奈がやってくれ。

俺は、志摩さんに送るから。」

「虚ちゃんと、本音ちゃん。

それに、簪ちゃんは、誰か呼んでるのかしら?」

「聞いてみるか。」

「そうね。布仏は、うちのメイドだから、

呼んだらすぐに来るわよ。

簪ちゃんは、呼んだら来てくれるかな。」

そうだ、奴も呼ぼうか。

「どうせ、招待券持ってなくても、

来そうな奴がいるわ。」

「え?誰?このIS学園に入れ・・・

居たわね。大天災様が・・・。」

思い出したくありませんでした。




はいprotoです。
次回あたり、新キャラと言う名の
パクリキャラだそうかな。
ん、ん!失礼。あくまで、別の作品の
キャラをベースに組み替えるだけです。

それでは、茶番どーぞ!

主「ブ○ブ○、○ロー ハーメルン。」
晴「やめろ!作品消されるぞ!はい、
レギュラーの晴人です。」
主「いぇい!主だZECT。」
晴&主「それでは、本日のゲストは、この方!」
束「はぁ〜〜〜〜い。みんなのアイドル
篠ノ之束さんだよぉ〜。」
晴「主よ。よく聞け!」
主「はい?なんでしょうか。」
晴「第3回目でこの人選。ネタ切れか
何かをうかがわせてるのは、気のいいか?」
束「えぇ〜〜。はっくんに会いたくて、
交渉したのに。」
晴「主、何につられたんだ?」
主「シノンと刀奈の1/1、○○ドール。」
晴「よかった。自主規制が
ギリギリ間に合った。って!
主テメェ!俺の刀奈のフィギュアとは・・・
流石!見る目があるじゃないか!」
束「よかった。こちらへの被害は
なさそ 晴「ところで束よ?覚悟は
出来てるんだよな?」へっ?何のことかな?
た、束さんのわっかんないよぉ〜。」
主「ヤッベ!時間迫ってる!晴人、束さん。
ここらで締めますよ!」

主&晴&束
「それでは、次回予告の行ってみよう。」

あほ主のせいで、あまり進まなかった
今回の話。

次回、ドレスアップの力(後半)

晴「次回も楽しみにしてくれよな!」


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第65話 ドレスアップの力(後編)

♢操真晴人

 

ドレスアップの指輪。

それは、使用者の服装を

紳士的なものへと変える。

素晴らしい、使い方によっては、TPO

をその場でわきまえることの出来る指輪。

学園での生活では、全く無意味な指輪である。

まぁ、今回は、使わずに済ませますよ!

計画では、俺が厨房担当に回り、

片っ端から、更識関係者が

食べ尽くす計画になっている。

「さて、厨房担当に回らんとな!」

「わかった。更識関係者で

前面バックアップしましょう。」

 

「懐かしいわねぇ。」

「あぁ、全くだな。」

現在の俺たちは、思い出していた。

 

そんなわけで、話が戻る。

今、金髪縦巻きロールの

部屋の前にいるんだZ

「はい、あら晴人さん。」

「代表、俺は、厨房担当に回る!

異論は、認めん。」

その一言で全てを片付けた。

 

しかし、次の日

「えー、晴人さんが厨房担当に

回るとおっしゃられたのですが。

反対の方、いらっしゃいますか?」

なんとだ、全員手を挙げた。

見世物にされるのは、ごめんだ。

「な、何故だ!メニューに

操真晴人手作りの方がいいだろ?」

「あ、それもそうね。」

ふぅ、納得してくれたか。

「いや、待て。」

ここで、話を曲げたのは、銀髪だった。

「操真、お前あんな服を用意しておいて、

降りるなんてないよな?」

チッ!やはり使わなきゃ良かった。

「な、何のことかな?」

「ふむ、あくまで“しら”を切るつもりか。

いいだろう。ならば、証人を呼ぶまで。」

誰だ?証人?そんなの居たかな?

「はーい。呼ばれて参上。

生徒会長の更識楯無だよ。」

居たな。全く面倒臭いな。

ん?いや、銀髪の方だ。

「えー、会長。あなたは、先日

突然気絶しましたが・・・

それは、どうしてなのでしょうか?」

あぁ、刀奈、頼むから誤魔化してくれ。

「そりゃ、自分の仕事場に彼氏来てくれたら

嬉しいし、それに執事服なんて着てたら・・・

あ、ごめん!晴人君!!」

仕方ない。刀奈のうっかりだ。

許そう、可愛いは、正義だ。

「はぁ、仕方ない。」

『ドレスアップ プリーズ』

今度は、コック風の衣装に、

ドレスアップ!するとだ、

刀奈が倒れた・・・ん?

刀奈が倒れ・・た。

「刀奈ぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

正気を失った。すると、

「お嬢様ぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

虚さんが、どこからともなく現れた。

刀奈は、少し鼻血を垂らして、

更に顔を赤くして、倒れていた。

「しっかりしろ、刀奈!」

「ん、んん。は・・・ると君。」

あ、ヤッベ。本名で呼んでたわ。

俺は、ギギギと、ゆっくり顔を後ろへと向ける。

するとだ、刀奈だけでなく、

全員が刀奈と同じ状態で倒れていた。




はい、ドレスアップの力が
半端ない設定にしてしまったprotoです。
さぁ、次回から、学園祭始まりますよ!

それでは、茶番どーぞ。

主「はい、最近パソコンを買おうとして
親にSTOPを、かけられた主です。」
晴「この作品の主人公、晴人だ。」
主「今回は、再びあの人が、
来てくださってます。」
晴「では、ゲストの方。お入りください!」
志「またまた失礼。読者の皆様こんにちは。
思出堂店主、志摩です。」
主「いやー。この度は、どうも。」
志「さて、主さん。今回の事は、
きつく反省してくださいね!」
晴「主よ。何やらかしたんだ?」
主「いやー、志摩さんが痩せてないって
書いちゃってたんだよな。太ってない
ってところをさ。」
晴「ん?初期設定では、小太りの
ってなってるんだが?」
主「晴人のせいで、指輪に
集中しすぎて、痩せたんだよ。」
志「酷いですよ、主さん。」
主「はは、以後気をつけます。」
晴「そ、それでは、次回予告行ってみよー。」

次回予告
結局、フロアをやる事になった晴人。
次から次へと来る原作ヒロインズ。
この危機に、刀奈が立ち上がる。

次回『晴人君の運命(さだめ)は、私が決める。』

主&晴&志
「次回もお楽しみに!」


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第66話 晴人君の運命は、私が決める

♢操真晴人

 

結局、俺は、フロアをやる事になった。

ドレスアップの力は、使わずに、

贅沢に予算から、執事服を用意しました。

だって、使うのにも魔力か必要だもの。

なんか、嫌ぁな予感するし。

 

さて、当日になりました。

招待したのは、志摩氏。

あと、なんか似藤さんもいらっしゃるようで。

まぁ、あのバカ姉が招待したのかな?

さて、我がクラスの“メイド喫茶”開店しますよ。

でもな、とっておきの秘密があるねん。

さて、そろそろかな。

「おぉ、晴人。似合ってるぞ。」

志摩さん来店。

「さて、計画通りに晴人君。

更識関係者で来店しました。」

「いらっしゃいませ。お嬢様方、旦那様方。」

「あははは、晴人。すっげぇ似合ってんぞ。」

「うる・・・ん、ん。ご冗談を。」

似藤うぜぇ。

「ん、んん!では、ご予約のお客様。

こちらへ。」

俺は、団体の予約席に、みんなを案内する。

まず志摩さん。次に刀奈。そして、簪さん。

次は、虚さん。で、のほほんさん。

最後、おまけで似藤。

「えーと、私は、“執事にご褒美セット”。」

刀奈が、頼んだよ。もともと、

このメニューは、刀奈だけの物だ。

「私は、“ケーキセット”。」

簪さんは、鉄板メニューだな。

「俺は、“メイドにご褒美セット”。」

似藤なら、頼むと思ってたよ。

大丈夫だ。他の誰でもない。

()()が来るからな。

「私も簪様と同じ物を。」

「なら、私もそうしよう。」

虚さん、続いて志摩さんが注文した。

「んとねぇ〜。私は〜。オススメでぇ〜〜。」

この間延びした声は、のほほんさんさん。

さて、全員注文したな。

「以上でよろしいでしょうか?」

さて、ここからが計画だ。

「あ。全品(ただし、似藤のは、除く)

晴人君仕様でお願い。」

計画通り!!

「畏まりました。お嬢様方。」

そんな訳で厨房へと引っ込む。

で、全てのメニューを俺が作る。

そして、運ぶのも俺だ。

「お待たせいたしました。簪様と

虚様。そして、志摩様のケーキセット

でございます。更に、オススメセットです。」

「「「「わぁぁぁぁ。」」」」

「で、楯無様には、執事にご褒美セット。

似藤様のメイドにご褒美セットは、

メイドの準備が出来次第となります。」

あ、ちなみに今ちょいとウィザードに

変身してます。理由は、簡単。エクステンドの

リング使うのに変身してます。で厨房へと引っ込み、

変身解除してまた、出てくるんですよ。

「メイドの準備が整いました。」

もちろん出て来たのは、織斑千冬(ブリュンヒルデ)だった。

似藤の反応は・・・・・。

すごく喜んでらっしゃる。

さて、俺も俺の仕事をしますかね。

「はい、お待たせいたしました。

MY(マイ) PRINCESS(プリンセス)。」

「かっこいいわぁ。」

流石に3回目なので気絶は、しない。

それでは、自分の奥さんからご褒美いただきましょ。

「晴人君。はい、あーーーん。」

「あーーーん。」

ポッキー、サイコー!

餌を与えられたリスのようにポリポリと

食べていく。それを見て刀奈は、

「かわいい。晴人君、超かわいいhshs。」

少し鼻血が出たので、ポケットからティッシュを

取り出して、拭き取る。

「じゃあ、晴人君。逆にあーーーん、して。」

するとだ。掃除用具が

「お客様、当店では、そのような・・・うっ。」

軽ぅ〜〜く睨みましたよ。

だって、大切なお客様(かたな)に、

失礼を働こうとしたんだもん。

「晴人君。彼女、確か篠ノ之さん。だったかしら?」

「えぇ、そうですよ、お嬢様。」

「篠ノ之さん。私と晴人君は、一心同体と、

言っても過言ではない程に、愛し合ってるの。」

「か・・・楯無。」

「だからね、晴人君の運命は、

私が決めるし、私の運命は、

彼が決めてくれる。それくらいの仲なのよ。」

「くっ、失礼しました。」

フッ、愛のなせる技。いいね。

 

現代

 

「そんな事もあったな。」

「そうね。あったのね。」

「あの時、篠ノ之には、感謝しないとな・・・。」

「え?どうして?」

刀奈は、驚いた。当たり前だ。

目の上のたんこぶとも言える奴に

乱入されたのだからな。でも、

「でも、あいつが乱入しなかったら、

あの言葉は、聞けなかった。

嬉しかったんだよ、ありがとう。」

「いいのよ。だって、

私の理想の旦那様なんだもの。」

 

再び過去へ

 

そんな訳で、イチャイチャしてた。

さて、視線を織斑新人メイドに向けて見た。

確か、似藤のメイドにご褒美セットの、

相手をしていたはずなのだが・・・。

「はい、千冬ちゃん。あーーーん。」

「あ、あーーーん。」

撫でられてた。いや、驚くべきは、

似藤の方だ。あのブリュンヒルデを、

て、手懐けたのか?なんだと言うのだ?

手玉に取った?それとも・・・

まさか!織斑千冬の方がで、デレたのか?

「晴人君?どうしたの?」

「い、いや。なんでもない。」

 

♢篠ノ之箒

 

グヌヌ!一夏のやつ!

あの女の何処がいいのだ!

は!そうか、奴を・・・

あの女を潰せば、私の元に

一夏は、一夏として帰ってくるはず!

そうだ!そうに違いない。

そうなれば、姉さんに電話だ。

そう思ったらだ。

「はいはーい。はっくん!

束さんが来たよぉ〜!」

「ん?束さんか、姉さんと

同じ名前の人もいるん・・だ・・・、

ん?束?って!姉さん!」

フゴ()フゴフゴ(箒ちゃん)!」

このには、口の中一杯に食べ物を

頬張っていた姉さんがいました。




はいprotoだよぉ〜ん。
さて、次回も大暴れするのかな?
箒は、箒でなんだかばかやりそうだし。
で、今回は、茶番コーナーおやすみです!
それでは、また次回!


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第67話 束さん、ゲームを作る

♢篠ノ之束

 

さて、いつもながらIS学園の

警備は、あーまーいーなぁ〜。

軽ぅくハイドするだけで、

人の目なんて欺ける。

さて、はっくんの喫茶店は、

何処にあるのかなぁ〜。

お?あそこだな。

「待っててね、ちーちゃん、

箒ちゃん・・・はっくん。」

そんな訳で、現在この状況。

大量の料理を口に頬張り、

箒ちゃんと、久しぶりの

挨拶をしてるお。

「フゴ、フゴフゴ。」

うん。この料理、はっくんが

作った時の味がする。

つまり、下ごしらえした物を、

出してるのかな?

「ね、姉さん。何してるんですか?」

「決まってる。決まってる。

箒ちゃんの、おπを・・・。

ごめんなさい、はっくん。

だから、その銃剣降ろしてください。」

何事かと思ったら、私の首元に、

ウィザーソードガンがある。

下を見ると、魔法陣。はっくんしかいないでしょ?

「はぁ、当店では、その様な、

サービスは、行なっておりません。

ですが、姉妹なのですから、

お持ち帰りいただいて構いませんよ。」

「い、一夏!貴様ァァァァ!」

おっと、はっくんに、見放されて、

激情してるのかな?ディ○○ドみたいに。

「オォー!ちーちゃん。貰い手がみつかったんだね?

おめでとう。いやー、束さんも、貰ってほしいよ。」

私は、ちーちゃんがメイド服で、男の人に

ポッキーかな?を食べさせられてるでは

ありませんか。ムフフ、珍しい。

「た、束!ち、違うんだ。こ、これは!」

「ん、ん!本店では、メイドにご褒美セットを

ご用意してありますので、よろしければどうぞ。」

「ねぇねぇ。この執事にご褒美セットは?」

「残念ながら、先着一名様限りとなっております。」

「そ、そうか。束さん、しょんぼり。」

まぁ、今回は、この事を話しに来たんだった。

「そうそう、はっくん。私ね

ゲーム作る事にしたの。」

「「「はぁ?」」」

おぉ、箒ちゃんと、ちーちゃん。

それにはっくんまでが、ハモった。

「た、束さん?な、何言ってんすか?」

「だから、はっくんの魔力を引き出す、

あの魔法石を使ってゲームを作るの。

モチーフはねぇ、カー○ィとね、

ド○クエとね、○ODとねとかねとかね。」

 

♢操真晴人

 

はぁ、また可笑しな事を始めた。

束さんが、ゲームを作る?

恐らくだが、面倒な事になりそうだな。

よくもまぁ、そんな事を思いつくな。

また、面倒な事が起きそうだな。

「それでね、それでね。

ISの技術を使って、量子化した、

立体ステージでゲームをしてもらうのダァ〜。

どう?束さんのスペシャルな計画は!」

「刀奈、あーん。どう・・・はい、刀奈

あーん。可愛い。待ち受けにしていい?」

「あーん。うん、晴人君・・・だから///

と、特別・・・・だよ。」

はぁ、この可愛いさで、

全ての事が丸く収まればいいのに。




私だ。えー、皆さん御機嫌よう。protoです。
えー、このたびは、言いたい事がたくさんありますが、
社会人代表役として、割愛させていただきます。

でも、昨日割愛した分、茶番スタート

主「貴利矢さん、おぉぉぁかえりぃぃぃ!!」
晴「うるさいぞ!なんだ?貴利矢ロスが、
急に埋まった様な気がしてならないんだが。」
主「だってよ、『自分、超スーパー
ヒーロー大戦で復活するんで。地球の平和は、
先輩ヒーローと自分が守るんで。』だぜ?
これが興奮しないわけないだろ?」
晴「そ、そうか。それじゃあ、今回は、
ゲストは、無し。次からのこの
コーナー、「元ネタ解説のコーナー」に
なるんで、よろしく!」
主「え?いつ決めたの?」
晴「それじゃ、次回予告!」

次回予告

IS学園に、強襲するIS。
晴人は、奴らを止められるのか。
次回『モード デットヒート』


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第68話 モード デットヒート

今日は、SAOの発売日。
でも、我が地域では、
まだ売られてないのだろうな


♢操真晴人

 

学園祭が続くなか、ついに事件が起きた。

唐突に学園内に響くサイレン。

侵入者・・・いや、強襲者と言うべきか・・・・。

「刀奈、虚さん。避難誘導をお願いします。」

「わかったわ!」「かしこまりました。」

「俺は、アリーナに向かう。」

そう言い残し、俺は、アリーナに向かった。

 

♢志摩法羽

 

「私も手伝おう。」

若い子達ばかりで、パニックを

起こしている子が多い。

私の様な大人が誘導を始めなければ。

「皆さん、こちらです。」

楯無さんが、誘導を開始した。

「落ち着いて!慌てずに避難してください。」

私も大声で、「落ち着いて、協力して避難

してください!」と、そう叫んだ。

 

♢操真晴人

 

案の定、アリーナには、大量のIS・・・しかも、

乗ってるのはグールときた。

「やはり、俺がIS動かせたのも、

魔力があるから・・・なのかな。」

さて、この人数じゃ、一体ずつ倒せば

被害が広がりそうだな。

「やりたくは、無かったんだかな。

プラン “デットヒート”に移行する!」

プラン デットヒート・・・

オールドラゴンの力を暴走させ、

大量に敵を屠る作戦。

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

フレイム ドラゴン!

ボー!・ボー!・ボー!ボー!ボー!

コネクト プリーズドラゴタイム

セットアップ スタート

ウォータードラゴン!ハリケーンドラゴン!

ランドドラゴン!ファイナルタイム!

オールドラゴン プリーズ!』

「さて、ショータイムだ!」

まず、ドラゴンスカルに魔力を

集中させる。そして、スカルから

ウィングへ、ヘルクローへ、

最後にドラゴンテイルへと、魔力を

充填させる。そして、限界まで充填させて、

一気に魔力を解放する。そうすることで

大量の魔力で一気にカタをつけられる。

が、もちろん強大な力には、代償が

必要だ。それが暴走。充填した魔力が

切れるまでは、敵を屠り続ける。

「ウァァァ!うぐっ!」

その光景は、まるで蹂躙と言えよう。

 

 

「はぁ、はぁ。終わったか。」

全てのISの機能停止を確認。

やっぱり、デットヒートは、疲れるな。

俺は、倒れてしまった。

 

♢更識刀奈

 

嫌な予感がした。

アリーナに向かわなくては。

そう思ってしまった。

怖いよ、晴人君。

私は、アリーナへと駆け抜けた。

 

すると案の定、倒れていた

晴人君を見つけてしまった。

この感じは、デットヒートを・・・

「落ち着いて、取り敢えず

意識があるか確認しないと。」

「ん、んん。」

起きたよ。あたふたしてるうちに

晴人君の目が覚めたよ。よかった無事で。

「晴人君、もうまた無茶して。」

「ごめん、あの数相手には、

デットヒートしかなかったんだよ。」

「全くもう、心配ばっか掛けて。

しょうがないわね、私の晴人君。」

そして、甘いキスをした。

 

♢篠ノ之箒

 

ぐぬぬ、あの女。

一夏とキスなんかして!

羨ま・・・け、けしからん!




はい、protoです。
なんか段々箒のキャラが酷くなっていく。

さて、茶番改め、元ネタ解説のコーナー!

主「読者の皆様、こんにちは。」
晴「さぁ、元ネタ解説のお時間だぜ!」
刀「再びゲストの刀奈でぇ〜す。」
主「さて、今回は、斬月・真に
ついて解説していくぞ!」
晴&刀「「おー!!」」

『斬月・真
登場作品『仮面ライダー鎧武』
原作変身者 呉島貴虎→呉島光実→呉島貴虎
テレビ本編第12話から登場。
その後第28話で弟の光実にベルトとメロン
エナジーロックシードを奪われる。
その後、劇場版でメガヘクスに
よって生み出された戦極凌馬の
ドライバーを奪取し、再び変身する。
因みにデザインモチーフは、夕張メロンらしい。

ロックシード
メロンエナジーロックシード
武器
創世弓ソニックアロー』

主「こんな、感じかな?」
刀「まぁ、主さんなら、
こんなもんじゃない?」
晴「まぁ、そんなもんだろ。」
主「わからないことございましたら、
コメントで質問していただければ、
晴人君達と答えていきますよ。」
全員「それでは、次回もよろしく!」


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第69話 そして、掃除用具は暴走す

♢更識刀奈

 

学園祭襲撃事件が幕を下ろし、

デットヒートした晴人君は、

消耗を余儀なくされた。

そんな中、次第に回復していく

晴人君に比例したかのように、

篠ノ之さんの、憎悪もまた

膨れ上がってくのであった。

だが、この事をあの時の私は、

まだ知る由もなかった・・・。

 

「晴人君、大丈夫?」

「あぁ、さっちんがそばに居るからね。」

最近人前だと晴人君は、

“さっちん”と呼ぶ。実は、

この呼び方、好きなんですよねぇ。

「はぁ、良いわぁ。」

薫子ちゃんには、“たっちゃん”だけど

さっちんも良いわぁ。しかも

晴人君から呼んでくれるから、

なお良い!!晴人君=神!

「ハァァァァァ、せいやぁ!」

そんな事を考えて居るとだ。

油断した。背後を取られた。

篠ノ之箒・・・晴人君が

うざかって居る奴ね。

でも、もう遅いわね。

 

♢篠ノ之箒

 

取った!不意打ちは、

心苦しいが、一夏を

取り戻すため。致し方なくだ。

木刀があの女の頭を捉えた。

その時、不快な感触が木刀に

伝わった。ガードされた時の

感触と似ていた。木刀のさきを

確認すると、魔法陣があった。

一夏だ!あいつが邪魔をしたんだ!

 

♢操真晴人

 

全く、アホだな。

束さんに、連絡して

引き取ってもらうか。

「間一髪、大丈夫か?さっちん。」

「えぇ、油断してたわ。ありがとう。」

「さて、篠ノ之よ。人の女に

手ェ出すとは、どういう了見だ?

ってか、そもそもお前程度の

奴が会長に喧嘩売るとは・・・。

テメェ、死にてえのか?」

この時、俺の理性は、既に消えていた。

「一夏!騙されるな!

此方に戻って来い!まだ「まだ?なんだって?」

え?一夏?」

「はぁ、一夏、一夏って、一夏

依存症かなんかか?」

「何を言っているんだ!私は、

お前の事を思ってだな。」

「じゃあ!もう、何もするな。」

本心から出た本音だな。

そのまんまだったわ。

「うぐっ!じゃあ、ISで勝負しろ!

私が勝ったら、晴人お前は、私の物になれ!」

「お前が負けたら、それ相応のペナルティーか、

織斑千冬の考えた何かか、もしくは・・・。」

「それじゃ、私が戦えば良いのかな?」

「そうだ!さぁ、アリーナに、行くぞ!」

「やかましいな。」

かくして決闘がはじまるのだった。

 

♢更識刀奈

 

はぁ、掃除用具の相手ね。

本気出すまでも無いかな。

「刀奈、あいつの機体は、

第四世代だ。決して油断せずに、

戦え。応援してるからな。」

チュッ、と晴人君は、おでこに

キスしてくれた。

「勝ったら、ご褒美だ。

絶対勝ってこい。愛してる。」

やる気と気合は、MAX!!

流石、晴人君ね!

私達の小規模戦争が、始まる。




はい、この後の展開が
さっちんがかなり危ない予定を
立てているprotoです。
さて、本日も解説行ってみよー

主「はい、本日の議題は・・・。」
晴「って!唐突すぎるだろ!
主「早く解説しないと!」
晴「まぁ、そうだけど。」
掃「私がゲストだ!って!
なんで名前のところ“掃”なんだ!」
晴「(お前がよんだのか?)
主「(んな、わけねぇだろ!)
まぁ、とりま、紅椿の解説いきますよ。」

『紅椿
登場作品『IS〈インフィニット・ストラトス〉
装着者 篠ノ之箒
単一仕様「絢爛舞踏」
臨海学校の2日目において、
誕生日プレゼントとして、
束が箒に、送ったもの。
本作でもそれは同様である。
基本第四世代であるこの機体は、
圧倒的なまでの機動力を得ており、
第四世代の象徴とも言える展開装甲を
全身に備えている。

武器
空裂(からわれ》
振るとエネルギー刃が飛ぶ武装
雨月(あまつき)
こちらは、レーザーを放出する。
穿千(うがち)
両肩に2門装備してあるブラスターライフル。
最大射程に優れた射撃装備。

主「こんなもんでしょ。」
晴「そうだな。こんなもんでいいだろ。」
主&晴「次回もよろしくな!」

この作品を読んでくださっている
箒ファン(いるのかな?いや居ねえな。)
の方。もしいらっしゃるのなら、
不快な思いをさせてしまうかもしれません。


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第70話 エクスカリバー

♢操真晴人

 

さて、あの掃除用具(バカ)が、

決闘だのなんだのと、いわゆる喧嘩を

俺の刀奈に売ったので、

刀奈がIS学園生徒会長として、

その決闘を受けて立ったのだ。

で、現状を把握すると・・・

 

♢更識刀奈

 

えっ・・・と。確かこれ

決闘だよね?決闘ってさ、

確か・・・タイマンの筈だよね?

私は、プライベートチャンネルで

晴人君に確認をした。

「ねぇ、晴人君。決闘ってさ、

タイマンじゃ無いの?」

「普通、決闘と言ったら、タイマン

だ。なのにな。あのアホがやってくれたみたいだ。」

「で、ですよねー。」

「さて、どうする?」

「助けてくれたら、嬉しいかな。」

「かしこまりました。My Princess。」

さて、ここにいるのはっと、

掃除用具、英国、中国に仏国。

さらには、独も・・・って!

なんで、各部活の部長と副部長もいるの?

「皆の者!奴が織斑一夏を、洗脳した

犯人だ!奴を倒せば、元に戻り、

優しい一夏を取り戻せる!」

「彼女を倒せば、生徒会長に、なれる。」

「彼女を倒し、部費を上げねば!」

も、目的は、それぞれらしいわね。

ん?あれは・・・まさか!

「一夏を取り戻すためとは言え、

生徒に手をかけなければならないとは。

許せ、更識!」

謝る気どころか、やる気とマンマン

じゃないのよ!

合計15人以上は、いるのかしらね。

「フッ、さらば更識ィィィ!!」

空裂での斬撃は、避けられたが。

「更識!覚悟!」

織斑千冬の攻撃は、流石に

防ぎきれなさそうだ。

ギィィィン!

SEが3分の1も削られた!

「流石ブリュンヒルデ!」

まずい、いくら織斑千冬が

訓練用の打鉄を使ってるとはいえ、

このままだと・・・・

「戦いは、質じゃなく、数なんだよ!」

「うぐっ!」

思いっきり蹴られた。しかもサッカー部の、

二人にだ。最悪だわぁ。

「喰らえぇぇぇぇ!!」

織斑千冬と、掃除用具が、

タイミングを合わせた合技。

もうダメね。私は、目を瞑った。

 

♢操真晴人

 

全く、あのアホには、呆れたよ。

クビにするか?あの教師は。

「お待たせしました。」

「晴人君。もうちょっと

早く来て欲しかったかな。」

刀奈のSEは、もうギリギリの

ラインでしか残ってなかった。

「ごめんな。ちょっと準備に

時間がかかってさ。」

「準備?なんの?」

「見てればわかるさ。さっちん、

ちょいとピットまで戻ってくれ。」

「え、うん。わかった。」

刀奈がピットに向かった。

「さて、俺の愛してる人を

あんな目に合わせたお前らは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生きて帰れると思うなよ?」

『コネクト プリーズ』

俺は、取り出してしまった。

束さんが作った最終兵器・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

エクスカリバープロト。




はい、どもどもprotoです。
さて、エクスカリバー・・・
わかりますかね?

さて、茶番・・・解説です。
『エクスカリバープロト

本作オリジナルの武器。
因みにモチーフは、fateの
エクスカリバーっぽくなります。
使用者 操真晴人
束さんがゲームを作るために
魔法石を使う実験のために作った剣。
晴人が魔力を込めると、某アー○ー
王の様な物が使える。』

主「ヌフフ、試作品。
どう言うことかわかりますよね?」


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第71話 年越しの終わり

♢操真晴人

 

「エクスカリバープロト!」

対IS用に開発していた束さんの

最終兵器とも言える剣。

実質的なところ、魔法石を使って

ゲームを作る際の実験のために作った剣

・・・・・要は、副産物だな。

「さて、プロトタイプか。

試させてもらいますよ!」

突っ込んで来る全ての人間の波長を合わせ、

エクスカリバープロトを、構え・・・・

全力で回し切りをする。多少魔力を

刀身に纏わせる事ができる様で、

切った後には、魔力による斬撃波が生まれた。

「セイヤァァァァ!!」

何処かの、明日のパンツと少しの

お金で生きていける人の様な叫びを上げ

ISの半分以上の訓練機は、落とせたが。

やはり、専用機だけは、落ちなかった。

さらには、訓練機を使用していた筈の

織斑千冬(あのアホ)も残っていた。

こうなったら、使ってみるか。俺は残った

全員を誘導する。そして、

『バインド プリーズ』

全員を縛る!!

「「「きゃぁ!」」」

「一夏!貴様ぁぁ!!」

「うっ、酷いですわ、晴人さん。」

「離してよ、晴人。」

「くっ、嫁よ!私もヤるのか?」

「一夏、甘いぃ!」

なんと中国が、龍砲を撃って来た。

「早く決めるかな。」

俺は、感覚を研ぎ澄まし、魔力を

剣の先端に集め、刀身に魔力を満たさせる。

これ以上は、集まらないと限界値に達した

ところで、発動する。

「魔力充填完了!エクス・・・

 

 

 

カリバーァァァァァァァァ!!」

エクスカリバープロトから膨大な光が

溢れ出し、専用機達のSEを奪っていく。

しかし、力には、代償が付き物。

バギィン!と言う音を立て、

エクスカリバープロトは、折れてしまった。

「あちゃー、折れた・・・か。」

「晴人君、それ・・・。」

「ん?あぁ、俺の武器はあくまで対

ファントム用だからな。正直、手加減しながら

あの連中とやるのは、面倒だったからな。

束さんに言って魔力で使える対IS用の、

武器を作ってもらった・・・ってのは建前。

実際は・・・ん?刀奈?」

「晴人君、私と模擬戦するときも

手加減してたの?」

「・・・・まさか。俺が

刀奈相手に手加減してら、

秒殺されちまうよ。」

本心だった。

「晴人君、ごめんね。変なこと聞いて。」

「いいさ、俺も言い方が悪かった。」

そんなこんなで、終わったのだった。

 

現代

「懐かしいわね。」

あぁ、懐かしいな。

「そうですね。この頃は、

特段先輩とは、話とかも

してませんでしたし。」

「最近になってからだもんな。」

「そう言えば晴人君。あの後、

篠ノ之博士のゲームと、エクスカリバー

プロトは、どうなったの?」

「エクスカリバーの方は、データを元に、

実戦で使えるレベルにまで、パワーアップ中。

ゲームは、7、8割完成してるらしいぞ。」

「そうなんだね。」

「先輩!そのゲーム。私にも、

プレイさせてください!!」

「わかった。頼んでみるよ。」

「ありがとうございます。」

「じゃ、じゃあ私も!」

「わかったよ。」

そんな訳で、年が明けた。




はい、protoです。
いやー、もうすぐバレンタイン。
やりますよ!バレンタインイベント!
さて、FGOでも、バレンタインイベントが
発生中。でも!アルトリアが出てないから
ガチャを回します。
今回は、解説おやすみ


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番外編 バレンタインのストーカー

さぁ、今回は、誰が犯人か。
予想してみてください!!


♢操真晴人

 

本日2/14。バレンタイン!

昨年のクリスマス同様、

去年は、誰もチョコなんか

くれる人が皆無・・・ん?

そういや、なんか怪しいのが

あったが怖いから開けなかったのが

あったな。名前とか書いてないから

イタズラかなんかだと思ったんだよな。

でも、今年はきっと刀奈がくれる・・・

刀奈から貰える・・・筈だよね?

 

♢更識刀奈

 

一昨日の事

 

ふっふん♪ふっふっふん♪

材料は、揃えたし、レシピも

完璧にした。張り切っちゃうもん♪

そう、明後日は、バレンタインデー。

ビターチョコとホワイトチョコを、

揃えてっと。どんなの作ろうかな。

 

刀奈のチョコ作りタイム!

 

材料

板チョコ 8枚

生クリーム 200ml

ココアパウダー 一袋

 

まず、板チョコを砕いてボウルに

入れて、生クリームを沸騰寸前まで

温めて、チョコの入ったボウルに

ダ・イ・ブ♪そして、(タイヤ)カキマゼール!

ドロドロになるまで溶かしたら、

クッキングシートをひいて、

そこにダ・イ・ブ♪冷蔵庫で冷やして、

ココアパウダーをかけたら、

完成♪生チョコ♪♪♪

これをハートの型で切り出して、

わ、割れないように・・・出来た!

もう一つ星型を切り出して、完成。

ハートは、晴人君に、星型は簪ちゃん。

後は虚ちゃんと、本音ちゃんにっと。

 

んー、そうだ!

私は、余った材料を溶かして塊にする。

そして、削る!削って削って削りまくる!

すると、指輪と錠前。

そして、私と晴人君の変身した時の

バストアップチョコ!我ながら

うまく出来た!これなら完璧!!

 

♢操真晴人

 

一昨日、俺は刀奈にしばらく

部屋に入らないで欲しい。

そして、冷蔵庫を開けないで欲しい。

そう言われたのだった。

そして、冒頭に戻る。

で、今日も少し部屋に入らないで

待っててと頼まれた。

刀奈が頼んだのだ、待つのなんて

嫌でもなんでもない。むしろ、

待つのも楽しい!

あ、そうそう。エクスカリバープロト

なんだけどね、ウィザーカリバー

として帰って来たよ。ちゃんと、

威力調整もできるし、ISだけじゃなく、

グール位なら、ある程度の魔力を

纏われとけばまとめて瞬殺できる。

ただ名前がさ、オ○ブカリバーみたいなんだよな。

さて、そろそろいいかな。

「か・・・さっちん。入るよ。」

廊下だったの忘れてた。

ん?部屋に違和感。監視カメラ・・・か。

設置したのは、おそらくあのバカだろう。

はぁ、あえてつけておくか。

「あ、晴人君。はい、バレンタイン

の刀奈特性スペシャルチョコよ。」

そこには、俺と刀奈が・・・正確には、

ウィザードと斬月・真が鎮座していた。

「カッコいいな。食べるのもったいないな。

とりあえず、写真写真っと。」

ある程度写真を撮り終えたので、

早速生チョコから食べることになりました。

「うん、美味い!!これほど美味しい

チョコを食べた事が無い!!宇宙一の

刀奈からチョコを貰えるなんて、こんなに

嬉しい事は無い。」

 

♢織斑千冬

 

ぐぬぬ、あいつら。イチャイチャ

しおって!わ、私だって、

チョコの一つや二つ作れるのだ!

 

織斑千冬の部屋は、ひどくチョコ臭がしていたそうだ。

そして、監視カメラとストーカー行為がバレていた

織斑千冬は、後で晴人にボコボコにされたそうな。




はい、バレンタインだったのを
思い出し、急いで考えたprotoです。
いやー、普通に本編を進めるところだった。

さて、今回も解説行ってみよー!

主「どうも、うp主のprotoです。」
晴「はい、あーーーん。」
刀「あーーーん。」
モキュモキュ、ゴクン。
刀「ありがとう。」
って、なんか長いチョコを二人で
両端から食べ始めたぞ!
なんだ?ポッキーゲームのチョコ版か?
あ、キスした・・・。俺も彼女欲しいな。
主「さて、エクスカリバー改め、
ウィザーカリバー紹介、始めるぞ!」

『ウィザーカリバー
使用者 操真晴人

アックスカリバーを所持する晴人だが、
その威力は、高く、とてもじゃないが
対IS戦では、間違っても使えない。
そこで、束さんがゲーム開発のための
礎にした、エクスカリバープロトを
改良し、対IS兵器として完成させてもの。
魔力を纏わせて戦う事もでき、しっかりと
威力は調整できる可変式となっている。
刀身に魔力を集め、カリバーに魔力を満たす。
すると、某聖杯アニメのセ○○ーの宝具の
様な、技を繰り出す事も可能だ。』

主「まぁ、こんなもんでしょ。」
刀「はぁ、晴人君。」
晴「じゅるり、刀奈。」
いつまでキスしてんだこの二人、
って!糸引いてるよ!
それは、本編でやれよ!
全「さて、次回もお楽しみに!!」


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第72話 二つの恋愛事情

♢操真晴人

 

さて、年も開けた。

楯無は、今後俺が正式に

婚約した際に受け継ぐ事になった。

一応、籍を入れるのに、必要な物は、揃え、

志摩さんからのサインもおk。

さて、一応唯一の身内である織斑千冬に

報告でもしますかね。

そんな訳で、更識邸からIS学園にもどった。

 

♢織斑千冬

 

コンコン!とドアがノック

された音が聞こえた。

「真耶か?開いてるぞ」

山田くんかと思いきや、

ドアから入って来たのは、一夏だった。

「やぁ、一夏。どうした?」

「一夏じゃあ・・・。いや、

もう晴人さんの名前を名乗る事も

少なくなるのか・・・。」

「ん?どう言う事だ?」

「ここにいる、更識楯無

改めて更識刀奈と結婚する事にした。」

「・・・ふぁ?え?な、なに?ん?結婚??」

「あぁ、お互いの合意のもと、

保護者の志摩さんのサインもある。」

「ハハハ、これは、悪い夢だ。」

しかし、現実であると言う証拠が

私に叩きつけられた。そう、

()()()だ。

「まさか、私より早く結婚するとはな。」

「そりゃ、ISに明け暮れてた

あんたより、前を見て進み続け、

運命を掴んだ俺とじゃ、恋愛面でも

俺が勝つだろうさ。」

「ふっ、更識姉!」

「はい。」

急に呼んだにも関わらず、

冷静な態度・・・。

「一夏を・・・晴人を頼むぞ。」

おそらく、私は今までで一番深く

頭を下げただろう。

「大丈夫です。私たちは、お互いに

支え合って生きてますから。」

「それよりも、あんたも早く結婚しろ。

いいのが身近にいるんだからさ。」

「ん?真耶のことか?」

「あんたは、女と結婚する気か?」

「え?じゃ、じゃあ束・・・なわけないな。」

「まぁ、そろそろ向こうから、

誘い出してくる頃だろ。」

「へ??」

「それじゃ、俺たちは、これで。」

「それでは、失礼します、織斑センセ。」

 

二人が出て行ってから、数分後

バタン!とドアが唐突に開く。

「ふぅ、ただいま。」

「ん?なんだ似藤か。って!

なんだ?ただいまってのは?」

「え?こないだ、ここに住んでいいって

言ってくれたじゃねえかよ。」

「は?・・・あ!」

そうだ、酔った勢いで住んでいいって

言ったんだ・・・った。ん?

身近に・・・いる?まさか・・・。

「なぁ、似藤。」

「ん?何?」

「お前、私のこと好き・・・なのか?」

「ブゥゥゥ!!」

なんか噴き出したな。

「な、何言い出すんだよ!」

この反応・・・本当に。

「なぁ、お前さえ良ければ・・・

付き合ってやってもいいぞ。」

「え?ほ、本当に?」

「あぁ、よろしく頼む。」

「こちらこそよろしくお願いします。」

 

ここに、もうひとカップル・・・

否!バカップルが生まれたのだった。




へいへい!protoです。
さて、本日の解説は、。
なんでかと言いますと・・・

主「さてさてさーて、本日の
解説のコーナー行ってみようか。」
晴「へいへい、今回のゲストは?」
織「私だ!」
主「さて、それじゃ暮桜の紹介。
始めようか。」

『暮桜

篠ノ之束が開発した第1世代のIS。
『白騎士事件』のIS白騎士のコアを
使っている。この機体には、
本来の世界線で織斑一夏の使用する
『百式』の武器『雪片二型』のベース
とも言える、『雪片』が搭載されている。
現在は、IS学園地下に封印されている。』

主「こんなもんだな。」
織「ちょっと簡素すぎないか?」
晴「詳しく知りたかったら
ネットダイブしろって事だろ?」
主「ここで、詳しくやりすぎてもダメだよ」
織「そうか、では、また次回!」


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番外編 千冬、デートに悩む

今回、真耶氏が百合っぽくなります。ご注意ください。


♢織斑千冬

 

さて、私と似藤は・・・、

つ、付き合うことになったのだが・・・

わ、私は、ほとんど恋愛経験・・・

いや、ほとんど所ではない。

皆無だ。恋愛経験皆無なんだよ。

彼氏いない歴=年齢なんだよ!

どうしよう。デートとか何すれば

いいのか、全くもってわからんのだよ。

そ、そうだ!真耶に聞いてみよう!

 

♢山田真耶

 

えーと、織斑先生が相談事がある。

って言って来たんだけど、なんなんだろ?

「すまない、急に呼び出したりして。」

「いえ。で、どうかされたんですか?」

「いや、何。少し聞きたいことがあってな。」

「私で答えられるものなら。」

「デートって、何をすればいいんだ?」

「へぇ?」

びっくり過ぎて、変な声が出てしまった。

「で、デートですか?」

「そ、そうだ。」

「だ、誰なんですか?」

「そ、それは・・・だな。」

なんか、私を見てもじもじしてる。

って、まさか、私?

「ええい!聞くなぁ!」

「わ、わかりました。で

デートで何をするか・・・でしたっけ?」

「そ、そうだ!」

「そうですねぇ〜。一緒にご飯食べたり、

あ!遊園地に行ったりとかどうですか?」

「なるほどな。ありがとう。」

フフン♪きっと、連れてってくれるんだろうな。

 

♢操真晴人

 

コンコン!俺と刀奈の部屋(俺たちの愛の巣)

ノック音が響く。怪しがりて

よりてみるに、ドアの前人居たり。

「って、織斑先生か。なにか用ですか?」

素っ気なく返したが・・・

「操真、更識。デートについて

教えてくれ!お願いします!」

「「?????」」

俺と刀奈は、↑こんな感じで

頭がはてなマークを浮かべて居た。

「な、なんだ?哲学か何かか?」

「えーと、デートについてって、

言われても。お相手は・・・。」

「簡単だ。似藤高介だろ。」

「な、なぜわかったのだ!」

「この状況下で、むしろ似藤

以外ありえんと思うのだが。」

「そ、そうか。まぁ、似藤だよ。」

「おめでとうございます。」

「あ、ありがとう。」

「で?料理も、家事も絶望的な

あんたが、何故いきなりデートなんだ?

家事スキルを極めてからでも遅くな・・・

いや、十分手遅れレベルで遅いか。」

「な、何を!」

実際、俺が居なくなってから、

まともな飯食ってないって、

束さんが言ったたぞ・・・

って、言った方がいいのだろうか。

束さんに火の粉が・・・

いや、塊が飛びそうだからやめとこ。

ウィザーカリバーの件もあるし。

「取り敢えず、束さんに頼んで・・・

あ、そうだ!まずは、クッキング

料理ゲームを作ってもらおうジャマイカ。」

こうして、織斑千冬の料理修行が、始まろうと

して居たのだった。




はい、protoです。
束さんが料理ゲーを、作るフラグ。
って、ようやくあの二人は、結ばれたか。
さて、今回も解説は、休み・・・とは、
いかないよね。正直解説すること、
あるのかな?って感じてるので、
これ解説してくれってのがあったら、
コメント欄に書いてくれたら、晴人君達と
解説していきますので、コメントお願いします。


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第73話 織斑千冬は、小さな事で絶望す。

♢織斑千冬

 

春が来た♪春が来た♪

って!束にみられた・・・ら、

「ハロハロ、ちーちゃん。

随分とご機嫌だねえ?」

くっ!束に、束にランラン

スキップしてる所を見られた!

「た、束!な、何故ここにいる!」

「ふ、愚問よ!私がちーちゃんの

事を常に見ているとも知らずに!」

まずい!このままじゃ!

「フフン、この映像。はっくんに

見せたらどうなるかな・・・。」

「や、やめろ!そ、それだけは。」

ポチッとボタンを押す音がした。

「あ、押ささっちゃったぁー。」

「あぁ、終わりだ。この世の終わりだ。」

一夏に見られる、一夏に見られる。

 

♢篠ノ之束

 

あ、ヤッベ。ちーちゃんに

紫のヒビが入ってるよ。ってか、

何?ちーちゃん、ゲートなの?

ってか、ちーちゃん、はっくん

関わると、メンタルブレイク早いな。

「う、嘘嘘。ちーちゃん冗談だから。」

「何?本当か?一夏に見られてないんだな?」

うわー、メンタルブレイク早いけど、

回復早いなー。束さんびっくりだよ。

ってか、ゲートで今戻ったってことは、

魔法使いになるのかな?

取り敢えず、はっくんに報告だ!

 

♢操真晴人

 

「・・・で、簡単に絶望して、

簡単に回復した・・・と?」

「うんうん、でもね、ベルトは、

出なかったんだよねぇ〜。」

「ほぅ、一応絶望して、回復したのに、

ドライバーが現れなかった。」

ったく、面倒事を持ち込むな。

「わかりました、調査してみますかね。」

今回は、簪に協力してもらいますかね。

 

「なるほど、かくかくしかじか

低燃費って、訳ですか。そう言う事で

よろしいでしょうか、先輩。」

「あぁ。それで、簪がドライバーを

入手した経緯を確認したいんだけど。」

「わかりました。それでは、

話を始めますね、先輩。」

簪の話によると、向こう側から

ファントムがコンタクトを取ろうと

する。すると、肉体から、意識が

なくなる。まぁ、アンダーワールド内に

あるから、肉体的には、無いのか。

それで、ドライバーをあげるチックな

事を言われ、意識が戻ると、腰に

ドライバーがあった。そう言う事らしい。

俺は、特異な形で入手したからな。

「まぁ。考えられる事としては、

織斑千冬の精神が強すぎて、

向こうからの、誘導に気づかなかった。

そんな感じだろうな。」

「と言うことは、つまり。」

「寝たら、ファントムと会えるだろ。」

 

次の日

 

織斑千冬は、いつもの決まっている

スーツに手を模したバックルの

ベルトをしていた。

「えー、操真。放課後、更識姉妹と

うさぎを連れて寮長室へ。」

「はい。」

うさぎも連れて・・・か。




はい、どうもprotoです。

いやー、コメント欄確認したら、
アイデアを、くれた方がいました。
この場で、お礼申し上げます。

さて、今日はネタバレ解説いってみよー!

『仮面ライダーメイジ/セイバースタイル

変身者 織斑千冬

一夏(晴人)に関する事で、
束さんが、メンタルブレイクしてしまい、
すぐに回復したせいで生まれてしまった。
本編には、まだ登場していないため、
まだ色々と秘密である。』

晴「おい主!解説になってないだろ!
・・・って!あいつ何処行ったぁーーーー!」


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第74話 完成したシュミレーションゲーム

♢操真晴人

 

ったく、ウサギに、更識姉妹・・・か。

あの大天災連れてくるのも大変なのにな。

〈prrr prrr prrr〉

出ない。電話にでんわ・・・なんちゃって。

親父か?俺は一体どうしたんだ?

もしかして・・・妖怪・・・のせいなんて

ことは、まず無い。ありえない。

「ハロハロー!はっくん、おっひさー!」

「ったく、ようやく出ました・・・ね?

って!何んで?・・・って、衛星使って、

織斑千冬のことは、いつも見てるんでしたね。」

「そうだよー!それじゃ、ちーちゃんの

部屋に行こっか!」

「わかった。一応案内しよう。」

「フフン!はっくん、ヨロシコ。」

「束さん。なんのギャグですか、それ?」

そんな、適当な会話をしつつ、目的地へ。

 

♢織斑千冬

 

コン、コンコン、コンコンコンコン

このノックのリズムが聞こえたら、

束がきた証拠だ。正直奴のせいで

こんな目にあったからな、

「はぁ、開いてるぞ。全員揃ってるから、

鍵は、かけてくれ!」

さて、この場にいるのは、魔法使いに

大天災。それと鎧だな。

「ええと、まず魔法使いになっちゃった。」

「「「「うん、わかってます。」」」」

「それで、指輪があるんだけど・・・」

「「「「はい、予想ついてます」」」」

「どう使えばいいのか、わからんのだよ。」

「はーい、それに関しては、問題無し!」

「ん?なんでだ?」

「「「まさか!完成したのか(んですね)?」」」

「そう!私が作ったゲーム第一号!

シュミレーションゲームだよ!

この名も!“リングマジック ウィザード”だよ!」

「ど、どのようなゲームなんだ?」

私はつい、好奇心が湧いてしまった。

「フフン!それでは、説明しよう。

このゲームをプレイ出来るのは、現在

ここにいる人だけ!まだ、一般人用は、

出来てないんだよね。でね、これ

“ガシャット”って言うんだけど、

これのボタンを押したら、ステージ

アイテムが出てくるから、それからは、

魔法使いの初歩の初歩を、学べる

シュミレーションゲームになってるよ。」

「あの、私出来ないんじゃ。」

更識姉が、そういった。

「はぁ、本来こんな事、しないんだけどな。」

束が一夏に近づいた。

「はい、はっくん。結婚おめでとう。

これ、結婚祝いね。」

渡したのは、二つの錠前。

「これは、俺の錠前。それにこれは?」

「フフン、それはね。メロンの戦闘データ

をもとに、魔法石を組み込んだ錠前。

一度使わないと、機能しないから。

ゲームをプレイして、試してみてよ。」

「はい、ありがとうございます。」

珍しい事もある?ものだな。あの束が

柄でも無いことしてるなんて。




はい、まだ変身させてないprotoです。
えーと、束さんが、ゲームを完成させました。
それは、後ほど解説します。
(注:ここから解説まで、テンションフォルテッシモです。
いやー!今日から公開ですね!
劇場版ソードアート・オンライン オーディナル・スケール
たのしみですよ!超楽しみ!早く見に行きたい!!
超楽しみにしてたんですよね!公式サイト
見ながら、あれ買おうとか、あれも良いなとか!!
ふぅ、暴走してすみません。
それでは、解説へゴー!

『リングマジック ウィザード

大天災篠ノ之束が開発した
シュミレーションゲーム。
これを使う事で、魔法使いの
基礎を学べる。まだ一般人仕様
には、なっておらず、魔法石や、
魔力を持つものにしかプレイ出来ない。』


それでは、また次回!!


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第75話 ゲームスタート!

いやー、SAOの舞台挨拶のチケット手に入ったー!


♢織斑千冬

 

束に渡された“ガシャット”?

のボタンを押したらなんと!

『リングマジック ウィザード!』と

言う音声が鳴り、ガシャットから、

ステージアイテムが放出された。

「フフン、ここまでくるのには、

流石に、苦労させられたよ。

さぁ、はっくんも使って。」

「うーん。俺は、別に基本的なことは、

良いからなぁ〜。簪、やるか?」

「は、はい!やらせてください、先輩。」

「わかった、頑張れよ。」

「はい!ありがとうございます。」

相手が更識妹に変わったか。

だが!いや、故に、容赦しない!

 

♢更識簪

 

先輩に代わってもらったからには、

恥をかかせるわけには、いかない!

『リングマジック ウィザード』

「はぁ、ガシャットが二つないと

ゲームできないんだよね。

束さんでも、一個で二人は、

まだ試験段階だから、無理だったよ。」

こちらからも、ステージアイテムが放出される。

《ガシャット、二つの起動が確認されました。

これより、シュミレーションを開始します。》

すると、グールの群れが出てきた。

「そのグールは、一般人共は、襲わないよ。

魔力を感知して、攻撃してくるからね。」

『『ゲーム スタート』』

《まずは、ドライバーオンウィザード

リングを、ハンドオーサーにかざします。》

 

『『ドライバーオン ナウ』』

 

《次に、レバーを操作して、

ハンドオーサーを左手側にしましょう!》

 

『『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!』』

 

低い変身音声が重なって響く。

 

《次に変身用ウィザードリングを

ベルトにかざしてください。》

 

「しかし、指示も的確だし、グールの

クオリティも高い。これでファントムまで

出てきたら、一般販売したら、売れそうだな。」

「いやー、はっくんに、そこまで言われたら

束さんも、鼻が高いよ。」

 

「「変身!!」」

 

『『チェンジ ナウ』』

 

そこにいたのは、簪の

メイジ/ランサースタイルと

メイジ/セイバースタイルと名付けよう。

 

「そういや、織斑千冬は、

リングを持ってないんじゃ。」

「あ、そうだねー。でも、束さんでも

リングまでは、用意できないな。」

「されたら、困りますよ。志摩さんが、

心を込めて作るから、良い指輪を使えるん

ですから。簪、自分の武器取り出したら、

少し、コネクト貸してやってくれ。」

「わかりましたぁー!」

『コネクト ナウ』

「織斑先生、これ使ってください。」

私は、先輩の指示通りに指輪を投げた。

「すまん、使わせてもらうぞ。」

『コネクト ナウ』

あれ?武器が出てこない?

 

♢織斑千冬

 

あれ?確かこうやって、

魔法陣に手を入れたら武器が出てくるんじゃ?

「まさか、武器が・・・ないのか?」

「不味いな、簪!グールを消すんだ!」

「はい!先輩。行きます!」

その後、グールの群れは、更識妹によって、

すべて、倒されました。




はい、protoです。
えーと、前話のタイトルと、
前々話の設定解説を変更しました。

えーと、変更して点は、
ブレイドスタイルから、
セイバースタイルへと、
スタイル名を変更してます。
ほんと、すみません!!


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第76話 バハムート

♢織斑千冬

 

な、何故だ?私は武器なしで闘えってのか?

いや、それはない、何かあるはずだ!

「はぁ、しょーがない、しょーもない

事で絶望させたのは、束さんの責任だからね。」

束は、スイッチを押した。

すると、上から人参コンテナが降ってきた。

「本当は、はっくんにテストを

お願いする予定だったんだけどね。」

「た、束。この剣は?」

「えーと、はっくんに渡したエクスカリバー

もとい、ウィザーカリバーの副産物。」

「副産物の副産物ですか?それ、

ちょっと危ないんじゃ?」

「いやー、一応シミュレーション上は、

問題無かったから、テストお願いする気、

まんまんだったんだよね。」

「で、剣の名前は?」

「えーと、それは魔力を食べるんだよね。」

「えーと、グールとか、ファントムとかの?」

「イエス!だから、神の血肉をも喰らう

ドラゴンからとって・・・えーと、なんだっけ?」

「バハムート」

さらっと、更識妹が答えた。

「そうそう、それそれ!」

「あんたは、風〇大介か!」

ん?誰?風間大〇って?

「ドレイクの変身者。」

また、ボソッと更識妹が呟く。

何だと思いきや、wizatter(ウィザッター)

をやっていた。なんだ、コメントが酷似していただけか。

ってこれ、一夏のアカウントやないかぁ〜い。

「織斑先生、ネタは、やめてください。」

「むぅ、わかっている!」

「あ、これやろうと思えばSEも吸えちゃうから。」

「全く、万能すぎにも程がある。一夏、

オルコットと掃除用具呼んでくれ。」

「一夏じゃないっての。

・・・・はいよ、呼んだよ。」

 

5分後

 

「これより、操真&更識姉ペア対

織斑先生&更識妹対オルコット&

そ・・篠ノ之の模擬戦を始める!」

危なかった。掃除用具って言いかけた。

 

♢操真晴人

 

「さて、しばらくは、高みの見物

と行きますか?」

「そうね、無駄な戦闘は、避けましょう。」

俺たちは、どちらかのペアが落ちるまで、

本当に高いところから見物する事にした。

あ、俺は背中に刀奈乗っけてます。

オールドラゴンの状態です。

刀奈は、斬月・真の状態ですIS纏ってます。

今回の戦いのルールは、ほとんど

バトルロワイアルと言っても過言じゃない。

けど、あくまでチーム戦。

てかさ、刀奈が上に乗ってくれてるん

ですよー!すごい嬉しい・・・ドM

にしか聞こえないなww

 

♢篠ノ之箒

 

全く、急に一夏から呼び出されたと

思ったが・・・これは、チャンスだ!

セシリアに一夏の足止めをさせ、

私は、奴を撃つ!こちらは、第四世代

だからな!楽勝だ!




はい、ふザケルなぁ!って
言うのを聞いたprotoです。

さて、今回の解説には、
僕の下手な絵が付きます。
ご了承ください。

『バハムート
【挿絵表示】


使用者 織斑千冬

相手の魔力を食べる、
と言う名の魔力を吸収する剣。
ISのSEをも喰らい尽くす。
これが“バハムート”の由来である。』

それでは、また。


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第77話 危険な暴食龍

♢篠ノ之箒

 

ふふ、千冬さんを相手にするなど

馬鹿のすることだ。確実に屠れる奴から

消さねばな。

「さて、セシリア。開始の合図がなったら、

一夏に攻撃してくれ。」

「一夏?あぁ、晴人さんの事ですね。

わかりました。」

あと5秒、4、3、2、1、0!

「作戦開始ぃぃ!!」

「ハァァァァァ!!」

私は、一夏の上に乗ってる

奴に向けて高速移動を始めた。

 

♢操真晴人

 

ちっ、作戦変更しねぇとな。

「刀奈、こっちに来た。

作戦を変更。織斑千冬に

奴らを(なす)りつけるぞ。」

「ん、わかった。」

俺たちは、織斑千冬を目掛けて、

急降下した。それを追うように

掃除用具と、金髪がいた。

「よし、計算通り。後は、

MPKのやり方でっと。」

目標発見。擦りつけ開始!

 

見事、誘導は、成功し金髪が

織斑千冬の餌食となった。

 

♢織斑千冬

 

ほう。このバハムートとやら、

なかなかに使い勝手がいい。

雪片よりも、いいんじゃないか?

食ったSEは、魔力に変換できるし、

素材は、一夏の剣と同じだし。

見た目ドラゴンでかっこいいし。

「ちーちゃん。その武器に魔力を集中させて。」

「魔力を集中ね。」

こ、こうかな?私は、自分の中の魔力を

刀身に集めるイメージをした。

しかし、その瞬間だった。

剣の鍔部分のバハムートヘッド?が

稼働し、その口を開け刀身部分に

顔が傾いた。まるで、バハムートの口から

刀身が出ているかのようだった。

「その状態での突き攻撃は、凄いよ。」

「突き・・・か。」

「千冬さん?その首貰います!」

何故?をつけたのかは、ともかく・・・

ん?そうか。あいつは、変身したところを

見てないのか。だからね。

「スゥゥゥゥ、ハァァァァァ。」

深呼吸をして、突きの構えを取る。

穏やかに、しかし、獰猛な一閃。

まるで、龍に喰われるかのような威圧感

が、使用者である私にも伝わって来た。

実際、魔力で形成されたドラゴンヘッド

のオーラは、篠ノ之をISごと飲み込む様に

見えた。しかし、それがISに直接影響するとは、

0.2mmほども思わなかった。

実際、ドラゴンのオーラは、篠ノ之から

SEを喰らっていた。()()だ。

篠ノ之のISには、咬み傷の様な跡が

付いていた。しかし、体には、異常が無さそうだ。

「お、おい!篠ノ之、しっかりしろ!」

「あちゃー、やっぱり、魔力の制御は、

人間の科学では、まだ難しいのかな。」

「とりあえず、保健室に運ぶぞ!」

 

それから、とある出来事が起きた。

まず、篠ノ之のISがほとんど修復不可能に

なっていた事。ウィザーカリバーでは、

ならなかった事例だ。そして、金髪が

ファントムに襲われた事だった。




はい、紅椿を使えなくしたprotoです。
どうしよ、掃除用具は、ISに乗れないよ?
篠ノ之は、魔法使いにならないよ?
束さんは、どう動くのかな?

主「いやー、なんか久々な感じ。」
晴「気のせいだろ。ここのところ、
俺は、出てなかった気がするが。」
刀「今回のゲストは、私。そして、
解説するのは、晴人君の錠前よ!」

『ウィザードエナジーロックシード
使用者 更識刀奈

元々、普通のレジェンドロックシードとしては、
原作の映画に出ていた。今回は、刀奈が使うという事で、
エナジー化されている。エナジー化にあたり、
魔法石を使っているが、現在は、問題なく使える。』


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第78話 バハムートvsバハムート(前編)

♢操真晴人

 

「はっくん、ごめん。」

「ど、どうしたんですか?」

「いや、私が安易にあんな物

作ったから・・・。」

「いえ、俺と更識姉妹に実害は、

なかったんですから。」

そう、あの時。簪は、形だけの参戦だったので、

織斑千冬の後ろにチョコンと居るだけだった。

だから、簪には、害がなかったし、

刀奈に関しては、俺の背中に乗っていた

ので、無害だった、金髪も、ただ切られた

だけだったから良かった。

だが、掃除用具だけは、別だった。

そりゃ、あれ程の魔力を溜め込んだ一撃

ならば、死んでもおかしくなかった。

それが防げたのは、SEのおかげだろう。

まぁ、結局喰われまくったんだろうけど。

しかし、ISに罪はない。それなのに、

コアが中破、それは、ほとんど修復不可能の

域だった。掃除用具(アレ)に限って言えば、

普段からの態度のせいだ。自業自得と言えたのだが、

コアが中破と聞くと心が痛い。コアは、

ISにとって命同然だ。それが修復不可能だと

思うと悲しくなる。それに、おそらくだが、

織斑千冬の魔力は、強大だ。俺と同等レベルと

考えていい。あくまで、()()()()

()()()()

同レベルだがな。そう、俺には、

ゼロスタイルが残って居る。

そろそろ負荷に耐えられる

様に鍛えなければならないだろう。

そんな事を考え始めた時だった。

「せ、先輩!大変です!!」

「簪?どうした?」

「それがファントムが現れて。」

「誰が狙われてる?」

「オルコットさんです。」

「オルコット?誰だっけ?」

「同じクラスの金髪の伊達巻ですよ。」

「それは、伊達巻な。あぁ、

縦巻きロールな。了解。」

 

俺は、また魔法使いの誕生日を見てしまった。

「オルコットさん!!」

簪が叫ぶ!その時には、紫の

ヒビが入っていた。

既に、刀奈と織斑千冬は、戦闘を開始

しているが、相手が強いのか、苦戦している。

「仕方ない、速攻で片付ける。簪!

アンダーワールドには、入らずに、

絶望するのを食い止めておいてくれ。」

「わかりました、先輩。」

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

「変身!」インフィニティ!

プリーズ!ヒースイフード!

ボーザバビュードゴーン!』

「来い!ドラゴン!」

ファントム相手ならアックスカリバーの

方が戦いやすい。

 

♢更識刀奈

 

晴人君が変身したなら、

アームズチェンジしましょうかね。

『ウィザードエナジー!

ロックオン!ソーダ!

ウィザードエナジーアームズ!

シャ!シャ!シャバドゥビ!

ウィ!ウィ!ウィザード!

ド・ド・ド、ドラゴン!』

ウィザードエナジーアームズは!

オールドラゴンの力を操る物だった。

しかし、ウィザードエナジーアームズの

ドラゴンパーツは、左に偏っていたのだった。

「手加減は、しないわよ!」

だって晴人君の力を借りて負けられない

でしょ?

 

♢織斑千冬

 

あいつバハムートとか名乗ってたな。

丁度いい。私のバハムートと、どっちが

真のバハムートか、勝負だ!

「束、お前の力を借りるぞ!」

私は、初めて束の発明品を認めた。

 

♢バハムート

 

ゲートを絶望させられたけど、

魔法使いがこんなにいるなんて。

あたし聞いてない!って言う事を

強いられているんだ!

メドゥーサ、騙したのか!

ん?いや、メドゥーサじゃない!

グレムリンだ!

野郎ぶっ○してやるぅぅぅ!




はい、protoです!
えーと、ISの新刊が4月に出るみたいですね。
今から楽しみです。


主「私、特○係のprotoです。」
志「同じく、志摩です。」
晴「って!主!何やってんだよ!
志摩さんも、主に乗せられないでくださいよ」
志「いやぁ〜、ついつい。○命係って
名乗ってみたくなったんだよ。」
主「今回、これをやるためだけに
志摩さんにお越しいただきました。」
晴「はぁ、それでは、ガシャットの
解説をどうぞ。」


解説
『ガシャット

仮面ライダーエグゼイドに登場する
変身用アイテム。本作では、
ARゲームのソフトとなっている。
現在の開発段階では、痛覚は、
多少発生する。また、ガシャットが
二つ以上ないと対戦や協力プレイが出来ない他、
魔法石を使っているため、魔法使いか、
魔法石を持ってる人じゃないと遊べない。
因みに、主は、リアルで持っているが、
最近入手困難になってきている。』


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第79話 バハムートvsバハムート(後編)

♢織斑千冬

 

「みんな、すまない。ここは、

任せてもらえないだろうか?」

正直どこまでやれるのか試して

みたいのだ。自惚れているわけでは、

ないがISで世界最強になったのだ。

その実力は、どのくらい衰えたのか。

相手は、どの程度の強さなのか、

新鮮なんだよ。

「わかった、好きにしろ。」

「一夏君!?」「先輩!?」

「ありがとう、い・・・ウィザード。」

「せ、先輩無茶です。まだ、ファントムが

覚醒してない可能性があるのに。」

「大丈夫だ。あいつは、

そんなにバカじゃないさ。」

一夏が、褒めた!

「・・・多分な。」

多分かよ!そこは、そのまま

褒めてくれよ!

「さぁ、いくぞ!我が名は、メイジ!

メイジ/セイバーだ!」

「ふん、このバハムート様が

つい最近魔法使いになりたての

ひよっこに負けるわけ無かろう。」

 

♢操真晴人

 

正直言うとだ。言葉にできない。

魔力をコントロールできてない。

ファントムの能力に軽くあしらわれ、

すぐに負けた。はぁ、やるか。

「簪!織斑千冬を回収し撤退!」

「は、はい!わかりました、先輩。」

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

ゼロ! プリーズ!コネクト プリーズ!』

俺はウィザーカリバーを取り出す。

ゼロスタイルの能力を使い、

奴の魔力を奪う、その魔力で

全てカリバーへと回し、報酬準備をする。

「ハァァァァァ、セイヤァ!」

バハムートの、体に突き刺す。そのまま刃先と

バハムートを空に向け、魔力射出を開始する。

「ウィザーカリバーァァァァ!!」

奴の体は、ボドボドになり消した。

その衝撃で俺の手からウィザーカリバーが

弾かれたが、剣の方は、無事だった。

「流石束さん、耐久力は、かなり向上してやがる。」

気絶することはなかったが、それでも、

とても自分一人では動けそうになかった。

ようやく体に力が入り、立ち上がる

事が出来たのは、バハムート戦から

およそ、1時間が経過する頃だった。

 

♢更識簪

 

えーと、オルコットさんの、

ヒビが戻った。お姉ちゃんが

「大丈夫、あなたは、エリートなんだから。」

というと、エリートに反応し、

なんとか立ち直った。つまり、

魔法使いの資格を得た事になる。

そして、オルコットさんは、

気絶した。というより、己の

ファントムに呼ばれたのだった。

 

♢セシリア・オルコット

 

うぅ、ここはどこですの?

「ようやく目覚めたか。」

「だ、誰ですの?」

「私の名は・・・まぁ、アーチャー

とでも呼んでくれればいい。」

「アーチャー?それが私の

ファントムの名前?」

「ん?まぁそうだ。それで、

魔法使いの資格を得た君は、

魔法使いになることを願うか?」

「・・・・・はい。お願いします。」

「うむ、わかった。よろしく頼む。」

そうして、私も魔法使いになった。

 




はい、protoです。
えー、セシリアが魔法使いになりました。

主「セシリアが魔法使いねぇ。」
晴「織斑千冬があの状態なのに、
大丈夫なのか?」
主「俺が知るわけないじゃん。
全て、あいつ次第だよ。」
晴「そうか。それじゃ解説しますか。」

『仮面ライダーメイジ/アーチャースタイル
他の二人と姿は、同じだが、色が赤い。
弓兵とし、メイジボウを使って攻撃する。
遠距離武器が得意なセシリアは、
魔法で、出来たの矢を自由自在に
操る事ができる。』

主「仲間が増えるのはいいが、
亡国企業に気をつけろ!」
晴「あぁ、わかってる。」


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第80話 砂糖生成機生成機再起動

今回は原点回帰を目指します!


♢操真晴人

 

金髪と織斑千冬が魔法使いになった

翌週のこと、織斑千冬が突然、

「お前ら、疲れてるだろ?」

とか言い始め、外出許可をくれた。

ありがたや、ここ最近刀奈とまともに

デートすらできてなかったのだから、

お言葉に甘えるとしよう。

 

さて、ここは、東京都武蔵野市夢見町。

ここには、多国籍料理店『Cous Coussier(クスクシエ)』がある。

多国籍料理店というだけあり、色々な国の

料理が食べれる他、なんと店内や店員さんの

服装までもが、変わるという。って

クラスメイトの相川さんが言ってた。

そんな訳で刀奈をバイクの後ろに乗せてここまで来た。

「さて、到着しました。」

「うん、ここが、クスクシエね。」

「知ってるのか?」

「うん、って言っても薫子ちゃんの受け売りだけどね。」

「そうか。じゃあ、実際に来るのは、

始めてなのかな?」

「そうだね。それじゃあ、晴人君。

早く入ろ♡お腹空いちゃった♡」

甘えて来てらっしゃる。可愛い!!

 

この時、道を通りかかってしまった人は、

こう証言している。

「僕、基本エ○マンのブル○マウンテン

しか飲まないんです。だけど、あんなに、

濃いブラックコーヒーをがっつり飲みたく

なったのは、おそらくあのリア充のせいですね。」

と、彼らの砂糖生成機生成機ぶりは恐ろしい。

 

「いらっしゃませ〜。お客さん2名様で?」

「はい、2人です。」

「それじゃ、こちらへどうぞ。」

俺たちは、案内された席に座った。

それと同時に店のドアが開いた。

入って来たのは、柄の悪そうな男と、

人の良さそうな男の2人だった。

そして、柄の悪そうな男は、

「チッ!誰だ、ヤミーをあんなに

生み出したバカは!」

「まぁまぁ、アイスでも食べて落ち着けよ、アンク。」

「映司!って、お前は、バカだからな。

ありがたくアイスは、貰ってくぜ。」

柄の悪そうな男は、アンクというらしい。

「火野、あいつなんとかならないのか?」

「後藤さん、まぁ無理だと思いますよ。」

人の良さそうな男は、火野映司というらしいな。

「さて、ご注文は?」

「えーと、ランチセット2つで。」

「はーい、今日のランチは、アメリカの

豪快なタイプだけど、お嬢さん大丈夫?」

「えぇ、平気です。」

「そう、それにしても、珍しいわね。

この辺に住んでるわけじゃなさそうだけど。」

「えぇ、IS学園から来たんですよ。

この店の評判をお聞きしたもので。」

「あら、そうなの。それじゃ、

ゆっくりしていってね。」

「あの店長さん、良い人そうだな。」

「そうね。でも、晴人君。

私だけを見つめていてね。」

「それは、そうだよ。世界で一番

刀奈。君が可愛いんだから。」

 

かくして、クスクシエ店内

砂糖まみれ事件が発生したのだった。




はい、昨日は、すみません。
アイデアが纏りきらなかったprotoです。

今回は、原点回帰という事で、
最近イチャイチャさせてなかったのを
なんとか、しようとしました。

すみません。


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第81話 メダルライダーと共に

よっしゃぁぁぁぁぁ!!SAOの舞台挨拶だぁぁぁぁぁ!


♢操真晴人

 

俺たちは、クスクシエで料理を

満喫したあと、(まぁ、俺たち以外の

客が全員砂糖を吐き出していたのは、

置いといて・・・)事件が起こった。

俺は、刀奈をバイクの後ろに乗せ、

IS学園へ戻ろうとした。その時だった、

あの柄の悪いアンクと、人の良さそうな

映司という男が、店のドアを開け、

大急ぎで走ってくる。

「刀奈、追ってみるか?」

「そうね、なんか嫌な予感しかしないし。」

俺達は、火野という男を追うことにした。

 

それから、数分後。

「刀奈!ドライバー準備しとけ!」

「うん、晴人君もね!」

後ろからガチャ!とベルトが巻かさる

音が聞こえた。俺も、右手をハンドオーサーに

かざした。

『ドライバーオン プリーズ』

ちょうど、怪物の姿を補足した。

「刀奈、変身だ!」

「了解、晴人君!」

『メロンエナジー!ロックオン!

ソーダ メロンエナジーアームズ!』

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

ハリケーン ドラゴン!ビュー・ビュー・

ビュービュービュビュー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

チョーイイネ!スペシャル!サイコー!』

俺は、ハリケーンドラゴンスタイル

で、翼を生やし、刀奈が斬月・真に変身する。

バイクをコネクトで仕舞い、俺の背中に

斬月・真を乗せる。

そして、風で怪物を攻撃する。

「あんた!早く変身しろ!」

「あぁ、助かった!アンク、メダル!』

「ライダーは、助け合いですもの。」

「あぁ、ありがとう!」

『チン!タカ!チン!トラ!チン!バッタ!

タカ!トラ!バッタ!タ・ト・バ!

タトバ!タ・ト・バ!』

 

今ここに、メタルの仮面ライダー

OOO(オーズ)と魔法使いのライダー

ウィザードと、果物武者のライダー

斬月・真が揃った!

 

まず、俺から

「さぁ、ショータイムだ!」

そして、刀奈

「おふざけの時間は、終わりね!」

そして最後に

「いいな、なぁアンク!

やっぱ俺らもなんか言おうよ!」

「わかったから、先にメダル回収だ!」

敵は、昆虫のような形をしていた。

「おまえら、奴らは、ヤミー!

メダルでできた怪人だ!攻撃したら、

メダルになるから、それ回収しろ!」

「わかった!メダルだな!」

そんな訳で、俺がフレイムドラゴンに変身

し直し、ドラゴタイマーで4人に、

そして、刀奈、オーズ、残り2人の俺が

攻撃し、残りの2人の俺がメダルを回収する。

因みに俺は、フレイムドラゴンと

ランドドラゴンが攻撃、ウォーター

ドラゴンとハリケーンドラゴンで回収。

「そろそろ、決めるぞ!」

『インフィニティ!プリーズ!

ヒースイフード!

ボーザバビュードゴーン!』

「来い!ドラゴン!」

俺の目の前に魔力の塊が現れ、

それが砕け、アックスカリバーが手元に来る。

『ハイタッチ!シャイニングストライク!

キラ・キラ!キラ・キラ!』

「わかった!」

『ロックオフ ロックオン!

メロンエナジー』

「こっちも、わかったよ!」

『スキャニングチャージ!』

「ハァァァァァ、ハア!」

俺と刀奈が武器攻撃をしたあと、

オーズが必殺の蹴りを食らわせた。

「ありがと・・・う。」

 

俺たちは、その場を離れ、IS学園

へと、帰るのだった。




はい、そろそろレジェンドライダーの
タグ追加した方がいいのか迷ってきた
protoです。
さて、今回も、解説は、なし!ごめんなさい!


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第82話 増えた魔法使い→疲れる志摩さん

♢操真晴人

 

はい、どうも。みなさん、こんにちは。

操真晴人です。えー、先日の刀奈との

デートから、5日が過ぎ、土曜となっております。

で、俺のバイクの後ろに刀奈。

胸ポケットの中には、簪が・・・

スモールウィザードリングを使って

小さくなって入ってます。

後、後ろに車が走ってます。

中に乗っているのは、織斑千冬と

金髪縦巻きロール。

目的地は、思出堂。お目当のブツは、

ウィザードリングだな。

増え過ぎたんだよ、魔法使い。

だってさ、俺、簪だけで

魔法使いは、いいのにさ。

余計な連中までいたら、邪魔なんだよね。

織斑千冬は、バハムートに即負けたし、

金髪は、まだ変身もしてないしな。

 

♢志摩法羽

 

私は、とにかく働いていた。

パワーストーン店の店主ではなく、

指輪職人として働いていた。

昨日、晴人から電話で

「志摩さん、明日魔法使い2人

連れてくから、処分エリアから、

近くの空き地にある程度、出して

おいて貰えないですかね?」

「あぁ、構わんよ。」

そんなわけで、空き地に指輪を運んでいた。

 

♢操真晴人

 

俺のバイクと、織斑千冬の車が

空き地に着いたのは、ほぼ同時だった。

いや、別にカーチェイスしてたわけでは、

ないんだ。そんな事して、刀奈や、

簪に怪我させるわけには、いかないからな。

「さて、着いたぞ簪。」

俺は、簪を、手のひらに乗せて、ゆっくりと

地面に降ろした。そして、元のサイズに

戻った。

「楽しかったです。ありがとう

ございます、先輩。」

「あぁ、また今度な。」

「晴人君、帰りは私だよ。」

「はは、わかった。少し魔力を残さないとな。」

「やった!さすが晴人君。」

「ん、ん!さて、操真、更識姉妹、

正直私はほとんど初対面なんだが。」

「ん?なんだ、織斑先生。居たんだ。」

「くっ!酷い、お姉ちゃんの存在を

なかった事にしようと・・・。」

「俺の戸籍調べろよ。家族なんて、

志摩さんと、刀奈。そして、簪しか

居ないんだからな。」

「そ、それより晴人さん。あの

その方を紹介していただきたいのですが。」

「ふん、よかろう。耳の穴かっぽじって

よく聞け、雑種よ!このお方は、我々

魔法使いの力を使うための指輪!

ウィザードリングを作れる唯一の方なのだ!」

「いやぁ〜。照れるねぇ。」

「なるほど。つまり、この人が

居ないと、私達は、魔法が

使えないのだな。」

「正解だ。ようやく、理解

したか、雑種よ。」

「先輩、雑種って言うのは、

バビロニアの英雄王の真似でしょうか。」

「あぁ、正解だ。流石、簪。

俺の嫁の妹なだけあるな。」

そんなこんなで、指輪を試すのだった。




はい、protoです。
すみません。昨日は、少し体調が悪く、
投稿できませんでした。


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第83話 束さん、IS作る

さて、今回のタイトル「意味わからん」
と言う人もいるでしょう。しかし、これでいいんです!


♢篠ノ之束

 

“インフィニット・ストラトス”

通称IS。現行兵器を鉄くずに変える

その兵器は、私が作った物。

否、作ったのは、確かに私だが、

兵器にしたのは、私ではない。

各国の政府(頭のおかしいバカ)連中が私の夢を破壊した。

私は、純粋に宇宙へ行きたいだけだ。

その為に、その為だけに私は、

ISを、その他諸々の技術を作った。

なのに、それを理解できない

バカどもは、それを兵器に仕立て上げ、

兵器として運用する準備まで進めている。

だから、決めたのだ。真のISを、

宇宙での運用のみを前提に制作することを。

白騎士事件で、私の名は、いい意味でも

悪い意味では、かなり広まった。

だから、次は、失敗しない。

その為の協力者も得た。彼らは、

裏切らない。その確証があるから、

今回は、全ての迷いは、振り切れた。

ISをISとして、使えるようにする為に。

私は、やり直そう。一から・・・

ううん、ゼロから!!

「そのネタは、やめなさい!」

「うぐっ!」

ドスッという、鈍い音がする。

これは、はっくんだな。

「まったく、ちったぁ自重しろ。」

「ごめん。はっくん。」

「はぁ、今回のプロジェクトは、

更識の技術者も協力する。それを

忘れないようにしてくれ。」

「わかったよぉ〜。しっかし、

あれは、傑作だね。」

「ん?あぁ、織斑千冬のことか。」

そう、ちーちゃんねぇ。社会人だから

指輪を・・・、あ、ウィザードリングの

方をね、現金払いで買ったんだよ。

「まぁ、払いたいって自分から言ったんだ。

別に止める必要は、なかろう。」

「そうだね、そういえばISを

ISにする計画だけど、どうやろうか。」

「ちゃんと、計画してないのかよ。」

「えへへへ、いやー、元々ISは、

宇宙進出のために作った物だから、

それを、元の軌道に戻すには、どうすれば

いいのか、わかんないんだよね。」

「そうですね。そうだ、少し待っててください。」

そういうと、はっくんは、ラボから飛び降りた。

上空 1()()()()()()から。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・ハリケーンに途中で変身したみたいだけどね。

 

♢操真晴人

 

俺は、ISに、関しては、基本的な事しか

知らんのだ。つまり、俺は、ISに関しての

知識は、あの大天災といると無力すぎるのだ。

そんなわけで、我が愛しの妻と、

その妹の知恵を拝借することにしました。

「さて、そんなわけで。刀奈・・・。」

「うん。あの件よね?」

「そうだ。それでは、意見を聞きたい。

 

 

 

 

俺と刀奈の結婚式をいつやるか。」

「そうねぇ、いつやりましょうか。」

「ちょ、ちょっと待ってください。

先輩、私は、篠ノ之束がどうしたら、

ISを、元の目的の軌道に戻せるか、

の筈では、なかったのですか?

それと、ブラックコーヒーをください。」

「ん?あぁ、そっちもあったわね。」

「忘れてたんですか、お姉ちゃん。

すみません。かなり濃いやつを。」

どうやら、簪でも耐えられないらしい。

 

そんな訳で、話をしたところ。

SEを、全て推進力にのみ変えられる

ようにし、男でも乗れるようにして

見ればいいと言う、意見が上がったのだった。




はい、ISを元の軌道に、戻す
道を作ったprotoです。
やはり、発明品は、元の使い道を
外れないようにしないとですからね。

主「はい、ヴァイスシュバルツに
3000円も溶かした主だよぉ〜。」
晴「そんな、主を哀れな目で見る
本作主人公操真晴人だ。」
布「ども〜、原作でも
癒し担当の布仏本音だよぉ〜。」
晴「なぁ、今日のゲストは、
のほほんさんなのか?」
主「ん?それ以外に誰がいる?」
本「あれぇ?表示が布から本に
変わったぁ〜。」
主「さて、今回は、本音の紹介だ」
晴「珍しいな。人物紹介だなんて。」

布仏 本音(のほとけ ほんね)

1年1組の生徒。
原作でも一夏のクラスメイト。
本作でも晴人のクラスメイト。
クラスの癒し担当で、いつも
だぼだぼの服を着ている。
生徒会役員だが、ほとんど
仕事は、原作でも本作でもしていない。
因みに作者的には、更識姉妹の
次にメインヒロインなんじゃね?
原作ヒロインズよりも、高い位置にいる気がする
そんなキャラクターである。』

本「いやー、こうして紹介
されるのは、照れるねぇ〜〜。」
主「癒し担当、バンザイ!」

次回では、ないが予告

近いうちに、晴人と刀奈の
結婚式会やりたいなとおもいます。


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番外編 ヤンデレカンザシ

急に思いついて、昨日投稿できませんでした!
ほんとすみません!!


♢操真晴人

 

「先輩、起きてください。

先輩!!朝ですよ!」

普段聞いては、いるが早朝にこの

声を聞くことがなく、俺は少し驚いていた。

「はぁ。先輩は、朝遅いんですから

いつも早めに寝たほうがいいと言っているのに。」

「えーと、簪さん?どうしてこの部屋に?」

「何言ってるんですか?まさか、

まだ寝ぼけてるんですね?」

「あぁ、記憶があやふやで・・・。」

「もう、ほとんど毎日一緒に

生活してるのに。あ、あやふやって。」

「ごめん、説明してくれ。」

「はぁ、わかりましたよ。ここは、

IS学園の寮で私達2人のあ、愛の巣

じゃないですか。・・・これで、思い出しました?」

「あぁ、ごめん。」

「もう!こう言う時は、ありがとう

っていつも言ってるのに。」

なんだろ、俺の記憶がおかしいのか?

IS学園の寮は、刀奈と一緒だったはず。

「な、なぁ?そう言えば・・・・」

ここで刀奈って言うと面倒くさそうだな。

「更識先輩は、元気にしてるか?」

「お姉ちゃんなら、いつも会ってるじゃない

ですか。先輩、大丈夫ですか?」

「あぁ、大丈夫。」

いつも会ってる?それじゃあ、

なんだ?刀奈と簪が入れ替わってるのか?

「オネエチャンナラ、モウ

ジコデナクナリマシタヨ。」

「え?今なんて・・・。」

「デスカラ、アイエスジコデナクナリマシタヨ。」

「え?まさか。そんなわけ・・・。」

「ダッテ、センパイトムスバレルニハ、

オネエチャン ジャマダッタンデスモン。」

「嘘・・・だろ?夢だろ?そう言ってくれよ!」

「センパイ、ワタシガイマス。センパイヲ

ココロカラアイシテルワタシガイマスカラ。」

「刀奈!刀奈!どこだ!!」

「センパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイ」

ナイフを持った簪が近づいてくる。

そして、グサリとナイフが俺の背中を刺した。

「これからずっと一緒ですよ。センパイ。」

 

 

 

 

「わぁ!!はぁ、はぁ。」

「だ、大丈夫ですか、先輩?」

「簪、刀奈は?」

「生徒会室で仕事してますよ。

お姉ちゃん、生徒会長ですし。」

よかった、夢だった。

荒かった呼吸を元に戻す。

「それじゃあ、ちょっと生徒会室に行ってくるよ。」

「はい、気をつけてくださいね。」

俺は、自分の部屋から出て刀奈の元へ向かった。

 

生徒会室に着くと、刀奈以外

誰もいない事を確認し、

すぐにやりたかった事をする。

「きゃ、どうしたの?息荒いよ?」

刀奈にすぐに抱きついた。

何も知らない人が見たら、ただの

性犯罪者にしか見えなかったが、

正直刀奈なしではいられなかった。

「刀奈、ずっと一緒にいてくれよ。」

「うん、わかってるよ。晴人君。」

少し弱さを見せてしまった。




はい、唐突にアイデアが出て、
間に合わなかったprotoです。
えーと、次回からワールドパージしようかな。

それでは!ごめん。


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第84話 電脳ダイブ

♢操真晴人

 

2月某日、第三アリーナで行われた

バトルロワイアル。全専用機持ちが

参加を余儀なくされ(織斑千冬の

脅しでだが)いやいや参加した。

中盤までは、均衡を保っていたが

事件が発生するのは、そう遅くはなかった。

 

突如大量のビーム兵器で攻撃を仕掛けて

きた(恐らく無人機)は、数こそ専用機持ち

程は、居なかった。しかし、それを

埋め立てる程の性能の差・無人機であるが

故の無茶な行動・それにこちらは、

かなりSEを消費しているという状況下で

専用機持ちたちは、専用機の大幅な

修復が必要となった。

刀奈に関しては、途中斬月・真に

変身し、機体を中破にいくギリギリに抑えた。

それでも修復が必要らしく、しばらくは、

ISでの戦闘は、できないようだ。

 

「さて、このブランクロックシード

も、そろそろ試さないと。」

「そうだな。しかし、一回ドライバーに

セットしたら使えるようになるんだったか?」

「そうみたいね。それじゃあ。」

刀奈は、錠前を解錠したが、メロンや

ウィザードエナジーのように音が鳴らない。

『ロックオン ソーダ!』

この音声が鳴った直後の事。ロックシード

がドライバーから弾かれ、空高くまで飛ばされ

刀奈の手元へ戻って来る。

「なんだか、星みたいな感じね。」

『スターフルーツエナジー!

ロックオン ソーダ

スターエナジーアームズ!』

スターフルーツ?なんだろ・・・。

うーん、どうやら変身には成功した

みたいだけど、その容姿は・・・。

なんだ。メロンエナジーアームズに

星アレンジが加わっている。武器はチャクラム?

「ねえ、どんな感じ?」

「あぁ、星って感じ。」

「まんまなのね。」

「それ以外の感想が思いつかん。

ごめん。もっと気の利いたの言えたら

よかったんだけどね。」

「いいのよ。だって、晴人君だもん。」

そんな幸せな時間を過ごして居たが、

【非常事態宣言!専用機持ちは、

ただちに地下オペレーションルームへ

急行してください。マップは、転送済みです。】

「刀奈、急ごう!」

「わかったわ!」

『フォール プリーズ』

これを使う事で簡単に地下に行くことが出来る。

 

 

アナウンスから五分もせずに

全員が集まった。

「現在このIS学園は、何者かの攻撃

・・・正確には、サイバーアタックを

受けている。で、専用機持ちの諸君は、

電脳ダイブをISコアネットワーク経由で

やってもらう!凰、オルコット、デュノア、

ボーデヴィッヒ、篠ノ之お前のコアは、中破に

至っているが電脳ダイブは、問題ないと

束が言っていた。行ってくれるな?」

「了解しました!」

「更識妹は、外側からバックアップ!」

「はい。わかりました。」

「それでは、各員!持ち場につけ!」

「「「「「「了解!!」」」」」」

 

俺、刀奈、織斑千冬以外がオペレーション

ルームから退出した。

「お前達には、おそらくサイバーアタック

の犯人とは別に、攻撃をしてくる輩が

来るだろう。そちらの対処に回ってもらいたい!」

「わかった。行こう、刀奈。」

「うん、さっさと片付けましょう。」

 

♢織斑千冬

 

だから、お前ら。頼むから人前で

イチャイチャせんでくれ。

頼むから。うっ、口の中が甘い。

 




はい、どうもprotoです。
えーと、忍丸さんのアイデア
「お借りします!(ウルトラマンオ○ブ風)」
運営にコメント消されたのか、
見れませんでした。



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第85話 IS学園襲撃事件

♢織斑千冬

 

専用機持ち達がアクセスルーム

へ移動し、更識達に指示も出した。

私もそろそろ行くとするか。

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

チェンジ ナウ!』

魔法使いとなった今、束の作ったバハムート

が使いこなせる様になった今なら!

IS如き敵ではない。

(※原作では、黒いボディスーツに

対IS用物理サーベルを細くした、カタナを

装備しているのだ!)

 

IS学園地下特別区画に侵入したのは、

米軍特殊部隊『名も無き兵たち(アンネイムド)

織斑千冬と対面するのは、

IS“ファング・クエイク”ステルス仕様

を纏ったその部隊の隊長だった。

「お前の目的は、無人機の残骸か?」

「ーーーーー」

「返答なしか、なら仕方ない。」

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!』

志摩さんに貰ったえぇっと、

れ、レジェンドライダーウィザードリング?

を使い早期決着を付けることにした。

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

カメンライダー ナウ ライド ライド ライダー!』

私の隣に白と黒、色が半分こで

なんだか尖ったライダーがいる。

「野獣?」

『ファングマキシマムドライブ』

「ほぅ、同じファングの名を冠するか。

なら、行くか!スゥゥゥゥ、ハァァ。

ハァ!!」

ファング・クエイクを軽ぅ〜く倒した。

「山田君の淹れたコーヒーは、格別だな。」

(ま、一夏のに比べればまだまだだがな。)

「織斑先生、それインスタントです。」

「・・・・・。」

 

♢篠ノ之箒

 

アクセスルーム。今回のミッションは、

ここで行われるらしい。

「わ、私は、ここで皆さんを

サポートします。」

おどおどと、更識簪が告げると

全員が電脳ダイブを開始した。

 

「ここは?というか、この格好は?」

「うさ耳に水色のドレス?」

「あ!あれだよ!えーと、

不思議の国のアリス!!」

「なるほどな。って、あの紳士服

を着たウサギは!」

「追え!追うんだ!」

少しばかり森を進むと、そこにはドアがあった。

五つもだ!

「各自、目の前のドアに入ろう。」

そう言って、各々ドアを開けるのだった。

 

♢更識楯無

 

侵入者発見。

織斑千冬の見解通り、別の刺客が現れた。

『メロンエナジー ロックオン!

ソーダ! メロンエナジーアームズ』

私は、全員の武器をソニックアローで

撃ち落とし、速攻でカタをつける。

〈晴人君?そっちの様子は?〉

〈こちらには、特に何もない。〉

〈そう、侵入したのは、こちらだけみたいね。〉

〈そうだな。これから、分身を作って簪と

合流させる。〉

〈わかったわ。気をつけてね。

怪我なんてしたら許さないんだから。〉

〈わかってるよ。刀奈の方も気をつけろ。〉

私は、通信を切り周囲の確認をしようと

したところ、銃声が聞こえた為、

即変身しなおし、今度は確実に武器を

使用不能にした。

「くっ、専用機欲しさにロシアに

尻尾振った尻軽がぁ!」

「ふん、なんも知らないくせに。」

私は、全員を再起不能にしそう

だったが、自分を抑え普通に拘束した。




はい、protoです。
えーと、この話の続きがR-18版で上がります。
そちらは、明日投稿分とは、別のIFルートなので
よろしければご覧ください。若干晴人君の
キャラ崩壊が見られますがね。


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第86話 ワールドパージって・・・

♢操真晴人

 

銃声が聞こえた。地下の方からだ。

『コネクト プリーズ

ドラゴタイム セットアップ

スタート ウォーターハリケーン ランド

ドラゴン ファイナルタイム

ドラゴンフォーメーション』

俺(フレイムドラゴンスタイル)と、

俺(ランドドラゴンスタイル)で、

銃声が聞こえた方へ。残り2人は、

簪の方へと向かった・・・。

 

♢更識簪

 

ドアの開く音がなる。

「先輩。こっちです。」

「「で、状況は?」」

「全員がなんらかのIS攻撃を受けて

いる可能性が高いです。」

「「だったら、2人ずつ同時に攻略しますか。」」

「で、出来るんですか?」

「「まぁな。」」

「それでは、お気をつけて。」

「「あぁ、一応バックアップよろしく」」

「はい!全力でサポートします。」

そう言うと、先輩は魔力化してコンソール

から侵入するのでした。

 

♢操真晴人(ウォーター&ハリケーン)

 

「さて、(ウォーター)は、右から行く。」

「なら、(ハリケーン)は、左から行こう。」

五つあるドアのうち、俺たちはそれぞれ

左右から攻略を開始するのだった。

 

・・・この続きは、R-18版であげる予定。

 

♢操真晴人(フレイム)

 

「刀奈!無事かぁ!」

「えぇ、問題ないわ。」

「そ、そうか。なら良かった。」

「というか、どうしたの?そんなに慌てて。」

「銃声が聞こえたから、何かあったかと。」

「あぁ、ギリギリ斬月・真に変身

出来たから、特に何もないわよ。」

「よ、良かった。もし、刀奈に何かしてたら

首跳ね飛ばしてるところだっとよ。」

「・・・・ありがとう///。あ・な・た。」

「・・・・あー、ん、ん!」

「なんだ、織斑千冬か。」

「まったく、まだ問題は片付いていないんだ。」

「わーってるよ。ってか、アクセスルームの

方で問題発生だ。そっちは、俺の分身が向かってる。

今ランドドラゴンが到着したところだ。」

「そ、そうか。」

「ま、危ない内容だから。健全なこの

作品では、流さない内容になってる。」

「晴人君、メタイけど。相変わらず

かっこよすぎて、くらくらする。」

本当に倒れた・・・。

「かたなぁぁぁぁぉぁぁぁぁぁぁ!!」

「一夏、叫び過ぎだ!」

「今すぐ医務室?それとも部屋か?」

「落ち着けぇぇぇ!」

「ペプシ!」

織斑千冬にチョップを食らわせ、

ドリンクの名前の様な叫びを上げてしまった。

「とりあえず、一夏!お前は、更識姉を

医務室なり自室なりに運べ。私は、

こいつらの処理を済ます!」

「じゃ、そゆことで。」

「お前は、クレ〇〇しん〇〇んかぁ!」

俺は、刀奈をお姫様抱っこして、

自室に戻り・・・残りの事は分身に任せ、

刀奈の看病をしてました。

 




はい、ワールドパージの内容が危なくて
仕方なくR-18でやることにしたprotoです。

えーと、皆さんに質問です。
この作品もいよいよ終盤?に差し掛かりつつあります。
それで、次回作なんですが、自分じゃ決められない
となってます。幾つか候補がありますので
活動報告にあげときます。
ぜひ、投票よろしくお願いします。



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第87話 これからも・・・よろしくね

♢操真晴人

 

IS学園襲撃事件から二週間。

現在地は、教会。俺の格好は白スーツ。

目の前には、ウェディングドレスの刀奈。

来ているのは、志摩さんと織斑千冬。

左さんとフィリップさん。それに火野さん。

(左さん達は、2回目に風都を訪れた時に再度

共闘して、まぁ火野さんも3度目にクスクシエ

来店時に共闘してだが、良好な関係を築いている。)

あときているのは、大天災の束さんとか山田先生とか

簪と似藤高介に黛先輩と、それくらいだろうか。

そんなに人数は多くないがそれでいいのだ。

少人数でも・・・盛大に結婚式ができるのだから!

「これより、新郎『操真晴人』と

新婦『更識刀奈』の結婚式を始めます!」

この式の司会は、山田真耶先生に頼んだ。

「それでは、新婦入場です。」

刀奈と一緒に入場するのは簪だ。

両親共いない彼女らにはこれがベストなのかもな。

その後、山田先生がお決まりの誓いの言葉を

言い俺たちは改めて愛を誓った。

「それでは、指輪の交換を!」

刀奈には以前、指輪を渡しているので

その指輪を俺の手からつけることで、

良しとしてくれた。刀奈の方は、

全く読めないがな。係りの人が指輪を

運んでくる。俺は自分が渡してない方の

指輪を見ると・・・何やら掘られていた。

英語で文字が掘られてるな。なになに

〔Forever you are my hope〕

あなたは、永遠に私の希望・・・だろうか?

「晴人君、永遠に私の隣に居てね。」

「もちろん、いつまでも君の隣に。」

「そ、それでは。ち、ち、誓いのキスを!」

山田先生が、噛んだが関係ない。

いつもより愛を込めて・・・。

5秒程度だった。いつもより短い時間

ではあるが、愛を確かめ合うには、十分だ。

「晴人君、これからも・・・よろしくね。」

「あぁ、またここから俺たちの新たな物語を作ろう。

一から・・・ううん、ゼロから!」

そんな感じで、俺たち二人の結婚式が終わった。

 

 

 

 

・・・・永遠の愛を誓って。

その頃・・・

♢篠ノ之箒

 

今日は何故か一夏と奴が更識がいない。

そればかりか、千冬さんと山田先生までも。

一体どこに行っているのだ?

そ、そうだ!こんな時に頼るのはなんだが、

迷っている時間はない!

私は姉さんに連絡し、一夏がどこにいるのか

探ろうとした。

〈prrr prrrr はいはーい、みんなの

アイドル篠ノ之束さんだよぉ〜!〉

「ね、姉さん!一夏と〈ただいま

束さんは、結婚式に出てるから、

電話かけても通話代しかかからないよぉ〜。〉

「姉さんが、結婚式?まさか!」

私は、唐突に大声を出してしまった。

するとだ、

「どうかなされたのですか?」

「箒、どうしたの?」

と、ラウラとセシリアとシャルロット、

そして凰がきた、、

「あぁ、おそらく一夏達が結婚式を

しているらしい。あの留守電の言い方。

間違いないだろう。」

「「「「は?マジで?」」」」

 

この作品は、原作ヒロインズは

報われないのです。




はい、どうもprotoです。
いやー、この作品もとうとう3桁目に
突入しました。この作品を読んでくださっている
皆さんのおかげで100話目に到達できました。
この作品もそろそろ花京院・・・ではなく、
佳境に入ります。クライマックスがちかいのです!
それでは、これからもよろしくお願いします。

主「いやー、この場に出るの久しぶりだね。」
晴「そうだな。お前がサボってるから。」
主「ほんと、ごめん。でも、一つだけ言いたい
事があるんだよ。」
晴「なんだよ?言ってみ。」
主「晴人、刀奈。結婚おめでとう。
本編に出れないから、この場を借りて
お祝いさせてもらうよ。」
刀「主さん・・・。」
晴「主・・・お前。」
主「さて、今回100話目という事で、
以前お話しした刀奈と晴人の結婚式回でした。
これからもこの作品を・・・。」
全員「よろしくお願いしまーす。」

皆さま最後にもう一つだけ。
活動報告欄にアンケートがあります。
もし、興味を持ってくださったのなら、
足を運んでみてください。
投票お待ちしてます。


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第88話 再始動のファントム達

♢スコール・ミューゼル

 

わたしの目的である、織斑一夏・・・

もとい操真晴人。彼の力を借りら

れれば・・・計画の準備は完了する。

全ては、サ〇〇阻止と亡国企業

〇〇の為に・・・・・。

 

♢ワイズマン

 

ここしばらくゲートの反応がない。

だが、〇〇トに関しては、問題ない。

最近魔法使いが増えたからな・・・。

フフ、彼に最後の仕事を頼まなくてはな。

 

♢志摩法羽

 

とある日の事だ。

わたしの元に一人の男が来た。

かつて、わたしに指輪を作らせた男。

素性どころか、名前すらもわからない男。

その男はかなり質の高い魔法石を渡し

指輪を作れと言ってきた。当然晴人以外に

作る気は無いのだが、最近いろんな人に指輪を

渡してる気がするし、もしかしたら晴人の役に立つ

かもしれないと考えてしまい、作る事にした。まぁ、

「君の判断次第で、たくさんの命が失われる

事になるかもしれない・・・と言ったら?」

と、脅されたらやらざるおえん。

仕方なく私は指輪を作るのだった。

 

♢篠ノ之束

 

束さんの二作品目完成。

このゲームは、凄いぞぉ〜。

早速はっくんを呼ばなければ!

 

一時間後・・・・・

 

「で、今度はどんなの作ったんです?」

「ふふん!今度のは最高傑作だよ!」

「まだ二本しか作ってないのに・・・

もう『最高傑作だよ!』って言いますか。」

「えへへ、まあまあ。とにかくプレイしてみてよ。」

「わかりましたよ。それじゃあ簪、行ってみようか。」

「はい、先輩にお供させていただきます。」

俺たちは、ガシャットのボタンを押した。

『『サバイバル シューティング!』』

「今回はサバイバルゲームのゲームだよ!」

「で、このゲームってどんなものなんですか?」

「それは私が設計した超高性能NPCを相手に

相手チームの全滅を目指すゲームだよ。」

「でもそれってこっちは、一人ですから、

すぐゲームオーバーになるんじゃないですか?」

「あー、それは問題なし。プレイヤーゲージが

無くなるまで復活可能だから。」

「あ、良かった。」

「で、このゲームの凄いところは

リミッター解除をすると周りの人間にも

攻撃可能なんだよ。」

「「どこが凄いんですか!」」

「攻撃可能だけど、死にはしないからね。

せいぜい敵勢力の無力化くらいしかできないし。」

「「た、束さんマジカッケー!」」

「えへへへ、そうでしょ〜〜。」

「ま、ネタは置いといて・・・。」

「え、・・・ネタ?束さんピヨル〜〜。」

「これを使えばわざわざ手加減しなくて

済むわけだ・・・。束さんこれを大量生産

してもらいたい。」

「それは・・・・・。」

「更識としての依頼だ。」

「りょ〜かい。」

こうして『サバイバル シューティング!』

の大量生産、及び実用化へ向けて

束さんの開発が始まった。




はい、前回100話目を突破し、そろそろ
最終回間近?という感じを出し始めた
protoです。えー、近々R-18の方で
その、えーと・・・晴人君と刀奈の
・・・初夜でもやろうかなぁ〜。
って考えてます。そう言った類のものの
知識が疎いので調べながらになります。
そちらの方もよろしくお願いします。
それでは、サバイバル シューティング!
の解説ゴー!

『サバイバル シューティング!

束さんが開発したFPS型サバイバルゲームの
ガシャット。リミッター解除で周りの人間にも
攻撃できる。まぁ、せいぜい意識を刈り取る
くらいの出力しか出せないが・・・十分でしょ。
現在更識と共同で量産化中』

えーと、まだまだアンケートも実施しております。
活動報告欄にて投票できます。次回作があなたの
手で決まるかもしれませんので、是非投票
よろしくお願いします。


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第89話 スコール

♢操真晴人

 

とある雨の日・・・。俺と刀奈は、

デートに出かけていたのだが・・・。

ゲリラ豪雨にあってしまい雨宿りしようとしていた。

「とりあえずそこのカフェにでも入ろう。」

「そうね、そうしましょ。」

近場にあったカフェに入ると、

「初めまして・・・かしら?」

「あんた・・・亡国企業だろ?」

「亡国企業!?」

「おそらく・・・スコール。」

「へぇ、流石織斑一夏。」

「やめろ、その名は捨てたんだ。」

「蘇合を使った時から感じてたけど、

やっぱりすごい魔力ね。」

「・・・ホムンクルスか?」

「うーん、半分正解ってとこかしら。」

「つまり、機械人・・・間?」

「流石、更識暗部の大将なだけあるわね。」

「それはどうも。」

「で、何か用か?」

「ここのコーヒーが好きなの。悪い?」

「いや、マスター。コーヒー2つ。」

さらっと注文すると、スコールの眼の前に座る。

「で、実際のところは?」

「あなたに協力してもらいたいことがあるの。」

「断る。お前の頼みを聞く義理はない。」

「最初から聞く気ないじゃないの。」

「あ、ほんとね。」

「はぁ、話だけは聞いてやる。」

「ありがとう。頼みたいことって

いうのは、サバトの阻止よ。」

「サバト?なんだそれは。オカルトか何かか?」

「今居るファントムは、大体がサバトに

よって生み出されたのよ。」

「な、なんだって?」

「一年くらい前、たくさんの人が失踪している。

その原因が、ワイズマンが行ったサバト。」

「その話、信じていいんだな?」

「えぇ、サバトに関しては・・・ね。」

「それで、サバト阻止してお前らは、

一体何がしたい?」

「亡国企業のトップが賢者の石を

狙ってるの。それを奪って破壊する。」

「賢者の石。伝説にある奇跡の石か?」

「その力でトップは不死身の体を得ようとしてる。」

「不死身の体。それを得てなにしようとしてんだ?」

「さぁ?トップがなに考えてるのか、

私が知るわけないじゃない。」

「そうか。まぁ、考えといてやるよ。

こちらとしても、ファントムタスクを

消すチャンスだからな。」

「そうね。まぁいい返答を期待するわ。」

そう言うと、スコールは店から出た。

「刀奈は、今回の件どう思う?」

「そうね、サバトに関しては信用していいと思う。

実際にファントムなんて未確認の生物を

生み出せるとしたらサバトぐらいだもの。」

「刀奈がそう思うなら、そうなんだろうな。」

窓を見たら雨は病んでいた・・・。

間違えたな、止んでいた。

「でも、サバトって日食の日にしかできないはずだ。」

そう呟きIS学園への帰路をバイクで走った。




はい、protoです。えーと、皆さん。
あのアンケートならついては、忘れてください。
5票の状態で投票が止まっているのでこのままいくと、
そうなりますね。そうなった場合は、
別のアンケートやります。本当すみません。


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番外編 ハルトクッキング

新展開に移行したので、一発ゆるいのを。


♢操真晴人

 

「みなさん、おはようございます。

操真晴人です。さぁ今日もよろしくお願いします。」

 

『ハルトさん、こんにちは。

僕には彼女がいるのですが、

たまには凝ってないシンプルな

炒飯を作ってあげたいです。

簡単にできる炒飯レシピがあれば、

是非教えてください。

四元素の魔法使い。』

 

「と、言うわけで早速作っていきましょう。」

 

いつでも作れる簡単レシピです。

 

「えー、材料はですね。

米とチャーシュー。それにネギと卵です。

それでは、調理開始(ショータイム)だ。

まず、ネギを千切りに、そしてチャーシューも

一口サイズに切ります。」

俺は自分で口にしたことをやっていく。

まな板の上でネギとチャーシューを切っていく。

「次に、卵を二個溶いておきます。

そして、フライパンに油をひいて

温まるまで待ちます。」

油をフライパンに入れ、薄ーく伸ばす。

そして、フライパンを火にかけ温まる。

「フライパンが十分にあったまったら、

ライスと切った具材を入れます。そこに

溶いておいた卵をいれ、混ぜていきます。」

俺は、フライパンにご飯を投入し、

チャーシューとネギと卵を加え、

ご飯と絡め合わせていく。

「ここで、ごま油と塩胡椒でご飯自体に味をつけていきます。

この時に醤油なんかかけるのも人によってはありです。」

余談だが、主は焼肉のタレをかけたり、

中濃ソースをかけてみたりと、色々

試行錯誤しているみたいだ。

「しっかりと焼き目が付いてきたら、

完成。お手軽炒飯。」

俺は、デン〇〇ナーのオーナーが食べてる

ような感じで盛り付け、仕上げに旗を刺した。

「操真流アルティメット クッキング」

某メイクアップアーティストのような事を呟いた。

 

旦那よ、ここでもう一品。

ここらでデザートの生チョコを作ろう。

まずは、チョコだな。板チョコを

5〜8枚を割る。そして、生クリームを温め

板チョコの入っているボウルに入れる、

ヘラで具材カキマゼール。

溶けきったら、クッキングシートをひいた

バットの上に溶かしたチョコを落とす。

チョコを冷蔵庫で冷やし、固まったら

仕上げにココアパウダーをふりかける。

完成!生チョコ!!

 

 

♢更識刀奈

 

晴人君が手料理ご馳走してくれると

言ってくれた。彼の料理は一流シェフ

顔負け・・・否!もはや一流シェフと

比べるのが失礼なレベルだ。

(一流シェフが悪いわけではない。)

「はぁ、待ち遠しいな。」

「お待たせしました。」

私の前に出されたのはフ〇ンケル。

そして、炒飯だ。一見シンプルなチャーハン

だが、どうなんだろうか。

一口パクリと口に運んだ。

 

・・・体に衝撃が走ったかのようだ。

はしたないのはわかっているが止められなかった。

体が、心が求めてしまっているのだ。

私は晴人君のチャーハンを食べ尽くした。

そして、生チョコを晴人君にあーんして

もらいながら食べました。・・・最高でした//




はい、protoです。

今回の話の料理は一回使ったことがあるやつです。
趣味が料理なんですよ。まぁ食戟の〇〇〇とか、
fate/〇〇〇〇 nightの〇〇くんとかの影響ですね。

アンケートは、現在1.2.3が横一線です。


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第90話 近づく最終決戦

♢操真晴人

 

突然ですが、ゴーレム君を知っていますか?

俺の新しい使い魔なのですが、何かと

臆病なので思出堂にいるはずなのですが、

今俺の目の前にいます。

「ん?ゴーレム。なんだ、その指輪。」

『エラー』

俺はゴーレムから渡された指輪を

ハンドオーサーにかざしてみたが

エラー・・・使えなかったんだ。

「うーん、簪なら使えるのかな?」

「それは、君たちのではないよ。」

後ろに人が居たことに俺は気付かなかった。

「誰だ!指輪のことを知っているという事は、

ファントム・・・いや、ワイズマンか。」

「ふっ、変身!」

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!』

俺とは違う、簪達と同じ待機音が流れる。

『チェンジ ナウ』

というか、完全に同じものらしいな。

「そうくるか。」

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

「変身!」フレイム プリーズ

ヒー!・ヒー!・ヒーヒーヒー!』

 

「ほう、インフィニティや、ゼロは使わないのか?」

「なぜ、そのスタイルの事を!」

「まぁ、いい。今回は忠告だ。私の邪魔をするな。」

『テレポート ナウ』

あいつは俺の前から消えた。

「なんだったんだ、あいつ。」

だが、今回の事でわかったのは

魔法使い達の早急な強化対応が必要である。

と、いう事だ。

 

そんなわけで、束さんのラボ。

「束さん、ISどうなってます?」

「うーん、武装・・・まぁ、スペースデブリ

を除去する物がなかなかできなくて。

流石の束さんもピンチだよぉ〜。」

「そうですか。それなら、息抜きがてら

作っていただきたい物があります。」

「ん?なになに?はっくんの頼みなら

束さん無償で請け負っちゃうよ。」

「魔宝石を、魔力に変換して魔法使いに

注入する機械・・・どうです?」

「うん、魔宝石を魔力に変換するのは

もうあるから、注入機があればよしだね。」

「ありがとうございます。」

「終わったら、連絡するねぇ〜〜。」

俺はラボから出た。

 

次に向かったのは思出堂だ。

「志摩さん、最終決戦が近づきつつあります。

そこで、他の魔法使い達の必殺の指輪を

作ってもらいたいのです。」

「あぁ、そういえば。ゴーレムから、

なにかもらわなかった?」

「えぇ。指輪を・・・あれ、ない!まさか!」

「何か心当たりがあるのかい?」

「白い魔法使いにとられたかもしれない。」

「なるほど、不味いな。晴人!早急に

ストライク系の指輪を完成させよう。」

 

最後にあいつら本体の強化だ。

それには、俺も含まれる。

「さてと、魔法使いのみんな。

俺の予想だと、最終決戦が近い!

それに伴い、敵もどんどん強くなる!

魔力を向上させるのもいいが、俺たち

本体も強くならねば、意味がない。」

「御託はいいから。とにかくやろうぜ。」

こうして、ゼロスタイル&斬月・真vs魔法使い達の模擬戦が

はじまったのだった。




protoです。SAOの4DXが昨日から
公開になりましたね。自分も見に行きたいです。
この作品は、早ければ今月中。遅くても
来月末には完結する予定です。
もうしばらく、晴人と刀奈のイチャイチャに
お付き合いください。


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第91話 刺し穿つ死棘の槍

♢操真晴人

 

束さんに機械を依頼したから二日。

俺はゼロスタイルの反動を感じなくなり、

他のスタイルと同等の動きをしても問題ない

ようになった。それに伴い、他のスタイルの

動きのキレはどんどん増していった。

他のメンバーは、自分に合う魔宝石を

探し、志摩さんに指輪を作ってもらっている。

機械の方も順調で今日中に仕上がるらしい。

しかし、奴は高位魔法を使いこなす。

それに・・・ゴーレムが持ってきたあの指輪。

何をする為の指輪なのだろうか。

まぁ、備えあれば憂いなしだ。

気を引き締めて・・・絶対に死ぬものか!

逆に絶対に死なせやしない!

簪も刀奈も!俺の家族は俺が守る!

「はっくん、やっほー。束さんだよぉ〜。」

「完成した・・・ということですね?」

「あ、はい。そうです。」

おっと、いけない いけない。つい殺気が。

「それでは、みんなを呼んできます。

もし、その辺を不用意にうろつこうものなら・・・。」

「わ、わかっております!」

俺は皆を呼びにいった。

 

「えー、この束さんが開発した

『魔力挿入機(仮)』でみんなの魔力の

質を高めます。志摩氏の協力で質が良く、

なおかつ皆さんに合った魔宝石を魔力に

して、皆さんに挿入します。」

束さんがかなり丁寧に説明していった。

「それじゃあ、私から。先輩、お願いします。」

「OK、それじゃあ始めるよ。

すまない刀奈。簪に心電図のやつ

貼ってくれないか?」

「わかったよ。今やるから。」

簪に心電図のやつ・・・えーと、電極か?

それを、簪に付けるよう刀奈にお願いする。

「付け終わったよ。でも、なんで心電図なんか?」

「何もないとは限らないからな。

できるだけ対処しやすいようにしただけさ。

大丈夫、何があっても俺が家族を守るから。」

「晴人君(ジワッ)」「先輩(ジワッ)」

「・・・一夏(ジワッ)」

「あんたにゃ言ってねぇーよ。織斑千冬!」

「それじゃあ、いっきまぁーす。」

機械が作動する。駆動音が結構大きい。

・・・・特に異常なく終わった。

簪、俺、セシリア、似藤の順番だ。

だが最後、織斑千冬だけが被害にあった。

連続使用のオーバーヒートで、魔力が

ちょっとだけ暴走。二時間程気絶していた。

だが、流石というべき世界最強(ブリュンヒルデ)

軽く気絶で済んだそうです。

 

そんなわけで全員の魔力の質が高まったので、

簪が試したい事がある、と言ったのでそれの

試しを行うことにしました。

「先輩、行きますよ。ディフェンド準備してくださいね。」

「おう、了解だ。」

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

ランド ドラゴン!

ド・ダ・ド・ド・ド・ゴーン・ド・ダ・ドゴーン!』

「行きます!」

『キャモナ スラスト シェイクハンズ

キャモナ スラスト シェイクハンズ

ゲイボルク !」

刺し穿つ死棘の槍(ゲイボルク)!!」

その瞬間だった。因果逆転が起こり、

あらかじめ配置しておいたディフェンドの

壁を避けて俺の心臓めがけて槍の先が走ってくる。

『ディフェンド プリーズ』

ギリギリで、回避に成功しました。




はい、protoです。
いやー、皆さん強化をしましたから次回以降
しっかりと強化したものを見せれますかね?
それでは、簪の新たな必殺技
『刺し穿つ死棘の槍』の解説行きましょう!

刺し穿つ死棘の槍(ゲイボルク)

fate/stay nightのランサーが持つ
槍の呪いに持って生み出された必殺技
が原型。簪は、この技を指輪によって
使用している。』


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第92話 超野獣と王の財宝

♢操真晴人

 

簪の強化確認を終えて次は似藤の番だ。

「なぁ、晴人。俺たいして変化してないんだが?」

「あぁ?ホントだな・・・。そうだ!

お前これ使えるか?」

俺は正月に束さんから貰った石を似藤に渡す。

「指輪ではあるんだが、俺のには反応しないんだよ。」

「・・・これから、キマイラの力を感じる。」

そう言うと似藤は、指輪を右側にセットして

急に動かなくなった。

 

♢似藤高介

 

晴人から渡された指輪をセットしたら、

キマイラに呼び出された。なんなんだろ・・・。

「その力をお前に使いこなせるかな?」

「そりゃ、どう言うことだよ?」

「なぁに、我の力を使いこなせる

か、単純な質問だ。」

「はっ、使いこなせるさ。」

「なら、口を開けて待っているぞ。」

『Hyper go ハッ ハイッ

ハイッ ハイパー!』

なんか、派手になった。

両腕の前腕にはピラピラが付き、

アンダースーツは青くなった。

見ろよ、晴人のやつ若干引いてるぜ。

 

♢操真晴人

 

似藤がチャラ男になったがまぁいい。

「さて、英国。お前は・・・。」

こいつ・・・赤かったよな?

なんでだ、なんでこいつも金色になってるんだよ。

「まぁ、金色なんて私にぴったりではありませんか。」

「すまない英国。目が痛い。」

「え?それは申し訳ない。ですが!

魔力自体は上がってるはずですわ!」

「そうか、じゃあせっかく変身してる

のが、二人いるし。おい似藤、英国と

模擬戦やってやってくれ。」

「お?あぁ、いいぜ。俺もちょーど

このフォーム試したかったからな。」

「それじゃあ、模擬戦を開始する。」

誰かと思ったらさっきまで寝てた織斑千冬どの

ではないでござるか。ってか魔力逆流して、

二時間で起き上がるってバケモンかよ。

「おい、これでも血の繋がった姉弟だぞ。

ってか、お前もバケモンになるぞ。」

「ったく、俺は刀奈と簪の為なら、悪魔に

でも、バケモンにでもなってやんよ。」

「くっ、相変わらずイチャイチャして。」

「とにかく、始めろ。」

「では、オルコット対似藤の模擬戦を開始する!」

「よっしゃ、いくぜ。」「負けませんわよ。」

「3、2、1、GO!!」

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

イエス!バビロン!アンダースタンド?」

その声と共に金のゲートから魔力で作られた

であろうブルー・ティアーズが大量に出てきた。

ただ使い方が全く違うのだ。

確かにティアーズからレーザーも

発射されてるけど、物理的に殴りに行ってる。

まぁ似藤も負けじと、弾いては魔力を食べを繰り返す。

「くそ、切りがねぇ。こうなりゃ・・・。」

『ハイパー マグナムストライク!!』

ゲートごと魔力を食べ、模擬戦を終わらせた。




はいprotoです。この作品を読んで
いる方で昨日の電撃祭に行かれた方、
自分と同類ですね。
それでは、王の財宝の解説GO

王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)

Fate/ZERO Fate/stay night Fate/strange Fake
Fate/EXTRA.c.c.c Fate/Ground Order
世界最古の英雄、バビロニアの英雄王
“ギルガメッシュ”の宝具。彼が持つ
宝具の原型達をゲートから放出し、
敵を攻撃する。放出した宝具は、全て回収できる。
ZEROだと回収しない場面もある。
セシリアは、大量に魔力を消費するが
今回の件で魔力の質と量が多くなっている。』


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第93話 魔法使いを選定する岩の剣

♢操真晴人

 

ここまで順調に魔力の強化が終わった。

駄菓子菓子・・・・・だがしかし!

肝心のブリュンヒルデ・・・織斑千冬の

強化後の性能(って言っちゃ悪いが)を

見れていない。俺はここにきて恐ろしい

想像をしている。もしかして、織斑千冬に

今回の強化合成・・・無意味だった?

そもそも、魔力強化値が最大だったとか?

だとしたら、バハムート使ってなんで、

バハムートに負けたんだよ。あれか、

バハムートは織斑千冬に合わなかったのか?

「「それだよ、一夏(はっくん)!!」」

「あのさぁ、いい加減一夏って呼ばないで

くれないか?こちとらもう結婚してんだわ。」

「関係なくないか?」

「いやだからな?一応、俺“更識楯無”って

なるわけ。19代目だったかな?」

「それでも!守りたい世界があるんだ!

ん?いや違うわ。なんか間違えた。」

「どこをどう間違えたらそうなるんだよ。」

「それでも!お前は一夏だ。」

「全然内容違うじゃねぇかよ。」

「なんか、因果逆転が起こったような・・・。」

「どうせ、『最近ネタ少ないから、小ネタ

挟むよぉ〜』みたいな感じで主がいじったんだろ。」

「い・・・操真。かなりメタイぞ。」

「ともかく、バハムートはあんた向きじゃ

なかったって事だな。それじゃあこっち使えよ。」

『コネクト プリーズ』

俺はウィザーカリバーを取り出し、織斑千冬に渡した。

「これ、しっくり来るな。」

「フフン、それは雪片をベースにエネルギーを

消すじゃなくて、倍増させる機能に変えたんだよ。」

「それを紅椿に積んで、たいした結果も得られず

掃除用具は壊した・・・と?」

「そうだねぇ〜。まぁ箒ちゃんだしね。

それより、その剣は確かに私が作った

物だけどかなり具体的な設定したから、

真に使いこなせる者を選定できるんだよ。

まぁ、これは王じゃなくて、魔法使いを

選定するんだけどねぇ〜。」

「なるほど、つまり岩に刺す・・・と?」

「先輩、つまりこれは・・・。」

「そうだ。約束された勝利の剣(エクスカリバー)だ。」

「だが、やろうにも岩がないぞ。」

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

ランド ドラゴン!

ド・ダ・ド・ド・ド・ゴーン・ド・ダ・ドゴーン!

ディフェンド プリーズ』

「はいよっと、いっちょあがり。」

「岩ね。完璧な岩。」

「流石晴人君。岩までも作り出せるなんて。」

「凄いです先輩。」

「じゃあじゃあはっくん。この剣突き刺してみて。」

「それじゃあ。」

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

ハリケーン プリーズ!

フー・フー・フーフーフフー!』

俺はハリケーンで空を飛び、上空から

岩へとウィザーカリバーを突き刺した。

 

だがそれを抜くのは少し遅くなる




はい、protoです。
昨日登場したビーストハイパーの解説
・・・じゃなくて茶番にGO

主「いやー!SAOの原作から
アリスとユージオが来てれたのは
嬉しかったな。」
晴「なんだ、メモ〇〇でgetしたのか?」
主「な訳ないじゃん。欲しいけど。」
晴「だよなぁ〜〜。主だもんな。」
刀「晴人君、流石にかわいそうよ。
主さん、SAO関連に関しては、
ガラスのハートなんだから。」

主はSAO関連に関してのみ
ガラスのハートになってしまいます。


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第94話 動くワイズマン

中学生の方(一部かもしれんが)卒業おめでとう。


♢ワイズマン

 

そろそろ、魔法使い達も仕上がった頃だろう。

念のため・・・試してみるか。

「メドゥーサ、IS学園にいる魔法使い達を

残り全員で始末せよ。」

「仰せのままに、ワイズマン。」

(さて、僕もそろそろ動く頃合いかなぁ。)

 

メドゥーサが、IS学園に向かってすぐのことだ。

「何か用か?グレムリン。」

「ワイズマンに質問しに来ただけだよ。」

「なんだ?何を疑問に思う?」

「疑問っていうか、教えてもらいたいことが

あるんだ。賢者の石について・・・。」

「それをどこで知った?」

賢者の石は私の目的の物だ。

「まぁ、いろいろとね。」

「ふん、まぁいい。早くIS学園に向かえ。

そしてファントム達を指揮しろ。」

「はぁ〜い。」

「計画をもう一段階進めるか。

賢者の石と、万能の願望機を融合させる。

あの計画は知らないはずだ。」

私は準備を始めた。

 

♢操真晴人

 

街の状況を確認させてたプラモンスター達が、

俺の元へ急に戻って来た。

「・・・マズイな。」

「どうしたの、晴人君。」

「ファントムがIS学園に向かっている。

70体以上はいるそうだ。」

「真耶に生徒の避難を開始させる。」

「街の人達の避難は更識でやります。」

「残りの魔法使いは、俺の分身と行動しろ!」

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

フレイム ドラゴン!

ボー!・ボー!・ボーボーボー!

コネクト プリーズ!

ドラゴタイム! セットアップ スタート

ウォータードラゴン ハリケーンドラゴン

ランドドラゴン ファイナルタイム

ドラゴンフォーメーション!」

「簪は、俺たち(フレイム&ランド)と

一緒に来い。」

「先輩、お供させていただきます。」

「英国は、俺(ウォーター)と来い。」

「わかりましたわ。」

「似藤は、俺(ハリケーン)とだな。」

「まぁ、しゃあねぇか。」

「刀奈は、後で俺(フレイム)と合流してくれ。」

「わかったわ。無茶しないでね。」

「わかってる。刀奈と簪を残して死ねないからな。」

「「晴人君(先輩)は、私の最高の

旦那様だわ♡(先輩です)。」

「あぁ、二人とも息ぴったりになったな。

それじゃあ、先に行ってる。」

作戦はこうなっている。

俺と似藤は、先行して最前線へ。

俺とセシリアは、少々遠距離から。

俺たちと簪は中間で狩りこぼしのファントムを

片っ端から狩っていく。

 

♢似藤高介

 

「さぁ、ショータイムだ!」

「こっちは、ランチタイムだ!!」

たくさんファントムがいるな。

しばらく魔力には困らなさそうだな。

キマイラも満足してくれるだろう。

 

♢織斑千冬

 

・・・彼氏・・・なんだよな。

でも、あいつの方が魔力も高い。

私は足手まといなのか。たかだか、

ISで世界最強になったからって・・・。

ふっ、らしくないな。こんな事考えるなんて。

私にできる事。それは生徒の避難を完了させ、

いち早く戦場へ駆けつける事。

そう考えた時、岩が・・・正確には

岩に刺さった剣が見えた。私を・・・

呼んでいるかのように輝いていた。

 




はい、だんだんクライマックスへと
駆け上がってるのかな?protoです。
エグゼイドの方もクライマックスへと
駆け上がってますね。みなさん、見てます?

さて、次回は千冬の覚醒になるかな?


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第95話 約束された勝利の剣と覚醒の千冬

第3アリーナにある岩に刺さった輝く一振りの剣。

一夏が刺して行った、そして束の作った剣は、伝説のアーサー王の

伝説のエクスカリバーを模した剣だ。その設定通り・・・いや、少し改変された

設定は、『王を選定する岩の剣』から『(剣を)使いこなせる魔法使いを選定する剣』

と、なっているらしい。私には固定の武器がない。確かにバハムートは

よかったと思う。だけど私の魔力との相性はそこまでではなかった。

だから、気になるのだ。エクスカリバーを抜くことができれば、

この剣はきっと私の魔力と共鳴し、真価を発揮できる…とな。

そして私は、生徒の避難を完了させ岩の剣の元へやってきた。

「一か八かだ。賭けに出る…か。」

私は剣の柄に手をかけ、そっと引き抜いた。

「私を選んだ……のか?」

「まぁ、抜けたってことはちーちゃんを選んだんだろうねぇ〜。」

「束……使えるんだよな?」

「さぁ?私はあくまで作っただけ。

武器を使いこなせるかどうかは、使い手次第。」

「そうか……。わかった、やってみせよう。」

「それでこそちーちゃん。」

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

チェンジ ナウ!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

テレパート ナウ!』

私……織斑千冬は向かった。

新たなる力を手に入れて。

 

 

さて、一直線にファントムが並んでるな。まぁ少し不自然だけど……。

私は剣を頭の上に掲げ、魔力を剣に送り始めた。

その時だった。意識がフッと体から切り離された感覚が私を襲った。

 

 

「……やっと会えましたね。」

「えっと、あなた?」

「私はあなたのなかのファントムです。

名前は……まぁセイバーとでも呼んでください。」

「セイバーだな。というか、あんまり

化け物っぽくないな。」

「まぁ、あなたが簡単に絶望して

簡単に復活したからでしょう。おかげで

コンタクトを取るのに時間がかかりました。」

どうやら私のせいらしい。本来ならもっと早くに

コンタクトを取りたかったようだ。

でも、私だけじゃない!束のせいでもあるんだぞ!

「とにかく、これでより早く強力な魔力を

あなたに供給できます!はやくあのファントム

達を助けてやってください。」

「助ける?ファントムをか?」

「彼らは操られてるに過ぎません。」

「そうか、なら早く助けなければな。」

「はい。あなたの武装は私の力でより

強力な物になっています。ご武運を。」

 

 

はっ!気が付いたら掲げていた剣の

形状が変化していた。なかったはずの

ハンドオーサーがあったり。そもそも

剣自体の質感も変わっている。

「ふっ、なら放とう。必殺の一撃を!」

魔力が溜まったのを感じた私は最後の

一撃を繰り出す!

「エクス……

 

 

 

 

カリバーァァァァァァァァァァァ!!」

ファントム達は消えてしまったが、きっと助けたと言えるのだろう。

……私はそう信じることにした。




はい、指摘を受けて執筆スタイルを
少し変えて見たprotoです。
この書き方についてコメントあれば
お願いします。



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第96話 収束するファントム強襲事件

俺は、後方から上がりし黄金の輝きを目にした時

織斑千冬がカリバーを抜いたのだと考えた。

あの剣の真の持ち主にして真の使い手は

織斑千冬に他ならないと考えていた。

俺は前方の似藤たちが狩りこぼしたのを狩って

いるのだが、いくら後ろから援護されていても

狩りきれない時がある。それを狩れるのは、

あの剣で放てる最大級の魔力照射……

と、言っていいのだろうか?とにかく

認めたくないが、流石俺の姉々…と言っておくか。

さて、そろそろ奴らも後ろから崩れる頃だろう。

「晴人君、お待たせ!」

「街の人たちは?」

「志摩さんにも協力してもらえて、

スムーズに避難させられたわ。」

「そりゃよかった。さて、作戦を次の段階へ

進める!一時後退してくれ!」

俺が前方にそう叫ぶと、似藤は高速で後退を始めた。

俺たちも後退し、追ってくるファントム達は

英国が狙撃をし足止めをしていた。

俺たちは一度変身を解いた。

変身したままだと魔力をどんどん食っていくのだ。

「さて、奴らの足止めも時間が限られている。

さっさと次の段階に移る。まず、俺と刀奈が

前線で戦ってくる。残りのメンバーは俺たちの

狩りこぼしたファントム達をIS学園に入れないように

死守するんだ。この作戦でいいか?」

「問題ない。」「大丈夫です。」

「先輩、私も一緒に戦いたいです。」

「………わかった。その代わり約束してくれ。」

「何を約束すれば?」

「俺と刀奈を置いて行かないでくれ。」

「……先輩。大丈夫です、私は家族を置いて行きません。」

「あぁ。それじゃあ作戦開始だ!」

 

俺たちは再び変身し直した。

『メロンエナジー ロックオン!

ソーダ メロンエナジーアームズ!』

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

チェンジ ナウ!』

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

インフィニティ プリーズ!

ヒースイフードー ボーザバビュードゴーン!

インフィニティ』

俺は高速で移動を開始し、次から次へと

まるでゲームでコンボを決めるかのごとく

奴らを切り続ける。ようやく数も少なくなった。

当初70前後いたファントム達がもはや

20前後までいなくなっていた。

『キャモナ スラスト シェイクハンズ!

キャモナ スラスト シェイクハンズ!

ゲイボルク!』

「やぁぁぁぁ、ゲイ……ボルク!!」

簪の方もゲイボルクで纏めて倒したようだ。

刀奈の方は余裕のよっちゃんみたいだ。

必殺技を使うそぶりもなく軽々と

ファントム達を屠っていく。

そうして、ファントム強襲事件は幕を閉じた。

 




はいどうもprotoです。
さぁ、どんどん最終回へと近づいていく
この作品。最終回はどうなるのでしょうか。
ってか、俺の千年の黄昏届かないんだけど?
なんでなんだろ?



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第97話 ワイズマンの望み

いやー、アクセルワールドvsソードアート・オンライン
ミレニアムトワイライト この作品を読んでくださっている
方の中でプレイされてる方。めちゃくちゃ楽しいですよね!
ようやく届いたので絶賛プレイ中です!


ファントム強襲事件から一夜明けた。

俺たち魔法使いの魔力消費はかなり深刻だった。

一夜明けても半分回復しているかどうかだ。

今は不用意に動けんだろう。

はぁ、こんな時にCA〇とか魔力ポーシ〇〇とか

あれば……って〇ADは関係ないのか。

 

「さて、昨日の戦闘でおそらく大方の

ファントム達は潰せたと思う。」

「ひと段落ついたわね。」

「刀奈、そういうわけでもないんだ。」

「先輩、それはどういうことなのでしょうか。」

「まだ幹部と思わしきファントム達が倒され

ていない。それにワイズマンの正体だって……

まだ完全に情報をつかめていない。」

「それはそうね。……はぁ、こうも

考えてばかりでも仕方ないし、ここは

外の空気でも吸って来ましょう。」

「あぁ、でも必ず二人以上での行動を

心掛けてくれ。いつ残りのファントムが

襲って来るとも限らないし、それに

俺らの魔力も少々不安域を出ない。」

「そうね、でも晴人君。私は

魔法使いではないのだけれど。」

「そ、そうだったな。」

俺も疲れているのだろうか。

刀奈が、俺が最も愛しているはずの刀奈の

事を間違えるとは!一生の不覚!!

「でも、先の戦いの疲れ……ダメージが残っているかも

しれないからな。とにかく、なるべく単独行動は避けてくれ。

それじゃあ解散だ。」

この場は解散とし、疲れを取ることにした。

 

先ほどの述べたように、おれの残存魔力も

少ない。迂闊に行動できないのは事実だ。

俺は部屋に戻りベットに横になった。

 

♢ワイズマン

 

ファントムの大軍を送って確認したが、

彼らの魔力の質は私の予想を上回っていた。

私の計画にアーキタイプはいらないがな。

つまり、操真晴人 織斑千冬 更識簪

セシリア・オルコット この4名の魔法使いで

サバトを開けば計画は完了する。

あとはグレムリンの口封じだが……。

ファントム達にやられると逆に

やられてしまう。ここは魔法使いを

利用するのが得策だろう。

「メドゥーサ、グレムリン。魔法使いを

始末しろ。グールを大量に使って構わない。

それと一般人を巻き込もうが勝手にしろ。

今の優先事項は魔法使いの排除だ。」

「全てはワイズマンの意思に。」

これで邪魔なグレムリンを排除できる。

もう少しだ。もう少しで私の望みは叶う。

()()()()()()()

ただそれだけが私の希望。

ただそれだけが私の唯一の望み。

 

♢メドゥーサ

 

魔法使いを排除する。さてどうしたものか。

一匹一匹仕留めるのが確実そうだな。

グールを大量に使えるそうだし、

グレムリンとあと残りのファントムを

使えば出来るか……。




はい、protoです。
えーと、ミレニアムトワイライト最高です。
ただそれだけです。さてこの作品の
R-18版をもうそろそろ更新したいと考えてます。
それでは!


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第98話 メドゥーサの作戦

魔法使いを倒す。それがワイズマンの意思。

ただし、奴らは侮れない。世界最強(ブリュンヒルデ)

覚醒した現在の状況では迂闊に手が出せない。

せめて魔力を吸えればいいのだが……。

「みぃ〜さちゃん。なにやらお困りのようだね。」

「グレムリン、お前はどうやって魔法使いを始末する?」

「だから僕のことはソラって……。まあいっか。

それよりもみさちゃんが僕を頼るなんて。」

「質問に答えろ。グレムリン、お前は……。」

「んー、まぁグールで魔法使い達を拡散

させて、一人づつ洗脳すれば?」

「なるほど、まだ奴が残っていたな。」

グレムリンのおかげ……とは言いたくないが

事実だから仕方ない。奴のおかげでようやく

突破口が見つかった。確かにワイズマンは

グールをいくら使っても良い、と言っていたな。

そうと決まればすぐに準備だ。

 

 

「ふふ、さようなら。

 

 

 

 

 

……みさちゃん。」

 

大量のグールを用意した私はワイズマンの

意思に報いるべくIS学園へと向かっていた。

かつて同じ幹部だったフェニックス。

奴は確かに強かったが、残念ながら自己満足を

得るため指輪の魔法使いに戦いを挑み、

敗れ永遠に死と再生を繰り返しているらしい。

別に仇を取るつもりなんてないが、やはり

我々の脅威は取り除かなければならない。

私はグールを召喚し、幻惑魔法の得意なファントム

の生き残りを側に侍らせ、グールに破壊工作を開始

させた直後だった。

『ハイパー! マグナムストライク!』

何千といたファントム達が一瞬で2/3ほどに

減少していた。

「ふぅ〜、ごっつぁん!」

「古の魔法使い!貴様ぁぁ!!」

「お、こっちがメインディッシュか。」

「くっ、まあいい。まずはお前から始末してやる。

行け、レディオ!古の魔法使いを始末しろ!」

「御意!」

レディオに時間を稼がせ、別の魔法使いの

魔力を吸い取れれば、まだ勝機はある。

ん?まてよ。古の魔法使いを洗脳する

でもいいじゃないか。

「レディオ!そいつを洗脳しろ!」

「はっ!でもメドゥーサ様。自分の魔法は

あくまで幻惑魔法です。なのでせいぜい混乱

させる程度しかできませんが……。」

「それで構わん。はやくしろ!」

「こいつらなにごちゃごちゃいってんだ?」

「コズミック・サービス!」

古の魔法使いの周りをメリーゴーランドが

回り出した。そうするとレディオはすぐさま

姿を隠した。そこに駆けつけていたのは

残りの魔法使い達だった。

「これで作戦は成功したも同然。」

「やぁ、みさちゃん。」

「グレムリンか……。なにしに来た?」

「いやー、戦況を見たくてね。」

ふっ、見たところで我々の勝利は揺るがないさ。




はい今回メドゥーサ視点で書いたprotoです。
いやー、アッシュローラー最高ですね。
あのバイクの感じがマジでギガクーゥゥル!!


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第99話 ウィザードブラザーズ

「やぁ、来てもらって悪いね。」

俺は織斑千冬とオルコットを所用で呼び出した。

「……なんかこう、急に優しく接しられると

逆に怖いな。ちょっと嫌な予感がするし。」

「なんだよ、千冬姉。酷いじゃないか。」

「お前……今、千冬姉って。」

「まぁ、二人に俺の模擬戦の相手をして欲しいんだ。」

「あぁ、お姉ちゃんに任せなさい!」

「わたくしも、頑張らせてもらいます。」

「よし、それじゃあ早速始めるぞ!」

唐突に始めたので説明するぜ。

俺はゼロの反動に耐えるべく修行をした。

その際に他のスタイルの力も上がったので、

それを実験………試してみることにした。

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!フレイム

ドラゴン! ボー!・ボー!・ボーボーボー!』

『『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

チェンジ ナウ』』

高い変身音と低い変身音が同時に流れた。

「ルールはどっちかが、“参った”っていうまで。」

「ふふ、絶対負けないぞ!」

「勝ちに行ってみます!」

『コネクト プリーズドラゴタイム

セットアップ スタートウォータードラゴン

ファイナルタイム ツーメイション!』

フレイムドラゴンとウォータードラゴンで

ウィザードドラゴンブラザーズ完成!

「さて、それじゃあ刀奈。カウント頼む」

「はーい、それじゃあいくよ〜〜!

5、4、3、2、1、模擬戦スタート!」

そのカウントと共に別の戦いの幕が上がってしまった。

「指輪の魔法使い。お前達を倒す。」

「全く面倒だが……丁度いい。

お前で実験させてもらおう。」

「「超協力ショータイムだ!」」

「織斑千冬とオルコットは撤退して、

万が一に備えて生徒避難、及び魔法使いの

招集しておいてくれ!」

「わかりましたわ。」「了解した。」

「全く、最近のファントムは学園

に攻め込むのがセオリーなのか?」

俺たちはウィザーソードガンを取り出し、

コピーで二刀にしグールを無双する。

この絵面はまるで……無双乱舞としか言いようがない。

華麗に舞いながらグールを斬り伏せていく。

しかしグールもまた数が多く、不死身のゾンビ

並にタチが悪い。減らしても減らしても

ラチがあかない。そんな状況に立たされた。

「チッ!これは面倒くさいな。」

俺はウォータードラゴンを消し、

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

インフィニティ プリィ〜〜ズ!

ヒースイフードー ボーザバビュードゴーン!』

インフィニティにスタイルをチェンジした。

「さぁ、ここからが本当のショータイムだ!」

俺はアックスカリバー片手に戦場を駆け抜ける。




はいどうもprotoです。
えーと、この作品なんですが、
多分今月中に終わるかもです。
番外編とかやったら変わって来ますがね。

主「はいどうもprotoでーす。」
晴「お、おいやめろ。YouTuberの
真似するな。動画…じゃなくて作品消されるぞ!」
主「ん?誰がYouTuberの真似してるって?」
晴「チッ!面倒だな。さて今回はなにを
やるんだ?」
主「SAOガシャット」
晴「は?SAOガシャット?」
主「あぁ、この作品最後のガシャットだ。
それじゃあ紹介行ってみよう!」

『ソードアート・オンラインガシャット

主が現実で最も好きな作品のゲーム。
元々がゲームの話なので実際にコラボ
して欲しいと考えている。本作での立ち位置は
生と死をかけたタイマンのデュエルの為に
束が作った。このステージはSAO第75層の
ボス部屋をイメージしている。まさに
最終決戦の場……という事だ。』

主「これやれたらこの作品終わるわ。」
晴「真面目な話か?」
主「ちゃんと完結させますよ。」


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第100話 千冬のアイデア

番外編無しで100話目です!
読者の皆様、ありがとうございます!


私が到着した頃には、グール達は全て晴人に屠られていた。

私は遠目から晴人の姿を確認したところ

輝くダイヤモンドの様なきらめきを放っていたので、

インフィニティスタイルに変身していたことは

容易に把握することができた。そして、

その晴人と対面している蛇の様な人間が

メドゥーサであることも把握できた。

私は奴の持つ魔力を吸い取る技を思いついていた。

()()()()()を使うのだ。

あの剣の魔力を食らう能力なら、奴と渡り合える

かもしれない……そう思った。

「晴人!そいつは私がヤる!」

「織斑千冬か。ヤれるのか、あんたに。」

「ふっ、愚問だな。私は世界最強(ブリュンヒルデ)だぞ。

対ファントム戦闘には、もう慣れたよ。」

「そうか。なら譲ろう!あんたに武運を祈ろう!」

「あぁ、感謝するよ。ありがとう…(一夏)

私は晴人に聞こえるか聞こえないかくらいの

声で私の弟の名を呼んだ。

「いくぞ!我が名はメイジ…織斑千冬だぁ!」

束が作った二つの剣…バハムートとエクスカリバー

は、二つでセットの武器になる様に設計したそうだ。

魔力を食らうバハムートと魔力を放射するエクス

カリバー。二本を同時に使うことで魔力の消費を抑える

ことができる。故に私は右にバハムートを、

左にエクスカリバーを携えている。

私はバハムートを抜刀しメドゥーサに斬りかかる。

だが、攻撃は読まれているのか避けられる。

「織斑千冬!お前の属性は風だぞ!

風を操れば、攻撃にスピードを得られる!!」

そうか!私の属性は風じゃないか!

全く…つい最近の事なのに忘れていた。

「ふっ、この指輪だったな。」

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ウィンド ナウ!』

刀身を隠すかの如く、剣が風を纏う。

剣が風に隠れたことにより、密かに

ドラゴンヘッドを稼働させれた。

そこに奴の触手?が私の体を捉えてしまった。

しかし、これが絶好のチャンスだった。

風で隠した剣を奴の触手?に突き立て

ドラゴンヘッドに噛ませる。それと同時に

なんとかエクスカリバーを薙刀のように

くっつけ、魔力を直接エクスカリバーに送る。

「くっ、なんだこの逆に魔力を吸われるような

感覚は!」

奴には私の剣が魔力を食らっているのが、

まぁ風で隠してるから見えないのか。

異変に気がついた奴は急いで触手?を取ろうと

したがもう遅かった。エクスカリバーへの魔力

供給は完璧に済んだ。この技を放てば終わる。

「お前自身の魔力で逝け!エクス

 

 

カリバァァァァァァァァァァァー!!」

光の魔力が奴の体を飲み込み跡形もなく、

メドゥーサを消滅させた。

「チッ、レディオとか言う奴は逃したか。」

どうやらもう一体は逃したようだ。

 

…一方その頃。

 

はぁはぁはぁ。メドゥーサ様に連れられて

行ってみたらただの地獄じゃないですか。

まぁいい。古と槍はこちらの手の中にある。

これで我らの完全勝利は揺るがない。




はい、どうもprotoです。いやー、すみません。
前々話から話が上手く繋がっておりませんでしたので
(なんでだろう。計算ミスしてたみたいな間違えに
なってたな)補足説明です。
えーと似藤君の応援に来たのは簪です。
彼らはすでにレディオの手中です。で、
先走っちゃったメドゥーサの後ろで隠れてました。
まだ二人を使っての作戦が決行されてません。


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第101話 最後のガシャット

すみません!投稿時間設定まちがってました!


俺の目の前に今いるのは……

簪と似藤の二人。その前で一人立っているのが

ファントムの長であろうその人。

そう、ワイズマンだ。

「ふふ、私の事を知っているみたいだが、

いちおう自己紹介しておこう。私は!

笛木(ふえき) (かなで)!女子の

ような名前だが男だ!」

そんな事言っていないのにいきなり

女子っぽい名前だがって言い始めた。

昔、なんかバカにされでもしたのか?

「ふっ、ならこちらも名乗るが筋か。

我が名は晴人!四元素を操る魔法使いにして、

無限(インフィ二ティ)の指輪の使い手!そして、この星にいる

全ての人間の希望になる男だ!」

一通り名乗り終えたので、ここで奴との

タイマンに持ち込む。そのために取り出したのが

束さんが開発したガシャットだ。

 

………ファントム強襲事件の2日前

 

俺は束さんのラボに呼ばれた。

そして、ラボに着いた俺を出迎えたのは

篠ノ之束………ではなく別の人物だった。

銀髪の少女で目を閉じていた。儚げな少女。

でもまあ、刀奈には勝てんよ。

「ようこそ、お待ちしておりました。

操真晴人さん。いえ、織斑一夏さん。」

その名を呼ばれ俺は少し身構えてしまった。

「何故その名を知っている。束さんは

どうした。お前が襲ったのか?」

「すみません。誤解を招いてしまったようで。

私はクロエ。クロエ・クロニクルと申します。

現在は束様のお世話をさせていただいてます。」

「知ってると思うけど、操真晴人だ。

まぁ、これからは更識楯無になるけどな。

それじゃ、束さんのところに案内してくれ。」

俺はクロエに案内され束さんの元へ向かった。

「それでは私はここで失礼します。」

「あぁ、案内ありがとな。」

俺は部屋の扉を開けて束さんがモニターに

向かって座っている椅子に近づいた。

「束さん、待たせたなぁ。」

「おぉ、はっくん。ちょうど完成したんだ。

まぁ、正確には最終調整が終わったんだけどね。」

「で、呼び出したのはそれが理由か?」

「うん、もうそろそろ最終決戦が始まると

踏んだ束さんが作ったタイマンで勝負するための

ガシャットだよぉ〜。その名も……。」

俺は新たなガシャットを束さんに託された。

 

 

俺は新たなガシャットのボタンを押した。

すると、ガシャット定番のゲーム名が響き渡る。

『ソードアート・オンライン!』

その瞬間だった。俺と笛木が地上から

切り離された空間にいる事は数秒で理解できた。

「笛木!これはタイマンで決着をつけるための、

デュエルガシャットだ!ここで、あんたの目的は潰える!」

「ふ、ならば打ち勝つまで!」

俺と笛木の最終決戦がいま幕を上げた。




はい、やりたかったSAOガシャット
ができたprotoです。さて、前にやった
アンケートの結果。
SAOのみの2次創作 2票
SAO×仮面ライダー鎧武 2票
SAO×このすば 2票
という事でアンケートはなかったことに
なります。投票してくださった皆様本当に
ごめんなさい。そしてありがとうございました。
まだこの作品は続きますけどね。


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第102話 デュエルスタート!

えー、もし101話を読まずにこちらに来てしまった方、
先に101話を読んでいただきたいです。


さて、この全く関係のないSAO要素が

なぜこの世界に入り込んだのか、説明

しようではないか。まずこの作品は

……なんて説明いいから単刀直入に言えよ!

って方もいると思うんで、単刀直入に言うと

「私の趣味だ(プロフェッサー凌馬風)」

って感じです。本当に個人的な趣味で、

だけどタイマンデュエルさせるにはもってこい

なんで、読者の皆様……許してニャン。

はいそこー、「おぇ」とか言わない。

 

 

♢操真晴人

 

さっきの一体なんだったんだ。

まあいい、とにかく今は笛木との

デュエルに集中だ。奴も相当な手練れ。

でも、この世界は変身用指輪以外ほとんど指輪が使えない。

つまり、素の戦闘力(・・・・・)で勝負することになる。

「来い!ドラゴン!」

俺はアックスカリバーを呼び出して剣を構え、

奴はもともと出していた笛のような剣を下段で構えた。

カウントが始まる。何故か1分も時間があるのは

束さんの配慮だろうか。それとも、上の地文と

なにか関係があるのだろうか。

「操真晴人、なにやらメタイ事を考えている

素ぶりを見せているが、私は手加減せぬぞ。」

「あぁ、俺だって手加減しないさ。」

カウントがようやく15秒を切った。

改めて気合を入れ直し、臨戦態勢になる。

そして、カウントが0になった瞬間、

『インフィ二ティ』

と高速移動を開始し、奴の頭にアックスカリバーを

叩きつけようとした。それはさながら剣道で

面を取るように見えた。確実に決まったと思った

時だった。奴は俺がインフィ二ティリングをかざした

時点で防御態勢に切り替えていたのだ。

「あんた、なかなかやるな。」

「そちらもな、操真晴人!」

アックスカリバーは押し返され、奴の

反撃が俺の頬をかすった。

「スタイルチェンジが可能なら。」

「させると思ったか!」

俺は高速で指輪を変えようとするが、

奴もまた変えさせまいと連撃を繰り出してくる。

俺はなんとかリングを変えることには成功したが、

それをドライバーにかざしたくとも、

奴の凄まじい連撃がそれを許さない。

斜め下からの斬り上げがきたと思ったら、

すぐさま真横からの払い斬り。

己が剣を自在に操り俺にリングをかざす

隙をも与えてくれない。だが、そんな時だった。

二つの声が聞こえた。とても聞き慣れた二つの声援が。

「晴人君!絶対に勝って!パパになるんでしょ?」

「なにぃ!一夏がもうパパになるだと!」

ん?今余計なのも聞こえたな。でもそれを

「先輩!私は信じてます!先輩なら笛木の

野望を止められると!」

簪の声が覆い尽くした。

そうだ!俺には守るべき家族がいる。

家族を守るために、俺はこの男を〇す!




はい、protoです。

えーと、最後の最後の晴人君の
セリフで〇が入っていましたが
自主規制です。あと、パパになるのは
もう少し先ですので、どうかご心配なく。


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第103話 賢者の石の持ち主

晴人君がこの空間と切り離されてから

すぐのことだった。一人の女性が私たちの

前に現れた。彼女は右手に指輪をはめていた。

顔色を伺うと、あまり体調が良いようには見受けられない。

すると、急に膝をついて倒れてしまった。

私は罠の可能性を考えずに、彼女に近づいた。

「あの、大丈夫ですか?」

「はい、すみません。あのお名前をお伺いしても?」

「はぁ、更識刀奈と言います。」

「刀奈さん。良いお名前ですね。」

「あのところであなたは?」

「私は笛木 麻央(まお)と申します。」

「笛木・・・って、まさか?」

「はい、主人がご迷惑をおかけして。」

私はこの時、そばに駆け寄った時には

頭になかった事を考えていた。

罠・・・なのではないか、と。

「御安心下さい。私はもう、長くはないのです。」

「それは、つまり・・・。」

「私は賢者の石と彼の魔力で寿命を引き延ばし

ている。言わば人形と変わりありません。」

「そ、そんな。強制的に生かされてる、

ってことですか?」

「はい、そう捉えてもらって構いません。」

なんということだ、これじゃあかわいそう

・・・だけど、愛する人を失いたく無い

って気持ちは解らなくもない。こんな時、

私はどう行動すればいいのだろうか。

私は一度、愛する人を失いかけた。

だけど、彼は・・・晴人君は戻ってきた。

私を一人にしないと言ってくれた。

絶対に守るって、ずっと側に居るって言ってくれた。

だから私は、彼を愛している。彼の側に居る。

みんなの希望である筈の彼が、私だけの

希望になってくれる事もある。

でも・・・彼女は・・・。

「あの、麻央さん。」

「は、はい!」

「あなたはどうしたいんですか?」

「え?どうしたいって。」

「このまま、賢者の石で生きて行くのか、

それとも自分の運命を受け入れるのか。」

「わ、わたしは・・・。

このままでは居たくないです。」

「それは、つまり・・・。」

「わたしの体内にある賢者の石を取り出してください。」

「わかりました。やってみます。」

私は賢者の石を取り出そうとした。

だけど、そこで思わぬ乱入者が出てきた。

「そうはさせません。」

「か、簪ちゃん!?どうしたの?」

「賢者の石は白い魔法使いが必要としている物。

そう安々とは、渡せません。」

『ドライバーオン セット オープン

L I O N LION!』

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

チェンジ ナウ』

晴人君のドライバーと同じ、だけど

無機質な音に聞こえる音程の違う音に

すこしだけ感情が無いような顔に恐怖している。

「似藤君まで?操られてるのかしら?」

『メロンエナジー ロックオン

ソーダ メロンエナジーアームズ』

私も変身し、臨戦態勢をとった。




はい、protoです。
青鬼って難しいですよね?攻略動画見てても
出現ポイントがランダムで出てくるやつも
居ますもんね。さて、原作ではコヨミちゃんが
持って居た賢者の石。本作では笛木の妻が
持って居ます!


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第104話 賭けに出る決着

今回とても長いです。


『シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!ダークネス プリーズ』

「ほう、やはり闇の力さえも己の物としたか。」

俺はインフィニティからダークネスにスタイルチェンジし、奴から魔力を吸い取る準備を整える。

「しかし、その闇の力。この場で使うとどうなるか、予想つくのかな?」

「なに?それはどういう・・・。あぁ、失念していた。これは魔宝石の魔力を変換して作られた空間。お前から魔力を吸い取ろうとすれば、いくらコントロールが効いたとしても、空間自体にほころびが生まれ、この空間は崩壊する。そう言うことだな?」

「うむ、説明ご苦労。」

「おい、笛木!メタイぞ。」

さて、この空間が魔力で形成されていたということを、ド忘れしていた俺はある意味ピンチに陥っている。

せめて、なにか逆転の手があればいいがそんなもの俺に持ち合わせていない。エクスカリバーは千冬に

あげてしまったし、そもそも魔法が使えない。魔法封印空間であるこの場では、残念ながら

互いに魔法攻撃ができんのだ。繰り返してしまったが、大事なことなので何度も言った。

「せめて、何か強攻撃ができれば・・・。」

俺はこの空間を観察した。束さんのことだ、何か隠してあるかもしれない。この空間状況を把握。

俺のど正面に笛木がいつでも飛びかかってきそうな態勢で待ち構えている。周りは円形の空間。天井はかなり高い。

地面には何も落ちていたりしない。周りに立っている柱は・・・ん?一本だけ妙な窪みがあるな。違う、二本だ。

二本の柱に窪みがある。しかも俺と笛木は現在初期位置に戻っている。これは賭けだ。あの窪みの周りを壊して中身があるか確認できれば、この状況を打破する手があるかもしれない。俺はそう考えると行動を起こした。

思いっきり奴に突進攻撃を仕掛ける。もちろん奴は俺の大きなモーションを読んで攻撃を避ける。これで、不自然な攻撃ではなくなった。行動自体が不自然と感じたかもしれないが、この状況ではあえてと考えてくれるだろう。

俺はダークカリバーで窪みのギリギリ右を突いて、窪みを破壊する。すると指輪が柱から落ちてくる。このステージは

データだ。つまりこのステージにあるなら使える。そう考えた俺は右手に指輪をはめた。しかし、それは奴も同じだった。

俺の行動を読んだ奴は、柱の窪みに気付いてしまい、指輪を見つけてしまった。これは本当に賭けだ。この指輪に俺の全てを賭けるしかない。失敗したら・・・いや、失敗した時のことは考えない!勝つことだけを考えろ!

『シャバドゥビタッチヘンシーン!ゼロ! プゥリィィーズ!』

ゼロスタイルへとスタイルをチェンジし、アックスカリバーと、ダークカリバーを二本だし、二刀流として構える。一方向こうは笛剣を構えなおした。

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!チョウイイネ!

スターバーストストリーム!サイコー!』

俺のドライバーから高らかな技名が響く。

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!イエス!シンセイケン! アンダースタンド?』

奴の低いドライバー音が聞こえた。お互いの命をかけた必殺技がぶつかり合う。どうやらこの指輪が超攻撃系の指輪だったようで、向こうは超防御系の指輪だったようだ。俺の体は自動的に動いていく。高速の攻撃を繰り出し、奴を追い詰めていく。しかし、奴の盾はなかなか砕くことができず、耐えて前進を進める。むしろこちらが押し返されているようだ。こちらが左手の剣で突きを繰り出したところ、ダークカリバーが先端からバキッ!と不快な音を立てて折れてしまった。しかし、それと同時に奴の盾も弾かれ、『ターンオン!』と、アックスカリバーを土壇場でアックスに持ち替え、奴にとどめの一撃を食らわせる。しかし、奴の笛剣も俺の横っ腹より内側に突き刺さっており、俺も相当のダメージを負ってしまった。だが、奴にとどめは刺した。笛木の変身は解除され、それと同時に俺たちはこの空間から解き放たれ、右手の指輪は、データへと還って行った。

 

一方その頃・・・

 

さて、簪ちゃんと似藤君が操られているとして、どうしたらこの二人の洗脳?を解除できるだろうか。

おそらく操っているのはファントム。そいつを倒せれば解除される筈だが、そいつはおそらく隠れているのだろう。

周りを見渡しても全く見つからない。私は考えた。バー〇ト〇〇カーの如く、脳細胞をトップギアにする刑事の

如く、とにかく高速で思考した。そして、一つの案を思いつく。それは強化したウィザードエナジーロックシード

の力を使う事だった。あの強化ロックシードを使い、ウィザードエナジースパーキングの魔力開放で奴に当て、メロンエナジーの最大火力でとどめをさせればその時点で決着がつく。私は高速でのロックシード切り替えは大得意なのだ。

晴人君の足を引っ張らないためにも。(まぁ、晴人君は犯罪さえ起こさなければ、どんなこともたいてい許してくれるし、

それに足を引っ張るな!とも言わないけれども、私が納得しないのよね。まぁ、要するに晴人君は優しいって事。)

さて、賭けに出ますか。

『ウィザードエナジー ロックオン ソーダ ウィザードエナジーアームズ!

シャ!シャ!シャバドゥビ!ウィ!ウィ!ウィザード!ド・ド・ド・ドラゴン!

バシュ! バシュ!ウィザードエナジースパーキング!』

ウィザードエナジーアームズはインフィニティぽい感じで、尚且つドラゴン仕様になっている。

その状態から放つ魔力開放は、晴人君のドラゴンスタイルの波動を上回るが、流石に晴人君のインフィニティの

波動よりは、下回る感じ。だが、ファントムをあぶり出すには十分!私はウィザードエナジーアームズに

アームズチェンジして、ドライバーのレバーを二回連続で操作した。一度、ウィザードエナジーアームズが私から解除され、

鎧が頭上に上がり、それが回転して魔力開放で波動を生み出す。

そして、狙い通りファントムが空から降ってきた。

「痛てて、あ。バレちゃった。」

そんなコメントを返してるうちにとどめを刺す!

『メロンエナジー! ロックオン!ソーダ!メロンエナジーアームズ

ロックオフ ロックオン!メロンエナジー』

メロンエナジーアームズにアームズチェンジ後、即時にソニックアローにロックシードを装着し、

必殺技を奴に放つ。すぐさま爆発しないと思ったらギリギリのところで避けられていた。

「くっ、倒しきれなかったわね。」

「名前も名乗らず死ねませんよ。私はレディオ。おそらく最後のファントムでしょうね。」

戦場は非情である。名乗らずに死ねないそうなので名乗り終わったら即時にソニックアローで必殺技を

ぶち込んでしまった。ねぇねぇ、読者のみんな。「許してにゃん♡」

 

いいか諸君。可愛いは正義だ! by proto

 

私がレディオを倒した直後、晴人君もこちら側に戻り、簪ちゃんや似藤君は・・・織斑先生が地味に、

抑えててくれたみたいで傷付けずに洗脳?を解くことができました。めでたし、めでた・・・し?

ちょっとまった!晴人君が、私の晴人君が傷付いてる!

「にょわぁぁぁぁ!!晴人クゥゥゥーン!!」

私は悲鳴なのか何なのかわからない叫びをあげて、しまった。

その後、晴人君の怪我はみんなのヒール魔法で何とか治りました。

 

 

俺の怪我を治してくれていた。しかし、それが結果的に不安を招いた。グレムリンが奴の笛剣を奪い、笛木はグレムリンに殺され、笛木の妻の体内にあった賢者の石は、奴に奪われてしまった。これにより、最後のファントム“グレムリン”を倒し、賢者の石を封印する事で俺たちの戦いはおそらくだが幕を閉じるだろう。これより真の最終決戦の幕が上がった。

 

♢織斑千冬

 

なぁ、待ってくれ。私の活躍は?今回私凄く頑張ったんだけど?

ねえ、ちょっと待って。ねえってば。




さて、とうとう最終回の雰囲気が出てまいりました。
どうも、protoです。いやー、今回長く書きすぎて
申し訳ないです。


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第105話 決戦前の休息

タイトルに当てはまるのは晴人君


アハハ、魔法使いどもが完全に僕のことを

忘れてくれたおかげで簡単に賢者の石を入手できた。

あと、ワイズマンが聖杯がどうのこうの言っていたけど

魔力媒体なら関係ないね。僕自身に魔力があるし、

それ以前に足りなかったら集めればいい。これで僕は

人間になれる。僕は賢者の石を自分の体内に取り込んだ。

 

 

さて、傷は回復した。俺たちに残された時間は

少ない。グレムリンが何かしでかす前に奴を

止めなければ。そう思った矢先、街で怪物が

暴れているという情報が入ってきた。

「残ってるファントムはグレムリンしか

いない。急いでグレムリンを、止めるぞ。」

「まて晴人。お前はまだ完全に回復してないだろ。」

「そ、そうですわ。それなら私たちが行きます。

なので、晴人さんは休んでてください。」

「そうだぜ晴人。それに今回は不甲斐ないことしちまったからな。名誉挽回のチャンスにさせてもらうぜ。」

「それなら、私もです。先輩、すこし休んでてください。」

「安心して、晴人君のことは私が見て置くから。」

「お姉ちゃん、先輩をお願いね。」

「自分の夫に傷付いて欲しくないもの。」

「刀奈・・・、わかった大人しくしてよう。

だけど、もし二匹以上使い魔が戻ってきたら、

その時は現場に急行するから。」

「わかった。それでいいぜ。」

「一夏、しっかり休んでてくれ。」

「晴人さん、私を信じてくださいまし。」

「先輩、行ってきます。」

「似藤、オルコット。なぁ、簪それから・・・ち、千冬姉。

死なないでくれよ。家族は失いたくないからな。」

「一夏・・・はっ、私を誰だと思っている?

世界最強(ブリュンヒルデ)の称号を持つお前の実の姉だぞ?死ぬわけないだろ。」

「先輩が帰りを待っていてくれるなら、

私は先輩の家族として死ぬわけにはいきません。」

そう言って、四人の魔法使いはグレムリンの元へ

向かって行った。俺はガルーダ、ユニコーン、

クラーケン、ゴーレムを呼び出した。

「みんな、自分の判断で魔法使いが

ピンチになったと思ったら戻ってきてくれ。」

そう言って、使い魔たちを送り出した。

さて、刀奈と話をしようかな。

「ねぇ晴人君。私ね、本当は怖いのよ。」

「え?怖いって。戦いが・・・か?」

そう聞くと刀奈は首を横に振りこう言った。

「今回の白い魔法使いとの戦いでこう思ったの。

また晴人君は、死ぬんじゃないかって。」

そうだ。俺は刀奈の前で死んでいる。

ラウラ(VTS発動時)の攻撃から刀奈を守り、

背中を雪片で斬られて死んだのだ。

「だから・・・戦って欲しくないって思った私がいたの。」

「俺だって、戦いたくはない。でも刀奈、君が俺の側に居てくれるから戦える。負けない!死ねない!って必死になれる。だから、えっとなんて言うか。」

「ふふ、わかったわ。私も隣で戦う。晴人君の、あなたの側で永遠に戦う。」

そして俺は刀奈を抱き寄せ、最終決戦に備え、体力回復に入った、




はい、protoです。
次回グレムリンとの決着をつけます。
そして、その後の展開にご注目を。

最後に、おそらく4月に少し入って
この作品は終わります。自分見通しが
甘いんで、わからないですけどね。


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第106話 VSグレムリン(前編)

賢者の石を取り込んだ僕の前に、わざわざ

やられに来る魔法使いたち。

「君たち、そんなに死に急ぎたいの?」

「ううん、死なない!だって、先輩と

約束したから。必ず生きて帰るって!」

「家族を悲しませないのは基本だろう。

グレムリン!一夏に変わってこの私、

世界最強(ブリュンヒルデ)が相手をしよう。』

「さて、お前を食えればしばらくは魔力を

貯蔵できるだろう。」

「わ、わたくしは全力でバックアップを!」

「あはは、じゃあ早く変身しなよ。」

『『『ドライバーオン ナウ シャバドゥビ

タッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!

「「「変身!」」」チェンジ ナウ』』』

『ドライバーオン 「へん〜〜しん!」セット

オープン L I O N LION!!』

「あはは、古の魔法使いは最初から

パワーアップしないと・・・死んじゃうよ。」

僕は古の魔法使いの前に高速で移動し、

笛剣で下から斬り上げる。すると古の魔法使いは

宙を待って地面に激突した。その瞬間だった。

後方から魔力で構成された物質が飛んできた。

それを見ると黄金のゲートを出現させた魔法使い

が次から次へと魔力でできた物質を飛ばして来る。

「面白い魔法(ちから)だね。だけどね。」

僕は飛んできた物を片っ端から撃ち落とす。

「直線攻撃じゃ、軌道が読めるんだよね。」

『Hyper GO ハッ ハイッハイッ ハイパー!

ハイパー マグナムストライク!!』

唐突に必殺技を放ってきた。でも、撃つまで

隙がある。避ける事は簡単だ。それよりも、

後の二人が全く動かない。なんか妙だな。

まぁ、とにかくあの必殺技は受け止めますかね。

銃口から出てきたキメラ?を弾き返すと、

彼は元のビーストに戻った。

「あはは、そんなんじゃ効かないよ。」

僕が隙を見せてしまった瞬間。後ろから

寒気が走った。おそるおそる後ろを確認すると、

二人の魔法使いが居なくなっていた。僕は周囲を

確認するが見つからない。

「まさか・・・上か!」

上から二刀の剣を振り下ろしているブリュンヒルデの

魔法使い。その攻撃を受け止めたが、さらにその後ろから

『キャモナ スラスト シェイクハンズ!

キャモナ スラスト シェイクハンズ!ゲイボルク!』

刺し穿つ(ゲイ)・・・

 

 

死棘の槍(ボルク)!!」

僕目掛けて赤い槍が向かって来る。それを

紙一重で避けたつもりだったけど、僕の心臓目掛けて

槍が曲がってきた。仕方なくブリュンヒルデの剣を

体で受け、赤槍を笛剣で弾いたが、やはり当たりに来た。

「なるほどぉ〜、ケルト神話の光の御子の力か。それなら

僕も本気を出すよ。」

僕は体から超濃厚度の魔力を放った。そこには

まだ逃げ遅れた人も多くはないが居る。つまり、

この魔力は普通の人間に対しては致死毒の霧と

変わらないってこと。

「ほらほら、早くなんとかしないと、

ここに居るみんな死んじゃうよ。」

魔法使い達に為すすべ無し、そう思って

やった事だった。

 

♢似藤高介

 

さてと、これはマズイけど。魔力を食っち

まえばこっちのものだ。そう思った時に

意識がキマイラの元に呼び出された。

「おまえ、変な事考えてないよな?」

「別に、ベルト壊してお前解放すれば

魔力を食うなんて思ってないぞ。」

「ふ、しかしお前がどうなるかわからんぞ。」

「明日のことは、明日考える。やった後の事も

やった後考える。そう決めたからな。」

「決めた。お前を俺の奴隷から解放してやる。」

そう言って俺の意識は元に戻った。

 

そこから俺は賭けに出た。奴が剣で攻撃してくれ

れば自然な形でキマイラを解放できる。

『バッファ GO バッバ ババババッファー!」

俺はダイスサーベルで細剣(レイピア)の突き姿勢を

取り、奴に突進する。

「うぉりゃぁぁ!!」

奴は俺の剣を弾き剣を上から突き刺そうとした。

ピンチはチャンス。まさにその通りだ。奴の剣が

うまいことドライバーに直撃し、キマイラを解放できた。

そこからは町中にまで広かっていた魔力を食いまくり、

俺の元から去って行った。

「くそぉ!せっかく貯めた魔力を!!」

「お前が勝手に使ったんだろ。」

グレムリンは俺に飛びかかろうとした。

俺は死を覚悟しちまった。晴人と絶対に死なねぇ

って約束したのにな。俺は目をつぶり死を待った。

しかし、いくら待っても刃が俺の命を刈ることはなかった。

おそるおそる目を開くと、そこには千冬が攻撃を防いでいた。

その間簪ちゃんは気絶していたオルコットを避難させていた。

「お前は・・・私の彼氏だろう。だったら死ぬなよ。

私をまた一人にする気か?もう一人は嫌だぞ。確かに

一夏も家族だって認めてくれたけど、でも弟に

置いてきぼりは嫌だからな!!」

そう言って刃から耐えていたが、耐えきれなくなり

剣ごと弾かれ変身が解除され、絶体絶命の

ピンチに陥った時だった。俺たち魔法使いにも

希望の光が見えていた。近づいていたグレムリンに

華麗に回転してファントムの弱点である銀の銃弾を

撃った救世主、操真晴人またの名を魔法使い《ウィザード》。

「よう、待たせたな。」

「晴人!」「先輩!」「一夏!」

俺らの希望が今ここに降臨した。




はい、protoです。えーと、グレムリンの強さは
インフィニティより強いです。実際、仮面ライダーウィザード
本編ではインフィニティのウィザードを圧倒してました。
この作品もそれは変わりません。


この作品には関係ないですが、
VR最強の剣士『ユウキ』に黙祷


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第107話 VSグレムリン(後編)/本当の敵

俺が大人しくして居ると、使い魔が一斉に俺の元に戻って来た。

つまり、他のみんながピンチって事だ。

「行かなきゃ、仲間は誰一人として死なせない。

みんなが信じてる俺を裏切るわけにいかないからな!」

「晴人君。これ付けて貰える?」

そう言って刀奈は青い腕輪を差し出した。

「刀奈・・・これは、お守りなんだよな?」

「そうよ。ほら、私にも色は違うけど付いてる。」

刀奈の腕には四元素と無限(インフィニティ)カラーの腕輪がつけてあった。俺は刀奈から腕輪をもらうと、即座に右腕につける。

「刀奈、ありがとう。」

そう言って俺は、刀奈を抱き寄せおでこにkissをした。

「さて、刀奈。最終決戦だ。一緒に来てくれるか?」

「もちろん、いつ如何なる時もあなたの側にいるわ。」

そう言って俺たち夫婦は決戦の地へと足を踏み出した。

 

使い魔達に案内されてグレムリンの元へ向かうと、千冬姉がグレムリンの攻撃を受けきれず、変身が 解除された瞬間だった。俺は自分の判断を信じて行動を起こした。

『コネクト プリーズ』

体の左側に魔法陣を展開し、ウィザーソードガンをガンモードで魔法陣から引き抜き、そのまま流れるように回転して銃弾を放つ。その弾は吸い込まれるかのように全ての弾がグレムリンに命中する。

「よう、待たせたな(ス〇〇ク風)」

「晴人!」「一夏!」「先輩!」

多種多様な呼び方で呼ばれたが、こう返す。

「みんなは下がってろ。こっからは俺と刀奈で

あいつの、グレムリンの相手をする。」

「ええ、グレムリン!

あなたの中の賢者の石、返してもらうわ!」

「これは僕の物だよ?渡すわけないじゃん!」

『メロンエナジー ロックオン ソーダ

「変身!」メロンエナジーアームズ』

『ドライバーオン プリーズ

シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!』

俺はゼロの指輪をドライバーにかざした。

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

「変身!」エラー』

エラーという音声が鳴り、ゼロの指輪が使えなくなっていた。指輪を見てみると指輪にヒビが入っていた。おそらく笛木との一戦で指輪に攻撃が当たってしまっていたのだろう。俺は再度レバーを操作した。『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

「変身!」インフィニティ プリィーズ!

ヒースイフード ボーザバビュードゴーン!』

「さぁ、ショータイムだ!」

「悲しみの連鎖は・・・終わりよ。」

「あはは、やれるもんなら、やってみな。」

「くっ、刀奈はバックアップに回ってくれ。」

「了解したわ。」

「グレムリン、お前を止める!来い、ドラゴン!」

俺はアックスカリバーを呼び出し、グレムリンの

頭目掛けて剣を振り下ろした、が奴の二刀の剣で防御され、賢者の石の力で強化された身体能力で思い切り蹴られ俺は吹き飛ぶ。

その間刀奈はソニックアローで敵を牽制しつつ、

簪達が完全に撤退するまでの時間を稼いでいた。

俺は体制を整え、再びグレムリンの前に立ちはだかる。

『ターンオン!』アックスカリバーをアックスモードに

切り替え、強力な一打を繰り出すも奴の二刀はそれを

難なく弾く。そして今度は拳で俺を殴り、吹き飛ばした。

『バシュ! バシュ! メロンエナジースパーキング!』

「ヤァァァァ、ハァ!!」

刀奈が必殺技の蹴りを繰り出すが手で足を掴まれ、

投げ飛ばされる。そして刀奈の変身は解除された。

「マズイ!刀奈逃げろ!」

『インフィニティ』

再度インフィニティリングをドライバーにかざし、

高速移動で刀奈に振られかかっている剣を背中で受けた。

「晴人君!!」「一夏ぁ!」「先輩!!!」「晴人ぉ!」

「刀奈、怪我・・・ないか?」

「うん、晴人君が庇ってくれたから。」

「あはは、割と全力だったんだけどな。

普通の姿に戻るだけで終わっちゃった。」

俺はまだなんとか立っている。だがインフィニティが

解除されフレイムスタイルに戻っている。

「でも、これで決めるよ。」

「あいつ、なにを!」

似藤が反応したがあそこからでは援護も届かない。奴は二刀で突きの構えを取り、俺の頭目掛けて突きを繰り出した。

(これが、最後のチャンス。)

俺は剣を紙一重で避け、グレムリンのボディに一発

右ストレートをお見舞いする。すると、ちょうど賢者の石

がある場所に拳が届いた。

「これで終わりだぁぁぁ!!」

「やめろ!それは僕のだぁ!!」

「「「「「うぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」」」

グレムリンが俺の手を攻撃する前に、みんなの声援?が

響き渡り、グレムリンから賢者の石を取り出せた。

すると、元の姿にグレムリンが戻っていく。

「これで、フィナーレだぁ!」

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!

チョーイイね! キックストライク! サイコー!」

俺は体操選手のような捻りを加えた蹴りをグレムリンに

お見舞いする。その光景は全ての四元素と俺自身の

魔力を表した魔法陣からドラゴンの力を借りた

最大威力の一撃だった。その蹴りはグレムリンに

クリティカルヒットし、奴を倒すことに成功した。

これでこの長いようで短かった戦いが終わった。

 

 

 

 

 

 

・・・・・そう思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

取り出した賢者の石は勢い余って少し、

吹き飛ばしてしまったので、それを探していた。

その時だった。最も会いたくない相手が・・・

“篠ノ之 箒”が賢者の石を持って不気味な笑みを浮かべていた。

「なんだ、一夏。ふふ、待っていろ。今すぐ

あの女を倒して、お前の洗脳を解いてやるからな。」

「な、なんでお前がここにいるんだ!」

「紅椿のコアは中破してしまったが、これを

コアの代わりにISに埋め込めば紅椿はまだ使える。」

「やめろ篠ノ之!人に戻れなくなる!!」

俺の忠告は馬の耳に念仏。あいつは予め展開してあった

紅椿に賢者の石を埋め込み、それを纏ってしまった。

 

そう真の敵はファントムでも、魔法使いでもない。

欲望に身を任せ暴走した同じ人だったということ。




はい、なんか最近やたらと文書が長い
protoです。えー、次回対篠ノ之戦の前に
篠ノ之が色々やらかします。


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第108話 篠ノ之の暴走

今回タイトル「篠ノ之の暴走」なんだけど
ひらがなにすると「しののののぼうそう」で
の四回続きます。だからどうしたって話ですけどね。


篠ノ之に賢者の石を奪われてすぐ事は始まった。

あいつはどこで知ったのか亡国企業を全滅させた。

ただし、スコールとオータムそしてMと呼ばれた

少女だけはなんとか生き延びた。と言うのも個人の

用事で亡国企業のアジトから出ていたのだが。

結果それが正解だったようだ。その情報が正しいと

信じてるのは更識の諜報部隊の調査結果がそうだった

からだ。しかし、彼らもまた被害にあってしまった。

正確に言うと、更識の屋敷が篠ノ之に襲撃され、建物

が半壊。従者の皆さんが「ここに楯無様は居ない!」と

言うとすぐさま帰って行ったようだ。これが賢者の石

を強奪されてから2日しか経っていないというのだから、

恐ろしい話である。俺たちは篠ノ之を止め、賢者の石を

取り戻すためにIS学園での作戦会議を開く事にした。

この場にいるのは各国専用機持ちとIS学園教員。

因みに一般生徒は避難準備をしている。この学園も

いつ標的になるかわからない。故に少しでも被害を抑える

ためにこうして準備させている。さて、話を戻そう。

「これより、篠ノ之対策会議を始める。司会は

1-1 操真晴人が仕切らせてもらう。」

適当な挨拶を済ませ、本題に入る。

「現在篠ノ之は賢者の石と呼ばれる、最高質の

魔宝石をISと繋げている。」

「すまない。質問いいか?」

と、手を挙げたのはラウラ・ボーデヴィッヒだった。

「ボーデヴィッヒか。質問を許可する。」

「魔宝石・・・と言うより賢者の石とはなんなんだ?

おとぎ話に出てくるような・・・正直ホラ話にしか

聞こえない。次元を超えている話なんだが。」

「そう思うのも無理はない。あれは特別だ。

人間の死をもひっくり返す。魔力さえあればな。」

「だが、篠ノ之はゲートじゃないんだろ?」

「唐突に発言するな千冬姉。誰が言ったか

わからなくなるだろう。」

「す、すまない。だがそれが事実だろ?」

「そうだ、奴はゲートではない、筈だった。」

「と、言うと?」

「俺が初めて刀奈と出会ったのは、刀奈がゲートで

ファントムに襲われてたからなんだ。」

「そうだったんですか。知らなかったです。」

「私も初耳だ。」

「山田先生、千冬姉。話を戻していいか?」

「「どうぞどうぞ」」

と、某ダチョウのクラブのような動きをする二人だった。

「ん、ん!で、その時襲われてたのは刀奈だけじゃなく

・・・刀奈、簪、すまない。嫌な事を思い出させたな。」

「先輩、気にしないでください。さぁ説明を続けて。」

「そうよ。あれがあったから晴人君と出会えたわけだし。」

「ありがとう。それで簪も襲われてた。刀奈の希望が

簪だったから。それがファントムにバレていたから。

つまり、その時は簪はゲートじゃなかった、って事になる。」

今度は千冬姉が手を挙げてから発言する。

「じゃあ、篠ノ之もゲートになってるってことか?」

「その可能性も捨てきれない。」

その話をしていたら、ドアが唐突に開いた。

「誰だ!」と、俺がドアの方を見ると、ボロボロの

束さんがそこに鎮座・・・はしてない。よろよろと

この部屋に入ってきた。

「「束(さん)!しっかりしろ(してください)!」」

「やられたよ。ステラボの半分の面積持ってかれた。」

「それは・・・つまり。」

「箒ちゃんが、ラボの半分を破壊した。」

「ステラボ、ステルスラボがなぜわかった。」

「多分だけど、賢者の石だよ。あれが恨んだり、

憎かったり、なんらかの目的があるところを示すんだよ。」

「そうだとしたらマズイな。先生方は食料を地下シェルター

に運びつつ生徒たちの避難を開始してください!!」

「「「「わかったわ!!!」」」

「俺と刀奈、それと束さんと簪で束さんのラボの

状態を確認してくる。他の専用機持ちは警戒態勢を

整えつつ、迎撃準備をしてくれ!それでは解散!」

この会議を急遽解散させ、準備を整える。

束さんのラボをやったって事は次はこの学園の

可能性も高い。故に少しでも迎撃態勢を整えた

方がいいと言う判断だ。これは生徒の気持ちを不安に

させる行為だが、より被害を抑える為には仕方ない。

 

「さて、ラボの状態を確認しよう。」

『シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチ

ヘンシーン!ハリケーン プリーズ!

フー!フー!フーフフー!』

俺はハリケーンスタイルに変身し、簪達はISで

飛行する事にした。俺は今の自分の篠ノ之の見解を

彼女達に聞いてもらう事にした。

「刀奈、簪、そして束さん。聞いてくれ、

俺は篠ノ之はゲートじゃないと思ってる、」

「「「うん、それはそうでしょ。」」」

「それで、なんで篠ノ之のISは超連続運用が可能なのか。

これはおそらく、賢者の石がSEを魔力に自動変換して

取り込んでるからだと思う。そしてそのSEは、あいつの

ISの単一能力(ワンオフアビリティ)の『絢爛舞踏』によるものだと俺は考えている。」

そう言っていると束さんのラボに着いた。

そして、武装保管庫に行ってみたところ、

荷電粒子砲の強化タイプがなくなっているという。

「ヤバい!IS学園が危ない!」

「晴人君!!!」「先輩!!」

「刀奈、簪!急いでIS学園に戻るぞ!」

そう言ってIS学園に戻ること数分。

 

・・・学園は地獄と化していた。

その地獄を背景に一人、紅く美しいはずの

椿が黒く毒々しい物体に姿を変えそこに浮いていた。




はい、前書きからくだらないこと言った
protoです。はい、と言うことで
荷電粒子砲が束さんのラボの武装保管庫から
無くなったわけですが、犯人はただ一人。
真実はいつも一つ!


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第109話 篠ノ之箒狩り

束さんのラボからIS学園へ帰還すると地獄が待ち構えていた。俺は一目見ただけで全てを把握した。おそらくIS学園の設備は7割がた失われているだろう。専用機持ちたちもおそらく重傷を負った上、専用機は大破しているだろう・・・と。ただし、それはあくまで俺の予想にすぎない。とにかく戻って確認しなければ。

「刀奈、簪。急いで戻るぞ!」

「わかったわ!」「了解しました、先輩。」

俺たちは急降下しIS学園に・・・いや、IS学園だった場所に

降り立った。IS学園だったと思われる場所としか言いようがないくらいに破壊された校舎。シェルターは無事なようだが、建物自体はほぼ原型をとどめておらず、この十数分でこれをやってしまう篠ノ之の狂気さが恐ろしい。

「とにかく、みんなを探そう。」

「私はシェルター内を確認してくるわ。」

「よろしく頼む。気をつけてな。」

「簪は俺と来い。篠ノ之がうろちょろしていない

なんて保証はないからな。」

「先輩、わかりました。」

俺と簪は生存者を、確認していた。

幸い死人は出ていなかったが、それでも

重軽傷者300名は少々大きすぎる被害だ。

「とりあえず死人が出なかったのは幸いだったが。」

「こんな人数・・・保健室どころか、医務室でも

受け切れない。どこか大きな病院に協力してもらわないと。」

「それなら更識で手配した方が速そうだな。

刀奈、やってもらえるか?」

「大丈夫だよ。それに今は晴人君が楯無なんだから。」

「そうだったな。それに束さんのラボの方も気になる。

でも、束さんのことだ。すぐに修復始めてるんだろ。」

「さて、それでは先輩。病院の手配はこちらでやっておきます。」

「あぁ、簪。よろしく頼むよ。」

「うん、義兄さん。任せてください。」

先輩から義兄さんにランク・・・アップしたのか?

「あとは、IS学園の設備の復旧だな。更識の技術スタッフ

は、屋敷の修復に回しているから、仕方ない。千冬姉の

上司に特別手当出してくれるように掛け合ってくれ。」

「え?自分でやるのか?」

と、千冬姉は自分を指差す。そして頭を傾ける。

「あんたは社会人だろうが。それくらい自分でなんとかしてくれ。それに篠ノ之を止めないとな。被害が拡大する一方だ。」

俺は椅子から立ち上がりとある場所へと向かうことにした。

 

 

更識技術工房

 

更識の家から離れた場所にある工房で、

ガシャットの量産をしている場所である。

現在はサバイバルシューティングガシャットの

量産機を製造している。俺は出来上がっている

7個のガシャットを回収し、IS学園へと戻った。

みんな、このガシャット覚えてるか?

リミッター解除する事で人を気絶させることが

できる。つまり、これを使えば殺さずに確保できる。

さて、生き残った中でピンピンしているのは、

魔法使いとボーディッヒだけ・・・か。

まぁ人数ジャストだから気にしない気にしない。

「さて、刀奈、簪、似藤、千冬姉、オルコット、

そしてボーディッヒ。全員にこれを渡す。

ボタンを押したら、“リミッター解除!”と

言え。リミッターが解除されるから。」

全員にガシャットを渡し、全員同時にボタンを押した。

『サバイバル シューティング!×7』

「リミッター解除×7」

『リミットブレイクコマンドを確認。

リミッターを解除します。』

「あとは、各自でセッティングしてくれ。」

このゲームは基本サバゲー。好きな銃・・・

扱いやすい銃を選んでもらうのがジャストだ。

因みに俺は、ロケランと、サブそれにハンドガンを

チョイスした。ん?魔法は使わないのかって?

んー、今回に関しては魔法は迂闊に使えない。

あいつを殺しかねないからな。

 

俺らの準備が整うのと、奴が現れる時間は

ほぼ同時だった。場所はやはり篠ノ之神社。

俺たちは篠ノ之を神社から人がなく遮蔽物が

多い地帯まで誘導することに成功した。

これより、篠ノ之箒狩りを始める。




はい、咳が酷くて投稿ボタン押す前に寝てしまったproto
です。明日の更新でおそらく最後になるのかな?
それでは・・・。

そう言えば、超スーパーヒーロー大戦観てきました。
貴利矢さん出たけど・・・って感じでした。
内容は面白かったですけど。


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最終回 終わりよければ全て良し

「現時刻をもって、魔法禁止のサバイバルゲームを開始する。魔法禁止ではあるが変身は許可するものとする。」

俺が高らかにゲーム、もとい篠ノ之狩り・・・

これどっちでも不謹慎だわ。まぁいい。とにかく

開始を宣言した。今回のパーティは7人。

まずは刀奈から紹介しよう。

刀奈の使用武器は、GSh-6-23・・・ガトリングだな。

続いてMP-443 グラッチ・・・ハンドガンな。

最後にPPSh-41・・・サブマシンガンだな。

刀奈はロシアの銃火器で攻めたみたいだな。

(ガトリングを入れたのはISに装備されてるからかな?)

次にオルコットの武器は、L96A1・・・スナイパーライフルだ。

続いてスターリング(SMG)・・・まぁサブマシンガンだな。

最後にイギリス軍のナイフらしい。よくわからんが。

次の方ボーデヴィッヒだな。

ワルサーp38・・・ハンドガンだな。あのル〇〇三世も

使っている有名な奴だな。続いてH&K G36C・・・

これはあれだ。トリガーなドー〇〇トの人が使ってた

マシンガン。最後にこれまたドイツ軍のナイフだな。

次は千冬姉だな。これまた束さんお手製ですわ。

千冬姉のは起動時にしか出せない光剣?という物らしい。

千冬姉はこれ一本。次に似藤はというと、デザート

イーグル・・・マグナムだな。まぁ本人がマグナム

ストライク使ってたしいいんじゃね?あとはVP70

だな。これさレ〇ンがバイ〇2の時の初期装備なんだよな。

彼はこれだけ。で、次は簪だな。簪はISと並行して

使うらしく・・・(本人曰くガシャットの挿入口を

束さんにつけてもらったらしい)ロケランとグレネード

ランチャーが大量にISに付いていた。ただ、本人は足で

ロックオンを操作するから手が開く、って言って

手持ちにウルティマラティオヘカートIIを持つそうだ。

ま、まぁ、俺はM92Fを二丁と、M16・・・ゴルゴ13を

知ってる人ならわかるな?あとはロケランだわ。

俺のは前回すでに言っていたがな。

さて、だいぶ尺が押して来ているので戦闘を開始する。

 

俺たちは篠ノ之のまっすぐ突っ込んでくる

性格を利用して囮作戦を決行した。もちろん

囮は織斑千冬である。作戦はこうだ。

織斑千冬が篠ノ之箒を目標地点にまで誘き寄せ、

一定ポイント内に入ったところで織斑千冬が頭を狙い

上から光剣を叩き込む。奴は防御するだろうから、

残りの人数で一斉攻撃。怯んだところで、

ダークネスウィザードリングを使い、賢者の石の魔力を

奪い、ISを停止させる。そこで再び一斉攻撃で気絶させる。

これが作戦である。作戦名はまだない。

「みんな、作戦開始!」

「「「「「「G I G!」」」」」」

織斑千冬が篠ノ之の前で挑発を開始した。作戦通り

単細胞な奴は織斑千冬を攻撃対象とし、破壊行動を開始。

同刻残りのメンバーは所定の位置に移動。

織斑千冬及び篠ノ之箒が目標ポイントに到着

するまであと3:30秒。

 

・・・10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0

と所定の場所に織斑千冬及び篠ノ之箒を確認。

織斑千冬の攻撃行動が第一一斉攻撃の合図だ。

織斑千冬が、篠ノ之の攻撃を避けると同時に

斬りかかり、一斉攻撃の合図とした。

オルコットは遠くからソゲキ(イケヴォ)を成功

さて、ボーディッヒは篠ノ之を錯乱させながら

マシンガンを数打ちゃ当たるのごとく撃ちまくり、

似藤はマグナムを一発一発丁寧に撃ち、簪は

ロックオンシステムを使い、大量のミサイルを

篠ノ之に撃ち込む。篠ノ之は空中から堕ちた。

そして背後から刀奈のミニガンが、追い討ちをかけた。

体制を完全に崩したが、油断大敵と俺は判断し、

ロケランを一発ぶち込んでから篠ノ之に近づき、

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

ダークネス!プゥリィーズ!』

魔力を吸い取る能力で賢者の石の魔力を

完全に吸い取り、即座に撤退。ダメ押しをして、

篠ノ之を気絶させ、束さんのところでISから賢者の石

だった物を取り出した。

 

賢者の石だった物は、笛木家の墓に埋葬された。

ダークネスウィザードリングは、更識で

厳重に管理することにした。これで全ての

事件の幕は閉じた。

 

 

 

そして、次の年。

刀奈はIS学園を卒業し、それと同時に俺は

IS学園を中退した。その後、正式に・・・

まず俺のせいで皆さんに迷惑をかけたこと

(篠ノ之に屋敷を破壊されたことだな)を謝罪

したが、従者のみんなは当主に謝られて困惑してた。

で、正式に俺が楯無を継いだ。現在では

暗部更識の当主として、仕事をこなし、

愛妻家として、色々頑張ってます!

そして、4人の子供に恵まれ、絶賛父親してますよ!

今では俺も25歳。中退してから7年経ってますわ。

長男は5歳で、長女は3歳。下の双子ちゃんはまだ

生まれて間もないです。

 

そして、束さんはISを真の使い方へとレールを

戻し、似藤と千冬姉も結婚してくれて、悩みの

種が2つ消えました。今ではISで宇宙に行けます。

そしてついこないだ、織斑千冬・・・ではなく、

似藤千冬の第一子が誕生したみたいだ。

スコールやオータムは更識で雇うことになり、

篠ノ之箒は、国家転覆罪?かなんかで刑〇所に

留置されてる。って言っても少年刑〇所だけどな。

今は順風満帆。平和そのものです、

このまま平和が続くことを願います。

 




えーと、今回で最終回です。
ここまで読んでくださった方々。
ここまでお付き合いくださりありがとうございました。
なんだか唐突じゃね?京都編やってなくね?とか
思いましたか?京都編はすでに亡国もなければ
束さんも大人しくなったのでできません!
(まぁやりたかったけどね。)
さて、お気に入り登録してくださった約200名の方。
お気に入り登録してないけど読んでくださった方々。
本当にありがとうございました。この作品はおわりますが
また別の作品でお会いしたいなと思います。
それでは、サヨナラは、言いません。


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番外編 似藤と千冬の結婚式

みなさん、ただいま!



ん、ん!えーと、操真晴人改め、更識楯無だ。

えー、本編終わったんでしょ?って思ってる方も

沢山いるだろう。しかしな、最終的にやってなかった

んだよ。似藤と千冬姉の結婚式。ってなわけで、

帰ってきたんです!この世界に!さて、

それでは本題に入りたいと思います。

 

ってかさ、俺らの結婚式も適当だったじゃん。

ほら、主があんまり経験してないからさ。

だから似藤と千冬姉のもやる意味ないんじゃね?

って思うわけだよ。読者のみんな、どう思う?

まあいいや、結婚式スタート!

 

ゴーン、ゴーーン!と教会の鐘が鳴る。

白いタキシード?を、着た似藤高介新郎と

これから親代わりの俺とバージンロードを

歩く、純白のドレスを着た織斑千冬新婦。

弟の目線から言わせてもらおうか。

似合ってねぇ。ってか、浮いてる。

普段黒ばっかり、着てるから・・・。

さて、本会場に集まってる方を今から紹介しよう。

まずは、更識刀奈、簪姉妹。山田真耶先生。

ドイツの黒うさぎ隊(シュヴァルツェ・ハーゼ)の隊員。

IS学園1-1 の生徒。日本のIS関係者。あと束さん。

なんか記者みたいなのも紛れ込んでるな。

流石世界最強(ブリュンヒルデ)、目立つな。

 

待機室に居る俺は、ちょいと文句を言っていた。

「なんでこんな事しないといけないんだよ。」

「一夏、不満なのか?」

「あったりまえだ!なんで刀奈以外と

腕組んであるかにゃいかんのだ!」

そう言った瞬間、待機室のドアが開いた。

「呼ばれた気がして、只今参上!」

刀奈が来た・・・。確かに呼んだな。

「あぁ、すまん。刀奈以外と腕組みたくない

って言う話をしてたんだよ。」

「あら、ありがと。晴人君。」

と言って刀奈はスキップをしながら出て行った。

「まあまあ、文句は親に言ってくれよ。」

「居ればな。居れば言ったわ。」

「すみませーん。そろそろ移動お願いします。」

 

俺は嫌々移動した。

〈それでは、新婦入場です。〉

俺は嫌々腕組んでバージンロードを歩かされた。

そして、神父が永遠の愛を誓いますか?と、

お決まりの言葉を言いながら、次に

指輪の交換が始まる。そして最後に誓いのキス

・・・似藤がウェディングドレスのレースを

上げて、 千冬姉が目を瞑る。記者共が

カメラを構え始めたところで、更識関係者に

目配せをして合図すると、カメラでの撮影を

妨害し始める。これぞ、記者封じ!通常の披露宴

やらは公開するが、流石に姉のキスシーンなど

撮られて世界に拡散されると面倒な事になる。

おそらく・・・束さんが国潰すわ。ってか、

束さんが誓いのキス妨害しようとしてるわ。

でも、目立つわけにいかないのか動かないな。

 

そして、披露宴。家族は俺だけ。もちろん

スピーチも俺がやらなきゃならない。しかも、

記者達がいるから、姉の醜態を晒すわけには

いかない。ほんと面倒な役回りだな。

そして、席に戻って来た俺は刀奈の

おねだりに耐えられずに、とりあえずあーんと、

刀奈の口に料理を運んでいく。その雰囲気は

新郎新婦よりも、目立っていたようだった。

そう、簪が言っていたよ。でも、向こうも

負けてなかったようだ。これからも、

向こうも俺たちも幸せに・・・あと平和に暮らしたいわ。

そんなこんなで織斑千冬の結婚式は俺たち夫婦より

盛大に、尚且つ静かに幕を閉じたのだった。




約一週間ぶりです。
えー、やり忘れた結婚式回、
特に面白味がなかったと思いますが、
許してくだせぇ。R-18の方を更新したいですが、
箒だけでやるのは少々きついのです。
ただ、待っていてください。
新作を考えております。多分・・・
オリジナル作品になるかもです。
(二次創作になるかもですがね。)

あと、更新はTwitterですると思います。
@protowriter01ですので、あまり
ツイートしませんが、もし興味があれば
フォローして見てください。


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