【ネタバレ注意】ポケモンSM ハウの日記

【ネタバレ注意】ポケモンSM ハウの日記

俺はハウ

じいちゃんが島キングをやっているだけのただの12歳だ

幼い頃からじいちゃんのポケモンと触れ合い、毎日を共に過ごしてきた

明日はカントーから一家族が引っ越してくる

同年代の男の子がいたはずだからちょうどいい、とじいちゃんが言っていた

おそらく「島めぐり」の事だろう

俺とその男、そして研究所に転がり込んだ金髪の少女ーーーリーリエ、この3人が同時に旅立つ事になる

相棒のケンタロスはきまりで連れて行くことはできないが、新しい相棒がやってくる事になるはずだ

博士はこのアローラにポケモンリーグを作ると前々から言っていた

それが完成したとも風の噂で耳にした

ならば今回の旅は初代アローラチャンピオンが決まる旅なのかもしれない

……そう思うと興奮して眠れなかった

島にやってきた少年、サンは家にいるニャース(アローラのものと違って白く愛嬌のある顔をしていた)以外のポケモンと触れ合った経験はなかった

だがリーリエと共に祠に向かう途中吊り橋が落ち、守り神であるカプ・コケコに助けられたらしい

ついでに輝く石も貰ったのだとか

守り神は期待している者の前に姿を現し、輝く石を与える

俺ではなくサンの前に現れたというのは何か意味があるのかもしれない

……どうしようもなく気に入らないが

最初のポケモンバトルという事なのでじいちゃんから貰ったポケモン、新しい相棒であるニャビーと共に手ほどきをしてやった

ただただ攻撃技を指示するサンに、それに応えようと頑張るアシマリ

微笑ましくて、俺もこんな時代があったのだと少し恥ずかしかった

結果はギリギリのところで俺の勝ち

ニャビーのひっかくが急所に当たらなければ危なかったかもしれない

俺たちもしっかりと連携を深めていく必要があると感じた

※夜に家を抜け出してピチューを捕まえた

気づかれないように細心の注意を払ったのだがじいちゃんにはバレてたみたいだ

二度目のバトルも俺が勝利した

ピチューとアシマリではタイプ相性的にはこちらが有利だが、今のレベルでは大した意味を持たない

アシマリのたいあたりでピチューは倒されてしまったが、その際にピチューの特性せいでんきの効果でアシマリは麻痺状態に

体が痺れて動けないアシマリをニャビーが倒してゲームセット、今回も運に救われたバトルだった

知識量も経験も俺の方があるのに、そこまで差がないのはこいつの持ってる才能が凄まじいのかもしれない

カプ・コケコの直感もあるし、こいつは俺のライバルにしようと思う

……恥ずかしいから口に出して言う事は無いだろうが

リーリエと共に旅をするらしいので、リーリエにこっそりと回復アイテムや虫除けスプレーを渡しておいた

ポケモンを持たずに街を出るというのは死の危険がつきまとう

知り合いが死んだら目覚めが悪いからな

モクローを貰えばいいのに、と思ったのは内緒だ

今日の目標はニャビーとピチューの特訓だ

無理の無い範囲で頑張ろうと思う

ハウオリシティにはサンより早く着いたようだ

リーリエがいるから必要無いと思うが、せっかくだし案内でもしてやろうと思う

そして至高の食物である「マラサダ」を教えてやった

一口食べて驚いていた、この旨さを知らなかったとは可哀想な奴だ

これでまた1人不幸な人間を救う事ができた

マラサダは偉大なのである！！

マラサダを食べよい気分だったのだがスカル団と名乗る不良グループが悪事を働いていた

見て見ぬ振りはじいちゃんの孫としてできないので、全力で相手をしてやった

みたところサンの奴はアイテムの使い方も知らないようで、持ってもいなかった

仕方ないので分けてやったが、俺の財布がマッハでやばい

近隣のトレーナーを倒して集めるとしよう

ニャビー達の特訓にもなる事だしな

イリマの試練は想像していたより単純であった

要は力試しなので、全力で叩き潰した

連戦という慣れない環境であったが俺のポケモン達は俺の指示に全力で応えてくれた

流石は俺の相棒達だ

メレメレの花園ではデートをしているリーリエとサンに出会った

なんとなくむしゃくしゃしたので、サンにバトルを申し込んだ

強くはなっていたが、体の奥底から溢れるなんとも言えない力で無事打ち勝つ事ができた

リーリエがサンのポケモン達を回復しているのを見て、ある言葉が頭に浮かんだ

「リア充爆発しろ！！」

知らない言葉だったが口に出したら何か大事なものを失っていたかもしれない、危なかった……

勝った流れのままポケセンで回復後、じいちゃん(手加減)とのバトル

流石に手加減されて負けるわけにはいかないので、相棒達の力を引き出せるよう頑張った

さあ、次はアーカラ島だ！！