孤独騎士の英雄譚 (ノーネームノーネーム)
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やはり俺が異世界転生するのは間違っている

5歳の時ふと思い出した、前世の記憶を

 

前世での名前は比企谷八幡、ぼっちだった。これで前世での自己紹介は完了する。

 

そして現世の名前は ハチマン・ヴァーミリオン

そして姉の名前は ステラ・ヴァーミリオン…って、これあの某ラノベ、落第騎士の英雄譚の世界じゃねーか‼︎…ちなみに俺の原作知識はうろ覚えな程度だ

 

その事実を知って約10年くらいたった、

 

現在

 

「なー、ステラやっぱ本国に戻ろーぜ。」

 

「嫌よ、私は破軍学園でもっと強くなるの。ハチマンこそ帰ればいいじゃない。」

 

はあ、やっぱりか。これが原作の修正力か。まあステラが行くなら俺も行くんだけど

 

そうこうして破軍学園に着いた

 

「ようこそ、ステラ君、そしてハチマン。私がこの学園の学園長の神宮寺黒乃だ。よろしく。」

 

「「よろしくお願いします。」」

 

「ははっ、まあ気負わずに自由にしてくれ、面倒な手続きなどはこちらで請け負っとく。」

 

「そうですか、じゃあハチマン私はまず部屋に行ってくるわ。」

 

「わかった。」

 

そう言いステラは走って行った。…うん?原作通りだと確かこの後ステラが原作主人公の黒鉄一輝と対面する。下着姿で‼︎そしていずれカレカノになる。そ、そんな事は許せん

 

シスコンな比企谷はステラの部屋がどこかを聞き周り部屋へ向かった

 

あれは黒鉄、 黒鉄は今まさに部屋に入ろうとしていた

 

「させるか、」全力を出し黒鉄を止めに走ったが全力すぎて止まれなかったので黒鉄と共に部屋に入ってしまい

 

「は、ハチマン?と誰?って、なに勝手に部屋に入ってるのよ、変態‼︎」

そしてステラの怒りの一撃をくらった

 

 

 

 

その後黒鉄とステラはいろいろあって対決する事になった

 

まあもちろん主人公の黒鉄が勝ったんだがな

 

ちなみにこの騒動はステラじゃなく、俺が黒鉄と同じ部屋になればいいんじゃね?だという事で片付いた。

 

 

「よろしく、ハチマン君、僕は黒鉄一輝だ。」

 

「あぁ、よろしく。」

 

「な、何でそんな敵対心凄いの?」

 

「気にしないでください。」

コイツ、ステラにマトワリツク虫…っと、危ない、つい前世でのシスコンが顔をだすな

 

「え、えっと、君のお姉さんのステラは凄い魔力だったけど君も凄い魔力持っているの?」

 

「いいえ、俺はステラ程魔力は無いですよ、Bランクくらいですかね。」

 

まあ黒鉄からしたら十二分かもしれないけどな

 

「あ、そう言えば今度ステラと一緒に鍛錬するんだけどハチマンも一緒に来る?」

 

姉ちゃん、そんな事言ってなかったじゃねーか、ヤバイな 原作の修正力でステラと黒鉄が既に近づいていっている

 

「行きます‼︎」 絶対黒鉄にステラは渡さん‼︎

 

 

 

 

 

 

 



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結論を言おう。 青春を楽しむ愚か者ども、砕け散れ。

「疲れたろステラ、はい水。」

 

「こ、これって関節キ、キス。」

 

「あ、嫌なら別に。」

 

「い、嫌なんて言ってないわよ。」

 

な、何だこのゲロ甘空間、え、えーと確か俺はステラと黒鉄と共にランニングしていたんだが、しかも姉ちゃんまんざらでもなさそうだし

 

「いいよ、黒鉄俺の水をステラにあげる、家族だから問題ないだろ?」

 

「そ、そうね、私はハチマンの水を飲むわ。」

 

この後も

 

「ステラ、今後の鍛錬のスケジュールを考えたいんだけどこの後お昼一緒にどう?」

 

「わ、わかった。」

 

そして

 

「きゃっ、」

 

「だ、大丈夫、ステラ?」

 

「うん、一輝が助けてくれたから。」

 

「よかった。」

 

 

な、何だこれは

 

「何ですか?これは。」

ん?声がした所を見ると黒鉄の妹の黒鉄珠雫がいた

 

「お兄様が女とイチャイチャしてる?」

ふっ、黒鉄一輝よ、この後貴様は妹に会い苦労を味わえ!

あ、そう言えばステラと黒鉄の妹が喧嘩して掃除させられるんだったな原作では、ステラにトイレ掃除をさせる訳にはいかない!

 

「おい、そこの君、黒鉄になんかようか?」

 

「貴方は誰ですか?」

 

「俺は黒鉄と同室の比企、じゃなくて、ハチマンだ。」

 

「ふふっ、自分の名前を間違える何ておっちょこちょいですね。私は黒鉄一輝の妹の黒鉄珠雫です。」

 

「あー、それで黒鉄が女と一緒に居て驚いてんだな。」

 

「は、はい‼︎お兄様がどこぞの女と一緒に居てどうしようかと。」

 

「どこぞの女って、その人は俺の姉のステラ・ヴァーミリオンだ。」

 

「あ、ごめんなさい、貴方の姉に対してそんな事を。」

 

「別にいいよ。俺もお前の兄に同じ気持ち抱いてるから。」

 

「まさか貴方、シスコンですか?」

 

「そっちこそブラコンじゃねーか。」

 

「それもそうですね。」

 

認めちゃうのかよ

 

「え、えーと珠雫 、何でここに?」

 

「しかもハチマンも一緒に。」

 

あ、いつの間にかステラと黒鉄が近づいていた

 

黒鉄の妹はステラに自己紹介を済ませ黒鉄一輝に相応しいのは私です!と語っていた

 

「だからごめんなさい、貴方は兄とお付き合いする事はできません。」

 

「な、何であんたにそんな事を言われなきゃならないのよ。」

 

「まあまあ、落ち着いて。」

 

「一輝は黙っといて‼︎」「お兄様は黙っていてください‼︎」

 

「あはは、」うん、少しだけ黒鉄に同情する

 

だけどもうそろそろ止めなきゃこいつら暴走しそうだな

 

「二人とももうそろそろ止めとけ。」

 

「「うるさい‼︎」」

 

「はー、どっちが黒鉄一輝に相応しいか今度決めるから今はここで終われ。」

 

「どちらが相応しいか。」

 

「決める?」

 

「あぁ、黒鉄に相応しいのは強い人だと俺は思う。だから今度お前らは俺と戦え、そして勝ったほうが黒鉄に相応しい。」

 

「何言ってるのよ、ハチマンは今まで一度も私に勝ったことないでしょ」

 

「今まで…わ、だけどな。」

 

「私はそれでいいです。」

 

「わ、私もそれでいいわよ。」

 

 

 



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コンプレックス持ってる奴は 強いぜ

「いいのか、ステラ、珠雫 が先に戦って。」

 

「ええ、ハチマンが負けるはずないもの、私には勝てなくてもハチマンは強いから。」

 

「それもこれからハチマン・ヴァーミリオン対黒鉄珠雫の対決を始めます。」

 

「すみませんが、勝たせてもらいます。」

 

「……、そうか。」

 

「それでは、初め‼︎」

 

「行きます‼︎」

そう言うと黒鉄珠雫は水を俺の周りに近づけ俺の顔に向かって進ませた

 

まあ、俺は両方に負けるつもりなんだがな、

 

「これで終わりです!」そして水が俺の顔を包み込んだ。

 

「っん、ごほっ、がお、っ、」

 

やべ、窒息する そう思い つい、抜け出してしまった

 

「はー、はー、危な、しぬとこだった。」

 

「今のを抜け出しますか、それなら私も殺す気で行きます‼︎」

 

やべ、これガチでいかなきゃ死ぬ

 

はー、しょうがねえ、ステラとコイツ、両方倒すか

 

「デバイス展開、」

システム起動、ダウンロード開始、ダウンロード完了 、インストール完了

 

「来いよ、隠鉄‼︎」

 

「な、それはお兄様の‼︎」

 

 

 

 

「ステラ、あれは僕の固有霊装だよね。」

 

「ええ、ハチマンは見た固有霊装を自らの固有霊装として使えるの。まあ少しだけオリジナルより弱いけどね。」

 

「でも僕の隠鉄よりステラの固有霊装を出した方がいいだろ。」

 

「それは固有霊装の強さにより使う魔力が変わるからよ。多分私の試合用に力を温存しときたいのね。まあハチマンはここ2年少し家を出てたからまだまだ未知数よ。

 

 

「行くぞ‼︎」

 

「まさかお兄様の固有霊装を出すとは、少し驚きましたが勝つのは私です。水牢弾」

 

黒鉄珠雫がアクションをした瞬間水の弾が飛んできた

 

これは、確か当たると動きにくくなるんだったな

 

ハチマンは前世での記憶からその能力を思い出しとっさに隠鉄で斬り伏せた

 

「っ、ならば緋水刀。」

 

刀の長さが日本刀位になり迫ってきた

 

あー、あれはスゲーキレ味だったよな、確か

しょうがねえステラには隠しておきたかったがノウブルアーツを使うか

「アップデート‼︎エンチャント雷これで決める。」

 

 

 

「なに、あれ。」

 

「ステラ、君も知らないのかい。」

 

「ええ、私も解らないわ、何故隠鉄が雷で覆われているのか。」

 

そう、ハチマンの持っている隠鉄は本来持っていないはずの能力を使っていた

 

 

 

「これで決める。」

ハチマンは珠雫に一瞬で近づき一太刀を浴びせ、次の攻撃の用意をしていた

 

「きゃっ、ならば!」

攻撃をくらった珠雫は一瞬にして自らに純水を纏わせた

 

「ほう、確かに純水は雷をとおさん、ならば!初期化、アップデート焔。」

 

「炎ならば水で消せます‼︎」そして水牢弾を放った

 

「甘い!ふっ、」しかし珠雫の放った技をハチマンは真っ向から斬り伏せた

 

「なっ!次わこれです!」珠雫は水を氷に変え氷の槍としてハチマンに降り注いだ

しかしハチマンはその全てを卓越した身体能力で斬り伏せた

 

「っ、お兄様には及びませんがこの身体能力は、」

 

「これで終わりだ。」

 

「な、いつの間に背後に、存在感が殆ど感じれませんでした。」

 

うん、この世界でも俺の存在感が薄いのは変わらないのね

 

何故か悲しい思いをし、ハチマンは勝利を収めた

 

 

 

 



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私の戦闘力は53000です

「さすがハチマンね、期待した通りちゃんと勝ったじゃない。」

 

「まあな、ステラ。そしてお前にも勝つ。」

 

「私か珠雫のどちらがか勝たないとどっちが相応しいか決めれないじゃない‼︎」

 

「そんなにお前黒鉄に相応しくなりたいのかよ。」

やばいな、ステラが黒鉄ルートに入っていっている

 

「な、そ、そんな訳ないじゃない。ただ負けたくないだけよ‼︎それにハチマンは私には勝てないわよ。」

 

「そーかよ。」 確かにステラは強いけどその油断は足をすくわれるぞ

 

「それでは、初め‼︎」

 

「行くわよ、ハチマン。先手必勝、妃龍の息吹‼︎」 試合早々ステラは高温の炎を発する抜刀絶技を使ってきた

 

「はー、ヤバイなこれは。でも、来やがれ、セイバーの眷属、アルトリア・ペンドラゴン‼︎」

 

「セイバーのクラスで参上したアルトリア・ペンドラゴン。マスター、久しぶりです。」

 

「ああ、取り敢えず迫ってきてる炎をどうにかしてくれないか?」

 

「分かりました、マスター。――――束ねるは星の息吹、輝ける命の奔流。受けるが良い!約束された勝利の剣(エクスカリバー)

 

アルトリアが剣を振りかざしたその瞬間迫っていた炎はすべて消え去りステラごと吹き飛ばした

 

「マスター、取り敢えずこの場はあの人を倒したら良いと考えはしたので宝具の威力は押さえておきました。」

 

「あぁ、ありがとうアルトリア。」まじリスペクトだわー、アルトリアさん、やべ、つい前世での知り合いの戸部の口調が出ちまった

 

「い、いえ私はマスターの役に立てれば本望です。」

そう言い残し少し顔を何故か赤らめてたアルトリアは消えた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ちょっとハチマン、さっきのあれは何?」試合が終わると早々にステラはハチマンに質問をぶつけた

 

「あー、あれは俺の眷属のアルトリア・ペンドラゴンだ、まあなんていうか眷獣ってのは吸血鬼が使役する生き物みてーな物だ。俺の場合は半吸血鬼(ハーフヴァンパイア)だから眷獣じゃなく人間に近い英霊、まあ眷属を出せるんだ。まあ代償として人の血を吸わなきゃならんがな。」

 

「え、えーと半吸血鬼(ハーフヴァンパイア)って…何ですか?」

 

「言葉の通り俺は1年前半分だけ吸血鬼になったんだよ。」

 

「って、眷属って人の血を吸わないと使えないんでしょ?誰の血を吸ったのよ。」

 

「あー、黒鉄の妹の血を少しだけな、」

 

「な、何ですってー‼︎」

 

「はい、私の試合の後ハチマンさんに血を少し吸わせてくれって頼まれました。血を吸われましたけど私は吸血鬼にはなってません。」

 

「あぁ、血を吸われても吸血鬼にはならねーよ。」

 

「ま、まあいいわ。」

お、意外に物分りがいいな

 

「えっとハチマンは僕の隠鉄を出したけどあの雷や炎は僕の隠鉄の抜刀絶技じゃないよね?」

 

「あぁ、俺のデバイスは人のデバイスをコピーすることだが抜刀絶技は物質に能力を付属できるんだ。今の所は焔、雷、水、氷、風、土、だけだがな。」

 

2年前、俺のデバイスってエミヤシロウの魔術に似てるな、鍛えるか、それにせっかく異世界ぽい所に来たんだから強くなってやるって思って修行に出たらまさか半吸血鬼(ハーフヴァンパイア)になるなんてなー、しかもストライク ザ ブラットの世界観の吸血鬼に、ははは、乾いた笑みが出てくるぜ

 

 

 



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不幸だー‼︎

「はーい、皆さーん。来週から学内戦がはじまるよー。」

 

「すみません、先生、質問が。」

 

「ゆりちゃんって呼んでくれないと返事してあげないぞ★」

 

うん、この先生はこの部分以外なら優秀なんだがな〜、まあいい質問だ

 

「全部で何試合するんですか?」

 

「1人10試合以上はするかな。3日に1回は試合があると思っていいよ」

そーか、なら黒鉄も一刀修羅つかえるな

 

「じゃあ皆、全力で頑張ろう。えいえいおーぶふおおおー。」

 

先生がすごい量を吐血してるが皆慣れているので殆どリアクションは無い 初めの頃はこの人の前世は海老名さんだったんでは?と考えたほどだ、いや今も疑っている

 

「そういえばさっき珠雫にショッピングに誘われたんだけどステラとハチマンも来る?」

可哀想だな〜、せっかく勇気振り絞って誘ったのに俺たち来てたらな

 

「も、もちろん行くわ。」まあそうだろーな

 

「俺も行く。」そうしなきゃ何があるかわかったもんじゃない

 

 

 

そして今、予想通りステラと黒鉄珠雫が言い争っているが黒鉄は気にしてない様子で妹の友達と自己紹介をしていた

 

「しずくのルームメイトの有栖院凪よ。アリスって呼んで♪」

 

男?と黒鉄珠雫は同じ部屋らしいがまあアリスなら大丈夫だろう

 

「お前ら速く店回るぞ〜。」はー、疲れる

 

 

「ねえ、これ可愛い〜、珠雫に似合う〜。」

 

「そうですか?ハチマンはどう思います?」

 

「え、俺に聞くの?黒鉄に聞けよ。」

 

「お兄様好みの服はもう持ってるんです。」

 

「そうか、なら俺に聞くよな?まあ、な、何ていうかまあ、似合ってない事もないぞ。」我ながらキモい返しだな

 

「そ、そうですか、別に貴方に褒められても嬉しくないですけど。」

 

まあそうだろーな

 

「何よ、いちゃいちゃして。」

 

「ふふっ、貴方は一輝君の事が好きなんでしょう?それに珠雫がハチマンと結ばれた方がいいんじゃない?」

 

「で、でもハチマンは私の物だし。」

 

なんだ?なんで店の端っこでステラ顔真っ赤にしてるんだ?

まあいいか

 

 

 

 

 

 

「これ美味しいー。」ステラは初めてクレープを食べたらしくえらく感動していた

 

「って、ステラねえ、口にクレープがついてるよ。」

 

「え、どこ?」

 

「はー、そこじゃなくて、ってもういいよ、俺が取るから。」

…あ、ヤバイな つい昔の癖でステラの事ステラねえって呼んでしかも口についてたクリームを俺が食っちまった

 

「あ、ありがとう。」

 

よかった、怒ってはなさそうだな、雪ノ下なら今頃死んでたぞ、姉か妹かだって?どっちも変わんねーよ

 

 

 

 

 

「驚いたよ、珠雫が異性に心を開いてるなんて、アリス、ハチマンこれからも珠雫と仲良くしてくれ。」

 

「もちろんよ。」

 

「ああ。じゃあ俺は先戻っとくな。」

 

 

 

 

そして、どうしてこんな事になった、

俺が黒鉄とアリスと離れてステラと珠雫の元に戻ると突然ショッピングモールが占拠されました。どこの某とある主人公ですか?

 

 

 

 

 

 

 



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だが断る

テッテレー、前回のあらすじ

 

皆と仲良くショッピングモールへ買い物に行くと…なんと‼︎

ショッピングモールが何者かに占拠されました〜(((o(*゚▽゚*)o)))

 

 

うん、何これ?

 

「私に考えがあります。」

珠雫はこの状況でも冷静に考えれるようだな、でもさ、ステラだけに教えるんじゃなくて俺にも教えて欲しかったかな、まあいいけど

 

って、さっきから何これ?って思ってたけどもう一度、何これ?何故に占拠した犯人グループのおっさんの頭にアイスが乗ってるんだ?

 

「っ、…、行儀の悪いガキには、お仕置きしないとなあぁぁあ。」

 

っ、アイスぐらいで銃を連射すんなよ、

 

「させないわ!」

さすが姉ちゃん、子供へ向かった銃弾と子供の間に割り込んだ

 

「私のエンプレスドレスに銃弾は効かないわ、親玉と合わせなさい。」

 

銃をおろせ!!っ、来たか

 

「これはこれは、ヴァーミリオン皇国第二皇女のステラ様!おい、お前、人質には手を出すなって言ったよなぁ!」

 

「でも…あのガキが俺にアイスを…。」

お前アイスで起こしすぎだろう、スモーカー中将なんかアイスぶつけられたら、悪ぃな、俺のズボンがアイス食っちまった、って言ってアイス5段買ってあげるんだぞ!

 

「…躾のなってねぇガキってのは、つまるところ親の責任だよなぁ、罪には罰を。

 

罰には許しを。

 

それが俺のモットーでしてねぇ。」

あいつ、子供の親を!

ステラも我慢ならなかったのだろう、炎の剣を構えあのクソヤローに振りかざした、まぁあいつの攻撃なら倒せるだろう、

 

っな、ステラが攻撃をくらった?

 

「これが俺のデバイス、ジャッジメントリングでさぁ。その特性は罪と罰…。

 

左は俺に対するあらゆる危害を罪として吸収し、

 

右はその力を罰として相手に放出する。くくっ、」

ちっ、分かりにくい言い方しやがって、つまりカウンター技か

 

「こいつらの命を救う提案を致しましょう!

 

あいつの代わりに、皇女様が謝るんですよ…

 

全裸で土下座してね!!!」

 

 

 

 

「あのやろ、」

 

「まって一輝君、今動いたら。」

 

 

 

 

「私が、脱いだら…」

 

「そうですよ、ひひっ、だから早く脱いで謝ってくださいよ〜、ヴァーミリアン皇国の第2皇女様よ〜〜‼︎「だが断る‼︎」っ、は?誰ですかあなた?このままじゃあ、あのこの母親が死ぬんですよ?」

 

「死なねえよ、俺が全員助ける!、ゴメン、珠雫。血を吸わせろ!」

 

「え、ちょっとまって、…ん、…、はぁはぁ、急に何ですか、」

 

「悪いけどまずは目先の障害を壊す。来いよ、セイバーの眷属、アルトリア・ペンドラゴン!」

 

「召喚に馳せ参じた。」

 

「よし、セイバー、敵を殲滅してくれ!」

 

「分かりました、マスター!」

 

セイバーが行動を起こして数分で敵をなぎ倒し残るは親玉のみとなった

 

「残念だが、この俺にはそいつの超パワーなんて無駄だよ!」

 

「セイバー、宝具の使用を許諾する。」

 

「了解しました。…束ねるは星の息吹、輝ける命の奔流。受けるが良い!約束された勝利の剣(エクスカリバー)!」

 

「ははっ、無駄だよ!俺の手に攻撃は無意味!」

 

そして手を差し出して宝具をまともに受けるがそんな事はバカのする事、いかなるデバイスであろうとも英雄の宝具を受けきる事など不可能‼︎

 

「ぐっ、力が強すぎて能力が発動しない!だと、この俺が負ける?意味わかんねーよ〜〜、っぐわぉぁはゎ〜〜」

 

 

 

 

 

 

 

 




・・・リアルが辛い


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