ポケットモンスターspecial~心をかよわせる者 (渚砂)
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カントー編
第1話 『それは突然のこと』


にじファンで書けなくなってから久しぶりに書きました。
できれば感想などくれるとうれしいです。
少しうたれ弱いですが・・・


なにか心地よい場所にいるような気がする。

そうまるで自然の中にいるような

涼しい風に揺られて意識が浮上する。

なぜか気がつくと俺は森の中にいた。

少し頭痛がする中どうにか

頑張って記憶を呼び起こそうとすると、昨日ポケモンをやって、そのあとからおもいだせない。

とりあえず現状を確認しようと周りを見渡すが木以外見つからない

空を見渡すとなにか鳥のようなものが飛んでいた。

 

「あれは!? 」

そこにはポッポやピジョンが飛んでいた。

 

「まさか!?ここはポケモンの世界!?」

そう、俺は気がつくとポケモンの世界に転生していた。神様にあったわけでもなく、

1度死んでしまったわけでもないのに。

 

 

その後、俺はとりあえず落ち着きちょうどカバンをもっていたので中身を確認することにした。

そこには6つのモンスターボールとその他の道具などなどが入っていた。

とりあえずボールの中身を確認するとある6ぴきのポケモンが入っていた。

そうそこには前に自分がゲームで使っていたパーティの

ピカチュウ、ラプラス、ピジョット、ウィンディー ゲンガー?

がいた

 

 

『やあ! レイ』

 

「誰?」

 

『いきなり、話かけると驚かれると思いますけどレオン』

 

『そう、言われても話たかったんだよララ』

 

「レオンにララ?」

 

「ということは、お前らは、ピジョ、ウィンにシャドウか?」

 

 

『おう』

 

『そうだぜ』

 

『ようシシシ!』

 

まさか、前世でつかっていたポケモンか?そういえばゲームでは手持ちがこの状態だったような

それにポケモンと話せる日がくるとはな、まあ便利だしいいか。

 

 

「しかし、まさかお前たちと話ができる日がくるとは思いもしなかったぜ」

 

『僕たちもそうだよ』

 

「ん? なんだこれ?」

 

バックの中にはまだ何かが入っていた。

 

「はね? でもこれどこかで見たような・・・」

 

そう、バックの中には虹色のはねが入っていた

 

「まあ、いいや、それより」

 

こいつらと話したいこととか色々あるが

 

「いったん町まで行こうぜじゃないとこのままだと野宿になってしまう」

 

そう今は夕方らしい

 

「とりあえず、あの見えてる町までいこうぜ、みんな!」

 

『『『『『わかった(ぜ)』』』』』

 

そういい、俺たちは町まで歩いていった。

 

途中やけにポケモンたちがはしゃいでいたが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく、すると町の近くについた、その頃はもう夜だった。

「よし、ようやくついたか・・・思っていたよりかかったな・・・」

 

『そうだね、疲れたよ!』

 

そう、レオンに言われた。まあ、確かに少しはしゃぎながら来たからな。

おっと、このまま町に入ると何か言われそうだしみんなはとりあえずボールに戻しておくか

 

「ごくろうさま、とりあえずみんなボールに戻ってくれ!」

 

そういい、みんなをボールに戻した。

 

少し歩くと町が見えてきた。

「なるほど、ここはトキワシティーか、ということは俺がいたのはトキワの森だな」

 

現状を確認した俺はとりあえずポケモンセンターに向かい休むことにした。

あいつらとも話したいこともあるしな。と思い歩き始めた。

 

「ようこそ、ポケモンセンターへ」

 

そこにつくとゲームやアニメと同じくジョーイさんとラッキがいた。

 

「とまりたいんですけど部屋空いてます?」

 

「はい!1部屋だけ空いておりますよ」

 

よかった、なんとか野宿せずに住んだか

 

「では、そこでいいです」

 

「わかりました、では202号室になります」

 

そう言われジョーイさんから部屋の鍵をもらいそこへ向かった。

 

 

 

ところ変わってポケモンセンターの中の202号室

案外広いしみんな出せるかな?

 

「よし、みんな出てこい」

といい、すべてのポケモンを目の前に出す。

 

「さて、お前らとりあえずこれからどうする?」

 

『それは、レイが考えることじゃない?』

そうレオンに言われた、しかし俺のしたいことをおしつけるのもな……。

 

「でもさ、なにかしたいこととかないのか? 」

 

『そういわれても、僕たちはレイと一緒ならどこでもいくよ。』

 

『そうです。』

 

『そうだぜ』

 

『そうだなシシシ』

 

「そうか、ありがとうなお前ら」

 

突然、こんなことになって少し不安になっていたみたいだ。

まあ、こいつらがいればなんとかなるだろ。

 

「とりあえず、明日オーキド博士のところにでもいってみるか1度会ってみたかったし」

 

『決まった? じゃあ遊ぼうレイ』

 

とレオンに言われる。せっかくだし親睦を深めるのも悪くないか

 

「じゃあ、遊ぶか! 」

 

『うん』『ええ』『おう』『ああ』『おうよ』

 

その後、しばらく俺のポケモンたちと遊んで過ごした。

 

 

 

 

次の日、俺はオーキド博士のところにいくためにポケモンセンターをあとにした。

 

 

空を飛んで行っても良かったがせっかくだし歩いていくことにした。

だが一人ではさみしいのでピカチュウのレオンをだして歩くことにした。

出した途端肩に乗られるとは思わなかったけど

本人曰く『一度乗ってみたかったんだ』らしい

これじゃまるで某マサラタウンの少年のようだ。

まあいいか本人も嬉しそうだし。

 

「しかし、昨日も思ったけどまさかポケモンの世界にくるとはな……」

 

『なにレイもとの世界に帰りたいの? 』

 

「いや全然! せっかくこんな楽しいのに帰りたいと思わないよ」

そう、元の世界なんてつまらなく、夢もなく、流されるまま生きているだけだったし。

 

『ふーん、まあいいやそれよりいこうよ』

 

「すこしは自分であるけよな」

 

『いいじゃん別に』

 

これでも結構重かったりする、まあいいか今日ぐらい

 

 

 

しばらく、レオンと話をしていると

 

「うわぁっぁぁぁぁぁ! 」

 

突然、悲鳴が聞こえてきた。なんかめんどくさいが

さすがに見捨てるのも悪いのでそこに向かおうとした。

 

「いくぞ、レオン」

 

『わかった』

 

そういい、悲鳴が聞こえた方に行くと

そこには……

 

十匹以上のスピアーに襲われている人がいた。

 

「おいおいおい何か、すごく怒っているように見えるんですが」

 

『明らかに怒っているよね』

 

「なにしたら、ああまで怒らせれるんだ? 」

 

『そんなのんきなこと言ってていいの? 』

 

「まあ、これくらいお前ならよゆうだろ」

 

まあ、この程度ならなんとかなるだろう。

まさか、この世界に来て初めてのバトルがこんな風になるとはな……。

そんな、のんきに構えていたのが気に障ったのかは知らないが

一斉にこっちに向かってきた。

相手の実力もわからないとは哀れだな。

 

「よしレオンこれが俺の初バトルだ、いけ”10万ボルト”」

 

『わかった』

 

そういいレオンに10万ボルトをうつよう指示する

それは10匹全部に当たるよう放たれた

 

そうして、レオンの”10万ボルト”にやられたスピアーたちは

かなわないとわかったのか森の奥へと逃げっていった。

 

「まあ、こんなもんだろ ありがとレオン」

 

『気にしないで』

 

そうレオンにお礼を言う。

 

「大丈夫ですか? オーキド博士? 」

 

「ああ、そまないのう助かったわい! 」

 

「気にしないでください」

 

「しかしやるのうお主のピカチュウ、そういえば、お主は誰じゃ? 」

 

「ああ、そういえば自己紹介がまだでしたね俺はレイ一応ポケモントレーナです

 そしてこっちが相棒のレオンです よろしく」

 

『よろしく』

 

「ピカチュウをつれているとはまさにレッドみたいなやつじゃのう、

それでここにはなにしにきたのじゃ? 」

 

うん?レッド? ということはこの世界はアニメじゃなくて

ポケモンspecialの世界ということか。あまり内容は知らないんだよな

まあいいかどうでも

 

 

「ええ、せっかくマサラタウンに寄ったということなので

あの世界的にポケモンの研究の権威であるオーキド博士にご挨拶でもと

思いまして」

 

「そうじゃったか まあついておいで研究所まで案内しよう」

 

「ありがとうございます」

 

「しかし、お主、今さっきそのピカチュウと話をしていなかったか? 」

 

「ああ、そのことですか俺は一応ポケモンの言葉がわかるので・・・」

 

「なんと! それは驚きじゃな、まあいいだろ、とりあえずついておいで」

 

こうして、俺はオーキド博士の研究所に連れていってもらえることになった。

 

 

 

 

ところ変わって研究所のなか

 

「お茶でいいかのう? 」

 

「お構いなく」

 

そういうが、お茶をだしてくれたので

飲まないのも悪いと思い頂いた。

 

「して、なにしにわざわざこんな田舎のところまできたんじゃ? 来てもなにもないと

 思うんじゃが」

 

「それは、前回のリーグ優勝者であるレッドに会えないかと思いまして」

 

「そうか、じゃが悪いのレッドは今ここにはいないいんじゃよ

 前に果し状とやらがきてのう、それに行ってしまったんじゃよ」

 

なるほど果し状かリーグ優勝者ともなるとそんなこともあるのか

 

「そろそろ、帰ってきてもいいころなんじゃけど」

 

「そうですか だったらしばらくここに居させてくれませんか? 」

 

「まあ、研究の手伝いをしてくれるならしばらくおいてやってもいい」

 

「それでいいです」

 

「わかった、しばらくここにいるといい」

 

「ありがとうございます」

 

よし、ここにいればあのレッドに会えるだろ一度バトル

してみたかったんだよな。

 

こうして俺はしばらくオーキド博士の研究所で厄介になることになった。

 

まさかレッドの身にあんなことがおきているとはこのとき俺は思いもしなかった。

 

 

 

 

 




というわけで
第1話でした。
なんかすごく雑な気がしたがまあいいや
これからも読んでくれると嬉しいです。
感想もお待ちしています。


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第2話 「ピカとなぞの麦わら少年?」

というわけで2話目更新です。
では、どうぞ


レイがオーキド博士ところにきて1週間がたった。

 

「レオン!“10万ボルト”ララ!“ハイドロポンプ”、ウィン!“かえんぐるま”」

 

それぞれの攻撃が組み立てられた丸太を破壊する

「よしいいぞ! 」

 

 

マサラタウン、前回ポケモンリーグ優勝者のレッドの出身地でもあるこの場所

でレイは特訓をしていた。

1週間前にここに来た俺はレッドに会おうとしいなかったが

しばらくすれば帰ってくると言われたので研究の手伝いをすることを条件に

しばらくここに置いてもらうことにした。

しかしただ待つのでは暇なのでこうして手伝いの合間を使ってマサラタウン近くの草むらで

ポケモンたちと訓練をしていた。

おかげでこいつらとのコンビネーションはかなり良くなったと思う。

 

 

「よし、最後だレオン!ララに向けて“10万ボルト”ララは“れいとうビーム”で向い打て」

『わかった』『わかりました』

 

そういい二人の技がぶつかる、威力ではほぼ互角の戦いが続く。

しかし突然爆発がおこり両方の技がお互い別の方向にとんでいった。

その先にはドードにのった麦わら帽子の人がいた。

 

「そこの人あぶない! 」

 

「え? わあぁぁぁぁぁあ! 」

 

「やばい! ウィン“こうそくいどう”から“かえんほうしゃ”だ! 」

 

『任せろ!』

 

そういいウィンを走らせる“こうそくいどう”のおかげかなんとか追いつき

ぎりぎりのところでなんとか“かえんほうしゃ”をあて軌道をそらしあたるのを回避できた。

 

「おーい、大丈夫か少年! 」

 

「ええ、なんとか」

 

見たところ大丈夫そうだ。

 

「悪かったな、突然のことで驚いただろ」

 

「ええ、まあ驚きましたが助けてくれたので大丈夫です」

 

「ドードーもごめんな」

 

そういい、ドードーを優しくなでると嬉しそうにしていた。

 

「それはそうとなにしていたんですか? それにポケモンと話ていませんでした?」

 

撫でていると少年が質問してきた

 

「ああ、なまっちゃいけないからポケモンたちと訓練していたんだ、

 それと俺はポケモンの言葉がわかるんだ」

 

「そうだたんだ!ポケモンの言葉がわかるんだ・・・って本当にわかるんですか? 」

 

「え?ああまあな」

 

「それはすごい! 」

 

「ところでどこかに行こうとしてたんじゃないか? 」

 

「そうだった! ちょっと教えて欲しいことがあるんだ 」

 

「なんだ? 」

 

「マサラタウンはどっちにいったらいいかな? 」

 

「なんだマサラタウンに行きたかったのか、だったらこの道をまっすぐいけばいいよ」

 

「そうですか、ありがとうございます」

 

そういい、ドードーに乗り走っていった。

マサラタウンまでなら送っていってあげたのに、

 

「それに あの子、マサラタウンになんの用があるのだろ? 

まあいいか、よしララ、レオン、ウィンお疲れ」

 

『『『おつかれ(です)』』』

 

「あとは休んでてくれララ、ウィン」

 

そういい2匹をボールに戻す。

 

「よし、帰るかレオン」

 

『うん』

 

「ピジョ出てこい! マサラタウンまで乗せっていってくれ」

 

『おう』

 

そう言い、俺もマサラタウンにピジョに乗って帰る。

 

 

 

 

 

しばらくすると研究所が見えてきたのでピジョから降りる。

 

「ただいま、オーキド博士! 」

 

「それじゃな! おお、レイおかえり」

 

「ああ! ただいま」

 

中に入ると博士は誰かと電話していたようだ。

 

「誰かと電話していたのか? 」

 

「ああ、カスミとじゃよ、レッドはどうしているかとな」

 

「そうなんだ、それにしてもレッド帰ってくるの遅くないか? 」

 

「まあのう、どこかで寄り道でもしてるんじゃないか? 」

 

そう博士と話していると扉をたたく音がした。

「お。噂をすれば……」

 

そういい、博士は扉のとこにはいかず戸棚をあさりだした。

「? 何してるんだ? オーキド博士? 」

 

「ん? ちょっとゴム手袋を……」

 

ん? ゴム手袋? 何に使うんだ?

 

「ドアノブに大量の静電気が流れとる。さてはレッドのピカじゃな」

 

なるほど、静電気がたまっているからゴム手袋か。

 

そうしている間に博士は扉を開けようとしていた。

 

「そうら、今、開けるからの! 」

博士が扉を開けるとぼろぼろのピカチュウがいた。

 

「大丈夫かピカチュウ! 」

 

「どうしたんじゃその傷は!? 」

 

「レッドはどうした!! 」

 

そう博士はいい、ピカチュウは答えようとすると

力なく倒れた。

 

「ピカ ー! 」

 

そうかこいつがレッドのピカか、そんなこ考えている場合じゃない。

「オーキド博士それより早く治療しないと! 」

 

「おお、そうじゃった!」

 

そういいピカを休ませる。どうしたらあんな傷だらけになるんだ?

 

「志…覇…。……」

 

ん?

 

「オーキド博士、ピカがここにいるということはレッドの身になにか? 」

 

「レイよおそらくレッドはこの挑戦状を送ってきたシバというトレーナに敗れたのじゃ。」

 

「そんな、あのレッドが!」

 

「じゃが、レッドが行方不明となりピカだけが戻ってきたというこの状況…。

そうとしか考えられん!」

 

「わしはジムリーダたちに連絡をいれるからレイお前はピカを見ていてくれ」

 

「わかった」

 

そういい、博士は連絡をしようとするとまた誰かがここにやってきた。

 

「こんにちは」

 

「……?なんじゃおまえは!?」

 

ん?あいつはさっきあった麦わら帽子の少年?

 

「今はたてこんでいるんじゃ悪いが帰って……」

 

博士がそういっていたが少年は気にしたような素振りも見せずに

なにかを探しているように見えた。

 

「! あ~っ! いたぁ~ここにいたぁー! 」

 

ん?そういいこっちに向かってくる。そしてピカのボールに近づいた。

 

「町の入口できいたとおりだ! よかったあ、やっぱりマサラタウンに戻ってきたんだね! 」

 

そういいピカをボールからだし抱きしめた。

ん?なんかピカの傷が治っていっているような?

 

「お…おおお、オイ! おまえは誰じゃ!…やっぱりマサラにって…どういうことじゃ!? 」

 

博士そんなにいっきに質問するとその子困ると思うんだけど……。

 

「そんなに一度にきかないでよ」

 

ほらやっぱり!

 

「ねぇ!」

 

『ピカ!』

 

やっぱり!ピカの傷が治ってる。これはこの子の力なのか?

 

「さあ! 行こう! 」

 

そういいピカを連れて出ていこうとした。

そのあとを博士は追いかけってった。やべ置いてかれた。

 

「おい!なんのつもりじゃおまえは!いきなりやってきていきなり出ていって事情を説明せんか!

 事情を!! 」

 

まあ、そりゃそうだろわけもなくあらわれて訳も言わず出ていったんだからな。

「君はレッドの知り合いか?」

 

「ハイ」

 

「レッドが行方不明と知ってきたのか?」

 

「ハイ」

 

「レッドは今どこにいるんじゃ!?」

 

「わかりません」

 

といろいろ質問していくがなぜここに来たのかとかあと名前すらもわからなかった。

さすがに話にならんと思ったのか博士は怒りだした。

 

「話にならん!一体どういうつもりで……」

 

「博士。ボクは、この子を連れてこれから行方不明になったレッドさんを探しにいきます!

 そのためにここにきたんです。」

 

なるほど!しかし

 

「バカな!まだレッドに何があったのかわからないのに……!」

 

そう、まだなにがあったかわからないのに助けるとは無謀すぎると思う。

 

「もし、レッドさんが何者かに捕われているというのなら……」

 

「捕らわれているというなら!?」

 

「このボクが助ける! 」

 

ふん!まあ気合だけはあるみたいだな。

でも大丈夫なのかこいつ一人で。

 

「ポケモンリーグで優勝して2年間修行したレッドですら倒されたんじゃぞ

いきなり来たお前になにが出来るんじゃ!?」

 

そういい博士はオニスズメをだした

 

「“みだれづき”レッドを探しに行くというならそうとう実力がいるぞ! 

その覚悟があるならこのバトルを終わらしてみろ」

 

なるほど、これでその子を試す気だな博士は。

 

「わかりました。このバトル、すぐに終わらせてみます」

 

そういい少年はあのとき見たドードーをだした。

 

「ドドすけ! “ふきとばし”! 」

 

「”オームがえし”」

 

「さらに”ふきとばし“」

 

“ふきとばし” VS “オウムがえし”かしかし何か変だこいつ倒す気がないみたいだなどうするんだ?

「そのままじゃどうしようもできないじゃろ、

どこで噂をきいたかしらんがそんな実力じゃああらめるんじゃな!」

 

「……。ドドすけ! 」

 

ん?突然ドードーをぐるぐる回らせ始めた。

 

なるほどそういうことか。

 

そうして回転していると目がまわったのかオニスズメとドードーは目をまわし始めたやっぱり、

 

まあたしかにバトルは終わらしたな。

 

「ハイ!約束通りバトルを終わらせました! 」

 

「オーキド博士、確かにバトルを終わらせたみたいですよ」

 

「あれ、あなたはさっき道を教えてくれた」

 

「おいおい気づいてなかったのかよ! 」

 

「まさか傷をおわさないで終わらせるとは、キミいっしょに来なさい」

 

そういい、博士はレッドの家に連れていきレッドの図鑑をとってきた

「さっき…キミはそのピカチュウのことを「ピカ」と呼んだね。

わしたちは一度もその名で読んどらんのにキミは知っておった。」

 

「…ハイ」

 

「キミは失礼な少年じゃ、いきなり訪ねてきて名乗りもせず何か事情を知ってる様子なのに話もせん……」

 

「ハイ」

 

「じゃが…レッドの知り合いということがウソではないことはわかった

なによりこのピカが主人でもない人間になついている。君のことを信じよう。

レッドはあれでしぶとい、まさか死んでいることはないじゃろう

この図鑑をピカと一緒に届けてくれ」

 

「ハイ! 」

 

「それと、レイ! 」

 

「はい? 」

 

「この子と一緒に行ってやってくれんか? 」

 

なるほど、俺をこの子の護衛がわりにするということかまあいいか。

 

「いいですよ。という訳でこれからよろしくな少年! 」

 

「ハイ! レイさん」

 

「俺のことは呼び捨てでいいそれに敬語じゃなくてもいいそんなに年も変わらなそうだしな」

 

「わかった、レイ」

 

「うむ、あとレイこれをもっていくがよい」

 

そういい博士はポケモン図鑑を俺に渡す。

 

「これってオーキド博士が最近作ってた…いいんですか? 」

 

「よい、どうせ余ってた部品でつくったものじゃしもともとお主に渡すつもりじゃったんゃ」

 

「ありがとうございます」

 

「さあ、行くか少年そしてピカ! 」

 

「ハイ! 」

 

こうして俺たちのレッドを探す旅は始まった。

 

 

 




どうでしたでしょ?
ぐちゃぐちゃのような気がするが
それでも読んでくれてありがとう
また次もよろしくお願いします。
できれば感想もお願いします


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第3話 「氷をつかさどる四天王カンナ登場!」

第3話投稿しました。



トキワの森近くの川、そこにレイと麦わら帽子の少年はいた。

麦わら帽子の少年はモンスターボールを糸の先につけて眠そうに釣りをしていた。

俺はというと俺の目の前で遊んでいるピカとレオンの様子を見ていた。

どうやら少し二人で散歩に行くようだ。

 

「ピカ、おさんぽ?あまり遠くにいかないようにね! 」

 

「レオンもあまりとおくにいくなよ」

 

『わかった』

 

しかし、この二人本当にレッドをさがす気あるのか?

ん?見れば少年の釣り糸が引いていた。

 

「少年糸がひいてるぞ!」

 

「わかっている!そおれ!」

 

釣竿を引き上げるとそこにはアズマオウがいた。

「よおーし! 」

 

そういい釣竿についたモンスターボールをぶつけた。

いや!そんなんじゃつかまるわけないよな

そのとおりにアズマオウはボールから出て川に帰っていった。

 

「少年よ、バトルして捕まえないと」

 

「たはは!やっぱりバトルしないでムリか! 」

 

「そりゃそうだぜ!というか少年?」

 

「なんですかレイ? 」

 

「いい加減少年の名前教えてくれないか? 」

 

「さすがにそれは無理です! 」

 

「そうか、まあ教えてくれる気になったら教えてくれ! 」

 

そう、俺はまだこの少年の名前をしらないのだ。

ついこの前に急にオーキド博士のところにやってきて、

名前やなぜレッドのことを知っているのかもわからない

謎の少年、まあ時がくれば教えてくれるだろ。

そう考えているとピカとレオンが慌てた様子で帰ってきた。

 

「おかえりピカ! おさんぽどうだった 」

 

「おうおかえりレオンどうしたそんなに慌てて? 」

 

『むこうで人がおぼれているんだ! 』

 

「なんだって! おい少年助けに行くぞ! 」

 

「ハイ! レイ」

 

そしてレオンとピカの案内の中その溺れている人のところに向かう。

「おーい、しっかりしろ! 」

 

「今、助けますからね! 」

 

といい少年はロープを投げ飛ばす。

 

「ゴ…ゴホ、ハァ…ハァ、た…たすか…」

 

二人でロープを引っ張る。

 

「大丈夫ですか…? 」

 

「ん?」

 

後ろの方で川の水が渦が起こっているように見えたそして

そこから野生のシードラが出てきた。

どうやら機嫌が悪いようだ

 

「あぶない伏せて! 」

 

そう少年がいうとシードラが“みずてっぽう”で攻撃してきた。

これはまずいな。

 

「ここはまかせろ少年!でてこいピジョ! 」

 

『おう!』

 

「よし!ピジョ!レオンを連れてシードラところまでいけ

そしてレオン“でんじは”だ」

 

『まかせろ』

 

『わかった』

 

そう指示するするとシードラはどうやらマヒしたようだ!

 

「いまだ、そいつを早く引き上げろ少年! 」

 

「わかった」

 

するとシードラはまだ余計に怒ったようでさらに攻撃しようとした。

 

「させるか、レオン今度は“10万ボルト”」

 

そういい、レオンの10万ボルトが命中するどうやら今度はかなりきいたようで

そのまま、シードラは沖へと飛んできた。

 

「ごめんな!手荒な真似して」

 

そういい、俺はシードラを治療する。そうして水の中に返してやった。

 

「ありがとうよ! おかげで…助かったで! 」

 

「気にしないでお兄さん! 」

 

「そうだぜ気にするなよ困ったときはお互い様だしな! 

それでお前はだれなんだ?俺はレンって言うんだ! 」

 

「わいか?わいはマサキて言うねんよろしくレイ! そしてそっちの少年は?」

 

マサキが麦わら帽子の少年の名前を聞こうとすると少年は寝ていた。

 

「ねておる! 」

「ああ、いつものことだ気にするなそれに俺もこの少年の名前は知らないしな」

 

「そうなんか?そういえばそのピカチュウ……」

 

「ああ、こいつらはレオンとピカって言うんだまあよろしくしてやってくれ」

 

「ピカ? 確かレッドのピカチュウもピカだったような?」

 

「おう! 知っているのかレッドのこと確かにこのピカチュウはレッドのだぜ! 」

 

「やっぱり ピカわしやでマサキや覚えとるか!? 」

 

とピカを知っているようで話しかけたがピカの電気技をくらった。

やっぱりか!

 

「大丈夫かそいつあまり他の人にはなつかないからな!」

 

そういい、俺はピカを抱き上げる。そしてピカを撫でると嬉しそうに

撫でられていたなんで俺は大丈夫なのかって?

なぜか知らんがなつかれた理由はわからんけどまあいいか!

しばらくピカをなでていると

 

「そのピカチュウ…渡してくださらない!? 」

 

「「誰だ(や)!? 」」

 

「ジュゴン“オーロラビーム”」

 

「さっ…寒うっ!? 」

 

「おい少年起きろ敵襲だ! 」

 

「え!? なに寒い! 」

 

「どうしてこのピカを狙うんだ!」

 

「ふふっ レッドとシバの戦いをご存知かしら?」

 

「シバ? もしかしてあの挑戦状を送ってきた」

「そう、そこでシバがレッドを倒したのはいいが

そこのピカチュウだけは戦いから逃げ延びた四天王の戦いに一点の汚点もゆるされないわ。

だからここで捕まえるこの四天王の一人氷使いのカンナがね」

 

このままじゃまずい一回体制を立て直さないと。

 

「二人とも一旦逃げるぞ、いけレオン“10万ボルト”!」

 

「ちょ、レイ!?」

 

「レイ!」

 

そう指示し“10万ボルト”で敵の動きを止めて逃げる  

当然の逃亡宣言に麦わら少年とマサキは目を丸くするがなんとか逃げようとした。

 

「あら、どこへ逃げようとしているのかしら? 」

 

「っチ!」

 

その声が聞こえたとたん激しい寒風がオレたちを襲った

おそらく“ふぶき”だそれがピカとレオンに直撃して2匹の体力を奪う。

 

「戻れレオン」

 

 

そういいレオンを戻し俺はピカを抱きかかえ逃げ出そうとする。

「そうわさせないは! 」

 

そういい追ってきた。なるほどさっきまでの攻撃はこの氷の道を作るものだったか!?

「レン!ドドすけ!」

 

少年が俺の名をさけび、ドードーを繰り出した。

「それでどうするつもりだ! 」

 

「こうします! 」

 

ドードは嘴で氷をどんどん削ってある程度の大きさになった氷をカンナに向けて放り投げた。

「ッチ!ジュゴン! 」

 

そうその投げ飛ばした氷が砕けてカンナの視界を一瞬奪った

そのすきにオレたちはどうくつへ逃げ出した。

 

 

「全く、今日はなんちゅう日や!?」

 

先ほどまでいた川からそう遠くない洞窟の中へ俺たち避難していた。

なかではマサキと少年が肩で息をしていた。

 

「今のは!? …キミたちはいったい!? 」

 

「まだ説明していませんでしたけど、ボク達はレッドさんを探す役目を

オーキド博士から言い付かってきたんです」

 

そういいピカを抱きしめた。まただ!またピカの傷が治っていく。

 

しかしこれからどうするかまずはあいつをどうにかしないとな

 

そう考えているとその様子に心配したのか少年は

 

 

「どうしました?まさかさっきの時どこか怪我した?」

 

「……いやそれは大丈夫だ! 」

 

きちんと返事をして、見た所怪我も無かった様なので麦わら帽子の少年は一先ず安堵する。

 

「それと・・・悪かったなさっきは守ってやれなくてなにしろ突然だったものでな」

 

「え?・・・気にしないでいいよ! 」

 

そう答えた少年に、フッと笑みをうかべるレイ

 

「……な、なぁそんな事より…なんか聞こえへんか?」

 

「ん? 」

 

マサキの言葉に麦わら帽子の少年も周囲を警戒する。

確かになにか貫くような音が!

 

「あぶない! 少年! 」

 

そういい少年を突き飛ばす。

さきほどまで少年がいたところには大きな針が降ってくる。

このままじゃまずいと俺たちは逃げ出そうとするが

 

「で、出口っ!……ふ、ふせがれた…!?」

 

恐らくカンナの手によって攻撃が加えられたのだろう

たくさんの氷の塊によって洞窟は完全に封鎖されてしまった。

さらに、カンナの氷ポケモンの影響かどんどん洞窟が寒くなってきやがる。

 

「寒っ、な、なぁいつまでもこんな所おれへんやろ、

さっきのドードーのパワーであの入り口の氷を突き破る事は出けへんやろうか?」

 

「出来るでしょうね、でも恐らく……出た途端さっきのミサイルで狙い撃ちされます」

 

「っな、じゃ、じゃあどうすればいいんやぁ~!?」

 

このまま洞窟にいれば冷気で体がダメになるか、

カンナのポケモンによってこの洞窟に生き埋めにされるかもしれな、

しかし氷の塊をくだいて外にでればおそらく“ミサイル針”の餌食にされる。

まずいなこれじゃあ完全に八方塞がりだ!しかたなここは!いちかばちか

 

「…お、おいレイ、お前も対策を考え……」

 

「大丈夫だここは俺がなんとかする」

 

「なんやて!? 」

 

「え!? 」

 

そう言った俺に対し麦わら帽子の少年とマサキは驚いた様子を見せるが

そんな2人を気にせず、俺は一体のポケモンをだす。

 

「出てこいウィン! 」

 

そう俺が出したのは俺のなかで唯一氷を溶かせられる。

炎タイプのウィンディーをだした。こいつの火力ならこんな氷一気に溶かせられる。

 

「……よし、二人とも下がって」

 

「な、何するんですか? 」

 

「…この氷を壊す」

 

「っな!?わい等の話聞いてたのかレイ!?今入り口から出ればミサイルの餌食やで!?」

 

「…聞いてたよ、俺がお取りになるその間にお前らは逃げろ! 」

 

「そんなのダメだよレイ! 」

 

「ここで全員やられるよりマシだろ! それに俺は簡単には負けねえよ! 」

 

「無茶だよ! 」

 

「じゃあ、助けるかわりに少年あんたの名前教えてくれ、いつまでも少年と呼ぶのは嫌なんでね」

 

「それは……」

 

「俺が守ろうとしている奴の名前くらいは知りたいんだ! 」

 

「ふぇ!! 」

 

そう言うと、少年は驚いたように見えた、若干顔が赤いように見えるが大丈夫か?

 

「な? いいだろ、教えてくれお前の名前を! 」

 

「わかった、ぼ、ボクはイエロー、イエロー・デ・トキワグローブです」

 

「フッ! イエローかいい名だ! じゃあやるぞイエロー俺が合図したら一気に逃げろ」

 

「ウィン!“かえんほうしゃ”」

 

『任せろ!』

 

そういい俺は、ウィンに攻撃を指示する、ウィンも指示通り実行する。

ウィンの“かえんほうしゃ”は見事氷の塊にあたり、

あっという間に溶かしつくした。

そしてそれにより激しい蒸気を作り出す。

 

「そんな蒸気意味ないで! 」

 

そうマサキの言うとおり蒸気など無意味入口はたった一つなんだから

でもそんなのはただの副産物にしかすぎない。

 

「いいな、お前ら俺がスキを作るその間にピカを連れて逃げろ! 」

 

そういい、おれは蒸気の中を走っていく。その間に俺はレオンをボールからだしておく

 

「入り口の氷を壊してきたのね、でも残念、

姿が見えたその時この"れいとうビーム"と"とげキャノン"の合わせ技で葬ってあげるわ」

 

「させるか!ウィン“かえんほうしゃ”で“れいとうビーム”を

ピカは“アイアンテール”で“とげキャノン”を撃ち落とせ! 」

 

そういい、攻撃が当たり“れいとうビーム”と“とげキャノン”を食い止める。

 

「今のうちだ! ピカを連れて逃げろ! 」

 

そういい、ドードに乗った少年とマサキが出てきて逃げようとする。

 

そんな行為をカンナが許す負けもないので

 

「させないわジュゴン“れいとうビーム”パルシェは“とげキャノン”」

 

「そうはさせるかウィン“かえんほうしゃ”レオン“10万ボルト”で止めろ」

 

そういい少年たちに向かった攻撃を食い止めるその間に少年とマサキは逃げていった。

「ッチ!」

 

「あんたの相手はこのオレだぜ!」

 

「いいわやってあげようじゃない!しかしあなたの

ピカチュウ確かにダメージをあたえたはずなんだけどうしてそんなにピンピンしているのかしら?」

「ああ、これか麦わら帽子の少年の能力によって回復してもらったんだ」

 

「そう!? これはやっかいだね! 」

 

「もういいかもう少し時間を稼ぐぞウィン!ジュゴンにむかって“しんそく”

レオンはパルシェに“アイアンテール”だ! 」

 

そういい、ものすごい速さの攻撃がジュゴンに向かう、そしてレオンの“アイアンテール”

もパルシェに向かい、2匹とも吹っ飛ばした。戦闘不能まで追い込む

 

「ッチ! あなたなかなかやるわね名なんていうの? 」

 

「俺の名はレイ、レイだ!」

 

「そうレイ、この勝負あずけるわ! 」

 

そういい、カンナはどこかへ消えっていった。

深追いする必要もないと思ったので。

あとを追いかけなかった。

 

「お前たちありがとな! 」

 

『『『気にするな』』』

 

そうだ、あいつらを追いかけないと

 

「おまえたちまた何かあったら頼む」

 

そう言いレオン以外ボールに戻し

 

かわりにピジョをだし空を飛んでイエローたちを追いかけた。

 




いかがだったでしょ?
相変わらず文章がぐちゃぐちゃな気がしますが
まあ、暇つぶしに書いているからこんなものかな?
ではまた次回、お会いしましょう
あと、感想もくれると嬉しいです。


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第4話 「ピカピンチ!正義のジムリーダズ、登場!」

と言うわけで
第4話投稿


トキワの森での戦いから逃げ切ったイエローとマサキは氷の船に乗り川の流れのままに、

森から、東の方向に向かっていった。

 

「大丈夫かな、レイは? 」

 

「そやな、相手は四天王の一人やしな」

 

「でも、ボクは信じてるレイを! 」

 

「そやな、あのポケモンたち強そうだったしな」

 

「そうだね」

 

その後、マサキに別れをつげた彼がたどりついた次の町は……

 

タマムシシティ近くの森

そこで、夜になったのでイエローとピカは休んでいた。

寝ていたがピカが突然慌て出した。どうやら悪い夢を見たようだ

だから、イエローから離れ自らレッドを探そうとしていた。

 

「ピカ。…ひとりでレッドさんを探しに行こうなんてムチャするな」

 

「ぴか!?」

 

「さあ、明日も早い、眠ろう。レイもすぐに追いつくよ」

 

「……。」

 

「? 」

 

「どうした、ピカ?」

 

すると、ピカが突然イエローに向かって“でんきショック”を打ってきた。

 

「いて! レッドさんの夢を見て…心が不安定になっている…」

 

「ピカ、ごめんよ、「おや」でもないのにいつもボクの命令しちゃって、

でもわかってほしいんだレッドさんを探したい気持ちはおまえと一緒なんだ、

だから本物の「おや」のレッドさんに会えるまでボクに力をかしてくれお願いだ」

 

それでもピカは落ち着かない,よほどのことがあったのだろう。

 

「見つけましたわ」

 

「誰? 」

 

突然、声がした方向を見ると謎の女性と草ポケモンと人たちがいた。

 

「あなたですわよね? マサラタウンからピカを連れていったという方は! 」

 

「!? 」

 

「オーキド博士にうかがいましたわ、一匹だけ戻ってきたピカとともに

レッドを探しに行った黄色い麦わら帽子の少年のことを」

 

「博士は高くあなたのことを評価していたようだけど

ピカの気持ちをつかんでいるようにはみえませんわ、…お名前は何とおっしゃるの? 」

 

「トキワ…グローブ」

 

「私はタマムシシティジムリーダーエリカレッドの親友の一人です。そのピカ預りに来ました」

 

「!!」

 

「ピカは唯一の手掛かりここにいれば敵から守ることもたやすいでしょう。

トキワグローブの名からピカと同じ故郷なためそのにおいを感じ

あなたについていったのでしょう、でも、

この先それだけでは敵に対抗できないのではないかしら!?」

 

「エリカ様! 」

 

「本当ですか! タマムシ西の郊外でレッドらしき人影が目撃されたという情報が!?」

 

そう聞こえると、ピカとイエローは突然タマムシ西の方へ走り出した。

それはそうだ念願のレッドの行方の情報だ、走り出さない訳がない。

しばらく走っていくとレッドらしき人影が見えた。

 

「レッドさん? 」

 

『ピ!』

 

「よお!ピカ久しぶり! 」

 

「レッドさん! 」「レッド! 」

 

「よかった、レッド。あなたですのね、みんな…心配して…」

 

エリカがレッドが無事だと喜んでいると突然レッドがエリカを殴り倒した。

 

「フッ!」

 

「レッドさんじゃない! 」

 

ピカも気づいたようで電気技で攻撃して逃げようと心見るが

なぜか電気技がきかなくて逃げ出せずにいた。

 

「おっと、ムダだ。お前の電撃対策はすでにしてある」

 

「ピカの技がきかない!?」

 

「騙されたな俺をつつむ全身ストッキングにはピカチュウ

お前のご主人様のにおいに似せた香料がしみこませてあり

おまけに電気をさえぎる絶縁機能つき!」

 

「なに! 」

 

「ク…ククク、オレは「りかけいのおとこ」! 」

 

「「!」」

 

「おっと近づくなよタマムシの精鋭たちよ、おまえらの女頭領の頭をふみつぶすぜ」

 

「う………」「……」

 

「そうそうおとなしくするんだ、ガラガラ“ホネブーメラン”! 」

 

ガラガラの攻撃により精鋭達は倒れていった。

 

「フン、ちょろいもんだ、じゃあなあばよ! 」

 

「まてっ! ボクのピカを…かえせ! 」

 

「ボクの…ピカ!?」

 

「そうだレッドさんが見つかるまではボクが…このイエロー・デ・トキワグローブ 

が…ピカの「おや」だ! 」

 

「おまえがこのピカの「おや」だと!? ヒヒヒヒ…笑わせるぜ! 」

 

「……」

 

「だったら奪い返してみろ!! ペルシアン“みだれひっかき”パラス“しびれごな”」

 

「うわああああ! 」

 

「そんな「あや」じゃあいないほうがマシだっつーんだよ!ヒーヒヒヒ」

 

そういい、りかけいのおとこは町の方へと逃げていった。

 

「町のほうへ!! よおしこうなったらこっちも総戦力だ」

 

そういい、イエローはドードーとコラッタをだした。

そしてあいつが逃げていった方へと追いかけていった。

 

「待って!」

 

エリカの声も聞かず走っていった。

 

「お前たち今私が行っても足をひっぱるだけ、お前たち至急あいつらを追いかけて!」

 

「はは!」

 

りかけいのおとこを追いかけていったイエローは町まで来ていた。

 

「どこだ!? 」

 

「ヒヒヒ! 探してやがる、あいつらじゃこの夜中、視界がきくまい、

このままピカチュウを連れていけば依頼主であるババアに渡せば大金を手に入れられるぜ、

その前にあのガキが追ってこれないようにとどめさしといてやる」

そう、この男は謎のババアに依頼されてピカチュウを捕まえにきたらしい

 

「ピカは今電気技が効かない相手に捕まって動きがとれないんだはやく…助けないと」

 

イエローたちは必死にピカを探そうとしていた。

 

「だめだ、夜だから敵の潜んでいるところがわからない、

なんとかみんなで前後左右…四方向を見張れば…! ち、違う!! 上からだ! 」

 

そういうと上から何かがとんできた。慌ててイエローたちはかわした。

 

「今のはガラガラの“ホネブーメラン”!! 」

 

「……耳をすますんだ!! そうすれば“ホネブーメラン”が次に飛んでくる方向が…!!」

 

耳をすまして敵の攻撃を感知しようとしたが突然の黒板をひっかいたみたいな

いやな音が聞こえてそれを遮る。そのため“ホネブーメランがドードたちに

あたりダメージをあたえる

 

「フン“ホネブーメラン”は相手に一撃を与えるまで何度も反射を続ける

さらにペルシアンの“いやなおと”が方向感覚を狂わせる、

次は“ホネブーメラン”にパラスの“キノコのほうし”をふりかけて動きをとめてやる」

 

そういい、再びガラガラに“ホネブーメラン”を投げ飛ばす

 

それをかわそうとするが“いやなおと”のせいで方向感覚を狂わされかわせずにいた

そのためドードにあたり眠らせてしまった。

 

「ドドすけ! 」

 

ドードがやられたのを見て焦ったのか次の攻撃に反応できなかった

 

「まずい!!」

 

そういいイエローに当たる、それが繰り返されダメージが蓄積されていく

 

「ウハハハハハ!」

 

「ぐ…ピカ…は…このボクが…助けるんだ! 」

 

「これで止めだ!」

 

「やばい! 」

 

そうもうやれると覚悟し目を閉じたが一項に当たる気配がしない

それどころか誰かに抱えられているような気がした。

 

「ふう、なんとか間に合ったか大丈夫かイエロー! 」

 

「うう・・レイ! 無事だったんだ心配したんだよ…」

 

「ああ俺があれくらいでやられる訳ないだろイエロー」

 

そうイエローのピンチに駆けつけたのはトキワの森で四天王のカンナの相手をしていた

レイだった、レイはピジョットのピジョに乗ってイエローを助けたのだった。

 

「……しっかり捕まってろよイエロー、落ちたら大変だし……じゃあまずは、

ピカの奪取といきますか」

 

そういい、抱えていたイエローを下ろす

 

「でもレイ敵の位置がわからないと!」

 

「大丈夫だ!」

 

そういい、慌てるイエローを落ち着かせる!

 

「なんだあいつ! あんなやつ情報にはなかったぞ、

まあいいあいつも倒してやるガラガラ“ホネブーメラン”! 」

 

そういいレイたちに向けて再び“ホネブーメラン”が飛んでくる。

しかしレイは慌てることなく落ち着いていた。

 

「ピジョ! 右方向に“つばさでうつ”」

 

『おう!』

 

そうピジョに指示する、それにより“つばさでうつ”がほねに命中し打ち返す。

 

「なに! 」

 

ほねが打ち返されたことに驚き思わずピカを逃がしてしまう

そしてピカはこっちに向かって逃げてくる。

 

「しまったピカチュウが! 」

 

「レイ! なんでほねが飛んでくる場所が? この音で方向感覚が狂っているのに」

 

「ああ、それは気配でわかったんだけど…それよりもピカを!」

 

「そうだった!大丈夫だったピカ?」

 

『ピカ!』

 

そう返事したピカはどうやら無事だったようだ、

 

「そうかだったら早くあいつを捕まえないとな」

 

そう聞こえた、りかけいのおとこはこの状態はまずいと思ったのか

 

「早く逃げないと! 」

 

とそこから逃げ出そうとしたが

 

「そうはいくか! 」 「手伝いにきたよエリカ」

 

「おおっ! 」

 

「ありがとう、タケシ、カスミ、感謝しますわ」

 

「「「正義のジムリーダーズ、見参!! 」」」

 

そうジムリーダーたちのポケモンにより、りかけいのおとこは食い止められた。

 

「むむ!噂に聞く正義の一団か!…だが、お前たち3人については一通りの情報収集を……」

 

そういったあとすぐに目の前にギャロップが現れた。

 

「へ? !? 四人目、そんなバカな!

2年前、ロケット団の対抗勢力として動いていたのは3人だったはず……!! 」

 

そう3人だったがそこにはギャロップをつれた4人目のじいさんがいた

 

「く…そおっ4対1とはひきょうな…」

 

「あら、自分の身は隠して影から狙い打つ人とどっちがひきょうかしら? 」

 

「ぬう…こうなったら」

 

やけになったのか男はパラスの“どくのこな”をホネにふりかけだした

 

「む! イカン!! 」

 

「このパラスの“どくのこな”つき“ホネブーメラン”を浴びて死ねえ! 」

 

そういい攻撃しようとするが何者かによる攻撃によりそれがふせがれる

 

「ぐあっ!? 」

 

「誰だ?」

 

「オレだ! よくもイエローやピカを傷つけてくれたな!かくごしろウィン“かえんほうしゃ”」

 

『おうよ!』

 

ウィンの“かえんほうしゃ”により、りかけいのおとこのポケモンはすべて倒され男は気絶した。

 

「ありがとうおかげでたすかったわ! 」

 

「気にするなオレはただイエローを助けただけだしな!それはそうとあんたらは? 」

 

「俺はタケシ」「私はカスミ」「私はエリカ」「私はカツラだ!」

 

「そうか、俺はレイ、このイエローと一緒にレッドを探し旅をしてるものだ」

 

「ボクはイエロ、イエロ・デ・トキワグローブ」

 

そう自己紹介していると突然りかけいのおとこが

黒い霧のようなものにより浮きあがり苦しみだした。

 

「イカンこのままでは死んでしまうぞ! 早く助けなければ!」

 

「ガーディ」「ゴローン」「オムナイト」

 

ジムリーダーたちはポケモンを繰り出し助けようとするが攻撃が全く効かなかった、

なんと黒い霧の正体はゴースだった。

 

「あれはゴース! 」

 

「よし、そうとわかればガーディ“ねっぷう”」

 

カツラは“ねっぷう”によりゴースを吹き飛ばそうとした。

 

「あれは!」

 

だがその先の木には野生のキャタピーがいた。

 

「まずい! 」「ここはボクが! いっけえー!」

 

そう言うとイエローがピカの入ったボールを付けて釣竿をキャタピーに飛ばし

それによりピカがなんとか当たる前にキャタピーを助け出した。

 

「なんという子だ!」「やるじゃない! 」

 

どうやらジムリーダーたちはイエローを少なからず認めたようだ。

だが、まだゴースはやられておらず再び暴れ出したが、

突如現れた謎の攻撃により倒された。

 

「誰? 」

 

「霧は吹き飛ばしたりするよりも核を打ち抜いたほうが復活を阻止できる」

 

「グリーン! 」 

 

そうあのレッドのライバルのグリーンだった。

 

「助かったわグリーンでもなんでここに?」

 

「このゴースが四天王の一人のキクコのポケモンだからなどうやらキクコは

俺のおじいちゃんにうらみがあるらしくそれをさぐっていたらここにきたというわけだ! 」

 

「なるほど四天王か……」

 

「そうだ奴らは手加減など一切しないせいぜい鍛えることだなイエロー! 」

 

そういいリザードンの乗り飛び去ろうとしたグリーンをイエローは引き止める。

 

「待ってください! ボクも連れていってくださいレッドさんをたすけるために

ボクはもっと強くなりたいんです」

 

「…好きにしろ」

 

「ハイ! そういうわけなんでレイ…」

 

「わかった、ちゃんとついて行ってやるから俺はお前の護衛だしな! 」

 

「うん! 」

 

「イエロ!」

 

タケシとカスミがイエローを呼びそれぞれゴローンとオムナイトをたくした。

 

「さていくか! さあこいイエロー」

 

「うん!」 

 

そういい俺とイエローはピジョに飛び乗りグリーンを追いかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 




第4話これにて終了。
しかし、だんだん書くのが大雑把に・・・
まあ、これからも頑張って書いていこうと思うので
よろしくお願いします。
ではまた、因果の交差路で
なんちゃって!


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第5話 「グリーンとの初バトル(イエローは・・・?)」

第5話投稿!
しかし、この小説あまり人気ないのかな?
そんなことはおいといて
とりあえずどうぞ!


あのあと、オレたちはグリーンのあとをおい岩場の多いところに来ていた。

そして食事をして(まあ俺が作ったが以外な顔をされた失礼な…これでも料理はできるほうだ)

そしてオレたちはキャンプの準備して寝た。                   

次の日の朝起きると(イエロとピカはまだ寝ているが)グリーンはポケモンたちと修行をしていた。

俺も邪魔になったら悪いので離れて修行しようとした。

 

「みんな出てこい! 」

 

『『『『『おう(はい)』』』』』

 

「おはようみんな」

 

『『『『『おはよう(ございます)レイ』』』』』

 

「さてまずはウォーミングアップから始めるか」

 

「まずはララあの岩に向かって“ハイドロポンプ”」

 

『はい』

 

ララの“ハイドロポンプ”により岩が砕け落ちてくる。

 

「よし続いてレオン! “アイアンテール”で落ちてくる岩を壊すんだ」

 

『わかった』

 

そして、レオンの“アイアンテール”により落ちてきていた岩を粉々にした。

 

「よしいいぞお前ら続いてウィン“かえんぐるま”でピジョは“エアスラッシュ”

シャドウは“シャドーボール”あっちの岩を破壊しろ」

 

『おうよ』『任せろ』『おうシシシ!』

 

ウィンの“かえんぐるま”ピジョの“エアスラッシュ”

シャドウの“シャドーボール”によりさっきの時とは違う岩をそれぞれ破壊した。

 

「よし、よくやった!これでウォーミングアップもういいだろ」

 

「そろそろ本格的にいくか! 、

ウィン“かけんほうしゃ”をシャドウにララは“ハイドロポンプ”をピジョにうて

シャドウは“シャドーボール”で向い打てピジョはそれを“こうそくいどう”でかわせ!」

 

 『おう』『わかりました』『任せろ』 『おうよ』

 

 

ウィンの“かえんほうしゃ”とシャドウの“シャドーボール”がぶつかり合う

ララの攻撃をものすごいスピードでピジョはかわす。

このようにしばらくレイたちの修行は続いた。

 

 

 

 

 

 

 

修行が終わったしそろそろイエローも起きてるだろうと思い帰ると

キャタピー相手に少しボロボロのイエローたちがいた。

何やってんだこいつらは?

おそらくあのキャタピーを捕まえようとしているのだろう…

しかしキャタピー相手にあそこまで苦労するものなのか?

とりあえず話かけるか……。

 

「おい、イエローお前なにしてるんだ?」

 

「あ! レイ! グリーンさんにいわれてキャタピーを捕まえようとしてるんだ」

 

あ…やっぱり…

 

「修行はどうしたんだ? 」

 

「ああそれは、このキャタピーをつかまえたら力量上げとけって…グリーンさんが…」

 

なるほど、確かにキャタピーは進化が最も早いポケモンだったな、

力を上げるにはまあ相応しいポケモンだろう。

手伝ってやってもいいがここは自分の力でやらないと

イエローも成長しないからここはほっておこう、まあ俺も俺で修行するか……。

そういえばグリーンはどこいったんだ?

 

「まあ頑張ってくれ! グリーンはどこに行ったか知ってるか? 」

 

「え? グリーンさん? グリーンさんならあっちのほうにいったよ! 」

 

「ありがとうイエロー、俺は俺で修行しているから…」

 

「うん、わかった」

 

「でてこいピジョ! 」

 

『おうよ! 』

 

「じゃあなイエロー…がんばれよ!」

 

「ありがとう! 」

 

そういい、俺はピジョに乗りイエローから離れて修行することにした。

その前にグリーンのところに行くか…。一度戦ってみたかったんだ!

そう思い俺はイエローに言われた方へと飛んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくすすむとそこでグリーンはリザードンによって燃やした岩を落とし

ストライクによりそれを斬りさいていた。そこに俺は降り立った。

 

「なあ、グリーンだったか…俺はレイ少し俺の相手してくれねえか…」

 

「お前は確かイエローとかいうガキといた…相手だとまあいいだろ!」

 

「そうか、ありがとよ!いけウィン!、リザードンに向けて“かえんほうしゃ”!」

 

「こっちも相手してやれ!“かえんほうしゃ”」

 

2体の“かえんほうしゃ”が拮抗しぶつかりあうやや俺のほうが有利か…。

そして爆発を起こした。

 

「このまま攻めるぞウィン!“かみなりのキバ”」

 

「チッ!空に逃げろ!リザードン! そのまま“りゅうのいかり”」

 

ウィンの“かみなりのキバ”が当たる前にリザードンは空へと飛び上がり

リザードンの“りゅうのいかり”がウィンに命中し吹き飛ばされる。

 

「クソ大丈夫かウィン!  」

 

『おうよ、まだいけるぜ! 』

 

「今だそこからもう一度“りゅうのいかり”だ! 」

 

「“かえんほうしゃ”で向い打て!」

 

そういい再びお互いの技がぶつかり合う。くそこのままじゃ

いくら技の威力で勝ってても空を飛べるあいつの方が有利だ、だったら!

 

「ウィン!“こうそくいどう”から “つばめがえし”だ! 」

 

そういい! 超高速で攻撃を試みる。

 

「なに、見えないだと!」

 

そしてリザードンに“つばめがえし”が命中する。

 

「よし、これでどうだ! 」

 

そういい、リザードンの様子をみるとまだ立っていた。

 

「やるな!だったら俺の最大技できめるリザードン“オーバーヒート”! 」

 

「だったらこっちも最大技でむかいうつ“フレアドライブ”だ! 」

 

2匹の最大の技がぶつかり合う、お互い一歩も譲らない技のぶつかり合いが続く。

だが、俺のウィンが押し始める、

 

「ウィンそのまま、押しきれ!」

 

『おうよ!おおおおおお! 』

 

俺のウィンの“フレアドライブ”が“オーバーヒート”を破り

リザードンに命中すると爆発がおこりそこから砂煙がまいあがる、

そして煙がはれるとリザードンはまだたっていた。

 

「なに! まだ立ち上がるのか…」

 

しかし、やはりダメージが大きかったのかすぐに倒れた。

 

「よくやってれくれた戻れリザードン!やるな! 次はキュウコンでてこい!」

 

「このままウィンで…と言いたいが傷ついたままではそいつには勝てねえ!」

 

「そうだハンデのあるやつに勝っても嬉しくねえ、早く次のをだせレイ! 」

 

「おうよ!次はこいつだ!でてこい“ララ”! 」

 

『はい』

 

「ラプラスか……」

 

「まあな、俺のラプラスあまく見ると痛い目、見るぜ! いくぞ!」

 

「こい!キュウコン“かえんほうしゃ”だ!」

 

「ならこっちは“れいとうビーム”で向い打て!」

 

『はい!』

相性ではこっちが勝っているが威力は互角いやややこっちが弱いか!

 

「それでも押し切るララ今度は“ハイドロポンプ”」

 

「だったらキュウコン“だいもんじ”」

 

「それを待っていた!」

 

「なに!」

 

そう“ハイドロポンプ”と“だいもんじ”によるぶつかり合いにより

水蒸気が発生し視界をさえぎる

 

「見えない!どこから攻撃がくる!? 」

 

「今だララ“のしかかり”だ! 」

 

そう霧により視界を遮りララの“のしかかりがキュウコンに命中する

その後、霧がはれるとキュウコンに乗ったララがいた。

 

「フン!」

 

「? 」

 

「キュウコンそのまま“あやしいひかり”だ! 」

 

「まずい! ララかわせ!」

 

しかし、ララはかわせず“こんらん”してしまった。

 

「ララしっかりしろ!」

 

しかし、ララはこんらんしておりわけもわからず自分を攻撃しだした。

 

「キュウコン“かえんほうしゃ”」

 

こんらんしているララにキュウコンの“かえんほうしゃ”が命中しダメージを与える。

このままじゃまずい!

 

「キュウコン次は“だましうち”!」

 

ララはまだこんらんしており相手の攻撃をかわせず“だましうち”をくらい

吹き飛ばされるそして岩にぶつかった、だがそれでもララは倒れてはおらず

その衝撃でこんらんがとけた。

 

「よし、こんらんが直った、ダメージが大きいのであまり長くはもたない

これで決める最大パワーで“ハイドロポンプ”! 」

 

「だったら“だいもんじ”!」

 

しかし今度は“ハイドロポンプ”が“だいもんじ”を押しきり

キュウコンに目掛けてとんでいき砂煙をおこした

 

「これでどうだ!」

 

「フン!」

 

しかし、グリーンはなにかまだありそうな顔をしていた。

煙がはれるとそこにはキュウコンがいたが……

 

「そいつは“みがわり”だ気付かなかったお前の負けだ!キュウコン“あなをほる”!」

 

そう、さっきの“ハイドロポンプ”が当たったのはどうやらみがわりだったようで

本体は“あなをほる”で地面に隠れていたのだ、

そして“あなをほる”が当たりララは戦闘不能になった。

 

「戻れララゆっくり休んでくれ!さあ次で最後にしようぜ!」

 

「ああ、いいぜじゃあ俺も戻れキュウコン」

 

「最後はこいつだ出てこいシャドウ!」

 

『おうシシシ』

 

「そいつは!ちょうどいい、だったらお前だストライク!」

 

「そういえばお前のおっている四天王キクコはゴースト使いだったな…

だったらこいつを倒してみろ!」

 

「修行の成果をみせてやるストライク“きりさく”」

 

「だったら、“かげぶんしん”から“シャドーボール!」

 

ストライクの“きりさく”は“かげぶんしん”によりかわされる

 

「そうくるならこっちも“かげぶんしん”そして“かまいたち”で向い打て」

 

お互いの“かげぶんしん”が技を放つシャドウの“シャドーボール”を

ストライクの“かまいたち”がうちおとす。

 

「やるな、ゲンガーは影の存在、とらえられるなら、

とらえてみろできなければ四天王には勝てんぞ!」

 

「だったら、それをとらえる!ストライク“シザークロス”!」

 

「いいだろ真正面から戦おうシャドウ“シャドーパンチ”」

 

2匹の技がぶつかり爆発を起こしそれによりお互い吹き飛ばされダメージを受ける。

 

「ストライク!」「シャドウ!」

 

お互い自身のポケモンを呼ぶとポケモンたちはそれぞれの目の前に戻ってくる

 

「ストライク“かまいたち”」

 

「シャドウ“ナイトヘッド”で撃ち落とせ!」

 

今度はシャドウの“ナイトヘッド”がストライクの“かまいたち”を撃ち落とす。

 

「じゃあここで俺がお前を試そうシャドウ“かげぶんしん”」

 

「なに!?」

 

「この中にいる本物のゲンガーをたらえてみろ!」

 

「く!ストライク“きりさく”で攻撃だ!」

 

ストライクも“きりさく”で攻撃するがシャドウの実態には当たらず全て外れていた。

 

「どれだ! どれが本物だ! 」

 

「おいどうしたそんなんじゃ四天王には勝てないぜ!シャドウ“シャドーボール”で攻撃だ」

 

シャドウの“シャドーボール”がストライクに遅いダメージを与える

 

「おちつけ!おじいちゃんの言葉を思い出すんだ!俺のストライクなら形なき敵をきりさける……」

 

そういいグリーンは目を閉じ落ち着き出した。

 

「!? 右のやつだストライク形なき敵を“きりさけ!”」

 

「フン!当たりだぜ!」

 

そう、グリーンは俺のシャドウの本体を土壇場で見抜いたのだった。だが

 

「俺のシャドウもただではやられないぜシャドウあたたった瞬間“みちづれ”だ!」

 

そう“みちづれ”これは戦闘不能になったときそれをさせた相手も戦闘不能にするという

まさに名の通りの技である。

 

「ふん!戻れストライク!」「お前もボールで休んでいてくれシャドウ!」

 

「いい勝負だったぜ!グリーン」

 

「ふ!お前もなレイ!だが次は本気でこい!」

 

「あちゃ!ばれてたか、まあいい、次は本気で相手してやるよ!」

 

こうして俺のグリーンとの勝負は終わった、

しかし、俺もまだまだだなもっと鍛えないと!

その後、ポケモンたちを休ましながら一緒に話をしながら夜明けを待った。

 




やはりバトルの描写は難しい
ん~どうすればもう少しうまく書けるのかな?
まあ、書き続ければ自然に上手くなるだろう
とまあ、愚痴はおいといて
いかがだったでしょ?感想をくれると幸いです。
では、また次回にお会いしましょう!


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第6話 「イエローの新しい仲間と修行」

第6話目です



前回のグリーンとのバトルから次の日、

俺とグリーンはイエローのところへと向かっていた。

あれからキャタピーを捕まえたとして恐らくトランセル

運が良ければバタフリーまで成長しているだろう。

俺もグリーンもそう思っていたが……。

 

「おーい!イエローキャタピーどうなっ…!?」

 

「!?」

 

「レイにグリーンさん…まだつかまえられてませ~ん」

 

そう、そこにはまだキャタピーを捕まえようとしているイエローがいた。

・・・・ って! 昨日俺が会いに行った時と何も変わってないのか・・・。

 

「に、苦手なんです、捕まえるの」

 

「「・・・・・・」」

 

俺とグリーンは唖然としていた。というかポケモン捕まえるの苦手だったのか、 

 だったらあのとき手伝ってやればよかったな。

 

「捕まえる前に傷つけなきゃならないでしょ?」

 

「それはそうだね基本は弱らせてから捕ませるな…」

 

「でしょ…でもそれがどうしてもできなくて……」

 

おいおい!

ということはそのままモンスターボール投げても捕まえられなかったのか・・・・・・。

 

「なんとかバトルせずに捕まえられないか練習していたくらいで……」

 

「人やポケモンを助けなきゃと思ったときはいつも無我夢中だし・・・」

 

そういえばトキワの森の川でアズマオウを戦わずに捕まえようとしていたな・・・。

 

「グリーンさん…、あの…」

 

なにも言わないグリーンに焦ったのかイエローはおそるおそる話かけだした。

 

「なにか技をだしてみろ! そのコラッタ何が使えるんだ? 」

 

「ええと……ええと……」

 

「「なんで自分のポケモンなのにわからないんだっ!!」」

 

思わず俺とグリーンは一緒に突っ込んだ! まあ悪くはないだろ、               

しょうがない、ここは俺が助けるか。

 

「あのなイエロー…そのコラッタの技がわからないんだったら

オーキド博士からレッドのポケモン図鑑を預かっただろそれを使えばわかるぞ!」

 

「なるほど、そうだったんだレイ」

 

「そうだ、あと捕まえるんだったらやっぱり少し戦わないとな?

横でアドバイスしてやるから頑張ってみろ! 」

 

「うん、わかった、頑張ってみる! 」

 

その後、俺が横でアドバイスしながらキャタピーを捕まえるのを手伝っていたが、 

イエローは、ポケモンのことを詳しくしらないし、

やはり傷つけるのはためらいがあるのか、

なかなか弱らせることができないし、

いろいろありしょうがないからポケモンの基礎からなにまで教えたりしていたら、

キャタピーを捕まえたころには夜になっていた・・・・・・。

そばで見ていたグリーンはあきれていたが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「はあ…はあ」」

 

「はぁ…はぁ…や…やった!アハハ」

 

なんか修行しているときより疲れた気がする・・・・。

 

「レッドから預かっているピカチュウはともかくとして

コラッタとドードーを捕まえたときはどうしたんだ? 」

 

そうグリーンが聞く、そういえば俺も知らないや……

 

「そうだな、どうしたんだ? 俺があったときはもう持っていたしな」

 

「ああ、それはラッちゃんのときは、今レイに教えてもらったように・・・、

横でタイミングを教えてくれる人がいたし・・・ドドすけは他の人にもらったんだ!」

 

「そしてこの3匹で旅してきたのか・・・」

 

すると、イエローのコラッタが突然ぶるぶる震え出した。

 

「!? れ、レイ大変だ!ラ、ラッちゃんが・・・」

 

「おお、ポケモン図鑑開けてみろ!《進化》のときがきたんだろう」

 

「?????? 」

 

「最近急に戦うようになって一気にレベルがあがったんだろう」

 

まあ、とうぜんだろう四天王やりかけいのおとこなどいろいろあったし、

キャタピー捕まえるのに2日かかてるしな

 

「そうだ!進化すれば覚えられる技も増えて戦いも有利になる」

 

グリーンの言うとおり、進化すれば技の威力も上がるしな

まあすればいいってもんじゃないが・・・。

 

「あのう? ・・・《進化》って・・・なに? 」

 

「「!?」」

 

まさか進化をしらないとは・・・まあ説明するより実際に見たほうが早いだろ

そうしてるとコラッタはラッタに進化した。しかし

 

「ラッちゃんが!! ボクの・・・ラッちゃんが!! 」

 

そう、イエローの様子がおかしかったとりあえず俺とグリーンはおそるおそる

イエローを覗くと・・・。

 

「う・・・う・・・」

 

「「う?」」

 

「うわ~~~ん! 」

 

なんでかしらないが突然泣きだした。

 

「なんなんだあいつ《進化》はしらない!

自分のポケモンが《進化》したら泣きわめくこんなトレーナ見たこと無いぞレイ! 」

 

「いや・・・ははは・・・まあとりあえず俺はイエロー泣き止ませるわ」

 

そういい俺はイエローのもとに行った。

 

「おい! イエローどうした? 」

 

「レ、レイ! ボクの・・・ボクのラッちゃんがうわーん・・・」

 

「はいはいわかったわかった」

 

そういいイエローは俺に抱きつきまた泣き出した、

俺もしょうがないので泣き止むまで頭を撫でながら落ち着かせた。

しばらくすると泣きつかれたのかイエローは眠りについた。

オレたちも、もう夜だったのでその日は寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、次の日の朝

 

「ゆうべは・・・すいませんでした、レイもごめん」

 

「《進化》って知らなくて…いきなりずっといっしょだった

ラッちゃんが違う姿になって驚いただけです・・・ごめんなさい!」

 

「いや、気にするな」

 

「・・・・・・。」

 

「でも! どんな格好になってもラッちゃんはラッちゃんです! もう気にしません! 」

 

「・・・。《進化》させたくないというならカンタンなことだ」

 

「? 」

 

「キャンセルすればいい」

 

「!?」

 

「昨日みたいにふるえ始めたら図鑑をひらいてキャンセルボタンを押すんだ、

そうすれば図鑑から特殊な波動がでて進化をとめられる・・・

図鑑をもっているものだけの特権だ」

 

へーえ、そんな機能も持っていたんだポケモン図鑑・・・はじめて知った。

 

「捕獲も進化も苦手スケッチブックが図鑑がわりのおまえだが、そのボタンは役に立つだろう」

 

「グリーンさん・・・」

 

「ただし! 四天王に挑もうとしている今・・・、

本当にいいのか自分で考えろ、レイにいつまでも頼るわけにはいかないだろ。」

 

まあ、そうだないつまでも俺がイエローを守れるわけはないしな・・・。

 

 

あのあとグリーンはまたどこかに行った。俺も行こうか迷ったが

イエローが心配だったので残ることにした。

 

「よおし!おまえの名前は“ピーすけ”だ」

 

どうやらイエローはさっき捕まえたキャタピーに名前をつけていたようだ

しかし“ピーすけ”って某アニメ映画の恐竜の名前が浮かんできたのだが・・・。

そのあと、俺はイエローを影からみながらポケモンたちと修行して今日をすごした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、修行を初めて1週間ほどがたった。

イエローも着々と実力を付け始めた、しかし、

よほど進化させるのがいやなのかあれから進化したポケモンは居なかった。

俺はというとたまにグリーンとバトルしながら修行をしていた。

 

「よし!いいぞラッちゃん、ドドすけ、次は、オムすけ!ゴロすけ!」

 

 

そういいイエローのポケモンのラッタとドードーを戻しタケシとカスミからかりている

ゴローンとオムスターをだした。

まあジムリーダーのポケモンだしそれなりの戦力にはなるだろう。

しかし、イエローを見るとその2匹がいうことを聞かないし

図鑑の使い方は忘れるし修行にはなっていなかった。

そこでなんとかしないとと思ったのかグリーンはレッドの図鑑を見て

ポケモンのことを勉強しろといった。

まあそれはそうだなと思っている俺がいた・・・。

 

 

「ええと・・・いねむりポケモン・・・カビゴン、タイプ・ノーマル、

おぼえる技“すてみタックル”、“かたくなる”と・・・」

 

そういい図鑑をみてはスケッチブックに描いて勉強していた。

 

「ああっ頭いった~」

 

だが、さすがに多いのか疲れてきているみたいだがまあかれこれ1時間ぐらいはやっているしな。

 

ん?

 

「なんだこの気配は?」

 

「うわあ!!レイ、グリーンさん!!大変!! あれ!! 」

 

イエローの言う方を見るとそこには大量のマンキーたちの群れがいた

なんかまるで獲物を見るような目で見ているのだが・・・。まさか

 

「マンキーだ・・・。こいつらがこんなふうに殺気だっているときは・・・

たいがい腹をへらしているときだ」

 

グリーンが説明する。

 

「お腹!?」

 

やっぱりそうか、確かにこのあたりに食べられそうなものはあまりないからな・・・。

グリーンがそう言っている間にマンキーたちが襲いかかってきた

 

「これだけの数を相手にできりゃあ本物だ」

 

「そうだな、頑張って見ろイエロー!」

 

「ハイ!」

 

「出てこい!ウィン! レオン!」

 

『『おう』』

 

「ウィン“かえんほうしゃ”、レオン“10万ボルト”だ」

 

『任せろ』『任せといて』

 

ウィンの“かえんほうしゃ”レオンの“10万ボルト”が

次々とマンキーたちを倒していく、

イエローを見ると修行の成果がでたのか順調に倒していっていた。

大丈夫そうだなイエローはさて俺もがんばるか・・・。

 

 

 

「ウィン“つばめがえし”レオンは“アイアンテール”でどんどん倒していくんだ」

 

ウィンとレオンの攻撃が決まり次から次へとマンキーをたおしていがこれはきりがないぜ、

どうする、グリーンもそう思っていたのか

 

「おい! 見ろ! あの…遠くで1匹だけ戦いに加わらないやつがいるだろう、

・・・やつだけを群れから引き離せるかイエロー」

 

「ええ!?」

 

グリーンの言った方を見るとオコリザルがリーダーぽく、ドスンと座っていた。

 

「やつが群れの親玉だ! 気を引いて十分離れたら・・・図鑑を開くんだいいな!」

 

「他のやつらは俺たちに任せとけイエローは注意を引くことに集中すればいい」

 

「わかったレイ、グリーンさん、ドドすけ!! 」

 

イエローはドードーに乗りあのリーダーらしきオコリザルのところに向かった。         俺たちはというと周りのマンキーを倒すことに専念していた。そうしているとイエローはオコリザルのところにたどり着きドードーのくちばしでつついていた。それに怒ったのかオコリザルはイエローに追いかけだし攻撃しようとしていた。

そうすると、周りのマンキーたちは親玉があばれだしたため混乱しだした。

 

「やはりな・・・親玉の統率が乱れ、群れが混乱しはじめた」

 

「今だイエロー!」

 

そうしてイエローとグリーンが図鑑をオコリザルに向けると

イエローの図鑑からポリゴンがでてきた。なるほどその手があったか・・・。

 

「“トライアタック”」

 

グリーンのポリゴンの“トライアタック”によりオコリザルがダメージを受けて倒れた。

 

「ポリゴンの電子空間を移動出来る能力を使ったんだろグリーン」

 

「そうだ、ポリゴンは体そのものがプログラム電子空間を移動できることを利用し

図鑑から図鑑へ転送したんだ! 」

 

ボスがやられたことによりマンキーの群れが去っていこうとしていた。

 

「やったなイエローなかなか戦えるようになっていたじゃないか! 」

 

「ああ、なかなかの動きだった実践はなによりの訓練・・・・」

 

そう俺とグリーンが言っていたがイエローはゴソゴソとなにかしていた。

見ると倒れたオコリザルを触れて治療していた。ああ、またこの力か

 

「・・・おまえ・・群れのみんなのために食べ物を探さなきゃいけなかったんだよね」

 

そうオコリザル言っていた、そしてオコリザルはマンキーの群れのほうに戻っていった。

マンキーたちはボスが元気になったことによりとても喜んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして次の日、俺たちは海の近くに来ていた。

 

「本当はいろいろ教えていただきたかったんですけど・・・

なんだか甘えすぎちゃう気がして・・・

だからそろそろ行きます!ありがとうございました」

 

「ああ、イエローを鍛えてくれてありがとう」

 

「グリーンさんのおっしゃっていた戦いの厳しさとかもちょっとだけわかった気がします」

 

「・・・・・、ここからならどこへ行くのでも海路のほうがいい」

 

「“なみのり”がないのならあそこの船を使え!でも“なみのり”は

持っていたほうがいいと思うがな」

 

「ハイ! 」「じゃあなグリーンまた勝負しようぜ! 」

 

「ああ、またな!」

 

そういいグリーンはゴルダックの“なみのり”で海の向へ行っていった。

 

「さて、またレッドを探す旅にもどるかイエロー」

 

「うん! 」

 

こうして、イエローの修行は終わり再び俺たちにレッド探しの旅が始まった。

 

 




だんだん心が折れてきた・・・
もうだるい!
どうしようか・・・
では、また次回お会いしましょう・・・


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第7話 「サントアンヌ号とロケット団」

・・・・
第7話です
どうもすいません投稿がバラバラで・・・



定期船サントアンヌ号・・・・。                         

かつてロケット団に密輸船として使われていたところを正義のトレーナー

(おそらくレッドのことだろう)によって救われ・・・、

今、また人びとの夢を乗せた船として愛されている。

俺たちは次の町に向かうためにそれに乗って海を渡っていた。

まあ、俺のララ(ラプラス)を使ってもいいが、

一度乗ってみたかったんだよなこの船に・・・。

そして今現在俺たちは船の先端にいた。

 

「アハハ! 落っこちるなよピカ!」

 

「そういうお前も飛び出しすぎて落ちるなよイエロー」

 

「そ、そんなのわかってるよー! レイ」

 

まあ、船に乗ったことがないのか少しはしゃいでいるイエローがそこにはいた。

 

「グリーンさんの特訓でちょっと自信ついたし、

次の町・クチバシティーで今度こそ会えるといいなレッドさんに!」

 

「そうだな・・・。」

 

ピカもそう思っているのか少し期待しているような顔だった。

その後しばらく俺たちは雑談しながら

(ピカは俺のレオンと一緒に遊んでいるが)

次の町クチバシティーに着くのを待った。

 

 

 

そして、1時間程度、時間がたちそろそろ船がクチバシティーに着こうとしていた。

 

「ふあああ~」

 

「相変わらず眠そうだなイエロー」

 

そうイエローにいうと、動力室のところから何か怪しそうな人たちが出てきて走り去っていった。

 

「ん? どうしたのレイ? 」

 

「いや・・・。なんか怪しい奴がそこの扉から・・・」

 

イエローの質問に答えようとしていたとき、突然後ろのほうから、煙があがっているのが見えた。

 

「「? 」」

 

疑問に思っていると、船がいきなり振動がおこり傾きはじめ海に沈みそうになっていた。

俺とイエローはなんとか手すりに捕まりその振動に耐えた。

 

「おい! イエローこれは何かがおかしいもうすぐ港に着こうとしているのに」

 

「そうだよね、レイ、というわけでピカ! 頼む! 」

 

「レオンお前も様子を見てきてくれ! 」

 

『わかった』

 

そういい、俺とイエローはレオンとピカにあの煙が上がっているところを調べさせに行った。

 

「イエロー俺たちは動力室を見に行くぞおそらくそこで何かがあったんだろう!」

 

「うん! 」

 

おそらく、さっき動力室から出てきた奴らがなにかしたのだろうと考えつつ

俺たちは動力室へと向かった。

 

 

そして動力室につくとそこには

 

「動力室が・・・何者かに壊されている・・・。」

 

「ああ、これは時限爆弾による破壊・・・、プラスエスパーポケモンに念の攻撃だろうな、」

 

「でもいったい誰が?・・・」

 

「おそらく、俺がここから出てくるのを見たあの人影たちがやったのだろう、」

 

そう俺たちが考えていると後ろから誰かの声が聞こえた・・・。

 

「ムム!! やはりわしのにらんだとおり、動力室が何者かに破壊されたんじゃね! 

よおーし! 」

 

「「? 」」

 

そういい謎のじいさんはオニドリルとギャロップを出してきた・・・。      

それでなにするんだ? というかこの人誰だ? 

 

「くらえ犯人! “ネコにこばん”!」

 

「うわっととと! なんだなんだ!?」

 

「おっと! あぶね!」

 

そういきなりあのじいさんはオニドリルとギャロップで攻撃してきたというかこいつら

“ネコにこばん”使えったけ? ・・・。                 

って、そんなことよりこの人絶対俺たちが犯人だと勘違いしてるぞ!

 

「ガ・・・ガーン! な、なんと! こ・・・こんな少年達が犯人とは! 」

 

「俺たちは犯人じゃないって!」

 

「じゃがわしは船に悪さをした君たちをゆるすわけにはイカンのよ! 許せ少年たち! 」

 

全然俺の言葉聞いてない!その上まだ“ネコにこばん”で攻撃してきやがる。

 

「いてて、いててっ! おーい! 誤解しないでくださいよーっ! 」

 

「ムダだイエローこの人全然俺たちの話を聞いていない! 」

 

このままじゃ埒があかん少し手荒だがここは実力行使で行くしかないか

 

「こうなったら、そのポケモンを倒せばおとなしくなるだろう出てこいウィン! 」

 

『おう』

 

「ムム! やろうというのか」

 

そう、俺が実力行使で止めようとしたが、

また再び船が揺れ始めその反動であのじいさんが手すりから落ちそうになっていた、

まずい!だがギリギリのところでピカとレオンが来て落ちるのを防ぐ。

 

「ナイスピカ!」「よくやったレオン! 」

 

そう喜んでいたが、また次の問題がでてきた。

 

「まずい!イエロー浸水だ! オムナイトをだせ」

 

そう、爆発の影響か複数の穴があいていた。

 

「わかった! でてきてオムすけ!」

 

「よし! 俺も出てこいララ! 」

 

『はい』

 

「れいとうビームであの穴をふさぐぞ!イエローはあっちを頼む! 」 

 

「わかった、オムすけ”れいとうビーム”であの穴をふさぐんだ! 」

 

「こっちもだララ“れいとうビーム”であの穴をふさげ! 」

 

『わかりました』

 

そういいララとオムナイトの“れいとうビーム”が空いていた穴を凍らしふさいだ。

 

「「よし! 」」

 

「ピカ! 様子はどうだった? 」

 

『ピ!』

 

「お前もどうだったんだレオン? 」

 

『それが、甲鈑のほうで誰かがあばれているんだ』

 

「なるほど、そこに向かったほうがいいな、乗客も心配だし」

 

そう考えているとさきほどのじいさんが話しかけてきた。

 

「お・・・おおっ! このピカチュウは・・・?

もしや我がポケモンだいすきクラブ名誉会員、

レッドくんのピカでは? そうじゃろ!今「ピカ」と呼んだな! 」

 

「! おじさんレッドさんを知っているんですか? レッドさんは今・・・!!」

 

おじさんはレッドの知り合いだったというか

この人ポケモンだいすきクラブの会長さんかと考えているとまた船が揺れた。

 

「イエローそれはあとでだまずは甲鈑に向かうぞ乗客が心配だ」

 

「わかった! ってことでボク達と甲鈑まで来てくださいおじさん」

 

「?? 甲鈑? 」

 

そういい、俺たちは動力室からでて甲鈑へと向かった。             

そこに着くと胸にRのマークを付けた3人組がいた               

あれあいつらロケット団じゃないか? 

 

「ワハハハ! 我らロケット団の存在忘れさせるわけにはいかぬ!! 」

 

「ロケット団! まさか! 2年前に壊滅したはずでは! 」

 

そうなんだ、ロケット団って壊滅したんだ・・・。                

まあ、まだ完全に壊滅してないだろうがな・・・。

 

「フフ、たしかに、2年前、マサラタウン出身の3人のトレーナーによって我らは敗れた。

首領、そして三幹部ともみごとにな・・・

だが残存勢力はカントーの各地で復活ののろしをあげる機会をうかがっていたのだ! 」

 

やっぱり・・・。

 

「残存勢力・・・」

 

「もともと、三幹部の下にはそれぞれ中隊長が統率する3つの中隊が存在していたのは

ご存知かな? そう! この我々3人は各中隊の長! いわばR団のエリート! 」

 

「このサントアンヌ号を占領をもって我らが復活をカントー中に知らしめる! 」

 

ああ・・・。なんか、やられやくのセリフのようにも聞こえるんだが・・・      

まあ、なんだ、精々頑張って・・・。

 

「あわわわ、犯人はロケット団だったのね」

 

「さあ、あいつらをとめるぞイエロー」

 

「ええ」

 

そういい、俺とイエローはあのさわいでいるロケット団のところに向かう

 

「なんだ、お前たちは!? 」

 

「とりあえず、グリーンの修行をしたんだ、まずは一人でやってみろ・・・

あぶなくなったら助けてやるから、それと乗客のことは気にするなそれは俺がやっておいてやる」

 

「はい! グリーンさんとの特訓の成果だせるかな? 」

 

「ああ、お前の今できることをやればいいだ」

 

「うん! 出てきてみんな!」

 

そういい、イエローは自分のポケモンをすべてだした、さて俺も乗客を避難させるか・・・。

 

「出てこい みんな! 」

 

『『『『『はい、おう(よ)』』』』』

 

「ララ万が一にそなえて海で待機していてくれ」

 

『わかりました』

 

そういい、俺たちは海へと向かった、そこにいくと大量のメノクラゲやドククラゲたちがいた。

こうなったらこいつらの協力をえるか・・・。

 

「なあ、お前たち乗客を避難させるのを手伝ってくれねえか?」

 

その言葉を聞いてくれたのか頷いてくれた。

 

「よしララ、ウィンとピジョを使って乗客を連れてくるから町へと避難させてくれ」

 

『わかりました』「こくり」

 

そういい俺はイエローたちのところに戻った。

 

「では、皆さんあの少年がロケット団を食い止めてるあいだあちらの町へと避難してください。

海のほうへいけばラプラスとメノクラゲやドククラゲたちが町まで連れていってくれますから」

 

そういい、乗客を海のほうへと避難させる

 

「ウィン、ピジョ、お前たちで子供やお年おりなどを避難させてやってくれ」

 

『『おうよ、任せろ』』

 

そういい、ウィンとピジョに避難の手伝いをさせる  

                   

それによりウィンは背中に人をのせララのいる海へピジョは町へと避難させる。

 

「さて、イエローはどうなった? 」

 

どうやらちゃんと戦えているようだな、

しかしそれに焦ったのかロケット団は船に攻撃しはじめた。

 

「どうせここまで傾いている船だ! 乗客ごと沈めてやる!ヤドン!! 

動力室を壊した力“ねんりき”を見せてやれ!!」

 

「ふん、無駄だシャドウ!こっちは“サイコキネシス”で船をもとに戻せ! 」

 

『おう! まかせろ! 』

 

「レイ! 乗客は? 」

 

「ああ、もう避難させた。あとはあいつらをなんとかするだけだ! 」

 

「さすが! レイ! 」

 

「「「なに! 」」」

 

声のしたほうを見るとスリーパーの“ヨガのポーズ”で空に浮いていた。

 

「だが、俺たちは上にいるどうやって俺たちを倒すんだ?」

 

「そうかな、お前たちの足元を見てみな! 」

 

「なんだと? ・・・?なにか足元が冷たいような・・・」

 

「なに! ポーズを組んだ足が・・・凍りついている!? 」

 

「ふふ! オムすけんの“れいとうビーム”だ! 」

 

「オ・・・オイ! スリーパー! はやく攻撃を! 」

 

「バカ! スリーパーに攻撃させたらオレたちを浮かべるやつがいなくなるだろ! 」

 

「オ・・・オイ! 氷の重みでだんだん 」

 

「そうだ、お前はちは氷の重みでもう浮いてられないそのまま海へ落ちるんだな」

 

「「「くそう! 」」」

 

そういい、ロケット団たちは海に落ちた。

 

「こうなったら・・アーボ、マタドガス、“ようかいえき”“ヘドロこうげき”」

 

まずい、アーボとマタドガスの攻撃はイエローを狙っている。

 

「イエローあぶない! にげろ! 」

 

「え? うわっ! 」

 

「わははは! お前も落ちろ! 」

 

そういい、イエローは船から落ちそうになるが、あまいな、俺がいるのを忘れるなよな。

 

「ピジョ! イエローを助けろ! 」

 

『任せろ! 』

 

そういい、ピジョは空にいたのでイエローを助けにいかせ助ける。

 

「ありがとうピジョ、いくよレイ! 」

 

「ああ!レオン! 」

 

「ピカ! 」

 

「「ダブル“10万ボルト” 」」

 

「「「あああああああ」」」

 

レオンとピカの“10万ボルト”によりアーボやマタドガス“を倒す

 

「うわあ! アーボとマタドガスが! 」

 

「あわ!なんだ海から・・・」

 

「なんだ? 」

 

「さてお前ら降参するか? 」

 

「誰が・・・」

 

「しないと、そこにいるメノクラゲやドククラゲたちが攻撃するぜ」

 

「なに!?」

 

俺がそういうと海から大量のメノクラゲやドククラゲが出てきた

 

「「さて、降参するよね?」」

 

「ハ・・・ハイ・・・」

 

さて、これでロケット団のサントアンヌ号襲撃は終わった。

 

 

 

 

 

 

 

そして、俺たちは今、ロケット団の3人をつれてクチバシティーの港に来ていた。

 

「さて、よくやったなイエロー、修行の成果はあったみたいだな」

 

「ありがとう! 」

 

そう言っているとポケモンだいすきクラブの会長がやってきた。

 

「ぬおお~悪党らめ! 」

 

「イエローくん、レイくんじゃったね、わしも仕上げの一撃くらわしてもいいんじゃね!? 」

 

「「え? 」」

 

「“ネコにこばん” “ネコにこばん” 」

 

「「「わあああ!! 」」」

 

そういうと会長はロケット団たちに“ネコにこばん”をくらわせてこらしめだした。

しかし、それだけじゃなくて小遣いがほしいのじゃないのか?・・・

 

「ふい~ 悪者はすべてわしがやっつけたぞい、ところでレッドくんは元気かの?」

 

「「ええと、そ、それが・・・」」

 

そういい、俺たちは質問に答え説明した。

 

「なに! レッドくんが行方不明じゃと! 」

 

「ええ、四天王という人たちからの挑戦を受けて出かけていったまま

このピカだけが帰ってきました 」

 

「そうなんだ! 俺たちはピカを連れてレッドをさがすようにと

オーキド博士から言われてきたんだ」

 

「そうそう、でも情報が少ししかなくて・・・、

なんでもいいんですもっと手掛かりが欲しい!! 

会長さん、レッドさんの知り合いならなにか・・心あたりありませんか!?」

 

「・・・・・・」

 

その後、会長はクチバシティーの伝説でこの海に4種類の進化の石がしずんでいることや、

それをここにきたレッドが見つけたことなど教えてくれた。

なるほどそういうことかなら一回行ってみてもいいな。

 

「よし、イエローそこに一回行ってみるか」

 

「はい! 」

 

「イエローくん、レイくん!いしは聖域に守られてめったなことでは立ち入れんといわれとる 

聞いているのかね!? 」

 

「どうしてもというなら・・・」

 

「「では、情報ありがとう会長さんその場所へ行ってみます」」

 

「でも、どうやっていくレイ? 」

 

「まあ、そこは任せておいてくれ」

 

そういい、俺たちはそのいしのある海へところに向かった。

 

「なあ、メノクラゲたち? この海にある神殿をしらないか? 」

 

そういうと、頷いた。

 

「そうか! 知ってるか、頼みがあるんだけど俺たちをそこへ連れていってくれないか? 」

 

そういうと、なんかこっちに頼みがあるように見えた。

そして、なにか着いてきてと言っているようにも見いた。

 

「とりあえず、なんか着いてきてほしいみたいなんだ行くぞイエロー」

 

「え? ええ」

 

「出てこいララ! 」

 

『はい』

 

そういい、俺たちはララに乗り海を潜った。そしてメノクラゲたちについていくとそこには、

岩に挟まれたメノクラゲがいた。

 

「「!?」」

 

「(ララ、“れいとうビーム”であの岩を壊せ! )」

 

『わかりました』

 

そう頼みララの“れいとうビーム”により岩をこわしメノクラゲを助けそしていったん海をでて

、怪我をしたメノクラゲを治療した。

そのあと元気そうになったメノクラゲをみてみんな喜び始めた、

それで付いてこいとばかりに俺をひっぱりだした。

 

「どうした、その聖域に連れていってくれるのか? 」

 

「こくり」

 

「だってさ、イエローいくぞ! 」

 

「おお! 」

 

そして、もう一度、海を深くもぐりメノクラゲたちについていくと

海の中なのに息ができる場所についた。

 

「ここだな、レッドがきたという聖域は、それに見てみろあそこにいしがあるぞイエロー」

 

「本当だ! でもひとつしかない」

 

「本当だ、これはリーフのいしだな! おそらくだれかが持っていったんだろう」

 

「そうだね、でもこんなきれいなところにこれたしいいや」

 

「まあ、そうだなこんな綺麗なところにこれたしな」

 

そういい、俺たちはしばらくその聖域にいた。

 

 

 

 

 

 

 




いかがだったでしょ!
サントアンヌ号懐かしいですね・・・
なのでできるだけ沈まないようにしてみました。
どうでもいいと思いますが・・・
では、また次回お会いしましょ~
またね!


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第8話 「四天王ワタル登場!! 」

第8話更新で~す。
みなさん元気ですか?
今回もとりあえず書けました
少し長くなってしまったけど
どうぞ、よんでください!


あの海の神殿に行ってから、次の日、俺は現在イエローとは一緒におらず現在、

ピジョに乗り空を飛びマサラタウンに向かっていた。

なぜ俺はマサラタウンに向かっているかというとそれは、

あのあと神殿からポケモンセンター帰ったときに戻る。

 

 

「あの神殿は綺麗だったなイエロー」

 

「ハイ! 」

 

そういいポケモンセンターに入ると、

 

「ああ!よかったレイくん? 」

 

「ハイ? なんですか?ジョーイさん? 」

 

「あなたに連絡よ! 」

 

「はい? はあ、わかりました」

 

「伝えましたから・・・」

 

「という訳でちょっと行ってくるわイエロー」

 

「ハイ」

 

 

 

そして、連絡があったと言うところにいく、まあ、某ポケモンアニメで使っているあれだが

 

「はい! レイですが」

 

すると、モニター画面は真っ黒にしか映っておらず、声しか聞こえなかった。

 

「お前がレイとかいうやつだな」

 

「おう、俺がレイだ、お前は誰だ!? 」

 

「マサラタウンにお前一人で来いさもないとお前の知り合いがひどいことになる」

 

「なに!? お前なにが目的だ! 」

 

「いいな! お前一人でこい! 絶対だ! それとこのことは誰にもいうなさもないと

 人質の命はねえ」

 

「くっ! わかった」

 

そういうと、連絡は切れた。なんだ誰だ!?とりあえず行ってみないことにはわからん、

まあ、イエローには特に何も言わずに行くか・・・

 

 

「あ! レイなんだったのさっきの連絡って? 」

 

「ああ、それのことか、それはなんでもマサラタウンに一度帰ってきてほしいらしい博士が・・・」

 

「ふーん、そうなんだ」

 

「という訳で俺はちょっと行ってくるわ」

 

「ボクも行こうか? 」

 

「ああ、いいよ言われたのオレだけだし、イエローはこのまま一人だけど次の町に向かってくれ

なんだったらララ貸すし」

 

「わかった、あとララはいいよ、自分でなんとかするから・・・」

 

「そう、じゃあがんばって! 終わったら追いつくから」

 

「うん」

 

 

こうして、俺はマサラタウンに向かうことになった。

 

「しかし、どうしてあんな脅迫されたんだ俺は・・・」

 

『さあ? でもなんかあるんだろぜ』

 

「そうだな、博士たちが無事か心配だ急いでくれ! ピジョ! 」

 

『任せろ! 』

 

 

 

 

 

 

ところ変わってイエローはというと・・・。

レイと別れてから2、3日はたっているのに、次の町には行かず、まだクチバシティーにいた。

 

「・・・・・・」

 

それで、ポケモンすべてだして海で釣竿を垂らしていた。

 

「海・・・、どうやってわたればいいのかなぁ~」

 

「ここまでくるのにつかっていた、サントアンヌ号は壊れてしまったし・・・」

 

「ボクの唯一の水ポケモンはオムすけだけど“なみのり”を覚えてないし・・・」

 

「第一、人を乗せて海を渡れるほど体は大きくないもの・・・

と思って、新しい水ポケモンを探してはいるけど・・・・・・」

 

「ここはクラゲくんたちしかいないし! 」

 

こんなことなら、レイからララ貸りとけば良かった。

 

「はああ・・・まあいいや、ため息をついててもしょうがない」

 

「水系ポケモンを手に入れて海をわたるしかないんだし、

明日、別の水辺にいって新しい水ポケモンを探そう!! 」

 

そういい、なんとかやる気をだした。

 

「ふう、なんだか目がさえて・・・、今夜は眠れそうにないや、

じゃあピカ技の練習でもしようか!? 」

 

『ぴか! 』

 

「えーと、今ピカが覚えてるのは・・・」

 

「いっくぞお、“10万ボルト”、“フラッシュ”、“でんじは”」

 

と次々にわざをだす。

 

次は1番タイミングがむずかしい技“みがわり”だ、

HPの1/4を使って分身を作り出す技だけど・・・。

 

「いくぞピカ! “みがわり”」

 

そうしてピカが“みがわり”を発動し分身ピカがあらわれる。

 

「やった!! あとは本体と分身にそれぞれ指示をだすタイミングを練習すれば・・・」

 

「き・・・ええええーーー」

 

そう考えていると後ろから男の悲鳴みたいな声が聞こえた。

 

「な、なんだあ!? 」

 

そこには波に乗ったヤドンにのる男がいた。

 

「た・・・助けて! 」

 

「あ! ピカあぶない! 」

 

その波がピカを襲いみがわりの分身が消滅した、そして助けを求めた男は砂浜へぶつかった。

 

「あいててててぇーっ! 」

 

「だ、大丈夫ですか!? 骨を折っている・・・、ピーすけ! 」

 

ピーすけのいとをはくにより骨折した足を固定した。

 

「おー、あ、ありがとうございマース、助かろマシタ! アタタタ」

 

「こ・・・こんな夜中に・・・いったい何をしていたんですか? 」

 

「これデースよ、コレ」

 

「”サマービーチなみのりコンテスト”!? 」

 

「ソーデース」

 

「ワタシの名は海パン野郎、これまでカントー中のあらゆるレースコンテストに出場してきた、

選手権大好き人間デース!! しかーし、

明日ここで行われる大会のために最後の調整していたガ大波にのまれて、

この足では明日は無理デスね」

 

そして、ちらしを見るとそこには“優勝者にはポケモンハクリューをプレゼント”

 

「ハクリューか・・・」

 

「オーそうダ!! アナタ出マスカ? ワタシのヤドン貸しマース」

 

「ええ!? いいんですか? 」

 

「親切にしてイタダイタお礼デース!! 」

 

こうして、イエローは海パン野郎もかわりに出て優勝しハクリューを手に入れることを決心した。

 

 

そして次の日!

 

「今年もやってまいりました! クチバ湾サマービーチなみのりコンテスト!! 」

 

「さあ、今年もカントー中のなみのり自慢が集まりました! 

そして優勝者に贈られるのは・・・長距離航海に最適このハクリューが贈られます」

 

「「「「「おおおお」」」」」

 

「では、オープニングセレモニーへ移りましょう!! 」

 

こうしてなみのりコンテストが始まり、

参加者はみんな優勝商品のハクリューを目指してがんばろうとしていた、

イエローもその一人である。そしてオープニングセレモニーの

ハクリューのなみのり姿が見られていたが突然ハクリューの様子がおかしくなった。

 

「? 」

 

「おや!? どうしたのでしょうか・・・」

 

「「「「うあああああ」」」」

 

そして、様子がおかしかったハクリューが暴れだし

それにより生まれたうずしおが参加者を飲み込んだ!イエローもその一人である。

 

「な・・・、な、何が起こったのかわかりません! 

と、突然ハクリューの周囲にうずが出現し選手たちが巻き込まれて・・・!? 」

 

「あれはなんでしょ!? ハクリューの頭上に人影が!! 」

 

「うるさいぞ」

 

そういい、その人影はハクリューに“はかいこうせん”を指示し、クチバシティーを破壊した。

 

「ゴホッゴホッう・・・」

 

イエローはなんとか海から避難していた。

 

「出てこい! どこにいる! 」

 

誰かをさがしている!? 

 

「・・・もう移動していたか? フフフ行くぞハクリュー」

 

そうして男は去っていった。

 

「間にあうかな」

 

「イエローくんなにを!? 」

 

「海パンさん・・・あいつを追います」

 

「ええ!? 」

 

「それから、この子はお返しします、お借りした“お友達”を傷つけるわけにはいきませんから・

・・」

 

「だってユーは“なみのり”のできるポケモンが・・・」

 

そう海パン野郎がいうのを無視してイエローはドードーにのり海岸を走り追いかけた。

そうしてしばらく走っているとこのままじゃ見失ってしまうと思ったのか

 

イエローはドードーの足にピカを乗せピカを吹っ飛ばした。

 

そしてピカはあのハクリューまで飛んで行きそれに捕まった。

 

「・・・、なんだおまえは!? 」

 

そしてイエローはピカに付けていたキャタピーの糸をたどってその場所に向かった。

 

「・・・なんのために追ってきた!? 」

 

「町を・・・! なぜ町を!! 」

 

「捜し物をしていたのさ、ああやれば、よけいな手間がはぶける・・・まあ、無駄足だったがな」

 

「そのために多くの人やポケモンが・・・」

 

「死んじゃいないさ、あのコンテストはクチバの一大行事だ、町自体は空っぽだったはずだ」

 

「・・・えっ!? 」

 

「フフフ、まあトレーナの一人や二人はくたばったかもしれないが・・・

そして、おまえもなオレを追ってきたということは・・・ 」

 

「次の朝日は拝めないということだ! 」

 

そういい、イエローにハクリューが襲いかかってきてイエローの体を巻きつけた。

 

「ぐ・・・ぐぅ・・町を・・・あんなにするなんて・・・

ロケット団のようにポケモンを悪事に利用するなんて・・・ぐぐ」

 

「悪事? ・・・フフフ、そうか、知らなかったか俺のあの行為は悪事か」

 

「だが、考えてみろポケモンにとってくそ狭い町まちで飼いなされるよりも良いとは思わないか?

 」

「ポケモンが生きやすい世界を作るには人間は邪魔なのだ! 

この世界において優秀なトレーナー以外の人間を滅ぼす! 

それがこの四天王ワタルの目的だ!!」

 

総宣言するとハクリューの締め付けがさらにきつくなった。

 

「うわあああああ!? 」

 

『ピーッ! 』

 

「ワハハハハハハ! 」

 

さらにハクリューが空に浮き出した」

 

「そ、空に!! 」

 

「そうだ、海を行き空を駆けるハクリュー、そう、この四天王の将ワタルは竜の力を司る! 」

 

そうして、空を見ると黒い雲があらわれた。

 

「ハクリューが雷雨を呼んだ!? 」

 

「見たか、気象すら我がものとするこの力を! 

この世界には我ら四天王と優秀なトレーナー以外の人間は必要ない!!」

 

『ピィカアアアア! 』

 

ピカが攻撃し、イエローを助けようとしたがかなわずハクリューにやられ海に浮かんだ。

 

「命は失わない程度に手加減しておいた・・・ん!?」

 

「・・・その傷、フッ、ハッハッハ! そうか! 

左耳に傷を持つピカチュウ、カンナとキクコが追っていたのはおまえたちか! 」

 

「ようやく、見つけたぞイエロー・デ・トキワグローブ! 」

 

「どういうことだ! 」

 

「俺はお前を捕まえるためにここにきたんだ!? 

そしてお前と一緒にいたレイとかいうやつも今頃俺がおくった

大量のトレーナーにやられている頃だろ」

 

「なに!? レイが! まさかあのメッセージはお前が!? 」

 

「ああ、俺がお前からやつをはなすためにやった、奴は少し厄介だからな」

 

「嘘だ!レイがそんな簡単にやられるわけ・・・」

 

「フ! いくら奴が強くてもあの数のポケモンに勝てるわけはない今頃奴は死んでいるだろ!?

 」

「う、嘘だ!嘘だ、レイが死ぬわけない・・・」

 

「悲しむ必要などない、お前もやつと同じところに送っってやる、

ハクリュー“はかいこうせん”」

 

ハクリューに投げ飛ばされ空中にいたためハクリューの攻撃をかわせない、

そのためピカは最後の力を振り絞りイエローの盾になろうとしたが

 

「そうなることはわかっていた」

 

しかし、それはワタルに読まれていてピカはハクリューに締め付けられた。

 

クチバの街に大きなクレーターを残す程の威力を持った"はかいこうせん"がイエローへと迫り、

イエロー自身も、かわせずにいた。

 そしてワタルが笑い、ピカが鳴いて、イエローも泣いた。

 

「……ごめんなさい、レッドさん……レイ・・・」

 

空中で涙を流し、イエローが後悔の言葉を呟いたとき、それはあらわれた。

 

 

 

 

 

 

 

「・・・ったく、なに泣いてるんだよ!イエロー 」

 

上空に一匹のピジョットがあらわれた。

 

 

それに乗った少年は、イエローを抱きかかえていた

ワタルは自分より高いところにいるため、逆境で姿が見えなかった。

 

 

「え!? 」

 

「……ええい貴様!誰だ、姿を見せろぉぉぉ!」

 

その状況が気に入らなかったらしい、ワタルは怒りのままに"はかいこうせん"を

謎の影に撃ったが、ピジョットはそれよりも速く動きかわした。

 

「急いでここに戻ってみれば・・・」

 

「・・・貴様は!? 」

 

「まさか、こんなことになっているとはな」

 

「・・な、なぜだ!なぜ、貴様がここにいる?」

 

「まあ、なんとか間に合ったみたいだな」

 

「レイ! なぜだ!?お前のところに送ったあの大群のポケモンやトレーナーたちはどうした!? 」

 

「ああ、あいつらなら、今頃のびているだろうよ! 」

 

「なに!?あの数を倒しただと!?」

 

「あれくらい、どうってことない、一人一人は別に強くなかったし・・・」

 

 

そう、レイはワタルに返事した。

 

「レイ!レイだよね! 」

 

「ああ、オレだぜ! また心配させたみたいだな」

 

「うん、いいのレイが無事なら・・」

 

「そうか、でもまずはやつをなんかしないとな、しっかり捕まってろよイエロー!」

 

「うん」

 

そういい、抱きかかえていたイエローをおろしてしっかりつかまっているようたのんだ

  「フ、この俺をなんとかするだと!フハハハハハ!いいだろ、

この竜使いのワタル自らお前たちを地獄におくってやる!」

 

  「ああ、こいよ!ハクリューだけじゃないだろ!? 」

 

「お前などこのハクリューで十分だ! それに今はこいつしかいないしな」

 

「そうか、だったら俺もこいつだけでやってやるよ! 出てこいララ! 」

 

『はい』

 

そう言い俺はラプラスのララをだす

その態度に怒ったのかワタルは

 

「・・・貴様なめているのか!? 」

 

「・・・お前などララ一体で十分だ! 」

 

まあ、実際は海の上だからララ以外は戦うの無理なんだけど、

それにここであいつをだすわけにもいかないしな、

そう思い俺は一瞬最後の6つ目のボールをみた。

 

「というわけで頼むぞララ」

 

『任せてください!』

 

その態度に、さらに怒ったのかワタルは

 

「ふざけるのはいい加減にしろハクリュー“りゅうのいかり”」

 

「フ!あまい、ララ!“れいとうビーム”で凍らせてしまえ! 」

 

『はい』

 

「なに!? 」

 

ララの“れいとうビーム”がハクリューの“りゅうのいかり”を凍らせたことにより

ワタルは驚いた。

 

「さて、そろそろ、ピカを返してもらおうかララ“なみのり”だ、」

 

ララの巨大な“なみのりがハクリューを巻き込みそのひょうしに

ピカを空中にはなしていまいそこでピカを救出した。

 

「さて、ピカは取り戻したしそろそろ終わらせますか! 」

 

そのころピカはイエローによって回復されていた。

 

どうやら、さっきのなみのりはワタルも巻き込んでいたらしく

 

海から出てきたワタルはさらにキレていた。

 

「……許さん、許さんぞ貴様!レイ!……ハクリュー!“はかいこうせん”」

 

「ふ! ララ“ハイドロポンプ”で打ち返せ」

 

ララの“ハイドロポンプ”で対抗しようとしたが突然ハクリューの“はかいこうせん”が

まがりだした。

 

「なに!? 」

 

「バカめ!俺のハクリューは自在に“はかいこうせん”を操ることができる、

これで終わりだやってしまえハクリュー! 」

 

「レイ!? 」

 

「フッ! 大丈夫だイエローそんなことで俺のララはやられはしない!」

 

そういうとララに当たりそうになっていた“はかいこうせん”はララをすり抜けた。

 

「どういうことだ!?なぜあたらない!?」 

 

「まわりをよく見てみろ!」

 

「なに!? 」

 

そういい、ワタルはあたりを見るとラプラスの周りにはしろいきりがでていた

 

「それは」

 

「そうララの“しろいきり”によりお前が見ていたのは蜃気楼だったんだ、

これで最後だララ“れいとうビーム”」

 

そういい、ララのれいとうビームが命中し巨大な爆発を起こし、

煙がはれるとそこにはワタルとハクリューはいなかった。

 

「っち!逃げたか! 」

 

 

 

 

 

 

「レイ!いいのワタルを逃がして? 」

 

「それか、別にいいよ!ここは海俺もあいつも全力では戦えないしな! 」

 

「そういえば、襲われたって、本当? 」

 

「ああ、本当だぜ、大量のポケモンたちにトレーナーに襲われた」

 

「そのわりには、怪我一つしてないんだけど・・・」

 

「ああ、それな、だってオレ一人で戦ってないもん」

 

「ちょっとそれどういう事!! 」

 

そうイエローが叫ぶと、なみのりしているピカのボートからジャンプしてこっちに乗ってきた。

突然のことでびっくりしたが、海に落ちないようにイエローを抱きしめ乗せてやる。

 

「ちょ!いきなり乗ってくるなよな! はあ、ピカお前もこっちにおいで」

 

そういうと、ピカも嬉しそうにやってきてララの頭の上に乗った。

 

「レイ!ちゃんと説明して! 」

 

「わかった、わかった、あのあとイエローと別れてからしばらくたったときまあ、

 トキワの森あたりでな」

 

「また、ここにやってきたな」

 

『ああ、またここか』

 

「さて、そろそろ、行くか・・・!? 」

 

『おい、レイ!』

 

「わかってる、おい出てこい、わかってるだよ、お前たちか俺を呼んだのは?」

 

「ああ、あまりに遅いでなここまで来ちまった」

 

「早くやっちまおうぜ」

 

「どういうことだ! 人質は無事なんだろうな!」

 

「人質、そんなものは始めからいねえ、お前を誘きよせる罠に決まってるだろ」

 

「そうか、人質はいないのか・・・だったらお前ら3人程度すぐに倒してやる」

 

「ふ!ハハハハハハ! 」

 

「俺たち3人だけだと思ってるのかあまいな」

 

「そうだぜ、オイでてこいお前ら! 」

 

敵の一人がそういうと後ろの影から10人いや100人もの人が出てきた。

 

「げ!さすがにこれだけの数、相手するには少し手間がかかるな、でてこいみんな」

 

『『『『おう(はい)』』』』

 

『どういうことだピジョ』

 

『それがなウィンこいつらが俺たちを呼んだらしい』

 

『そうなんですか』

 

「おい、お前らこいつらさえ倒せばいいだぜやるぞ」

 

『『『『『おう(はい)』』』』』

 

「俺たちをやるだと、なめるな覚悟しろ! 」

 

そういい、たくさんのオニスズメやオニドリルなどのポケモンが襲ってきた。

 

「レオン”10万ボルト”、ウィン”かえんほうしゃ”、ララ”れいとうビーム”

 ピジョ”つばめがえし”、シャドウ”サイコキネシス”」

 

『『『『『任せろ(てください)』』』』』

 

といい、俺のポケモンたちがどんどん敵のポケモンを倒していく!

 

「しかし、これじゃあきりがない! ん?」

 

そう思ってると、後ろのほうに、ガルーラやストライクやスピアーなどの虫ポケモン

がいた。このさわぎにでてきたか、ちょうどいい

 

「お前たち少し手伝ってくれねえか、あいつらお前たちの森を壊そうとしてるんだ」

 

そういうと、ポケモンたちは怒ったのか俺の頼みを聞いてくれて一緒に戦ってくれた。

 

「ち!、」

 

「卑怯だぞ!」

 

「野生のポケモンたち使うなんて」

 

「使ってるんじゃない、手伝ってもらってるんだ! 」

 

そういい、しばらくすると野生のポケモンたちの助けによって敵は思っていたより

速く倒せた。

 

「くそ!こんなにも簡単にやられるとは」

 

「お前たちまだやるか! 」

 

「「「すいませんでした!」」」

 

そういい、奴らは逃げていった。

 

「フン! なさけない!っと!お前らもありがとうな!?」

 

そういい、手伝ってくれた野生のポケモンたちにお礼をいう。

 

「さあ、お前たちのおかげで森が救われたしな、またなんかあったら頼むよ」

 

そう、頼むと頷いてくれみんなは森に帰っていった。

 

「さて、イエローのもとにもどるかピジョ頼む」

 

『任せろ!』

 

 

 

「というわけでなんとかなったんだ」

 

「へええ!、そんなことあったんだ」

 

「それより速く次の町に向かってレッドを探すぞ」

 

「はい」

 

そういい、俺たちは町をめざしていた。、

次の島グレンタウンに向かう!

 

 




以上!第8話でした。
ついに、四天王2人目ワタル登場!
長かったよいうで短かったぜ。
まあ、それはさておき
最近、だんだん暑くなってきたのかやや体がだるい私ですが・・・
みなさんは大丈夫ですか?
ですが、それでも頑張って書いていこうと思います。
これからもよろしくお願いします。
では、またみなさん次回にお会い四しましょう。


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第9話 「戦いの前兆」

第9話更新で~す。


ここは、カントー地方の地図にない島、スオウ島

 

「まさか、あなたが逃げてくるとは思わなかったわ」

 

「・・・あぁオレ自信もそう思うカンナ」

 

「フェ、フェフェフェ! 作戦は失敗したようだね」

 

「キクコか・・・あぁ、俺たちが思ってたよりレイとかいう少年は強かった、

いやまだ力を隠しているようにも見えた」

 

「まさか、あんたがそこまでいうなんてね」

 

「それより、キクコやつの情報は見つかったのか? 」

 

「いや、まったく見つからなかった」

 

キクコはワタルに言われてレイという少年の情報をさがしていた。

そして、見つけ出した情報が彼は数ヶ月前にオーキド研究所に現れそのまま数週間そこにいて、

イエローという少年とレッドを探すためにそこを出たとしかわからなかった、

ワタルのいう力があるなら、トレーナーとして何か有名にもなっていそうだが・・・、

まあ、それはそのはず、彼はここにきてまだ1ヶ月ほどしかたっていないのだから、

そんなことは知らない四天王たちはいくら調べようともレイの情報は手に入らないのである。

 

「・・・キクコ、シバを呼び戻せ・・・もしかしたらあのレイとか言う奴イエローのような

何か“特別な力”を持っているかもしれない」

 

それが、ないにしても奴の力は厄介だ、

だが次こそはこの四天王ワタルがお前の命もらい受けてやる

 

「どちらにしても、いずれ奴等はこのスオウ島に来るだろう、

答えはその時、その命も預けておくぞ……レイ、イエロー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところ変わって、

レイとイエローは現在ラプラスのララに乗り次の島グレン島に着こうとしていた。

 

「さて、ようやくついたぜ、さすがに疲れたな・・・」

 

「そうなの? ボクはそこまで疲れてないけど・・・」

 

「俺はお前と違って、一度トキワの森まで行って雑魚たちを倒してから

お前に追いつくために急いでクチバシティーに向かい、

そしてようやく追いついたと思ったらお前がハクリューの攻撃を受けそうになってるし、

さらにそのハクリューは四天王のワタルのポケモンでありバトルするはめになるし・・・

もうこの数日いろいろありすぎて疲れたんだよ・・・」

 

「は、ハハ・・・それは、なんかごめん・・・」

 

「いや、いいよお前が悪い訳じゃないし、

それよりララありがとなバトルして疲れているのにここまで乗せてくれて」

 

『いえ、大丈夫ですこれくらい』

 

「そう、また何かあるかもしれないし、まあそれまでゆっくり休んでくれ」

 

『はい』

 

そういい、俺はララをボールにもどした。

 

「さて、行くかイエロー」

 

「はい、でもあれ火山・・だよね、すごいな噴火とかするのかな? 」

 

「いや、さすがにそれはないだろ」

 

「そうだよ!あの火山は休火山だよ、今は活動していないよ」

 

「「! 」」

 

「「誰? 」」

 

「ココはグレン島、そしてボクはボーイスカウトだよ」

 

ボーイスカウトね・・・なんかこの世界、

名前なのかといいたくなるような人が多いようなきがする・・・

りかけいのおとこ、とか、ボーイスカウトとか・・・

まあ気にしてもしょうがないか

 

「グレン島か・・・ここはカツラさんがジムや研究所を持っている島なんだが

どうするイエロー? 」

 

「そうなの? だったらココではレッドさんの手掛かりは見つけられないかも・・・

当然カツラさんが調べつくしてるだろうからなぁ、どうしようかレイ?」

 

「どうするって、なんで俺に聞くのか・・・

まあいいやとりあえずカツラさんに会うのがいいだろう、

なにか新しい情報を持っているかもしれないし・・・」

 

「そうだね・・・ん?」

 

「どうしたイエロー? 」

 

イエローが見ている方を見るとさっきのボーイスカウトがキョロキョロしながらなにか集めていた。

 

「ええと・・・これなんか良さそうだね、これはダメだ」

 

それはなんか、てごろな石を集めていた。

 

「何をしているんですか? 」

 

「ん? イヤ、知り合いがポケモンバトルの特訓をする手伝いをたのまれているんだよ! 」

 

「「・・・特訓? 」」

 

「まあ、ついてくればわかるよ」

 

そういうボーイスカウトについていく、

そしてついていくと断崖絶壁の谷に橋が一つだけかかった場所についた。

 

「ここだよ、特訓の場所は」

 

「ひえ~~~~! 」

 

「・・・で特訓するのは・・・あの人! 」

 

そういい指をさす方を見ると綱のない橋に一人のじいさんが立っていた、

少し遠くて見にくいがおそらくあれはカツラさんだろ・・・

でも何するんだここで特訓て、まあ、見ていればわかるだろう。

 

「さあ、やってくれ」

 

「ハ~イ、いきますよぉっ! せええの!」

 

ボーイスカウトはそういい、

ゴーストと一緒にさっきさがしていた石をカツラさんに向けておもいっきり投げた。

 

「スゴイ球!! 」

 

イエローがそういうほど、勢いのある球だった。

そしてその球をというか石をカツラさんの後ろから突然現れた影が巨大なスプーンらしきもので

打ち返した。なんだあの影は?

 

「なんだ!?」

 

「さあ、次を頼む! 」

 

「わかりました。じゃあ、でてこいウインディ」

 

ほお、ウインディか、なんかこいつ俺の使っているポケモンに似ているなウインディや

ゴーストなど、でもどうするんだウインディで?

 

「じゃあ、ウインディ僕たちがこれを投げたら“ひのこ”ね! 」

 

そういい、また沢山の石を投げるとウインディがそれに向けて“ひのこ”を当てて燃やした、

なるほど前グリーンがやっていた特訓に似ているな。

 

「火球が! あんなにたくさん! 

つり橋の上では左右には逃げようもないしバランスを崩したら落ちてしまう! 」

 

「大丈夫だ! イエロー」

 

「でも、レイ・・・」

 

「見ていればわかる!」

 

そういい、その火球がとんで言ったほうを見ると、

また謎の影が現れて巨大なスプーンでまた打ち返した。

 

「まただ、ねえレイあれ、なんだろ? 」

 

「わからね、遠すぎて影しか見えねえからな、

でも、多分おそらく打ち返しているのはポケモンだろ、

そして巨大なスプーンのようなもので打ち返しつづけているんだろ」

 

「やっぱり! でもポケモンだとしてもあんな形のポケモン見たことないよ」

 

「ああ、俺もさすがに影だけじゃわからないしな」

 

そう、イエローと話ていると特訓が終わったのか、カツラさんがこっちにやってきた。

 

「ありがとう、これは今日の分のお礼だ・・・またたのむ」

 

そういうと、カツラさんはボーイスカウトにお礼をいい、封筒のようなものをわたしていた、

おそらくお金かな

 

「い~え、おやすいご用です」

 

「ねえ、レイ、この人の声・・・どこかで聞いたような、

それに見たような気がするんだけど? 」

 

「ああ、それはそうだろ」

 

「どういうこと? 」

 

「まあ、ついてこい 」

 

そうして、イエローをあのじいさんのところに連れていく、しかし気づかないものなのか?

 

「どうも、お久しぶりですカツラさん」

 

そういうと、イエローはすごく驚いていた。

 

 

 

 

 

「まさか、私の変装を見抜くとは・・・」

 

「いや、普通わかるでしょ」

 

「ボ、ボクわからなかったんだけど・・・」

 

カツラさんは俺が気がついたことに驚いていた、

でも本当にイエローは気づいてなかったのかよ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところ変わって、カツラさんの研究所

あのあと、カツラさんに言われイエローと俺はついていくとこの研究所についたというわけ、

 

「ここは、私の秘密研究所だ、裏はジムになっている」

 

そういい、いつものサングラスとヒゲをつける

 

「ああ、いつものカツラさんだ! でもなんで変装なんて?」

 

「どこで誰が見ているかわからないからな」

 

「へえ、ちゃんとそういうこと考えてるんだ・・・」

 

と、俺は少し感心していると

 

「でも、実は本物のヒゲは炎の特訓でコガしてしまったんだがねハハハ・・・」

 

ガクッ! 

 

「俺の感心をかえせ! 」

 

「まあまあ、レイ落ち着いて! 」

 

怒っている俺をイエローが落ち着かせようとする、しかし、

少し殴てやりたいと思った俺はわるくないと思う。そう思っていると何か機械が鳴り始めた。

 

「いいタイミングで来たな、丁度タケシから連絡が入ってきた」

 

タケシ? あの正義のジムリーダーとかいう奴らの一人の岩タイプを得意とするタケシか・・・。

 

「とはいえ、手短かにせねば盗聴の危険があるからな」

 

盗聴ね・・・そんなことも考えないといけないのか・・・

 

「・・・私だ、カツラだ! 」

 

『カツラさん! 今・・オツキミ山の裏手だがレッドがいた! 』

 

「!!」

 

「「えええええええ~」」

 

なにレッドがいただってよかった・・・

オツキミ山といえばあのハナダシティに行く前に通る洞窟か・・・

なんでそんなところに?

 

「そ、それで、レッドは無事なのか!?」

 

『・・・いや、それが・・・』

 

『正確にいうと・・・いたんだがいないんだ! 』

 

「「「?」」」

 

いたのにいない、とんちか? どういう意味だ?

 

『オツキミ山を散策していた俺だが途中大きな穴を見つけてな、そこに入ると』

 

そういい、穴に入ったときに見たものをモニターに映してくれる。

そこには、氷づけになっている人が映っていた。

 

「あ・・・レ、レッドさん! レッドさん! 」

 

『ピ・・・ピピピピィ~ッ! 』

 

「落ち着けイエロー、ピカ! 」

 

今度は俺がイエローとピカを落ち着かせる。しかし、あれがレッドか・・・

 

「で、それはレッドではない・・・そうだろタケシ・・・」

 

『ああ、カツラさん、こいつはレッドの形をした氷像だ、

ただの氷の塊だ!そして中身は空っぽなんだ』

 

「いたけれどいないという言葉の意味がそれか・・・」

 

「タケシさんつまりその像は、氷攻撃で凍らされたレッドさんが・・・

そのあと抜け出たものだっていうことですか!? 」

 

「そうだよイエロー」

 

「しかし、凍らされたのなら自力ではでれないだろタケシ! 」

 

そう俺が問いかけた。が突然通信がおかしくなった。

 

「む、通信に割り込みが!! 」

 

ほお、割り込まれることあるんだ・・・

そしてタケシの通信にわりこんだのはこれまた

同じく正義のジムリーダーの一人カスミだった・・・

 

『カツラさんっ!! 大変!! ニビが! 格闘ポケモン軍団に襲われている!』

 

「カスミくん!? 」

 

『タケシに伝えて! そして・・・ニビだけじゃないの! 』

 

「何? 」

 

『あたしの町ハナダもエリカのタマムシ・・・』

 

そこで突然、声が消えた。

 

「カスミくん! カスミくん!! 切れてしまったか・・・

タケシ、聞こえたか!?今すぐ山をおりるんだ! タケシ!! 」

 

『ああ、聞こえてたさオレの・・・ニビシティが燃えている! 』

 

そう言い、タケシの通信も切れてしまった。

 

「ついに四天王の本格的な攻撃が・・・始まった! 」

 

「そうなんですか、でも大丈夫なんですかジムリーダーたちは・・・」

 

「まあ、あいつらもジムリーダーだなんとか大丈夫だろ」

 

「ああ、それなら多分大丈夫だろイエロー、

 それにもし何かあってもオレの友達がなんかしてくれる」

 

「どういうことだレイくん?」「どういうことレイ?」

 

「ああ、そいつら襲っているのニビシティ、ハナダシティ、タマムシシティだろ?」

 

「ああ」

 

「そこなら、大丈夫だ、前にそこらの近くにいったとき、

その町の近くの森や草原のポケモン達と友達になってな・・・

なにかあれば助けてやってくれと頼んどいたんだ・・・」

 

そう、俺はあのときイエローと別れたときにそれぞれの町を通り休んでいるときに

友達になりなにかあったら頼むとお願いしていたのだ。まさか本当にそうなるとはな・・・

 

「え? そんなことあったの」

 

「なに、ポケモンと友達に・・・まあそうなら大丈夫だろ」

 

「だったら、こちらはこちらで動くか・・・」

 

「動くってどうするんですか? 」

 

「じつは独自の調査で四天王の本拠地の目星がついている! ・・・ここだ! 」

 

そういい、カツラさんは地図を広げある場所を指さした。

 

「「ここは・・・?」」

 

「地図にはない島だ、おそらく四天王は私がカスミ達に合流すると考えているだろう、

裏をかいて・・・今この島に攻め込む君たちと私でだ! 」

 

「えええ!? 」「ほう!」

 

「ボクらとカツラさんだけで・・・」

 

しかし、イエローは少し不安そうだった。

 

『ピカ!』

 

「イエロー、ここでなんとかしないともっと被害が増える、

やろうぜイエローなにかあれば俺が助けてやるから」

 

「ピカ、レイ・・・そうだよねレッドさんを助けるって決めたもんね・・・

よし行きますカツラさん! 」

 

そういうとカツラさんは頷いてくれた。だが突然カツラさんはひざをついた。

 

「どうしたんですか?カツラさん」

 

「すまない、私は後で行くから先に行ってくれ地図を渡すから」

 

「ええ?」

 

「わかった行くぞイエロー」

 

「えええ!?ああもうわかったレイ!」

 

そういい、俺たちはカツラさんに言われた島に向かう。

 

「でてこい!ララ」

 

『はい』

 

「ごめんなララ、またすぐに頼ることになって」

 

『いえ、気にしないでください』

 

「よし、イエロー、ピカ早く乗れ」

 

「わかった!」『ピカ!』

 

こうして、俺たちは敵の本拠地に乗りこむことになった。

 

 

 

 

 




以上第9話でした。
報告としてはこのシリーズ終わったらどうしようか
悩み中です。本当にどうしよう
まあ、それはのちのち考えていこう!
では、また次回この場所でお会いしましょう!


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第10話 「ブルーとマサキ登場!めざせスオウ島!」

お気に入りの数も徐徐に増えて嬉しいです
では第10話どうぞ!


「だいぶ良くなったんね」

 

「体毛のツヤも戻ってきているわちょっとそのカルテとってラキっち! 」

 

ここは、マサラタウンのオーキド研究所、

現在ここでは謎の少女が相棒のラッキーと一緒にプクリンを診てた。

 

「な・・・なんじゃとおっ!? 」

 

「?」

 

突然、誰かの叫び声が聞こえた、

 

「カスミ! エリカ! タケシ! 大丈夫か!」

 

「ど、どうしたんです? おじいさま!? 」

 

「大変じゃあ! ニビ、ハナダ、タマムシの3都市が・・・! 」

 

そういい、慌ててオーキド博士は外に出ていった。

 

「なんていうことだ!! 」

 

外にでてそこには山の向こうに見える町でたくさんの煙があがっているのが見えた。

 

「四天王が差し向けたポケモン軍団に襲われている!! 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところ変わってニビシティ

ここではたくさんの格闘タイプのポケモンに襲われていた。

そしてジムリーダーのタケシは山から急いでおりて科学技術館を守っていた。

 

「ツブイチ、ツブジはもうこれ以上科学技術館に入り込まれないように入口を固めろ」

 

タケシの2匹のイシツブテが科学技術館を守っていた。

 

「ツブゾウはカブトの水槽を守るんだ! 」

 

そうこの科学技術館には化石から復元させたカブトなどのポケモンたちがいたのだ。

 

「ツブシ、ツブゴ、ツブロクは・・・こいつらの相手だ!」

 

目のまえには大量のワンリキたちがいた。

 

「オレの“ツブテ6兄弟”の力見せてやる! “すてみタックル”」

 

そういい、イシツブテたちがワンリキに“すてみタックル”を当てようとするが

おしくもよけられてしまった。

 

「くっ! よけられた!! 」

 

そのすきにワンリキはタケシにつかみかかりジムバッチを奪い去った。

 

「くっ! ジムバッチが・・・」

 

そして、油断しているとワンリキはタケシに向かって攻撃しようとした。

 

「まずい!よけられない!」

 

そうあきらめて攻撃をくらう覚悟をした・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところ変わってタマムシシティ

ここでも、たくさんのポケモンに襲われていた。

違うところといえばここでは大量のシェルダーというところだけだった。

そして、ここにはニビシティと同じくジムリーダーのエリカが守っていた。

 

「ああああ!」

 

そして現在、エリカはシェルダーたちに襲われていた。

 

「くっ・・・、これはシェルダーの“からではさむ”!」

 

シェルダーたちはエリカをからではさみ、ジムバッチを奪い去った。

「くっ・・・ジムバッチが! モンちゃん“からみつく”!そして“すいとる”! 

さらに“せいちょう”!」

 

そういいモンジャラの攻撃がシェルダーを倒していく。

 

「エリカ様! 今、情報が入りました! 」

 

「なんですって! 他の町も襲われている・・・」

 

「しかし、ここを離れるわけにはいきません・・・!?」

 

そういい、ここをなんとかしようとしていたがその一瞬の油断かまたはその焦りのせいか

次のシェルダーの攻撃がエリカを狙っていることに気がつかなかった。

 

「しまったよけられない!」

 

「エリカ様!?」

 

そういい、ここでも攻撃を当たる覚悟をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、またところ変わってハナダシティ

ここでも、町がポケモンたちに襲われていた。

そしてここのポケモンはゲンガーたちのゴーストタイプのポケモンだった。

さらにここにはジムリーダーカスミがこの町を守っていた。

 

「トサキント“ちょうおんぱ”“たきのぼり”」

 

「クラちゃん“はさむ”“クラブハンマー”」

 

カスミは自分の水ポケモンで町をゲンガーの襲撃から守っていた。

 

「くっ・・・!きりがない、・・ん?電話エリカ!」

 

「・・・そ、そんな! 四天王、第4の軍隊がトキワ、ヤマブキ、クチバ、セキチク、

グレンに降り立った!?」

 

そう電話の相手はタマムシシティのエリカで四天王の軍隊が他の町にも襲いかかっている

という連絡だった。

 

「なんとか・・・なんとか、このことをスオウ島のカツラさん達に伝えなくちゃ・・!」

 

そういい、なんとかこの情報をカツラさん達に伝えようと考えていた。

 

しかし、そのすきにゲンガーはスキのあるカスミに襲い掛かりジムバッチを奪い去った。

 

「くっ!ジムバッチが・・・でもどうやって伝えたら・・・?」

 

「そうだ!昔の人は山道を歩くとき星の位置で進む方向を目ざしたと言うわ、

いわば“星しるべ”! スタちゃん! あなたが空に描く軌跡で・・伝えてこのことを!!」

 

そういい、スターミーを使いこの情報をカツラ達に伝えようとした。

 

しかし、それに集中していたせいかゴーストの攻撃に気がつかなかった。

 

「まずい、よけられない!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『『『よけられない!』』』

 

3つの町で3人のジムリーダーが攻撃をあたる覚悟をしたがいつまでたっても

攻撃が届かなかった。

 

「どういうことだ?」「どういうことですの?」「どういうこと?」

 

それもそのはず、その攻撃はそれぞれ他のポケモンにより阻止されていた。

 

「「「なんでここに野生のポケモンたちが・・・」」」

 

そうレイのいっていた友達のポケモンたちがそれぞれの近くにある町を守っていた。

 

「こいつら俺たちを助けてくれたのか」

 

「この子達私たちを助けてくれてる」

 

「こいつたち私たちを助けてる」

 

「「「でもこれでなんとかなる(わ)!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、レイとイエローはというと

敵の本拠地スオウ島・・・そこにある草むらに俺たちは隠れていた。

なぜここにいるかというと、暗くなる夜に攻め込んだほうがいいと夜になるまで 

ここで休んでいた。

そしてレイは夜空を眺めていた、イエローはというといつものように眠っていたが。

 

「・・・レッドさん・・・」

 

「ハハ!なに落ち込んでいるんだイエローお前の知っている

レッドがそんな簡単にやられる奴かよ!だろピカ!」

 

『ピカ!』

 

起きて早々、不安気に呟くイエローにレイはそう問いかけ、

ピカにも聞くと元気よくそうだというように返事をした。

 

 だがイエローが不安がるのも仕方無い、グレンで受けたタケシからの通信の内容、

それは既に抜け殻となったレッドの氷像の情報だったのだ。しかしそれはもう抜け殻であり、

その次に『ではレッドは何処へ?』という疑問がでてきたのだ

 そのため嫌でも最悪の想像が頭の中を駆け巡る。

 

「どちらにしろ、レッド探すならそのレッドと戦った

四天王とは必ずぶつからなくちゃいけないんだし、まずはそれからだ」

 

「……そうだね、レイ……うん、ありがとう! そうだね落ち込んでいる場合じゃないよね」

 

レイの言葉により不安が消えいつものイエローに戻った。

 

「さて、そろそろ行くとしますかイエロー」

 

「うん!」

 

そういい、レイたちが出発しようとすると誰かの声が聞こえた。

 

「あー!見つけたわよお二人さーん!」

 

 どこからか女性の声が聞こえ二人は動きを止める。

 

「っな!?敵に見つかってしまったか!?」

 

「……い、いやこの声は……!?」

 

それが誰か気がついたイエロー、

そいてその声はだんだん近づいてきて俺たちのところへと降り立った。

 

「ブルーさん!?」

 

「マサキか?、それにこいつがブルーか!?」

 

そう、レッド、グリーンに続きその正体はブルーだった。

 

 

 

 

 

 

 

「……へーえ、イエローを旅に送り出した張本人はアンタなんだと」

 

「えぇそうよ、それに悪いけど貴方の事も調べさせて貰ったわレイ」

 

「ん?オレのことを?」。

 

 時はすすんで4人はブルーのプリンにさらに

ブルーの手持ちのタッツーの"えんまく"を被せて偽装工作をしているのに乗って、

空から移動していた

 

 

「年齢出身全てが不明、そしてあなたがした経歴も不明、

それでいて突如数ヶ月前にオーキド博士の研究所に現れその後助手を務めり、

イエローとともにレッド探しの旅にでる、」

 

……ふーん、まあそうだろうな、俺はつい最近トレーナーになったばかりだしな.

 

 

「正直最初は貴方をイエローから引き離そうと考えていたわ」

 

「まあ、それはそうだろ、明らかに怪しい人物だしな俺は・・・」

 

「でも・・・アナタはきちんとイエローを守っていた・・だから信用することにしたの」

 

「それはありがたい、まあ、イエローを守れと博士に言われているしな、

まあ言われてなくても守ってたけど」

 

「ふええ!?レイ!?」

 

「こいつと離れるとすぐに危ない目にあっているし事件でも呼び込んでいるのかイエローは・・・」

 

「ああ! それはひどいレイ!」

 

そう言ったオレの言葉に怒ったのか、イエローは俺に殴りかかってくる

 

「おい、暴れるな地図が落ちる・・・ああ!?」

 

イエローが暴れたため大事な地図を落としてしまった。

 

「あなたたちなにしてるの!?」

 

「なにしてるんや、せっかくの地図を!?」

 

そう!地図を落とした場所にはたくさんのヤドンやヤドランたちがいた。

おそらく、四天王の手先だろう。

 

「ッチ! しょうがない!」

 

「レイ?どうするの?」

 

「俺があそこに飛び込み地図をお前たちに渡すそのすきに行け!」

 

「そんな無茶だよ!」

 

「せや!それはただの無謀・・・」

 

「大丈夫だ俺はやられねえよ!あのときだってそうだっただろイエロー、マサキ」

 

そういい思い出されるのはトキワの森でイエローとマサキと一緒に

四天王カンナに襲われた時の光景だった。

 

「あのときだって無事だったんだ、

俺に任せろこんな奴らすぐに倒してお前たちに追いつくからよ」

 

「分かったわ」

 

「ちょっとブルーさん!?」

 

「ここはあなたに頼むわ、でもすぐに追いついてきなさい」

 

「おうよ!任せろ!」

 

そういい、俺は飛んでいたプリンから飛び降りた。そして落ちた地図をあいつらに向けて投げた。

 

「あー!ちょっとレイ、まだ話は終わってないよ!?」

 

「おいブルー!?なんでレイを止めへんかったんや!?」

 

「大丈夫よ二人とも・・たぶん、あの子なら心配いらない、

それはあなたたちがよ~くしているでしょ」

 

「「わかった」」

 

「私たちは先をいそぐわよ」

 

そうしてブルー、イエロー、マサキはレイをおいて先に向かった。

 

 

 

 

 

「さて、やるか・・・出てこいレオン、ウィン!」

 

『『おうよ』』

 

「こいつら、ささっと倒してイエローに追いつくぞ!」

 

『『任せて(ろ)』』

 

「レオン“10万ボルト”ウィン“かえんほうしゃ”!」

 

そういい、レオンの“10万ボルト”ウィンの“かえんほうしゃ”が

次々とヤドンやヤドランを倒していく。

 

「あまいあまいあま~いこんなことじゃ俺はとめられないぜ!

 俺を止めたかったらこの百倍はもってこい! 」

 

そういい、攻撃をしていくがあまりに数が多くこちらにも攻撃が襲いかかってきた。

 

「ッチ!“サイコキネシス”に“なみのり”かだがそれでも俺には勝てない!

レオンもう一度“10万ボルト”ウィンは“かえんほうしゃ”でなみのりを蒸発させろ」

 

『任せて!』『任せろ!』

 

そして、レオンの“10万ボルト”が“サイコキネシス”しようとしている

ヤドランたちを蹴散らし、ウィンの“かえんほうしゃ”が“なみのり“の水を蒸発させ

さらにヤドンを倒していく。圧倒的な力だった。だがそれでもまだかなりの数がいた。

 

「さて、いいかげん鬱陶しくなってきたな、もう一瞬で終わらすか・・・でてこいララ!」

 

『はい』

 

「もうこいつら一気に倒してしまうぞ!」

 

『任せてください』

 

「さあ、覚悟しろよこいつは少しこたえるぞ!すべてを凍らせ一撃必殺!“ぜったいれいど”」

 

そういい、ララの“ぜったいれいど”が決また、

そしてそこに残ったのは凍りついたヤドンやヤドランたちの風景だった。

まるで、氷のアートのようになっていた。

 

「やっぱりこの技はだめだなあまりに強すぎる、まあそんなこと言ってもしょうがないか、

 ありがとなララ」

 

『気にしないでください』

 

そういい、俺はララをボールに戻した。

 

「悪いな、お前らあとでもとに戻してやるからな」

 

「さてウィン!俺を乗せてこの先に向かってくれ。レオンオレの肩に乗れ!」

 

『任せろ!』『うん!』

 

そして俺たちは急いでイエロー達の元へと向かった。




いかがだったでしょ!
最近少し寝不足です。
それはさておき
感想などお待ちしております~。
では、また次回にお会いしましょ
さようなら~


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第11話 「レッド登場、そしてVSキクコ」

第11話更新で~す。
ではどうぞ


レイと別れたイエローたちは島の反対側まで来ていた。             

そして、そこで知っている人の気配がしたので調べると

そこにはついさっき別れたグレンタウンのジムリーダーカツラ、

レッドのライバルで少しの間イエローを鍛えてくれたグリーン、

さらにかつてレッドやグリーンと戦った

ロケット団のジムリーダーのマチス、キョウ、ナツメの5人がいた。

 

「「「こんにちは」」」

 

「ナツメ、キョウ、マチス!! おまけにグリーンにカツラ!」

 

「イエローくん、よく来たな、言いたいところだが一緒にいる2人は誰じゃ?」

 

「この人たちはブルーさんとマサキさんです、どうやらボクを追ってきてくれたみたいで」

 

「それで、あのう・・・そっちの人たちは?」

 

イエローも疑問に思うのも当然だ、なんせこの中で唯一知らないのだから

 

「ム・・・」

 

「マチス、キョウ、ナツメ、元ロケット団だ、俺たちも今ここではち合わせたところだが」

 

少し答えるのを渋った、カツラのかわりにグリーンがかわりに答えた。

 

「ククク」「ウフフ」「ハハハハハ」

 

「なぜオレ達がここにいるのか知りたいか? 

べつに難しい説明など全くない俺たちも四天王を倒すためにここにきた・・・

ただそれだけのことだ」

 

「「「!」」」「四天王を倒すだと!? 」

 

「ああ、いい機会だから教えてやろう、

オレ達ロケット団を壊滅させたとお前らは喜んでいただろうが、

そんなものとんだ思い違いよ」

 

「シルフカンパニービルが完全に崩れきる寸前、私たちはあの場所から去ったわ、

そして今まで復活の準備をし、その時を待っていたのよ」

 

「ところが・・・だ、今カントーは四天王の攻撃を受け、人びとは消されようとしている・・・

オレ達が制圧するはずの場所で勝手なことは許さん!! 」

 

「アナタたちも打倒四天王をかかげてこの場所に来たのでしょう? 邪魔をしないと言うのなら、

今この場は手を組んであげてもいいわよ!」

 

「……敵の敵は味方、という訳か」

 

ナツメ、マチスがそう言う、カツラがどうしようか考えていたが、

グリーンがそれをさえぎった。

 

「手を組んでやってもいい・・か、それはこっちのセリフだ」

 

「ホウ」

 

「オレはオーキド博士と因縁のあるという四天王を倒すために来た、

それだけだ、その邪魔をしないなら、お前たちがどこでなにをしようが知ったことじゃない」

 

「ウフフ、決まりね、フーディン!!」

 

そういい、ナツメはフーディンを出しそれぞれにスプーンを配った。

どうやら、それは運命のスプーン曲げというやつでそれによりそれぞれのペアーが決まった。

イエローとカツラ、グリーンとキョウ、ブルーとナツメ

 

「曲がってへん」「オイ!オレも曲がってないぜ」

 

だがそのスプーンは戦う意思の無い者、組むべき相手がいないものには作用しないらしい。

 

「大丈夫です、もう一人ここに来ます!」

 

 その彼の言葉にすぐにブルーとマサキは囮となったレイの姿を思い浮かべる、

 

 

「もう一人だと?…俺達以外にまだ誰かこの島に来てるというのか?」

 

 

 その事を知らないグリーンがイエローへ詰め寄る。

 

「はい、グリーンさん。ボクはレイと一緒にこの島まで来たんです……

でもボク達が移動する時囮になって敵を引きつけてくれるって……」

 

「レイ・・・あいつか、奴ならかなりの戦力となるな」

 

そうグリーンがつぶやく

 

「……っへ、そんないつ来るか分からない野郎待ってても時間の無駄って奴だぜ、

おいお前もスプーン曲がって無いんだよな!数合わせだ、来い!」

 

「あ!あわわわ!?なんでこうなるんや~!?」

 

「あっ……行っちゃった……」

 

「さて、オレ達の調べによればこの洞窟は迷路のように奥に続いているらしい、  

ここで4組にわかれて、本拠地に目指そう。」

 

こうして、それぞれ別の道で本拠地をめざした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのころ、レイはというと

 

「さて、蹴散らしたのはいいが、イエローはどこにいるんだ?」

 

そう現在、彼はイエローを見つけられず、迷子になっていた。

 

「地図はイエローに渡してしまったし、でも確かこのあたりだと思うんだがな」

 

そう、思っていると、突然近くの草むらが揺れた。

 

「誰だ!?」

 

そういうと、そこから自転車に乗った少年が出てきた。

 

「お前レッドか」

 

 

「おお、お前なんでオレの名前を」

 

そうそこにいたのは、オレ達がずっとさがしていたレッドだった。

 

「ああ、そうか悪い悪い、オレはレイ、イエローとお前を探すためにここに来たものだ」

 

「そうだったのか……でもイエローって名前には心当たりが……」

 

「そうなのか?じゃあトキワの森でコラッタ一緒に捕まえてあげた子って言えば分かるか?

昔お前に手伝って貰ったって言ってたけど」

 

「……あぁそう言えば昔一度あったな!あのときの娘か!」

 

「そう、その娘(こ)だ、・・・ん?娘?、やっぱりあいつ女なのか?」

 

「え?知らなかったのか、あいつは女だぜ」

 

そうか、なんかそんな気はしていたが、まあいいか

 

「それより、早く向かおうぜ、それでお前はどこに向かってるんだ?」

 

「ああ、俺はこのスプーンに従って向かってるんだ、

そしておそらくそこには四天王の一人シバがいるだろう」

 

「そうか、だったらお前はお前で迎え俺はイエローのもとに急ぐ、」

 

「わかった」

 

「死ぬなよレッド」

 

「お前もな」

 

そういい、俺はレッドと別れイエローのもとに向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく、進んでいると、別れ道が見つかった。

 

「おそらく、この道それぞれに四天王がいる、こっちはレッドが向かったほうかだったらでてこい、

ウィン、シャドウ!」

 

『『おうよ』』

 

「さてウィン、シャドウ、お前たち誰がどこにいったかわかるか?」

 

『レイ、こっちからはあのカンナとかいう四天王のにおいがする』

 

「そうか、じゃあ、ウィンお前はそこに向かえあの時の決着をつけてこい」

 

『おうよ』

 

そういいウィンをカンナのところに向かわせる。

 

『レイ、こっちからはオレと同じゴーストの気配がするぜ』

 

「シャドウ、そうか、だったらそっちには四天王のキクコがいるだろう、

そしてグリーンもキクコは姑息なことをしてくるからなそれを助けてやってくれシャドウ」

 

『シシシ、ゴースト使いなら俺に任せとけ、本当の戦い方というのをおしえてやる』

 

そういい、それぞれの方にウィンとシャドウを向かわせる。

 

「さて、ということは必然的にこっちにイエローがいることになるか・・・

俺も急ぐか、でてこいピジョ!」

 

俺も俺でイエローのもとへと急いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところ変わってグリーンはというと

キョウと一緒に進んでいた。

 

「ククク・・・、2年前になるか、お前と戦ったのは・・・

あのときも目つきのわるいガキだと思ったが今はそれ以上だな」

 

「・・・・・・」

 

「だんまりもあの時以上か」

 

「・・・キョウ、戦いの前にあずかりものを返しておく」

 

そういい、グリーンはゴルバットを返した。

 

「・・・ククク、かたじけない! 」

 

そして、そのゴルバットは“ちょうおんぱ”によって

口に作り出したまくに探知した様子を映し出した。

 

「さあ、教えてくれゴルバットよ、オレ達の戦いの相手はどこにいる!?」

 

そういうと、後ろのほうが光ったように見えた。

 

「ム!! そこか!! 」

 

そういい、その光ったところにキョウは手裏剣らしきものをなげた。

そして、そこからアーボックがでてきた。

 

「アーボック!ということは相手は・・・」

 

「「キクコ! 」」

 

「だったら・・・」

 

「おっと、」

 

ポケモンをだそうとする、グリーンをキョウは止めた。

 

「もう、オレのポケモンが相手をしに行っている! 」

 

出てきたアーボックの後ろを見ると、さっき投げた手裏剣が光っていた。

 

「あれは! 」

 

「ククク、そうだ、オレの忍びの極意のひとつ・・・、ボール手裏剣!!」

 

そう、その手裏剣にはボールがついており、そこからこちらもアーボックが出てきた。

これにより蛇(アーボック)VS蛇(アーボック)の対決が始まった。

 

「フェ・・・フェフェフェ!!“にらみつけて”しまいな我がアーボックよ!!」

 

キクコのアーボックの“にらみつける”により防御力が下げられてしまう。

 

「どこかから隠れて命じているな、しかし、こちらの防御力を下げる“にらみつける”か・・・

ならば、ゴルバット“くろいきり”」

 

そうしてゴルバットの“くろいきり”によりさきほど下げられた防御力がもとに戻る。

 

「さあ、どうした!? ・・・いつまでも姿を隠していないで出てきたらどうだ!?」

 

「フェーッフェフェ、全く身の程知らずでうるさい連中だよ、わざわざがん首をそろえて・・・

この四天王の計画を邪魔するなんて10年早いんじゃないかぇ」

 

「アタシの攻撃をくらいな! “いわなだれ”!!」

 

そういい、上からたくさんの岩や石が降ってくる、それに

 

「おお、言い忘れていた、普通なら岩だけだがここではそれだけじゃないから気をつけな!」

 

そうここは鍾乳洞、岩だけじゃなくつららも降ってきていた。

 

「く! ゴルバット!」

 

それをかわしきれずキョウのゴルバットにあたり次の攻撃をかわせずにいたがあぶないところで

グリーンが救い出す。

 

「すきだらけだよ“したでなめる”」

 

「!?」

 

しかし、そのため出来たすきを見逃すはずも無くゲンガーの“したでなめる”が

グリーンに直撃し目がマヒしてしまった。そしてキョウはグリーンを助けようとするが

またも“いわなだれ”により邪魔され、二人は分断されてしまった。

 

「フェフェフェ・・・はじめまして・・・とでもいっておこうかねぇ、

セキチクジムジムリーダーのキョウ」

 

「四天王、キクコだな?」

 

「あんたも蛇使いとは、少し親近感がわくねえ、だけど、

同じポケモンを使っていてもジムリーダーと四天王とじゃあ全然実力が違うんだよ!

それを今から教えてあげようかね」

 

「アーボックの腹の模様が変わった」

 

アーボックの腹の模様が変わった。

そうアーボックは腹の模様により能力がかわるポケモンだった。

 

「そう、私のアーボックは腹の模様を変えて能力を変えることができる、

そして今の模様は・・・」

 

「ム! は、はやい!・・・しまった!」

 

そうあまりの速さによけきれず捕まったさらにまた模様が変わり

 

「さらにこうすると攻撃力が高まるんだよ!」

 

「ク!なんとかしないと」

 

「そんなことはさせないよトドメをさしてやるアーボック“へびにらみ”

さらに“かみつく”でしっぽをかみきれ!」

 

キョウのアーボックは“へびにらみ”により怯みさらに“かみつく”により

しっぽが切れてしまった。

 

「これでその蛇は戦闘不能だろうよ」

 

「ク!ベトベトン、マタドガス“どくガス”!」

 

「“どくガス”で得意の「どく」をあびせようというんだね、ならばこれでいくよ」

 

そういい、また腹の模様が変わりアーボックの攻撃がベトベトンと

マタドガスにあたり戦闘不能にする。

 

「これで3匹が再起不能!」

 

「ク!・・・・・」

 

「フェフェフェ・・・お前さんの抵抗はおわりかえ」

 

キョウは最後のあがきかたくさんの手裏剣を投げた。

 

「なにをだそうとしているのか知らないが諦めるんだね」

 

「イヤ、まだだ」

 

「?」

 

「オレはその死化粧を破り、おまえを倒す!ハァ・・・ハァ・・・アーボック!」

 

そういうと、キョウのアーボックは立ち上がりちぎれたしっぽが再生した。

 

「ム! 傷口から新しいしっぽが」

 

「ハァ・・・ハァ、そうだ、お前が死化粧ならオレのは生命力の強さ、

頭が残っていれば切れた部分は再生する」

 

「だからなんだっていうんだい、それがアタシの死化粧を破る手立てにならないよ」

 

「それに、おまえが何をしようとアタシはそれに合わせて模様を変えるだけだからね・・・

それにあのグリーンもそろそろくたばっている頃じゃあねえか」

 

「ハァ・・・ハァ」

 

「ほうら、ご覧、グリーンを倒したアタシのゴルバットが帰ってき・・・」

 

そういい、キクコのゴルバットがグリーンを倒し戻ってきたと思われたが

それはキョウのゴルバットだった。

 

「なに!?アタシのゴルバットじゃない! それにグリーン!」

 

「フッ!」

 

「目が開いている!? な、なぜだ!?」

 

「キョウ助かったぜ」、お前がこれを送ってくれたおかげでな・・・

とりあえず礼をいっておくぜ」

 

「では、さっきの手裏剣は・・・!」

 

「そうだ、あの中には“まひなおし”を加えたおれのポケモンが入ってたのだ」

 

「く!」

 

「さて、反撃のつづきとやらをさせてもらうか!」

 

「キョウここはオレが・・・」

 

「いいやオレが先手だ“きゅうけつ”」

 

そういうと、ゴルバットがキョウの腕に“きゅうけつ”し血をすいとる

そして、その血をキクコのアーボックの腹に吹きかけた。

 

「しまった!」

 

「ハァ・・・ハァこれでアーボックの模様はかえられない」

 

「・・・おのれ」

 

「だが、その体力でなにができる!いけアーボック!」

 

「ちっ!いけ!!」

 

「ゴルダック“ねんりき”」

 

キクコのアーボックがキョウを狙うがグリーンのゴルダックの“ねんりき”が

それを防ぎ攻撃を跳ね返した。

 

「バ・・・バカな!」

 

そういうとキクコは倒れ、そして近くから何かがふってきた。

 

「これは!どくばり!」

 

「キクコはポケモンで戦うふりして影から狙っていた・・・

毒使いとはいえ体力を消耗した体でこれをうけたら命はない、借りは返したぜ!」

 

そういい、グリーンはキョウに肩をかした。

 

「ずいぶんと機嫌が悪そうだな」

 

「あたりまえだオレはキクコに用があった、邪魔をするなといったはずだ」

 

「ハァ・・・ハァ、フン! あいかわらず生意気なガキだ・・・ぐっ」

 

「もういいしゃべるな、ここを抜けて先に進むぞ」

 

グリーンたちは先に進もうとした。

後ろにいるキクコがまだ倒れていないとは気がつかずに・・・。

 

 

 

 

 

 




いかがだったでしょ?
いよいよカントー編も終わりに近づいてきました
このあとどうしようかな?
まあ、頑張って書いていきます
ではまた次回にお会いしましょう!
またね


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第12話 「四天王カンナとキクコとの戦い」

第12話更新
どうぞ読んでください!


前回グリーンは四天王キクコ倒したと思われていたが実はまだやられてはいなかった。

 

「・・・フェ・・・フェフェフェ!!」

 

「グリーン! ハァ・・・ハァ・・・あれからさらに腕をあげたか・・・

オーキドのジジィの孫だけのことはある」

 

そう、グリーンたちがそこから離れるとキクコは同時に立ち上がったのだった。

 

「だが、このまま逃がしゃしないよ、お前たちはこれで勝ったつもりだろうが、

このつららの迷宮をさまよっている間はアタシの手の中さ」

 

「そして見ていろオーキド!! アタシは間違っちゃいない、

この迷宮をさまよっているあんたの孫グリーン!!今、片付けてやるからね!!」

 

そう叫んでいた。どうやらまだ戦いは終わってはいなかった。

 

 

 

 

 

 

その頃グリーンたちはまだ迷宮の中にいた。

 

「オイ、グリーン、今、どのあたりだ!?」

 

「島の中央に向けて進んでいるはずだもうすぐ、この迷宮を抜けるだろう」

 

「本当か? オレにはどうも同じところをまわっているように思えるのだが・・・」

 

そうキョウが思うのもしょうがない先程から同じ風景だからだ・・・

 

「・・・おい、見ろ、あれを」

 

キョウがそういうほうを見るとそこには

 

「あれは!先ほどキクコに切られた、オレのアーボックの尾先・・・」

 

そう、どうやらぐるりと一周回ってきたようだ・・・。

 

「くそ!まんまともとの場所か! そして、さっきと唯一変わったところといえば・・・

 キクコが消えている」

 

「ハァ・・・ハァおまけになんだか体の奴が重くなってきやがった」

 

「無理するな、さっきあれだけ血液が抜けているから当然だ!」

 

グリーンがそういうがどうやらそれだけではないように見える・・・。

 

「イヤ、どうもそれだけが原因とは思えん、何か、体中の精気が吸い取られていくような、

ハァ・・・ハァ」

 

そう言うと、キョウとグリーンの後ろから何かからかの攻撃されるような気がした。

 

「気のせいか!? はあ、はあ」

 

「・・・イヤ、何かがいる!」

 

すると、グリーンの影がすこし動いたように見えた。

 

「下だ!ゴルダック、ドガース」

 

グリーンは気がついてゴルダックとドガースで対抗しようとするが影から

ポケモンが出てきてすぐに倒されてしまった。

 

「何!? ゴルダック! ドガース!」

 

そして、再びすぐに影の中に消えていった。

 

「見たか今のは・・・!」

 

「ゲンガーだ!オレ達の中にいるっ!」

 

 

そう、どうやらその影の正体はゴーストポケモンのゲンガーだった。

「今、お前の影の中に消えていったように見えた! 気をつけろ!でてこいリザードン! 

ストライク! キュウコン! “かえんほうしゃ”“きりさく”“ほのうのうず”」

 

ポケモンたちで自らの影に向けて攻撃するがなんの手応えもなかった。

 

「・・・・!?手ごたえがない? ・・・!?今度はオレの影に!」

 

そう今度はグリーンの影からまた出てきて今度はキュウコンが倒されてしまう

 

「キュウコン! 」

 

「影が多ければそのぶん奴の隠れる場所が多くなるということか!」

 

そのため、グリーンは影を減らすためにポケモンたちをボールに戻した。

 

「ハァ・・・ハァ、やはりさっきのめまいは出血だけが原因じゃあなさそうだ・・・

影にはいられると体から力が奪われる」

 

「キョウはそこにいろ!」

 

そういい、グリーンはキョウから離れた。

 

「さっきの技は“カウンター”だったら!ポリゴン! “テクスチャー”!」

 

どうやら、ポリゴンの“テクスチャー”によりタイプをゴーストにして物理攻撃が効かなくした。

そのおかげか次出てきたゲンガーの攻撃は聞かずまた影の中へと消えていった。

 

「ク!どうにかこいつを影から完全に出すことができれば・・!?」

 

そう考えていると、今度はグリーンに向けて攻撃がくりだされた。

 

「まずい!」

 

が・・・別の何者かの攻撃により阻止された。

 

「誰だ!?・・・」

 

そこにはキクコのとは違うゲンガーがいた。

 

「お前はレイの・・・どうしてお前がここに?」

 

そういうとレイのゲンガーはグリーンにあるメモを渡した。

 

「ん?なんだ、そういうことか、

だったら頼むぜゲンガーオレらの影に潜む奴をひきずりだしてくれ」

 

どうやら、そのメモには「ピンチならこいつの手をかりろ!」と書かれていた。

 

そして、レイのゲンガーはグリーンの影に入り込む、

するとその影からもう一体のゲンガーそうキクコのポケモンが出てきた。

 

「なに!?」

 

「今だ! ポリゴン“サイケこうせん”!」

 

その攻撃によりキクコのゲンガーは倒されてしまった。

 

「礼をいう、助かった」

 

『マンダ!』

 

そうグリーンは礼を言うとレイのゲンガーは頷いたあと消え去った。

 

「ク!まさかあのガキのポケモンにアタシのゲンガーが引きずり出されるとは・・・」

 

「キクコ!」

 

「アタシの負けだよ!しかし我らの野望はまだ終わらないワタルが敗れないかぎり」

 

「まて!」

 

しかし、キクコは消え去った。

 

「ち! 逃がしたか・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところ変わってブルーはというと

 

「お久しぶりね、超能力のお姉さま!」

 

「ウフフ・・・でも再開の感動を味わっている場合じゃあなさそうよ、

ここは決戦の場だもの・・・あら!?」

 

「ん?あれは!?」

 

そういう先には何か光る丸いものが浮いていた。

 

「バッチ!! トレーナーバッチ! なぜこれがここに・・・!?」

 

「知る必要はないわ!?」

 

それに疑問も思っていると、すぐ近くから声が聞こえてきた。

 

「誰・・?」「一体・・・どこに・・・」

 

どこから声がするのかわからず、ブルーとナツメは背中合せにあたりを警戒していた。

すると、あたりに何かキラキラするものが落ちてきた。

 

「これは・・・?」

 

そう疑問に思うとすぐにブルーとナツメの手が氷の手錠により一緒に拘束されてしまった。

 

「あっ!」「ああっ!!」

 

「と・・・とれない!!」

 

どうやら、それは簡単には取れないものだそうだ。

 

「フフフ・・・仲がいいこと!」

 

すると、パルシェンに乗った四天王カンナが降りてきた。

 

「ルージュラが作ったこの氷に人形これにこうするとお前たちが拘束される、

そしてこの人形が砕けるとお前たち本人も砕ける・・・気つけることだね」

 

「「カンナ!!」」「「さっさとはずせ!!」」

 

「アラ!! まだ自分たちの立場がわかっていないようね? “れいとうビーム”」

 

「「危ない!」」

 

そうして、ブルーとナツメは避けようとするがお互い逆方向にかわそうとしたため

お互い引っ張られることになりこけてしまった。

 

「うわぁ!」「きゃあ!!」

 

「おまえ!よける方向を考えろ!」「それはこっちのセリフよ!」

 

どうやら、この二人気があわないようだ・・・

 

「アラ?なんだか気が合わないみたいね、

そんなチグハグのコンビネーションで戦いになるのかしら?フフフ」

 

「・・・・くっ!ニドちゃん“にどげり”」

 

「モルフォン“ねむりごな”」

 

カンナ言葉を気にしたのかブルーはポケモンをだし攻撃を指示した。

それに続きナツメもポケモンをだし攻撃した。だが・・・

 

「あまい!“ふぶき”でふきとばせ!」

 

カンナのパルシェンの“ふぶき”によりナツメのモルフォンの“ねむりごな”がふきとばされ、

ブルーのニドリーナに当たってしまう。

 

「“ねむりごな”がアタシのニドちゃんに・・・!」

 

「邪魔なところに出すからだ!」「なんですって!?」

 

「足の引っぱり合い・・イエ、この場合は「手の引っぱり合い」ね、ルージュラ」

 

そうカンナがいうと今度はルージュラがブルーたちに向かった。

 

「“あばれる”」

 

「よけろ右だ!」

 

なんとか、ルージュラの攻撃をかわすブルーたち、

しかし何かカンナはブルーばかり狙っているように見えた。

 

「フフフ!さてブルーこのニドリーナ返してほしくばこっちに来い!」

 

「何!?」「ニドちゃん」

 

どうやら、さっきの攻撃によりブルーのニドリーナが人質に取られていた。

 

「あなたのしてきた邪魔の数々ここでお礼をさえてもらうわ! 」

 

「やめて!」「いくな!誘っているんだ!」

 

そういうナツメの言葉も聞かずブルーはカンナの元へと近づいた。

 

「来たな!! ルージュラ!“はたく“!」

 

そして、近づいたためルージュラの“はたく”がブルーに直撃し、

そのまま勢い良くふっとなされブルーは頭をぶつけ気絶してしまう。

 

「おい、しっかりしろ! やはりこいつだけに的をしぼっていたのか・・・

マズイ!! 手錠を、まずははずさないと!」

 

「無駄よ! これを奪わないとそれはとれないわ!」

 

「く!」

 

「さあ、次はおまえの番だ、ルージュラ!!」

 

カンナのルージュラが今度はナツメに向かって襲いかかろうとしていた。

 

「いけ!モルフォン!あの人形を狙え!!」

 

しかし、ナツメは氷の人形を持ったパルシェンに向けてモルフォンにせめさせたが

からにこもるにより防がれる。

 

「く!もう一度だ!」

 

「フフフ、残念ね、人形を狙おうとしているのはわかるけど、

そんな荷物かかえていて大変、重い足取りで本当に気の毒なこと!」

 

「もう一度だ、モルフォン!」

 

そう言われナツメは悔しそうな顔をするが、再びモルフォンをパルシェに向かわせる。

 

「無駄だと言っているだろう!! パルシェン“からにこもる”!!」

 

だが、またからにこもられ防がれるがどこか様子がおかしかった。

 

「なにっ!?おい、どうしたパルシェン!!」

 

そうどうやら、さきほどからのモルフォンはパルシェンに“メガドレイン”により

体力を奪っていた。

 

「く! よくも! 」

 

「さあ! 休まずいくわよ! 」

 

「・・・くっ!ヤドラン!」

 

パルシェンを倒したことに勢いづいたのか、ナツメはどんどん攻撃を仕掛けていった。

 

「フーディン“サイコキネシス”!」

 

フーディンの“サイコキネシス”がヤドランに襲いかかるが効いていないように見えた。

 

「そんなの効かないわ、あらかじめ“ドワすれ”を使ってあるもの!

これにより特殊技をうけても忘れてしまうのよ!」

 

「くっ!」

 

「どう?いくら歯向かおうとしても、

この四天王のほうが何枚も上手であることがわかったでしょ!・・・

ルージュラ!! “あくまのキッス”」

 

ルージュラの攻撃によりナツメのポケモンがやられてしまい、

そのためかナツメ自身もよろめいてしまい気絶しているブルーを崖に落としてしまう、

それを必死にささえようとするが。

 

「そんなお荷物捨ててしまったら? 少なくともブルーの手を切ればアナタは助かるわ、

でもできないわよね!」

 

「あたりまえだ!! たとえかつて敵とはいえ、一度共同戦線をはると決めた以上、

この戦いに間は同士! そのようなことはできない!」

 

「でも、その非常になりきれないところが組織を壊滅させたのではなくて・・・?」

 

そう言いつつカンナは2人で崖に宙ぶらりんの二人に近づく。

 

「まあ、いいわ、ならば一緒に落ちるがいいわ! ルージュラ“はたく”」

 

「うわああああ!!」

 

そして2人は吹っ飛ばされた。

 

「フン!これでおしまいよ!・・・・!?」

 

しかし、何ものかがすごいスピードで2人が飛んでいったほうに走りだした。

 

「何!? こいつは!」

 

「ん? この子はウィンディー? でもなんでここに?」

 

どうやら、飛ばされたときにブルーは目を覚ましたようだ、

反対にナツメは気を失ったようだが・・・

 

「お前はあのときのガキが使っていたウィンディ!」

 

そう、レイのウィンディーがギリギリのところで二人を救い出したようだ。

 

「レイ?そうかあいつの・・・無事だったんだ」

 

そしてウィンディーは二人をおろした。

 

「ありがとう!ウィンディー!」

 

『ウォン!』

 

「く!だがこの人形がある限りお前たちは自由には動けな・・・」

 

そうカンナが言おうとした瞬間レイのウィンディーは“しんそく”で走りその人形を奪い去る。

 

「何!? どこまでもアタシの邪魔を・・・」

 

そして、レイのウィンディーはその氷の人形を燃やしてしまった、すると、

ブルーとナツメを拘束していた氷の手錠が燃え尽き外れてしまった。

 

「はずれた!」

 

「こうなったら、あの小僧のウィンディーだけでもやってしまいなお前たち」

 

「あぶない!」

 

そういい、カンナのポケモンのヤドランとルージュラが一斉にウィンディーに襲いかかるが・・・

 

レイのウィンディーの“だいもんじ”により一瞬にして吹き飛ばされてしまう。

 

「何!? きゃあ!」

 

そして、それはカンナのところに飛んでいきそのひょうしに気絶してしまったようだ・・・。

 

「・・・つ、強い!? まさかここまでとは・・・ って! 

 それよりナツメお姉さまを起こさないと」

 

そういい、気絶したナツメを起こそうと振り返ると

 

「起きてる!」

 

実はもう起きていた。

 

「ぎゃあ!! い、いつのまに!」

 

「つい、さっきよ!しかし、そのウィンディーはさっき聞いたレイというやつのポケモンか・・・

恐ろしいなそいつ」

 

「そうだった!ありがとうウィンディーおかげで助かったわ!」

 

『がう』

 

ブルーはウィンディーにお礼を言うとウィンディーは“気にするな”というばかりに

返事をしてまたどこかに走りだしていった。

 

こうして、四天王のカンナとキクコはやられた。

そして別の場所ではレッドによりシバがやられていた。

 

 

 




いかがだったでしょ!
原作改変!
何か読んでいてここはこうしようと決めていました。
不快に感じた方はすいません
でも後悔はしていません
ではまた次回にお会いしましょう。


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第13話 「ワタル再び、カツラの切り札」

では第13話更新
さあ読むがよい


そのころイエローはというと・・・

レッドを見つけたのはいいが、見えない壁により会うことができず、

その後、地下水の水が決壊したことによる激流に巻き込まれてしまった。

だが、なんとか耐え抜き、現在カツラとともに洞窟をさまよっていた。

 

「出口がない! ということは四天王を倒さない限り出られないということですか? 」

 

「ああ、あのレッドたちの戦いを見てしまった今となっては、なおさらだ」

 

「というわけで、急ごう、早くしなければハナダやニビが壊滅してしまう」

 

といい、カツラはガーディの炎を使い明かりを作り先を急ごうとした。

しかし突如なぞの笑い声が聞こえてきた。

 

「ハハハハハハハハハ! 」

 

「ニビ、ハナダ、タマムシはもう壊滅から逃れることなどできない」

 

「「誰だ!?」」

 

「フッ! いや、その3都市だけでなく、ヤマブキ、セキチク、クチバ、トキワも今、

第4の軍が攻撃中・・・

すべての町のすべての人類が無に帰す! このオレの野望実現のために! 」

 

どうやら、近くに誰かがいるようだが、イエローたちは周りが真っ暗なため、

その正体が確認できないようだ。

 

「暗すぎて見えない、こうなったら、ピカ! ”フラッシュ”だ! 」

 

そこで、イエローはレッドのピカを使い、“フラッシュ”により暗い洞窟を明るくさせた。

 

「「!?」」

 

「お前は! 」 「やはり、生きていたか!」

 

「「ワタル!! 」」

 

そう、辺りを照らすと岩の上に腰をかけ、後ろにはプテラが陣取っている、四天王ワタルがいた。

そしてワタルにイエローが出ようとしたがそれを止めるものがいた。

 

「私が行く」

 

「ええっ!?」

 

「やつを、ワタルを倒すには、われわれ2人が力を合わせる必要がある・・・ 

イエローくん、キミの力は不可欠だ、だが・・・                 

まず様子を見なければならない、第一撃で2人ともやられてしまうことを防ぐためにな!

やつの戦いをよく観察しておくんだ!」

 

「カツラさんっ!」

 

どうやら、ジムリーダーカツラがワタルの戦い方を見るために先陣をきろうとした。

 

「おお? 1人で来るのか? こちらはかまわないぞ!2人でも3人でも・・・! 

プテラッ! くらえー“はかいこうせん”!」

 

しかし、ワタルのプテラの“はかいこうせん”がカツラに襲いかかった。

 

「グオオオオ!」「カツラさん!」

 

だが、なぞのポケモンによりそれは防がれていた・・・

 

「なに!? エネルギー波を受け止めた・・・そいつは・・・ミュウツー!」

 

そう!ワタルの攻撃を受け止めたのは、

かつて人間によりミュウの遺伝子をもとに作られたポケモンミュウツーだった。

 

「フハハハハハ! 聞いたことがある、人間がこざかしい知恵で作り出した、

いでんしポケモンのことを! 」

 

「面白い! その力を試してやろう! 」

 

そうワタルがいうと、イエローたちがいる洞窟が突如揺れ始め崩れてしまった。

 

「フハハハ! そいつ(ミュウツー)を倒すには狭すぎるのでな洞窟を破壊させてもらった・・・

そしてここからがオレの攻撃だいくぞ!プテラ“ちょうおんぱ”!」

 

「“バリア”だミュウツー!」

 

洞窟が崩れたことにより空が丸見えになりその空からワタルはプテラにより

攻撃を食らわせようとしたが、カツラのミュウツーの“バリア”が

周囲を円形状に包み込み攻撃を防いだ。

 

「カツラさん!」 「大丈夫だイエローくん」

 

「攻撃はまだだ、まずは防御にまわりやつの能力を見極めなくては!」

 

「・・・・・・」

 

「(しかし、それまで私の体がもてばいいがな・・・それでも!)」

 

「ミュウツー!」

 

すると、バリアを展開したミュウツーが浮き始めそのままプテラに突撃した。

 

「浮いた!?」「フッ!」

 

「ムウ!」

 

そして、プテラとそれに乗っていたワタルは吹き飛ばされた。

だがなんなくワタルは地面に着地する。

 

「おのれ! はくりゅー!」

 

「かえてきたか」

 

「風を呼べ! 雷雲を呼べ!そして“こうそくいどう”」

 

そう言うと、ワタルの2体のハクリューの角が光だすと、空に黒い雲が発生し強い風が、

激しい雷雲が発生した。

そしてその激しい風にのりハクリューたちのすばやい攻撃がミュウツーに襲い掛かり

今度はこっちが吹き飛ばされてしまう。

 

「あれはまるで風神と雷神だ!」

 

「フッ! ハクリューはもともと天気を変える力があるというが、

オレのハクリューは風と雷雲と一体化して攻撃を高めているのだ!」

 

「そろそろ攻撃に移るとしよう」

 

そういい、先程まで展開していたミュウツーのバリアを解除した。

 

「フッ! せっかくのバリアを解いていいのか!? ならやれ!お前たち!」

 

そして、再び風と雷雲を取り込んだハクリューたちがイエローたちに襲いかかるが

それに対しミュウツーがたつまきを発生させ対抗する。

 

「・・・、こちらは豪雨と雷雲そちらは竜巻! 《気象対決》というわけか!」

 

「さらに攻め込む! “サイコウェ-ブ”」

 

さらに、ミュウツーは“サイコウェ-ブ”により自身のたつまきを操りハクリューたちを

中央まで引きずり込もうとしていた。

 

「さあ来い! たつまきに巻き込まれてこの中央部分までな!」

 

「なるほど、よくできた技だ、蟻地獄というわけか、だが・・・

引き込もうとかまわんこちらには逆に攻撃のチャンスだ! 」

 

「なに!? 」

 

なんとワタルのハクリューたちは巻き込まれた勢いを利用し2体で円形に絡まり回転しながら

突っ込んできた。そしてミュウツーに襲いかかるが、ぎりぎりのところでかわした。

 

「?トレーナーを気を使って退いたか、フフン! 甘いな、ならば接近戦で料理してやろう! 

プテラ!」

 

そういい、プテラがミュウツーたちに突っ込んでくる。

 

「接近戦で来るか!」

 

「これはただの“とっしん”ではないぞ・・・

 

このワタルのプテラの翼は鋭い刃だからな!」

 

 

プテラの鋭い刃の翼が襲いかかるが、ミュウツーがスプーンのようなものをだし、

それを受け止めた。

 

「ム!?」

 

「念のエネルギーでつくりだしたミュウツーの武器“スプーン”だ!」

 

そして、ミュウツーとプテラの激しい打ち合いが始まるがその余派により

カツラが傷ついていっていた。

 

「このままではカツラさんの体が持ちません、もっと離れて指示をだしたほうが!」

 

「・・・できないのだよ、私とミュウツーは離れて戦うことができないのだ!」

 

「え・・・」

 

「このミュウツーには完全体にするために私の細胞を移植している」

 

「・・・・・!」

 

「そして私の体にも暴走したミュウツーの細胞が入り込んでいる、

私がこの“きかん坊”を自在に操れるのはそのおかげだ、

逆に離れるとミュウツーの体に負担をかけてしまう、私はミュウツーから離れられないのだ」

 

どうやら、暴走したミュウツーの細胞を助けるためカツラ自身の細胞を組み合わせて

完全体へと作り出したそして暴走したその細胞をカツラ自身にも入れ込んだらしい

そのためミュウツーとカツラは常に一緒にいる必要があるらしい。

 

「だから、普段は特殊な水溶液の中で暮らしている、

運ぶ時も同じ効力をもつ特殊なボールを使っている、

そのため離れられないだけでなく、外で戦える時間にも制限がつく・・・

まあ、あと3分ってところだろう・・・」

 

「3分!」

 

「それを超えると私の体がイかれてしまう、

2年前まではひじまでだったが今では肩近くまで侵食が広がってしまった。

お互い命を守るため離れて戦うことも長く戦うこともできない奇妙な関係だがな私たちは・・・」

 

「・・・・・・」

 

「さあ、そろそろ終わらせろう! 

イエローくんやつは勝利を確信しているこのスキにやつを・・」

 

「ポケモンじゃなくてワタル本人を狙うのですか!?」

 

「イヤ、違う!」

 

「狙うのは奴の腰に付いているボールだけ、残りのボールの開閉スイッチを破壊し

次のポケモンを出せなくする」

 

「開閉スイッチ!!」

 

「プテラやハクリューをたおしたところで奴が他のポケモンをだせば時間のない私たちが負ける」

 

「でも、そんなことできるんですか?」

 

「できる! この自在に変化するエネルギー体、ミュウツーの“スプーン”なら・・・

キミはプテラの相手を頼む! いくぞ!」

 

「ハ・・・ハイッ!いけピカ!」

 

そういい、ピカの攻撃によりワタルにわずかなスキができる。

 

「今だ!?」

 

「ム!!?」

 

そして、スキができたところにミュウツーのスプーンがフォーク型に形を変えそれをのばし、

見事ワタルの腰にあるボールに命中し開閉スイッチの破壊に成功した。

 

「やっ・・た!」

 

そういうとカツラは倒れミュウツーは膝ついていた。

 

「カツラさん! ミュウツー!」

 

「(気を失っている! 3分間を超えてしまったのか)」

 

「でも・・・、でも・・勝ったんだ!」

 

「ミュウツー! 念のエネルギーで“スプーン”を作り出す攻撃、

そしてその前の“サイコウェ-ブ”でも相当の力を使ってしまった」

 

「でも、そのおかげでワタルのポケモンにかなりのダメージを与え、

残りのボールも開けなくすることに成功した」

 

「勝ったんだ! 四天王ワタルに勝ったんだ!」

 

そういい、イエローとピカは四天王ワタルを倒したと喜んでいた・・・

 

しかし、まだなにかあるようだ・・・

 

「フフハハハハ!」

 

「凄まじい力だなそいつは、モンスターボール各種の中でも抜群の強度を誇る

ハイパーボールにこれだけの傷をはどこすとは!」

 

突然のワタルの叫びにイエローは思わず身構える。

どうやら倒したと思っていたがまだ何かあるようだ・・・。

 

「だが・・・あいにくだったな」

 

「なに?」

 

「やはり負けるのはおまえたちだ!!」

 

「な、なんだって!?」

 

出ているポケモンはダメージが大きく残りのポケモンは封じられたはずなのに

まだワタルには余裕の表情が見られた。

 

「たしかに“サイコウェ-ブ”に“スプーン”によりハクリューとプテラはかなりのHPを消費して

しまった。さらに残りのポケモンを出すこともできなくなったとなれば、敗北は確実だが・・・」

 

すると、ワタルは先ほど破壊されたハイパーボールを投げるとプテラの翼でそれを叩き割った、

そして、そこには本来いるはずのポケモンはおらず、空の状態だった。

 

「中身が空!? そんな!?」

 

「おまえたちがボールの中に閉じ込めようとしていた残りの“竜たち”は・・・」

 

「ここだ!?」

 

そういい、ワタルが指を鳴らすと地面から2体のポケモンがでてきた。

 

「地下から! まさかさっきの地鳴りは!!」

 

「そうだ、あの時地面からこの洞窟を破壊したのはこいつらだ!」

 

「この2体は、地殻に振動を与えるためにすでにボールから出し、

そして地面に沈ませていたのだ!」

 

「つまり、お前たちは死にものぐるいでこの空のボールを狙っていたわけだ!」

 

「白竜(ハクリュー)、海竜(カイリュー)、凶竜(ギャラドス)、翼竜(プテラ)」

 

「これが・・四天王ワタルの竜軍団(ドラゴン軍団)!! さあ、どう戦う!」

 

そういわれ、あまりの気迫にイエローはどう戦おうか悩んでいると

突然ミュウツーが最後の力を搾り出して動き出し攻撃を仕掛けようとしたが、

ギャラドスにより防がれてしまった。

 

「ミュウツー!」

 

「死力を振り絞って戦うのは構わんが・・・ミュウツーいいのかご主人様は・・・」

 

「カツラとお前のつながりに気づかんとでもおもったか、お前単独で戦うつもりだろうが・・・

しかしその時・・・カツラの体は耐え切らない、そうだな!」

 

そう言われ、図星なのかミュウツーは手を出すことができず、

カツラの身を守るため自らボールに戻った。

 

「ミュウ・・ツ・・」

 

「これ以上カツラさんを傷つけるわけにはいかないというんだね!?」

 

そうイエローが問いかけるとボールの中で頷くミュウツーが見られた。

そして、その心を読みとったのかイエロー自身も戦う覚悟をした。

 

「今度はボクが相手だワタル!」

 

こうして、イエローとワタルの戦いが始まった。

 

 

 

 

 




いかがだったかな?
いよいよカントー編終焉に近ずいてきたよだ
そろそろストックが切れそうだが・・・
では、また次回お会いしましょう!


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第14話 「イエローvsワタル、トキワの森の力」

第14話更新


「今度はボクが相手だワタル!」

 

そう言うと、イエローは自身のポケモンをすべて出した。

 

「!? そのチームでこのワタルに挑むと・・・

それにいつも一緒にいるレイがいないようだがお前一人で戦えるのか」

 

「そうだ!それにレイがいなくてもボクは戦う」

 

「そうかだが見たところ・・・お前のポケモンは全く進化してないようだが!?」

 

「ああ、毎回キャンセルしてきたんだ!」

 

そうイエローのポケモンはラッタを除きすべてのポケモンが進化していない状態だった。

それもそのはず、

グリーンとの訓練以来レッドのポケモン図鑑を使い進化をキャンセルしてきていたのだった、

どうにも進化して姿が変わるのがイヤなのが理由らしい。

 

「フハハハハハ!! 面白いやつだ! よかろう! だが手加減はしない!!」

 

「待て!」

 

「フン!オレと戦うというならついてこい!」

 

すると、ワタルはカイリューに乗りどこかへ飛んでいこうとしていた。

どうやら舞台を変えるつもりのようだ・・・。

 

「カツラさん少しそこで待っていてください、いくぞみんな!」

 

そういうと、ミュウツーの入ったボールを懐にいれ、走ってワタルを追いかけた。

 

「うおおおおおおおお! 」

 

「ついて来るがいいイエローこの先がお前の墓場となるだろ! 

おっと、その前にミュウツーとの戦いで疲労したプテラとハクリューたちを回復してやらねばな

フフフ・・・」

 

ワタルは手を前に出すとプテラとハクリューたちに近づけたすると傷ついていた

ポケモンたちの傷が治っていった。

 

「ええっ!? あ・・・あれは!」

 

それを見ていたイエローは驚いたそれもそのはずなんてたって

それはイエロー自身もよく知っている力だったから

 

「その力はボクと同じトキワの・・・やっぱりあの話は本当だったんだ!」

 

すると、懐に入れていたミュウツーのボールがわずかに揺れていた。

 

「そうなんだ、ワタルもボクと同じくポケモンの思いを読み取り傷を癒すことができる

トレーナーなんだ!!」

 

そう言っていると、どうやらワタルのポケモンの傷が治ってしまった。

 

「そうか、ブルーさんはこのことを知っていたんだ、だから同じ力を持つボクを選んだ」

 

「トキワの森、そこは緑、永遠の色・・と言われている大きく豊かな森、

そしてその森には不思議な力があり、

その力を受け継いだ子供が何年かに1度生まれると言われている・・・

そうボクは・・・その力を持つ一人だ!」

 

「でも・・・トキワ出身だというだけであのワタルに対抗できるのだろうか、

あの強大な力に・・・」

 

そう弱気になっているとミュウツーが自身ポケモンたちががんばれというように励ましてきた。

 

「ミュウツー、みんな・・・

そうだねボクがやるしかないんだ弱気になっていたら勝てないよね・・・

ありがとうみんな!よおし!いくぞみんな!」

 

ポケモンたちから元気をもらいやる気になったイエローは再びワタルをおいかけた。

 

しばらく追いかけているとワタルが突如止まった。

 

「ここは!」

 

「フフフ、島の中央の火口だ、グレン島のようなさびついた休火山ではないぞ」

 

そうそこは、火山の頂上、そしてそこはマグマが見えていた。

 

「ギャラドスとカイリューが地下に潜り、地殻を活性化してくれたおかげで

今にも噴火せんという状態・・・この最終決戦そしてお前の最後には相応しい場所だ・・・

いくぞ!カイリュー“かいりき”だ!」

 

ワタルのカイリューの“かいりき”がイエローに襲いかかる、

だがイエローはそれをなんとかよけた、だがあまりの力に周りの地面が砕ける

そして砕けたところからマグマが吹き出した。

 

「うわあ! 溶岩が・・・あち!あちあちあちあち」

 

その溶岩がイエローに襲いかかるがオムスターの水でなんとか消化した。

 

「見たか!このパワーを!・・・お前も知っているだろう、ドラゴンは聖なる伝説の生き物だ、

捕まえるのは難しいがうまく育てれば強さは天下一品! フフフフフ!」

 

「す・・すごい!」

 

「(カツラさんはミュウツーと火球をはねかえす特訓をしていた。

こういう戦いになることを予想していたんだ! 

そういえばグリーンさんも似たようなトレーニングをしていた・・・

それにくらべてボクは・・・・ええい!弱気になっちゃダメだ!)」

 

「ドドすけ“つつく”ラッちゃん“いかりのまえば”」

 

再び弱気になりかけたがなんとか踏みとどまりワタルのカイリューに攻撃をしかけたが

全く効いているようには見えず跳ね返されてしまった。

 

「・・・くそう、だったらゴロすけ”とっしん”! オムすけ”みずてっぽう”   

ピーすけ“いとをはく”」

 

今度は別のポケモンで攻撃を仕掛けるがこれもまた効いておらず跳ね返されてしまった。

そのあまりの強さにイエローの攻撃は全く効かなかった。

 

「ああ!みんな!」

 

「わるあがきはよせ!ドラゴンの、この厚く堅い鎧のような皮膚に

そのような小手先の技が通用するか! さあ!まだ続けるか? 

それとも、今からしっぽをまいて帰るか?イエロー!!」

 

「・・・逃げたりはしない! だって、このままほうっておいたら、

カントー中の町まちは滅ぼされてしまうもの!!」

 

「ああ、そうだ、だが、ただ滅ぼすのではない、造りかえるのだ、このワタルがな! 

身勝手な人間たちを全て排除して、ポケモンたちの住みやすい世界を作るのだ!」

 

「違う!そんなのは違うよ!間違っている! 」

 

「確かに人間が勝手なことをしてポケモンが住処をなくしてしまったり・・・

食料を失ってしまったり・・・                     

そういう場所をボクはこの旅の中でたくさん見てきた!」

 

「でも!だからといってどうして人間を滅ぼしていいの? 町を破壊していいの!? 

ポケモンとともに生きているトレーナーだっているんだ!」

 

「ポケモンは人殺しの道具じゃないんだ! 

そしてこの戦いの中でもたくさんの人やポケモンが傷ついているんだ! 

そんなのがポケモンにとって理想の世界なのか!」

 

「だまれ!」

 

「だまらないよ!ボクは戦うことが・・・本当は嫌いだ!

自分のポケモンも相手のポケモンも傷つくのが本当に哀しい・・・

でもさっき傷ついたハクリューたちを回復させていたよね・・・

どうしてその力を何かを壊すために使うの?どうして悪いことのために使うの?」

 

「このワタルに説教しようというのか!?」

 

「ボクに・・・はじめてポケモンのことを教えてくれた人が言っていた!

 

『正しい、優しい気持ちで育てればいつまでも友達』だって!」

 

「そしてレイは教えてくれた

『ポケモンを信頼すればお互い助け合える友達いや家族のような関係になれると』・・・

あなたにとってもポケモンは友達で家族のようなものんなんでしょ!」

 

「・・・う、うるさいっ! これ以上生意気な口をきけないようにしてやる!」

 

「カイリュー“だいもんじ”!!」

 

イエローの説教にキレたのか再びイエローに攻撃を仕掛けた。

 

「うわああ!」

 

「それはただの“だいもんじ”ではない!エネルギー源は溶岩だからな!」

 

そして、“だいもんじ”により周りが壊れ! 

イエローの周りが火山に飲み込まれようとしていた。

 

「このまま火山に飲み込まれてしまえ!」

 

「う・・うわあああああああ!」

 

徐徐にイエローの周りがマグマに侵食されていく。

 

「終わりだ!」

 

そして、ついにマグマがイエローに襲いかかった。

だがぎりぎりのところでピカのみがわりのサーフボードがすべり込み

なんとかマグマに落ちることを食い止めた。

 

「ピカ!!」

 

「間一髪サーフボードの助け船というわけかやるな! 

だが火山に飲み込まれる時間が一瞬のびただけのこと!」

 

「下は溶岩だ!お前はそこから動けぬ!・・・さあ、どうするイエロー!」

 

そういくらサーフボードに乗ってマグマに飲み込まれるのを防いだとしてもこのままでは

またマグマに飲み込まれるのは時間の問題だ!

 

「(ここまで来んだ!負けられない!!)いくぞ!」

 

するとイエローはマグマの上をまるで海をわたるかのように進んでいった。

 

「むっ!溶岩を“なみのり”でわたるとはさすがだな!・・・だがムダだ!」

 

すると再びワタルがカイリューに乗りイエローに近づく!

 

「な、何をする!」

 

そして、そばまで近づくとピカに向けて手を近づけた。

 

「!? まさかピカの思考を読み取っている!?」

 

そう、ワタルはトキワの力を使いピカの思考を読み取ったのだ。

 

「フハハハハハ!そうか!お前もイエローもトキワの森で育ったか!」

 

『ピィカァ!』

 

ピカも勝手に読まれて怒ったのかワタルに攻撃をしかけるが

 

「効くか!“はかいこうせん”」

 

「うわああ!!」

 

カイリューの“はかいこうせん”によりそれは防がれてしまいその余派がイエローたちを襲った。

 

「くやしいか、そうだろうなピカチュウ!同じ森で育った者でもおまえのご主人様とオレとでは、

 力がここまで違うのだからな!」

 

「な、なんだって!?」

 

「そう!このオレもトキワの森のトレーナー!!           

イエロー、お前と同じこの力は森から授かったものだ!」

 

「やっぱり!!」

 

「フ!喰らえ!」「応戦だピカ!」

 

「“はかいこうせん”」「“10万ボルト”」

 

そして再びカイリューとピカの攻撃が拮抗する。

 

「押し返すんだ!ピカ!」

 

「・・・イエローよ、お前はいままで戦ってきた中では強い奴だったと認めてやろう、

まさかハクリューの4つの能力をすべて使おうとは」

 

「4つの能力?」

 

「そうだ! 一つ海だけでなく空もかける力、二つエネルギー波を操る力  

 三つ気象を支配する力、四つ、2匹による連携攻撃で相手を翻弄する力」

 

「一つ目と二つ目の能力は小回りがきく敵に対して、

三つ目と四つ目は強い敵に対して使うものとしているが・・・

お前にはどっちも使わざるを得なかった。」

「オレ自身、心の奥で無意識におまえのことを“強い敵”と認めていたのかもしれない・・・

だが!! ハクリューのみを攻略したところでまだ始まりにすぎない、

それに俺のポケモンすべて合わせたらいくつ特殊能力があると思うか!」

 

さきほどまでいい感じに拮抗していたがやはりカイリューのほうがパワーが強いのか

ピカの攻撃は押し切られてしまい、また余波がイエローを襲う

 

「まあ、しかしお前がそれを知る必要はもうなさそうだな、なぜなら・・・ 」

 

「ここで命を襲うのだからな!」

 

そういい、ワタルは本気でイエローをマグマへと沈めようとしていた。

イエローもイエローで必死に逃げていた。

だが、イエローはただ逃げていたのではなく回転することによりマグマの波を引き起こした。

 

「なに!こ、これは回転する勢いを利用したもの!」

 

「さっきミュウツーが作った蟻地獄を今度はマグマで作る!」

 

「いけえええええええ!」

 

そうイエローが作ったマグマの波がうずとなりワタルに襲いかかる。

 

「ぐお!バカな!溶岩が渦となり引き込まれていく」

 

「さあ、降参してください!これ以上あなたに町を人びとを攻撃させたくないんです」

 

「ぐう・・・これで、これで勝ったつもりか!イエロー!このワタルを・・なめるなぁー!」

 

ワタルも負けずとまだ攻撃をしかけようとしていた。

 

「!? うずを突き破って突っ込んでくる!」

 

そして、ワタルはイエローに突っ込んだ!それにより激しいマグマが

イエローとワタルに襲いかかるがイエローはかろうじて無事だったようだ!

そしてワタルはというと、姿が見えずにいた。

 

「ワタル・・・隠れる場所なんてないこの場所・・・           

それにもし溶岩の中に沈んだとしたら・・・とても生きているなんてできないはず・・・」

 

「でもこのままじゃボクもあぶない!早くラッちゃんたちに合流しなと」

 

すると、崖の上から糸が垂れてきた。

 

「・・・みんな!」

 

そうやらイエローのポケモンたちがいてピーすけの糸がイエローを上へと引き上げてくれたようだ。

 

「ありがとうみんな、それと無事でよかった」

 

「よし、とにかく、カツラさんが倒れているところに戻ろう!」

 

そういい、戻ろうとしたが後ろのマグマが動いたように見えた。

 

『?』

 

「どうしたんだい、ピカ?」

 

するとイエローの後ろから先ほどマグマに沈んだと思われたワタルが

自らのギャラドスのあわのなかに入り現れたのだった!

 

「ウソ!ワ、ワタル!」

 

イエローが叫ぶとワタルのギャラドスのあわがイエローに襲いかかる。

イエローも避けようとするが突然あわが目の前から消えた。

 

「あわが消えた!」

 

そして消えた泡がイエローに襲い掛かり吹き飛ばされてしまい

その勢いで右腕の骨を折ってしまう。

 

「うあああ!!う、腕の骨が・・・ピーすけギブスを頼む!

まさかあわの中で溶岩から身を守っていたなんて!」

 

ピーすけの糸を使い腕にギブスを付けるがそのすきに

また見えないあわがイエローのポケモンに襲いかかる

 

「みんな! 相手の技が見えない」

 

「見えない泡をつくりだしているのはギャラドスとハクリュー・・!?

 

そうか3引匹はそれぞれ赤、青、緑のあわをはいていた、つまり光の三原色、

まさか3色のあわが交差して無色になり見えなくするなんて!」

 

そして襲いかかるあわをかいくぐり逃げていくイエローだが徐徐に追い込まれていく。

 

「あの見えないあわ攻撃をなんとかしないと・・・

こうなったらみんなよく聞いて作戦があるんだ」

 

どうやら、逃げ回っている間にイエローは見えないほどの細い糸をピーすけにはかせていたようだ

それを利用して攻撃を仕掛けるつもりのようだ

 

「逃がすか!」

 

そして再び見えないあわが襲いかかるが

 

「今だ!」

 

そして

 

「これがボク達の全員攻撃だ!」

 

ワタルの隙を突いた攻撃はなんとか届いた。

 

「“ドリルくちばし”・・・・・・・・・!?」

 

でも

 

「技が効かない!?そ、そんな!!」

 

「・・・・・・・・・よく考えた」

 

「・・・あ」

 

「糸のトラップそのものが、俺の隙を作り出す為の「囮」だったとはな。作戦は良かった。

・・・・・・だが」

 

まずい、早くここから逃げなきゃ!

 

「悲しいかな、パワー不足だな!!」

 

「うわああ!!」

 

泡による全体攻撃!

 

まずい、よけきれない・・・!

 

そう、イエローの渾身の攻撃はパワーが足りず効き目がなかった。

それに同様しそのスキに再び強力なみえないあわがイエローに襲い掛かり

イエローはそれによけられずもう当たる覚悟をしていたが

 

「おっと!おぶねぇ!」

 

覚悟を決めたボクはピジョットに乗った男に助けられた。

 

「はあ・・・少し離れるといつもお前はピンチにおちいっているなイエロー不幸の星にでも生まれたか?、

まあいいか、とりあえず無事でよかったよ!」

 

「・・・・・レイ!」

 

そう、そいつはイエローたちの囮となりヤドランたちに挑んだレイだった

 

「さて、ここからは俺が相手だ!ワタル!」

 

 

 

 

 



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第15話 「最後の戦いレイ&イエローVSワタル」

さて15話更新!
いよいよこれで最後かな?
そして、ようやく主人公登場だね
では、どうぞ


「はあ・・・少し離れるといつもお前はピンチにおちいっているなイエロー不幸の星にでも

生まれたか?」

 

「まあいいか、とりあえず無事でよかったよ!」

 

「・・・・・レイ!」

 

とりあえず、抱えていたイエローを地面に降ろした。

 

「レイ!無事だったんだ!」

 

「ん?当たり前だろ俺があれくらいでやられるわけないだろ!」

 

「ああ!でもレイが来てもワタルはトキワのトレーナーじゃないと倒せないだ!」

 

そういい、イエローが怪我をしているにもかかわらず前にでた。

 

「だからここはボクがなんとかしないといけないんだ・・このボクが」

 

「はあああ・・・」

 

「なんで、そこで溜息吐くのかな、いくらレイが強くてもワタルのあの能力のまえではイタ! 」

 

なにか、一人でやろうとしているイエローに俺はデコピンをくらわせる。

 

「アホかイエローなんでお前は一人でやろうとしてるんだ、なんで俺を頼らねえんだ!」

 

「だって・・・ワタルはトキワの人間じゃないと倒せないだよ」

 

「それが、どうした! 俺たちもう一緒に旅した仲間じゃねえか!」

 

「レイ・・・・お願い・・・一緒に戦ってくれて・・・」

 

「待ってたぜその言葉、それにトキワの人間ならここもいるぜ!」

 

「へ? どういうこと?」

 

「そういえば言ってなかったな・・・俺もトキワ出身でお前と同じ能力を持ってるだぜ!」

 

「えええええええ!」

 

そう、俺もトキワの人間だった。イエローと別れてから気づいたことだがな能力に関しては

森にいた時に気がついた。

そう俺のこのポケモンとの意思疎通がそうだとは最初は思わなかったけどな・・・

 

「というわけでここからは俺が相手だ四天王ワタルさんよ!」

 

「フン!またお前かレイ!いいだろあの時の仮ここで返してやる!」

 

「今度は完全にお前を倒してやるぜ!」

 

とは言ったが、2体ポケモンはいながな・・・

まあ、なんとかなるだろもしかしたらここであいつを出すことになるかもな・・・。

 

「出てこいレオン、ララ!」

 

とりあえず俺は残りのレオンとララをだした。

 

「フン!他のポケモンはどうした!? そいつらだけでこの俺ワタルに勝てると思っているのか!?」

 

「そうだよレイ!ウィンとシャドウはどうしたの? 

それにレオンたちも少しダメージがあるように見えるんだけど!」

 

「あいつらは別の四天王キクコとカンナのところに向かわせたから今はいないんだ!

それにレオンたちはここに来る前のバトルでダメージを受けてしまってな急いできたから

治していないんだ!」

 

そう!ここに来る前ロケット団のボス、サカキにあってしまい少しバトルしてしまった

そのためにここに来るのが遅れてしまったんだ!

 

「それに、お前などこいつらだけで十分だ!」

 

「こいつらだけで十分だと!なめるなレイ!いけ!ハクリュー“はかいこうせん”」

 

2体のハクリューの“はかいこうせん”がこっちに向かってくる。

 

「あの曲がる攻撃か・・・だったらララ“ハイドロポンプ”、レオン“10万ボルト”で向かいうて!」

 

『任せて』『わかりました』

 

お互いの技がぶつかり爆発をおこす!

 

「やはり、やるなレイ、だったらこれはどうだ“バブルほうせん”だ!」

 

「またあの見えない攻撃だ!」

 

「なるほど太陽に光を利用した攻撃か! だがそんな小手先俺に通用すると思うな   

ピジョ“すなかけ”だ!」

 

『おうよ!』

 

「す、すごい!砂で見えない攻撃を」

 

「なに!」

 

そう、“すなかけ”の砂を利用して見えなかった泡を見えるようにした。

 

「泡が見えればこちらのものだ!ララ“れいとうビーム、レオン“アイアンテール”で

泡を破壊しろ!」

 

見えなかった泡をララとレオンで破壊する。

 

「さらにピジョ“つばめがえし”で本体の泡を破壊してしまえ!」

 

『おうよ!』

 

そういい、ピジョの攻撃が本体の泡を破壊しようとするが・・・

 

「!?」

 

だが、その攻撃は泡を破壊できず、逆に跳ね返されてしまった。

 

「溶岩の熱にも耐えるこのガードに・・そのような攻撃が効くかぁ!」

 

「くらえ! “はかいこうせん”!」

 

「うわああ!」『うわああ!』『わぁ!』『うううクソ!』

 

ワタルの強力な“はかいこうせん”がレイやイエロー、

そしてポケモンたちに遅いかかりダメージを受けてしまう!

 

「どうだ! ハハハハハハ!」

 

「・・・・・」

 

「!?」

 

「ワタル!真下がガラ空きだぜ!」

 

「スピアー“ダブルニードル”!!」

 

そう、さっきの攻撃の間スキを見て俺はボールをワタルの下に投げ込んだ!

そしてスピアー?の攻撃であの巨大な泡を破壊した。

 

「くっ!だが泡が破壊されたところであまい!もう一度“はかいこうせん”だ!」

 

「もう!やられはしない!今度はカイリューに変わりこちらも“はかいこうせん”だ!」

 

すると、さきほどまでスピアーだったポケモンがカイリューへと姿を変え

ワタルの“はかいこうせん”に“はかいこうせん”で向い打ち、消滅させた。

 

「な、なんだ!そのポケモンはころころ姿を変えて!」

 

「ああ!こいつか・・・そういえば、見せたことなかったな、

本当はこんなところで使うつもりはなかったんだがな、

まあ、こいつも戦いたがってたしいいかな・・」

 

「だからなんだというのだ、そのポケモンは!?」

 

「まあ、あせるなワタル!こいつはあの伝説のポケモン、

すでに絶滅したと言われ、遺伝子にはすべてのポケモンの情報が含まれていると言われている!」

 

「まさか!?そいつは!?」

 

「そう、俺の相棒にして最強のエースミュウだ!」

 

そういうと、ミュウは姿をカイリューから元の姿に戻り俺の横に浮いていた。

 

『もう、レイようやくだしてくれたね!ボクヒマだったんだよ!』

 

「わりわり!あまり人前でお前をだすわけにはいかなかったんでな! 

それにたまに出して遊んでやっていただろ!」

 

「ポケモンの声が聞こえる、なんでボクまで聞こえるんだ?」

 

「ああ、イエローそれはこいつのテレパシだぜ、まあ俺はそんなの関係なく話せるけどな」

 

『もうレイ聴いてるのそれとこれとは話が別だよ!

みんなが戦っているのにボクだけ見てるなんてずるいよボクだって戦いたいのに!』

 

「わかったわかった!聴いてるからこれが終わったらお前の好物つくってやるからさ、

許してくれよ」

 

『本当!約束だからね!やっぱなしとかダメだからね!』

 

「任せろ!だからさっさとあいつを倒して帰るぞ!」

 

『任せてよ、今まで戦えなかった分ここでがんばるよ~!』

 

「クッ!まさかお前が伝説のポケモン、ミュウを持っているとは! 

面白いそれでこそ倒しがいがある! 

ハクリュー!“風を呼べ!雷雲を呼べ!”これが天候を操る力だ!」

 

「そうか天候を操るか!だが天候ならこちらも出来る!

ミュウ!今度は大地を作りだすポケモン伝説のグラードンに姿をかえろ!」

 

『任せてよ!』

 

そういうとミュウはまた姿を変えた。

それと同時に先ほどまで空にあった雷雲が消え日差しが強くなった。

 

「なんだ!そのポケモンは見たことがない!俺のハクリューと同じで天候を操れるのか!」

 

「見たことがないか・・・じゃあ教えてやる!

こいつはかつて大地を盛り上げて、大陸を広げたと言われている伝説のポケモングラードンだ!

そして俺のミュウはどんなポケモンの姿にでも変えられそして変わった

ポケモンの能力をそのまま使いこなせる」

 

「なんだと!」

 

「さあ!お前の自慢の天候を操る力は俺には効かないぜワタルさんよ!これで終わりだ!」

 

ワタルの元に近づく!

 

「クッ!・・・・・・・・!?」

 

「フフ」

 

「? どうした壊れたか?」

 

「フフ、フハハハハハ!」

 

「なにがおかしい!なに!? なんだこれは!」

 

ワタルが突然笑いだすと突然俺の胸の辺りが光だした。

 

「あ・・・あれは・・レイの胸ポケットが突然光始めた、あれはトレーナバッチ!」

 

「そうだ!!」

 

するとワタルはカイリューに乗り空中へと身をおいた

 

 

「まさか!最後の一つをお前が持っているとはなレイ!」

 

「どういうことだワタル!」

 

「お前も聞いたことがあるだろ!集めるほどにポケモンを操る能力を高めるバッチ!」

 

「なに!?」

 

「そう、オレも7つまでは手に入れていたそしてお前のおかげで最後の一つがそろった!」

 

「それでどうするつもりだ!」

 

「フッ!いいだろ死にゆく前に教えてやる!

オレが手に入れたバッチはこの島の周囲から天に向かって突き出した

7つの石柱の下に隠してある!集まったバッチが共鳴し力を発揮できる位置にな!」

 

「だから、なんだというのだ!」

 

「炎・岩・草・電・毒・水・念・地、この並び順に並べることにより、

この島自体を巨大なバッチエネルギー増幅器! そしてお前の胸元を離れ!

輝き始めたのが俺が求めていた最後の一つ! 

それをお前が中央に来てくれたことにより今完成した、

そして8つのバッチのエネルギーは上空へと向かう」

 

「バッチの力を増幅させてどうするつもりな!?あれは!?」

 

「そう!上では待っているオレの探し求めていた切り札が、

エネルギーを吸うために!夜明けと共にこの島の真上に現れる幻の存在!」

 

「あれは・・・ポケモンなのか!? ねえレイ!」

 

「まさか!あれは伝説のポケモン海の守り神、うずまき諸島にいると言われているルギア!」

 

「ルギア?ポケモンなのレイ!」

 

「ああ、そうだイエロー!あれはホウオウと対をなすポケモンで荒波を沈めたり、

その翼で羽ばたいただけで民家を吹き飛ばすくらい強力な力を持ったポケモンだ!」

 

「ほう!このオレよりあのポケモンを知っているとはな、

だがお前のおかげでずっと探し求めていた8つめのバッチをクチバへおもむき

カントー軍を送りこみ・・ひたすら探していたエネルギーをついに手に入れたぞ礼をいう!!

さあ、プテラ!オレをやつの近くに運べ!」

 

「ワタルどこへ行く!」「ワタルいったい何を!!」

 

「見てわからないか!?行くんだよ!上にいる幻のポケモンのところまでな」

 

「なんだと!!それでどうするつもりだ!」

 

「あいつを自在に操ること、それがオレの最初からの望み!

今まで誰も乗りこなした者はいないと言われている、やつを! 

そしてやつを操り!世界から瞬時に人間共からポケモンを解放できる!」

 

「やめろぉぉ!そんなこと絶対にダメだ! 今以上の破壊をするというのか!!」

 

「イエローそんなの関係ない!カイリュー上で待っているぞ後からこい!」

 

イエローの言葉も無視して、ワタルはカイリューを残しルギアの元へ飛んでいった。

 

「クソ!まて!ワタル!」

 

しかし、カイリューが邪魔をするがダメージがあるのか倒れた。

 

「おい、大丈夫か、カイリュー!」

 

「レイ!こいつすごく疲労しているみたい!

それなのにワタルを追いかけようとしているだ!」

 

しかし、無茶をしているのにカイリューはワタルの元に飛び立とうとした。

 

「しょうがない追いかけるか!イエローお前はどうする?」

 

「ボクもいくよ! ボクもワタルを止めたいんだ!」

 

「そうか、しょうがない行くぞイエロー、ミュウ!それとピジョ頼む!」

 

俺らはピジョに乗りワタルのところに向かった。

 

 

「ここまで追いかけてくるかレイ、イエロー!だがレイお前が使えるのはそのミュウただ1体、

そのピジョットも飛んでいるのがやっとのはずだ、こちらのほうが有利だな!」

 

「それがどうした! お前などミュウ一体で十分だ!」

 

 

だがそうは言ってもかなり難しい

いくらミュウとはいえワタルのポケモンすべてを相手にしていられない

しかし、あまり時間をかけるとルギアがエネルギーを吸い尽くしてしまう!

すると、横にいたイエローが自身のポケモンをすべてだした

 

「おい!どうするつもりだイエロー!」

 

「レイボクも戦う! ボクは力が欲しい!皆を守る力を!だからお願いみんな!」

 

そういった瞬間、イエローのポケモンたちの体が発光し始める。

 

そう、“進化”というなの光が

 

「キャンセルボタンはもう押せない……イヤ、キャンセルボタンはもう押さない!」

 

「絶対にワタルを止める!」

 

すると、イエローのキャタピーはトランセルへと進化した。

 

「・・・なに!トランセル!?」

 

「そうだイエロー自分のポケモンを信じろそうすればポケモンはポケモンたちは

お前に力を貸してくれる!」

 

「うん!レイ! お願いみんなボクに力を!」

 

そして、再びトランセルの体光り出す、他のドードー、ゴローン、オムスターの体も光り出しトランセルはバタフリーにドードーはドードリオにゴローンはゴローニャにオムスターはオムナイトへと進化した。

「2・・・段階・・・連続進化!?」

 

「いくよレイ!」

 

「おう!やるぜイエロー、」

 

「「ワタルを止める!」」

 

イエローはバタフリーで俺はピジョでワタルの元に向かう!

 

「クッ!進化しようと関係ない、邪魔はさせない!ギャラドス!ハクリュー!   

 人間はポケモンの敵!やつらを排除するために・・・幻のポケモンを手に入れる!」

 

「ちがう!人間はポケモンの見方だ! ボクはみんなを世界を守る!」

 

「そうだ!ワタル!人間とポケモンはお互い助け合って生きているお前になど

滅ぼさせてたまるか!」

 

「奴らを消せ!」

 

お互いのポケモンが衝突しあう!

 

「う!」「く!」「む!」

 

そして、ぶつかり合う衝撃により風圧ができオレらに襲いかかる!

 

「“はかいこうせん”」「“れいとうビーム”」

 

「落ちろ!“たたきつける”!」

 

「させるかミュウ“まもる”」

 

お互い一身攻防の戦いが続く!

 

「ふふ・・・、「守り」の戦いがいつんまで続くかな?」

 

「しかし、その前にこいつがバッチのエネルギーを吸収つくす!

そしてエネルギーを吸ったその翼のひとふりで、

先兵として送りこんだ各地の四天王軍もバッチの影響下におかれる!」

 

「なんだと!」

 

「見える!見えるぞ!カイリュー・・・これから建国されるすばらしいポケモンの世界が! 

今度こそ人間どもから、ポケモンを解放できる!人間どもからな!」

 

「クッ!なんとかならないのかイエロー?」

 

「今、ピカの意識を読もうとしてるんだけど、この攻撃でうまく読めないんだ!」

 

「わかった、少しなら俺がこいつを止めておく! 

そしてレオンを護衛として貸してやる!その間にピカの意識を読むんだ!」

 

「・・・わかった、レイ少しの間がんばって!」

 

「おう、任しとけ! 」

 

そういい! イエローをワタルから離した。

 

「さて、ワタルさんよここからは俺とミュウが相手だ!」

 

「正気か?このワタルのドラゴン軍団に対して一人と一匹で挑むなど!」

 

「正気以外に何があるってんだよ!お前らごとき俺らだけで十分だ!」

 

「いけるか!ミュウ!」

 

『少しつらいがなんとか、時間を稼ぐなら・・・』

 

「それで十分だ! 変身しろミュウ、あっちがルギアで来るならこっちはホウオウにだ!」

 

『任せて!』

 

 

 

 

 

 

 

 

「お願いピカ! 教えて何が言いたいの!」

ん?これはピカの記憶!失っていた記憶! ピカはレッドさんと四天王たちと戦いを見ていた。

バッチが集まって発生する力の強さを見ていた! そして、その対策にも気づいている!

そうか!エネルギーの発生は防ぎようがない、その対策はたったひとつ!

それ以上の力をぶつけてふきとばすことだ!このことレイに伝えないと!

 

 

 

 

 

 

 

「死ね!レイ!“はかいこうせん”!」

 

「もうそれは聞き飽きたぞいけ!ミュウ!“せいなるほのお”!」

 

そして、ぶつかりあう!

 

「おのれレイ!ハクリュー“りゅうのいかり”だ!」

 

「だったらこっちは“かえんほうしゃ”!」

 

ワタルの4体のポケモンと俺の一体のポケモンのミュウとの一身攻防のバトルが続く

 

「このまま押し切ってやる!プテラ、カイリュー!“はかいこうせん”!」

 

「クッ!きりがないミュウ、“せいなるほのお”! 」

 

「いくらミュウでもこのままじゃもたないぞ!イエローはまだか!」

 

「レイ!」

 

「イエローか!」

 

「……レイ、ワタルを止めるには、バッジのエネルギーを更に超えるエネルギーを

ぶつけて吹き飛ばすしか無い……」

 

「……わかったイエロー!俺のエネルギーお前に託すぜ!レオン、

イエローに力を貸してやれ!俺がスキを作るその間にぶつけろお前の最大パワーを!」

 

「レイィィィ!」

 

「うるさいぞ、ワタル! ミュウ“かえんほうしゃ”」

 

わたるの“はかいこうせん”とレイの“かえんほうしゃ”がぶつかる。

 

そしてわずかだがワタルにスキができた。

 

「わかった!レオン、キミとレイを信じる!みんなボクに力を!」

 

するとイエローが垂らしていたキャタピーの糸から力が送られてきた!

 

「これは、レッドさんたちのポケモンのエネルギー!ピカ!レオン!

トキワの森よ!ボクにみんなを守る力を!」

 

「今だ、いけ!イエロー!」

 

「ダブル100万ボルトーオオオ!」

 

「なに! く・・・ここまで・・・か!」

 

「はあ・・・はあ・・やった!」

 

すると、力を使いすぎたのかイエローが気絶した

 

「おっと!がんばったなイエロー!」

 

 

そして、エネルギーを吸い込んでいたルギアーもエネルギーを吐き出し

そこから8つのバッチが出てきた。それをなんとか回収する。

 

「エネルギーを吐き出したか、さあ、お前も元の場所にもどるんだ!

悪かったなこんなことに巻き込んで!」

 

そういう俺に一言叫び、どこかへとんで行ってしまった。

 

「さて、帰るか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ・・・!?ここはどこだろ?

ボクはたしか、スオウ島の上空にいたんじゃ・・・。

ピ、ピカがいない!それにレイも!

ラッちゃん二人を知らないか?

近くにいたラッちゃんにそう聞いてみたが、知らないみたいだ!

おーいピカー?

探しているうちに他のポケモンたちに出会った、進化していることを忘れていたから最初は驚いたが・・・。

あ、ピカ!

だけどポケモン達に連れられた先にはピカがいた、やっぱりポケモン達は進化しても友達のままだった。

あっ!待ってよピカ!?

だけど呼びかけてみると、ピカは複雑そうな表情で振り返り、どこかへ行ってしまった。

そういえば…ピカ、お前はレッドさんのポケモンだったものね。

走った先にいたのはレッドさん、そしてピカがレッドさんのポケモンだったという事を再確認して、

ボクは少し寂しい気持ちになったんだ。

 

 ――だけど。

 

 だけどもう少しだけ、今までみたいに――。

 

 

「って!また寝てるのかイエロー!」

そう願いポケモン達とピカと昼寝してる光景に浸った時、レイの声が聞こえた。

 

 

 

「……うん?」

 

「お、目が覚めたか?イエロー」

 

「ってうわあ!レイ!」

 

目を覚まして最初にイエローが見たのはレイの顔だった

どうやら、ピジョの上に乗っているレイに抱えられていたみたいだ!

 

 

「あ、あれ!?ワタルは?あの大きなポケモンは?」

 

「ああ、あいつならどこかへ行っちまったよ! 

それより起きたのならそろそろ降りてくれねえか、さすがにしんどいんだが!」

 

「ふえええ!ごめんレイ!」

 

そういい、顔を真っ赤にしながら!レイから降りるイエロー!

 

「はは、そうしてるとイエローもやっぱり女の子だな」

 

「レ、レイ!ボクはこれでも女・・・ってえぇぇぇ!

どうしてレイがボクが女だって知ってるの?」

 

「ああ、それなら最初から知ってたぜ、なんせ体つきが男にしちゃおかしかったからな、

でも、お前はなんか女とばれたくないような気がしたから今まで黙っていただけだ!」

 

「え?そうだったの!」

 

「あと、イエロー、下を見てみろ!お前が探してしたレッドがいるぞ!」

 

「ええ? 本当だ!」

 

「よ!」

 

「私もいるわよ!」

 

「ブルーさんも!」

 

そう、下にはギャラドスに乗ったレッド!カメックスに乗ったブルー、

そしてリザードンにのったグリーンがいた。

 

「さて、帰りますか!みなさん!」

 

こうして、長い四天王との戦いが終わった。

 

 




これにてカントー編終了!
いやー長かった。これで終わらせようとしたら少し長くなってしまった・・・
まあ、いいや
そしてさらに小説のストックが切れた・・・
なのでこれから更新は遅くなりますがよろしくお願いします。
では、また次回お会いしましょう!


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