閃乱カグラ 忍と侍 (アルマケGT)
しおりを挟む

第1話

???「くそっ…」

 

現在の状況?最悪に決まってるさ…なんせネズミも一匹たりとも通れない状況だし

 

警備兵「探せ!!まだ近くにいるはずだ!!」

警備兵「お前はあっちを探せ!!残りは俺に付いてこい!!」

 

………さて、どうしたものかねぇ…下手に出たらまず見つかって即殺られるな…おぉ怖ぇ…

ん?何故追われてるかって?理由はシンプルだ…ある組織が入手した刀を奪って…現在に至ってる

 

「にしても…この刀、ただの刀じゃねぇみたいだな」

 

気味悪いな…さっさとずらかった方がいいかな…

 

ガシャン!!

 

???「っ!?やべっ!?」

警備兵「誰だ!!」

 

そして見つかる…まあ漫画とかじゃ普通なんだよな~

とりあえず、逃げよう!!

 

???「よっと!!」

警備兵「くそっ!!待て!!」

 

……………………………………

 

???「はぁ…はぁ…こ…ここまで来れば…もう大丈夫…だよな…」

???「甘いな」

 

ガキィン!!

 

???「ちっ!!」

男「ふむ…今のを防ぐとはな」

???「なんだてめぇは!?」

男「ふ…知る必要はない…とりあえず…ここで死んでもらうとしようか!!」

???「くっ!?こんなところで死んでたまるか!!」

 

ここじゃあ不利だ…それに今はこいつに勝てる気がしねぇ

一旦退こう…その方がいい

 

???「悪いな…お前にかまってられるかよ!!」

 

ボシュ!!

こんな時に使う煙玉は最高だ!! 今のうちに!!

 

???「あばよ!!おっさん!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダーン!!

 

 

 

 

…………え?

 

男「油断をするとそうなるんだぞ…小僧…」

 

腹が……コレって…血?

俺…撃たれ……た…のか…?

 

男「またな小僧…生きてたらまた会おう」

 

俺はそのまま…ビルの下にある川に落ちていった…

 

 

俺は…死ぬのか? こんな所で? 目的も果たせないまま?

…………こんな所で……死ぬわけには………

 

薄れていく意識………もうだめだ…体が動かねぇ…

このまま…死んじまうの…かな

 

 

 

ごめんな……俺…約束果たせないっぽい…

もう一度だけ……会いたかった……よ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……………………………彩…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……諦めるか?本当に諦めるのか?若造よ?

 

 

 

 

誰だ…? 誰かいるのか…?

 

 

 

ああ…お前に話しかけてんだよ…若造

もし諦めたくないのなら……手を貸してやってもいいぞ

 

 

 

 

 

な…なんだと?

本当か?その話?

 

 

 

 

 

ああ…俺は嘘つかない主義でな…ただし…だ

助けてやってもいいが…そのかわり条件がある

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだ…条件って?

 

 

 

 

 

 

 

…………………貴様の魂を我に差し出せ…

ただ…それだけだ…

 

 

 

 

 

 

魂を……差し出せ……だと!?

ふざけんな…それじゃ結局は死んじまうじゃねぇか

 

 

 

 

 

まぁ待て…ただ貴様の魂を我に預ける…それだけだ

別に殺したりはしない……それに貴様には力を与えよう

 

 

 

 

 

力…?

 

 

 

 

そう…人間を越える力だ

どうする…若造よ?死を選ぶか…生きるために力を取るか

二つに一つだ…さあ選ぶがよい…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は……生きたい…生きたいんだ

だから……力を俺に……魂はお前に預ける…だから

 

 

 

 

 

よかろう…では我が力を…お前に与える…

そして…見つけだせ……

…………《運命の車輪》を…。



目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
一言
0文字 ~500文字
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。