ハイスクールエクストラヴァDxD~転生せし者達 (カオスサイン)
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プロローグ&キャラ設定
転生せし時


「…~zzz」

「目覚めよ!」

「今の声は…ってなんだ此処は!?…」

声が五月蠅くて目を覚ました俺は驚く。

俺か?俺は館凪 瑠雨也。

普通…ではない自他共に認める重度のアニゲーオタクの24歳だ。

さっきまで自室で寝ていた筈なのだが…目の前には白い空間が広がっており黄金の衣装を着た御爺さんがいた。

「覚えておらんのかの?」

「へ?…ま、まさか…」

俺は御爺さんにそう言われてはじめて記憶を辿ってみる。

「そうか…そういえば俺は!…」

確か女子高校生の登校列に突っ込んでいきそうな居眠り運転している乗用車に遭遇して思わず飛び込んでいってそれで…。

「思い出したかの?」

「ああ…御爺さんはもしかしなくても神様なのか?」

「そうじゃ!」

「やはりか…一つだけ聞きたい事がある。

あの子達、女生徒達は一体どうなった?」

「…」

「爺さん?…」

俺が救ったはずの子達の安否を聞くと神様はどこか浮かない表情をしていた。

「君が突き飛ばしたと思っていた子達の何人かは車に巻き込まれて亡くなったんじゃよ…」

「んなっ!?…」

そんな!?…間に合わなかったとでもいうのか!?…

「だが安心せい…その子らも儂がお詫びを兼ねてしっかりと転生させたからの」

「そう…か…」

悲報に驚いたがアフターケアがしっかりしているようだ。

とりあえず俺は一安心する。

「それで…俺にも転生の権利があるという事か?」

「そうじゃ。

ただし特典は三つ迄じゃ!」

神様にそう言われ俺はしばらく思案し答えた。

「ううむ…そうだなならば一つ目は転生前の記憶を引き継ぐ事だ」

「ああ、それなら特典にはカウントせずサービスで付けてやるぞい?」

神様にそう言われ訂正して続ける。

「なら訂正だ。

一つ目は俺が好きなえ…ゲフンゲフン!…ギャルゲーブランド「BlackCyc」作品関連の力を使えるようにしてほしい」

「い、今のは聞かなかった事にしといてやるぞい…」

神様に哀れみの目で見られてしまった。

畜生目!変態で悪いか?!…

「…続けますよ。二つ目は一つ目にも関連する事なんですが俺の身体能力を「MinDedBlooD」の七瀬しずるにして欲しいです。

それと最後の三つ目についてなんですが…いざという時の為に保留にしておいてもらえませんか?」

「受け賜わったのじゃ!では今世を目一杯楽しむのじゃよ!」

神様が合図すると俺は黄金の輝きに包まれて空間から消えた。

「あ、転生先の事を告げるのをウッカリ忘れておった!…まあ良いかの。

その世界は「ハイスクールDxD」の世界じゃ…じゃが儂や他の神が転生させたは良いが世界を滅茶苦茶にしようと企む悪しき輩もおる…これはほんの儂からの特別餞別でキャラも入れてやった。

お主の知恵と勇気と力でどうか世界を救ってくだされ!…」

神の爺さんゼウスはそういうと転移した。

 

 




読者からも転生者を募集します。
詳細は報告版にて。


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キャラ設定集

とりあえずの設定です{若干のネタバレ注意}。
随時更新



館凪 瑠雨也(かんなぎ るうや)

事故死し「ハイスクールDxD」の世界へと転生した青年。

生前はかなり重度のアニゲーオタクであり今世でもその知識をいかんなく発揮して原作介入&屑転生者駆逐に日々精を出している。

特典は「BlackCyc」通称ブサイク関連の力とその内の一つ「MinDedBlooD~支配者の為の狂死曲」の主人公である吸血鬼の力を分け与えられた七瀬しずるの身体能力。

少女の生き血を吸血する事でトンデモパワーを発揮出来る。

残りの一つは現在の所保留にしている。

吸血鬼になった事で性欲が増しているがその分女性を傷付ける輩を嫌う気持ちも強くなっている。

幼馴染であるイリナに対し人一番の好意を持っているが他の女性(特に触手姫覚醒組)にも好意を持っているハーレム思考の持主。(これは女性を悲しませない為の唯一の方法だと納得している)

原作組と会う以前より「万事屋」を営み様々な依頼を完墜させ生計を建てている。

神からハイD世界を滅茶苦茶にしようとする屑転生者の駆逐も承っている。

「己が楽な方法を取って他人の人生を滅茶苦茶にした」とし天界の現長であるミカエルを毛嫌いしている。

 

特典能力

・ガンxカタ戦法 ブサイク作品の一作である「GUNxKATANAーNonHumanKiller」の主人公時原姫菜の扱う見敵必殺な戦法。

・蟲 ブサイク作品「蟲使い」において登場する怪蟲。

間違ってもFateの蟲ではない。

一匹一匹の力はそこまで強くはないが集団での攻撃はかなり強い。

比較的生産は低コストで科学プラントでの繁殖を可能とした。

・獣魔蟲 蟲使いのパラレルワールド扱いとなる「EXSTRAVAGANZAー蟲愛でる少女~蟲狂伝」に登場する伝説の蟲で本来は蟲の村の掟により封印されているが本今作ではそんな村は無論存在していない為に全六体の獣魔蟲が降臨する予定。

尚、孵化させるには「苗床」の母体者が必要であるが過度な行為は必要としない。

・刻凍る果ての獣魔

産まれて最初はかなり臆病な性格だが成長すると変化能力を持つ様になりとんでもない強さを誇るようになる芋虫型の獣魔蟲の内の一体。

母体者に一番良く懐く。

作品内では蟲くんの愛称で親しまれている。

母体者はイリナ。

・陽燃ゆる果ての獣魔

揚羽蝶型の獣魔蟲の一体。

尚、刻凍る果ての獣魔以外の獣魔蟲の事は作品内では存在しているとしかされず未だ不透明な為名称能力共にオリジナルである。

恐らくはFD「AGEHA」に登場するのがコレではないかとブサイクファンの中で噂されている。

鱗粉で相手を混乱、痺れに至らせる事が出来る。

母体者は現在未定。

・真理滅する果ての獣魔

蜂型の獣魔蟲の一体。

かなり獰猛な性格でありたまに母体者をも攻撃対象にする事がある為獣魔蟲の中ではトップクラスの危険度を誇る。

母体者はユーリア。

・毒楽欲する果ての獣魔

蠍型の獣魔蟲の一体。

刻凍る果ての獣魔と同じく臆病な性格をしているが芯は強い蟲である。

尾から抽出される毒は快楽毒、激毒の二種があり快楽毒は薬にもなり得る。

母体者はガブリエル。

・狂騒する果ての獣魔

蟷螂型の獣魔蟲の一体。

両手の鎌は触手の様に伸ばせる。

真理滅する果ての獣魔とは仲が悪くよく争い事を持ち込む困った蟲。

母体者は未定。

・永時の果ての獣魔

巨蜘蛛型の獣魔蟲の一体。

鋼鉄よりも硬い糸を吐き相手を拘束する。

母体者は未定。

・触手(ク・リトルリトル)

クトゥルフ神話を題材とした「ク・リトルリトルシリーズ」の能力者の総称。

動物にも発現する事がある。

力を使うには触手姫(ラブクラフト)と呼ばれる能力を持った人物の協力が必要不可欠である。

又瑠雨也は特典操作によりそれぞれの能力を有した指輪「トラペゾ(又はトロペゾ)ヘドロンの宝珠」を単体で使用する事でも発現可能としている。(原作では不可能)

瑠雨也は現在クリオネ型の<レー>、眼球の様な植物型の<チ>、本型の<ギ>、鎧型の<テ>の触手となり戦う。

だが残りの<コー>、<テュ>、<シン>、<レン>の宝珠は神の不手際により現在行方不明でハイD世界に散らばってしまっている。

<コー>はレイナーレ、<レン>はロスヴァイセが持っていた。

 

特典以外の技術・能力

・超疑似電子体 瑠雨也が生前プレイした「終わる世界とバースデイ」の超疑似電子技術を再現した事で生み出される電子体。

主に裏世界や他の転生者の初対面相手に使われる。

・治癒部屋館

ブランド「バグシステム」の作品「死に逝く君、館に芽吹く憎悪」に登場する内部に滞在する事でどんな傷でも癒せる力を秘めた部屋。

瑠雨也は古館「七瀬邸」を買い取り改装し住家とし、自身の血を館全体に浸透させた事でこれを再現させた。

・連血鎖刻鞭剣(ブラッディー・ザ・チェーインウィップソード) 瑠雨也に宿っていた本作オリジナル神器。

本来ならば存在しない十四番目の神滅具に分類される。

使用者又は第三者の血を染み込ませ鎖の鞭化させる剣。

禁手は自らの体に血の鎖を絡ませその爆発的なパワーを解放させる「ブラッディー・ザ・チェーインマインダー」。

 

介入キャラ

「MinDeadBlooD~支配者の為の狂死曲」登場

園原真由

茶髪ツインテールの純血吸血鬼の美少女。

自由奔放な性格で面白い事が好き。

ハイD世界ではよく瑠雨也と行動を共にしている。

 

園原麻奈

真由の妹。

普段は天然温厚であるがその容姿とは裏腹に物凄く腹黒い性格を隠しもっていて戦闘の際にはそれをいかんなく発揮させ周囲を唖然とさせる事もしばしばである。

 

榊悠香

マイブラ原作では吸血鬼ハンターであるがハイD世界では天使殺しとなった少女。

ミカエルが引き起こした聖書の神のシステムエラーにより暴走した天使に唯一の肉親である父親を惨殺されてしまった事で天使に激しい憎悪を抱いている。

瑠雨也とはミカエルを憎む同士で戦友。

半吸血鬼でもある。

使用神器は十五番目神滅具である自身の血を弾丸と化し放つ三日月の装飾がされた血統銃「ブラッディール・ルナバスター」

禁手は弾丸を自らに撃ち込みパワーを引き出す「月血の狂死曲」。

 

佐伯ありさ

七瀬邸で働くメイドさん。

よく真由達の玩具と化されいじられている。

唯一の非戦闘キャラ。 

 

田上信吾

コワモテな風貌の刑事。

殺人事件に関与するのが只の人間ではない事に気が付き追う事に情熱を燃やす。

瑠雨也達とはよく鉢合わせする。

神器使いにも目覚めるが彼はあまり戦いを好む性格ではない。

使用神器は十六番目神滅具、二対の超電鋸「デュアルブラッド・チェーンソー」

禁手は仮面を被ったもう一人の人格を作り出す「田上流格闘術」。

 

「GUNxKATANA-NonHumanKiller」登場

時原姫菜

ピンクツインテール巨乳美少女。

幼少の頃に弟である雹をミカエルに誘拐されてしまった事で悠香同様に天使絶対殺すマンと化している。

使用神器は十七番目神滅具、見敵必殺銃剣「ガンカタナ」。

禁手は無数の銃火器を召喚し撃ち放つどこぞのAUOの様な技である「ゲートオブガンカタナ」。

 

時原雹

半ノンヒューマンの青年で姫菜の実弟。

ハイD世界では彼の超能力に目を付けたミカエルによって誘拐され現在教会側に身を置いている。

記憶を操作され姫菜との記憶が封印されてしまっている。

 

サクラコ&ミツルコ

ノンヒューマンの美少女姉妹。

雹と共に現在協会側にいる。

フリードとは年下の幼馴染関係である。

 

「蟲使いシリーズ」登場

ユーリア

ハイD世界ではバルパー・ガリレイの聖剣実験によって引き起こされた暴走事故で負った怪我により体の半身近くがサイボーグ化を施された藍色ツインテール美少女。

木場裕斗とは幼馴染で彼と同じく聖剣とバルパーを憎んでいたが聖剣事件後は悠人と恋人同士となる。

事故の際偶然通りがかった瑠雨也により救出され彼から渡された真理滅する果ての獣魔の母体者で唯一扱いこなせている。

使用神器は十八番目神滅具、脚型神器である聖脚「セイントレッガー」。

禁手はイッセーの持つ赤龍帝の籠手鎧と同じく鎧を纏う「セイントロンド」。

しかしサイボーグの体にかなりの負荷がかかってしまう為あまり使われない。

 

「BeforeDawnDaybreak~深淵の歌姫」登場

レオノーラ

種族問わず万人を魅了する歌声を持つ美少女。

幼い頃は研究機関に囚われており、彼女に魅了されたミカエルが誘拐を企てたが彼女の救出を依頼された瑠雨夜によって阻止される。

以降は七瀬邸で元気に暮らしている。

ライザーに好意を持たれており彼女もそれを素直に受け入れている。

 

「ク・リトルリトルシリーズ」登場

ランディ

<チ>の触手能力を持ち人語を話す雄のゴールデンレトリバー。

ハイD世界ではケルベロス化もしている。

瑠雨也や一誠に負けず劣らずのスケベ犬で事あるごとにガブリエルの無知に漬け込んでに彼女にセクハラ紛いの事をしている為お仕置きされる事もしばしば。

 

ヒバゴン

UMA指定されている謎の生物。

触手姫にも勝る怪力を持っている。

現在行方は知れない。

 

「ゴア・スクーリミングショウ」登場

ゴア・スクーリミングショウ

この世の者とは思えぬピエロの様な姿形をしローブの中に無数の触手を持ったかなり独特な喋りをする異形。

原作ユカ√トゥルーエンドの際に要石の効力を受け風化したがゼウスによってハイD世界に呼び寄せられた為性格は若干緩和されているが宿主が嫌う者達をおちょくる人形劇や女性を喰らう食癖は健在。

教会を追放された直後のアーシアと出会い宿主となった事で彼女を大切に見守り時には戦う超ナイスガイ。

原作では万人に視えていたが本作では必要性の無い時には姿を消している為普通の人間や力の弱い異種族には彼の姿が視えない。

唯一の弱点となる要石やとあるのそげぶ等の対異能能力者がこの世界には今の所存在しない為正真正銘の無敵。

何故か車を運転出来る。

 

上位種

「死に逝く君、館に芽吹く憎悪」に登場する人間の皮を被った恐ろしい化物でどうしてかハイD世界に介入してきた存在。

三大種族ですらも彼等に勝てる者は少なく瑠雨也達が対応にあたっている。

 

瑠雨也以外の転生者や神

兵藤兜誠

イッセーの双子の弟として転生してきた少年。

特典は「イッセーの赤龍帝の力を奪う事」で邪魔なイッセーに対する冤罪を流布し彼の評判を貶めた張本人。

そして彼の唯一の味方をしたイリナの事が勘に触り他の転生者に彼女を襲わせようともした自己中心的な正真正銘の屑である。

真の赤龍帝ではないが故に悪魔に転生した後も上手く力を扱えず又グロテスクなモノが大嫌いでブサイク作品知識を持ち得ていなかった事もあり瑠雨也と成長したイッセーにフルボッコにされた後冥界の裁判にて裁かれ投獄された。

 

新谷荒耶

「アクセルワールド」の加速の力を特典とした転生者。

兜誠に同調しイリナをレイプしようしたがギリギリの所で瑠雨也に阻止され彼に挑むも彼もまた知識を持ち得ておらず返り討ちにあい偶然通りがけた信吾に現行犯逮捕され刑務所に投獄されている。

 

白野芽亜

瑠雨也が生前事故から庇おうとした女子高生だった内の一人で当たり所が悪く死んでしまったが神の計らいで転生した少女。

特典は「ブラック★ロックシューター」の力。

又<テ>の触手姫の力にも覚醒している。

瑠雨也とは小学生時代に出会い真実を聞いた。

生前助けられた事もあってか彼に好意を抱いている。

 

 

 

屑神

兜誠達屑転生者の無茶な要求を簡単に飲み転生させた張本人の神。

現在はその悪事が白日の下に晒され神の力を剥奪されそうになったがハイD世界に逃げ込みミカエルを裏で操る。

 

ゼウス神

瑠雨也を含む良識な者達を転生させる力を持った老神。

 

 

 

ハイD原作組との関係

紫藤イリナ

一誠、瑠雨也の幼馴染の少女。

屑転生者によって危うく犯されそうになった所を瑠雨也に助け出されその際彼が普通の人間ではないと知る。

彼から渡された刻凍る果ての獣魔の母体者となりとても可愛がっている。

<レー>の触手姫の能力を発現しており再会後は彼をサポートする様になる。

瑠雨也のハーレム思考を理解していたので彼に好意を持つ他の女性とも仲良くしている。

瑠雨也からミカエルの真実を聞いていた為、転生天使になっていない。

 

兵藤一誠

原作主人公の変態ではあるが屑転生者の企みにより一時居場所と赤龍帝の力を奪われてしまう。

唯一彼の味方であったイリナや瑠雨也の協力を経て成長する。

尚悪魔への転生は瑠雨也と自身が屑転生者をボコッた後改めてリアスの眷属として生まれ変わり赤龍帝の力を取り戻した。

彼の使い魔はティアマット。

 

アーシア・アルジェント

聖女として崇められていたがある日、悪魔を癒したとしてミカエルに異端認定され教会を追放されはぐれシスターとなるがその直後にゼウスに呼び寄せられていたゴアと出会い彼の宿主となった。

ゴアの事をとても気に入り信頼している。

イッセーもしくは他転生者とのカップリング未定。

 

フリード・セルゼン

原作でははぐれ神父であるが本作ではミカエルの行う事に疑問を持った事で破門された

その際に彼は怒って天閃の聖剣を持ち出しており教会に追われる身となる。

クレイジーな喋りは健在であるがそれ以外は普通。

サクラコ、ミツルコとは幼馴染にあたる。

ミカエルの真実を聞き、自分の抱いた疑問は間違っていなかったとして瑠雨也達に協力している。

瑠雨也に頼まれ天閃の聖剣をわざとコカビエルに渡し統合させ渡されそうになるが真実を知る彼は受け取りを拒否、種明かしした後悠人、ユーリアと共にエクスカリバーを破壊した。

天閃の聖剣を失いはしたが裕斗から友情の証として聖魔剣を受け取り、以降はサクラコ、ミツルコをミカエルの魔の手から救う為に行動する。

 

オーフィス

禍の団の首領であったがイッセーと偶然出会い彼に興味を持った為退団する。

以降は黒歌と共に七瀬邸で過ごしている。

他転生者もしくはイッセーとのカップリング予定。

 

ロスヴァイセ

ヴァルキリーであったがミカエルに不信感を抱き後日資格を失う前に真実を知り七瀬邸に身を置いた為無事。

瑠雨也に惹かれている。

後に<レン>の宝珠を拾い触手姫に覚醒した。

 

ガブリエル

天界唯一の良識天使でミカエルの横暴振りに頭を抱えていたがある日、瑠雨也と出会い好意を抱いた事で彼女も堕天させられてしまった。

以降は七瀬邸に身を置きありさと共にメイドも勤めるようになる。

<チ>の触手姫に覚醒している為同じ<チ>の力を持つランディも可愛がる様になる。

堕天した影響か性的な事に興味を抱き瑠雨也から毒楽欲する果ての獣魔を渡され母体者となり大分間違った知識を覚えており、ランディ相手に実践する事がある。

 

黒歌

他転生者もしくはイッセーとのカップリング予定。

 

グレモリー眷属含む悪魔勢力

リアス・グレモリー

屑転生者である事に最初は気が付かず兜誠を悪魔転生させるが彼に少なからずも不信感を抱いていた。

兜誠が投獄されて以降は改めてイッセーを眷属として迎え入れた。

瑠雨也達転生者組とは同盟を結んでいる。

他転生者とのカップリング予定。

 

姫島朱乃

リアス同様に兜誠に若干の不信感を募らせていた。

後は同じ。

他転生者もしくはイッセーとのカップリング予定。

 

塔城小猫(白音)

リアス、朱乃と同じ。

他転生者もしくはイッセーとのカップリング予定。

 

木場裕斗

本作ではユーリアと幼馴染の関係。

聖剣実験の際に起きた事故で彼女が死んだと思い込むが思いがけぬ再会を果たし共に同胞の敵討ちを望む。

聖剣事件以降はエクスカリバーを越えた事で成長しユーリアと恋人同士の関係となる。

 

ギャスパー

同じ吸血鬼の力を持つ瑠雨也に弟子入りする。

 

ゼノヴィア

原作と立ち位置はほぼ同じだが、自身よりも強いイリナを尊敬している。

一方で蟲くんに対しては若干の苦手意識はあるものの嫌ってはいない。

 

サーゼクス

リアスの兄で現魔王。

過去の大戦で割り込んできた上位種とも戦った事があり彼等に敗北した苦い経験を経て以降彼等の事をよく知り対抗する術を持つ瑠雨也達に討伐を依頼する。

 

ライザー・フェニックス

過去に上位種と遭遇し戦って追い込まれ滅されそうになった経験を経て成長。

許嫁であったリアスに対しては好意を持っておらず御家同士の政略結婚話を潰す為にレーディングゲームを持ち掛け引き分ける。

瑠雨也が部室に連れてきていたレオノーラに一目惚れし暇を見つけては七瀬邸を訪れ彼女をデートに誘っている。

 

レイヴェルらフェニックス眷属

レイヴェル

シスコンハーレム駄目兄貴であったライザーが生まれ変わった事に少々困惑し淋しさを感じていたがレオノーラとの恋が実る事をを応援する。

他転生者もしくはイッセーとのカップリング予定。

 

イル&ネル

駄目王(これ以上はいけない)であったライザーが生まれ変わりレイヴェル同様困惑するが慕っている。

同時に偶然はぐれ悪魔討伐に居合わせた信吾に好意を抱くようになる。

 

他眷属はほぼ原作同様予定で他転生者とのカップリング予定。

 

セラフォルー・レヴィアタン

サーゼクスと同じ。

 

匙元士郎

イッセーの悪評に振り回されるが彼の良さを知り瑠雨也共に悪友となる。

その他のシトリー眷属は原作と同様。

 

堕天使勢力

アザゼル

サーゼクスらと共に割り込んできた上位種に応戦するが敗北。

後は原作と同様。

 

レイナーレ

原作ではイッセーを殺しアーシアの神器を抜き取った後消し飛ばされたが本作では彼女のポジションを彼女の部下であったドーナシーク、カラワーナの暴走に振り回された。

瑠雨也に助けられて以降彼に好意を持つ。

実は<コー>の宝珠を拾っており触手姫として覚醒していた。

 

ミッテルト

レイナーレと同じくドーナシークらが起こした暴走に振り回される。

事件解決以降はレイナーレと同じく瑠雨也に好意を持つ。

<ギ>の触手姫に覚醒している。

 

ドーナシーク、カラワーナ

本作では完全敵。

上司であったレイナーレと仲間であったミッテルトを裏切り暴走したが瑠雨也達とアーシアの願いを受けたゴアに殲滅された。

あ、カラワーナはゴアがおいしく頂きました。

 

ヴァーリー

原作とほぼ同様で戦闘狂だが常識は心得ており禍の団には所属していない。

 

天界勢力

ミカエル

本作では聖書の神の残したシステムをきちんと修正せずに楽な方法を取り、他人の人生を狂わせたとして唯一のアンチ対象。

雹やサクラコ&ミツルコ姉妹らノンヒューマンの力を使って自身への信仰を保とうとしている。

アーシアに憑いたゴアに対し恐怖を抱きなんとか殲滅しようと目論む。

無駄な足掻きなのに…。

尚ガブリエル以外の他の天使は原作と同様。

 

禍の団勢力

? 退団したオーフィスに代わって首領となった人物。

恐らく転生者の筈だが現在素性不明。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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旧校舎のディアボロス編
EPⅠ「転生を果たしたけど…」


Side瑠雨也

「…」

俺は「ハイスクールDxD」の世界に転生した。

家族は両親のみ。

俺は親に迷惑をかけないようにと早くに一人立ちし転生特典を駆使し「万事屋」をして生計を建てていた。

競売にかけられていた古い館を買い取り改装、「七瀬邸」と命名し日々を過ごしていた。

でもそれまでに原作とは違う点がいくつかあった。

一つは俺が頼んだ「BlackCyc」関連作品のキャラが全員とまではいかないが存在している事だ。

まさか、その作品の一つである「BeforeDawnDaybreak~深淵の歌姫」に登場したメインヒロインの一人である歌姫、レオノーラの救出依頼を受けた時は流石に驚いたぜ…。

二つ目は原作主人公である兵藤一誠ことイッセーに双子の弟、兵藤兜誠が存在していた事だ。

だがこれはすぐにその弟が俺と同じ転生者である事は分かった。

でもまさか主人公の座と力までもが奪われていたとは予想外だった。

そしてその転生者が流したイッセーの悪評に唯一振り回されなかった俺達の幼馴染である紫藤イリナにも転生者の魔の手が迫ろうとしていた。

「い、嫌!…」

「へっへ~まさか男の恰好しているイリナたんと遭遇するなんてなんて俺はラッキーなんだ!」

この男こそ三人目の転生者である顕谷 荒耶である。

彼は男装しているイリナを偶然見つけ彼女を襲おうとしていた。

「何をしている!」

「其処までだ屑野郎!」

「だ、誰だ!?…」

俺は一早くイリナのピンチに気が付きそして偶然通りがかった刑事の田上 信吾さんと一緒に屑転生者を取り抑えようとする。

「チッ!こうなったら…「フィジカル・バースト」!」

「ムッ!?」

どうやらコイツの特典は本来必要なニューロリンカー等の端末無しで「アクセルワールド」の加速の力を使える能力のようだった。

「どらあっ!」

だが笑止!

「MinDeadBlooD~支配者の為の狂死曲」の主人公である吸血鬼、七瀬しずるの身体能力を得ている俺の前ではどれだけ加速しようと無意味!

最ッ高にハイって奴だああ!

「ぶげえっ!?……」

俺の渾身のキックを受けてフィジカルバーストが解除された転生者は目を回しぶっ倒れる。

そこを田上さんに取り押さえられ連行されていった。

「瑠雨也君?…」

「すまなかったな紫藤、今迄黙っていて…俺は普通の人間ではない吸血鬼なんだよ…」

俺は自身の素性の全てをイリナに明かした。

 

Sideイリナ

「…」

私は何故か男装していた私が女性だという事を知る不良に危うく襲われかけた。

そこを幼馴染の一人である館凪 瑠雨也君に助けてもらったのだ。

でも不良をのした時の彼は何処か普通じゃなかった。

嫌、不良も急に動きが早くなっておかしかったけど。

だけどその疑問はすぐに彼の口から聞けた。

「自分は吸血鬼」だと…。

そして彼が次に口にした言葉で私は愕然とした。

「聖書の神は既に過去の大戦で亡くなり、その部下である現天界の長、天使長ミカエルが神の残したシステムの不具合を直さずに使用しているせいで人生を狂わされてしまった人達がいる」とも…。

私が生まれてから今迄信じてきたモノはなんだったんだろうか?…そう考え出すと途端に涙が溢れ出てきてしまった。

すると彼が「何、これからは己の目で見て信じられるものを見つけ出していけば良い」と言ってくれたのだ。

私はまた感動の涙が溢れてきていた。

「ちょ!?…待ってろ良い物があるぜ」

「何これ?…」

泣き出した私に瑠雨也君は慌てたのか背負っていたリュックサックから鶏の卵よりも一回り程大きい卵を私の手の平に乗せてきた。

「悪魔払いの修行に行く予定なんだろ?

此奴は俺からイリナ、君への贈り物だよ。

大切に育ててくれよ?」

「…うん!ありがとう瑠雨也君!」

どうやら私の悪魔払いの修行の旅の御守にと彼がプレゼントしてくれたのだ。

私はたまらずお礼を告げ旅立った。

 

Side瑠雨也

「さてと…紫藤には刻凍る果ての獣魔の卵を渡したしこれで彼女は大丈夫な筈だ。

…後は…」

どうしてこうなった!?

「?どうかしましたか旦那様…?」

イリナとの一時の別れから数年後、俺は何故かミカエルの仲間であり原作一の巨乳を持った天使長ガブリエルに抱き着かれていた。

けれど彼女は堕天使になっていた。

あの糞ミカエルめ…俺への純粋な恋心を持った彼女までをもシステムの邪魔扱いし堕天させたようだ。

あの糞天使の事だ。アーシアも既に教会から追放されてしまっているに違いない。

良し…殲滅決定!

だがその前に兵藤兜誠を排除しイッセーの赤龍帝の力を一刻も早く取り戻させる事が最優先事項である。

先は長いな…。

 

Side兜誠

「へっへ…これでやってやったぜ……」

俺は兵藤兜誠。 兄である兵藤一誠の双子の弟としてハイD世界に転生を果たした。

俺が願ったのは只一つ!「イッセーの赤龍帝の力を奪う事」だ。

その願いは見事叶えられた筈だったが神器を宿した俺を殺しに来たのがレイナーレではなく彼女の部下のドーナシークだったのには驚いた。

まあこれくらいのイレギュラーは計算の内である。

俺はワザと彼に殺されまんまとリアス・グレモリーの兵士眷属として二度目の転生を果たした。

だが…一向に赤龍帝の籠手<ブーステッドギア>の本来の力は覚醒しなかった…何故だ!?

「兵藤兜誠だな?」

「誰だ!?」

「俺か?俺はお前みたいに本来の宿主から力を奪い、主人公になった気でいる奴等を駆逐する為にきた」

「まさかテメエは!?…」

そこには俺と同じ転生者がいたのだ。

すぐにブーステッドギアの発動を試みるもやはり発動しなかった。

「馬鹿なのかお前は?

ウェルシュドラゴン、ドライグに真の赤龍帝と認められていないアンタが力を扱える筈が無いだろうが!」

「なん…!?…」

転生者の言葉に反論しようとした瞬間俺の左腕はいつの間にか千切れていた。

「ぎゃああああ!?…」

激痛が走り俺は悶え苦しむ。

「ツマラねえな…そんなんだからドライグに認められないんだぜ?

あ、後イッセーに被せていたアンタの悪事は俺が白日の下に晒してやったからな!」

「なっ!?…て、テメエ…」

「ん?どうやって俺がアンタの悪事を暴いたかって?…それはコイツ、<チ>の触手<ク・リトルリトル>を使ったからさ!」

転生者が告げた言葉に俺は驚愕し彼が周囲に浮かせた緑色の眼球の形をした植物の様な何かを見て俺は気絶してしまった。

あんなの知らない…。

「俺の力、返せよ!…」

そして俺はいつの間にか目の前にいた兄によってボッコボッコにされた。

 

Side瑠雨也

「あっけないな…まあ俺みたいな存在は稀有だよなあ…。

後の処理はサーゼクスの奴に任せるか」

俺は自身の力の一つ、<チ>の触手<ク・リトルリトル>の力を使い屑転生者兵藤兜誠を完膚無きまでに叩きのめし彼から赤龍帝の力を奪還しイッセーに返した。

事情を知ったリアス・グレモリーは彼をすぐさま転生させてくれ俺と同盟関係を結んでくれもした。

だけど又もや別の問題が降りかかってきた。

「上位種…それにヒバゴンだと!?…」

本来この世界に存在しない筈の化物達の名をサーゼクスから聞いて俺は頭を抱えていた。

恐らくどこぞの屑神が暴走して彼等をこの世界に招き入れてしまったか…。

とにかく奴等が本格的に侵攻を開始する前に殲滅させなければこの世界は破滅を迎える事になってしまう。

恐らくサーゼクスの義理の息子で現白龍皇であるヴァーリーでも奴等には苦戦するだろう。

それぐらいヤバイ奴等なのだ。

ならば俺が取るべき方法は二つ。

原作組の大幅な強化。

そして他にこの世界に転生してきた良識の者達の協力を得る事だ。

「神様の不手際で<コー>、<テュ>、<シン>、<レン>のトラ(トロ)ぺゾヘドロンの宝珠も行方不明のままだし早く探さないと!…」

俺は新たにそう決意し再びの原作介入を行う手筈を整えていた。

 

 




転生を果たしてから屑転生者駆逐までの簡単な流れをダイジェストでお送り致しました。
次回からは本格的に原作介入を開始します。


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