転生したらデストロイアだった件…何故!? (アルプスのラスカル)
しおりを挟む

第1話

こんにちは!アルプスのラスカル作品第2弾
って事で投稿しました。
でももう1つの作品も頑張りますので、生暖かい目で見て言ってください


みんな転生したらスライムだった件って小説知ってるか?

最近よく見る主人公が、転生して冒険とかして強い敵を倒す話なんだが…

 

「おーい!デスロイア!ノワール!何して遊ぶのだ?」

 

なんか俺転生したみたいだが、これどうなってるの?

よーし考えろ俺!頭をフル回転させろ!

確か仕事帰りにTU◯YAに「ゴジラVSデストロイア」を借りてコンビニに行ってビールを買い気分が良かったんだ。

 

「よっしゃー!明日休みだー。家帰ってゴジラ見るかぁ」

 

そんな感じでテンションが上がっていたからか、周りの視野が狭かったんだろうな…真横からきた暴走した車に轢かれたみたいだ。

 

「何でこんな死に方なんだ…最後にデストロイア見たかったな」

〈確認しました。希望にあった身体を作成します〉

 

…どういう事だ?希望にあった身体を作成します?

意味が分からんが俺寒いの無理なんだよな…

 

〈確認しました。冷凍無効を作成しました。作成した身体に付与します〉

 

これ頭に響くからイライラするなぁ。

もし転生するなら、身体に疲労がかからない様にしたいな。

 

〈確認しました。疲労無効を作成しました…〉

 

なんか考えるたびに聞こえてくるな。これが最後だし色々しますか。例えば…

自分でそう言うの作りたいなぁー

 

〈確認しました。技能作成を作成しました〉

 

わぁ、これがあれば異世界勝てるなぁ(棒)

あっもう意識が無くなるぞ、最後くらいモテたかったなぁ。

そして意識が覚醒した。

 

「どうなっている?俺死んだんじゃ?」

「済まない…少女よ。娘の世話をしてほしい」

 

そこにいたのはドラゴンだった。

なぜこんな状況なんだ?

 

「えっ!あっはい」

「頼んだぞ…」

 

そしてその声の主はいなくなった。

 

「今の誰!?いや俺男だし!」

 

そんな考えも知らずに地面からの光に包まれた…

 

「おい!お前らがお父さんの言ってた人なのだ?」

 

そんな感じで、将来破壊神と言われ恐れられるモンスターとミリムの初対面だった

 

ーーーーーーーーー

 

うん大体回想終わり…

そうだ!俺の体あれだ、死ぬ時に聞いた事が分かった気がする。

今の体はデストロイアを擬人化した姿みたいだ。

しかも女だ。

これは言いたい事があるが深く考えない様にしている。

いや本気出せばデストロイアになれるんだよ。

そして実は被害者は俺だけじゃなかったらしい。

俺の隣には黒いドラゴンがいた。

 

「お前も被害者か…仲良くしようぜ!」

「…………」

「とりあえず!遊ぶのだ!」

「分かったから!落ち着け」

 

とりあえずミリムを落ち着かせないといけないな。

もう俺に世話を任せたんだから、徹底させないと気が済まない。

 

「とりあえず、自己紹介しようぜ!なっ?」

「そうだったのだ!私の名前はミリム・ナーヴァなのだ!」

「おい。黒いドラゴンお前の名前は?ないならミリムが決めれば?」

「そうだなー、ノワールでいいのだな!決まりなのだ!赤いお前も私が名前をつけるのだな!」

「いいや違うよ。俺の名前はデストロイア、まぁデスとでも言ってくれ」

「おー!これでみんな名前が分かったのだ。じゃあ遊ぶのだ!」

 

これはこれは賑やかになるな。

さぁ何して遊ぶか?

 

「じゃあ鬼ごっこしようぜ!」

「何なのだ?かくれんぼって」

「簡単な遊びだよ。1人鬼を決めて2人を捕まえるんだそして後の2人は必死にその鬼から逃げるんだ」

「それは楽しそうなのだ!じゃあ私が鬼なのだ!」

「じゃあノワール逃げようぜ。ミリムちゃんと見らずに数を数えるんだぞ!」

「グルルルル」

「5…4…3…2….1…始めるのだ!」

 

そして地獄の鬼ごっこが始まった。

 

ーーーーーーーーー

足音が聞こえる。

あれから一時間…ノワールはもう捕まっている。

これはもう鬼ごっこでは無くリアル鬼ごっこだ。

 

「どうするか捕まればミリムの力で抱きしめられるぞ」

 

ロリコンからしたら嬉しそうだが、あのノワールの口から、鶏の首を絞めた様な声を、出して気絶したためわざと捕まるのはやめた。

 

「どうする…そうだ!俺には技能作成と言うスキルがあった。良しスキル作成!」

 

〈技能を作成します〉

 

これからどうするんだ?

想像してみるか…この状況を打破するなら、瞬間移動とかできたらいいのにって事で瞬間移動で!

 

〈技能を作成中…成功。スキル名「瞬間移動」を獲得しました。魔力を消費します〉

 

「やったこれで勝て「デス見つけたなのだ!」は?」

 

あっそうかミリムって竜眼ってスキルを持ってたんだけ?これは参ったな。

 

「これでみんな確保なのだ!」

「ぴぎゃ!」

 

今身体から聞こえたらいけない音がした。

そして俺の目の前が真っ暗になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回の投稿は未定ですのでよろしくお願いします。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第2話

息抜きに書いているので更新速度は期待しないでください。…暇なら凄い頻度で書きますが。
2月8日変更しました。


「うーん何か体の節々が痛い。どれ位気絶してたのか?」

「大体30分ぐらいなのだ。本当に2人とも弱いのだ。ノワールもまだ起きないから、暇なのだ!」

 

うわぁ、これはどうにかしないと俺もノワールもいつの日か死ぬぞ。

しかしまぁこの身体のスペックが高すぎる。

人間の頃であんな風に抱きしめられたら、トマトを握りつぶすかの如く死ぬと思う。

 

「まだ弱いか、せめてミリムより強くならないとこの世界生きていけないな」

「デスなんか言ったか?」

「いや何にも」

 

今日はスキル作って行くか?

何にしようか、定番のスキルを作って行くか。

 

「まずはアイテムボックスかな」

〈技能作成中…失敗。もう一度実行しますか?〉

「失敗もするのか…じゃあもう一回」

〈了解しました。技能作成中…成功。スキル名「アイテムボックス」を獲得しました。魔力を消費します〉

「よっしゃ!成功した。引き続き作るか」

 

♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎

 

〈技能作成中…成功。スキル名「武器作成」を獲得しました。魔力を消費します〉

「疲れたなぁ。これはこれで疲れる」

 

今回はアイテムボックス・魔力吸収・魔力高速回復・鉱石生産・武器作成を作った。

武器が作れる様になったから、あの鉈とバットそしてバスターソードとかも作れるかも。

 

「鉱石作ってみるか、魔力を込めるのか?おーいミリム魔力って何に?」

「魔力はデスにもあるはずなのだ!」

「そうか…」

 

魔力は自分の体全体に巡っているものと思う(ラノベ知識)

だからそれを手に集中!そして発動させた。

 

「出来たのか?凄いな」

「何なのだ?その鉱石」

 

ミリムの言う事はわかる気がする。

自分の手の上に乗せてある物を見る。

禍々しい紅い鉱石を見る。

この鉱石の名前はデストロイア鉱石と名前を付けよう。

 

「じゃあこれで武器を作るか?でもその前にこの鉱石をまだ作るか」

 

一時間後…

 

その鉱石の塊に触れる。

結構作ったから、武器を作る。

ある人が使っていた鉈をイメージする。

すると鉱石が液体の様になり鉈の様な形になって行く。

 

「うん。出来たな」

「凄いのだ!手品なのだ」

「そうだろう?褒めてもタネは明かさないが」

 

その鉈を試し斬りしてみる。

何処かに的がわりになる物がないかな?

 

「おっ!いいところにウサギがいるな」

「デス!これを今日の晩御飯にするのだ!」

「オーケー。任せとけ」

 

ウサギの背後に瞬間移動し、鉈を振り下ろす。

そのウサギは鉈に切られるとドロドロになって溶けた。

 

「…ゴメンサイ」

「あぁーあ。今日の晩御飯が…どうするのだ!?」

 

ミリムが完全に切れて、殴りかかってくる。

やばい!瞬間移動で避ける。

 

「分かったから、取ってくるから」

「約束なのだ!」

 

何か手頃な動物がいないかな?

 




はい主人公の保有スキルはこれぐらいですがどんどん増えていきます。
主人公保有スキル
▽アルティメットスキル
技能作成
完全生命体〈デストロイア〉
怪獣王之欠片〈デストロイア〉
▽ユニークスキル
破壊者〈デストロイア〉
冷凍無効
疲労無効
▽作ったスキル
アイテムボックス
魔力高速回復
鉱物生産
武器作成
瞬間移動

そして〈デストロイア〉と書いてあるのはデストロイアの体の為にあるスキルです。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第3話

最近ダンまちよりこっちを更新してる気がする。


 

今は森を全力で走っている。

前世とは違い、運動神経も人外レベルになっているからスピードも上がっている。

鉈も忘れずに持ってきているが使う事はない。

この鉈で動物を切ると肉が溶けていくようだ、あの鉱石物騒だな。

後で鉱石を調べてみるか。

 

「全然食べれるような動物がいないな?」

 

そう思いながら走り続けると、急に鉄の匂いがして来た。

 

「ぐっ。何でこんな匂いが…」

 

周りを見ると動物だった物が転がっていた。

肉塊が沢山転がっている。

 

「これ何かの縄張りか?じゃあ早く逃げたほうがいいよな」

「Gaaaaa!」

「はっ?」

 

背後から鳴き声が聞こえたから、聞こえて来た方向を見ると5mぐらいで額から長いツノが生えてる熊がいた。

 

「うん。ここは相手の土手っ腹にシュゥゥゥゥト!超エキサイティング!」

「Gaaaaa!?」

 

手を握り締めその熊の腹に拳を当てる。

すると熊の腹が爆発四散した…

 

「わぉー。汚い花火だ。でもまだ生きてるのか?じゃあ魔物なのか」

 

そして動けない熊の頭を足で踏み潰す。

グシャ!と生々しい音がなり血が自分の顔に飛び散りついた。

 

「これが初めての殺しか…うっ」

 

ーーーー30分後ーーーー

 

つい気分が悪くなってしまった。

がもう大丈夫だ。

しかし熊肉って美味しいって聞いた事あるな。

 

「アイテムボックスの中に入れて帰るか」

 

…夢中で走ってたから、どの方向に帰ればいいか分からない。

翼があるから飛んで帰るか。

しかし俺は空は大丈夫かと思っていた自分を後で呪いたくなった。

 

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

 

「これはきついぞ!」

「kyaaaaa!」

「gyaaaa」

 

今自分は凄い大変な状況になった。

帰る方向はわかったが邪魔が入っている。

二匹のドラゴン?いやワイバーンか…

相手の方が飛び慣れているが自分は慣れてない為少しきつい。

何かないか…こういう時こそスキルを作るか。

 

「スキル作成!飛び道具が上手くなるスキル!」

〈技能選択中…決定〉

「ランダムで決めれるのか?」

〈技能作成中…注意!魔力を80%消費しますがよろしいですか?〉

「大丈夫だ!早くしてくれ!」

〈了解。「決闘之神」を作成しました〉

「ぐっ凄い体に負担がかかってるな。ここから武器作成」

 

そして弓と弓矢を作るとワイバーン二匹に向けて撃つ。

すると綺麗にワイバーンの眉間に突き刺さり、ワイバーンが絶命した。

スキルを凄いと思った、たとえ弓を射ったことが無くても上手くなる事に驚いた。

 

「よし上手く倒せたな、肉を大量に持って帰れるな」

 

□○□○□○□○□○

 

「デス遅いぞ。って!どうしたのだ!?魔力がすくなってるのだ。早く何か食べるのだ!」

「肉は取って来たぞ。だから少し休ませてくれ」

「何バカなこと言ってるのだ!私達は友達だろ、だから休むのだ」

 

ごめんよミリム、でもこれスキルを作ったからなんだ。

自分の武器を決めないとな。

 

そして不穏な影は動き出した。

 

◆◆◆◆◆◆◆

???sid

 

「我が千年大国ミレニアムの王オルガなり!」

「「「「はっ!」」」

「今から勇者召喚を始める、では始めよ!」

 

そう言い勇者召喚を始める。

床に描かれた魔法陣は魔力を力に光り始めた。

 

「痛っい!」

「おぉ!召喚は成功か?」

「何なんだよぉ〜後少しで最高の芸術品が完成したのに…」

「すまないな、だが我々を苦しめる黒竜を倒せば元の世界に戻れるだろう」

「まぁ、この世界にまだいい素材があるかも」

「では!勇者よ。黒竜を倒してくれ」

「ふふっ!これで我が千年大国を千年いや三千年繁栄が約束されるだろう」

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

「ニュースの時間です!あの連続殺人犯の家に警察が発見し突入しましたが、犯人は捕まっていないようです」

 

「これはなんて事だ…人の血液で絵を描いているとは、犯人は狂っているのか」

 

その家にあったのは血で描かれた描かれかけの絵画があった。




次回は遅くならないと思います。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第4話

ダンまちが書けない…の為こちらを投稿していきます。
そして2月8日勇者のスキルを変更しました。


「うーん、知らない空だ」

「何バカなこと言ってるのだ?」

 

すみませんでした。

だからその痛い子を見る目をやめてくれー!

いや言ってみたい言葉の中に入ってるんだからしょうがないだろう?

 

「俺はどの位気を失っていた?」

「うーん大体空が一回明るくなって暗くなったぐらいなのだ」

 

そうかこの世界にまだ時間の概念を知らないから時間がないのか。

今は空を見た感じ夕方か…

 

「そういえば、俺が狩ってきた肉はどうしたんだ?」

「それは2人が美味しくいただいたのだ」

 

お、おう残すって手はなかったのか。

 

「悲しいなぁ。折角狩ってきたのに…俺のは無いのか」

「そ、そんな事ないのだ!ちゃんと骨は残したのだ!」

「ほう、俺に骨を食えと!ふざけているのか!?」

 

ノワールお前絶対起きてるのに狸寝入りしてるだろう!

 

「分かったのだ。じゃあ私が取ってくるのだ!友達だからな!」

「ありがとう!じゃあ肉をよろしく!」

 

よし、今からスキルを作っていくか。

 

「これからの戦いで必要なのと何か作るのをそして鑑定をするのを作りたい」

 

「技能作成!鑑定」

〈技能作成中…成功。「鑑定」を獲得しました〉

「うーん。ゴーレムとか作りたいからゴーレム関係のスキルランダムで」

〈了解。技能作成中…成功。「鍛治之神」を作る為、魔力&技能を消費します〉

「おうおう、これまた気絶しないのか?」

〈スキルを犠牲にし、魔力消費を抑えますので、60%に減らします〉

「じゃあ作成」

〈了解。武器作成を犠牲にし、作成しました〉

 

今の俺のスキルはきっとこの世界でもボチボチ勝てるぐらいになっただろう。

 

「今の俺のスキルはっと鑑定!」

 

▽アルティメットスキル

技能作成

完全生命体

怪獣王之欠片

決闘之神

鍛治之神

▽ユニークスキル

破壊者

冷凍無効

疲労無効

▽作ったスキル

アイテムボックス

魔力高速回復

鉱物生産

瞬間移動

鑑定

 

なんかすごいことになってるなぁ。

まずは「完全生命体」は?

完全生命体:高速再生や高温な温度になると進化または成長していき、分離したりする。

決闘之神(ウル):狩猟・スキー・矢術の神。そして決闘をする時になると全てのスキルの効果・全ての能力が上がる。

鍛治之神(ヘパイストス):火と鍛治の神そして僅かに雷と火山を少し操れる。

武器を作ると神話に出るレベルになる。

 

「ウワァボクハナニヲシテタンダ」

 

凄すぎた為少し頭の処理が追いつけてない。

スキル作成のランダム機能おかしいよな、何故こんなに神話系を作りたがる?

そして鑑定が便利だな。

 

「おっ!帰ってきたか?」

「おーい。デス生きてるかー?」

「生きてるよ!なんで俺にツッコミさせるかなぁ」

 

まぁいいか、とりあえずテントみたいなの作るか。

 

£$¥£$¥£$¥

 

モンスターに誰かが襲われている。

 

「誰か助けて!何でもするから!」

「フゥ〜疲れるなぁこの害虫退治」

 

するとそこには黒髪の男が立って自分を襲ってきたモンスターが切り刻まれていた。

 

「今さっき助かるなら何でもするって言ったよね?」

「は、はい」

「じゃあ僕の作品になってよ!」

「えっ?ギャアアアアア」

 

暗闇に閉じ込められ、ひどい痛みを感じながら意識がなくなっていった。

ーーーーーーーーー

 

「これも中々に良い肉そして内臓の色!血も良い赤色だ!それにしても、この蛇も中々だ」

 

その勇者いや殺人鬼は殺しを楽しんでいた。

モンスター人に限らず全ての生き物を殺していく。

 




勇者の保有スキルです。
多分まだ増えていきます。
勇者の保有スキル
▽アルティメットスキル
護国之王〈ヴラド三世〉
勇者
▽ユニークスキル
鉄の処女
拷問者
殺人鬼
身体強化


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第5話!

FGOメンテが遅い…
謎のヒロイン(オルタ)欲しいー!
って事で投稿


 

「で…これはどういう料理だ?」

「これは丸焼きなのだ!」

「うん。俺が言いたいのはどう見てもこれムカデだろ?」

「な、何をいってるのだ。美味しいに決まっているのだ」

「じゃあミリムが食べて見てよ」

「い、いや。やっぱりデスが食べて元気になるのだ!」

 

と涙目になりながら、自分に食べさせようとする。

…しょうがないか、腹を括って食べるとしよう。

 

「分かった。俺が食うよ。取ってきてくれてありがとうミリム」

 

食べて見た。これはヤバイ外は硬く中も硬くて、緑色の体液が出ており、口の中が溶け焼け爛れてき、そして口にとてつもない苦味が殺到する。

毒の影響はなく、デストロイアの体の為回復の方が早い。

 

「グフッ!と、とても美味しいよ」

「そうか!?じゃあ毎日作ってあげるのだ!」

「その時は俺も手伝うよ」

「それは助かるのだ!」

「グゥゥゥゥ」

 

オイ!ノワールめ、あいつ俺を生贄にしやがって。

しかしあのムカデを食べたからか魔力の回復力が早い。

 

↓↓↓↓↓↓

 

今回は鉱石でシーソーを作って見た。

これでミリムやノワールと遊ぶか…

 

「ミリムー!これで遊ぼうぜ!」

「何なのだこれ?凄く面白そうなのだ!」

「その端っこに座って、で俺がもう端っこに座っ…「それで私が全力で踏むのだな!」はっ!?ちが!ギャァァァア!?」

 

とてつもない轟音と共に自分はその場所にいなくなった。

そして凄い速度で落下している…

 

「俺は一週間の間に何回死ぬ目にあうのかな?…じゃない!死ぬ!」

 

体が危機を察知したのか、翼が巨大化し翼を広げ滑空する。

 

「だが…景色が良いが上がる時の浮遊感がなければ、良いのだが」

 

本当に景色が良い、海や王国のような物が見える。

いつかああいうとこに観光したいなぁ。

 

「ミリムも見せたいなぁ」

 

多分この時ただただミリムを復讐したいと思う一心だったが、後々このシーソー(スカイダイビング)がミリム達の遊びの1つになった。

 

ーーーーーーーーー

 

「俺ってデストロイアの光線「オキシジェンデストロイヤー・レイ」この状態で撃てるのか?」

 

良しこうなれば、練習してみるか。

まずは本来のように口から撃つイメージをしてみる。

口から何か出るような感じが、喉の元ぐらいまできてるのに出ない。

そして、頭の角に電流が走る。

 

「おーい、デスー!何してるのだ?」

 

と言いながら背中を叩くと、その溜まっていたものが出た。

 

「ズガガガガガガガ!」

「うえっ!?」

 

地面が抉れるように出てきた。

 

「私を殺すつもりだったのか!?」

「す、すまん」

「何してたのだ?」

「ほら、俺ってドラゴンなのに、ブレス吐いたことなかったから試してみようと…」

 

そう言いミリムを見ると何故か涙目だった。

 

「そうだったのか…ごめんなのだ、そんなひどいこと言って」

「えっ?」

「だって、ドラゴンはブレスが吐けないとすぐ死ぬ事になるのだ。だから親を見て真似るのだが、デスは親がいなかったから大変だったのに…」

「分かったから、謝らないでくれ。気にしてないから、俺たちはマブダチだろう?」

「…そうだったのだ!私達はマブダチなのだ!」

 

そうしてドラゴン3人組?は平和に過ごしていった。

周りで何が起こっているかを知らないまま…

 

 




感想ありがとうございます!
次回は暇な時に投稿します!(なお、毎日が暇な模様)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第6話

今日FGO単発でジャンヌがでたー!


 

「うーん。苦しい」

「ぐぅぅぅぅ」

「ガァァァァァア」

「みんな寝相悪いな…」

 

寝苦しいから起きて見ると、ミリムに死なない程度に抱きつかれ、ノワールからは尻尾で足に絡み付いている。

 

「おい」

「ぐぅ、ぐぅ」

「……」

「起きろって!」

「デスなのか?お腹空いたのだ〜。ご飯よろしくなのだぁ」

 

くっそ、昨日ムカデだけど取ってきてくれたし。

狩りに行くか。

 

%%%%%%%

 

「今回のドラゴンクッキングは…この鳥です!」

 

じゃん!今回はこの何でも丸呑みするような口を持つ鳥を調理します。

此奴は自分が森に入ろうとすると、背後から丸呑みにするかの如く、口を開けて襲ってきたから尻尾で掴み首を折る。

 

「羽毛を毟って、首を切ると…」

「ゴポォ!」

「汚っ!?って卵?」

 

鳥が何か吐き出したかと思ったら、卵だった。

しかも鳥と比べると大きさに違いがある。

育ててみるかな?

卵を近くに移動させながら、調理を続ける。

 

「そして鳥を棒を突き刺して丸焼きにして出来上がり!」

「美味しそうなのだ!早く食べるのだ!」

「グゥガァ」

 

此奴らはまるでハイエナのように起きてきた。

 

「色々言いたいことがあるが、まぁいいか」

「もきゅもきゅ、それよりデスその卵は何なのだ?」

「分からんなぁ、育ててみようと思うが」

「面白そうなのだ!育てるのだ」

 

★☆★☆★☆★☆★

 

「あれから1ヶ月が経ちました」

「デス何言ってるのだ?」

「…何でもないよ」

「あれ?卵はどこに行ったのだ?」

「ほら下にあるだろ」

「あれこれもう少しで生まれるのだ」

「マジ!?」

「意味はわからないのだが、マジなのだ」

 

そうこうしてるうちに、卵にヒビが入ってきた。

ミリムやノワールは真剣に見ている。

すると中から何かの目が自分を見てる。

 

「きゅー!」

「「…カワイイ(のだ!)」」

 

しかしこれ何なんだ?

するとヨチヨチ歩きながら頑張って卵の殼から出てきた。

この生き物は亀みたいだが甲羅が小さい火山のようになってる。

 

「デ、デス!これラヴァタートルなのだ!?」

「は?何それ美味しいの?」

「いや、ラヴァタートルは私でも少し苦労する相手なのだ」

「まじで!」

「しかも凄く大きくなるのだ!あの山みたいに」

 

自分はその小さな亀を持って宣言する。

 

「お前の名前はカグツチだ!」

「きゅーきゅー!」

カグツチと俺は相性がいいらしい。

大きくなれば、デストロイアの能力を十分活かせるぞ!

魔物とか倒させて強くならないと。

 

ーーーーーーーーー

 

「勇者よ!まだなのか!まだ黒竜を倒さないのか!?」

「何だよぉ、いいだろう?それとも王様が戦う?」

「あいつは勇者の仕事だろう。我は王様だから前線にいてわいけないのだ…しかし勇者よ、民をそこまで殺さないでくれ」

「いいじゃないか、まだ沢山いるんだからさ!それにしても本当にこの世界はいいなぁ!人を芸術品にするのは罪にならない」

 

そこには沢山の屍と返り血で黒髪が赤く染まった勇者とおぞましい絵画があった。

 

「早く黒竜を倒してこの男を殺さねば、この国が崩壊する… そろそろ進軍を開始するか」

 




なんか最近この小説がメインになってる気がする…


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第7話

今回の話は初シリアス回?
…皆さん感想ありがとうございます!
訂正:今回はすごく無理やりすぎましたね。すみませんでした!



 

「ほら、カグツチご飯だぞ」

「きゅきゅ」

「自分もカグツチにあげたいのだ!」

 

まぁ、しょうがないな。

それにしてもカグツチの近くにいると、気分が良くなってくる。

相性が良いのか最近身長も伸びたし、女性としての身体も成長中らしい。

自分も四天王みたいなの欲しいな。

あれだ、カグツチが火の四天王であと水と風そして土の属性の四天王が揃えば他の魔王と一回ぐらい会って、リムルと駄弁ってみたいし観光もしたい。

 

「そういえば、最近モンスターが森にいないな」

「そういえばそうなのだ」

「そしてノワールがいないし」

「少し探してみるのだ!そして見つけたら脅かしてやるのだ!デスも一緒に行くのだ」

「おう、飛んで上から奇襲しようぜ」

「それが良いのだ」

 

ノワールは良くいつの間にか居なくなることが多く、飯を食うときと、起きたとき以外は何をしてたかわからない。

あいつ何してるんだ、まさか帰れなくなってるんじゃないよな?

そうして探していると森が燃えていた。

 

「どうしてだ!?何があったんだ!」

 

すると森の一部分に何か棺桶みたいなの大量にがあった。

それを呆然と見ていると、進んだ先に何かが争った跡がある。

そしてそこにはノワールがいた…

 

「ミリムいたぞ!ノワールだ。ぼーっとしてるからチャンスだな!」

「じゃあ、奇襲なのだ!」

 

この時俺は酷く後悔する事になり幸せは突然終わりを迎える。

 

⇔⇔⇔⇔⇔⇔⇔⇔⇔

 

そこにノワールがいた。

そしてノワールに背後から奇襲した。

 

「おい!反応が薄いぞ!っておい?聞いてるのか…」

 

するとノワールはぼーっとしているんじゃなかった…体を地面に串刺しにされていたのだ。

 

「ま、マジかよ!ノワール!」

「ど、どう言う事なのだ!?嘘なのだ!きっとこっちを脅かそうとしているに違いないのだ…だから目を開けてなのだ…」

 

するとミリムが泣き始めた。

ミリムが泣いているのは初めて見た。

しかし悲しいのはミリムだけではなかった。

ノワールの亡骸を見る、明らかに遊んで殺されているのがわかる。

誰だこんな事したの…するとノワールの腹に剣が突き刺さっている。

 

「…鑑定」

 

すると、鑑定が敵を教えてくれた。

 

ーーーーーーーーーーー

〈ミスリルの剣〉

攻撃:150

耐久:450/500

千年大国で作られた剣

前所有者:千年大国の勇者

ーーーーーーーーーーー

 

「千年大国か…此奴らがノワールを」

「誰なのだ!私の友達をこんな目に合わせたのは!殺してやる。殺し尽くしてやる」

「ミリムこれをやったのは千年大国って言う国の勇者だ」

「わかったのだ。勇者も国も破壊して全員殺してやるのだ…」

 

・・・・・・・・

 

「ハハッ!楽しいぞ!そろそろ本気を出さないとね!君はこの国を侵略する者だ…だから僕はこの国を護らないと」

「GAAAAAAAAA!」

「大丈夫!防音対策もばっちりさ!さぁ僕の芸術品になってくれ!」

 

その勇者はドラゴンの攻撃を避け、その剣で腹を斬りつける。

だがドラゴンはビクともしない。

だが、段々と勇者方が押し始め、ドラゴンの傷が目立って来た。

 

「地面よ貫け!」

「Gaaaaaa!」

 

すると突然地面がドラゴンの手を串刺しにした。

そしてドラゴンの攻撃が止まる。

 

「もう楽しんだから…死んで♪」

「Gaa!」

 

だがドラゴンにはブレスがある、そのドラゴンがブレスを吐こうとすると、肺の部分に杭が突き刺さりブレスが吐けなくなった。

 

「すると思った!残念!君はこのまま死んでね!」

「ガフッ!」

 

すると杭で全身を貫かれ地面に倒れそうになるがドラゴンは倒れない。

ドラゴンは絶対に帰らないといけないのだ。

小さい女王と愉快な紅龍との楽しい日常に…またあの2人の会話を聞くのが楽しかったのに…すまないと謝りながら眠ろうとすると、イラつく声が聞こえて来た。

 

「まーだ!生きてるの、君しつこいね!もう寝なよ!」

「GuAaaaaaaaaaa」

「うえっ!ぐふっ!」

 

ドラゴンが杭を破壊して攻撃を加え、吹き飛ばす。

そして2人の声が聞こえたような気がするが…最後に聞けてよかった。

そしてドラゴンは永遠の眠りについた。

ーーーーーーーーーーー

 

「ぐぅ、早く帰って作品を作らないと!完成するぞ!」

 

勇者やオルガ王は知らない…その国に破壊と殺戮が訪れるのを…

 




勇者のスキル護国之王は守る対象がいると強くなっていくというスキルです。
次回は明日?明後日?わかりませんとりあえずお楽しみに!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第8話

やっぱ毎日が暇ですね。
FGOジャンヌ強いお


 

「やっとだ!やっと叶った、あの森は我々の領域だ!」

 

あの地域は昔から黒竜が守っており、過去に1回だけ軍隊を進軍させたが黒竜がそれを阻み軍隊は八割殺された。

まず何故あの森がいいかと言うと、誰も手を付けてないから、資源が大量に取れ、木も大量に生えており木材も取れる。

 

「ハハハハ!そして周りの国を支配し、国を大きくするぞ!」

「国王様!報告があります!」

「なんだ申せ」

「勇者様が戻ってぎました。そして黒竜を倒したと言っております!」

「わかった。直ちに軍を動かせ!勇者も連れていけ、我も行くぞ!森を制圧する」

 

➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

 

「ミリム今鑑定を使うから待っていろ」

「………………」

 

自分達はノワールから杭を取り、傷を綺麗に治す。

まるで生きているようだが…すまないもう少し早かったら。

空に飛び立ち、周りを鑑定する。

その時視線の隅に国が見え、その国を鑑定すると発見してしまった。

ーーーーーーーーーーー

〈千年大国ミレニアム〉

国王:オルガ・ミレニアム

 

ーーーーーーーーーーー

 

「ビンゴだ。そして何か軍隊がきてるな…あれは任せてもらうか、ミリム見つけたぞ、軍は俺が相手するから、ミリムは国に行ってくれ、ここから真っ直ぐいけばつくぞ」

「…その国がノワールを、友達を殺したのだな?じゃあ殺さねばな…軍隊はデスに任せるのだ」

「わかった、任された」

 

ーーーーーーーーーーー

 

「あ〜あ、めんどくさいなぁ〜」

「それは言うな、勇者よ。これが終われば元の世界に戻すからな」

 

国王も勇者も気が緩んでいた…そしてその軍隊の前に何かが立ちふさがった。

 

「私の名は、デストロイア!貴様らを、悪を破壊するものだ」

「いいねぇ!素材がいいよ!これはいい血がみれる」

「我が軍に勝つと…ハハハハ!笑うしかないぞ!」

 

すると、兵士の1人がくる。

 

「ほらこいよ。これねーんだろ!」

 

すると女はいつの間にか武器を持っていた。

次の瞬間、その兵士がその武器で切られた。

 

「ぎゃぁぁあ!俺の手が!こいつ殺す!」

「お前はもう死んでいる…」

「何を行ってやがる。どうしたんだよ、なんでお前らが大きく見えるんだよ!」

 

その男は二回切られ一回は手、二回目は上半身と下半身を切ってさよならしていた。

 

「俺の足が見える…どうしてだ!?」

「お前は溶けて死ね」

「がぁぁぁぁあ…」

 

そしてその兵士は肉塊になり、全てを破壊される。

 

「さぁ始めよう、戦争いいや違う…復讐だ」

 

そして女から翼が生え、何かをためている。

そして頭のツノが電流を帯びる。

国王は危険を察知し、行動に移すが遅かった。

 

「軍隊よ!逃げ「破壊しろ、オキシジェンデストロイヤーレイ」

 

前にいた兵士達は全滅し、地面が抉れ爆発する。

まさに国王、勇者達は恐怖する、あの女の姿が破壊神のように見えた。

そしてそいつが勇者を見つける。

 

「見つけたぞ勇者…俺はお前を殺す!」

「は、はは!いいよやろうよ!そして作品になってくれ!」

「我は国に退避する勇者よ持ちこたえよ!」

 

国王と一部の兵士が逃げ出す。

そこに残ったのは勇者と兵士そして破壊者だった。

 

「じゃあ!行くよ!…君は侵略者だね、じゃあ僕は国を護らないとね?」

「黙れ、そして死ね」

 

勇者は当然のように地面から杭を出す。

だが破壊者は全てを破壊する。

破壊者はその杭を避け、兵士に突撃し、触れて行く。

すると触れて行った兵士が爆発、そして肉塊になっていく。

 

「おいあいつから触れられたら死ぬぞー!」

「マジかぁ、難易度高いじゃん。ルナティックじゃん」

「…」

 

勇者は杭を武器に接近戦に持ち込むようだ。

そして破壊者も構える、虫のような尻尾がカチカチと音を出している。

次の瞬間、2人の姿が見えなくなり、衝撃波が周りを襲う。

そして、兵士が見たのは勇者が吹き飛ばされている瞬間だった。

 

「ぐうぅ、最近吹き飛ばされまくっている気がするよ」

「まだ死なないのか…」

 

勇者の右手を破壊したのに全然怯んでいないし、逆に再生している。

こいつは一筋縄ではいかないな。

 

「どう殺すか…」

「捕まえろ!鉄の処女!」

 

だが鉄の処女に入った瞬間爆発する。

勇者は時間稼ぎをしただけだった。

 

「ファラリスの雄牛!」

「!?」

 

そしてその金属の牛に取り込まれ閉じ込められる、そして段々中が熱くなっていく。

 

「これは死んだなぁ!血が見れないのは残念だ」

「それはどうか…な」

 

少し時間がたった。

 

「やったのか!?勇者様が破壊者を倒したぞー!」

 

そう言うと生き残った兵士達は喜んだ…1人を残して

勇者は警戒していない。

何故あいつは破壊できるはずなのに出てこない。

すると生存本能が警告を鳴らしている。

早く逃げろと、だが勇者はこの戦いを楽しんでいた。

そして杭を打ち込む。

 

「貫け!」

 

その雄牛に杭が生えているが、何も反応がない。

そして牛が破壊され、出てきた破壊者は口を三日月のように歪め笑っていた。

 

「そうだよ!まだ死なないでくれ!嬲り殺したいんだ!」

「下衆め…だがこれで死ね」

 

☀︎☀︎☀︎☀︎☀︎☀︎☀︎

 

その中で自分は考える。

少し休まないとすると…よく聞く声が聞こえてきた。

 

〈怪獣王に…進化しますか?〉

 

「そうか、いいぜやってやろう」

 

ここの温度は人をいやそこらの強いモンスターさえ殺すような火力そして、一万人の魂か全て破壊してきたが魂はどうしたんだよ。

条件を知りたいな、鑑定

 

〈怪獣王〉

配下が1人でもいる状態で、一万の魂を破壊し、貴方の場合高温と所で進化できる。

 

「早く終わるのか」

〈それでは進化します〉

「ちょっ!?」

……………

〈スキルを進化させます。怪獣王之欠片が怪獣王に変化します。怪獣王の進化により、破壊者が破壊之神に進化しました〉

 

「うん?俺寝てたのか!?じゃあない!なんか無理やり進化させられた気がするが…早く勇者擬きを倒さないと」

 

この牛を破壊する。

その時ある言葉が頭に浮かんだ。

 

〈デストロイアの進化が止まるとと言う保証はない…〉

 

いつの間にかにっこりと笑っていた。

さぁ殺し合いしますか。

 

ーーーーーーーーーー

 

すると勇者は能力を使っていく。

味方の兵士を串刺しにし返り血を浴びる。

すると身体が回復し、身体能力が上がる。

 

「殺してや「破壊之神発動!対象…勇者のスキル!」は?」

すると自分の力が無くなった気がした。

 

「な、何をしたんだ!」

「うん?唯スキルを破壊しただけだ」

 

それに勇者は混乱した。

スキルとは絶対に消えないらしいが、自分のスキルが無くなっていた。

 

「最後の一撃だ、喰らえ」

 

そして勇者は存在すらを破壊された。

そこに最後まで立っていたのは破壊之神だった。

 

「早くミリム達に合わないと…」

 

そしてその1つの戦いは終わった。

 




いやー今回長く書いたなぁ。しかしよく書けた。
って事で次回ってか最近1日更新が癖になっている。
次回に主人公そして勇者のスキルを説明しようと思います。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第9話

ダンまちの小説がかけない…
って事で投稿デス
2/12少し訂正しました。


「おいおい…どうなっているんだ!?」

 

其処にはかつての千年大国の姿と暴れているミリムと赤い悪魔であった。

ミリム…マジかぁ国を滅ぼしても足りないと…そしてあれギィ・クリムゾンだよな。

戦うしかないか、とりあえず止めないと。

 

「そろそろやめないか?ミリム…俺たちの復讐は終わったんだぞ」

「なんだお前は!」

「俺はデストロイア、この世の悪を破壊する破壊者と言ってくれ。ミリムそれとも本気で止めるぞ…ミリム俺はあの時と違うからな」

「復讐しないとダメなのだ!ノワールの仇を」

 

ミリムの本気の拳の威力を破壊し、受け止める。

そしてミリムを殴る。

 

「馬鹿か!ノワールはそんなこと望んでないと思うぞ!」

「分からないではないか!」

「だけど、今お前この世界も破壊しようとしてるだろう!?もう良いだろう?この王国を破壊したんだ」

「それはそうなのだが」

「わかったかこのバカ竜!」

 

赤い悪魔はその戯れを見ていた。

 

「あの本気のミリムと打ち合うのか、あいつもおかしいな」

「大人しく私に殴られるのだ!」

「誰が殴られるか!このお子様竜!」

「殺してやるのだ!デス!」

 

なんかおかしい!さっきまであんなになっていたのに、これはやるしかない!

 

+-+-+-+-+-+

 

それから七日間も戦い(戯れ)を続けていた。

ギィもずっと見ていた、まるで近所の子供の喧嘩を見るような目で。

そしていつの間にか、ラミリスと思われる人がいた。

 

「気付いてよー!」

「ドンマイ」

 

でも周りが凄いことになっている。

火炎に囲まれ、爆発した跡や地面が陥没してたりする。

 

「この〜アホ!」

「何だと!勝手に色々やりやがって!このお子ちゃま!」

「何なのだ!本当に!」

「次が最後の一撃だ!」

「いいのだ!私も限界だから、私も本気の力でやるのだ」

 

そしてもう1つの戦いが終わった。

 

÷+-÷+-÷+-÷+-÷+-

 

「ミリム…ノワールの墓作るか?」

「そうするのだ、どこに作るのだ?」

「じゃあ空島作らないか?其処にノワールの墓を作る」

「それがいいのだ!」

「まぁ良いんじゃねーの」

「無視しないでよぉ」

 

色々な鉱石を作ってアイテムボックスに放り込んでいたんだが、確かあったんだが…

 

「おっ!あったあった、これだよ」

「その鉱石は何なのだ?」

「説明しよう!この鉱石は魔力を、消費する事で空に浮かぶんだ」

「凄いのだ!早く作るのだ」

 

形は逆ピラミッドのようにして窪みを作り、其処にノワールを入れ、日本のような墓石を作る。

そして名前を掘る。

 

「あとは魔力を入れるだけだ。ミリム」

「わかったのだ」

 

ギィも、ラミリスも空気を読み、黙っている。

そしてその墓は宙に

 

「さよならなのだ。ノワール!」

 

ミリムがそれを見ながら少し泣いていたが見ていないふりをした。

とりあえず二度とこんな事が起こらないように物語にしてばら撒きますか、原作の通りの話じゃないが。

 

「あっ!カグツチ忘れてた!」

 

・・・・その頃カグツチ

 

〈怪獣王に進化した為、強制的に進化させます〉

 

「きゅ?」

 

カグツチはスヤスヤと寝てしまった。

スキルが凶悪になりながら。

 

カグツチの保有スキル

▽アルティメットスキル

火之迦具土〈ヒノカグツチ〉

怪獣王之配下

▽ユニークスキル

火炎無効

物魔攻撃半減

 




次回は暇な時に!
あっ!皆さん感想ありがとうございます。
そしてスキル説明は今日投稿しようかと…


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

スキル説明回

はい。今日の連続投稿です。
高評価ありがとうございます。
感想に書いてくださった人には申し上げありませんが、たまに返信しないのはどう書けば良いか分からないからで見てないわけではないですよー!


最終的な勇者の保有スキル

▽アルティメットスキル

・拷問之王(ごうもんのおう):相手を拷問する事に特化したスキル。勇者が知っている拷問を実行できる。拷問すればするほどステータスが上がる。元ネタ…特に無し・鉄の処女+拷問者+殺人鬼

・護国之王(ごこくのおう):守る対象や血を浴びればがいればステータスが上がる。自由に地面から杭をだし、敵を串刺しにできる。一時的にだが吸血鬼になれる。元ネタ〈ヴラド三世〉

・勇者:勇者になった物が持つスキル。魔物と戦う時ステータスが上がる。

▽ユニークスキル

・身体強化:これは原作に出てたので、説明は無しで。

 

この勇者はスキルでステータスを上げ、ノワールと戦いました。その状態なら結構強いですが、何も上げてないと、ノワールに良いところで負けるぐらいの強さです。

 

主人公の保有スキル

▽アルティメットスキル

・破壊之神(はかいのかみ):対象を任意で破壊する事ができるスキルだが、代償に魔力を消費するが前回の主人公は気にせず破壊していた。元ネタ…どうしよう。ゴジラorシヴァどっちが良いと思います?・破壊者が怪獣王の進化に伴って進化した結果。

・決闘之神(けっとうのかみ):前紹介したのと変わらず。

元ネタ…北米神話ウル

・鍛治之神(かじのかみ):これも同様・元ネタ…ギリシャ神話ヘパイストス

・怪獣王(かいじゅうおう):ゴジラのG細胞を持っている者が何かの条件を満たした状態。配下の者の進化が止まらなくなる。元ネタ…デストロイア

・異能作成(スキルさくせい):主人公が一番愛用しているスキル。魔力を消費すればスキルを作ってくれる。このスキルにランダムに選ばせると魔力が欲しいのか、消費が激しいスキルを作ってくる(主人公談)

▽ユニークスキル

・冷却無効:主人公が死ぬ時に願ったスキル。デストロイアの弱点を見事に潰している。

・疲労無効:これも同じスキル。自分の仕事がブラックだった為主人公が作ったスキル。

▽作ったスキル

・瞬間移動:主人公がミリムから逃げるために作ったスキル。

行ったことある場所なら大体いける。

・アイテムボックス:主人公が異世界ならこれっ!と思い作ったスキル。自分の魔力の多さで大きさが変わる、主人公の場合は日本と同じぐらいの大きさになってしまっている。

・鉱物生産:自分が考えた効果を持つ鉱石は大体作れるが、触れれば死ぬなんて鉱石は作れない。

・魔力高速回復:名前の通り魔力を高速回復させるスキル。

・鑑定・このスキルで鑑定すると、情報を細かく説明したりしてくれる。前所有者もわかるが、新品の場合は未記入である。

 

カグツチの保有スキル

▽アルティメットスキル

・火之迦具土(ひのかぐつち):ラヴァタートルは元々火炎之王というスキルを持っているが、主人公の怪獣王の進化に伴って火炎之王が進化したスキル。

・怪獣王之配下(かいじゅうおうのはいか):怪獣王の配下の証このスキルを持っていると進化が早くなり、進化が続く。

▽ユニークスキル

・火炎無効:文字どうりのスキル。

・攻魔攻撃半減:物理攻撃と魔法攻撃が全て半減する。これも怪獣王のせい。

 

まだまだこの子は、進化を続けていく。

ラヴァタートルは大人になれば名前の通り火山のような大きさがある。過去にはラヴァタートルの背中に国を作ったりしたらしい。

 




今回はこれまでで終わりです。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第10話

今回は無理矢理感がすごい多い気がしますが気にせずに…


 

「って事があったの覚えてる?みんな」

「あったなぁ、俺もミリムとあんなにやり合う奴が居たとは思わんかったけどな」

「そうよ!私も2回目の喧嘩で堕天したのよ!体もちっちゃくなったし、何でしょうもない事でこの世界を滅ぼすまでになったのよ…けどここも楽しいから良いけど」

「そうなのだ!もう1000年ぐらいのマブダチなのだ!」

 

決してこのワルプルギス専用の自分の城の名前で喧嘩になった。

だって、この城の名前をミリムは…

 

「この城の名前はミリム城なのだ!」

「いや、ナハト城だよ。だってミリム城はないだろう?」

「ぐっ!このだらけ竜!」

「なっ!何だと、表出ろや!喧嘩じゃ!」

「それは良いのだ!喧嘩するのだ。だが私が勝つのは確定なのだ!」

「もう手加減しねぇ!本気でやるぞ!」

「ふん!どうせ弱いのだ!」

 

てな感じで、喧嘩をしてラミリスが仲裁してきて、逆に2人でラミリスを襲い始めた。

そしてラミリスが余りにも力を使いすぎて、堕天してしまいそれを全力で土下座して謝り倒したなぁ。

 

「けどこの城すごいな。自動で扉開けたり、温泉とやらがあったり、あぁ言ったそばから行きたくなったなぁ。後で入ろうぜー。俺も女になれば問題ないだろう?」

「まぁいいんじゃないの?あっ、温泉で酒飲もう」

「良いなぁ。そうしようぜ」

「私も呑むのだ!温泉にも入るのだ!」

「私も入ってあげないこともないけど!どうしてもって言うのなら、入ってあげても良いわ!」

「じゃあ入るな」

「そう言わないでよー!」

 

そんなこんなでみんなは千年間ぐらいぐうたらして過ごしていた。

俺は鉱石を作ったり、配下が増えたり、武器を作ったりとミリムにぐうたらしてると言われても仕方ないぐらいぐうたらしていた。

え?カグツチは何処だって?いやいるよこの城がカグツチの上に立てたからな。

そして新しく、土・風・水が配下になり怪獣王之配下のスキルが其奴らに増えたからわかったんだが、今は近くにいないが。

 

「そろそろ入ろうやー」

「うん?そんな時間か…温泉はいるぞー」

「はいるのだぁ!」

「そうしよう!」

 

・・・NowLouding・・・

 

「ふぅ〜上がった後の酒は格別だな!」

「そうだなぁ。キンキンに冷えているのは格別にうまい」

「何で私とラミリスは牛乳なのだ!?」

「…見た目の年齢的に?」

「よしわかったのだ!喧嘩売ってるのだな!」

「すみませんでした!」

 

そう言いながらジャンピング土下座を決めた。

だってあの2人に呑ませたらめんどくさい事になる。

特に酔ったりすると、呂律が回らなくなり力加減が出来なくなる。

実際に城は45回も半壊ぐらいされた。

だから絶対に酒をこの城で呑ませないぞ!絶対だ!

 




次回は暇な時に、
そして高評価ありがとうございますー!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第11話

今回もなんか無理矢理感がある気がする。


今日は1ヶ月に一回の集会がある日である。

その名も配下報告会と言い四体の魔物が集まる集会であり、亀の顔の上で集まっている。

その亀の顔の上には、三体の魔物がいた。

モグラの姿の魔物や女の子とイルカが混ざったような魔物のそしてイタチのようなのが居た。

 

「はい、今回も始まりました!配下の人達は報告ない?」

「へへっありやすぜ、この風のスサノオが!」

 

そう言ったのは鎌鼬のスサノオである彼はこの中で一番年が低く、喋り方が下っ端ぽいが強さは尋常じゃなく、風の斬撃を飛ばしたり、カウンターを決めたりするトリッキータイプの戦い方である。

 

「何があるの?」

「最近美味しそうな飯屋を見つけましたぜ!」

「私も連れてけ、スサノオ」

 

イルカ少女の名前はアムピトと言い沢山の魔物を手下に持ち、その数で攻め彼女自体も津波を起こしたりするから強い。因みにこの子の強さは三番目である。

 

「何だよぉ〜姉貴。俺はボスと行きたいのわかる?」

「じゃあ、私も連れてけ」

「けっ!しょうがねぇな」

「俺は別にみんなで行ってもいいんだけどなぁ」

「そんな事よりボス此方も報告があるモグ」

「うん、どうした?クロノス」

 

最後に紹介してなかった クロノスは、モグラのような姿で武器にアダマンの鎌を使いパワータイプの戦い方をしたり、土で壁を作ったりとサポートもできる。

この配下の中では二番目である。

 

「このカグツチの背中に魔人が住み着いているモグ。ボス処理は任せるモグ」

「兄貴その時は俺も行きますぜ」

「わかった。私、クロノスについて行きたい」

「最高でも半殺しにしとけよ〜」

「しょうがないモグ。我慢しとくモグ」

 

そしてカグツチはこの配下の中でも一番である。

カグツチは移動もできるし全体攻撃も出来ると言った壁役にもってこいである。

そしてこの配下はギィとかミリムには報告して居ない。

楽しみにとっておいて欲しいからな。

しかしこれで四天王が出来たし、俺も一種の魔王だぜ!

 

&@#&@#&@&@#&@#&@#

カグツチの背中の端っこに小屋があった。

 

「どうっすか?ボス美味しいっすよね」

「うん、美味しいぞ…けど何でお前が店やってるんだ!?」

「それ、思う」

「しかもこれ前話した天ぷらだよな」

「そうっすよ。頑張ってクロノス兄貴に食べれる草とか動物を、貰ってやってるんですからね」

「お前戦闘狂のクロノスを働かせるなよ…」

 

クロノスは戦闘狂で自分が手加減をしろと言わないと、相手をミンチにするまでアダマンの鎌で叩き潰すから、自分から見ても結構怖いでも見た目が可愛いモグラなんだよなぁ。

 

「どうでもいい…早くご飯」

「へいへい、了解」

「ほら、スサノオ早くしろ」

「へい!ボス了解しました!」

 

うん。これもこれで楽しいな。

 




次回は暇な時に…


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第12話

誤字報告ありがとうございます!
何故あんな間違いするのか…


 

「あ〜何でこんな事に…」

「そうっすねぇ。こんなになるとは…」

「ボスすまないモグ」

「ボス、ごめんなさい」

「グォォォォォン!!」

 

・・・・・・2時間前

 

ナハト城は、地上に出ていた。

今回は急に天魔大戦が始まったらしく、前の天魔大戦中はカグツチが地面に潜ってやり過ごしてたんだが 、今回の天魔大戦は突然だったため地面に潜れず、みんなに緊急で集まって貰った。

 

「みんな突然にすまない…天魔大戦が始まってしまったらしく多分こっちも天使が流れてくると思われるから、ここを防衛して欲しい」

「大丈夫っすよ。ボス、ついでにこの城の強化もしましょうぜ!この四天王が揃っているんですから!」

「それが良いモグ」

 

うーむ、それも良いかもなぁ。

じゃあ強化しますか。

 

「うん、じゃあ城の強化して行こう」

「へーい」「はい」「はいモグ」

「じゃあ開始!」

 

そうして、魔改造が始まった…

 

〒〒〒〒〒〒〒〒〒〒

 

「良い仕事したぜ!」

「スサノオは雑用しかしてないモグ」

「スサノオは…役立たず?」

「姉貴、幾ら何でも傷付きますぜ…てかさっき落とされましたし!」

「流石にダメだぞ。アムピト」

「ボスが言うなら…ごめんさない」

 

城の改造は完了した。

まず見た目が変わっており、普通の城が、木や土と一体化したような神秘的な城になってしまった。

しかも魔法に詳しいアムピトによって水の結界を張られてあるそしてクロノスの能力で土の鎧を城に付けていて、攻撃を加えられると迎撃を自動でするようになっている。

実際にさっきスサノオが犠牲になっていた…どんまい。

 

「さぁ天魔大戦に耐えられるか?」

「きっと城は半分ぐらいは削られるモグ」

「そうなるのは確実ですぜ!兄貴」

「そう、直せば良い」

 

可笑しいぐらいに天使が強いと、謎の勘違いをしたまんま天魔大戦が始まった。

 

×÷+-×÷+-×÷+-×÷+-

 

それは天使の大群だったが…この城に近づいた瞬間に、水の圧力で圧迫されて落ちていく、城に近づく事も出来ずに…

そして冒頭に戻る。

 

「こんなに弱いの天使」

「こんなに弱いとは思ってなかったぜ!ボスどうします?」

「ほんと、ボスご飯食べよう?」

「一時間待って決めるか」

「自分は外に出て殺ってくるモグ!汚物は消毒モグ!」

 

そう言いながら、クロノスは仮に出かけた。

 

ーーーーー3人のアルティメットスキルーーーーーー

 

・スサノオ

▽アルティメットスキル

・素盞嗚尊(すさのおのみこと):風を操り、風になれる。風を圧縮し斬撃として飛ばすこともでき、身体を一時的に風と一体化できる。

・怪獣王之配下:デストロイアの配下になる事で手に入るスキル、成長に限界が無くなる。このスキルは自分自身が配下になりたいと思い怪獣王を裏切らない人物にしかつかない。そして遠くの仲間と会話やボスのユニークスキルが使えるようになる。

 

・アムピト

▽アルティメットスキル

・水之神(アムピトリーテー):津波を起こしたり、水を操ったりでき、此方も同様で身体を水に変えれる。水の魔法が凄く得意になり、水の魔法なら自由に作れる。何故か、魔物や怪物のそしてイルカ好かれやすくなる。

・怪獣王之配下:以下同文

 

・クロノス

▽アルティメットスキル

・大地与農耕之神(クロノス):土を操ったり、その土地を豊かにできたりする。此方も同様に身体を土に変えたりでき、アダマンの鎌を巨大化させたりできる。そして土を操り、巨大な腕を出したりする。彼が戦闘狂なのはこのスキルのせいでは無い。

・怪獣王之配下:以下同文

 




次回も暇な時に…


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第13話

皆さん久しぶりですねー
最近ゲームのイベントが大量にあり、時間がなかったんです。
ちょっとイベント終わるまで投稿が遅くなるかもです。


 

「クロノス帰ってこないなぁ」

「ボス大丈夫っす。大体あのクロノス兄貴だから、大丈夫っすよ」

 

そうだよなぁ、あのクロノスだからな。

あいつは体が小さくから、攻撃を避けアダマンの鎌で攻撃をするから、結構戦いづらい。

 

「ボス、それより、何か食べたい」

「アムピト、お前…スサノオ何かアムピトに何か作ってあげろ」

「分かりやした。姉貴作ってきますから」

「ん、ありがとうスサノオ」

「じゃあおれも、何か頼むスサノオ」

「分かったっす。ボス作ってくるっす」

 

そうしてクロノスが帰ってくるまで、大人しく待ってるか。

 

・・・・一方クロノスの方は・・・・

 

「数が多いのに弱いモグ」

 

そう言いながら、天使を殺して行く。

だが、このカグツチの背に生息している魔物はクロノスを襲わない逆に逃げて行く、例え知能が低い魔物も逃げて行く。

何故かというと、あの4人の中で一番闘いが好きだからである。

例え瀕死でも、いつの間にか用意した回復薬で回復させて気がすむまで戦うだが、急いでいる時は一瞬で終わらせる。

それを魔物は本能で察知しいち早く逃げる。

結構前に魔人がここに上陸して、この島を荒らしていた時は、クロノスが周りの土を使って巨大な腕を作り、叩き潰していた。

 

「ボスも待たせてるし、一発で終わらせるモグ」

 

クロノスの周りの地面が波紋を広げ、形が変わって巨大な双腕になり、まるで蝿を叩き落とすような動きをする。

 

「堕ちろ!蚊トンボモグ」

 

そうして、天使達をはたき落とし、そのまま潰す。

 

「本当に全然手応えがないモグ。まだここら辺の魔物の方が手応えがあるモグ。帰ったらスサノオと殺りあうモグ」

 

一仕事終えたクロノスはボスがいる城へ戻っていた。

 

→→→→→→→→→

 

「ボスただいまモグ」

「おう!今スサノオが飯を作ってくれるぞ」

「じゃあ自分も頼むモグ」

「分かったぜ。クロノスの兄貴」

「あっ、後終わったら殺りあうモグ」

「…えっ?」

 

どんまい、スサノオ、自称四天王の中で一番苦労人かもな。

 

「ボス助けてくださいっす!お願いします!割とまじで」

「うん…じゃあ久し振りに3対1で戦うか?」

「それはまじっすか!ボス」

「本当久々にボスとやるモグ!」

「ボス、こっちが勝ったらご褒美」

「おう、良いぜ、叶えられるものなら良いよ」

 

よし!準備しますか。

 

・・・nowLoading・・・

 

「よし準備はいいかー?」

「いいモグよー!」

「ボスー!いいっすよ!」

「じゃあ…3…2…1…go!」

 

そうして闘いが始まった。

 

なんか軽い感じで始まったが、戦いはおかしいぐらいに白熱していた。

こう考えている間にスサノオの風の斬撃を捌きながら、アムピトの水圧レーザーを避ける。

 

「うーんそろそろきついかなぁ」

「その余裕このスサノオが削ぎ落としますぜ!起動、天叢雲剣!」

「うん?なんじゃそら」

 

すると強力な風がスサノオの手元に集まり、巨大な大剣になる。

 

「これが奥義、天叢雲剣!切られた相手は、死ぬ!」

「…なん…だと」

「…なん…だとモグ」

 

いや、ネタなのは分かるけど、実際にその剣を見ると強いと分かる。

そしてスサノオは剣を振るうと軽く地面が抉れる。

流石にビックリした、スサノオも驚いているみたいだ。

 

そして天叢雲剣と最初に作った鉈とで、打ち合いになると思ったが、まるで何も切ってないかのように鉈が空を切る。

横から水のレーザーが飛んできたから、スサノオを吹き飛ばして、下がる。

すると、下の地面が沼のようになり、足がはまってしまった。

そしてそのままクロノスにアダマンの鎌に振り下ろされたから、鉈でガードする。

 

「クロノスがやっと攻撃してきたな」

「強い敵が出たら観察が基本モグ」

「そして喰らえボス!」

「ぐわっ」

 

天叢雲剣で片手を両断される。

痛いがしょうがないか、片手を回収すると腕にくっ付ける。

すると、今度は水の檻が自分の周りに出来た。

しかも段々狭くなって行き、窒息させようとしてくる、下が泥沼になってるし。

鉈を横に一閃すると、水の檻を横に切り裂く。

 

「ん!凄い強い流石ボス、でもこれはどう?攻撃して、ヒュドラ」

 

目の前に水の身体の九つの首を持つ竜がいた。

 

「ギュアァァァァア!」

「みんな強くなったなぁ」

 

アムピトが召喚したヒュドラが襲いかかる。

 

「まだまだ、攻撃して八岐大蛇」

「グァァァァァア!」

「増えたなぁ」

 

八岐大蛇が毒霧を吐き行動範囲を狭めてき、ヒュドラの毒牙が目の前まで迫る。

そのヒュドラの毒牙を鉈で叩き折る。

 

「ギァァァァァア」

「戻って!ヒュドラ」

「グァァァァァアン!」

 

だがまだ八岐大蛇がいたが、自分を狙っていない。

その大蛇は明らかに、スサノオを狙っている。

スサノオは、八岐大蛇と戦い始めた。

さっきからクロノスらしくない戦い方をしている。

そしてクロノスがいない事に気付く。

 

「あっ。これヤバイ…」

 

すると地響きがおき、大きな土の巨人が起き上がり、こちらを向いて拳を振り上げる。

 

「こいつはきついな」

 

その拳に向けて殴り、巨人の拳を破壊するが土で作っているからか、直ぐに何も無かったかのように、拳が回復し、八岐大蛇が攻撃をしてくる。

 

「絶妙なタイミングで攻撃してくるな」

「どうモグ、これが土の巨人タイタンだモグ!」

 

タイタンのせいで八岐大蛇を攻撃しようと思うとタイタンが身を呈して守り八岐大蛇の毒霧を食らってしまう。

 

「ガハッ!」

 

少し毒でダメージを受けたが、スキルのせいで耐性が付いたから、今後毒に苦しめられる事はない。

さぁ反撃しますか。

 

「どう、ボス?」

「今回は勝ちモグ」

「おい!姉貴こいつ止めてくれ!」

「何を言っているんだ?まだ始まったばかりだぞ!」

「「「えっ!」」」

 

毒霧が晴れると其処には誰も居なかった。

だが、何かがいた。

 

「それがボスの本当の姿モグ!?」

「これは、竜?」

「まじっすか!?これは勝てる気ゼロっすよ!流石に大人気無いっすよ!ボス」

 

そこに居たのは巨大な竜であった。

タイタンと同じぐらいになり、タイタンをブレスで粉々に破壊した。

だが、タイタンは修復された瞬間、デスの尻尾に捕まれ投げ飛ばされる。

 

「ガァァァァァァア」

「どうするモグ。これボスの勝ちモグ」

「ギァア?」

 

すると、デストロイアは元の人間の姿に戻った。

 

「良し、今日は終わり!」

「ん、今回は負けたけど次は勝つ」

「本当に強いっす!ボス」

 

どうするかぁ、3人に武器を作るか。

確かボックスの中にいろんな鉱石が入ってるから、それで作るか…

 

「おい、ちょっと待ってて、今からアムピトの武器を作るから」

「ん!ありがとうボス」

 

さぁ、アムピトの武器を作りますかぁ。

 

・・・nowLoading・・・

 

これでできた。

やっぱ作るならトライデントだよなぁ。

この武器はアムピトが水を使ったりする所を想像して作った結果、凄いオーラを纏った武器になってしまった。

まあいいか、別に強くなるのはいい事だし。

 

「はい、アムピト。武器の名前はトライデント、魔力を入れれば水を纏い貫通力を上げるからアムピトにぴったりだな」

「ありがと」

 

そうして、武器を貰ったアムピトが喜んでるから、良いかぁ。

 

 




次回は暇になれば投稿します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第14話

頑張って1日投稿をやめない様にしていきたい。
この作品は小説版の物語にしていくことにしました。


 

ここはイングラシア王国、大陸のほぼ中心に位置し結構発展している。

そしてその国の中心に位置する場所に、天麩羅屋をやっている男がいた。

凄い悪い事をしている様な見た目の男が店をやっていた。

 

「おーい!こっちにもテンプラを頼む!」

「分かったぜ!ちょっと待ってろよ!」

「こっちにもよろしくー」

「ん、了解」

 

何故か、四天王の中の2人がこの店を経営していた。

それは何百年前、ボスと戦った後にボスが。

 

「こんなに飯が美味いならスサノオ何処か人間の国に行って、店開いて見たら?」

「どういう事っすか、ボス?」

「ほらきっと、これから人と会う事があるかも知れない。そこでお前達に恥をかいて欲しくないからな(言ってしまえば、俺の子供みたいな感じだからな)」

「そうっすか(俺達が恥をかいたらボスも恥をかくと同じだからか)」

「ん、わかった」

「わかったモグ」

 

何か少し勘違いがある気がするが、デストロイアは気付かない。

そうして冒頭に戻る。

スサノオがこの店を始めて、大体5年ぐらいここの店を開いている。

食材は大体クロノスが採取して、このお店に運んでくれるし、アイテムボックスに入れて持っている為、鮮度が新鮮である。

 

「ふぅ、やっぱ美味しいな!」

「ボスは週一で来てるじゃないですか」

「余り物、おいしい」

 

そうなんだよぁ、やっぱ スサノオは料理得意だよな。

自分が作ってもなんか違うんだよ、あの衣のサクッと具合が。

そしてこの店の名前は自分が決めた、いやだってスサノオ達に言われたら決めるしかないじゃん。

名前は「高天原」に決定した。

これは自分が決めた部下の名前が神の名前にが多いからこの名前にした。

しかし、人気が凄いな。いつ来ても満員になってるし、偶に日本人みたいに髪が黒い人がいるが、召喚されたりしたのだろうか?

 

「どうっすか?ボス美味しいっすか?」

「うんうん、美味しいぞ。なぁアムピト?」

「ん、美味しい。スサノオ」

「良し、本題にそろそろ移るか」

「え、なんかあるんすか?」

「私も知らない」

「うん。そろそろワルプルギスがあるから、城を貸してくれってのと、料理を頼むって言われたよ。ギィ達に」

「あぁー、またボスがメイド服着て、ギィさん達をびっくりさせてましたもんね」

「ん、あれは面白かった」

 

いやぁしたな、俺がメイド服を着て、ギィ達の前に出て魔王達に色々料理を運んだり、お茶入れたりをしていてギィが自分がメイドをしているのに気付いてお茶を噴いたのは笑ってしまった。

 

「だから、今回も脅かそうと思い」

「いいっすね!自分は好きですよ。そういうの」

「ん、今回はボス何になるの?」

「いや今回はお前達もやるぞ。今回は甲冑に入って待ち構えて最後に驚かせるのがいいだろう?」

 

そういえば、最近ミリムに会ってないなぁ、どうしたんだろうか?

 




次回は暇な時に


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第15話

明日から一週間ぐらい投稿できなくなるかも…



 

「あぁー!デスにミリムの状態を言ってなかった。まぁ良いか?」

 

原初の赤は、やってはいけない事をしてしまった。

あの怪獣王はミリムと凄く仲が良く、まるで姉妹の様に仲が良いと、怪獣王は敵には容赦がなくなり、その配下はボスの敵を排除する。

そしてワルプルギスの日が近づいていく。

 

・・・ナハト城・・・

ナハト城の厨房は戦場になっていた。

 

「ボス!そこの葉っぱとってくださいっす!」

「お、おう。わかった」

「姉貴は海老を取ってきてくださいっす」

「ん!トライデントで取ってくる」

「クロノス兄貴は肉を頼むっす」

「わ、わかったモグ」

 

スサノオは必死に天ぷらや刺身、言ってしまえば和食を大量に量産している。

自分が教えただけでスサノオが料理を試行錯誤して、作ってくれて、その時はスサノオの頑張りと数千年ぶりの天ぷらに感動してしまい、クロノス達に心配られたっけなぁ。

ギィに聞いたんだが、今回のワルプルギスで多分新しい魔王が誕生するらしい…それってリムルの事か?

最近ファルムス王国軍が何処かに、進軍して全滅してたってスサノオが言ってたな。

よし!擬態用に甲冑とゴーレム作って、ゴーレムにも甲冑を着せて動く様にして、ついでに料理の具材集めを手伝わせるか。

 

「スサノオ、取ってきた」

「ありがとう姉貴!」

「ん、余り物頂戴」

「多分でないっすよ?」

「えぇ、がっかり」

「取ってきたモグ」

「はいはい!クロノス兄貴はここに置いといてくださいっす」

「後、5時間だぞ!」

「了解っす。ボス」

 

はぁー、ゴーレム作ってくるか…

 

・・・テンペスト・・・

 

「なあ、ラミリス本当に来るのか?そのデスって奴」

「多分来ると思うんだけど?どうだろう」

「わからんのか…」

 

すると突風が吹いてきて小さな竜巻ができた。

 

「なんだ!?」

「あ、デスのお迎えだ」

「ふぅ、えっとラミリス様とリムル様ですよね?」

 

そこにいたのは凄い顔が悪い事してる人がいた。

しかも顔と口調が一致していない。

 

「では!ナハト城にご案内っす」

「おい!?少し待ってくれ、そのナハト城ってのは何処にあるんだ?」

「それはっすね…そこら辺の海を移動してるっすよ?」

「なんじゃそら」

「まぁ、遅くなりやしたが、ご案内するっす」

 

するとまた小さい竜巻が出て自分たちを巻き込んで周りが見えなくなった。

 

「次は〜ナハト城、ナハト城、右側にご注意くださいっす」

「うん?ついたのか?」

「うーん!久しぶりにきた気がする…こんなに甲冑あったけ?」

その廊下に50個以上の甲冑が整列してあり、様々な武器を持っている。

なんか鉈を持っている甲冑とか、なぜか箒を持ってる甲冑もいる?

 

「ラミリスこれって、そのデスって奴の趣味か?」

「多分そうだと、思うんだけど」

 

そうして原作と色々違うワルプルギスが始まった。

 

・・・・・・・・・

 

その会場に沢山の魔王が来たが、まだクレイマンは来ない。

そうしてベニマル達から報告を聞き終わった俺の前にクレイマンが現れた。

凄いお洒落な格好をしているが凄い武装をしている。

するとクレイマンが驚きの行動をした。

 

「さっさと歩け!このウスノロ!」

 

そうしてクレイマンがミリムを平然と殴った。

そしてさらに…

 

「ノロマめ、さっさと席に座りなさい」

 

そうしてミリムはクレイマンの言う通りに席に座る。

そうしてクレイマンがドヤ顔を決めた瞬間に俺の背後の扉が爆発し、4体の何かが、クレイマンに迫っていった。

 

「お前はボスの逆鱗に触れたモグ」

「ん、お前はバカ。ボスがここまで怒ったの見たの初めて」

「ボスが切れたらやばいっすよ…」

「グオォォォォォォォォオン!」

「おい…お前ミリムに何をしてくれたんだ?」

 

そこにいたのは、モグラと少女とさっきの人と紅い女性がいた。

そしてその女性は、1人の人形傀儡師を敵として認識した。

 

--=-=-=-==-=-=--

 

俺は今思考が停止してしまっていた。

あの…あのマブダチのミリムが殴られていた。

冷静になり判断したが、あれは多分洗脳系のスキルを使ったに違いない。

あのクソ金髪め、あの勇者の様に存在すら破壊するか…

周りのクロノス達が俺を止めようとしてるがすまない、今の俺には自分を止める事が出来ない。

 

「おい…お前ミリムに何をしてくれたんだ?」

「な、何者だ!お前は!」

「俺の名前はデスロイア、ミリムのマブダチだ。お前は絶対に楽に死ねると思うなよ?」

「な、私に勝てるだと、笑わせてくれる。ミリム!奴を殺せ!」

 

するとミリムは少しガッツポーズをした気がするが…気の所為か。

早くミリムを助けないといけない、そしてその後にあのクソ金髪を破壊しないと。

 

「おい…デス俺達を巻き込むなよ…」

「知らん。自分で自分の身を守ってくれ。じゃあクソ金髪お前を殺してやるよ」

「く、クソォォォォオ!」

 

あの金髪はやけくそで攻撃を仕掛けて来たから、腕を自分の筋力で引きちぎる。

 

「ミリムがこんなのに洗脳されたのか?」

「ガァァア!コケにしやがって!ミリムこの女を殺せ!」

 

横からミリムの蹴りが入ってくるが、黒い鎌に止められる。

 

「ミリムの姉貴は少し自分達が相手になりますぜ!」

「ボスの邪魔はさせないモグ」

「ん、相手に不足無し」

「って事だ。俺に大人しく殺されてろ、クソ金髪」

 

そうして、冷静にクレイマンの魔力を破壊する。

ついでに心臓も破壊した。

 

「ガハッ!なにをした」

「いや、お前の魔力そして心臓を破壊しただけだ」

「くそ、だがそれで終わったと思うなよ!」

 

それは安心だった。クレイマンは不死族であるため、魂があれば何回も蘇る…が破壊神の前には無意味である。

 

「ん?今安心しているだろうと思うが、魂も破壊するぞ?自分の罪を神に懺悔するんだな」

「や、やめてくれ。フットマン!ティア!カザリーム様…助けてください」

「じゃあ、さよなら」

 

そうして、クレイマンが最初から存在すらしてなかったかの様に消えていった。

 




読んでいただきありがとうございました


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第16話

今テスト期間なんだ…でもアラフィフ代表の人が、FGOで私を育てろって囁いてくるんです。
まぁ暇だったのFGOやったついでに投稿しました。
新宿のアーチャーのキャラがどストライク!めっちゃ好きです。


デスがクソき…クレイマンを処刑している時のスサノオ達は何をしてたかと言うと…

ミリムと凄いレベルの戦いをしていた。

拳が風を切り衝撃波がこちらまで届き一発でも当たれば肉体が千切れるレベルの攻撃が普通に飛び交っている。

 

「ミリムの姉貴!本当に操られているんすか?」

「どういう事モグ?」

「いやさっき、ガッツポーズをこっそりしてたの見たっすよ」

「ん、本当に?」

「……バレたらしょうがないのだ。先ず私は竜だから操られるわけ無いのだ!」

 

そうミリムが宣言するとその場が凍りつき、皆の視線がミリムの背後に向けられる。

 

「ミーリームー!」

「わあっ!?」

 

ミリムが後ろを向いた瞬間に、顔を背後に立っていた人物がミリムの頭を鷲掴みにした。

 

「おい、まさか俺を騙したのか!」

「悪かったのだ!しょうがなかったのだ。クレイマンが怪しいことしてたから、裏をかいたのだ!ってイタイイタイ!」

「知らんな!最初から俺にも、一言いっていたらもう少し派手にしたのに」

 

さっきまであんなに殺意を出していた女が一瞬で人が変わって優しそうな雰囲気になった。

 

「おいデスどうしてくれる。クレイマンとリムル戦わせたかったのに」

「えっ?」

「もう魔王でいいんじゃ無いのか?実際もうクレイマンの配下を倒したんだし」

「何でそれを!」

「それはスサノオが報告してくれたんだぜ」

「そう言う裏方の仕事は得意っす」

「まぁ、そんな事は置いといて、宴会と洒落込もうぜ」

「おぉ!ちゃんと用意してくれてたんだな」

 

そのせいでスサノオが過労死しそうだったが。

 

「良し!ちゃんと紹介しましょうかね」

「そうっすね!始めましょうや!」

「ん!ちゃんと練習した」

「じゃあ準備モグ」

 

すると中心の卓を消すと、定位置につき練習通りに始めた。

 

「我が名は!四天王の中で最弱のスサノオ!」

 

そしてスサノオが右端に動き、ポーズを決める。

 

「私は水を操り魔物に愛された四天王の1人…アムピト」

 

アムピトが手から水を出しながら左端に行く。

 

「見た目はモグラ!知能は人間レベル。その名も土の四天王!クロノスモグ!」

 

クロノスはスサノオの隣に行き、両手を一生懸命挙げる。

皆はそのクロノスを見てほのぼのしてる。

そうしてあと2人になった。

 

「グォォォォン」

「カグツチの兄貴は、〈我の名は、カグツチ。火を使い全てを焼き尽くす。ついでに四天王の中で強い方だ〉って言ってるっす。そして最後決めてくださいっす。ボス」

 

すると凄い音が城からして、上の天井が開けられる。

この城は所々をゴーレムを使っているから扉を自動で開閉できる。

さぁ、盛大に最後を締めますか。

そして手元にあった赤いボタンを押す。

 

「俺はこの四天王を束ねる王!怪獣の王、デストロイアだ、よろしくな。そして…ポチッとな!」

「ヒゥゥゥン、ドン!」

「たまやー!」

 

そしてボタンを押した瞬間に、城の外から爆音が聞こえて、空に沢山の花が咲き誇る。

この音の正体は夏の風物詩の花火である。

この世界に来てから花火をしてないから、するかと思い完成させた。

因みに設置は自分達が作ったゴーレム達にお願いしている。

ゴーレム達は自分とクロノスの血と涙の結晶達である。

クロノスが本体のボディーを自分が身体に付ける装備または武器を担当している。

実際花火を出している武器は、自分が作り、自分の趣味によってその武器の外見がごついロケランのようになってしまったがそれは置いておく。

あと花火に当たっても熱くない安全な花火である。

 

「すごい綺麗なのだ!どうやっているのだデス?」

「本当は火薬とか使ってやってるんだけど、だけど再現できなくて武器を作ってやったんだ」

「これって花火か…」

「うん?知っているのか?花火を」

 

まぁリムルが転生者ってのは知ってるんだが、ここは知らないふりをしておこう。

そう考えながら下を見ていると、花火が地面に向かって打たれたりしている。

あそこって発射現場だよな。

 

「…ゴーレム達に何かあったのか?」

 

・・・花火発射現場・・・

 

今その場に居るのは、動物の着ぐるみを着たようなゴーレムやレンガや石、黄金で出来ているような多種多様のゴーレムがいた。

姿が狐の着ぐるみを着たゴーレムと何処かのRPGに出てくるゴーレムが何かを他のゴーレム達に指示していた。

 

(僕はマスターに撫でて欲しいなぁ。頑張らないと、ねぇゴレムス)

(…そうだな。フォクシー)

 

明らかに姿と喋り方が一致していないゴーレムの名はフォクシー、あるピザ屋の奴と同じ姿をしていて別物であるが、性格は同じくとてもシャイである。

もう一体の姿はRPGに出てくるゴーレムで名はゴレムスである。

周りには沢山のゴーレムがいて全員何かしら作業をしているが、ごつい機械を持っているゴーレムやそれの発射位置を調整している着ぐるみゴーレムがいる。

 

(早くみんなで終わらせよー。頑張ってー)

(それはお前もだろう。フォクシー)

(んー。そうなんだけど自分が手伝ったらドジしたりするし)

(そうだったな。まあ、手伝いぐらいしたらどうだ?)

 

そう言われると、フォクシーは考え始めた。

 

(うん。そうだね、じゃあ手伝いに行ってくるよ)

(俺も手伝いに行くか)

(あっ!ふぎゃ!)

 

手伝いに行った瞬間に、盛大にこける。

フォクシーがこけたせいか、何本か花火とやらを倒して自分たちの方を向いているし、木も倒しておりフォクシーは下敷きになっている。

ゴレムスはフォクシーを見つめるとため息をつく。

 

(うーん。抜け出せないよー!)

(…凄いドジだな)

 

そうのんびりしていると、花火を発射する装置が警報を鳴らし始めた。

 

〈発射まで、3…〉

(た、助けてよ!ゴレムス)

(すまん。逃げないと、頑張れよフォクシー)

〈2…1…0 ファイヤー!〉

(ぎゃあー!)

(お前の事は忘れないぞ…フォクシー)

 

ふざけてるように見えるが、花火に触れても何もないが音は凄く、フォクシーは音を間近で聞いたためかげっそりして挟まっている。

だが、花火は無事何本か真上に飛んでいる。

 

(僕はゴレムスを恨むからなー)

(じゃあ、そこから出さんぞ)

(すいません。出してください)

 

するとまた警報がなり、発射し始めた。

また、当たると思いフォクシーは耳?を手で耳栓をする…が次の瞬間にゴレムスが発射装置を上に投げる。

 

(もう懲りただろう?フォクシー)

(だから、さっきから反省してるよぉ!)

 

そしてフォクシーは身体に付いた汚れを取る。

音に集まってきたのか沢山の魔物が木の間からぞろぞろと出てきた。

 

(どうする。ついでに倒すか?)

(倒してマスターに褒めてもらいたい!)

 

マスターに撫でられるのを想像したのか、フォクシーは尻尾を振っている。

ゴレムスは自分の武器を魔物に向けて構える。

 

(早く終わらせようー)

(当たり前だ。フォクシーこそ終わらせろよ)

(ぐぅ、行ったなぁー!勝負だよ!)

(おう。この魔物達倒して城に戻るまでが勝負だ)

 

そうしてデスの知らないところで、ゴーレム達がハチャメチャに暴れていた。




次回はまた暇な時に投稿します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第17話

アラフィフ代表の万死の毒針が24個って…バビロニアに行かないと。
ダンまちもボチボチ投稿しますので其方もよろしくお願いします。


 

「ギィ!もうワルプルギスも終わりだろ?」

「まぁ、これで終わりだ。これから何をしようが好きにしな」

 

すると皆が帰ったりし始めるが、一定の人が動かずに座ってじっとしている。

 

「おぉー!じゃあデス達とご飯食べるのだ。リムルも一緒に食べようなのだ!」

「おう、じゃあそうしようかな。それをベニマル報告して良いかな」

「おう全然良いぜー。部下たちに報告しないと心配されるもんな」

「アタシもリムルが残るならついでに残るわよ!」

 

うん。じゃあ始めますか。

ギィから言われて料理を作ったんだから、知らされた奴らはこうして残っているのだ。

 

「と、言っても全然人が残ってないけどな」

「少ない方が良いだろう?料理も少なくて良いからな」

「…ギィさんや。君達はその代わりに食べる量が凄いんやで…」

 

そうギィ達は余り1日に食べなくても良いのに、こういう時になるとガッツリ食べて行くため、料理がいつも早く全滅しお代わりを要求される。

 

「良いだろう?今回も大量にテンプラがあったり。あぁーとえぇーとほら…ヤキトリ?とかもあるんだろ。あの串に刺された美味いやつ」

「あるが食べる量とか自重してくれよ。とりあえずこっちに料理を用意してるから。先に行っててくれ、おーい!アムピト皆をご案内してくれ」

「ん、わかったボス。皆こっち」

 

そうしてアムピトがテクテクと進み始め、他の人たちが付いて行った。

さぁ、ゴーレム達を待っているか。

すると凄い足音が聞こえてたから、窓から門の方を見てみると何か大量の魔物を担いでいるゴーレム達がいた。

そしてボロボロの花火発射装置を隠しながら

おぉーい!何やってんだよゴーレム達めどうしてくれる。

直せるから良いんだけど、何があったのかフォクシー達に聞いて見ないと。

 

(ボース!ただいまー!決して花火発射装置を、壊したりしてないよー)

(フォクシーそれは言わなくてよかっただろ)

(あ…)

「うん別に直せば良いけど何してるの…あんな大きいモンスターはどうした」

(それは襲って来たから倒したまでです)

(そーですよ!襲って来たから倒しただけです!)

「まぁいいモンスターはこっちが、アイテムボックスに入れとくからゴーレム達は会場に応援に行ってくれ」

(りょーかいです。ボス)

(了解だボス)

 

さぁ悩みも無くなったから、会場に行きますか。

 

・・・デス会場に移動中・・・

 

会場に付いて扉を開けると、ギィ達はが大食い選手並みに、料理を食べているのが最初に目に入り、次に料理をしながら目が死んでいるスサノオが目に入った。

 

「…お前達は本当に…」

「ゴメンなのだ。このテンプラが美味しかったり、このタコヤキが美味しいのがいけないのだ!」

「うんうん。久しぶり食べるなお好み焼き」

「アタシはこのヤキトリが美味しいと思うわ!」

 

凄いなぁ、ラミリスとかも結構食べてるし、あの小さい体のどこにあの量の焼き鳥が行くのか。

 

「おいスサノオ手伝うぞ」

「あ、ありがとうっすボス。ちょっと疲れたので眠るっす…グハッ」

「しょうがない。今日は俺の料理テクニックが光るぜ!」

「大丈夫だよなミリム。デスさんって料理できるのか?」

「大丈夫なんだ。デスの料理も美味しいのだ!」

 

アムピトとクロノスは何処かに行ったらしいが、良いのだろう。

そう考えながらフライパンに油を少し入れ、肉と野菜を炒める。

 

「そう言えばデス…ここの島に生息しているモンスターの事知ってるか?」

「ん?どうしたんだ。何か問題でも」

「じゃあ質問だ。あの火山の近くを飛んでいる鳥の魔物は、何だと思う?」

「あれは普通の魔物だと思うが違うのか?」

「不正解だな。あれはフェニックスって言って、あいつの生き血を飲めば不老不死になるとかならないとかって言われていた魔物だ」

「凄いな!けどどうして普通の魔物なんじゃ」

「その噂のせいで狩り尽くされてしまったんだぞ。ここを除いて、ここには沢山の珍しい魔物がいるんだぜ」

「へぇー知らなかったなぁ」

 

そうか千年ぐらい人とかが来てないからか、ここにレアな魔物が湧いてるんだな。

そう言えば、いつの間にか東に龍、南に大きい鳥、西に白い虎北に亀、何か他と比べたら強い奴が、住んでた気がするが気にしなくて良いか。

あいつらっていつの間に住み始めたんだろう?別に気にしてないけど。

 

「おいデス考え込むのは良いけど、料理焦がし始めてるんじゃないか?」

「わっ!?ヤバイよヤバイよ!皿、皿どこだ!」

「その棚にあるんじゃないの?デス」

「あっ、そうだった。ここにあったな。ほら野菜炒め出来たぞ」

「おう、食べるか。じゃあ次は焼き鳥追加だぜ」

「マジかよ…ゴーレム部隊!焼き鳥作るの手伝ってくれー」

(了解、ボス)

 

結局来てくれたのはゴーレム部隊のチカ軍団だった。

でも見た目が鳥の着ぐるみが、焼き鳥を焼くって…

 

「ありがとう。手伝ってくれるのお前達ぐらいだよ」

(コレは公平にジャンケンでフレディー達と決めた。だからボスはみんなに慕われている)

「うん。なんか直接言われると恥ずかしいな」

 

前世でこんなに真正面から、言われた事なかったなぁ。

チカ達地味に焼き鳥焼くの上手いな。美味しい匂いがしてくるし。

 

「おー。上手い匂いがして来たぞ!出来たのか?」

「うーんどうだ?チカ」

(出来ましたよ。ボス)

「出来たって言ってるから、今から運ぶ」

 

・・・一時間後・・・

 

「あっ!リムル君。何かイベントがあったりしたら呼んでくれよ」

「はい。分かりましたデスさん」

「肩苦しいのはよそうぜ。酒も一緒に呑んだんだし。同胞の吉見だろう?」

「あー、うん、分かったよ。何かイベントをやる時は是非呼ぶから、是非にあの料理とか食材を教えてもらっても…」

「良いよ。教えるのは、イングランド王国の居酒屋の高天原店主スサノオが教えるけど」

「えっ!あの居酒屋の店主ってデスさんの部下だったのか!?」

「おう。料理を教えたのは俺だけど、再現したのはスサノオ達だからな。俺は何もしてないよ」

 

そうしてワルプルギスはまだまだ続く。




次回も暇な時に投稿します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第18話

やっぱり、Fateの二次創作って面白いですよね。
自分にはあんなに面白く書けませんよ。
けどFateの小説も書いて見たいですね。
後デスマーチから始まる異世界狂想曲アニメ化するんですね。
楽しみです。


・・ワルプルギスが終わった次の日・・

 

その日カグツチの背中の上では、おかしな現象が起きていた…

 

「ボス…」

「うーん。後30分。いや30年寝させろ」

 

誰から無理矢理起こされてるような気がするが、昨日は飲み過ぎて気分が悪いから少し休ませてくれ。

 

「ボス!起きてくださいっす。外が大変な事になってるっす!」

「しようがないな。そんな事ないだろう…えっ?何これ」

 

窓から外を眺めると城が霧に覆われていた。

 

「ど、どうなっているんだ!?この霧は大丈夫なのか?」

「厄介な事にこの霧に触れると、生命力と精神体を吸収しるらしいっす」

「それってみんなは大丈夫なのか!?」

「そこは自分が早めに警告して、避難させたので大丈夫っすよ」

「そうなのか。で霧の発生源は何処かわかるのか?」

 

これが解決しないと、この島終わる気がする。

 

「それが北の方面から、徐々に島を覆っていたっす」

「うーん何か北の方面にあるのか?上から見てみると何がわかるのかな?」

 

これはどうしようか…何が原因何だ?まさか魔王級の魔物でも出たのか?

何か部屋の向こう側が騒がしいな。

すると大急ぎでストーンマンとボニーが入ってきた。

 

(ボス!ちょっと問題が発生してるんですが)

(そうでやんす。霧も問題でやんすが、奇妙な事に土の柱がどんどん立っていくんでやんす)

「…どういう事だ何か戦っているのか。クロノスとかじゃないのか?」

「自分はここにいるモグ」

「あっごめん。もう何が起きてるか分からないよ…」

(偵察隊の情報からは、何かが戦っているのが確認できるらしいのです)

(こちら警備部隊も同じように、霧が広がり始めたぐらいに、戦闘音が聞こえるって報告が来てるでやんす)

「うーん。やっぱり魔物のせいかなぁ」

「どうするっす。ボス…姉貴とかも呼ぶっすか?」

 

この戦闘を終わらせないとめんどくさくなるぞ…この元凶が他の大陸に上陸したら、大変な事になるよなぁ。

 

「調べた方が良いよな。どう考えても」

「そうっすね。これは調べた方が良いっすよこの事件」

 

さぁ、この現象を止めますか…

 

♪☆%♪☆%♪☆%

 

霧の中に何かが飛び出して、獣に噛み付こうとするがすんでの所で獣が避ける。

そして獣は土の柱に飛び移り、その蛇を捕まえるが何か巨大な物が突進し獣が吹き飛ばされる。

しかし獣はその巨体の下に土の柱を飛び出させ、巨体を宙に上げ、地面に叩きつける。

しかしその巨体はダメージなど受けてないかの様に、立ち上がり、大きな前脚で獣を潰そうとするが避けられ、バランスを崩し、獣がその隙に首を爪で搔き切る。

だが何もなかったかの様に回復し霧の中に消えていった。

その戦場は、あたりより一層霧が濃かった。

 




次回も暇な時に投稿したい…


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第19話

この小説もこれで20話になりましたね。
これからも頑張っていきますので、よろしくお願いします。
3/13日誤字を見つけた為変更しました。


ーーー前回のあらすじーーー

島に異常な量の霧と土の柱が発生。しかも霧に触れられると体力と精神体を吸収するから、あまり触るのはよろしくない。

その原因を突き止める為、デスと楽しい仲間達が動き出した。

 

=〒○=〒○=〒○=〒○

 

ーーナハト城上空ーー

ナハト城の上空に大きな龍が飛んでいる。

そしてその背中には、2人の人間とモグラそしてゴーレム達が乗っている。

 

(さぁどうする?北に行くか?)

「…なぜボスの背中に乗って移動する事になるっす」

「ん、私も思った。これじゃボスに失礼」

(けど、これが一番安全な方法だろう?)

 

俺の背中に乗って移動すれば、下からの攻撃もガード出来るし反撃も出来るからこれがベストだろう。

 

「ボス!攻撃は任せてモグ」

(おう、一応任せるぞ)

「ん、自分達も協力する」

(ゴーレム戦場軍団もやりんすで候…)

(我らフレディーも死力を尽くします)

(ゴーレム達も頑張ってくれ。さぁ、全速前進だぜ!)

 

そしてデス達は北に向かっていった。

 

・・・・・・・・・・・

 

(うーん霧が深くて全然地面が見えないな)

「そうっすね。出来るだけ霧を風で飛ばしてるんすけど全然…スキルのせいっすかね?」

(こちらの者も敵を発見出来ておらぬでござる)

(しかし、こんなに見つからないとは思いもしなかった)

 

どうなってるんだ?スサノオのスキルでも飛ばせないとは、アルティメットスキルなのか、それとも他に原因があるのか。

それと土の柱が進むに連れて、多くなって来たから霧が深くなって行く。

 

(なんぞが猛速度にて前から接近中でござる!)

(ゴールドマン、取り敢えず落ち着け!)

「ん、アクアボム」

 

アムピトがその言葉にした瞬間に、手から小さな水の球が発生する。

そしてゴールドマンが言った様に、前から何かが来た様だ。

 

「なんなんっすかあれ…ドラゴン?」

「ん、取り敢えずぶち当てる」

 

すると前から飛行して来たのは、日本の昔話に出てくる様な俗に言う龍がが来た。

その龍の身体に大量の薔薇が絡み付いて、触ると痛そうだ。

 

「ん、発射!」

「Gyaaaaaaa!」

 

アムピトが全力で水の球当てて水が大量に湧き出る。

しかし龍は無傷でそこにいた。

しかも少し身体に巻きついている薔薇に花が咲き始め、心なしか元気になっている。

 

(何!?当たってなかったか?)

「どうして…当たったはずなのに」

 

あっ…分かった、こいつのスキルの影響だな。

鑑定して分かったが、こいつは〈植物之王〉ってスキルを持っている。

あらかたアムピトの水魔法をスキルで、吸収したんだろう。

 

(あいつはアムピトとは相性が悪すぎるぞ!)

「ボス…自分はまだ出来る!」

「やめるっす姉貴!ボスが言ってるんだから!痛っ!姉貴叩かないでくださいっす」

「喰らえ、ボイルレーザー!」

「Giyaaaaaaa!」

 

次はアムピトが沸騰した水圧レーザーを龍に当てようとするが、そんなに甘いことはなく龍は回避し北に逃げて行った。

アムピトは考えたなぁ、いくら植物で水を吸収されても熱湯だったら、植物は枯れそうだもんな。

 

「ん、ボス褒めて」

(よしよし。よく頑張ったな)

「ボスきっとあれもなんかこの霧に関係があるっすよ」

(それは俺も思っていた。逃げた方向も北方面だったしな。もう少しスピード出すか)

「分かったっす!」

 

もう少し進めば、霧を出している犯人が分かるな。

 




最近思うんですが、デスの配下の一覧とかいりますかね?
そんな感想があったら考えて見たいと思います。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

人物紹介(紹介するのは主人公の仲間だけ)

注意!!自己判断で見てください
別に物語に関係又は読まなくても支障はありません。



ーー怪獣王の配下また主人公の人物紹介ーー

 

・デストロイア…今作の主人公。仕事の帰りに事故に巻き込まれて異世界に転生し、その時の影響で身体がデストロイアの擬人化した様な姿になってしまった。しかも怪獣のデストロイアにもなれる模様。

本当に怒るとすごく怖いが、大体の場合は大切な人が傷つけられた時ぐらいしか今の所怒っていない。

配下からボスと言われているが本人が言わせている訳ではない。

 

・カグツチ…デストロイアの最初の配下。そして四天王の中で最強を誇る。元々ラヴァタートルだったが、スキル〈怪獣王之配下〉の効果の所為で進化を続け、世界でただ一匹の魔物になってしまった。

デスの事はボスと呼んでいるが、心では親の様に慕っている。

 

・クロノス…デストロイアの二番目の配下。元々魔物としては凄く弱く、襲われていたところをたまたまデスに救われ、そのままついて行った結果、スキルのせいで強くなり四天王の中では二番目までの強さまでに登り詰めた。

ボスとゴーレム作りにハマってしまい、最近ではロマン溢れるゴーレムをデスと製作中。

 

・アムピト…四天王の中では三番目の強さで、様々な魔物を使役しており、アムピト自身でも何体使役しているか分からない。アムピトはカグツチに漂流して、そこをデスに餌付けされいつの間にか四天王になっていた。

アムピト本人はボスの事を気に入っており、偶に甘えてくる。

 

・スサノオ…四天王最弱、そして四天王一番の働き者。

魔物名は鎌鼬の中で強力な個体であった為、性格がグレてデス達に喧嘩を売った結果。案の定ボロボロにされ、そのままデスをボスと言って慕っている。

スキルの所為で裏作業が得意な為、働かされ四天王の働き者と言われる。

しかもなんかグレてた癖に料理を作らせると凄く美味しくなる怪獣王配下の七不思議とされている。

 

ーーゴーレム部隊一覧ーー

 

〈戦闘部隊〉

・ゴールドマン部隊

・フレディー部隊

 

〈参謀部隊&農業部隊〉

・ミミック部隊

・パペット部隊

追記…未だに活躍した事はない。

 

〈奇襲部隊〉

・ゴーレム部隊

・フォクシー&マングル部隊

 

〈警備部隊〉

・ストーンマン部隊

・ボニー&チカ部隊

 

〈建築部隊〉

・キラーマシン部隊

・BB部隊

 

・・・オマケ・・・

 

その会議は薄暗い部屋で始まっていた。

 

(我らが参謀部隊が活躍した事があるか?)

(ヒヒッ!そうですなぁ。キングミミック殿。まぁ平和が一番ですがなヒヒッ)

「何やってるんすか。参謀部隊。そんな喋り方じゃないじゃないすか」

((・・・・・え))

 

スサノオが口を挟んだことによって2人は黙った。

 

(ななんでここが分かったんですか…スサノオ様)

(フ、フヒッ。そそそ、そうでござるよ」

「いや、しょうがないっすよ。攻める場所も、攻めてくる場所がないんすから」

 

そう言われるとパペットとキングミミックは顔を下に向け黙る。

 

(それが一番なんですがね。やっぱり他の部隊と違って存在意義がない様な気がして…)

(フヒッ…周りのゴーレムは仕事があって自分達にないことに少し不満があるでござる)

「そうっすもんね。ゴーレムは仕事をするのが好きなんすもんね。じゃあボスに報告しとくっす」

(ほんとでござるか!スサノオ殿!)

(本当にありがとうございます!)

 

それから暫くして参謀部隊が仕事があるまで、農業部隊に変更すると発表された。

 




次回は暇な時に投稿します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第20話

明日からFGOのぐたぐた本能寺の始まりですね。
きっと皆さん沖田を狙いにいくんでしょうね。
あとこの小説を書いていたからなのか知らないけど、FGOでヴラド三世が来てくれました!


 

ーー前回のあらすじーー

とうとう出発したデス一同。

だがそれを龍が阻む。

それを乗り越え、デス達は北に向かっていった。

 

~~~~~~~~~~~~

 

「何か霧がこっちに近付いて来てないっすか!?」

(一発デストロイヤーレイを撃っとくかな?)

(ではボスに捕まとはいるでござる)

(では自分も)

(じゃあ、撃つよぉ〜!GO!)

 

考えて見てほしい、前デストロイヤーレイを撃った時、自分は人間の姿で撃ったんだが、今回は本来の姿で撃ったんだ。

…そのせいで目の前の霧を消し去った。

 

(…サァ!行きましょうか!)

「…ボス。オーバーキルっすよ」

「そう、ボスはやりすぎ」

(では!拙者たちも前に参上するぞ)

 

すると霧が凄いスピードで湧き始め、そのまま自分達を飲み込んだ。

 

(ごほごほ!何がどうなっているんだ?)

「霧に飲み込まれてしまったっすね。早く探さないと、ボス達はいいっすけど、ゴーレム達の身体じゃ持ちないっすよ」

(だが、原因は自分から来たみたいだ)

 

そこに現れたのは髭を生やし、尻尾が蛇になっている魔物だった。

鑑定を使うとこいつはスキル〈霧之王〉を所有しているようだった。

姿を人間の方に変えて、自分のアイテムボックスから武器を取り出して構え、その魔物に喋りかける。

 

「敵意を剥き出しにしてどうした…戦うか?」

「kuoooooon!」

 

その亀はまた霧を吹き出し、隠れて行く。

そして何処からかゴーレム達を狙うように、蛇が噛み付いてくるから鉈で地面に叩きつける。

だが蛇を叩き潰してもまるで何もないかのように回復する。

 

「まさかこいつ。周りから吸収した体力とかで回復するのか?」

「kukukuon!」

 

すると自分を嘲笑うかのように鳴きわめく。

すると背後で少しぐったりしたフレディーとゴールドマンが前に出た。

 

(コレはボスが出るほどの問題ではないです)

(己達が脚を引っ張るわけに御意かなゐ、じゃから己達に戦わせて願いたもうぞ)

「お、おう。キツくなったら変わるからな」

 

そしてゴールドマン&フレディーズVS霧之王が始まった。

 

「kuoooon!」

 

亀が足でフレディーを踏みつぶそうとするが、すんでの所でゴールドマンが右アッパーを繰り出し、足を跳ね返す。

だが亀は尻尾の蛇でゴールドマンをじわじわ締めていく。

そして亀は体勢を立て直して前にいるゴールドマンを蹴り飛ばし、フレディーに向かってタックルをする。

しかしフレディーはもうそこには居ない、フレディーはもう亀の背後に移動し、次の瞬間には蛇が千切れていた。

 

(フレディーを馬鹿にしないでくださいね)

(そうでござるな、それがしたち参るゴーレムを舐めなゐごとくな)

 

するとさっきまでぐったりしていたゴーレム達も目が光り立ち上がる。

 

「見せてやれよ。ゴーレムの本気って奴をよ」

((YES!MyBOSS!!))

 

そこからは一方的な戦いになっていた。

ゴーレム達が亀の攻撃を止めて、その内にフレディー達が斬りかかる。

亀は回復を半永久的に出来る為、何回致命傷を与えても立ち上がり、攻撃を再開する。

こりゃあ、ちょっとゴーレム達には荷が重すぎたか?

そんな時に状況が変わった。

 

「Gaooooo!」

「今度はなんだ?」

 

すると何か白い虎が突然現れて、土の柱を出して攻撃を始めた。

良いんじゃないか?敵対してないし、攻撃してる時にゴールドマン達のことを気にしながら、戦っているようだし。

あっ!そう言えば最近five Night at Freddy,sのあいつを呼ぶか、

 

「あいつ呼ぶか…」

「ボス!まさかあいつを?」

 

そいつは可哀想なことに、見た目が怖かったからどの部隊にも属してなく、自分の身の回りの世話をしてくれており、戦闘能力的にはゴーレムの中で一位ぐらいに入る。

 

「じゃあ、出てきてくれ。ナイトメア」

(…………………)

 

そこに現れたのは、フレディーを黒くしてリボンを黄色にし、口が裂けており鋭い歯が見えている。

しかし彼は優しい心の持ち主で無口だが、色々話し相手になってくれたりする。

スサノオは怖がっているが、自分は怖くないと思うんだけどなぁ。

そんな彼だが戦いになると凄く凶暴になる。

例えるとバーサーカーの様になり、ノイズ音を出しながら戦う為狂気を感じるが、彼なりに頑張っている為自分は気にしてない。

 

「ちょっと、手伝いに行ってくれ」

(………ジー)

 

するとナイトメアはのんびりと黒い煙を撒き散らしながら、歩き始めた。

亀はそれを見るとプライドを貶されたのか、ナイトメアを攻撃し始めるが、全て瞬間移動し避ける。

そして段々迫って行き、亀に近付くにつれノイズ音が大きくなり、楽しんでいるのがわかる。

亀は必死になっているが、ナイトメアはどっちかって言うと狩りをしている感じだ。

 

(ジージー!)

「kuoooon!?」

 

ナイトメアは鋭い爪で亀の手を切断する。

そして亀はいつも通りに回復させようとするが、回復か

が出来ない。

亀は焦り、攻撃をしてナイトメアを踏み潰し、安堵するがナイトメアが黒い煙から滲み出る様に出てくる。

何回も踏み潰す、踏み潰す。

だが何体も何体も倒してもナイトメアが出てきて、処理が出来なくなり、ナイトメアが脚や尻尾を千切られて行き、亀の意識は途絶えた。

 

・・・・・・・・・・

 

実はナイトメアはあるスキルを持っている。

その名も〈悪夢之王〉(ナイトメア)とと言って効果はナイトメアの体から発生している黒い煙に触れると、問答無用で眠らせ悪夢の世界に連れて行き、あとはナイトメアが内容を決めるだけでその悪夢が執行され、その世界ではではスキルが無効化され、精神体を削っていく。

と言うことは、亀は死んでいないが気絶している様なものである。

ナイトメアは歩くだけでもう攻撃は始まっているのだ。

だがこれでこの島の異変は終わっていった。

 




次の更新は暇な時に…


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第21話

ぐだくた本能寺始まりましたね…もしかしたら更新遅くなるかもです。
沖田さん欲しい…


 

ーーー前回のあらすじーーー

デス達は霧を出している元凶を見つけ戦闘が起きる。

亀に苦戦するゴーレム達にデスが救世主を呼びそのまま解決!

こんな感じ。

 

ーーーーーーーーー

 

今自分はモフモフに包まれている。

前世は実家で猫を飼っていたから結構な猫好きになってしまいまさかこの世界で、こんなモフモフに逢えるとは。

 

「ゴロゴロ…」

「うーん可愛いなぁ」

(…………)

 

こんな猫(虎)に懐かれるとは、人生って長く生きてたら分からないなぁ。

顎の先を撫でると、気持ちよさそうに喉を鳴らし、目を細める。

ナイトメアはそれを触りたそうに見ている。

 

「ナイトメア、触りたいのか?」

(……………ジッ)

「なぁ、ナイトメアに触らせていいか?」

「がうっ」

「触って良いってよ。ナイトメア」

 

恐る恐る手を伸ばし、ナイトメアは白虎の頭を優しく撫でる。

うん、しょうがないよな。

ナイトメアは顔が怖くて、動物からも逃げられるからな。

この白虎は、魔物の中でも強いためそこまで怯えずに、構って欲しそうにナイトメアにも甘える。

なんかすごい絵面だ、片方は虎。もう片方は口の裂けた熊だもんなぁ。

さぁ、本題に入りますか。

 

「早く起きるっす!」

「kuoon!」

 

口から泡を吐いて気絶している亀をスサノオが蹴って起こす。

こいつには色々聞かないとなぁ…ナイトメアにでも拷問させるか?

自分が聞きたいのは、何故霧を発生させたかだけだ。

 

「何で霧を発生させたんだ?」

「この亀は多分、自分の生息地を広げるためっすよ」

「え?何でだ?」

「ん、ここ最近魔物達が活性化してたから」

「そう言えば最近魔物が、自分を見ても逃げなかったモグ」

 

それで生息地を広げようとして、周りの魔物と戦うために霧で、体力とかを吸収してたか…

そしてこの白虎とかと争っていたのか?

野生だし仕方ないの…か?

ついでにナイトメアを見ると凄い怯えている。ナイトメアがトラウマになってしまっているんだろう。

 

「じゃあ、この亀はこのままにしておくか」

「ボス!こいつはボスに攻撃したっすよ。その時点でもう死刑は確定っす」

「自分もそう思う」

「うーん、どっちでも良いモグ。取り敢えず戦うモグ」

「ボス命令でこいつは放置!それで良いな?」

「ボスがそう言うなら良いんすけど」

 

もう反省してるしいいだろう。またなんかやったら、ナイトメアに直行させて悪夢でも見せに行かせるから。

そう言えばこいつら何処かで、見たことあると思ったらこの前言っていた北に住む亀だこいつ。

そうかぁ自分が放置してたのが悪かったか。

そしたら今甘えてくる白虎がこの前の奴か、こいつは連れて帰って、我がナハト城の癒しキャラ代表として頑張って欲しい。

 

「さぁ、帰りますか。じゃあナイトメアはいつも通りで良いよな」

(………)

 

そう言うと、ナイトメアは最初からそこに存在してなかったかの様にいなくなった。

これはどうやっているか分からないが、いつもこうやって消える、自分は慣れているけど、他の人は違う様でびっくりしていた。

哀れだ流石に何をしても怖がられるとは…ホラーゲームのキャラなだけあるな。

 

「帰りも飛んで帰るか?」

「流石に帰りは自分で帰るっす」

「ボス、自分で帰れる」

「ゴーレム達も訓練ついでに帰れるモグ」

 

何か1人すごい事を言っているが、気にせず行きますか。

自分は白虎を優しく掴み空を飛ぶ。

帰ったら何しますかね。

原作だったら今はリムル達何してるのかな?

 




次回の更新は未定です。
それと1万UA達成ありがとうございます。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第22話

FNAFソングって良いのありますよね。
それと感想ありがとうございます!
感想が来ると嬉しくなりません?自分はなります。


 

自分は窓から広大な畑を見ながら、近くにいるスサノオに話しかける。

 

「なぁースサノオ何か変化とか無いのかぁ?」

「つい最近ファルムス王国の国王が変わったとかぐらいっすよ?」

「流石!四天王の働き者だな」

 

そう言うとスサノオが深い溜息をつくと、こちらを向いて反論してくる。

 

「何故自分が四天王の働き者って言われているかわかるっすか!?」

「…ん、何でだっけ?」

「ボスが言って、しかも広めたんっすよ」

 

うーん記憶にないぐらい前の話なのか?

 

「絶対今自分はやってないって考えてるんでしょうが、つい最近の話っすよ」

「そうだっけ…それにしても全然ミリム達からの手紙来ないなぁ」

「…確かテンペストは祭りの準備をしてたっすよ」

「…もう自分達から行くか。それ良くないかアムピト?」

「沢山食べ物ある?」

「うーんあると思うぞ…四天王のみんなで行かないか?」

「自分もモグか?」

 

とクロノスが言うとスサノオが喋り出す。

 

「何か闘技場の様なもの作ってたっすよ?」

「じゃあ行くモグよ!未知の敵と戦うって楽しそうモグ!」

「ん、流石戦闘狂…」

 

本当に戦闘狂だ…えっ?俺もいいや違うよ?多分だけど。

 

「あとはカグツチも連れて行くか」

「あの方法モグか?ボス」

「あれってまだあったか?…確かアイテムボックスに入れてたんだけど…ん!なんかが引っかかってるな、よいしょ!何これ…

ローラーホッグか!何となくで作ったんだが本家より早く走り、そして頑丈で目的地さえ決めれば自動で運転してくれる。

問題は目的地までの障害物を、全て破壊して行くのが問題なんだが…自分に合っていると言われたら終わりである。

 

「何なんすかその…禍々しいオーラを放っている乗り物」

「そんなに禍々しいか?でもこれで移動するし…いやそれよりこれ!ホムンクルス〜!」

「それは神々しい気配が…」

「いや、これはただ仮の肉体を作って精神体を強制的に入れるやつだから大丈夫」

「何か凄いこと言った気が…まぁいいんすけど」

 

その手に持つ瓶には赤い液体が入っており、真ん中に白い球体が浮かんでいる。

それは自分が作った物の中では結構な出来になっていて、その瓶にその対象の血液を入れると、身体が出来て行く。

因みに出来る身体は、どんな事をしても人間の身体である。

 

「とりあえず!カグツチから血液をとって瓶に入れると…」

「パキッ!」

 

そんな軽い音がして瓶の中身が床にばら撒かれ、少し経つと生々しい音がして身体が出来て行く。

その液体がばら撒かれたところに男が無表情で立っていた。

 

「おーい!カグツチ?」

「これは我が主人よ!」

 

カグツチが自分を見た瞬間に敬礼の様なポーズを取ってくる。

身体のことより俺の事を優先するとは。

 

「主人よ。何故我の視線が主人と同じなのだ?」

「やっと気づいてくれたな。カグツチも一緒に遊びに行こうぜ」

「それは大変行きたいだが…ここの防衛はどうすれば良いか」

「それは、私のペットを置いとく」

「それならば我は安心なのだが」

 

そうだよなぁ俺でも把握してないもんな、アムピトのペットって何体いるんだろうか。

よく見るのはヒュドラや八岐大蛇とかで、アムピトに自分で名前を付けているらしいが、名前つけるのって色々デメリットなかったっけ?アムピトが大丈夫ならいいんだけど。

 

「それで主人、どこに行くのですか?」

「よく聞いてくれた!今回行く場所は、ジュラ・テンペスト連邦国だ!」

「……何処なんですか?」

「えっ?」

 

・・・説明中・・・

 

「ふむ…我も行きましょう…母と行けるのが楽しみだ」

「ん?何か言ったか?」

「な!わ、我は何も言ってないですよ!」

 

うーん、何かカグツチが言ってた気がするんだが…

まぁ良いか、とりあえず白虎も留守番だな。

 

「クワァァ」

 

そんな彼女は大きな欠伸をして我感せずを貫いているが、俺は分かる尻尾でこっちに構ってくれってアピールしてるのが、触ったら猫パンチをかまされた…我々の業界ではご褒美です!

 

「じゃあ行きますかね」

「どう行くっすか?」

「ん?あれだよ?」

 

俺が指差した先にあったのは、禍々しいオーラを纏ったローラーホッグが一台停めてあった…

 




今回出てきたローラーホッグはデッドライジング2で出て来る車です、検索すれば出てきますよ。
よろしければ他の小説も見て行ってください。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第23話

シン・ゴジラのDVDを買って思った事…やっぱゴジラって面白い!


 

・・・前回のあらすじ・・・

カグツチが人間に…。

さぁみんなでジュラ・テンペスト連邦国に行こう。

こんな感じ。

 

・・・・・・・・・

 

殺風景な平原を何かが爆走しており、それには何人かが載っていた。

空を見ると天気は雲ひとつない快晴であった。

自分は寝ているクロノスを腕に抱きしめそのローラーホッグに乗っている。

 

「・・・凄い天気が良いな!絶好の運転日和だ」

「そうっすね。朝から雨降ってたからカグツチが強制的に雲を吹き飛ばしたっすもんね」

「ぐぅぐぅ…」

「母との始めての旅行…フフフハハハハ!」

「…カグツチどうかしたのか?」

「カグツチの兄貴それは拗らせすぎっすよ」

「ん!それよりお腹すいた…」

 

そうだな、今日はここまで野宿をしますかね。

しかし寝ているクロノスはモグラだから、可愛いな例えるならハムスターって感じかな。

 

「じゃあここで今日は終わりでいいな。スサノオ、料理頼む!」

「フゥ〜、もう、もういいっすよ。今から作るっすよ。時間が掛かるから待っててくださいっす」

 

じゃあ色んなゴーレム建築部隊を出しますか、ゴーレム建築部隊召喚!…まぁアイテムボックスから出すんですけどね。

 

(ボス久しぶりでんな。今日は何や処に建築すればええんでっか?)

(ハロー!)

「そうだなぁ。キラーマシン達が仕事したのは、増築した時ぐらいだったもんな。それで仕事はここにキャンプ場を作ってくれないか?」

(ほなここに簡単なキャンプ場を作ればええんでっか?)

「流石話が早いな。材料は適当に出すから、それを使ってくれ」

(さぁ、みんな早速仕事するで!)

 

そうリーダーのキラーマジンガが言うと、周りのキラーマシンも動き始めた。

いつの間にかBB達が居て、彼らもキャンプ場を作り始めていた。

そして背後にナイトメアが佇んでいたから、頭を下げさせ撫でる、すると嬉しいのかノイズ音が聞こえてくる。

 

〈母に撫でられるとは!羨ましい!〉

「カグツチの兄貴…なんか今変な事考えてないっすか?」

「な、何をそんな事など我が考えるわけ無かろう!」

 

うん?またカグツチがしてるのか?…まぁ良いかそしてナイトメアの方を見ると一瞬で移動し、キャンプ場を作るのを手伝い始めた。

自分は何も考えずにスサノオが料理するのをじっと見ていると、横から肩を叩かれたのでそっちを見るとアムピトがいた。

 

「どうしたアムピト?」

「ボス…この前の亀ペットにして良い?」

「うん?」

 

アムピトが言っている亀って、あの玄武って奴かな…確か霧の王と言うスキルを持っていて、周りの命を削って自分の傷を癒したりできる万能のスキル持っている気がするが。

でもあのスキルって強いよな、敵と戦っている時に霧を出して相手の体力を削って自分を回復させる…良いスキルだ、じっくり耐久戦が得意なスキルだ。

 

「強制じゃないなら良いんじゃないかなぁ」

「ん、分かったボス。島に帰ったら亀に聞いてくる」

「あのー!料理出来たっすよ!席に早く着くっす」

「ほらアムピト、食べに行こうか…ってもう行ったか」

 

そうしてその緊急で立てられたキャンプ場で、楽しくキャンプをして過ごした。

 

・・・・・・・・・・

 

「Zzzzz」

 

自分達が寝ている時に何かがこっちを狙っていた。

それは何日間も身体を洗ってない様な獣臭い匂いが、する男達の集団であった。

 

「へへへ、彼処に良いカモがいますぜ」

「そうだな、行くぞ野郎ども!静かにな」

 

だがある者はそれに気付いたが、すぐに興味がなくなった。

何故かと言うと…もう彼等の未来は死しかないからである。

悪夢はいつの間にかやってくるのだ…。

 

(…ジージー)

「……」

「何だこの音は!おいお前ら返事をしろ!おいお前ら…ヒッ!」

 

その頭領の背後からついてきていた仲間の首から上が噛まれた様に無くなっていた。

頭領は思うこれは夢を見ているのではと、悲鳴も足音も無く殺すなど高度すぎる、まるで悪夢を見ているのか?だが自分の頬を伝う血が現実だと訴えてくる。

 

「だ、誰だ!」

(ジージー)

 

するとさっき仲間がいた所に血だらけの何かがいた。

見つけた瞬間に頭領の持っていたナイフで斬りかかる。

そうするとその血だらけの何かが倒れ、頭領はその物の首を刈り取り、上に上げる。

 

「やったぞ!これで近づける!」

 

・・・・・・・・・・

 

「頭領の気が狂ったぞ!誰か止めろ!」

「やったぞ!これで近づける!」

「頭領それは仲間を殺して、首を切り取ったぞ!」

「こ、ここは何かが可笑しい!俺は逃げるぜ!や、やめろ来るな!ギャア!」

「ど、どうなってるんだ!?」

 

するとどうだろう?急に仲間同士で殺し合いを始めた。

逃げて行った人間も殺されているらしい。

そうして盗賊達は、悪夢を見ていつの間にか全滅した…。

 

(ジージー!)

 

その黒い熊の人形は嬉しそうにそれを見ていた。

そうして夜が明けて行った。

 

 

 




次回は暇な時に…
FNAF小説も良ければ見に行ってくださいっす。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第24話

やっとおだっちの宝具レベルが5になり、時間が出来たので投稿。
次のぐだぐだ明治維新どうなるんでしょうかね。



 

・・・前回のあらすじ・・・

 

寝ている間に盗賊襲撃!

…だが近づく事も出来ずにナイトメアに狩られてしまった。

そのせいで盗賊達は全然気付かれずに死んで行った。

こんな感じ

 

・・・・・・・・・

 

「うーん、眩しいっす」

 

そう思いスサノオは目を開けると、太陽が自分を直に照らしている…えっ?直にって自分テントで寝てたっすよね。

 

「どうなってるんすか!…ってボス!」

「うえっ?どったのスサノオ」

「尻尾が本来の戻っているっす!そのせいで自分のテントが、半分無くなってるっすよ!」

「あぁー悪い悪い、ハハハ…御免なさい」

 

たまにあるんだよなぁ、寝ぼけて身体の一部が元の大きさに戻ったりする事が。

これって結構面倒なんだよな、尻尾とか翼で自分の寝間着が破れたりして、作り直さないといけない。

 

「はぁー、また服作らないといけないなぁ」

「まぁ頑張ってくださいっす」

「んー!おはよう」

 

おっアムピトが起床したのか、おはようと挨拶して来た。

しかもまだ眠たいのか目が、いつもの半分ぐらいしか開いてない。

 

「ほらアムピト顔洗ってこい」

「ん、了解」

「それにしてもクロノスが起きて来るの遅いな」

「いつもこんな感じっすよ?クロノスの兄貴」

「我が主人よ、おはようございます!」

「んー、おはようっと」

 

いやぁ、昨日の夜は怖かった、カグツチが何故か血走った目で見つめて来る。

ん?何だ…あっ今寝間着とか着てなくて下着の状態だからか、中身が男だから羞恥心って奴が無いけど、男から見たらこの身体は正直やばいな。

そんなこと考えるより早く着替えないとな。

 

・・・着替え中・・・

 

「ボスの下着姿見て、顔真っ赤になってるっすよ。カグツチの兄貴」

「な!何故我が母の姿を見て、恥ずかしがらないといけないのだ!」

「ん、お顔真っ赤」

「アムピトまで我をおちょくるのか!」

 

何か外が騒がしい気がして外を見てみると、何かカグツチが顔を真っ赤にしてスサノオとアムピトに何か言っているが、ここからじゃ声が聞こえないなぁ、何話してるんだろう?

良し着替えたから聞いて見ますかね。

 

「着替え終わったぞ。てかカグツチは何でそんなに顔赤いんだ?」

「主人よ、わわわ我の顔が赤いわけないじゃないか!」

「お、おう。そうだな」

 

そんなに恥ずかしがらないでも良いのに…。

何かそっちが恥ずかしがっていたら自分まで恥ずかしいぞ。

こんな感じで旅を続けていると、ジュラ・テンペスト連邦国に近付いていた。

 

ーーーNow Loading!ーーー

 

「おぉ!ここがジュラ・テンペスト連邦国に続く道だな。凄い綺麗にできてるな!警備のおじさん」

「そうだろう、ここは偉大なるリムル様が提案して国のみんなが作ったんだぜ。どうだ凄いだろう?嬢ちゃん」

「おうおう、これってよぉ。レンガの下に何か敷いてるのか?」

「これはな。この道に魔物避けを張ってくれる奴が下にあるのよ。道の途中にあるオブジェに触れちゃ罰金だぞ」

「分かったよ。おじさんそう言えばこの馬車でテンペストって入れるかな?」

「うーん、分からないなぁ。一応門番に報告してみるよ」

「ありがとうな!おじさんさいなら!」

 

そうしてホブゴブリンの警備隊とあって話をしていた。

しかしこの道って本当に凄い、ローラーホッグで走行しても揺れないし車酔いし難いって良いよな…俺って状態異常無効ってスキルあったからもう酔うことないじゃないか。

 

「ボス。確かにこの道に入ってから揺れないっすね」

「ん、そのせいで前の道で落ちた」

 

確かに落ちたな。その時はいつの間にか居なくなっててびっくりしたもんな。

 

「そう言えばテンペスト連邦国に勇者が来るって噂モグ」

「勇者か…ちょっと手を出して俺たちに害を為すなら消すか」

 

勇者はあのノワールを殺した勇者のせいで、自分は勇者を信用出来なくてそう言う噂があると、自分で戦いに行きあの時の勇者のような性格だったら殺しにかかる。

もうノワールの様な被害者を出す事は出来ない。

 

「じゃあ今日の夜ぐらいになったら到着するかな?」

「大体それぐらいっすね」

 

・・・ナハト城・・・

 

「おーい!デスいないのか?」

「・・・」

「いないのだな…せっかくリムルから招待状届けたのに…ん?何か机の上にあるのだ、何々」

《ミリムへ…今俺はジュラ・テンペスト連邦国に徒歩で向かっているぜ!次会う時はお祭りの時に》

「…これってリムルに言ってるのかな?うーん、リムルに言わないとだな!」

 

 




次回は未定!暇な時に投稿します。
そして他の小説を見てくれてありがとうございます!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第25話

いやぁ皆さん久しぶりです。
そして今はFGOが忙しいので、投稿多分遅れます。
「ポイントをシュート!茶々エキサイティング!」


・・・前回のあらすじ・・・

やっと目的地のジュラ・テンペスト連邦国が、見えてきたデスたち一行。

一方ではミリムがナハト城に行って手紙を発見。

そしてデス達はそのまま祭りに侵入する…。

そんな感じ。

 

・・・・・・・・・・・・・

 

「やっと入国できたぁー!」

「ボス…大きい声出したから周りから変な目で見られてるっすよ」

「ん、ボス落ち着く」

 

そうして周りを見て見ると、様々な人がこっちをじっと見ていた。

 

「何かすいませんでした」

「主人が悪いわけじゃ無いんですよ」

 

やっぱ優しいのはカグツチだけだよなぁ、最近スサノオを働かせ過ぎてるから少し休ませたいけど…まぁそこは考えておこう。

 

「おぉ!俺たちの城の周りとは全然違うな!畑も見渡らないししかも人で栄えている」

「そうっすよね。近くにいるのって魔物ぐらいですもんね」

「ん、しょうがない。まず人間が弱過ぎてあの島に辿り着けない」

「そうモグね…人間が飛べるようになれば、上陸できる確率が3割ぐらいになるモグ」

 

そっかあの島に、まず人間が上陸した事がない。

カグツチは常に移動しており、大体世界をぐるっと一周している。

ごく稀に魔人やアムピトみたいに漂流したりするが、強くないと島の魔物に喰われたり、虐殺されたりするのを何回も見てきた。

カグツチの周りにはアムピトのペットが沢山泳いでいて、空を飛ぶぐらいしか島に上陸する方法ないもんな。

…ってのはいいんだが凄い屋台が準備されてて祭り当日は楽しめそうだ。

準備中の屋台を見たら綿あめとか焼きそばとかあるし、あと闘技場でなんかするらしい。

 

「あっ!ごめんスサノオ」

「何っすか…あぁ一応自分達が来た事を、友人のリムルの兄貴?に報告しないと行けないっすね」

「ん、私達は道中に魔物から、気付かれないようにする為に結界張ってるから、余計に気付かない」

「そうかぁ、スサノオすまんが、この手紙を届けてくれるかな」

「もう良いっすよ!分かったっす。手紙を届けに行くっすよ」

 

うーん…もうめんどくさいから自分達も行くか…

それが一番楽しいよな!あれだよ、あれサプライズって奴だよな。

 

「もう良いや、皆んなで瞬間移動して見ようか」

「えっ?どうやってあそこまで移動するっすか?」

「いや…ミリムの所に行くだけだよ?丁度いるあそこにいるみたいだし…1・2・3、ゴー!」

「「「「あっ」」」」

 

・・・Now Loading・・・

 

「あれ?ミリムの下の床光ってないか?」

 

リムルがそう言うと、全員の視線がミリムの下の床に行く。

そうしてみると床が仄かに光っている。

 

「ぶっ!な、何なのだ!自分ドナドナされちゃうのだ?」

「も、もちつけ…じゃあない!落ち着けミリムそれは多分何かが来てるんじゃ無いか?」

「じゃあ何が来るのだ?…」

「…何だろう?」

 

その床が閃光を放ち、周りの人の目を眩ませてその所に何かが居た。

そしてミリムがその何かにお姫様抱っこのように抱えられていた。

 

「うん?あれミリム!」

「あっ、デス久々なのだ!それにしても恥ずかしいのだ…早く降ろしてくれなのだ!」

「ボス変なタイミングっすよねこれ…いやぁ皆さん騒がせてすいませんっす!」

「ん、料理一杯お腹すいてきた…」

「アムピトこのきび団子あげるモグ」

「すまん…クロノス我にもくれないか?」

 

何故か阿鼻叫喚の訳のわからない空気をどうにかしてくれ…

 

・・・・・・・・・・

 

「いやぁー、ミリムの所に瞬間移動できるの忘れてたからな。車で来てたんだ」

「デスが偶に言ってた奴だな」

 

そう喋っているといつの間にか、首元に鎌とか色々な武器を向けられていた。

 

「クフフフ、貴方達は何者ですか?」

(…ジ…ジ)

「貴方なかなか強いですね、クフフ」

 

ディアブロに向けられた鎌はナイトメアが掴んで止め…

 

「何故武器を構えるんすか?…まさか敵とかじゃ無いっすよね」

「ん、敵対?」

「いやこれって自分達の出方が悪いんじゃ無いモグ?」

「我もそう思うのだが…」

 

何か戦闘大好きな2人があんな正論言うなんて、今日雪でも降るのかな?

とりあえず3人を止めないと!

 

「ストップ!3人ともストップ!」

(…ジ?)

「「ん?」」

「ここは俺たちが悪いだろ?ほら謝るぞ、すいませんでした」

「いやいや、そんなに謝らなくても良いですよデスさん」

「今回ばかりはこっちが悪いから」

 

そうして自分は頭を下げると、リムルさんがそれを止めようとしてくれる。

スサノオもアムピトも頭を下げている自分を見ると、冷静になり武器を降ろす。

ナイトメアはもう居なくなっていた。

 

「どうしてデス達は、こっちに来たのだ?」

「あぁ、それはな。リムルさんの国でお祭りがあるって情報を仕入れてな」

「それはどこ情報なんです?」

「それを仕入れたのは自分っすよ」

 

どうやってもスサノオはスキルのせいで何処でも、侵入で来たりするから対策なんて出来ないもんな。

 

「そして一番の目的は…」

「目的は何なのだ?」

「屋台をやって見たくて今回来たのと勇者が来ると聞いたからだ」

「デスさんは何故勇者と?」

 

そうリムルが言うと、ミリムの表情が曇る。

 

「…デスはまだそんな事しているのだ」

「ミリム俺は、ただ勇者がどんなのか知りたいだけだ」

「それなら良いのだが…私も分かるのだ。勇者に関してはいい思い出は無いのだからな」

「すまん…だがそれを確認しないと俺は安心できない」

「ミリムもデスさんも何の話を?」

 

リムルさんに自分達の過去を全て隠さず話すと、やっぱり驚いているようだ。

だってなぁ、少し聞いたことある話だもんな。

 

「えっ!じゃあ、あの話の少女はミリムなのか?」

「あぁ、あの物語を造って広めたのは自分だ…もう自分達の様な奴を出さない為にな」

「さぁこんなジメジメした話は終わりっす!」

 

暗い雰囲気になっている所に、スサノオが割り込み話を中止させもう一つの屋台の話を話し始めた。

 

「えっと勇者も大事っすけど、もう屋台の話に入るっすよ」

「あ、あぁそうだったな。屋台を出して見たいんだが、許可くれると嬉しいんだが…」

「デスさんは具体的に何の屋台をするんです?」

「夏祭りって言ったらくじ引きでしょ!」

 

自分達がしたかった屋台とはくじ引きであった。

いやぁ、自分も色々な物作りすぎて困ってたからゴミ処理…じゃ無くてくじ引きやってみようかと。

 

「景品はこっちで大量にあるから、あとはリムルさんの許可だけなんだよな」

「良いよ、屋台できるぐらいの広さはあるから」

 

じゃあ許可も貰ったし屋台しますかね。

 




皆さんお気に入り入れてくださってありがとうございます!
そう言うのが励みになります。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第26話

今自分は待っています…メルトリリスがFGOに参戦する事を祈って…
って事で皆さん久しぶりです!お気に入り有難うございます!


・・・前回のあらすじ・・・

リムルに屋台を出す許可をもらって少しシリアス!

そうして今回ものんびりして行きます。

 

 

「デスー!一緒にリムルの食事会に行きたいのだ!」

「あれ?ミリムってフレイさん達と行くんじゃないのか?」

 

一人で屋台の準備中に乱入して来たミリムは、何と俺を前夜祭に誘ってくれている。

今屋台にいるのはゴーレム達と自分しか居ないから、ミリムの接近に気付かずに、全力で抱きつかれ苦しくむせてしまう。

 

「フレイ達も一緒に来るけど、デスも呼ばないと面白くないのだ」

「でも屋台の準備してるしなぁ。持ち場を離れるのはちょっとな」

「うぅ〜…」

 

するとミリムが半泣きしてる事に気付き、頭の中から必死に言葉を探す。

 

「えっと…うーん、じゃあリムルさんから許可を貰えたら、良いんじゃないか?」

「じゃあ、リムルに聞いて来るのだ!」

「おう、そうしてくれ。誘うのはそれからだ」

 

ミリムが急いでリムルを探しに行っているのを横目に見ながら少し考えていた。

 

「ふぅ〜。原作がこれから如何なるかだよなぁ」

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 

「やったなのだ!デスも連れて来て良いってリムルも言ってたのだ。だから準備したら行くのだ!」

 

そうしてミリムが一時間ぐらいして戻って来た。

多分リムルさんもミリムの我が儘に付き合わされているだよなぁ。

 

「そうなのか…準備して来るからお茶でも飲んでゆっくりしててくれ。ナイトメア達よろしく」

(…ジッ!)

 

準備って言っても服を着替えるだけなんだが…何着ようか迷う。

ビシッとスーツみたいなのを着る?嫌々、身体が女の子だからサイズ調整とか、色々しないと…それかワンピースでも着て行くか?悩むな…

前世だったらこんなに悩まなくても良かったのに。

「はぁ…あっチカこの服似合うか?」

(コレは…他の人達に手伝って貰わないと)

 

チカにそう言うと明らかに、呆れているかのように手で顔を隠し、誰か呼んでいるようだった。

そうして来たのは…

 

(アラアラァ、ボス久しぶりですネェ)

「お前が来るか…マングル」

そうしてチカの後ろから急いで来たのは、フォクシーを女の子にしたかの様な色をしたゴーレムだった。

彼女はマングルと言い、フォクシー達と同じ奇襲部隊の一員であり、チカと同じ女の子だ。

 

(ソレにしてもボスその格好は何ナノ〜?)

「自分なりに服を選んだ結果だが?」

(ってコトなんです。マングル)

(状況は掴めたワァ!皆さん取り掛カッテ!)

 

マングルがそう言うとチカとマングルが自分の手を持ちズルズル引きずって行く。

な、何が起こっているんだ!?

 

(コレはボスが悪いですよ)

(サァサァ!着替えましょうねェ、ボス)

「早く終わらせてくれ…」

 

・・・・now Loading・・・・

 

ついさっきミリムが嵐の様に現れ自分に許可をもらいに来たんだが…内容はデスさんをこれからある食事会に参加させても良いかって話なんだが、勿論許可をした。

デスさんが居ると色々な昔話や体験談が聞けるから結構為になったりするし、現代の日本の車らしき物を作ったりしてるからいつか一緒に何かを製作してみたい。

ラファエル先生もデスさんを信用して良いと言っている。

そうして食事会が始まった。

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

「なぁ〜ミリム、この服装似合っているか?」

「私は似合っていると思うのだ!」

 

ミリムはこう言う時は絶対に嘘つかないから本当なのか?

何で髪型をポニーテールにされて、赤いドレスを着せられないといけないんだ!?

正直に言うと鏡で自分の姿を見て、似合ってるって思ってしまったし…。

しょうがないここまで来れば、腹をくくるか。

しかしドレス背中を見せる様に開いているから、少し変な感じだなぁ。

 

「そんなに悩んでないで早く行くのだ!デスは可愛いんだからな!」

「なっ……もう如何にでもなれ♪」

(ソウソウ!ボスはそれぐらいハッチャケた方がイイですヨ!)

(ボスはソレぐらいが丁度いい)

 

うん、最近ネガティブな事があったからか暗い雰囲気だった、自分をゴーレムのみんなが心配してくれてたのか。

良し!何時もの調子で逝きますかね!

 

「もう良いぞミリム、さぁ行こうか。エスコートは任せてくれよな」

「流石デスなのだ!エスコート頼むのだ」

 

ミリムはエスコートをされて見たかったのか自分の腕に抱き付いてくる。

このまま行きますか、とりあえず…

 

「スサノオ、アムピト、クロノス、カグツチ集合だ」

「「「「了解!」」」」

「返事はなくて良い、今回も愉しくやるぞ…そしてゴーレム達も一緒にな」

(……ジッ)

 

これがエスコートってもんだろ?多分だけど。

そうして自分達は扉の前に立ちドアを開けた…。

 

・・・・・・・・・・・・

 

「おぉーきてくれました…その服装は?」

「これはな部下が勝手に、着せ替え人形にされた結果さ」

「でもそのドレス似合ってますね。作った方も技術が相当のものです」

「そうなのか?えぇっとあなたの名前を教えてくれたら嬉しいんだが」

「私の名前はシュナでございます」

 

名前を聞くと何とこの国のアイドル、シュナさんだった。

すごい可愛い、自分と比べるとファンの方々が軽くバルスして、火炎放射器で燃やされてしまう、デストロイアなのに…燃やされる!

 

「すみませんでした!こんなドレス着て!」

「如何したのだ!?デス……死んでるのだ」

「何で漫画のネタ知ってるし」

 

するとアイテムボックスからナイトメアが抜け出して、頭を撫でてくれる。

 

「お前…お前なんで抜け出せるんだよ!」

(ガフッ…ジッ!)

 

しょうがないだろう?アイテムボックスから出れるとは思わんかったから、つい鋭いツッコミを…。

なんかナイトメアがガソリンみたいなのを、口から噴き出して倒れた…あっ大丈夫か?

 

「ナイトメアぁー!大丈夫か!?」

「リムル!これって噂のマンザイって奴なのだな!」

(…I'll be back…ジー)

(アラアラァ?幾ら何でも迷惑じゃないかしラァ?)

(僕もそう思うなぁー)

 

またアイテムボックスから、勝手にフォクスとマングルが出てきてナイトメアをアイテムボックスに連行していった。

 

「デスさん今の魔物、何ですか?」

「自分のスキルで作ったゴーレムだよ。いつの間にか自我を持ち始めたんだ。今では俺の家族でもあるな」

「凄いのだ。デスはあの時から一人でいる事が、多かったのに今ではあんなに仲間が…だから私はその事が嬉しいのだ!」

「…ミリム。俺がニートみたいに思われるからやめてくれ…恥ずかしいし」

 

そんなこんなで混沌とした食事会が平和に行われていた。

 

「あっ、リムルさんや何か面白い事考えていたら自分もその話に乗らせてもらえんかね?」

「ふっふっふ、良いですとも最近ごにょごにょ…」

「それはそれは楽しそうですなぁ、是非とも参加させて貰いますよ…ふふふふ」

「横の親友が怖いのだ…」

 

その中で最も混沌としていたのは、リムルとデストロイアだったらしい…。

 




次回は暇な時に…見ていただき有難うございました_φ(・_・


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第27話

皆さん久しぶりです。
今回はこっちの更新を…
最近食当たりになったんですけど、凄く怠かったです。皆さんも気をつけてくださいね。


・・・前回のあらすじ・・・

お祭りだよっ!全員集合!

新しいゴーレムやらが出て来たよ。

こんな感じ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

周りの屋台が賑わっているのは、今日から祭りが始まりみんなの財布の紐が緩くなったり、普段買わないものでも迷いもせずに買ってしまう祭りの始まりだ。

自分も前世の祭りは大体、景品にカスリもしないのに射的をやったりしたなぁ。あの頃が懐かしくなりぼっとしていたら、誰かに声を掛けられた。

 

「…ボス、何で遠くを見ているような目をしてるの?」

「いやぁ、今やっぱり楽しなって再確認しててな」

 

屋台はくじ引きをしているんだが、全然こちらに近寄ってすら来ない。

俺なんかしてるのか?するとアムピトが困った顔で話しかけてくる。

 

「ボスさっきから悪巧みしてる時の笑顔だから、みんな近寄って来ない」

「えっ…俺ってそんなに悪い顔しているか!?」

 

それはとても衝撃的である、自分の笑顔が詐欺師みたいだから、この屋台に寄って来なかったのか。

するとアムピトは、自分を店の外に思い切り追い出される。

 

「…ボスは、私達の後ろで待ち構える方があってる」

「そ、そうなのか?」

「うん、そう」

 

アムピトが水で空中に魔法陣を形作ると、その魔法陣から可愛らしい魔物が出てくる。

確かカグツチの背中に生息してたから、名前は分かる。確か川豚って名前の生き物だったはず。

姿は完全にカピパラの様な毛に覆われていて、逃げ足がとても早くあの島の魔物でも追い付けるのは少ない。

スキルの構成は、『癒し系』という謎スキルを持っており触ってみるとわかるが、毛のふわふわ具合が白虎に劣らないぐらいの力を誇っていた。

そんなのが五体程召喚されて行き、ついでと言わんばかりに白虎まで召喚して行っている。

 

「…もふもふは正義っ!」

「影で見てたっすけど、姉貴の方が暴走してないっすか?」

 

すると風に潜んでいたのか、スサノオが上から突然現れてため息をつきながらアムピトが召喚しているのを見ている。

 

「はぁ、ちょっと他の所の屋台に行ってくるよ。スサノオ君、屋台は頼むぞー」

「やっぱり自分なんすね。そういえばクロノスの兄貴知らないっすか?何か妨害をされているのか見つけられない様にされてるっす」

「えっ?今日の朝から見てないな。カグツチもだけど」

 

・・・・・・・・・・・

武闘大会会場にて…。

 

『予選で圧倒的な力を見せて、参加者を全て地面にめり込ませた悪魔ッ!今回のダークホース!モグラマンーッ!!』

 

司会者がそう紹介すると選手が、観客に手を振るがその選手は手に持つ巨大な鎌を振り回しアピールをする。

その選手はモグラマンと言うよりモグラといった方が良いかもしれない。

そして次の選手の紹介が入る。

 

『彼は自在に火を操りフィールドさえも操る男、彼が操る火からは逃れなれないッ!』

 

次の選手は髪がまるで燃えているかの様な赤髪で、がっしりとした体型の男だった。

どう考えても彼が一番強い雰囲気がするが、どうしたものか。

モグラマンと比べると派手さが無く淡々と相手を倒していくとが印象だった筈。

初めての武闘大会波乱の幕開けであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーー

オマケ

 

「ねぇ、スサノオ?」

「どうしたんすか姉貴?」

 

アムピトは屋台から離れたくなくスサノオに何か買わせようとしていた。要はパシリである。

 

「な、」

「買いに行かないっすよ」

「ケチ…」

 

 




次回更新は未定です。
見てくださってありがとうございます。
次回もお楽しみに


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。